JPH09215870A - 疑似生物玩具 - Google Patents

疑似生物玩具

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JPH09215870A
JPH09215870A JP8046650A JP4665096A JPH09215870A JP H09215870 A JPH09215870 A JP H09215870A JP 8046650 A JP8046650 A JP 8046650A JP 4665096 A JP4665096 A JP 4665096A JP H09215870 A JPH09215870 A JP H09215870A
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ボディ1には光センサ31、圧力センサ
32、マイク35等の知覚センサ3が設けられ、これら
から入力した外部情報が動作制御部2によって判別され
る。そして、動作態様記憶部5に格納された各種の動作
態様の中から1種類を選択し、眼球41、くちばし4
2、スピーカ44等のアクチュエータ4を動作させる。
また、繰り返し一定の言葉を教えると記憶し、放置する
と忘れる機能を持つ。 【効果】 機械的には同一の刺激を与えても、時間や気
温等の環境の変化に応じてそれぞれ声や目等、各部が様
々な動作を行い、覚えたり忘れたり、生き物らしく動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鳥や動物、あるい
は各種の生き物に似た外観をし、愛玩用として楽しむこ
とのできる疑似生物玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】犬や猫、あるいは鳥、その他の各種のペ
ットは動物好きによって広く愛玩され飼育されている。
しかしながら、一人暮しの都市生活者は仕事を持ってお
り、家を留守にしがちなものにとっては十分にペットの
面倒を見ることができないため、ペットを持つことに対
し大きな制約が伴う。また、マンション等ではペットの
飼育が禁じられているところもある。従って、ペット好
きであっても、実際にはぬいぐるみやペットの写真とい
った代用品程度で気を紛らしているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ぬいぐ
るみや写真では、ペットとの対話やペットの生き物とし
ての各種の動作を観察して楽しむといった点がどうして
も不足する。ぬいぐるみや各種の精巧な人形では、声を
出したりいろいろな動作をするものがあるが、生き物ら
しさという点でとてもペットの代用として満足するもの
は見当らない。マイクロコンピュータや各種の複雑な回
路機構を用いて複雑な動作をさせることも可能である
が、一般にこの種の人形は動作が単一で無機的であっ
て、生き物らしさに不足する。従って、例えば目覚しや
装飾、音声の録音といった一定の目的を限って使用され
るものが多い。(実開昭61−111489号公報、実
開昭62−6885号公報、実開昭62−6882号公
報、実開昭62−27693号公報、実開昭62−18
9790号公報)
【0004】また、一定の操作によって適当な動きをす
る動物玩具も存在するが、動き等は単純であって、必ず
しも生き物らしさは十分でない(実開昭63−1483
95号公報、実開平1−172892号公報、実開平3
−53293号公報、実開平6−34694号公報、特
開昭63−167398号公報、特開平6−32784
2号公報、特開平4−240468号公報)。本発明
は、一人暮しの若い女性やお年寄り、あるいは入院患者
等に気軽に愛玩され、特に言葉等の記憶を行う場合に、
生き物らしさを備えた疑似生物玩具を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〈構成1〉疑似生物をかたどったボディの各部に配置さ
れて、外部情報を受け入れる知覚センサと、この知覚セ
ンサにより受け入れた外部情報の内容に対応させて予め
用意した複数の動作態様のうちのいずれかを選択する動
