JPH09215741A - 消臭装置 - Google Patents
消臭装置Info
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- JPH09215741A JPH09215741A JP8023917A JP2391796A JPH09215741A JP H09215741 A JPH09215741 A JP H09215741A JP 8023917 A JP8023917 A JP 8023917A JP 2391796 A JP2391796 A JP 2391796A JP H09215741 A JPH09215741 A JP H09215741A
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- atomized
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 霧化された消臭液を比較的大きな車室内に十
分にいきわたらせる。 【解決手段】 消臭装置1は、超音波振動子7により霧
化された消臭液を含む霧化風が通過する第1の通風路1
0と、通常風が通過する通常風通路11とを備えてい
る。霧化風は流入口10aよりも大きな開口面積を有す
る消臭液吹出口9から吹出され、水槽6をバイパスした
通常風は消臭液吹出口9の側方および下方を取り囲むよ
うに形成された通常風吹出口12から吹出される。この
際、消臭液吹出口9は流入口10aよりも大きな開口面
積を有するので、霧化風が吹出される速度よりも速い速
度で通常風は吹出される。そのため、霧化風は速度の速
い通常風に乗った状態で吹出されるので、消臭液が霧化
された状態で到達する距離を伸ばすことができる。その
結果、比較的大きな車室内であっても霧化された消臭液
を十分にいきわたらせることができる。
分にいきわたらせる。 【解決手段】 消臭装置1は、超音波振動子7により霧
化された消臭液を含む霧化風が通過する第1の通風路1
0と、通常風が通過する通常風通路11とを備えてい
る。霧化風は流入口10aよりも大きな開口面積を有す
る消臭液吹出口9から吹出され、水槽6をバイパスした
通常風は消臭液吹出口9の側方および下方を取り囲むよ
うに形成された通常風吹出口12から吹出される。この
際、消臭液吹出口9は流入口10aよりも大きな開口面
積を有するので、霧化風が吹出される速度よりも速い速
度で通常風は吹出される。そのため、霧化風は速度の速
い通常風に乗った状態で吹出されるので、消臭液が霧化
された状態で到達する距離を伸ばすことができる。その
結果、比較的大きな車室内であっても霧化された消臭液
を十分にいきわたらせることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動子を振
動させることにより霧化した消臭剤により車室内の消臭
を行なう消臭装置に関するものである。
動させることにより霧化した消臭剤により車室内の消臭
を行なう消臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消臭装置としては、特開平6−3
0980号公報に開示されているような超音波振動子に
よって霧化した消臭剤を比較的狭い車室内に散布するこ
とにより、車室内の消臭(または脱臭、芳香)を行なう
消臭装置が提案されている。
0980号公報に開示されているような超音波振動子に
よって霧化した消臭剤を比較的狭い車室内に散布するこ
とにより、車室内の消臭(または脱臭、芳香)を行なう
消臭装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−30980号公報に開示されているような消臭装置
により、例えばバスや飛行機といった大型車両や輸送機
械などの比較的大きな車室内の消臭を行なう場合には霧
化された消臭液を車室内に十分いきわたらせることがで
きず、消臭装置から離れた位置では消臭を十分に行うこ
とができないという問題点があった。
6−30980号公報に開示されているような消臭装置
により、例えばバスや飛行機といった大型車両や輸送機
械などの比較的大きな車室内の消臭を行なう場合には霧
化された消臭液を車室内に十分いきわたらせることがで
きず、消臭装置から離れた位置では消臭を十分に行うこ
とができないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、バスなどの大型車両や飛行機などの輸送
機械の比較的大きな車室内全体に霧化した消臭剤を十分
にいきわたらせることができる消臭装置の提供を目的と
するものである。
たものであり、バスなどの大型車両や飛行機などの輸送
機械の比較的大きな車室内全体に霧化した消臭剤を十分
にいきわたらせることができる消臭装置の提供を目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1によれば、第1の通風路(10)を通過す
る空気は超音波振動子(7)により霧化された消臭剤溶
液を含み、第2の通風路(11)を通過する空気は霧化
された消臭剤溶液を含まない。第1の吹出口(9)から
は霧化された消臭剤溶液を含む空気(以下、霧化風とす
る)が吹出され、第2の吹出口(12)からは霧化され
た消臭剤溶液を含ない空気(以下、通常風とする)が吹
出される。そのため、霧化風は、通常風に少なくとも側
