JPH09216386A - カラープリンタシステム - Google Patents

カラープリンタシステム

Info

Publication number
JPH09216386A
JPH09216386A JP8047960A JP4796096A JPH09216386A JP H09216386 A JPH09216386 A JP H09216386A JP 8047960 A JP8047960 A JP 8047960A JP 4796096 A JP4796096 A JP 4796096A JP H09216386 A JPH09216386 A JP H09216386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
recording
data
basic
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8047960A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Doi
吉光 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8047960A priority Critical patent/JPH09216386A/ja
Publication of JPH09216386A publication Critical patent/JPH09216386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーの画像記録に用いる基本色C,M,
Y,Kの混合比率を複数段階に変化させた着色サンプル
をプリンタで記録することで、色あい調節の操作性を向
上する。 【解決手段】 ホストコンピュータに組み込まれるプリ
ンタドライバには、C,M,Y,Kの混合比率を複数段
階に変化させて着色したn行n列の着色部を有する着色
サンプルデータが格納されている。そのデータをプリン
タドライバからカラープリンタに供給することで、記録
紙P上に着色サンプルSMを記録出力することができ
る。その着色サンプルSMを見て、プリンタドライバの
基本色微調整機能を用いて、各基本色の濃度を任意に調
整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタシ
ステムに関し、特に予め作成して記憶した基本色C,
M,Yの混合比率を複数段階に変化させたマトリックス
状の着色部の為の着色サンプル記録データをカラー記録
手段で記録することで、各色の色あい調節を簡単化する
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、カラーインクジェット記
録装置は、パーソナルコンピュータなどのホストコンピ
ュータに接続用ケーブルを介して接続され、そのホスト
コンピュータから送信される画像データに基づいて、カ
ラーインクを噴射して記録紙にカラー画像を記録可能に
なっている。その為に、この種のカラーインクジェット
記録装置においては、通常、シアン(C)とマゼンタ
(M)とイエロー(Y)とからなる基本色のインクを夫
々有するインクカートリッジに加えて、複数の噴射ノズ
ルを有する記録ヘッドが、各インクカートリッジ毎に設
けられ、送信される画像データに基づいて、これら基本
色のインクを網点状に混合して、複数の色で記録するも
のである。
【0003】即ち、シアンC(青緑で赤の補色)と、マ
ゼンタM(赤紫で緑の補色)と、イエローYの3つの基
本色(3原色)を用いて、これら基本色だけでなく、基
本色を混合することで減色法により、レッド(R)とグ
リーン(G)とブルー(B)とからなる複合色を作成し
てフルカラー記録できるようなっている。ところで、ホ
ストコンピュータには、通常、ホストコンピュータで作
成された、レッド(R)とグリーン(G)とブルー
(B)とからなる3原色を用いた複合色のカラー画像デ
ータを、カラープリンタで記録可能な、C,M,Yまた
はC,M,Y,K(ブラック)を用いたデータに変換す
るカラーデータ変換処理を行うプリンタドライバが装備
されているとともに、このプリンタドライバにおいて
は、ホストコンピュータのディスプレイを介して、C,
M,YまたはC,M,Y,Kの各色に関する変換率、つ
まり濃度を微調節可能な基本色微調節機能が設けられて
いる。
【0004】そこで、複合色を用いて記録したカラー画
像の各色の色あいが、オペレータの好みに合わない場合
や、ホストコンピュータに接続されたディスプレイの画
面に表示された画像データの複合色の色あいと異なるよ
うな場合には、ホストコンピュータにおいて、その基本
色微調節機能により、ディスプレイに表示された基本色
微調節画面を介して、各基本色C,M,Y,Kの濃度を
任意に微調節して設定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ホス
トコンピュータに設けられた基本色微調節機能により、
各基本色C,M,Y,Kの濃度を任意に微調節して、複
合色で記録したカラー画像の各色の色あいを、好みに応
