JPH09220819A - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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JPH09220819A
JPH09220819A JP8056909A JP5690996A JPH09220819A JP H09220819 A JPH09220819 A JP H09220819A JP 8056909 A JP8056909 A JP 8056909A JP 5690996 A JP5690996 A JP 5690996A JP H09220819 A JPH09220819 A JP H09220819A
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JP
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color
nozzles
ink
recording
driven
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JP8056909A
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Toru Mizuno
透 水野
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に駆動するインク噴射ノズル数を少なく
して、噴射駆動時における供給電力量を低減し、しかも
画像品質を悪化させることなくカラー画像を記録する。 【解決手段】 C,M,Y,K色とも、奇数番目のもの
と偶数番目のものとで2列に配置したインク噴射ノズル
を、(4n+1),(4n+2),(4n+3),(4n+4)の4つの群に分
ける。ただしnは 0〜15。タイミングT0で、CおよびY
の(4n+1)群、すなわち1、5、9・・・・61番目の噴
射ノズルを同時に駆動し、キャリッジが記録分解能に相
当する距離移動しない微少時間td後、CおよびYの (4n
+3)群、すなわち3 、7 、11・・・・63番目の噴射ノズ
ルを同時駆動する。さらに微少時間td後、MおよびKの
(4n+1)群の噴射ノズルを同時駆動し、また微少時間td
後、MおよびKの (4n+3)群の噴射ノズルを同時駆動す
る。そして記録サイクル時間TC経過後、同様に各色の
(4n+2),(4n+4)群の噴射ノズルをそれぞれ各群毎に同
時駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1列状又は複数列
状の複数のインク噴射ノズルを複数色分有する記録ヘッ
ドを備えたカラー画像記録装置に関し、特に各列の複数
のインク噴射ノズルを夫々複数群に分けて、各群毎に異
なるタイミングで夫々駆動することで、各記録動作に要
する駆動電力を軽減するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、カラーインクジェット記
録装置は、パーソナルコンピュータなどのホストコンピ
ュータに接続用ケーブルを介して接続され、そのホスト
コンピュータから送信される画像データに基づいて、カ
ラーインクを噴射して記録紙にカラー画像を記録可能に
なっている。その為に、この種のカラーインクジェット
記録装置においては、通常、往復移動可能なキャリッジ
上に、シアン(C)とマゼンタ(M)とイエロー(Y)
とブラック(K)からなる4つの基本色のインクを夫々
有するインクカートリッジに加えて、複数の噴射ノズル
を有する記録ヘッドが、各インクカートリッジに対応さ
せて夫々設けられ、送信される画像データに基づいて、
各噴射ノズルに設けられた、圧電素子などのアクチュエ
ータを駆動することで、これら基本色のインクをドット
状に噴射して、カラー画像を記録するものである。
【0003】即ち、画像記録に際しては、図6に示すよ
うに、所定の記録タイミング(T0,T1・・・)毎
に、C,M,Y,Kの記録ヘッドに夫々設けられている
複数の噴射ノズルの全てを、全色分同時に駆動するよう
にして、記録速度を向上させるとともに、発色性を向上
するようになっている。ところで、最近では、記録する
カラー画像の解像度を高める為に、各記録ヘッドには、
32個、或いは64個もの多数の噴射ノズルが1列状又
は複数列状に夫々形成され、キャリッジを移動させなが
ら、記録分解能に応じたキャリッジの移動位置に同調さ
せて、画像データに基づいてこれら複数の噴射ノズルか
ら複数色のインクをドット状に同時噴射するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、カラ