方および下方を包みこまれた状態で吹出される。そのた
め、霧化された消臭剤溶液が消臭装置(1)の近傍にお
いて一度に拡散し、蒸発してしまうことを防止すること
ができ、消臭剤溶液が霧化された状態で運ばれる距離を
伸ばすことができる。
に、請求項1によれば、第1の通風路(10)を通過す
る空気は超音波振動子(7)により霧化された消臭剤溶
液を含み、第2の通風路(11)を通過する空気は霧化
された消臭剤溶液を含まない。第1の吹出口(9)から
は霧化された消臭剤溶液を含む空気(以下、霧化風とす
る)が吹出され、第2の吹出口(12)からは霧化され
た消臭剤溶液を含ない空気(以下、通常風とする)が吹
出される。そのため、霧化風は、通常風に少なくとも側
方および下方を包みこまれた状態で吹出される。そのた
め、霧化された消臭剤溶液が消臭装置(1)の近傍にお
いて一度に拡散し、蒸発してしまうことを防止すること
ができ、消臭剤溶液が霧化された状態で運ばれる距離を
伸ばすことができる。
【0006】また、第1の通風路の流入口(10a)の
開口面積は第1の吹出口の開口面積よりも小さいので、
霧化風が第1の吹出口から吹出される速度は、空気が第
1の通風路に流入する際の速度、つまり空気が第2の通
風路を通過する速度よりも遅くなる。したがって、霧化
風は第2の吹出口から吹出される通常風の速度よりも遅
い速度で第1の吹出口から吹出される。そのため、霧化
風はより速い速度で吹出される通常風に乗った状態で運
ばれるので、霧化風は通常風とともに車室内を移動す
る。したがって、消臭剤溶液が霧化された状態で運ばれ
る距離を伸ばすことができる。
開口面積は第1の吹出口の開口面積よりも小さいので、
霧化風が第1の吹出口から吹出される速度は、空気が第
1の通風路に流入する際の速度、つまり空気が第2の通
風路を通過する速度よりも遅くなる。したがって、霧化
風は第2の吹出口から吹出される通常風の速度よりも遅
い速度で第1の吹出口から吹出される。そのため、霧化
風はより速い速度で吹出される通常風に乗った状態で運
ばれるので、霧化風は通常風とともに車室内を移動す
る。したがって、消臭剤溶液が霧化された状態で運ばれ
る距離を伸ばすことができる。
【0007】このように、消臭剤溶液が霧化された状態
で運ばれる距離を伸ばすことができるので、比較的大き
な車室であっても消臭剤溶液を車室内全体にいきわたら
せることができ、消臭を十分に行なうことができる。ま
た、請求項2の発明によれば、第2の送風手段の送風能
力は第1の送風手段の送風能力よりも大きいので、霧化
風が第1の吹出口から吹出される速度よりも速い速度で
通常風を第2の吹出口から吹出させることができる。ま
た、通常風によって少なくとも霧化風の側方および下方
を包みこんだ状態で吹き出させることができる。したが
って、霧化された消臭剤溶液が到達する距離を伸ばすこ
とができるので、比較的大きな車室であっても消臭剤溶
液を車室内全体にいきわたらせることができ、消臭を十
分に行なうことができる。
で運ばれる距離を伸ばすことができるので、比較的大き
な車室であっても消臭剤溶液を車室内全体にいきわたら
せることができ、消臭を十分に行なうことができる。ま
た、請求項2の発明によれば、第2の送風手段の送風能
力は第1の送風手段の送風能力よりも大きいので、霧化
風が第1の吹出口から吹出される速度よりも速い速度で
通常風を第2の吹出口から吹出させることができる。ま
た、通常風によって少なくとも霧化風の側方および下方
を包みこんだ状態で吹き出させることができる。したが
って、霧化された消臭剤溶液が到達する距離を伸ばすこ
とができるので、比較的大きな車室であっても消臭剤溶
液を車室内全体にいきわたらせることができ、消臭を十
分に行なうことができる。
【0008】さらに、請求項3の発明によれば、通常風
によって霧化風の周囲を取り囲んだ状態で吹出すことが
できるので、消臭剤溶液の拡散を防止することができ、
消臭剤溶液の到達距離を伸ばすことができる。さらに、
請求項4の発明によれば、霧化風は水平方向よりも上方
にむけて吹出されるので、霧化風をさらに遠方まで到達
させることができる。また、霧化しきれなかったり、結
露により生じる消臭剤溶液の液滴が第1の吹出口(9)
から吹出してしまうことを防止することができる。
によって霧化風の周囲を取り囲んだ状態で吹出すことが
できるので、消臭剤溶液の拡散を防止することができ、
消臭剤溶液の到達距離を伸ばすことができる。さらに、
請求項4の発明によれば、霧化風は水平方向よりも上方
にむけて吹出されるので、霧化風をさらに遠方まで到達
させることができる。また、霧化しきれなかったり、結
露により生じる消臭剤溶液の液滴が第1の吹出口(9)
から吹出してしまうことを防止することができる。
【0009】さらに、請求項5の発明によれば、霧化風
は通常風によって少なくとも側方および下方を囲まれた
状態で第1の吹出口(9)から吹出される。つまり、霧
化風は上方のみ開放された状態で第1の吹出し口から吹
出される。そのため、霧化風は消臭剤溶液の一部が上方
に向かって蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれ
る。そのため、消臭液の蒸発を徐々に行なうことがで
き、消臭液を車室内全体にいきわたらせることができ
る。
は通常風によって少なくとも側方および下方を囲まれた
状態で第1の吹出口(9)から吹出される。つまり、霧
