JPH09216515A - ウインドモール - Google Patents

ウインドモール

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JPH09216515A
JPH09216515A JP2547296A JP2547296A JPH09216515A JP H09216515 A JPH09216515 A JP H09216515A JP 2547296 A JP2547296 A JP 2547296A JP 2547296 A JP2547296 A JP 2547296A JP H09216515 A JPH09216515 A JP H09216515A
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seal lip
molding
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valley
lip
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Michio Tamura
道生 田村
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウインドガラスの周縁部を嵌合せしめる嵌合溝
を内周側に有するモール基材に、該モール基材の外周側
および車体間に形成される隙間を覆って車体の外表面に
弾発的に当接するシールリップの基端が連設されるウイ
ンドモールにおいて、車体側の寸法バラツキにかかわら
ず車体への組付を保証した上で、車両走行時のビビリ音
の発生を極力抑える。 【解決手段】シールリップ12が、隙間18側に膨らん
で彎曲した基端側の谷部12aと、外方に膨らんだ彎曲
形状で前記谷部12aに連設されるとともに車体Bの外
表面に当接する先端側の山部12bとを有した断面形状
に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウインドガラスの
周縁部を嵌合せしめる嵌合溝を内周側に有するモール基
材に、該モール基材の外周側および車体間に形成される
隙間を覆って車体の外表面に弾発的に当接するシールリ
ップの基端が連設されるウインドモールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるウインドモールは、たとえ
ば特開平1−249318号および特開平4−3036
33号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウインドモ
ールでは、図4で示すように、ウインドガラスGの周縁
部を嵌合せしめたモール基材10に、外方に膨らんで彎
曲した断面形状を有するシールリップ12′が連設され
ている。このため、シールリップ12′の外方側への曲
げに対する剛性が比較的弱く、車両走行時に、モール基
材10の外周側および車体B間に形成されている隙間1
8の圧力と、シールリップ12′の外方との圧力との圧
力差によりシールリップ12′を外方側に撓ませる方向
の力と、シールリップ12′の反力とのバランスにより
シールリップ12′が鎖線で示すように振動し、ビビリ
音が生じていた。このため、図4の鎖線で示すように、
ウレタン発泡体から成るエプトシール19を隙間18に
挿入してモール基材10および車体B間に介装するよう
にし、上記圧力差が生じるのを回避する試みがなされた
が、エプトシール19によるシール耐久性が低く、ビビ
リ音を充分に低減することができなかった。また上記エ
プトシール19に代えて、充分厚みのある両面テープを
用い、ウインドモール8′および車体Bの密着性を高め
てシールリップ12′のリップ反力を増大する試みもな
されたが、車体B側の寸法バラツキに起因して、前記両
面テープによるウインドモール8′の車体Bへの組付が
困難となる場合が生じた。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車体側の寸法バラツキにかかわらず車体への
組付を保証した上で、車両走行時のビビリ音の発生を極
力抑え得るようにしたウインドモールを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ウインドガラスの周縁部を嵌合せしめる
嵌合溝を内周側に有するモール基材に、該モール基材の
外周側および車体間に形成される隙間を覆って車体の外
表面に弾発的に当接するシールリップの基端が連設され
るウインドモールにおいて、シールリップが、隙間側に
膨らんで彎曲した基端側の谷部と、外方に膨らんだ彎曲
形状で前記谷部に連設されるとともに車体の外表面に当
接する先端側の山部とを有した断面形状に形成されるこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0007】図1ないし図3は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は乗用車両の正面図、図2は図1の2
−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面図で
ある。
【0008】図1に示すように、車両Vにおける車体B
の前面に設けられるフロントウインドガラスGの全周縁
には、合成樹脂から成るウインドモール8が装着されて
おり、このウインドモール8によって、車体Bとフロン
トウインドガラスGとの間がシールされる。
【0009】図2および図3を併せて参照して、車体B
の前部には、図示しない車室側(図2および図3の下方
側)に窪んで矩形の無端状に連なる支持枠部5が設けら