じて変更する場合、レッドRはイエローYとマゼンタM
とを混合した色であり、「赤」系の濃度を調節する為に
は、イエローYとマゼンタMの濃度を夫々調節し、また
グリーンGはイエローYとシアンCとを混合した色であ
り、「緑」系の濃度を調節する為には、イエローYとシ
アンCの濃度を夫々調節し、更にブルーBはマゼンタM
とシアンCとを混合した色であり、「青」系の濃度を調
節する為には、マゼンタMとシアンCの濃度を夫々調節
する際に、色あいの変化及び変化量を予想して、関連す
る基本色の濃度を調節することから、色あいの調節が複
雑化するとともに、基本色の微調節と画像記録とを繰り
返すことになり、複合色の色あい調節操作が煩雑化する
という問題がある。
【0006】本発明の目的は、カラーの画像記録に用い
る基本色C,M,YまたはC,M,Y,Kの着色媒体を
混合した複数種類の着色部をマトリックス状に配列した
着色サンプルを記録でき、基本色を用いた複合色の色あ
い調節操作の操作性を向上し得るようなカラープリンタ
システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るカラープ
リンタシステムは、基本色C,M,YまたはC,M,
Y,Kの着色媒体を用いてカラー画像を記録可能なカラ
ー記録手段と、このカラー記録手段の駆動部にプリンタ
ドライバを介して記録データを供給するカラープリンタ
システムにおいて、C,M,Yの混合比率を複数段階に
変化させて着色したn行n列(nは正の整数)の着色部
を有する着色サンプル記録データを格納したデータ記憶
手段を備え、その着色サンプル記録データをプリンタド
ライバを介してカラー記録手段に供給するものである。
【0008】作用について説明すると、データ記憶手段
には、C,M,Yの混合比率を複数段階に変化させて着
色したn行n列(nは正の整数)の着色部を有する着色
サンプル記録データが格納されているので、このデータ
記憶手段から読み出した着色サンプル記録データが、通
常の画像データと同様に、プリンタドライバを介してカ
ラー記録手段に供給されて、カラー記録手段により、基
本色C,M,YまたはC,M,Y,Kの着色媒体を用い
て、複数の着色部を有する着色サンプルがカラーで記録
される。その結果、オペレータは、記録された着色サン
プルの複数段階に変化する着色部の各色の色あいを見
て、基本色の各々に関する濃度の強弱を容易に把握する
ことができる。
【0009】請求項2に係るカラープリンタシステム
は、請求項1の発明において、前記着色サンプル記録デ
ータは、基本色C,M,Y,Kのデータで以て記述され
ているものである。作用について説明すると、請求項1
と同様の作用を奏するが、着色サンプル記録データは、
基本色C,M,Y,Kのデータで以て記述されているの
で、例えば、プリンタドライバにより、カラー画像記録
の為の基本色C,M,Y,Kの各色の濃度を調節可能に
なっている場合には、記録された着色サンプルの各色の
色あいを見て、基本色の各々に関する濃度調節を簡単に
行うことができる。
【0010】請求項3に係るカラープリンタシステム
は、請求項2の発明において、前記プリンタバライバ
は、基本色C,M,Yの各色の濃度を微調節する為の基
本色微調節手段を備えたものである。作用について説明
すると、請求項2と同様の作用を奏するが、プリンタバ
ライバに、基本色C,M,Yの各色の濃度を微調節する
為の基本色微調節手段が設けられているので、この基本
色微調節手段により、基本色の各々に関する濃度の微調
節を簡単に行うことができる。
【0011】請求項4に係るカラープリンタシステム
は、請求項1の発明において、前記着色サンプル記録デ
ータは、基本色R,G,Bのデータで以て記述されてい
るものである。作用について説明すると、請求項1と同
様の作用を奏するが、着色サンプル記録データは、基本
色R,G,Bのデータで以て記述されているので、例え
ば、プリンタドライバにより、カラー画像記録の為の基
本色R,G,Bの各色の濃度を調節可能になっている場
合には、記録された着色サンプルの各色の色あいを見
て、基本色の各々に関する濃度調節を簡単に行うことが
できる。
【0012】請求項5に係るカラープリンタシステム
は、請求項3の発明において、前記プリンタドライバ
は、ディスプレイを有するホストコンピュータに設けら
れ、前記基本色微調節手段は、ディスプレイを介して微
調節可能に構成されたものである。作用について説明す
ると、請求項3と同様の作用を奏するが、プリンタドラ
イバは、ディスプレイを有するホストコンピュータに設
けられ、基本色微調節手段は、そのディスプレイを介し
て微調節可能に構成されているので、ホストコンピュー
タのディスプレイを介して、基本色の各々に関する濃度
の微調節を容易に且つ迅速に行うことができる。
【0013】請求項6に係るカラープリンタシステム
は、請求項5の発明において、前記カラー記録手段は、
基本色のインク滴を夫々噴射する複数のインクジェット
型の記録ヘッドを有するものである。作用について説明
すると、請求項5と同様の作用を奏するが、カラー記録
手段は、基本色のインク滴を夫々噴射する複数のインク
ジェット型の記録ヘッドを有するので、通常のカラー画