化風は上方のみ開放された状態で第1の吹出し口から吹
出される。そのため、霧化風は消臭剤溶液の一部が上方
に向かって蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれ
る。そのため、消臭液の蒸発を徐々に行なうことがで
き、消臭液を車室内全体にいきわたらせることができ
る。
【0010】さらに、請求項6の発明によれば、それぞ
れ異なる方向に霧化風および通常風を吹出すことができ
るので、より広い車室内全体に霧化風をいきわたらせる
ことができ、効果的な消臭を行なうことができる。霧化
風は通常風によって側方および下方を囲まれた状態で第
1の吹出口(9)から吹出される。つまり、霧化風は上
方のみ開放された状態で第1の吹出し口から吹出され
る。そのため、霧化風はその一部が上方に向かって拡散
し、蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれる。そ
のため、消臭液の蒸発が局所的に起きることなく、消臭
液を車室内全体にいきわたらせることができる。
れ異なる方向に霧化風および通常風を吹出すことができ
るので、より広い車室内全体に霧化風をいきわたらせる
ことができ、効果的な消臭を行なうことができる。霧化
風は通常風によって側方および下方を囲まれた状態で第
1の吹出口(9)から吹出される。つまり、霧化風は上
方のみ開放された状態で第1の吹出し口から吹出され
る。そのため、霧化風はその一部が上方に向かって拡散
し、蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれる。そ
のため、消臭液の蒸発が局所的に起きることなく、消臭
液を車室内全体にいきわたらせることができる。
【0011】
〔発明の第1の実施の形態〕以下、本発明の第1の実施
の形態について図1ないし5に基づいて説明する。な
お、図1中において、黒色矢印は後述する超音波振動子
により霧化された消臭液を含む空気(霧化風)の流れを
示し、白色矢印は霧化された消臭液を含まない空気(通
常風)の流れを示す。
の形態について図1ないし5に基づいて説明する。な
お、図1中において、黒色矢印は後述する超音波振動子
により霧化された消臭液を含む空気(霧化風)の流れを
示し、白色矢印は霧化された消臭液を含まない空気(通
常風)の流れを示す。
【0012】バスの車室内に配される消臭装置1は、超
音波振動子7を振動させることによって容器である水槽
6に貯留された消臭剤溶液を霧化して車室内に吐出し、
消臭を行なうものである。なお、本実施の形態では、消
臭剤溶液(以下、消臭液とする)として、消臭剤溶液を
霧化しやすくするために植物性精油に可溶化剤(アルコ
ールなど)を加えて3%程度の濃度となるように混合し
たものを用いる。なお、消臭液の変質を防止するため、
消臭液中には少量の防腐剤が添加されている。
音波振動子7を振動させることによって容器である水槽
6に貯留された消臭剤溶液を霧化して車室内に吐出し、
消臭を行なうものである。なお、本実施の形態では、消
臭剤溶液(以下、消臭液とする)として、消臭剤溶液を
霧化しやすくするために植物性精油に可溶化剤(アルコ
ールなど)を加えて3%程度の濃度となるように混合し
たものを用いる。なお、消臭液の変質を防止するため、
消臭液中には少量の防腐剤が添加されている。
【0013】ケース2の内部には空気通路3が形成され
ており、その空気の流れ最上流側には吸入口4が形成さ
れている。この吸入口4の空気の流れ下流側には送風手
段であるファン5が配され、吸入口4から空気通路3に
空気を取入れる。ファン5よりも空気の流れ下流側に
は、上部が開口し、内部に消臭液が貯留された水槽6が
配されている。空気通路3を通過する空気のうち一部は
水槽6の上部より水槽6の内部に流入する。開口した水
槽6の底面に取り付けられた、超音波振動子7(例え
ば、PZT圧電素子など)が振動することにより消臭液
は霧化される。霧化風は水槽6の上方に設けられたダク
ト8に導かれる。
ており、その空気の流れ最上流側には吸入口4が形成さ
れている。この吸入口4の空気の流れ下流側には送風手
段であるファン5が配され、吸入口4から空気通路3に
空気を取入れる。ファン5よりも空気の流れ下流側に
は、上部が開口し、内部に消臭液が貯留された水槽6が
配されている。空気通路3を通過する空気のうち一部は
水槽6の上部より水槽6の内部に流入する。開口した水
槽6の底面に取り付けられた、超音波振動子7(例え
ば、PZT圧電素子など)が振動することにより消臭液
は霧化される。霧化風は水槽6の上方に設けられたダク
ト8に導かれる。
【0014】ダクト8は途中で2つに分岐しており、ダ
クト8の最下流部となる第1の吹出口である消臭液吹出
口9はケース2の側面のうち対向する2つの面に形成さ
れている。ダクト8の分岐している部分は消臭液吹出口
9側となるにつれて上方となるように傾斜しており、霧
化風が消臭液吹出口9から水平方向よりも上方にむけて
吹出されるようになっている。
クト8の最下流部となる第1の吹出口である消臭液吹出
口9はケース2の側面のうち対向する2つの面に形成さ
れている。ダクト8の分岐している部分は消臭液吹出口
9側となるにつれて上方となるように傾斜しており、霧
化風が消臭液吹出口9から水平方向よりも上方にむけて
吹出されるようになっている。
【0015】なお、開口した水槽6の上部から消臭液吹