ー画像の高解像度化により、各記録ヘッド毎に、32
個、或いは64個もの多数の噴射ノズルが夫々形成され
る場合、図6で説明したように、画像記録に際しては、
各記録タイミング毎に、128個、或いは256個もの
アクチュエータを同時に駆動することから、これら多数
のアクチュエータを同時に駆動する為の駆動電流を供給
するノズル駆動回路が大型化するとともに、そのノズル
駆動回路に駆動電力を供給する電源も大型化するという
問題がある。また、各アクチュエータに、駆動に要する
駆動電流を十分に供給できない場合には、インクの飛翔
力が弱くなり、濃度ムラが発生するという問題がある。
そこで、C,M,Y,Kに設けた複数の噴射ノズルを、
各記録タイミングに調時させて、1色ずつ順次駆動させ
ることも考えられるが、記録速度が遅くなるとともに、
乾いたインク上に異なるインクを重ねてカラー記録する
ことから、発色性が低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、同時に駆動するインク噴
射ノズル数を少なくして、各噴射駆動時における供給電
力量を低減でき、しかも画像品質を悪化させることなく
カラー画像を記録し得るようなカラー画像記録装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るカラー画
像記録装置は、各色毎の列状の複数のインク噴射ノズル
を複数色分主走査方向に並設してなる記録ヘッドと、記
録ヘッドを搭載して主走査方向に移動駆動するキャリッ
ジと、記録ヘッドのインク噴射ノズルを駆動するノズル
駆動手段とを備えたカラー画像記録装置において、各色
の複数のインク噴射ノズルをj(但し、jは2以上の整
数)群に分け、各色のインク噴射ノズルをキャリッジが
記録分解能に相当する距離移動しない間にj回に分けて
各群毎に駆動するようにノズル駆動手段を制御するとと
もに、全色のインク噴射ノズルを同時に駆動開始しない
ようにノズル駆動手段を制御する制御手段を設けたもの
である。
【0007】作用について説明すると、主走査方向に移
動駆動するキャリッジに搭載された記録ヘッドには、各
色毎の列状の複数のインク噴射ノズルが複数色分主走査
方向に並設されており、各色の複数のインク噴射ノズル
はj群に分けられている。そして、制御手段は、ノズル
駆動手段を介して、全色のインク噴射ノズルを同時に駆
動開始しないように、しかも各色のインク噴射ノズル
を、キャリッジが記録分解能に相当する距離移動しない
間に、j回に分けて各群毎に噴射駆動する。
【0008】即ち、全色のインク噴射ノズルを同時に駆
動開始しないという駆動条件に加えて、各色のインク噴
射ノズルをj群に分けた各群毎にj回に分けて駆動する
ので、同時に噴射駆動するインク噴射ノズルは、全色よ
りも少ない色数で且つ各色毎に1/jとなることから、
従来において噴射駆動するインク噴射ノズル数に比べて
大幅に減少する。ここで、仮に、噴射駆動時間が、次の
噴射駆動の開始タイミング以降に部分的に重畳するよう
な場合でも、同時に噴射駆動するインク噴射ノズル数
は、従来と比べて減少することから、インク噴射ノズル
に設けられたアクチュエータの駆動数も大幅に減少し、
ノズル駆動手段からこれらのアクチュエータに供給する
電力量を軽減でき、ノズル駆動手段を小型化できるとと
もに、そのノズル駆動手段に駆動電力を供給する電源も
小型化することができる。
【0009】更に、j群に分けた各色のインク噴射ノズ
ルを、キャリッジが記録分解能に相当する距離移動しな
い間にj回に分けて駆動するので、これらj回のインク
噴射により夫々記録された記録ドットは、記録ドットの
大きさに比べて微小なズレで記録されるので、線画を含
む記録画像の画像品質が低下することがない。
【0010】請求項2に係るカラー画像記録装置は、請
求項1の発明において、全色のインク噴射ノズルを、各
色又は複数色単位にて複数のグループに分け、制御手段
は各グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するよう
にノズル駆動手段を制御するものである。作用について
説明すると、請求項1と同様の作用を奏するが、全色の
インク噴射ノズルは、各色又は複数色単位にて複数のグ
ループに分けられ、制御手段は、ノズル駆動手段を介し
て、各グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するの
で、駆動タイミングをグループ毎に共通化でき、噴射駆
動の為の駆動制御を簡単化することができるとともに、
発色性を向上できる。