像や複数の着色部を有する着色サンプルを、複数のイン
クジェット型の記録ヘッドにより基本色のインク滴を記
録媒体に向けて夫々噴射することで、カラー画像記録す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、ホストコ
ンピュータと、着脱可能に装着された4つのインクカー
トリッジに夫々収容した、C(シアン:青緑)、M(マ
ゼンタ:赤紫)、Y(イエロー:黄)、K(ブラック:
黒)の4色のインク(着色媒体に相当する)を記録ヘッ
ドから夫々噴射させて、記録紙にカラー画像を記録可能
なカラーインクジェットプリンタとからなるカラープリ
ンタシステムに本発明を適用した場合のものである。
【0015】図1に示すように、カラープリンタシステ
ム1は、CRTディスプレイ11とキーボード12と座
標入力装置(所謂マウス)13と本体制御部14などを
備えたホストコンピュータ10と、カラーインクジェッ
トプリンタ30とを接続ケーブルLで相互に接続して構
成されており、先ずホストコンピュータ10の制御系に
ついて、図2のブロック図に基づいて説明する。
【0016】キーボード(K/B)12と、CRTディ
スプレイ(CRTD)11に表示データを出力する為の
表示用RAMを有するCRTコントローラ(CRTC)
15と、制御本体部14に設けられたフロッピーディス
クドライブ(FDD)16を駆動制御する為のフロッピ
ーディスクコントローラ(FDC)17と、ハードディ
スクドライブ(HDD)18を駆動制御する為のハード
ディスクコントローラ(HDC)19と、マウス13と
は、制御本体部14に設けられた制御装置C1の入出力
インターフェース(入出力I/F)23に夫々接続され
ている。
【0017】制御装置C1は、各種の制御プログラムを
実行するCPU20と、このCPU20にデータバスな
どのバス25を介して接続されたROM21及びRAM
22と、入出力インターフェース23と、通信用インタ
ーフェース(通信用I/F)24とから構成されてい
る。ここで、ROM21には、一般のホストコンピュー
タと同様に、電源ON時にホストコンピュータ10を立
ち上げる為の起動プログラムが格納されるとともに、R
AM22には、微調節された濃度の調節量を記憶する基
本色濃度メモリ22aが設けられるとともに、HDD1
8等に予め格納されているMS−DOS、Windows シス
テム等の各種OS(オペレーティング・システム)を始
めとして、更には、同システム上で実行可能なワープロ
ソフトや、画像作成ソフト等の各種アプリケーションプ
ログラムが必要に応じて読み込まれて格納され、各メモ
リ(RAM22、HDD18、FD等)を適宜使用して
アプリケーションプログラムが動作可能とされる。
【0018】また、HDD18には、OS(オペレーテ
ィングシステム)が格納されるとともに、CRTディス
プレイ11、キーボード12、マウス13等を使用可能
とするための各種ドライバ・ソフトが組み込まれるとと
もに、カラーインクジェットプリンタ30の為の、所謂
プリンタドライバ・ソフト(以下、単に、プリンタドラ
イバと称する)も組み込まれている。これによって、各
種アプリケーションプログラムの実行中に、カラーイン
クジェットプリンタ30によりカラー画像等を記録する
場合には、プリンタドライバによってカラーインクジェ
ットプリンタ30の記録機能に適合した記録用画像デー
タが作成され、例えば、Windows システム用のプリンタ
ドライバであれば、基本色C,M,Y,Kに関するドッ
トパターンデータが作成された後、通信用インターフェ
ース24と接続ケーブルLとを介してカラーインクジェ
ットプリンタ30に送信出力される。
【0019】更に、プリンタドライバは、それ自体単独
でも、或いはアプリケーション実行中でも、記録に供す
る基本色C,M,Yの各色の濃度を微調節する等の各種
の「プリンタドライバの設定」に関するメニューを選択
することによって、いつでも起動するように予めプログ
ラムされており、所謂「ダイアログボックス」をCRT
ディスプレイ11に表示して、例えば、基本色微調節
(図9参照)、記録様式、解像度等を自由に実行可能と
される。
【0020】次に、前記プリンタドライバに格納されて
いる着色サンプル記録データについて説明する。即ち、
プリンタドライバはデータ記憶手段を備えている。この
着色サンプル記録データは、図3に示すように、9行9
列からなる複数の着色部を有するマトリックス状の着色
サンプルSM(図4参照)を記録する為のデータであ
る。ここで、図3・図4に示すように、この着色サンプ
ルSMにおいて、1行1列、つまり着色部PE(1,1) はK
(ブラック)を印刷する矩形状の記録領域であり、1行
9列、つまり着色部PE(1,9) はM(マゼンタ)を印刷す
る矩形状の記録領域であり、9行1列、つまり着色部PE
(9,1) はC(シアン)を印刷する矩形状の記録領域であ
り、9行9列、つまり着色部PE(9,9) はY(イエロー)
を印刷する矩形状の記録領域である。
【0021】一方、これら4隅の着色部PE(1,1) ,PE
(1,9) ,PE(9,1) ,PE(9,9) 以外の77個の着色部の各