出口9までいたる部分は第1の通風路10となってお
り、この第1の通風路10のうち水槽6よりも空気の流
れ下流側の部分は霧化風が通過する通風路となってい
る。一方、空気通路3を通過する空気のうち、水槽6を
バイパスし、消臭液を含まない空気は通常風通路11を
通過し、通常風通路11の空気の流れ最下流側に形成さ
れた第2の吹出口である通常風吹出口12から車室内へ
と吹出される。通常風吹出口12は、消臭液吹出口9の
側方および下方をコの字型にとり囲むようにケース2に
形成されており、霧化風は通常風によってその側方およ
び下方を包みこまれるようにして車室内へと吹出され
る。
出口9までいたる部分は第1の通風路10となってお
り、この第1の通風路10のうち水槽6よりも空気の流
れ下流側の部分は霧化風が通過する通風路となってい
る。一方、空気通路3を通過する空気のうち、水槽6を
バイパスし、消臭液を含まない空気は通常風通路11を
通過し、通常風通路11の空気の流れ最下流側に形成さ
れた第2の吹出口である通常風吹出口12から車室内へ
と吹出される。通常風吹出口12は、消臭液吹出口9の
側方および下方をコの字型にとり囲むようにケース2に
形成されており、霧化風は通常風によってその側方およ
び下方を包みこまれるようにして車室内へと吹出され
る。
【0016】上述したように空気通路3を通過する空気
の一部は水槽6に流入し、残りは通常風通路11へと送
られており、空気通路3は水槽6の上部において第1の
通風路10と、第2の通風路である通常風通路11とに
分岐した状態となっている。なお、開口した水槽6の上
部は第1の通風路10の空気の流れ最上流側であり、第
1の通風路10の流入口10aとなっている。
の一部は水槽6に流入し、残りは通常風通路11へと送
られており、空気通路3は水槽6の上部において第1の
通風路10と、第2の通風路である通常風通路11とに
分岐した状態となっている。なお、開口した水槽6の上
部は第1の通風路10の空気の流れ最上流側であり、第
1の通風路10の流入口10aとなっている。
【0017】なお、流入口10aの開口面積は、消臭液
吹出口9の開口面積よりも小さい。そのため、霧化風が
消臭液吹出口9から吹出される速度は空気が水槽6に流
入する速度、つまり空気が空気通路3を通過する速度よ
りも遅くなる。したがって、消臭液吹出口9から吹出さ
れる霧化風の速度よりも速い速度で通常風吹出口12か
ら通常風が吹出される。
吹出口9の開口面積よりも小さい。そのため、霧化風が
消臭液吹出口9から吹出される速度は空気が水槽6に流
入する速度、つまり空気が空気通路3を通過する速度よ
りも遅くなる。したがって、消臭液吹出口9から吹出さ
れる霧化風の速度よりも速い速度で通常風吹出口12か
ら通常風が吹出される。
【0018】ところで、水槽6の内部には消臭液の水位
を検出する水位センサ13が設けられている。水位セン
サ13は、水槽6内の水位変動に伴って変位するフロー
ト13aと、液面の低下によりフロート13aが所定の
水位よりも低下した際にオンとなるフロートスイッチ1
3bからなる。このフロートスイッチ13bは図示しな
い制御手段に接続されており、水槽6内の消臭液の水位
が所定の水位以下となると消臭装置1の作動が停止する
ように制御される。また、水槽6の底面には後述する貯
留タンク14の開閉弁15を開くための突出部6aが形
成されている。
を検出する水位センサ13が設けられている。水位セン
サ13は、水槽6内の水位変動に伴って変位するフロー
ト13aと、液面の低下によりフロート13aが所定の
水位よりも低下した際にオンとなるフロートスイッチ1
3bからなる。このフロートスイッチ13bは図示しな
い制御手段に接続されており、水槽6内の消臭液の水位
が所定の水位以下となると消臭装置1の作動が停止する
ように制御される。また、水槽6の底面には後述する貯
留タンク14の開閉弁15を開くための突出部6aが形
成されている。
【0019】ケース2の上方には消臭液を貯留する貯留
タンク14が取り付けられ、貯留タンク14の底面に形
成された補給管16が水槽6内へと伸びている。この補
給管16の下端には開口部16aが形成されており、こ
の開口部16aを開閉する開閉弁15が設けられてい
る。開閉弁15は、スプリング17と、弁体18と、当
接部19と、開口部16aとスプリング17とを挿通す
る軸部20とを備えている。弁体18はテーパ状の形状
を有しており、補給管16の内部に配される。当接部1
9は補給管16の外部に配され、貯留タンク14がケー
ス2に取り付けられる際に水槽6の底面に形成される突
出部6aと当接する。軸部20の一端には弁体18が取
り付けられ、他端には当接部19が取り付けられてい
る。
タンク14が取り付けられ、貯留タンク14の底面に形
成された補給管16が水槽6内へと伸びている。この補
給管16の下端には開口部16aが形成されており、こ
の開口部16aを開閉する開閉弁15が設けられてい
る。開閉弁15は、スプリング17と、弁体18と、当
接部19と、開口部16aとスプリング17とを挿通す
る軸部20とを備えている。弁体18はテーパ状の形状
を有しており、補給管16の内部に配される。当接部1
9は補給管16の外部に配され、貯留タンク14がケー
ス2に取り付けられる際に水槽6の底面に形成される突
出部6aと当接する。軸部20の一端には弁体18が取
り付けられ、他端には当接部19が取り付けられてい