【0011】請求項3に係るカラー画像記録装置は、各
色毎のm(但し、mは2以上の整数)列状の複数のイン
ク噴射ノズルを複数色分主走査方向に並設してなる記録
ヘッドと、記録ヘッドを搭載して主走査方向に移動駆動
するキャリッジと、記録ヘッドのインク噴射ノズルを駆
動するノズル駆動手段とを備えたカラー画像記録装置に
おいて、各色毎に各列の複数のインク噴射ノズルをn
(但し、nは2以上の整数)群に分け、m列n群のイン
ク噴射ノズルを、各列毎にキャリッジが記録分解能に相
当する距離移動しない間にn回に分けて各群毎に駆動す
るようにノズル駆動手段を制御するとともに、全色のイ
ンク噴射ノズルを同時に駆動開始しないようにノズル駆
動手段を制御する制御手段を設けたものである。
【0012】作用について説明すると、主走査方向に移
動駆動するキャリッジに搭載された記録ヘッドには、各
色毎のm列状の複数のインク噴射ノズルが複数色分主走
査方向に並設されており、各色毎に各列の複数のインク
噴射ノズルはn群に分けられている。そして、制御手段
は、ノズル駆動手段を介して、全色のインク噴射ノズル
を同時に駆動開始しないように、しかもm列n群のイン
ク噴射ノズルを、各列毎にキャリッジが記録分解能に相
当する距離移動しない間に、n回に分けて各群毎に噴射
駆動する。
【0013】即ち、全色のインク噴射ノズルを同時に駆
動開始しないという駆動条件に加えて、各色毎に各列の
複数のインク噴射ノズルをn群に分けた各群毎にn回に
分けて駆動するので、同時に噴射駆動するインク噴射ノ
ズルは、全色よりも少ない色数で且つ各列毎に1/nと
なることから、従来において噴射駆動するインク噴射ノ
ズル数に比べて大幅に減少する。ここで、仮に、噴射駆
動時間が、次の噴射駆動の開始タイミング以降に部分的
に重畳するような場合でも、同時に噴射駆動するインク
噴射ノズル数は、従来と比べて減少することから、請求
項1と同様に作用する。
【0014】請求項4に係るカラー画像記録装置は、請
求項3の発明において、全色のインク噴射ノズルを、各
色又は複数色単位にて複数のグループに分け、制御手段
は各グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するよう
にノズル駆動手段を制御するものである。作用について
説明すると、請求項3と同様の作用を奏するが、全色の
インク噴射ノズルは、各色又は複数色単位にて複数のグ
ループに分けられ、制御手段は、ノズル駆動手段を介し
て、各グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するの
で、駆動タイミングをグループ毎に共通化でき、噴射駆
動の為の駆動制御を簡単化することができるとともに、
発色性を向上できる。
【0015】請求項5に係るカラー画像記録装置は、請
求項1〜請求項4の何れか1項の発明において、各イン
ク噴射ノズルは圧電素子によって駆動されるものであ
る。作用について説明すると、請求項1〜請求項4の何
れか1項と同様の作用を奏するが、各インク噴射ノズル
が圧電素子によって駆動されるときに、同時に噴射駆動
する圧電素子の数が少ないこと、更に圧電素子は、駆動
開始直後から電流値を漸減する特性を有しているので、
前記のように駆動時間が次の駆動時間と部分的に重畳す
るような場合でも、各圧電素子には駆動に要する十分な
電力を供給でき、インクの飛翔力が低下せず、画像を安
定した濃度で綺麗に記録することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、着脱可能
に装着された4つのインクカートリッジに夫々収容し
た、C(シアン:青緑)、M(マゼンタ:赤紫)、Y
(イエロー:黄)、K(ブラック:黒)の4色のインク
を記録ヘッドのインク噴射ノズルから夫々噴射させて、
記録紙にカラー画像を記録可能なカラーインクジェット
プリンタに本発明を適用した場合のものである。
【0017】カラーインクジェットプリンタ1について
説明すると、図1に示すように、基本的に、本体カバー
2内に設けた本体フレーム3に、ゴム製のプラテン10
と、キャリッジ21を駆動するキャリッジ駆動機構20
と、4つのインクカートリッジ32〜35に収容した記
録用のインクを記録ヘッド36〜39に設けられた複数
のインク噴射ノズルから記録紙Pに個別に噴射するイン
ク噴射機構30などを設けたものである。
【0018】前記プラテン10は、左右方向向きに配設
され、そのプラテン軸は左右両端部において、本体フレ
ーム3の各側壁板3a,3cに回転可能に夫々枢支さ
れ、プラテン軸の左端部にはプラテンギヤ11が取り付
けられ、このプラテンギヤ11は図示外のプラテン駆動
