JPH09216793A - ウインチ - Google Patents

ウインチ

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JPH09216793A
JPH09216793A JP2780096A JP2780096A JPH09216793A JP H09216793 A JPH09216793 A JP H09216793A JP 2780096 A JP2780096 A JP 2780096A JP 2780096 A JP2780096 A JP 2780096A JP H09216793 A JPH09216793 A JP H09216793A
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liquid
brake cylinder
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定一 小俣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液圧系統の故障時にウインチドラムが回転す
るのを確実に防止し得るようにする。 【解決手段】 ウインチドラム31の回転軸41にスプ
ライン嵌合されたインナープレート48と、ブレーキケ
ース43にスプライン嵌合されたアウタープレート49
とが、押付スプリング50とプレッシャープレート47
によって圧着されることにより、ブレーキ力を発生させ
るようにした多板式フットブレーキ42を設け、多板式
フットブレーキ42のプレッシャープレート47にブレ
ーキシリンダ51を取付けて、ブレーキシリンダ51の
液圧室53,56に圧液を給排することにより、各種操
作を行えるようにすると共に、ブレーキシリンダ51の
液圧系統に故障が生じた場合でも、押付スプリング50
によるブレーキ力が働いて、ウインチドラム31が勝手
に回転することを防止できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウインチに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、一般的なクレーン1を示すもの
である。
【0003】該クレーン1では、地上を走行可能な走行
部2の上部に、水平旋回可能に旋回部3が設けられ、該
旋回部3には、ウインチ4及びワイヤロープ5によって
上下方向へ俯仰可能なジブ6が設けられ、該ジブ6の先
端には、ウインチ7及びワイヤロープ8によって昇降可
能な吊フック9が取付けられている。
【0004】上記クレーン1のウインチ4,7は、一般
に図4・図5に示すように、ワイヤロープ5,8を巻取
るウインチドラム10の側部に操作用ドラム部11を取
付け、該操作用ドラム部11の内周に、クラッチシリン
ダ12とリンク13によって拡縮可能なクラッチバンド
14を備えたクラッチ15を回転可能に設け、該クラッ
チ15の回転軸16に減速機17を介してモータ18を
接続した構造を備えている。
【0005】又、前記操作用ドラム部11の外周に、ブ
レーキシリンダ19とリンク20によって拡縮可能なブ
レーキバンド21を配置し、ブレーキシリンダ19にブ
レーキ用液路23を介してリザーバ25を備えたマスタ
ーシリンダ24とブレーキペダル26を接続して、ブレ
ーキ22を構成する。
【0006】尚、図4中、27はクラッチシリンダ12
と液圧源との間に設けられたクラッチ用液路、28はク
ラッチ用液路27の途中に設けられたロータリージョイ
ント、29は回転軸16の軸受である。
【0007】そして、ウインチ4,7によるワイヤロー
プ5,8の巻取り、巻戻しを行う際には、クラッチシリ
ンダ12を伸長動することにより、リンク13を介して
クラッチバンド14を拡径し、クラッチバンド14を操
作用ドラム部11の内周に圧接させる。
【0008】この状態で、モータ18を駆動すると、減
速機17、回転軸16、クラッチ15、操作用ドラム部
11を介してウインチドラム10が回転され、ワイヤロ
ープ5,8の巻取り、巻戻しが可能となり、吊荷の昇降
が行われる。
【0009】そして、吊荷を自由落下させる場合には、
クラッチシリンダ12を収縮動することにより、リンク
13を介してクラッチバンド14を縮径し、クラッチバ
ンド14を操作用ドラム部11の内周から切離す。
【0010】すると、ウインチドラム10はフリーとな
るので、吊荷の荷重によりワイヤロープ5,8が勝手に
繰出され、吊荷が自由落下される。
【0011】そして、吊荷の自由落下中にワイヤロープ
5,8の繰出しを停止する場合は、ブレーキペダル26
を踏むようにする。
【0012】すると、マスターシリンダ24内の圧液が
ブレーキ用液路23を介してブレーキシリンダ19へ入
り、ブレーキシリンダ19が伸長動するので、リンク2