る。
【0020】貯留タンク14がケース2に取り付けられ
ていると、図2に示すように、当接部19は水槽6の底
面に形成された突出部6aに押付けられ、弁体18は上
方へと移動し、開閉弁15は開いた状態となる。その結
果、貯留タンク14に貯留された消臭液は補給管16を
経て水槽6へと補給される。一方、消臭液の補充などの
ために貯留タンク14がケース2から取り外されている
際には、図3に示すように、当接部19は突出部6aか
ら離れるため、弁体18は下方へと移動し、開閉弁15
は閉じた状態となる。その結果、貯留タンク14をケー
ス2から取り外している際の、貯留タンク14からの消
臭液の漏れを防止することができる。
ていると、図2に示すように、当接部19は水槽6の底
面に形成された突出部6aに押付けられ、弁体18は上
方へと移動し、開閉弁15は開いた状態となる。その結
果、貯留タンク14に貯留された消臭液は補給管16を
経て水槽6へと補給される。一方、消臭液の補充などの
ために貯留タンク14がケース2から取り外されている
際には、図3に示すように、当接部19は突出部6aか
ら離れるため、弁体18は下方へと移動し、開閉弁15
は閉じた状態となる。その結果、貯留タンク14をケー
ス2から取り外している際の、貯留タンク14からの消
臭液の漏れを防止することができる。
【0021】続いて、本実施の形態の作動について述べ
る。図示しない消臭装置1の電源がオンとなるとファン
5の回転および、図示しない発振回路による超音波振動
子7の振動が開始される。ファン5の回転により吸入口
4からケース2の内部に取入れられた空気の一部は水槽
6の内部に流入し、超音波振動子7の振動によって霧化
された消臭液が供給されて霧化風となる。霧化風はダク
ト8を通過し、消臭液吹出口9から車室内へと吹出され
る。吹出された霧化風に含まれる消臭液は拡散し、蒸発
することにより車室内での消臭を行なう。
る。図示しない消臭装置1の電源がオンとなるとファン
5の回転および、図示しない発振回路による超音波振動
子7の振動が開始される。ファン5の回転により吸入口
4からケース2の内部に取入れられた空気の一部は水槽
6の内部に流入し、超音波振動子7の振動によって霧化
された消臭液が供給されて霧化風となる。霧化風はダク
ト8を通過し、消臭液吹出口9から車室内へと吹出され
る。吹出された霧化風に含まれる消臭液は拡散し、蒸発
することにより車室内での消臭を行なう。
【0022】一方、水槽6をバイパスした空気は霧化さ
れた消臭液が供給されることなく通常風通路11を通過
し、そのまま通常風として通常風吹出口12から車室内
へと吹出される。ところで、本実施の形態では、霧化風
は通常風によってその側方および下方を包みこまれるよ
うにして消臭液吹出口9から吹出されるので、消臭装置
1の近傍において霧化風に含まれる消臭液が一度に拡散
し、蒸発してしまうことを防止することができる。
れた消臭液が供給されることなく通常風通路11を通過
し、そのまま通常風として通常風吹出口12から車室内
へと吹出される。ところで、本実施の形態では、霧化風
は通常風によってその側方および下方を包みこまれるよ
うにして消臭液吹出口9から吹出されるので、消臭装置
1の近傍において霧化風に含まれる消臭液が一度に拡散
し、蒸発してしまうことを防止することができる。
【0023】さらに、霧化風が消臭液吹出口9から吹出
される速度よりも速い速度で通常風吹出口12から通常
風が吹出されるので、吹き出された霧化風は車室内を移
動していく間、通常風に周囲を包みこまれた状態で運ば
れる。したがって、霧化風に含まれる消臭液が消臭装置
の近傍において一度に拡散し、蒸発してしまうことを防
止することができ、消臭液を霧化された状態で遠方まで
運ぶことができる。つまり、霧化風の到達距離を伸ばす
ことができる。
される速度よりも速い速度で通常風吹出口12から通常
風が吹出されるので、吹き出された霧化風は車室内を移
動していく間、通常風に周囲を包みこまれた状態で運ば
れる。したがって、霧化風に含まれる消臭液が消臭装置
の近傍において一度に拡散し、蒸発してしまうことを防
止することができ、消臭液を霧化された状態で遠方まで
運ぶことができる。つまり、霧化風の到達距離を伸ばす
ことができる。
【0024】また、通常風は霧化風よりも速い速度で吹
出されるので、霧化風は通常風に乗った状態で運ばれ
る。つまり、霧化風はより速い速度で吹出される通常風
とともに車室内を移動するので、霧化風が到達する距離
を伸ばすことができる。以上に述べたように、霧化風の
到達距離を伸ばすことができるので、バスなどの大型車
両や飛行機などの輸送機械の、比較的大きな車室におい
ても霧化された状態の消臭液を車室内に十分いきわたら
せることができる。
出されるので、霧化風は通常風に乗った状態で運ばれ
る。つまり、霧化風はより速い速度で吹出される通常風
とともに車室内を移動するので、霧化風が到達する距離
を伸ばすことができる。以上に述べたように、霧化風の
到達距離を伸ばすことができるので、バスなどの大型車
両や飛行機などの輸送機械の、比較的大きな車室におい
ても霧化された状態の消臭液を車室内に十分いきわたら
せることができる。
【0025】また、通常風吹出口12は消臭液吹出口9
の側方および下方をとり囲むようにしてケース2に形成
されているので、霧化風はその側方および下方を通常風
によってとり囲まれるように吹出される。つまり、霧化
