JP2001286545A - 脱臭装置及び脱臭方法 - Google Patents

脱臭装置及び脱臭方法

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JP2001286545A JP2000106192A JP2000106192A JP2001286545A JP 2001286545 A JP2001286545 A JP 2001286545A JP 2000106192 A JP2000106192 A JP 2000106192A JP 2000106192 A JP2000106192 A JP 2000106192A JP 2001286545 A JP2001286545 A JP 2001286545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型、軽量かつ簡易な構造であり、製造コスト
や運転コストを低く抑えることができ、さらに脱臭効率
も高い脱臭装置を提供する。 【解決手段】ノズル部(3)の先端部分を包含するように
配置され、その一部に空気取り入れ口(6)が設けられた
チェンバー(7)へ、脱臭液(1)をジェット噴流化し噴出す
ることによるエゼクタ効果を利用して臭気を含む空気を
吸引するための専用の動力源を要する吸気手段を不要し
脱臭装置の構造を簡易なものとし、脱臭液を微粒の高速
噴流化して拡散効率を高める高脱臭能を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、店舗等の建
物内又は乗り物等の移動式構造物中で使用することがで
きる、臭気を含む空気の脱臭を行うための脱臭装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】脱臭液を用いる脱臭装置の原理は、臭気
を含む空気を脱臭液と接触させることにより脱臭を行う
ものである。
【0003】ここで、脱臭効率の良否は、脱臭液と臭気
を含む空気との接触面積の多少に大きく影響される。そ
こで、従来の脱臭液を用いた脱臭装置にあっては、臭気
と脱臭液の接触面積を増やし、効率的に脱臭を行うため
に種々の構造を有する装置が発案されている。代表的な
ものとしては、脱臭液を細粒化した上で散布し、臭気と
接触させることにより脱臭を行う散布式脱臭装置、充填
材を用いて充填材内を滴下する脱臭液が臭気と接触する
ことにより脱臭を行う充填材式脱臭装置、臭気が気泡と
なって脱臭液中を通り抜けることにより脱臭を行う気泡
式脱臭装置などがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の脱臭装置では、装置が複雑化・重量化・大型化
し、また、製造コストや運転コストも上昇する等の問題
点があった。
【0005】具体的には、散布式脱臭装置においては脱
臭液を散布する手段及び臭気を取り入れるための専用の
動力源を備えた吸気手段を要するため装置が複雑化し、
充填材式脱臭装置においては動力源を備えた吸気手段を
要する上、脱臭液を含んだ充填材は重量物であるため装
置が重量化し、また、気泡式脱臭装置にあっては気泡発
生手段を要することに加え、気泡化した臭気が脱臭液中
を通り抜ける経路を長くとる必要があるため、脱臭液を
充填するタンクが大型化するなどの欠点があった。
【0006】本発明は上記のような従来の脱臭装置にお
ける問題点を解決するためになされたものであり、小
型、軽量かつ簡易な構造であり、製造コストや運転コス
トを低く抑えることができ、さらに脱臭効率も高い脱臭
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1は、脱臭液を噴霧化する手段
と、噴霧化された前記脱臭液に臭気を接触させる手段と
からなる脱臭装置を提供する。
【0008】本請求項に係る脱臭装置によれば、散布式
の脱臭装置のように単に脱臭液を細粒化して脱臭液の表