作態様選択部と、選択された動作態様に従って、上記ボ
ディの各部に配置されたアクチュエータを駆動する動作
制御部とを備えたことを特徴とする疑似生物玩具。
【0006】〈説明〉疑似生物には、犬、猫、鳥等の実
在する動物や、人間の形をしたものや、おとぎ話や漫画
等に登場するような架空の生物を含む。ボディはそんな
犬等に似せた人形本体である。知覚センサは、実際の動
物の視覚、聴覚、触覚等の役割をするもので、知覚セン
サの数は単数でも複数でもよい。動作態様選択部を設け
たのは、知覚センサにより受け入れた外部情報が刺激と
なって反応するようにして、疑似動物をより本当の生き
物のように自然に動作させるためである。アクチュエー
タは、疑似動物の口や目や手足を動かしたり、発音させ
るための制御回路やメカニズムから構成される。動作態
様とは、疑似動物が何らかの意思を表現するための複数
の動作のうちのひとつであって、一個のアクチュエータ
が一回だけ動作する場合や、一個のアクチュエータが一
連の複数の動作を連続して行う場合や、複数のアクチュ
エータがそれぞれ並行して定められた動作をする場合等
がある。以上の構成によって、外部から知覚センサを通
じて何らかの刺激を受けたとき、それに反応して対応す
る動作が行われる。なお、動作を全くしないというのも
動作態様の選択の一つである。
【0007】〈構成2〉構成1において、知覚センサを
介して入力する一定の外部情報に対して一定の動作態様
が選択される場合に、同一の知覚センサにより繰り返し
入力した同一の外部情報の内容と入力回数を記憶する外
部情報入力履歴記憶部を設け、動作制御部は、その履歴
をパラメータとして、動作態様を選択することを特徴と
する疑似生物玩具。
【0008】〈説明〉一般に、動物は、ある期間繰り返
し名前を呼び続けることで、それを自己の名前であると
認識する。そこで、同一の名前を繰り返し呼んだことを
外部情報入力履歴記憶部に記憶して、その回数が適当な
閾値を越えたとき名前に呼応するような動作態様を選択
する。これにより、繰り返し教えられた自分の名前を呼
ばれたとき一定の動作を行うようになり、その動きが本
物らしくなって、親近感が増す。名前を呼ぶという刺激
に限らず、例えば言葉を教えた場合にも、その言葉を記
憶して直ちにリピートするのでなく、繰り返し教えてそ
の繰り返し回数が閾値を越えたとき、教えた言葉を正確
にリピートするよう動作態様を選択させればよい。
【0009】〈構成3〉構成1または2において、動作
制御部は、入力する複数の外部情報の組み合わせに対し
て一定の動作態様を選択することを特徴とする疑似生物
玩具。
【0010】〈説明〉一般に、生物は、同一の刺激を与
えても常に同一の反応をするとは限らない。名前を呼ぶ
等の刺激を与えても、その刺激の程度やそれと同時に加
わる他の刺激の種類により反応が異なる。疑似動物に同
様の反応をさせようとするには、例えば、名前を呼んだ
ときの反応が、その呼び声の強さ、呼ばれた時の周囲の
明るさ、気温等の他の条件により異なるようにすればよ
い。入力した複数の外部情報とは、各知覚センサによっ
てそれぞれ適当な時間内に入力する外部情報をいい、必
ずしも時間的に正確に同時に入力する必要はない。
【0011】〈構成4〉構成1から3において、動作制
御部は、人の接近を検出する知覚センサの出力により動
作態様を選択することを特徴とする疑似生物玩具。
【0012】〈説明〉人が接近したときこれに対して各
種の動作態様で反応するように、近接センサ等の知覚セ
ンサの出力を動作態様の選択と所定の動作開始のための
きっかけとした。
【0013】〈構成5〉構成1から3において、動作制
御部は、使用を開始してから継続的に日時を計時するカ
レンダ時計の出力により動作態様選択のためのパラメー
タを変更することを特徴とする疑似生物玩具。
【0014】〈説明〉一日のうちでその時刻に応じて、
あるいは季節にあった行動をとることができるように、
カレンダ時計の出力に応じて、例えば動き方や発生する
べき言葉等の内容を変えるようにする。これにより、動
きが本物らしくなり、親近感が増す。
【0015】〈構成6〉構成1から3において、入力す