風は上方のみ開放された状態で消臭液吹出口9から吹出
される。そのため、霧化風はその一部が上方に向かって
拡散し、蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれ
る。そのため、消臭液を蒸発徐々に蒸発させることがで
き、消臭液を車室内全体にいきわたらせることができ
る。また、霧化風は霧化された消臭剤溶液を含むため通
常風よりも重いが、その側方および下方を通常風によっ
てとり囲まれるように吹出されるので、霧化風は消臭液
吹出口9から吹出された後、車室内の床面などに落下す
ることなく運ばれる。そのため、消臭装置1の近傍で消
臭液が一度に蒸発してしまうことを防止することができ
る。
の側方および下方をとり囲むようにしてケース2に形成
されているので、霧化風はその側方および下方を通常風
によってとり囲まれるように吹出される。つまり、霧化
風は上方のみ開放された状態で消臭液吹出口9から吹出
される。そのため、霧化風はその一部が上方に向かって
拡散し、蒸発しつつ、通常風によって遠方まで運ばれ
る。そのため、消臭液を蒸発徐々に蒸発させることがで
き、消臭液を車室内全体にいきわたらせることができ
る。また、霧化風は霧化された消臭剤溶液を含むため通
常風よりも重いが、その側方および下方を通常風によっ
てとり囲まれるように吹出されるので、霧化風は消臭液
吹出口9から吹出された後、車室内の床面などに落下す
ることなく運ばれる。そのため、消臭装置1の近傍で消
臭液が一度に蒸発してしまうことを防止することができ
る。
【0026】さらに、ダクト8が2つに分岐し、消臭液
吹出口9および通常風吹出口12はそれぞれケース2の
側面のうち対向する2つの面に形成されているので、霧
化された消臭液を2方向に吹出すことができる。バスの
車室は縦長の空間であるので、図5に示すように、バス
の車室の中央に消臭装置1を配すると、霧化された消臭
液を車室内全体に効果的にいきわたらせることができ
る。
吹出口9および通常風吹出口12はそれぞれケース2の
側面のうち対向する2つの面に形成されているので、霧
化された消臭液を2方向に吹出すことができる。バスの
車室は縦長の空間であるので、図5に示すように、バス
の車室の中央に消臭装置1を配すると、霧化された消臭
液を車室内全体に効果的にいきわたらせることができ
る。
【0027】さらに、ダクト8の分岐している部分は消
臭液吹出口9側となるにつれて上方となるように傾斜し
ているので、霧化風を消臭液吹出口9から水平方向より
も上方にむけて吹出させることができ、霧化風を遠方ま
で到達させることができる。また、ダクト8がこのよう
に傾斜させることにより、霧化しきれなかったり、結露
により生じるダクト8の内壁面に付着する消臭液の液滴
をダクト8の内壁面をつたわらせて水槽6へと戻すこと
ができる。そのため、消臭液の液滴が消臭液吹出口9か
ら吹き出してしまうことを防止することができる。
臭液吹出口9側となるにつれて上方となるように傾斜し
ているので、霧化風を消臭液吹出口9から水平方向より
も上方にむけて吹出させることができ、霧化風を遠方ま
で到達させることができる。また、ダクト8がこのよう
に傾斜させることにより、霧化しきれなかったり、結露
により生じるダクト8の内壁面に付着する消臭液の液滴
をダクト8の内壁面をつたわらせて水槽6へと戻すこと
ができる。そのため、消臭液の液滴が消臭液吹出口9か
ら吹き出してしまうことを防止することができる。
【0028】〔その他の実施の形態〕なお、特に図示し
ないが、消臭装置を以下に述べるような構造としてもよ
い。第1の実施の形態で述べたように、空気通路が第1
の通風路と第2の通風路とに分岐する構造ではなく、別
個の流入口をそれぞれ有する第1の通風路と第2の通風
路とを設け、各通風路に送風手段を別個に配した構造と
する。ただし、第2の通風路には、第1の通風路に配す
る第1の送風手段であるファンよりも送風能力の大きな
第2の送風手段であるファンを配する。なお、消臭液が
貯留された水槽は第1の通風路に配され、水槽よりも空
気の流れ下流側の第1の通風路の部分は霧化風が通過す
る通風路となっている。なお、その他の構成については
第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
ないが、消臭装置を以下に述べるような構造としてもよ
い。第1の実施の形態で述べたように、空気通路が第1
の通風路と第2の通風路とに分岐する構造ではなく、別
個の流入口をそれぞれ有する第1の通風路と第2の通風
路とを設け、各通風路に送風手段を別個に配した構造と
する。ただし、第2の通風路には、第1の通風路に配す
る第1の送風手段であるファンよりも送風能力の大きな
第2の送風手段であるファンを配する。なお、消臭液が
貯留された水槽は第1の通風路に配され、水槽よりも空
気の流れ下流側の第1の通風路の部分は霧化風が通過す
る通風路となっている。なお、その他の構成については
第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0029】第1の通風路に配するファンよりも送風能
力の大きなファンを第2の通風路に配することにより、
通常風を第1の吹出口から吹出される霧化風よりも速い
速度で第2の吹出口から吹出すことができる。そのた
め、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。なお、以上に述べた実施の形態では、消臭液吹出口