面積を増加させ、これを臭気を含む空気と混合すること
により脱臭を行うだけではなく、脱臭液を噴霧化させる
ことにより脱臭液の表面積を飛躍的に増加させ、臭気を
含む空気と効率よく混合することを可能とすることによ
り、単位時間当たりの微粒化できる脱臭液の量および吸
気量を増加させ脱臭効率を高めることができる。
【0009】本発明のうち請求項2は、臭気を分解する
脱臭液と、前記脱臭液を充填するタンクと、前記脱臭液
をジェット噴流化し、下方に噴出する少なくとも一つの
ノズル部と、一端が前記タンクに、他端が前記ノズル部
に接続されている導管と、前記導管に設けられ、前記脱
臭液を前記ノズル部に圧送する圧送手段と、前記ノズル
部の先端部分を包含するように配置され、その一部に空
気取り入れ口が設けられたチェンバーと、前記チェンバ
ーと連通し、前記タンクに充填された前記脱臭液に向か
って延びる脱臭筒と、からなる脱臭装置を提供する。
【0010】本請求項に係る脱臭装置では、タンク内の
脱臭液は、圧送手段により導管を通じてノズル部に圧送
され、ノズル部の先端より脱臭筒に向けジェット噴流化
され、微粒状かつ高速に噴出される。その際、ノズル部
を包含するように形成されたチェンバー内のノズル先端
部分の周囲にある気体は、脱臭液噴流の運動量と粘性の
効果により脱臭液噴流に引き込まれて脱臭筒に吸引され
ることとなる。
【0011】そこで、チェンバーに空気取り入れ口を設
けてやることにより、空気取り入れ口から臭気を含む大
量の空気を吸引することができる。
【0012】この現象はエゼクタ効果と呼ばれ、この効
果を利用してやれば、散布式や充填材式の脱臭装置のよ
うに専用の動力源を備えた空気吸引手段を用いなくと
も、脱臭液の圧送手段のみにより大量の空気をチェンバ
ーへ吸引することができ、チェンバー内で吸引された臭
気を含む空気と微粒化された脱臭液を混合し、脱臭液混
合気とした上で、脱臭筒において脱臭を行うことができ
る。
【0013】なお、前述のように脱臭効率の良否は脱臭
筒内に取り込まれた空気と脱臭液との接触面積および両
者の速度に依存するが、脱臭液は微粒化されることによ
りその表面積が激増し、臭気を含む空気との接触面積も
飛躍的に増大しており、また、脱臭液は高速のジェット
噴流化され、脱臭液と空気との速度も飛躍的に増大して
いるため、脱臭液混合気が脱臭筒の中を移動する間に、
悪臭を含む空気の脱臭を効果的に行うことができる。
【0014】また、脱臭効果が脱臭液の液滴の速度にも
依存するのは次の理由による。
【0015】脱臭は空気中に浮遊する臭気分子が固体ま
たは液体に吸着される現象である。すなわち、空気中か
ら吸収剤中への物質移動現象である。吸着剤(本発明に
おいては、脱臭液粒子)近傍の空気は臭気の濃度が低下
し、粒子からやや遠く濃度が高い位置の空気から物質拡
散により粒子近傍へ物質が移動し、さらに、吸着される
という過程が連続して生じる。
【0016】従って、吸着効果すなわち脱臭効果を高め
るためには、吸着剤の表面積を増加させること以外に、
気体中の物質拡散を促進させることが効果的である。す
なわち、吸着剤粒子近傍の流れを乱流にすることや、粒
子と接触する臭気気体の相対流速を速くすることが効果
的である。
【0017】単一球の物質伝達に関するFroessl
ingの式は、 Sh=2.0+0.55Sc1/3+Re1/2 であり、Sh=α/Dである。Dは拡散係数であり、物
質により定まる。αは物質伝達係数である。従って、速
度が増加すれば、レイノルズ数が増加し、シャーウッド
数Shが増加し、物質伝達係数が大きなることがわか
る。
【0018】また、脱臭液は圧送手段により加圧された
状態でジェット噴流化した上で高速にノズル部より噴出
されるため、単位時間当たりに微粒化できる脱臭液の量
も、従来の散布式の脱臭装置に比して多くすることがで
る。すなわち、より脱臭液の表面積を増加させることが