々は、基本色C,M,Y,Kの混合比率を段階的に変化
させて、4隅の着色部PE(1,1) ,PE(1,9) ,PE(9,1) ,
PE(9,9) に段階的に変化する複合色である。即ち、この
着色サンプルSMが、CRTディスプレイ11を介して
作成され、さらにこの着色サンプルに基づいてプリンタ
ドライバに有する画像データ変換制御プログラムによ
り、図5に示すように、各C,M,Y,Kについて、例
えば256段階の濃度データからなるドットラインデー
タが、第1ドットライン、第2ドットライン、第3ドッ
トライン・・・・最終ドットラインについて作成され
て、着色サンプル記録データとしてプリンタドライバに
格納されている。
【0022】次に、カラーインクジェットプリンタ30
について説明すると、図6に示すように、基本的に、本
体カバー31内に設けた本体フレーム32に、ゴム製の
プラテン33と、キャリッジ41を駆動するキャリッジ
駆動機構40と、4つのインクカートリッジ52〜55
に収容した記録用のインクを記録ヘッド56〜59の噴
射ノズル(図示略)から記録紙Pに個別に噴射するイン
ク噴射機構50などを設けたものである。
【0023】前記プラテン33は、左右方向向きに配設
され、そのプラテン軸は左右両端部において、本体フレ
ーム32の各側壁板32a,32cに回転可能に夫々枢
支され、プラテン軸の左端部にはプラテンギヤ34が取
り付けられ、このプラテンギヤ34は図示外のプラテン
駆動機構を介してフィードモータ67(図7参照)に連
結されている。即ち、フィードモータ67の所定回転方
向への回転がプラテン駆動機構を介してプラテンギヤ3
4に伝達されてプラテン33が所定の用紙送り方向に駆
動される。
【0024】次に、キャリッジ駆動機構40について、
図6に基づいて説明する。前記プラテン33の前側に
は、キャリッジ41が水平状に配設され、そのキャリッ
ジ41は後端部において、プラテン33と平行に配設さ
れ、本体フレーム32の側壁板32a,32bに支持さ
れたガイドロッド42により左右方向移動自在に支持さ
れるとともに、その前端部において、本体フレーム32
の前端部のガイドレール32dにより左右方向移動自在
に支持されている。
【0025】一方、キャリッジ41の移動範囲の左端部
には、従動プーリー43が側壁板32aに回転可能に枢
支されるととに、その右端部には、ステッピングモータ
からなるキャリッジ駆動モータ45の駆動軸に取付けら
れた駆動プーリー44が設けられ、無端状のタイミング
ベルト46がこれら両プーリー43,44に亙って掛け
渡され、キャリッジ41の下端部においてこのタイミン
グベルト46に連結されている。そして、キャリッジ駆
動モータ45が駆動パルスにより回転駆動されると、こ
れら両プーリー43,44とタイミングベルト46とを
介して、キャリッジ41が、これらガイドロッド42及
びガイドレール32dに支持されて、往復移動駆動され
る。
【0026】次に、記録紙Pに4つの基本色のインクを
噴射してカラー記録するカラー記録機構(カラー記録手
段に相当する)50について、図6に基づいて説明す
る。前記キャリッジ41上には、上方及び前方が開放状
で箱状のヘッドホルダー51が装着され、そのヘッドホ
ルダー51には、シアンインクを収容したシアンインク
カートリッジ52と、マゼンタインクを収容したマゼン
タインクカートリッジ53と、イエローインクを収容し
たイエローインクカートリッジ54と、ブラックインク
を収容したブラックインクカートリッジ55と、が夫々
個別に着脱可能に装着されている。
【0027】そして、ヘッドホルダー51の後端部の立
壁部51aには、複数の噴射ノズルが夫々形成された、
シアンインクを噴射する記録ヘッド56と、マゼンタイ
ンクを噴射する記録ヘッド57と、イエローインクを噴
射する記録ヘッド58と、ブラックインクを噴射する記
録ヘッド59と、が夫々設けられている。そして、各記
録ヘッド56〜59に設けられた複数の圧電素子が駆動
されることにより、記録ヘッド56〜59の噴射ノズル
から噴射された4色のカラーインクにより、記録紙Pに
フルカラーで画像記録される。
【0028】次に、カラーインクジェットプリンタ30
の制御系は、図7のブロック図に示すように構成されて
いる。記録制御回路60は、4つの記録ヘッド56〜5
9の各々に設けられた複数の圧電素子をインク色毎に区
別して駆動する駆動信号をヘッド駆動回路61に出力す
るものであり、ハードロジック回路からなる、所謂アプ
リケーション・スペシフィック・インテグレーテッド・
サーキット(ASIC)として構成されている。更に、
記録制御回路60には、データバスなどのバス65を介
して、主制御部62と、ROM63及びRAM64が接
続されている。
【0029】次に、制御装置C2は、主制御部62と、
この主制御部62にバス65を介して接続されたROM
63とRAM64とから構成されている。主制御部62
は、受信したカラーの画像データを画像処理したり、種
々の周辺回路を制御するように周辺入出力インターフェ
ースを備えた1チップCPUであり、CPU62aと、
所謂プログラマブル・ペリフェラル・インターフェース
(PPI)である周辺入出力インターフェース62bと