れており、この支持枠部5の内周端に段差をなして連設
される支持板部6の内周縁により、フロントウインドガ
ラスGで覆われるべき矩形状の開口部7が形成される。
【0010】ウインドモール8は、線材から成る芯金9
が埋設されたモール基材10と、該モール基材10の表
面を覆う被膜11と、モール基材10の外周側外端に基
端が連設されるシールリップ12と、モール基材10の
外周側内端寄りに基端が連設されるリップ13とを一体
に有するものである。而してモール基材10は、強度お
よび剛性を高めるために比較的に硬質の合成樹脂から成
り、被膜11は耐候性に優れた合成樹脂から成り、シー
ルリップ12およびリップ13は車体Bへの密着性を高
めるために比較的に軟質の合成樹脂から成るものである
が、モール基材10、被膜11、シールリップ12およ
びリップ13は、3種類の材料を同時に押出し成形する
ことにより一体化され、その押出し成形時に芯金9がモ
ール基材10内に一体に埋設される。
【0011】このウインドモール10におけるモール基
材10の内周側には、その全周にわたって嵌合溝14が
設けられており、フロントウインドガラスGの周縁部
は、嵌合溝14に嵌合される。またフロントウインドガ
ラスGの両側に対応する部分でモール基材10の内周側
には、図3で示すように、上下に延びる溝15が設けら
れており、この溝15はフロントウインドガラスGの表
面に当ってワイパー等により両側に寄せられた雨水を下
方に流過せしめる働きをする。
【0012】周縁部にウインドモール8が装着されたフ
ロントウインドガラスGは、支持板部6にダムラバー1
6を介して当接され、このダムラバー16と支持枠部5
に弾発的に接触したリップ13との間で、フロントウイ
ンドガラスGおよびウインドモール8と、支持枠部5と
の間に接着剤17が充填される。これにより、フロント
ウインドガラスGが開口部7を覆うようにして車体Bに
固定され、ウインドモール8のシールリップ12は、ウ
インドモール8におけるモール基材10の外周と車体B
における支持枠部5との間に形成される隙間18を覆う
ようにして車体Bの外表面に弾発的に当接される。
【0013】しかもシールリップ12は、隙間18側に
膨らんで彎曲した基端側の谷部12aと、外方に膨らん
だ彎曲形状で谷部12aに連設される先端側の山部12
bから成る断面形状に形成されるものであり、山部12
bが、車体Bの外表面に弾発的に接触する。
【0014】次にこの実施例の作用について説明する
と、ウインドモール8のシールリップ12は、ウインド
モール8および車体B間の隙間18側に膨らんで彎曲し
た基端側の谷部12aと、外方に膨らんだ彎曲形状で谷
部12aに連設される先端側の山部12bから成る断面
形状に形成されており、シールリップ12を外方側に曲
げようとする力に対するシールリップ12の剛性が、図
4で示した従来のものと比べて大きくなり、シールリッ
プ12の振動特性をビビリ音を発生し難い高周波帯に移
すことができる。このため、乗用車両Vの走行時に、シ
ールリップ12の内外、すなわち隙間18とシールリッ
プ12の外方との間に圧力差が生じてもビビリ音が発生
することを極力抑制することができる。
【0015】しかも両面テープ等でウインドモール8お
よび車体Bの密着性を高めてシールリップ12のリップ
反力を増大することがないので、車体B側で寸法バラツ
キがあったとしても、ウインドモール8の車体Bへの組
付が困難となることがなく、組付性を維持することがで
きる。
【0016】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0017】たとえば、本発明は、フロントウインドガ
ラスだけでなく、車両のウインドガラスについて広く適
用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シールリ
ップが、隙間側に膨らんで彎曲した基端側の谷部と、外
方に膨らんだ彎曲形状で前記谷部に連設されるとともに
車体の外表面に当接する先端側の山部とを有した断面形
状に形成されるので、車体への組付性を維持しつつビビ
リ音の発生を極力抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車両の正面図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】図1の3−3線拡大断面図である。
【図4】従来技術の図2に対応した断面図である。
【符号の説明】
8・・・ウインドモール 10・・・モール基材 12・・・シールリップ 12a・・・谷部 12b・・・山部 14・・・嵌合溝 18・・・隙間 B・・・車体 G・・・フロントウインドガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラス(G)の周縁部を嵌合せ
    しめる嵌合溝(14)を内周側に有するモール基材(1
    0)に、該モール基材(10)の外周側および車体
    (B)間に形成される隙間(18)を覆って車体(B)
    の外表面に弾発的に当接するシールリップ(12)の基
    端が連設されるウインドモールにおいて、シールリップ
    (12)が、隙間(18)側に膨らんで彎曲した基端側
    の谷部(12a)と、外方に膨らんだ彎曲形状で前記谷
    部(12a)に連設されるとともに車体(B)の外表面
    に当接する先端側の山部(12b)とを有した断面形状
    に形成されることを特徴とするウインドモール。
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