る声の特徴を認識して、その声が過去に記憶した同一の
声の場合に、その声と対応付けた動作態様を選択する音
声認識部を備えたことを特徴とする疑似生物玩具。
【0016】〈説明〉かけ声により、またその内容に応
じた反応をするような場合、そのかけ声を認識して、区
別する必要がある。そこで、声の特徴を、良く知られた
スペクトル分布の比較等により認識する。これにより、
例えば持ち主の呼びかけに対して特定の反応をするよう
な動作が可能になる。
【0017】〈構成7〉構成1から3において、同一の
知覚センサにより繰り返し入力した同一の外部情報の内
容と入力回数を記憶する外部情報入力履歴記憶部を設
け、この外部情報入力履歴記憶部は、所定の期間同一の
外部情報の入力が無い場合にはその外部情報に対応付け
た動作態様を記憶内容から削除することを特徴とする疑
似生物玩具。
【0018】〈説明〉通常、動物は、教えられたことを
記憶するが、再現をしないまま長期間経過すると記憶が
あいまいになって、やがて忘れてしまう。そこで、一定
の動作態様を再現をするための外部情報の入力が所定期
間無いときは、その記憶を削除して、動きを本物らしく
した。なおこれにより、記憶装置の記憶容量を比較的小
さくする事ができ、小型化とコストの低減が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明の具体例を表すブロック図で
ある。この図では、疑似生物玩具として、例えば九官鳥
を例にとって説明する。図の(a)には、九官鳥のボデ
ィ1の斜視図を示している。この内部には、図に示すよ
うな各種の外部情報を受け入れるための知覚センサや、
声を出したり適当な動きを行うためのアクチュエータが
格納されている。具体的には、図の(b)に示すよう
に、知覚センサ3としては、光センサ31、圧力センサ
32、温度センサ33、湿度センサ34、マイク35、
近接センサ36等がある。また、アクチュエータ4とし
ては、眼球41、くちばし42、首43、スピーカ4
4、足45等がある。なお、この九官鳥の動作は動作制
御部2によって制御される。この動作制御部2はマイク
ロコンピュータ等から構成される。また、動作態様記憶
部5には、各部の動作を指定するためのデータが多数格
納されているものとする。
【0020】上記光センサ31は周囲の明るさ等を検出
して電気信号にし、動作制御部2に入力するものであ
る。また、圧力センサ32は、人が触れたり、撫でた
り、叩いたりした圧力や衝撃を検出してこれを電気信号
にし動作制御部2に送り込むものである。温度センサ3
3は周囲の温度を検出して、これを電気信号化し、湿度
センサ34は周囲の湿度を検出して電気信号化して、こ
れを動作制御部2に送る。マイク35は、飼い主が声を
掛けたり、あるいは様々な音が入力した場合、これを電
気信号にする部分である。また、近接センサ36は、コ
イルやコンデンサ等の原理を利用したよく知られた近接
検知用の回路から構成される。例えば、人が近づいた場
合には、検出信号レベルが次第に高くなるといった動作
を行う。
【0021】また、眼球41のアクチュエータは、眼球
を前後左右に動かしたり、瞼を設けた場合、これを開閉
するよう動作するメカニズムから構成される。くちばし
42のアクチュエータはくちばしを開閉する動作を行う
メカニズムから構成される。首43は首を左右に回転さ
せる動作を行うメカニズムから構成される。スピーカ4
4は内部で合成した音声を発するために設けられてい
る。また、足45は、胴体を回転させるために設けられ
たメカニズムである。
【0022】図2に、上記のような疑似生物玩具の内部
構造のブロック図を示す。疑似動物玩具が鳥の場合、あ
るいは犬や猫の場合等様々な場合があるが、基本的には
この図に示すような機能ブロックによりその動作制御部
が構成される。この装置は、MPU(マイクロプロセッ
サユニット)21により全体を制御される。また、装置
の動作開始から継続的に日時を計時するために、カレン
ダ時計22が設けられている。更に、マイク、光セン
サ、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ、近接センサ