0を介しブレーキバンド21が縮径して操作用ドラム部
11の外周に圧接され、ウインチドラム10の回転が停
止される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウインチには、以下のような問題があった。
【0014】即ち、万一、クラッチ用液路27やブレー
キ用液路23などの油圧系に液漏れなどの故障が生じた
場合に、クラッチシリンダ12やブレーキシリンダ19
から圧液が抜けてこれらが収縮動し、クラッチバンド1
4やブレーキバンド21の操作用ドラム部11に対する
圧接状態が緩んでしまうため、ウインチドラム10が回
ってしまうおそれがある。
【0015】本発明は、上述の実情に鑑み、液圧系統の
故障時でもウインチドラムが回転するのを確実に防止し
得るようにしたウインチを提供することを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウインチドラ
ムの回転軸に、押付スプリングとプレッシャープレート
により、回転軸にスプライン嵌合されたインナープレー
トと、ブレーキケースにスプライン嵌合されたアウター
プレートとを互いに圧着させて、ブレーキ力を発生させ
るようにした多板式フットブレーキを接続し、該多板式
フットブレーキのプレッシャープレートに、前記回転軸
の軸線方向へ延びるブレーキシリンダを接続し、ブレー
キシリンダの一方の液圧室に、前記押付スプリングによ
るブレーキ力を解除させるための圧液を供給可能な付勢
力解除用液路を接続すると共に、ブレーキシリンダの他
方の液圧室に、ブレーキペダルの踏力に応じてブレーキ
力を付与するための圧液を供給可能なペダル操作側液路
を接続したことを特徴とするウインチにかかるものであ
る。
【0017】この場合において、ブレーキシリンダの一
方の液圧室に、前記押付スプリングによるブレーキ力を
解除させるための圧液を常時付与可能な付勢力解除用液
路を接続すると共に、ブレーキシリンダの他方の液圧室
に、前記一方の液圧室と同圧の圧液の給排を切換え可能
な給排弁を備えたバランス用液路と、ブレーキペダルの
踏力に応じた圧力の圧液を吐出可能なブレーキ弁を備え
たペダル操作側液路とを、高圧側の液路を選択して接続
及び逆止するようにしたシャトル弁を介して接続するよ
うにしても良い。
【0018】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0019】ウインチドラムの回転軸に接続された多板
式フットブレーキは、回転軸にスプライン嵌合されたイ
ンナープレートと、ブレーキケースにスプライン嵌合さ
れたアウタープレートとが、押付スプリングとプレッシ
ャープレートによって圧着されることにより、ブレーキ
力を発生させるようになっている。
【0020】そして、該多板式フットブレーキのプレッ
シャープレートに接続したブレーキシリンダの一方の液
圧室に、付勢力解除用液路からの圧液を供給することに
より、前記押付スプリングによるブレーキ力が解除され
る。
【0021】又、ブレーキシリンダの他方の液圧室に、
ブレーキペダルの踏力に応じてペダル操作側液路からの
圧液を供給することにより、ブレーキ力が付与可能とな
る。
【0022】上記機能を組合せることにより、ワイヤロ
ープの巻取り、巻戻しや、吊荷の自由落下などを行わせ
ることが可能となる。
【0023】尚、ブレーキシリンダの一方の液圧室に、
前記押付スプリングによるブレーキ力を解除させるため
の圧液を常時付与可能な付勢力解除用液路を接続すると
共に、ブレーキシリンダの他方の液圧室に、前記一方の
液圧室と同圧の圧液の給排を切換え可能な給排弁を備え
たバランス用液路を接続した場合も同様である。
【0024】そして、付勢力解除用液路やペダル操作側
液路に液漏れなどの故障が生じた場合でも、押付スプリ
ングによるブレーキ力が確実に働くので、ウインチドラ
ムが勝手に回転することが防止される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態の一例であ
る。
【0027】尚、クレーン1の基本構造については図3
と同様なので、必要に応じて図3を参照する。
【0028】ウインチ30におけるウインチドラム31
の内部に、太陽ギヤ32、遊星ギヤ33、リングギヤ3
4から成る遊星歯車式の減速機35を設ける。
【0029】減速機35の太陽ギヤ32に接続された回
転軸36に、多板式パーキングブレーキ37、及びカッ
プリング38を介してモータ39を接続する。
【0030】又、減速機35の遊星ギヤ33を保持する
遊星キャリヤ40に取付けられた回転軸41に、多板式
フットブレーキ42を接続する。
【0031】上記多板式パーキングブレーキ37と多板
式フットブレーキ42は共に、ウインチドラム31の回
転軸36,41を包囲するブレーキケース43と、ブレ
ーキケース43内部に、前記回転軸36,41の軸線方