可能となり、脱臭効率を高めることができる。
【0019】これにより、本請求項に係る脱臭装置(混
合チェンバー式)では、脱臭液と空気との接触面積を増
大させ、また、臭気を含んだ空気を脱臭装置内に取り込
むために従来の散布式脱臭装置においては必須であった
専用の動力源を備えた散布手段および吸気手段が必要な
く、また、充填材式脱臭装置のように充填材を必要とせ
ず、また、気泡式脱臭装置のような気泡発生手段や大量
の脱臭液を充填しておくための大型のタンクも必要もな
い。
【0020】このように、本請求項に係る脱臭装置は、
その構造が簡易、かつ、軽量・小型であり、また、製造
コストや運転コストも抑えることができるという長所が
ある。
【0021】請求項3に係る脱臭装置は、前記ノズル部
とそれに対応する前記脱臭筒とを2以上備え、前記タン
クはそれらの脱臭筒に共通しているものであることを特
徴とする。
【0022】脱臭装置の脱臭効率の良否は、脱臭筒内に
取り込まれた空気と脱臭液との接触面積の多少に依存す
るが、2以上の脱臭筒を設けてやることにより、同時に
より多くの脱臭液を噴霧化することができ、悪臭を含む
空気と脱臭液との接触面積を倍増させることによって装
置の脱臭能を向上させることができる。
【0023】ここで、脱臭液が蓄えられ最も重量化する
タンクおよび圧送手段を、2以上の脱臭筒に共通して設
けてやれば、脱臭液の液面や脱臭液の濃度及び圧送手段
の動作の管理が容易となるとともに、脱臭能が高く、か
つ、単に2以上の脱臭装置を併置するのと比して小型・
軽量な脱臭装置を提供することができる。
【0024】請求項4に記載されているように、前記脱
臭筒は下端において開口部を有し、該開口部は前記タン
クに蓄えられた脱臭液の液面よりもわずかに上方に位置
するように配置されていることが好ましい。
【0025】このように開口部を配置することにより、
脱臭液混合気中の微粒化された脱臭液は、脱臭筒の下端
の開口部から噴出される際、タンク内に蓄えられた脱臭
液の液面と効率的に接触するため、その大部分は再び液
化し、タンクに蓄えられることとなる。これにより、微
粒化した脱臭液が液化せず、微粒のまま空気と共に排出
され、時間経過にともない脱臭液が減少することを抑え
ることができる。
【0026】ここで、微粒化した脱臭液がタンクに蓄え
られた脱臭液と効率的に接触することができるように、
開口部は液面から数センチ乃至10センチ程度の距離に
おいて開口し、また、脱臭筒はタンク内の脱臭液に向け
テーパー状末広がりに形成されていることが好ましい。
【0027】請求項5に記載の脱臭装置は、前記脱臭筒
を内包するように形成され、その上方に少なくとも一つ
の排気口を有し、その下方には脱臭液を蓄える前記タン
クを形成する脱臭装置本体を有することを特徴とする。
【0028】前記脱臭装置本体は、前記脱臭筒をその内
部に包含するよう、前記脱臭筒の周囲を取り囲むように
形成される。そのため、前記脱臭筒の周囲を取り囲むよ
うに形成された脱臭装置本体の部分は、排気筒として機
能することとなる。これにより、別個に排気筒を設ける
必要が無く、脱臭装置の構造を簡略化することができ
る。また、前記開口部と排気口との距離を長くとること
で、タンクに充填された脱臭液の液面と接触せず、微粒
のまま排気口に向かう脱臭液の結露化を促進し、脱臭液
混合気中の脱臭液の液化を図ることができるため、時間
の経過に伴う脱臭液の減少を抑えることができる。
【0029】さらに、脱臭装置本体の下方に前記タンク
を形成することで、結露・液化した脱臭液がタンクに滴
下することとなり、また、前記脱臭装置本体を縦長の形
状とすることができるため脱臭装置の設置面積を抑え省
スペース化を図ることができる。
【0030】請求項6に記載の脱臭装置は、前記脱臭装
置本体の内部に設けられ、前記脱臭装置の内部を、前記
脱臭筒の開口部を包含する第一の空間と前記排気口と連
通する第二の空間とに分割する気水分離板をさらに備え