で構成されている。
【0030】そして、PPI62bには、キャリッジ駆
動モータ45を駆動する為の駆動キャリッジ回路66
と、フィードモータ67を駆動する為の駆動回路68
と、電源スイッチや各種のスイッチ及び表示ランプが設
けられた操作パネル69と、記録紙Pの有無やその先端
位置を検出する用紙センサ70と、キャリッジ41の原
点位置を検出する原点位置センサ71が夫々接続される
とともに、ホストコンピュータ10から接続ケーブルL
を介して送信される画像データを受信可能な通信用イン
ターフェース72が接続されている。
【0031】ROM63には、ホストコンピュータ10
から送信される画像データを受信する為のデータ通信制
御プログラム、記録ヘッド56〜59やキャリッジ駆動
モータ45を駆動制御してカラー画像を記録する画像記
録制御の制御プログラムなどが格納されている。RAM
64には、受信した画像データを記憶する画像データメ
モリに加えて、画像記録に必要な各種のメモリやカウン
タなどが設けられている。
【0032】ところで、カラーインクジェットプリンタ
30で記録処理したカラー画像について、所望の色あい
に調節するときには、前述したように、ホストコンピュ
ータ10に記憶している着色サンプル記録データがカラ
ーインクジェットプリンタ30に送信出力されて、着色
サンプルSM(図4参照)が記録紙Pに記録される。即
ち、オペレータは、この記録紙Pに記録された着色サン
プルSMを見て、何れの基本色を微調節すればよいのか
を容易に判断することができる。次に、ホストコンピュ
ータ10の制御装置C1で実行される基本色微調節制御
のルーチンについて、図8のフローチャートに基づいて
説明する。尚、図中符号Si(i=10、11、12・
・・)は各ステップである。
【0033】ホストコンピュータ10において、プリン
タドライバが起動されて、「基本色微調節」が選択され
ると、この制御が実行される。先ず、基本色微調節に関
する「ダイアログボックス」の画面がCRTディスプレ
イ11に表示される(S10)。例えば、図9に示すよう
に、CRTディスプレイ11には、基本色の濃度を微調
節する為の微調節画面が表示される。次に、所望の色あ
いに微調節する微調節処理が実行される(S11)。即
ち、この基本色微調節画面においては、各基本色C,
M,Y,K毎に、帯状の濃度調節用の「微調節エリア」
と「左矢印」と「右矢印」とが表示されるので、微調節
したい基本色の「矢印」をマウス13で指示してクリッ
クすると、「微調節エリア」の黒い微調節バーが減少側
或いは増加側に移動して表示される。そして、マウス1
3で「終了」を指示してクリックすると、この微調節処
理を終了する。
【0034】次に、基本色の各々について、減少するよ
うに指示された減少量、或いは増加するように指示され
た増加量からなる濃度調節量が基本色濃度メモリ22a
に格納され(S12)、この制御を終了してメインルーチ
ンにリターンする。そして、ホストコンピュータ10に
おいて、予め作成したカラー画像のデータが記録するよ
うに指示されると、図10に示す記録用画像データ作成
制御が実行される。この制御が開始されると、先ず基本
色濃度メモリ22aに格納されている基本色の濃度調節
量が読み込まれ(S20)、カラー画像データの各ドット
ライン毎のドットラインデータにおける各基本色C,
M,Y,Kの濃度データを、その濃度調節量に応じて変
更した記録出力用の濃度データを作成する作成処理が実
行される(S21)。
【0035】次に、その作成された記録出力用の濃度デ
ータについて、各基本色毎に、夫々専用の所定のしきい
値フィルターを用いて記録用ドットデータを決定した、
記録用画像データを作成する作成処理が実行され(S2
2)、この制御を終了して、メインルーチンにリターン
する。その後、その作成された記録用画像データがカラ
ーインクジェットプリンタ30に送信出力されて、カラ
ー画像が記録紙Pに記録される。このとき、記録紙Pに
記録された基本色又は複合色については、微調節された
良好な色あいでカラー記録されている。
【0036】次に、記録紙Pに記録された着色サンプル
SMを見て、基本色を微調節するときの作用について説
明する。ホストコンピュータ10のプリンタドライバに
は、基本色C,M,Yの混合比率を複数段階に変化させ
て着色した9行9列のマトリックス状の複数の着色部PE
(1,1) ,PE(1,2) ,PE(1,3) ,PE(1,4) ・・・・・・・
・PE(9,9) を有する着色サンプルSMの為の着色サンプ
ル記録データが格納されているので、記録処理したカラ
ー画像について、所望の色あいに調節するときには、こ
の着色サンプル記録データの記録処理が指示される。
【0037】即ち、プリンタドライバから読み出した着
色サンプル記録データについて、通常の画像データと同
様に、基本色濃度メモリ22aに格納されている濃度調
節量に基づいて、プリンタドライバを介して記録用画像
データが作成され、この記録用画像データがカラーイン
クジェットプリンタ30に送信出力されて、基本色C,
M,Y,Kのカラーインクにより、複数の着色部を有す
る着色サンプルSMがカラーで記録される。その結果、