等から成る知覚センサ3を動作させるために、音声認識
制御部23やセンサ制御部24等が設けられている。音
声認識制御部23は、マイクにより入力した音声信号を
予め登録した音声信号パターンと比較して、同一かどう
かを判断し、同一の場合にはその音声が入力したとし、
対応する動作を行うように構成されている。センサ制御
部24は、その他の光センサ等についての信号を入出力
制御するものである。音声合成制御部25は、音質変換
部26を介してスピーカ44に合成音声を出力する構成
となっている。
【0023】なお、言葉はこの装置では、飼い主によっ
てマイクと音声認識制御部23を通じて教え込まれる。
その言葉をそのまま録音し再生しては、飼い主の声のま
まとなってしまう。そこで、録音した声を音質変換部2
6を介してスピーカ44に出力することによって、全く
性質の異なる音声にする。また、予め用意した言葉のパ
ターンを音質変換部26により変換し、この玩具固有の
音声に仕上げることもできる。駆動制御部27は、鳥の
場合には、くちばし、目、首、体等のアクチュエータを
動作させるためのものである。この他、カレンダ時計2
2は、この玩具が最初に購入され動作を開始したときか
ら継続的に使用され、一定の時刻を表している場合に、
後で説明するような装置の時間管理のために利用され
る。また、メモリカード12には各種の情報が書き込ま
れ、これがMPU21に供給される。通信制御部13は
PHS(無線電話)14と接続され、無線によって別の
装置に対し各種の情報を送ることができる。バッテリ1
1は装置各部の回路に電源を供給するためのものであ
る。
【0024】図3には、上記のような疑似生物玩具の具
体的な動作例説明図を示す。この図の(a)〜(g)
は、上記アクチュエータ4を駆動制御することによっ
て、玩具のどの部分がどのような動作をするかを具体的
に示したものである。図の(a)は鳥のくちばし51の
部分を示し、そのくちばしの上下運動を可能にしてい
る。(b)は鳥の眼球52の部分を示し、目の移動や瞼
の開閉運動等を制御することができる。(c)は鳥の首
53の部分を示し、この首53が左右に回転運動をする
よう構成されている。また、(d)は鳥の足54の部分
を示し、ここが回転することによって体全体が回転する
ことを示している。(e)は犬の口55の部分を示し、
下顎の上下運動によって犬が吠える表情等を表すことが
できる。(f)は犬の足56の屈曲運動を示し、このよ
うな運動によって犬のお座りや伏せといった動作が可能
となる。(g)は犬の尾57の部分を示し、名前を呼ぶ
ことによって尾が振られるといった動作を行うことが可
能になる。
【0025】なお、このような動作機構のメカニズム自
身は、既に紹介した公開特許公報や実用新案公報にも広
く紹介されており、ここでは詳細な説明は省略する。次
に、本発明の疑似生物玩具の具体的な動作を説明する。
図1(b)に示すように、この例に示した九官鳥は複数
のセンサを含む知覚センサ3を備え、その各センサから
入力した外部情報に従って動作態様記憶部5に記憶した
動作態様を選択し、アクチュエータ4を駆動するように
動作する。例えば、マイク35を通じて名前が呼ばれた
場合に、温度センサ33で検出した温度が高い場合と低
い場合によって、返事や各部の動きを異なるものにす
る。これによって、生き物らしさが強調される。
【0026】次に、本発明の疑似生物玩具は、教えられ
た内容を記憶し、かつ一定の時間を経過するとその記憶
内容を忘れるといった動作を行う。この動作を図4を用
いて説明する。図4は、名前の記憶動作フローチャート
である。また、図5は外部情報入力履歴記憶部のブロッ
ク図である。この図4に示すような動作は、図5に示す
具体的な機能ブロックによって実現する。即ち、図5に
は外部情報入力履歴記憶部60が設けられ、ここに名前
一時記憶部61とカウンタ62が設けられている。更
に、自己の名前を認識し、これを記憶しておくための名
前記憶部63が設けられている。この名前記憶部63に
は、名前一時記憶部61に一時記憶された名前が一定の
条件の元に書き込まれる構成となっている。
【0027】また、上記カウンタ62には音声認識制御