向44へ移動可能に配置されてブレーキケース43を2
つの室45,46に区切るプレッシャープレート47と
を備えている。
【0032】そして、プレッシャープレート47片面側
(内側)の室45には、ウインチドラム31の回転軸3
6,41に軸線方向44へ移動可能で且つ回転軸36,
41と一体的に回転可能にスプライン嵌合(特に図示せ
ず)された複数枚のインナープレート48と、インナー
プレート48に対し交互に位置し、ブレーキケース43
に軸線方向44へ移動可能にスプライン嵌合(特に図示
せず)された複数枚のアウタープレート49とが配置さ
れている。
【0033】又、プレッシャープレート47他面側(外
側)の室46には、プレッシャープレート47を前記片
面側へ向けて付勢可能に押付スプリング50が介装され
ている。
【0034】そして、多板式フットブレーキ42のプレ
ッシャープレート47に、前記回転軸41の軸線方向4
4へ延びるブレーキシリンダ51のピストンロッド52
を接続する。
【0035】ブレーキシリンダ51の一方(内側)の液
圧室53に、前記押付スプリング50によるブレーキ力
を解除させるために、液圧供給源65からの圧液を常時
供給可能な付勢力解除用液路55を接続する。
【0036】又、ブレーキシリンダ51の他方(外側)
の液圧室56に、液圧供給源65からの圧液の供給及び
タンク66への圧液の排出を切換え可能な給排弁54を
備えたバランス用液路67と、液圧供給源65からの圧
液をブレーキペダル60の踏力に応じた圧力で吐出する
ようにしたブレーキ弁59を備えたペダル操作側液路5
7とを、高圧側の液路67,57を選択して接続及び逆
止するようにしたシャトル弁58及びブレーキ用液路6
8を介して接続する。
【0037】同様に、多板式パーキングブレーキ37の
プレッシャープレート47に、前記回転軸36の軸線方
向44へ延びるブレーキシリンダ61のピストンロッド
62を接続し、ブレーキシリンダ61の一方(内側)の
液圧室63に、前記押付スプリング50によるブレーキ
力を解除させるための圧液を給排可能な付勢力解除用液
路64を接続する。
【0038】尚、給排弁54の切換えや付勢力解除用液
路64への圧液の給排は、図示しない操作レバーと連動
させるようにする。
【0039】又、吊荷の自由落下時には、ブレーキペダ
ル60の操作に連動して給排弁54が切換えられるよう
にする。
【0040】次に、作動について説明する。
【0041】ウインチ30によるワイヤロープ5,8の
巻取り、巻戻しを行う際には、先ず、付勢力解除用液路
64を介してブレーキシリンダ61の液圧室63へ圧液
を供給することにより、押付スプリング50の弾性力に
抗してプレッシャープレート47を室46側へ移動さ
せ、インナープレート48とアウタープレート49の圧
接状態を解除して、多板式パーキングブレーキ37のブ
レーキ力を解除し、回転軸36が回転し得るようにす
る。
【0042】次に、給排弁54をA側へ切換え、液圧供
給源65からの圧液をバランス用液路67、給排弁5
4、シャトル弁58、ブレーキ用液路68を介してブレ
ーキシリンダ51の液圧室56内へ供給し、液圧室56
の圧力を液圧室53の圧力と同圧とする。すると、ブレ
ーキシリンダ51のピストンロッド52は軸方向へ移動
自在となるため、押付スプリング50の弾性力によって
プレッシャープレート47が室45側へ移動され、イン
ナープレート48とアウタープレート49が圧接状態と
されて、多板式フットブレーキ42にブレーキ力が発生
され、回転軸41の回転が拘束される。
【0043】この状態で、モータ39を駆動すると、回
転軸36を介して減速機35の太陽ギヤ32が回転し、
太陽ギヤ32に噛合する遊星ギヤ33が公転できずに自
転のみし、遊星ギヤ33に噛合するリングギヤ34及び
ウインチドラム31が回転され、ワイヤロープ5,8の
巻取り、巻戻しが行われる。
【0044】反対に、吊荷を自由落下させる場合には、
付勢力解除用液路64を介してブレーキシリンダ61の
液圧室63から圧液を排出することにより、押付スプリ
ング50の弾性力によりプレッシャープレート47を室
45側へ移動させ、インナープレート48とアウタープ
レート49を圧接状態として、多板式パーキングブレー
キ37にブレーキ力を発生させ、回転軸36の回転を拘
束する。
【0045】次に、給排弁54をB側へ切換え、ブレー
キシリンダ51の液圧室56内の圧液をブレーキ用液路
68、シャトル弁58、バランス用液路67、給排弁5
4を介してタンク66へ排出させる。すると、押付スプ
リング50の弾性力に抗してプレッシャープレート47
が室46側へ移動され、インナープレート48とアウタ
ープレート49の圧接状態が解除されて、多板式フット
ブレーキ42のブレーキ力が解除され、回転軸41が回
転し得るようになる。
【0046】すると、減速機35では遊星キャリヤ40