オペレータは、記録された着色サンプルSMの複数段階
に変化する着色部の各色の色あいを見て、基本色の各々
に関する濃度の強弱を容易に把握することができる。
【0038】そして、ホストコンピュータ10のプリン
タドライバに有する基本色微調節機能を用いて、基本色
の各々に関する濃度を増減させて微調節され、この微調
節量がRAM22の基本色濃度メモリ22aに記憶され
ているので、記録するように指示された全ての画像デー
タは、この各基本色毎の微調節量で以て微調節処理され
た後、カラーインクジェットプリンタ30に送信出力さ
れるので、微調節された良好な色あいの複合色でカラー
画像記録される。
【0039】このように、ホストコンピュータ10のプ
リンタドライバに、マトリックス状の複数の着色部PEを
有する着色サンプルSMの為の記録データを格納してお
き、記録処理したカラー画像について、所望の色あいに
調節するときには、この着色サンプル記録データがプリ
ンタドライバを介してカラーインクジェットプリンタ3
0に供給してカラーで記録されるので、オペレータは、
記録された着色サンプルSMの複数段階に変化する着色
部PEの各色の色あいを見て、基本色の各々に関する濃度
の強弱を容易に把握することができる。
【0040】また、ホストコンピュータ10には、CR
Tディスプレイ11を介して基本色C,M,Y,Kの各
色の濃度を微調節可能な微調節機能が設けられていると
ともに、着色サンプル記録データは、基本色C,M,
Y,Kのデータで以て記述されているので、基本色の各
々に関する濃度の微調節を容易に且つ迅速に行うことが
できる。ところで、着色サンプル記録データは、基本色
R,G,Bのデータで以て記述するようにし、更にプリ
ンタドライバにより、カラー画像記録の為の基本色R,
G,Bの各色の濃度を調節可能に構成する場合でも、記
録された着色サンプルSMの各色の色あいを見て、基本
色の各々に関する濃度調節を簡単に行うことができる。
【0041】着色サンプルSMは、いくつかの記録紙に
分けて記録出力するようにしてもよい。例えば、レッド
系、ブルー系などに分けてそれぞれにおいて混合比率を
変えたものを各記録紙に出力する。プリンタドライバは
周知のように、磁気あるいは光ディスクなどの記憶媒体
で供給され、ホストコンピュータのハードディスクに格
納(インストール)されるが、着色サンプルデータはプ
リンタドライバと同じ記憶媒体に格納されても、また別
の記憶媒体で供給されるようにしてもよい。
【0042】尚、着色サンプル記録データを、行と列が
互いに異なる任意数のn行n列(nは正の整数)からな
るマトリックス状に複数の着色部を有するデータとして
構成したり、カラーインクジェットプリンタ30に、理
想的な色あいでカラー記録された着色サンプルSMを添
付するようにし、記録処理された着色サンプルSMと添
付された着色サンプルSMとを見比べることで、基本色
の濃度調節の簡単化を図るように構成する等、前記実施
形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて
種々の変更を加えることもあり得る。また、各種のホス
トコンピュータにネットワークを介して接続された種々
のカラープリンタシステムに本発明を適用し得ることは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係るカラープリンタシステム
によれば、複数の着色部を有する着色サンプル記録デー
タを格納したデータ記憶手段を設け、このデータ記憶手
段から読み出した着色サンプル記録データがプリンタド
ライバを介してカラー記録手段に供給してカラーで記録
されるので、オペレータは、記録された着色サンプルの
複数段階に変化する着色部の各色の色あいを見て、基本
色の各々に関する濃度の強弱を容易に把握することがで
きる。
【0044】請求項2に係るカラープリンタシステムに
よれば、請求項1と同様の効果を奏するが、着色サンプ
ル記録データは、基本色C,M,Y,Kのデータで以て
記述されているので、例えば、プリンタドライバによ
り、カラー画像記録の為の基本色C,M,Y,Kの各色
の濃度を調節可能になっている場合には、記録された着
色サンプルの各色の色あいを見て、基本色の各々に関す
る濃度調節を簡単に行うことができる。
【0045】請求項3に係るカラープリンタシステムに
よれば、請求項2と同様の効果を奏するが、プリンタバ
ライバに、基本色C,M,Yの各色の濃度を微調節する
為の基本色微調節手段が設けられているので、この基本
色微調節手段により、基本色の各々に関する濃度の微調
節を簡単に行うことができる。
【0046】請求項4に係るカラープリンタシステムに
よれば、請求項1と同様の効果を奏するが、着色サンプ
ル記録データは、基本色R,G,Bのデータで以て記述
されているので、例えば、プリンタドライバにより、カ
ラー画像記録の為の基本色R,G,Bの各色の濃度を調
節可能になっている場合には、記録された着色サンプル
の各色の色あいを見て、基本色の各々に関する濃度調節
を簡単に行うことができる。
【0047】請求項5に係るカラープリンタシステムに
よれば、請求項3と同様の効果を奏するが、プリンタド