部23からカウントアップのための信号が入力し、カレ
ンダ時計22からカウントダウンのための信号が入力す
る構成になっている。なお、図6には、カレンダ時計の
動作フローチャートを示す。上記カレンダ時計22は、
ステップS1に示すように、時間を計測すると、ステッ
プS2において、例えば1日が経過したかどうかを判断
する。そして、1日経過する前はステップS1とステッ
プS2の処理を実行し、1日経過するとステップS3に
移り、カウントダウンのための信号を出力する。即ち、
1日に1回カウンタ62を減算するように動作する。図
5に示す音声認識制御部23は、例えば名前を呼ばれた
場合にこれを名前と認識すると、カウンタ62を1回カ
ウントアップさせるように動作する。また、その名前は
名前一時記憶部61に一時的に格納される。カウンタ6
2が予め設定した閾値までカウントアップすると、名前
一時記憶部61に格納された名前が名前記憶部63に転
送されて記憶される構成となっている。また、カウンタ
62がゼロになった場合には、名前記憶部63に格納さ
れた名前が消去されるように動作する構成となってい
る。
【0028】図4に戻って、上記の回路全体の動作を説
明する。なお、この場合に、上記疑似生物玩具は名前を
記憶するモードになっているものとする。ステップS1
において、名前を呼ばれると、ステップS2においてそ
の音声認識が行われる。そして、名前と判断された場合
にはステップS3に移り、図5に示した名前記憶部65
に名前を記憶しているかどうか判断する。もし、記憶し
ている場合にはステップS4において、その名前との比
較を行って自己の名前かどうかの判断をする。ステップ
S5において、両者が一致している場合には自分の名前
と判断し、ステップS6において、動作態様が選択され
る。即ち、例えば首を振り、目を動かし、返事をすると
いった動作が行われる。
【0029】一方、ステップS3において、名前記憶部
63にはまだ名前が記憶されていないと判断すると、ス
テップS7に移り、図5に示した外部情報入力履歴記憶
部60の名前一時記憶部61にその名前を一時記憶す
る。そして、ステップS8に移り、カウンタ62のカウ
ントアップを行う。即ち、名前が繰り返し呼ばれた場合
には、カウンタ62のカウント値はアップする。そし
て、例えば予め設定された回数を越えたかどうかが判断
される。この回数を閾値とし、ステップS9において、
その閾値との比較が行われ、もしその回数を越えた場合
には、先に説明した要領で名前一時記憶部61から名前
記憶部63に対しその名前が記憶される。これによっ
て、初めてその名前が自己の名前であると認識すること
が可能になる。
【0030】このように何回か繰り返して名前を呼ばれ
た場合にその名前を記憶するといった動作を行わせるこ
とによって、1回で直ちに名前を覚えてしまうような機
械とことなる動物らしさを表現することが可能になる。
また、例えばカウンタ62に閾値以上のカウント値がセ
ットされていても、名前を呼ばないまま長時間経過する
と、カレンダ時計22がカウンタ62の内容をカウント
ダウンしていく。即ち、例えば1日に1ずつカウント値
を減算していった場合、数日後にカウンタ62の値が
“0”となる。このとき、名前記憶部63に格納された
名前が消去されると、名前を忘れてしまうといった動作
が可能になる。これによって、繰り返し刺激をしなけれ
ば忘れてしまうといった生き物らしさを表現することが
できる。
【0031】名前を呼ぶといった動作のみならず、九官
鳥の場合には言葉を教え、これを真似するといった動作
も数回繰り返すことによってやっと覚えるといった対応
が可能になる。例えば、犬や猫に対し、伏せとかお座り
といった芸をさせる場合に、全く同様の制御が可能であ
る。従って、例えば名前を呼ばれた場合に名前を記憶し
ていれば返事をし、また名前を呼ばれているような動作
を行う。一方、名前を記憶していない場合には何らかの
動きをしても、名前を呼ばれてこれに返事をするといっ
た動作態様は選択されない。
【0032】以下、更に具体的な動作モードやその動作
モードに応じた動作の内容を説明図を用いて順に説明す