機構を介してフィードモータ47(図3参照)に連結さ
れている。即ち、フィードモータ47の所定回転方向へ
の回転がプラテン駆動機構を介してプラテンギヤ11に
伝達されてプラテン10が所定の用紙送り方向に駆動さ
れる。
【0019】次に、キャリッジ駆動機構20について説
明する。前記プラテン10の前側には、キャリッジ21
が水平状に配設され、そのキャリッジ21は後端部にお
いて、プラテン10と平行に配設され、本体フレーム3
の側壁板3a,3bに支持されたガイドロッド22によ
り左右方向移動自在に支持されるとともに、その前端部
において、本体フレーム3の前端部のガイドレール3d
により左右方向移動自在に支持されている。
【0020】一方、キャリッジ21の移動範囲の左端部
には、従動プーリー23が側壁板3bに回転可能に枢支
されるととに、その右端部には、ステッピングモータま
たはDCモータからなるキャリッジ駆動モータ25の駆
動軸に取付けられた駆動プーリー24が設けられ、無端
状のタイミングベルト26がこれら両プーリー23,2
4に亙って掛け渡され、キャリッジ21の下端部におい
てこのタイミングベルト26に連結されている。そし
て、キャリッジ駆動モータ25が駆動パルスにより回転
駆動されると、これら両プーリー23,24とタイミン
グベルト26とを介して、キャリッジ21が、これらガ
イドロッド22及びガイドレール3dに支持されて、往
動方向FDと復動方向RDとに往復移動駆動される。
【0021】次に、記録紙Pに4つの基本色のインクを
噴射してカラー記録するインク噴射機構30について説
明する。前記キャリッジ21上には、上方及び前方が開
放状で箱状のヘッドホルダー31が装着され、そのヘッ
ドホルダー31には、シアンインクを収容したシアンイ
ンクカートリッジ32と、マゼンタインクを収容したマ
ゼンタインクカートリッジ33と、イエローインクを収
容したイエローインクカートリッジ34と、ブラックイ
ンクを収容したブラックインクカートリッジ35と、が
夫々個別に着脱可能に装着されている。
【0022】そして、ヘッドホルダー31の後端部の立
壁部31aには、64個のインク噴射ノズルが夫々形成
された、シアンインク用記録ヘッド36と、マゼンタイ
ンク用記録ヘッド37と、イエローインク用記録ヘッド
38と、ブラックインク用記録ヘッド39とが、主走査
方向に並設して設けられている。そして、各記録ヘッド
36〜39の64個の噴射ノズルの各々には、インク噴
射の為の圧電素子が夫々設けられ、64個の圧電素子が
駆動されることにより、これら複数の噴射ノズルから噴
射された4色のカラーインクにより、記録紙Pにフルカ
ラーで画像記録される。
【0023】ここで、図2に基づいて、各記録ヘッド3
6〜39に設けられている噴射ノズルについて説明する
と、各記録ヘッド36〜39の各々には、64個の噴射
ノズルが2列状に縦向きに形成されている。即ち、記録
ヘッド36では、1列目(図において左側列)に32個
の奇数番目の噴射ノズル(c1,c3,c5・・・・・
・c61,c63)が所定ピッチ毎に列設されるととも
に、2列目(図において右側列)に32個の偶数番目の
噴射ノズル(c2,c4,c6・・・・・・c62,c
64)が、奇数番目の噴射ノズルの間に対応するように
所定ピッチ毎に列設されている。
【0024】記録ヘッド37についても同様に、1列目
の32個の奇数番目の噴射ノズル(m1,m3,m5・
・・・・・m61,m63)と、2列目の32個の偶数
番目の噴射ノズル(m2,m4,m6・・・・・・m6
2,m64)とが夫々所定ピッチ毎に列設され、また記
録ヘッド38,39についても同様に、1列目の32個
の奇数番目の噴射ノズルと、2列目の32個の偶数番目
の噴射ノズルとが所定ピッチ毎に夫々列設されている。
そして、各噴射ノズルは圧電素子(図示略)によって駆
動されるようになっている。
【0025】次に、カラーインクジェットプリンタ1の
制御系は、図3のブロック図に示すように構成されてい
る。記録制御回路40は、4つの記録ヘッド36〜39
の各々に設けられた複数の圧電素子をインク色毎に駆動
する駆動信号をノズル駆動回路(ノズル駆動手段に相当
する)41に出力するものであり、ハードロジック回路
からなる、所謂アプリケーション・スペシフィック・イ
ンテグレーテッド・サーキット(ASIC)として構成
されている。更に、記録制御回路40には、データバス
などのバス45を介して、主制御部42と、ROM33
及びRAM34が接続されている。
【0026】次に、制御装置CDは、主制御部42と、
この主制御部42にバス45を介して接続されたROM
43とRAM44とから構成されている。主制御部42