ることを特徴とする。
【0031】ここで、気水分離板は、パンチング加工さ
れ若しくは網目状に加工されているため、脱臭液混合気
は、第一の空間から第二の空間へ通過することができる
が、その際、脱臭液混合気中の脱臭液が、気水分離板に
付着・結露することによって再び液化することとなる。
【0032】すなわち、脱臭筒の開口部から噴出される
際、タンク内の脱臭液液面と接触せず、液化しないまま
排気筒へ向かう脱臭液混合気中の脱臭液であっても、こ
の気水分離板に空けられた小孔を通り抜ける際に、気水
分離板の表面に付着することにより結露し、再び液化す
ることができる。液化した脱臭液は、気水分離板からタ
ンクに滴下するため、脱臭液混合気が脱臭液を含んだま
ま排気されるのを抑制することができ、時間経過にとも
なう脱臭液の減少をより効果的に抑えることができる。
【0033】なお、この気水分離板は、必要に応じて複
数枚設けることも可能である。
【0034】請求項7は、前記タンク内の脱臭液の水位
を計測する水位センサーと、予備の脱臭液を蓄えておく
ための予備タンクと、前記水位センサーの出力に応じて
ON/OFF動作をすることにより前記予備タンクから
前記タンクに脱臭液を補充するための制御弁とを備える
ことを特徴とする脱臭装置を提供する。
【0035】請求項4乃至6に記載の構造を有する脱臭
装置においても、微粒化した脱臭液を完全に液化するこ
とはできず、そのため、その一部は吸入した空気と共に
排気され、タンク内の脱臭液は時間の経過に伴い徐々に
減少することとなる。すなわち、タンク内の脱臭液の水
位は徐々に低下することになる。
【0036】しかし、タンク内の脱臭液の液面は、脱臭
筒の開口部から噴き出る脱臭液混合気中の微粒化した脱
臭液と効率的に接触し、微粒化した脱臭液の液化を促す
ために一定の水位に保たれていることが望ましい。
【0037】そこで、タンク内の脱臭液の水位を計測す
る水位センサーと、予備の脱臭液を蓄えておくための予
備タンクと、水位センサーの出力に応じてON/OFF
動作をすることにより予備タンクからタンクに脱臭液を
補充するための制御弁とを備えることで、タンク内の脱
臭液の液面の水位を一定に保つことができる。
【0038】すなわち、タンク内の水位の低下を感知し
た水位センサーが信号を発することにより、制御弁が開
けられ、予備タンクより脱臭液の補充が行われる機構を
脱臭装置に備えてやることで、タンク内の脱臭液の水位
を常に一定に保つことができる。これにより、脱臭筒の
下端の開口部とタンク内の脱臭液液面の距離も常に一定
に保つことができ、該開口部から噴出される脱臭液混合
気中の脱臭液とタンク内に充填された脱臭液とを効率的
に接触させることが可能となる。
【0039】本発明のうち請求項8は、前記脱臭筒の前
記開口部の直下において開口し、前記タンク内にさらに
小タンクを形成することとなる仕切り板と、前記タンク
と前記ノズル部とを連通する導管と、前記タンクから前
記ノズル部へ前記脱臭液を送る圧送手段とを備えること
を特徴とする。
【0040】このようにタンク内に小タンクを設けるこ
とで、タンクから吸引され、ノズル部から噴出された脱
臭液は、まず、小タンクに蓄えられ、小タンクがいっぱ
いになると小タンクの上部からあふれ出て、小タンクの
周囲に位置するタンクに蓄えられることとなる。したが
って、時間経過に伴い脱臭液が徐々に減少する場合にあ
っても、まず、タンク内の脱臭液が減少し、小タンクは
常に脱臭液で満たされていることとなる。
【0041】これにより、前記開口部と小タンクに蓄え
られた脱臭液の液面との距離は常に一定に保たれ、第二
の実施例にかかる脱臭装置のように水位センサーや予備
タンク等を用いることなく、前記開口部と小タンク内の
脱臭液の液面との距離を一定に保つことができ、前記開
口部から噴出された脱臭液噴霧を効率的に液化すること
ができる。
【0042】請求項9に記載されているように、前記脱