る。図7と図8は、本発明の玩具の具体的な機能と動作
内容の説明図を示す。まず、この玩具は、外観は毛皮等
を用いて可能な限り本物に近い感触にすることが好まし
い。鳥の場合には止まり木の上に固定し、犬や猫の場合
には手足も動くように設計する。また、時計機能を持た
せ、時計が計時を開始すると誕生、停止すると死亡とい
った設計を行う。また、カレンダ時計を内蔵することに
より、誕生日や季節、朝夕の挨拶の選択等を行う。鳥の
場合には、春には鶯の真似等をしてもよい。また、時間
を設定し、朝は自動的に目を覚まし、夜は自動的に眠る
といった行動をとるようにしてもよい。
【0033】次に、知覚センサの中に接近を検知するセ
ンサを設け、人が接近した場合に所定の動作を行うよう
にしてもよい。更に、音声認識をし、言葉を識別しある
いは所有者と来客等の区別をするように設計する。音質
の比較は声の波形等を比較すればよい。お座り、お手
等、各種の言葉に対応する動作態様が選択されることが
好ましい。一連の声の波形を記憶するという構成なら
ば、日本語でも英語でもその他の言葉でも自由に教える
ことが可能である。先に説明したように、言葉等は初め
から直ちに覚えるような構成でなく、何回か繰り返して
覚えさせ、長い言葉は繰返し数を多く設定することによ
り本物らしくなる。また、この他に環境変化によって覚
え易い状態、覚え難い状態等を設定し、そのカウンタを
変化させてもよい。また、PHS(無線電話機)を利用
して、遠隔操作をしたり、任意のデータを記憶させると
いった方法も可能である。
【0034】更に、図8に示すように、音声合成をし、
特有の声を出させ、また条件に応じてその音質を変更す
るといった方法もよい。更に、各部の動作は知覚センサ
の入力の構成によって制約される。適当な場所に条件設
定や動作表示のため、あるいは時刻等を表示するための
ディスプレイを設けるとよい。また、バッテリ切れ等の
表示は、元気の無い動作や、「お腹が空いた」、「疲れ
た」といった発声によって表示するようにしてもよい。
なお、止まり木に固定した鳥の場合、交流電源が使用で
きる。知識データは、メモリカードを装着することで各
種の情報が追加、格納されあるいは変更できる。長時間
放置したり電池切れ等の場合に、病気表現や死亡表現等
も可能である。
【0035】図9から図13までは、本発明の玩具の具
体的な動作態様を示す。この動作態様は、九官鳥やイン
コ、オウム等の人の言葉を真似して話す鳥の場合の各種
の刺激に対する動作の態様を示している。例えば、図9
に示すように、購入時点では、初期状態を設定し、目は
閉じた状態で、羽や口等も閉じた状態とされる。そし
て、電池を投入するとイニシャル動作を行い、目や首、
羽や口がそれぞれこの図に示したような手順で開閉す
る。そして、例えば図に示すように、最初の挨拶を発声
し、命名を要求する。次に、名前の登録処理が行われ
る。この場合、例えば名前をペットに向かってゆっくり
3回話しかけることによってその名前が記憶される。
【0036】この場合、覚えた名前を報告し、確認の動
作が行われる。違っていた場合には再び同じ操作が繰り
返される。こうして、名前が覚えられると、次は順に言
葉を覚えさせていく。その要領は先に具体的な説明をし
た通りである。カレンダ時計の機能を使って、時間を
「今何時」と聞いた場合に、これに対応してその時間を
答えるといった動作態様の選択も可能である。更に、ア
イドル状態では適当に生き物らしい動作を行い、抱いた
り撫でたりした場合の動作の選択、接近した場合の動作
の選択は、それぞれ首、羽、口、目等を動かして対応す
る。また、簡単な会話も言葉の認識によって可能とな
る。特定の言葉に対する動作や言葉の応答も可能とな
る。この他、各種の機能を付加することができる。
【0037】上記のような本発明の疑似生物玩具は、一
人暮しの若い女性やお年寄り、入院患者等の愛玩用とし
て、あるいは食堂、レストラン等、人の集まる場所にお
けるアイドルとして、あるいはゴルフ、カラオケ、パチ
ンコ、ボーリング等のゲームの景品等に適する。また、
飼い主の訓練次第で成長する本物らしい動作を行い、可
愛がり学習させることによって知識を増やすといった親