の側方と下方とを囲むように通常風吹出口が形成された
実施の形態について述べたが、消臭液吹出口の周囲を囲
むように通常風吹出口が形成されていても、以上に述べ
た実施の形態と同様の効果を得ることができる。
力の大きなファンを第2の通風路に配することにより、
通常風を第1の吹出口から吹出される霧化風よりも速い
速度で第2の吹出口から吹出すことができる。そのた
め、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。なお、以上に述べた実施の形態では、消臭液吹出口
の側方と下方とを囲むように通常風吹出口が形成された
実施の形態について述べたが、消臭液吹出口の周囲を囲
むように通常風吹出口が形成されていても、以上に述べ
た実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0030】また、以上に示した実施の形態では、ダク
トの分岐している部分を消臭液吹出口側となるにつれて
上方となるように傾斜する形状としたが、ダクトの分岐
している部分は傾斜していなくてもよい。また、以上に
示した実施の形態における消臭液吹出口および通常風吹
出口が形成される数および位置はあくまでも実施の形態
の一例であり、その数および位置は特に限定されない。
トの分岐している部分を消臭液吹出口側となるにつれて
上方となるように傾斜する形状としたが、ダクトの分岐
している部分は傾斜していなくてもよい。また、以上に
示した実施の形態における消臭液吹出口および通常風吹
出口が形成される数および位置はあくまでも実施の形態
の一例であり、その数および位置は特に限定されない。
【0031】さらに、消臭剤の種類についても蒸発する
ことによって消臭を行なう消臭剤であればよく、その種
類については特に限定されない。同様に可溶化剤につい
ても特にその種類は特に限定されない。また、以上に示
した実施の形態における消臭液の濃度はあくまでも実施
の形態の一例であり、その濃度は特に限定されない。な
お、以上に示した実施の形態では、消臭装置をバスの車
室内に配した形態について述べたが、バスの車室と同様
に縦長の空間である飛行機や列車といった輸送機械の客
室などに配しても以上に示した実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
ことによって消臭を行なう消臭剤であればよく、その種
類については特に限定されない。同様に可溶化剤につい
ても特にその種類は特に限定されない。また、以上に示
した実施の形態における消臭液の濃度はあくまでも実施
の形態の一例であり、その濃度は特に限定されない。な
お、以上に示した実施の形態では、消臭装置をバスの車
室内に配した形態について述べたが、バスの車室と同様
に縦長の空間である飛行機や列車といった輸送機械の客
室などに配しても以上に示した実施の形態と同様の効果
を得ることができる。
【図1】図4のA−A線断面図である。
【図2】貯留タンクがケースに取り付けられている際
の、図4のB−B線における、消臭装置の水槽および貯
留タンクの断面図である。
の、図4のB−B線における、消臭装置の水槽および貯
留タンクの断面図である。
【図3】貯留タンクがケースから取り外された際の、図
4のB−B線における貯留タンクの断面図である。
4のB−B線における貯留タンクの断面図である。
【図4】消臭装置の斜視図である。
【図5】消臭装置をバスの車室に配した状態を示す模式
図である。
図である。
1 消臭装置 2 ケース 3 空気通路 6 容器である水槽 7 超音波振動子 9 第1の吹出口である消臭液吹出口 10 第1の通風路である消臭液通風路 10a 流入口 11 第2の通風路である通常風通路 12 第2の吹出口である通常風吹出口
Claims (6)
- 【請求項1】 ケースと、 このケースの内部に形成され、第1の通風路と第2の通
風路とに分岐する、空気が通過する空気通路と、 前記第1の通風路の空気の流れ最上流側に形成される流
入口と、 この第1の通風路に配され、消臭剤溶液を貯留する容器
と、 この容器に取り付けられ、振動することにより前記容器
に貯留される前記消臭剤溶液を霧化する超音波振動子
と、 前記第1の通風路の空気の流れ最下流側に形成され、前
記超音波振動子により霧化された前記消臭剤溶液を車室
内に吹出す第1の吹出口と、 少なくともこの第1の吹出口の側方および下方を囲むよ
うに前記第2の通風路の空気の流れ最下流側に形成され
る前記第2の通風路を通過する空気が吹出される第2の
吹出口とを有し、 前記流入口の開口面積が前記第1の吹出口の開口面積よ
りも小さいことを特徴とする消臭装置。 - 【請求項2】 内部に第1の通風路と第2の通風路とが
形成されるケースと、 前記第1の通風路の空気の流れ最上流側に形成される第
1の流入口と、 この第1の流入口よりも空気の流れ下流側に配される第
1の送風手段と、 この第1の送風手段よりも空気の流れ下流側に配され、
消臭剤溶液を貯留する容器と、 この容器に取り付けられ、振動することにより前記容器
に貯留される前記消臭剤溶液を霧化する超音波振動子
と、 前記第1の通風路の空気の流れ最下流側に形成され、前
記超音波振動子により霧化された前記消臭剤溶液を車室
内に吹出す第1の吹出口と、 前記第2の通風路の空気の流れ最上流側に形成される第