は、受信したカラーの画像データを画像処理したり、種
々の周辺回路を制御するように周辺入出力インターフェ
ースを備えた1チップCPUであり、CPU42aと、
所謂プログラマブル・ペリフェラル・インターフェース
(PPI)である周辺入出力インターフェース42bと
で構成されている。
【0027】そして、PPI42bには、キャリッジ駆
動モータ25を駆動する為のキャリッジ駆動回路46
と、フィードモータ47を駆動する為の駆動回路48
と、電源スイッチや各種のスイッチ及び表示ランプが設
けられた操作パネル49と、記録紙Pの有無やその先端
位置を検出する用紙センサ50と、キャリッジ21の原
点位置を検出する原点位置センサ51が夫々接続される
とともに、ホストコンピュータ60から接続ケーブルL
を介して送信される画像データを受信可能な通信用イン
ターフェース52が接続されている。
【0028】ROM43には、ホストコンピュータ60
から送信される画像データを受信する為のデータ通信制
御プログラム、記録ヘッド36〜39やキャリッジ駆動
モータ25を駆動制御してカラー画像を記録する画像記
録制御の制御プログラムなどが格納されている。RAM
44には、受信した画像データを記憶する画像データメ
モリに加えて、画像記録に必要な各種のメモリやカウン
タなどが設けられている。
【0029】次に、4つの記録ヘッド36〜39によ
り、4色(C,M,Y,K)のインクを用いたカラー画
像記録の作用について、図2・図4に基づいて説明す
る。ここで、各色毎の2列状の64個の噴射ノズルは、
変数n(nは0〜15)を用いて、「4n+1」、「4
n+2」、「4n+3」、「4n+4」からなる4つの
群に区分され、各群毎に噴射駆動するようになってい
る。即ち、各色毎に、奇数番目の噴射ノズルを有する1
列目の複数の噴射ノズルは、1つおきに均等に2群「4
n+1、4n+3」に分けられ、更に偶数番目の噴射ノ
ズルを有する2列目の複数の噴射ノズルは、1つおきに
均等に2群「4n+2、4n+4」に分けられ、合計4
群に区分されている。
【0030】そして、キャリッジ駆動モータ25が駆動
されて、キャリッジ21が往動方向FDに移動している
ときに、所定の記録開始位置に移動した以降において、
基準記録タイミングT0から、キャリッジ21が記録分
解能に相当する距離を移動しないうちに、1サイクル記
録に相当する4回分の噴射駆動が各群(4n+1)〜
(4n+2)単位で、しかも複数色単位にて複数のグル
ープに分けられ、各グループの噴射ノズルが同時に駆動
される。即ち、基準記録タイミングT0のときに、グル
ープ化されている、Cの(4n+1)群の16個の噴射
ノズル(c1,c5,c9・・・・c61)と、Yの
(4n+1)群の16個の噴射ノズル(y1,y5,y
9・・・・y61)とが同時に噴射駆動される。
【0031】そして、その記録タイミングT0から所定
微小時間td(例えば、約5μsec)後に、グループ
化されている、Cの(4n+3)群の16個の噴射ノズ
ル(c3,c7,c11・・・・c63)と、Yの(4
n+3)群の16個の噴射ノズル(y3,y7,y11
・・・・y63)とが同時に噴射駆動される。更に、所
定微小時間td後に、グループ化されている、Mの(4
n+1)群の16個の噴射ノズル(m1,m5,m9・
・・・m61)と、Kの(4n+1)群の16個の噴射
ノズル(k1,k5,k9・・・・k61)とが同時に
噴射駆動され、更に所定微小時間td後に、グループ化
されている、Mの(4n+3)群の16個の噴射ノズル
(m3,m7,m11・・・・m63)と、Kの(4n
+3)群の16個の噴射ノズル(k3,k7,k11・
・・・k63)とが同時に噴射駆動される。
【0032】一方、基準記録タイミングT0から記録サ
イクル時間TC(例えば、約92μsec)経過後の記
録タイミングT1のときに、グループ化されている、C
の(4n+2)群の16個の噴射ノズル(c2,c6,
c10・・・・c62)と、Yの(4n+2)群の16
個の噴射ノズル(y2,y6,y10・・・・y62)
とが同時に噴射駆動され、更に所定微小時間td後に、
グループ化されている、Cの(4n+4)群の16個の
噴射ノズル(c4,c8,c12・・・・c64)と、
Yの(4n+4)群の16個の噴射ノズル(y4,y
8,y12・・・・y64)とが同時に噴射駆動され
る。
【0033】更に、所定微小時間td後に、グループ化
されている、Mの(4n+2)群の16個の噴射ノズル
(m2,m6,m10・・・・m62)と、Kの(4n
+2)群の16個の噴射ノズル(k2,k6,k10・
・・・k62)とが同時に噴射駆動され、更に所定微小
時間td後に、グループ化されている、Mの(4n+