ライバは、ディスプレイを有するホストコンピュータに
設けられ、基本色微調節手段は、そのディスプレイを介
して微調節可能に構成されているので、ホストコンピュ
ータのディスプレイを介して、基本色の各々に関する濃
度の微調節を容易に且つ迅速に行うことができる。
【0048】請求項6に係るカラープリンタシステムに
よれば、請求項5と同様の効果を奏するが、カラー記録
手段は、基本色のインク滴を夫々噴射する複数のインク
ジェット型の記録ヘッドを有するので、通常のカラー画
像や複数の着色部を有する着色サンプルを、複数のイン
クジェット型の記録ヘッドにより基本色のインク滴を記
録媒体に向けて夫々噴射することで、カラー画像記録す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、カラーインクジェッ
トプリンタとホストコンピュータとを接続したカラープ
リンタシステムの概略斜視図である。
【図2】ホストコンピュータの制御系のブロック図であ
る。
【図3】着色サンプル記録データに有する複数の着色部
の説明図である。
【図4】記録紙に記録されたマトリックス状の着色サン
プルである。
【図5】着色サンプル記録データの説明図である。
【図6】カラーインクジェットプリンタの概略斜視図で
ある。
【図7】カラーインクジェットプリンタの制御系のブロ
ック図である。
【図8】基本色微調節制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図9】基本色微調節画面の表示例を示す図である。
【図10】記録用画像データ作成制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【符号の説明】
1 カラープリンタシステム 10 ホストコンピュータ 11 CRTディスプレイ 18 ハードディスクドライブ 22a 基本色濃度メモリ C1 制御装置 30 カラーインクジェットプリンタ 50 カラー記録機構 56〜59 記録ヘッド 52〜55 インクカートリッジ C2 制御装置 SM 着色サンプル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本色C,M,YまたはC,M,Y,K
    の着色媒体を用いてカラー画像を記録可能なカラー記録
    手段と、このカラー記録手段の駆動部にプリンタドライ
    バを介して記録データを供給するカラープリンタシステ
    ムにおいて、 C,M,Yの混合比率を複数段階に変化させて着色した
    n行n列(nは正の整数)の着色部を有する着色サンプ
    ル記録データを格納したデータ記憶手段を備え、その着
    色サンプル記録データをプリンタドライバを介してカラ
    ー記録手段に供給することを特徴とするカラープリンタ
    システム。
  2. 【請求項2】 前記着色サンプル記録データは、基本色
    C,M,Y,Kのデータで以て記述されていることを特
    徴とする請求項1に記載のカラープリンタシステム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタバライバは、基本色C,
    M,Yの各色の濃度を微調節する為の基本色微調節手段
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のカラープリ
    ンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記着色サンプル記録データは、基本色
    R,G,Bのデータで以て記述されていることを特徴と
    する請求項1に記載のカラープリンタシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリンタドライバは、ディスプレイ
    を有するホストコンピュータに設けられ、前記基本色微
    調節手段は、ディスプレイを介して微調節可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項3に記載のカラープリンタ
    システム。
  6. 【請求項6】 前記カラー記録手段は、基本色のインク
    滴を夫々噴射する複数のインクジェット型の記録ヘッド
    を有することを特徴とする請求項5に記載のカラープリ
    ンタシステム。
JP8047960A 1996-02-10 1996-02-10 カラープリンタシステム Pending JPH09216386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8047960A JPH09216386A (ja) 1996-02-10 1996-02-10 カラープリンタシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8047960A JPH09216386A (ja) 1996-02-10 1996-02-10 カラープリンタシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09216386A true