が回転可能となるので、遊星ギヤ33が自転しながら回
転を拘束されている太陽ギヤ32の回りを公転すること
によって、遊星ギヤ33に噛合しているリングギヤ34
及びウインチドラム31が回転自在となり、吊荷の荷重
によってワイヤロープ5,8は勝手に繰出されて行く。
【0047】そして、ワイヤロープの繰出しを停止する
場合には、給排弁54がB側へ切換えられたままの状態
でブレーキペダル60を踏む。
【0048】すると、ブレーキ弁59はブレーキペダル
60の踏力に応じた圧力で液圧供給源65からの圧液を
吐出するので、ブレーキ弁59からの圧液がペダル操作
側液路57、シャトル弁58、ブレーキ用液路68を介
してブレーキシリンダ51の液圧室56へ入り、ブレー
キシリンダ51が伸長動して、プレッシャープレート4
7によりインナープレート48とアウタープレート49
が圧接状態となり、遊星ギヤ33の公転が拘束されて、
ウインチドラム31の回転が停止される。
【0049】尚、ブレーキ弁59の特性を、例えば図2
などのように設定することにより、ブレーキペダル60
の踏み加減に応じた所望のブレーキ力が得られるように
設定することができるようになる。
【0050】又上記の状態でブレーキペダル60を離す
と、ブレーキシリンダ51の液圧室56内の圧液がブレ
ーキ用液路68、シャトル弁58、バランス用液路6
7、給排弁54を介してタンク66へ排出され、再び、
吊荷を自由落下させることができる。
【0051】そして本発明によれば、万一、液漏れなど
の故障が生じた場合には、押付スプリング50の弾性力
が機能して、多板式パーキングブレーキ37及び多板式
フットブレーキ42にブレーキ力が発生し、インナープ
レート48とアウタープレート49が圧接状態となるよ
うになっているので、安全性が確保される。
【0052】従って、ウインチドラム31の回転を確実
に防止することが可能となる。
【0053】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウインチ
によれば、液圧系統の故障時にウインチドラムが回転す
るのを確実に防止することができるという優れた効果を
奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側方断面図で
ある。
【図2】図1におけるブレーキ弁の特性図である。
【図3】一般的なクレーンの側面図である。
【図4】従来例の概略側方断面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
31 ウインチドラム 41 回転軸 42 多板式フットブレーキ 43 ブレーキケース 44 軸線方向 47 プレッシャープレート 48 インナープレート 49 アウタープレート 50 押付スプリング 51 ブレーキシリンダ 53,56 液圧室 54 給排弁 57 ペダル操作側液路 58 シャトル弁 59 ブレーキ弁 60 ブレーキペダル 64 付勢力解除用液路 65 液圧供給源 66 タンク 67 バランス用液路 68 ブレーキ用液路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインチドラムの回転軸に、押付スプリ
    ングとプレッシャープレートにより、回転軸にスプライ
    ン嵌合されたインナープレートと、ブレーキケースにス
    プライン嵌合されたアウタープレートとを互いに圧着さ
    せて、ブレーキ力を発生させるようにした多板式フット
    ブレーキを接続し、該多板式フットブレーキのプレッシ
    ャープレートに、前記回転軸の軸線方向へ延びるブレー
    キシリンダを接続し、ブレーキシリンダの一方の液圧室
    に、前記押付スプリングによるブレーキ力を解除させる
    ための圧液を供給可能な付勢力解除用液路を接続すると
    共に、ブレーキシリンダの他方の液圧室に、ブレーキペ
    ダルの踏力に応じてブレーキ力を付与するための圧液を
    供給可能なペダル操作側液路を接続したことを特徴とす
    るウインチ。
  2. 【請求項2】 ブレーキシリンダの一方の液圧室に、前
    記押付スプリングによるブレーキ力を解除させるための
    圧液を常時付与可能な付勢力解除用液路を接続すると共
    に、ブレーキシリンダの他方の液圧室に、前記一方の液
    圧室と同圧の圧液の給排を切換え可能な給排弁を備えた
    バランス用液路と、ブレーキペダルの踏力に応じた圧力
    の圧液を吐出可能なブレーキ弁を備えたペダル操作側液
    路とを、高圧側の液路を選択して接続及び逆止するよう
    にしたシャトル弁を介して接続した請求項1記載のウイ
    ンチ。
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