4)群の16個の噴射ノズル(m4,m8,m12・・
・・m64)と、Kの(4n+4)群の16個の噴射ノ
ズル(k4,k8,k12・・・・k64)とが同時に
噴射駆動される。
【0034】即ち、基準記録タイミングT0において
は、Cの(4n+1)群の16個の噴射ノズルと、Yの
(4n+1)群の16個の噴射ノズルの合計32個の噴
射ノズルが同時に噴射駆動されるとともに、この噴射駆
動における噴射駆動時間tが、所定微小時間tdよりも
若干長くなっている関係から、その後の所定微小時間t
dが経過する毎に順次噴射駆動される各駆動タイミング
においては、4つの群からなる64個の噴射ノズルが噴
射駆動されることになる。一方、その後の記録タイミン
グT1以降においても同様に、記録タイミングT1にお
いて、Cの(4n+2)群とYの(4n+2)群の合計
32個の噴射ノズルが噴射駆動され、その後の所定微小
時間tdが経過する毎に順次噴射駆動される各駆動タイ
ミングにおいては、4つの群からなる64個の噴射ノズ
ルが噴射駆動されることになる。
【0035】このように、4色のインク噴射ノズルを同
時に駆動開始しないという駆動条件に加えて、各色毎に
各列の32個のインク噴射ノズルを2群に分け、各列毎
にキャリッジ21が記録分解能に相当する距離移動しな
い間に2回に分けて駆動するときに、更にCとY、Mと
Kの組み合わせからなる複数色単位でグループ化して、
各グループの噴射ノズルを同時に駆動するので、同時に
噴射駆動するインク噴射ノズルは、4色よりも少ない2
色で且つ各列毎に1/2となることから、従来において
噴射駆動するインク噴射ノズル数に比べて大幅に減少す
る。
【0036】ここで、噴射駆動時間が、次の噴射駆動の
開始タイミング以降に部分的に重畳するが、同時に噴射
駆動するインク噴射ノズル数は、従来と比べて減少する
ことから、インク噴射ノズルに設けられた圧電素子の駆
動数も大幅に減少する。更に、圧電素子は、駆動開始直
後から電流値が漸減する特性を有することから、上記の
ように噴射駆動時間が部分的に重畳してもノズル駆動回
路41からこれらの圧電素子に供給する電力量を軽減で
き、ノズル駆動回路41を小型化できるとともに、その
ノズル駆動回路41に駆動電力を供給する電源も小型化
することができる。更に、同時に噴射駆動する圧電素子
の数が少ないことから、各圧電素子には駆動に要する十
分な電力をノズル駆動回路41から供給でき、インクの
飛翔力が低下せず、画像を安定した濃度で綺麗に記録す
ることができる。
【0037】次に、これら4群(4n+1、4n+2、
4n+3、4n+4)の噴射ノズルを、各列毎にキャリ
ッジ21が記録分解能に相当する距離移動しない間に2
回に分けて噴射駆動された記録ドットについて説明す
る。例えば、記録ヘッド36の64個の噴射ノズル(c
1〜c64)を、各列毎に2回に分けて噴射駆動されて
描かれる縦線の線画像の記録ドットについて説明する
と、図5に示すように、キャリッジ21の移動方向が応
動方向FDのときに、基準記録タイミングT0におい
て、(4n+1)群である噴射ノズルc1,c5・・・
でインク噴射されて、そのときの記録位置p1におい
て、記録ドットd1,d5が夫々記録紙Pに記録され
る。そして、その後の所定微小時間tdが経過した駆動
タイミングにおいて、(4n+3)群である噴射ノズル
c3,c7・・・でインク噴射されて、そのときの記録
位置p2において、記録ドットd3,d7が夫々記録紙
Pに記録される。
【0038】一方、基準記録タイミングT0から記録サ
イクル時間TC経過後の記録タイミングT1のときに、
(4n+2)群である噴射ノズルc2,c6・・・でイ
ンク噴射されて、そのときの記録位置p1において、記
録ドットd2,d6が夫々記録紙Pに記録される。そし
て、その後の所定微小時間tdが経過した駆動タイミン
グにおいて、(4n+4)群である噴射ノズルc4,c
8・・・でインク噴射されて、そのときの記録位置p2
において、記録ドットd4,d8が夫々記録紙Pに記録
される。
【0039】このように、各列を2群に分けたインク噴
射ノズルは、キャリッジ21が記録分解能に相当する距
離移動しない間に2回に分けて駆動されるので、これら
2回のインク噴射により夫々記録された複数の記録ドッ
トd1,d2,d3・・・は、記録ドットの大きさに比
べて微小にズレた位置、つまり微小時間tdでキャリッ
ジ21が移動した微小距離Dだけ離れた2つの記録位置
p1,p2で夫々記録されることから、縦線はインクが
紙に付着してできるドット径よりも若干太くなるが、元
々インクがにじむため、気になることはない。むしろ線
画を含む記録画像の画像品質が低下することがなく、ま