2の流入口と、 この第2の流入口よりも空気の流れ下流側に配される第
2の送風手段と、 少なくともこの第1の吹出口の側方と下方とを囲むよう
に前記第2の通風路の空気の流れ最下流側に形成される
前記第2の通風路を通過する空気が吹出される第2の吹
出口とを有し、 前記第2の送風手段の送風能力が前記第1の送風手段の
送風能力よりも大きいことを特徴とする消臭装置。 - 【請求項3】 前記第2の吹出口が前記第1の吹出口の
周囲を囲むように形成されることを特徴とする請求項1
または2記載の消臭装置。 - 【請求項4】 前記第1の通風路が前記第1の吹出口側
となるにつれて上方となるように傾斜していることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の消臭
装置。 - 【請求項5】 前記第2の吹出口が前記第1の吹出口の
側方と下方とを囲むように形成されることを特徴とする
請求項1ないし4のいずれか1つに記載の消臭装置。 - 【請求項6】 それぞれ異なる方向に伸びる複数の前記
第1の通風路および前記第2の通風路と、 前記第1の通風路の空気の流れ最下流側にそれぞれ形成
され、前記超音波振動子の振動子により霧化された前記
消臭剤溶液をそれぞれ異なる方向に吹出す複数の第1の
吹出口と、 これらの消臭液吹出口の少なくとも側方と下方とを囲む
ように前記第2の通風路の空気の流れ最下流側にそれぞ
れ形成される複数の前記通常風吹出口とを有することを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の消
臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02391796A JP3632276B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 消臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02391796A JP3632276B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 消臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215741A true JPH09215741A (ja) | 1997-08-19 |
JP3632276B2 JP3632276B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=12123861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02391796A Expired - Fee Related JP3632276B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 消臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3632276B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010527723A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | バイオケル ユーケイ リミテッド | 閉鎖空間の汚染除去方法および装置 |
JP2022158739A (ja) * | 2021-04-01 | 2022-10-17 | スボン カンパニー,リミテッド | ミスト噴霧装置、及びそれを用いた殺菌消毒用ミストシャワー装置 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP02391796A patent/JP3632276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010527723A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | バイオケル ユーケイ リミテッド | 閉鎖空間の汚染除去方法および装置 |
US8916093B2 (en) | 2007-05-30 | 2014-12-23 | Bioquell Uk Limited | Method and apparatus for decontaminating enclosed spaces |
JP2022158739A (ja) * | 2021-04-01 | 2022-10-17 | スボン カンパニー,リミテッド | ミスト噴霧装置、及びそれを用いた殺菌消毒用ミストシャワー装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3632276B2 (ja) | 2005-03-23 |
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Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040901 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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