臭筒は下方に向かうにつれて内径が大きくなるテーパ形
状を有していることが好ましい。また、好ましいテーパ
角度は10度以下である。
【0043】本発明のうち請求項10は、臭気と噴霧化
した脱臭液とを接触させることにより前記臭気を分解す
る過程を備える脱臭方法を提供する。
【0044】本請求項にかかる方法の発明によれば、散
布式脱臭装置のように単に脱臭液を細粒化して臭気を含
む空気混合させることにより脱臭を行うだけでなく、脱
臭液を微粒化させ、これをジェット噴流化し噴出し、悪
臭を含む空気と効率よく混合することにより、単位時間
当たりの微粒化できる脱臭液の量及び吸気量を増加さ
せ、脱臭効率を高めることができる。
【0045】本発明のうち請求項11は、脱臭液をジェ
ット噴流化することで噴霧化する第一の過程と、噴霧化
した前記脱臭液に臭気を接触させ、かつ、前記ジェット
噴流により前記臭気を含んだ空気を吸引させる第二の過
程と、前記臭気とジェット噴流化することで噴霧化した
前記脱臭液とを、前記脱臭液が前記臭気を分解するため
に十分な距離だけ、移動させる第三の過程と、を備える
脱臭方法を提供する。
【0046】本請求項にかかる脱臭方法は、噴霧化手
段、混合手段、脱臭経路の三要素を備えることにより悪
臭を含んだ空気の脱臭を行うものである。具体的には、
圧送手段及びノズル部から構成される噴霧化手段、空気
取り入れ口が設けられたチェンバーにより構成される混
合手段、及び脱臭筒からなる脱臭経路の三要素により構
成され、脱臭が行われることとなる。この三要素が本発
明に係る混合チェンバー方式による脱臭方法の実施をす
るための必要最低条件となる。
【0047】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態に
係る脱臭装置の構成を示す概略図である。
【0048】本実施形態に係る脱臭装置10によれば、
臭気を分解する脱臭液1と、脱臭液1を充填するタンク
2と、脱臭液1をジェット噴流化し、下方に噴出するノ
ズル部3と、一端がタンク2に、他端がノズル部3に接
続されている導管4と、導管4の経路に設けられ、脱臭
液1をノズル部3に圧送する圧送手段としての圧送ポン
プ5と、ノズル部3の先端部分を包含するように配置さ
れ、その一部に空気取り入れ口6が設けられたチェンバ
ー7と、チェンバー7と連通し、タンクに充填された脱
臭液1に向かって延びる脱臭筒8と、脱臭装置の外形を
形成する脱臭装置本体9からなる脱臭装置を提供する。
【0049】タンク2に充填された脱臭液1は、圧送ポ
ンプ5により導管4を通じて脱臭装置本体9上部に設け
られたノズル部3に圧送され、脱臭液1がノズル部3の
先端部分より脱臭装置本体9内の脱臭筒8に向け噴出さ
れる。
【0050】ここで、ノズル部3は、ノズル部3の下方
がテーパー状先細りに形成されているため、導管4を通
りノズル部3に圧送されてきた脱臭液の流速はノズル上
部と比べ、ノズル先端部において増すこととなり、ノズ
ル先端部から脱臭液が噴出するとき該脱臭液はジェット
噴流化され高速で噴出される。
【0051】また、ノズル部3の周囲にはチェンバー7
が配置され、チェンバー7はノズル上部の周辺において
は広い空間を有するが、ノズル先端部付近にあっては、
ノズルから噴出したジェット噴流がチェンバー7と連通
する脱臭筒8に通じる通路にほぼ充満して流れるように
急激に狭い空間となるようにテーパー状構造に形成され
ている。
【0052】従って、ノズル先端部よりジェット噴流化
した脱臭液が噴出されると、脱臭液噴流の運動量は効率
よく空気に伝達されるために、空気は噴流に引き込まれ
るいわゆるエゼクタ効果を生ずる。ここで、チェンバー
7に、空気取り入れ口6を設けてやることにより、大量
の空気をチェンバー7内に吸引することができる。
【0053】かかる機構により、特別な動力源を用いな
くとも空気取り入れ口6から強制的に臭気を含む大量の