JPH09216386A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12789921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8047960A Pending JPH09216386A (ja) 1996-02-10 1996-02-10 カラープリンタシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09216386A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7015927B2 (en) 2002-03-19 2006-03-21 Oki Data Corporation Image processing apparatus and method of generating color mapping parameters
JP2012006386A (ja) * 2010-05-24 2012-01-12 Canon Inc データ処理装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7015927B2 (en) 2002-03-19 2006-03-21 Oki Data Corporation Image processing apparatus and method of generating color mapping parameters
JP2012006386A (ja) * 2010-05-24 2012-01-12 Canon Inc データ処理装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0773914B2 (ja) 交換可能なインキ印字ヘツドを有するインキ印字装置
US8411101B2 (en) Preview data generating apparatus, method to generate preview data, and computer usable medium therefor
JPH0911498A (ja) インクジェット記録装置
EP0894637B1 (en) Multi-head printer with wide printing mode
US20050146557A1 (en) Printing apparatus, printing method, and print head
JP2001253096A (ja) 色料の異なるインクを用いた印刷
EP1391309B1 (en) Printing method, printing apparatus, computer-readable medium, and correction pattern
US20050001878A1 (en) Printing apparatus, print head, and printing method
JP3591286B2 (ja) タイミング調整方法、印字装置及び調整パターン作成方法
JPH09216386A (ja) カラープリンタシステム
JPH09183233A (ja) インクジェット記録装置
US6322191B1 (en) Method of adjusting printing position, printing apparatus using the same, and recording medium having program for the same
JPH115319A (ja) 印字位置調整方法およびこの調整方法を利用した印字装置並びに印字位置調整制御プログラムを格納した記録媒体
JPH01114450A (ja) カラーインクジェット記録装置
US6341832B1 (en) Printer apparatus, printer system, and driving method of printer apparatus
JP4182668B2 (ja) カートリッジの選択により特徴を変更できる印刷
JP2001251528A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US8070247B2 (en) Liquid ejecting apparatus and controlling method thereof
JP2001105636A (ja) 印刷環境条件に応じて色変換テーブルを選択するカラー印刷
JPH05318771A (ja) インクジェットプリンタ
JP2731132B2 (ja) 画像処理装置
JPH08108574A (ja) 画像出力装置
JP2787948B2 (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JPH09220819A (ja) カラー画像記録装置
JPH07125231A (ja) インクカートリッジ及びそのインクカートリッジを用いたプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060518