しみやすい構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例を表すブロック図である。
【図2】本発明の疑似生物玩具の内部構造例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の疑似生物玩具の具体的な動作例を示す
説明図である。
【図4】本発明の疑似生物玩具の名前の記憶動作フロー
チャートである。
【図5】外部情報入力履歴部のブロック図である。
【図6】カレンダ時計の動作フローチャートである。
【図7】本発明の玩具の具体的な機能と動作内容の説明
図(その1)である。
【図8】本発明の玩具の具体的な機能と動作内容の説明
図(その2)である。
【図9】本発明の玩具の具体的な動作態様説明図(その
1)である。
【図10】本発明の玩具の具体的な動作態様説明図(そ
の2)である。
【図11】本発明の玩具の具体的な動作態様説明図(そ
の3)である。
【図12】本発明の玩具の具体的な動作態様説明図(そ
の4)である。
【図13】本発明の玩具の具体的な動作態様説明図(そ
の5)である。
【符号の説明】
2 動作制御部 3 知覚センサ 4 アクチュエータ 5 動作態様記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G04G 1/00 311 G04G 1/00 311D 13/02 13/02 L G10K 15/04 302 G10K 15/04 302F G10L 3/00 G10L 3/00 R 551 551H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似生物をかたどったボディの各部に配
    置されて、外部情報を受け入れる知覚センサと、 この知覚センサにより受け入れた外部情報の内容に対応
    させて予め用意した複数の動作態様のうちのいずれかを
    選択する動作態様選択部と、 選択された動作態様に従って、前記ボディの各部に配置
    されたアクチュエータを駆動する動作制御部とを備えた
    ことを特徴とする疑似生物玩具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 知覚センサを介して入力する一定の外部情報に対して一
    定の動作態様が選択される場合に、 同一の知覚センサにより繰り返し入力した同一の外部情
    報の内容と入力回数を記憶する外部情報入力履歴記憶部
    を設け、 動作制御部は、 その履歴をパラメータとして、動作態様を選択すること
    を特徴とする疑似生物玩具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 動作制御部は、 入力する複数の外部情報の組み合わせに対して一定の動
    作態様を選択することを特徴とする疑似生物玩具。
  4. 【請求項4】 請求項1から3において、 動作制御部は、 人の接近を検出する知覚センサの出力により動作態様を
    選択することを特徴とする疑似生物玩具。
  5. 【請求項5】 請求項1から3において、 動作制御部は、 使用を開始してから継続的に日時を計時するカレンダ時
    計の出力により動作態様選択のためのパラメータを変更
    することを特徴とする疑似生物玩具。
  6. 【請求項6】 請求項1から3において、 入力する声の特徴を認識して、その声が過去に記憶した
    同一の声の場合に、その声と対応付けた動作態様を選択
    する音声認識部を備えたことを特徴とする疑似生物玩
    具。
  7. 【請求項7】 請求項1から3において、 同一の知覚センサにより繰り返し入力した同一の外部情
    報の内容と入力回数を記憶する外部情報入力履歴記憶部
    を設け、 この外部情報入力履歴記憶部は、所定の期間同一の外部
    情報の入力が無い場合にはその外部情報に対応付けた動
    作態様を記憶内容から削除することを特徴とする疑似生
    物玩具。
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