た駆動制御が簡単化する上、発色性が向上する。
【0040】尚、各記録ヘッド36〜39に2列状に設
けた64個の噴射ノズルを、各列毎に3以上の群に均等
分割し、キャリッジ21が記録分解能に相当する距離移
動しない間にこれらの群の数だけ噴射駆動するように構
成し、また各色又は複数色単位にて複数グループに分
け、各グループの噴射ノズルを同時に噴射駆動するよう
に構成したり、各記録ヘッド36〜39に1列状にイン
ク噴射ノズルを設け、各色の複数のインク噴射ノズルを
複数の群に分ける一方、4色の噴射ノズルを同時に駆動
しないように、各色の噴射ノズルを所定の微小時間毎に
複数回に分けて噴射駆動するように構成する等、前記実
施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基い
て種々の変更を加えることもあり得る。また、複写機や
ファクシミリ装置などの種々のカラー画像記録装置に本
発明を適用し得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係るカラー画像記録装置によ
れば、全色のインク噴射ノズルを同時に駆動開始しない
という駆動条件に加えて、各色のインク噴射ノズルをj
群に分けた各群毎にj回に分けて駆動するので、同時に
噴射駆動するインク噴射ノズルは、全色よりも少ない色
数で且つ各色毎に1/jとなることから、従来において
噴射駆動するインク噴射ノズル数に比べて大幅に減少す
る。ここで、仮に、噴射駆動時間が、次の噴射駆動の開
始タイミング以降に部分的に重畳するような場合でも、
同時に噴射駆動するインク噴射ノズル数は、従来と比べ
て減少することから、インク噴射ノズルに設けられたア
クチュエータの駆動数も大幅に減少し、ノズル駆動手段
からこれらのアクチュエータに供給する電力量を軽減で
き、ノズル駆動手段を小型化できるとともに、そのノズ
ル駆動手段に駆動電力を供給する電源も小型化すること
ができる。
【0042】更に、j群に分けた各色のインク噴射ノズ
ルを、キャリッジが記録分解能に相当する距離移動しな
い間にj回に分けて駆動するので、これらj回のインク
噴射により夫々記録された記録ドットは、記録ドットの
大きさに比べて微小なズレで記録されるので、線画を含
む記録画像の画像品質が低下することがない。請求項2
に係るカラー画像記録装置によれば、請求項1と同様の
効果を奏するが、全色のインク噴射ノズルは、各色又は
複数色単位にて複数のグループに分けられ、制御手段
は、ノズル駆動手段を介して、各グループのインク噴射
ノズルを同時に駆動するので、駆動タイミングをグルー
プ毎に共通化でき、噴射駆動の為の駆動制御を簡単化す
ることができるとともに、発色性を向上できる。
【0043】請求項3に係るカラー画像記録装置によれ
ば、全色のインク噴射ノズルを同時に駆動開始しないと
いう駆動条件に加えて、各色毎に各列の複数のインク噴
射ノズルをn群に分けた各群毎にn回に分けて駆動する
ので、同時に噴射駆動するインク噴射ノズルは、全色よ
りも少ない色数で且つ各列毎に1/nとなることから、
従来において噴射駆動するインク噴射ノズル数に比べて
大幅に減少する。ここで、仮に、噴射駆動時間が、次の
噴射駆動の開始タイミング以降に部分的に重畳するよう
な場合でも、同時に噴射駆動するインク噴射ノズル数
は、従来と比べて減少することから、請求項1と同様の
効果が得られる。
【0044】請求項4に係るカラー画像記録装置によれ
ば、請求項3と同様の効果を奏するが、全色のインク噴
射ノズルは、各色又は複数色単位にて複数のグループに
分けられ、制御手段は、ノズル駆動手段を介して、各グ
ループのインク噴射ノズルを同時に駆動するので、駆動
タイミングをグループ毎に共通化でき、噴射駆動の為の
駆動制御を簡単化することができるとともに、発色性を
向上できる。
【0045】請求項5に係るカラー画像記録装置によれ
ば、請求項1〜請求項4の何れか1項と同様の効果を奏
するが、各インク噴射ノズルが圧電素子によって駆動さ
れるときに、同時に噴射駆動する圧電素子の数が少ない
こと、更に圧電素子は、駆動開始直後から電流値を漸減
する特性を有しているので、前記のように駆動時間が次
の駆動時間と部分的に重畳するような場合でも、各圧電
素子には駆動に要する十分な電力を供給でき、インクの
飛翔力が低下せず、画像を安定した濃度で綺麗に記録す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、カラーインクジェッ
トプリンタの内部機構を示す概略斜視図である。
【図2】4色の記録ヘッドを示す要部背面図である。
【図3】カラーインクジェットプリンタの制御系のブロ
ック図である。
【図4】各色毎の記録ヘッドに設けた複数のインク噴射
ノズルの噴射タイミングを示すタイムチャートである。
【図5】縦線を記録する記録ドットの記録位置を説明す
る説明図である。
【図6】従来の技術に係る図4相当図である。
【符号の説明】
1 カラーインクジェットプリンタ 20 キャリッジ駆動機構 21 キャリッジ 36〜39 記録ヘッド 41 ノズル駆動回路 42 主制御部 43 ROM 44 RAM c1〜c64 シアンインク用のインク噴射ノズル m1〜m64 マゼンタインク用のインク噴射ノズル y1〜y64 イエローインク用のインク噴射ノズル k1〜k64 ブラックインク用のインク噴射ノズル CD 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎の列状の複数のインク噴射ノズル
    を複数色分主走査方向に並設してなる記録ヘッドと、記
    録ヘッドを搭載して主走査方向に移動駆動するキャリッ
    ジと、記録ヘッドのインク噴射ノズルを駆動するノズル
    駆動手段とを備えたカラー画像記録装置において、 各色の複数のインク噴射ノズルをj(但し、jは2以上
    の整数)群に分け、各色のインク噴射ノズルをキャリッ
    ジが記録分解能に相当する距離移動しない間にj回に分
    けて各群毎に駆動するようにノズル駆動手段を制御する
    とともに、全色のインク噴射ノズルを同時に駆動開始し
    ないようにノズル駆動手段を制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とするカラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】 全色のインク噴射ノズルを、各色又は複
    数色単位にて複数のグループに分け、前記制御手段は各
    グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するようにノ
    ズル駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像記録装置。
  3. 【請求項3】 各色毎のm(但し、mは2以上の整数)
    列状の複数のインク噴射ノズルを複数色分主走査方向に
    並設してなる記録ヘッドと、記録ヘッドを搭載して主走
    査方向に移動駆動するキャリッジと、記録ヘッドのイン
    ク噴射ノズルを駆動するノズル駆動手段とを備えたカラ
    ー画像記録装置において、 各色毎に各列の複数のインク噴射ノズルをn(但し、n
    は2以上の整数)群に分け、m列n群のインク噴射ノズ
    ルを、各列毎にキャリッジが記録分解能に相当する距離
    移動しない間にn回に分けて各群毎に駆動するようにノ
    ズル駆動手段を制御するとともに、全色のインク噴射ノ
    ズルを同時に駆動開始しないようにノズル駆動手段を制
    御する制御手段を設けたことを特徴とするカラー画像記
    録装置。
  4. 【請求項4】 全色のインク噴射ノズルを、各色又は複
    数色単位にて複数のグループに分け、前記制御手段は各
    グループのインク噴射ノズルを同時に駆動するようにノ
    ズル駆動手段を制御することを特徴とする請求項3に記
    載のカラー画像記録装置。
  5. 【請求項5】 各インク噴射ノズルは圧電素子によって
    駆動されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れ
    か1項に記載のカラー画像記録装置。
JP8056909A 1996-02-19 1996-02-19 カラー画像記録装置 Pending JPH09220819A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438705B1 (ko) * 2001-12-07 2004-07-05 삼성전자주식회사 잉크 카트리지의 최대 구동전류를 감소시킬 수 있는잉크-젯 프린터 및 그 방법
JP2007098611A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
US7367641B2 (en) 2005-01-20 2008-05-06 Samsung Electronics Co., Ltd Method of driving a print head and image forming device employing the method

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