空気を吸引し、噴霧化した脱臭液と悪臭を含む空気とを
効率的に混合することができる。
【0054】なお、空気取り入れ口6にはフィルター1
1を設け、脱臭装置本体9の内部に外部から異物の混入
を防ぐことが好ましい。また、空気取り入れ口6は必要
に応じて2以上とすることもできる。
【0055】さらに、本実施形態に係る脱臭装置におい
ては、脱臭筒8は下端において開口部12を有し、開口
部12はタンク2に蓄えられた脱臭液1の液面よりもわ
ずかに上方に位置するように配置されている。
【0056】このため、脱臭筒8内で脱臭を行った微粒
化した脱臭液は、タンク2内に蓄えられた脱臭液1の液
面と接触することによりその大部分は液化し、微粒化し
たまま空気と共に脱臭筒と連通して設けられた排気口1
6から排出されてしまうことが少なく、再びタンク2内
に蓄えられる。
【0057】かかる機構によっても、時間経過にともな
う脱臭液1の減少を少なく抑えることが可能となる。
【0058】さらに、本実施形態における脱臭筒8は、
図1に示すように、テーパ形状をなしており、下方に向
かうほど、内径が大きくなっている。このように、脱臭
筒8をテーパ形状とすることにより、脱臭筒8内の下流
における拡散効果を期待することができる。
【0059】なお、本実施形態における脱出筒8のテー
パ角度は6度に設定されている。このテーパ角度は10
度以内であることが好ましい。
【0060】加えて、本実施形態にかかる脱臭装置10
は、脱臭装置本体9の内部に設けられ、脱臭装置本体9
の内部を脱臭筒8の開口部12を包含する第一の空間1
4と排気口16と連通する第二の空間15とに分割する
気水分離板17をさらに備えている。
【0061】このため、タンク2内の脱臭液1の液面と
接触せず液化しないまま排気筒13に向かった微粒化さ
れた脱臭液は、気水分離板17に付着することによって
結露し、液化した脱臭液がタンク2に滴下することによ
り微粒化された脱臭液が脱臭筒8内に取り込まれた空気
と共に排出されることを少なくすることができ、時間経
過にともなう脱臭液1の減少を抑えることができる。
【0062】脱臭装置本体9はその内部において、気水
分離板17によって開口部12を包含する第一の空間
と、排気口16とを連通する第二の空間とに分割される
が、気水分離板17はその全面にパンチング加工が施さ
れ、図2に示すように小孔18が開けられているため、
空気取り入れ口6から取り込まれた空気は、第一の空間
14から第二の空間15に容易に移動することができ
る。また、気水分離板17は、図2に示すように下方に
向かうにつれて径が小さくなる逆円錐型をなしている。
【0063】このようなテーパーを気水分離板17に付
けることにより、気水分離板17の表面に結露・付着し
た脱臭液が重力の作用で脱臭筒8の下端の開口部12の
方向に集まることになるため、水滴化が促進され、水滴
化した脱臭液は、脱臭筒8を伝ってタンク2に滴下し、
タンク2内に蓄えられることとなる。気水分離板17は
必要に応じて複数枚とすることもできる。
【0064】脱臭装置本体9の第二の空間15は排気口
16と連通しており、脱臭筒8で脱臭され、第一の空間
14から気水分離板17を通り、第二の空間15へ抜け
た脱臭後の空気は、この排気口16から必要な箇所に提
供されることとなる。
【0065】図3は、本発明の第二の実施形態に係る脱
臭装置20の構成を示す概略図である。
【0066】この脱臭装置20はタンク2内の脱臭液1
の水位を計測する水位センサー21と、予備の脱臭液を
蓄えておくための脱臭液予備タンク22と、水位センサ
ー21の出力に応じてON/OFF動作をすることによ
り脱臭液予備タンク22からタンク2に脱臭液を補充す
るための制御弁23とを備えている。
【0067】かかる機構により、タンク2内における脱
臭液1の液量を一定に保つことができる。これにより脱
臭液の不足による脱臭効率の低下がなく、また、脱臭筒
下端の開口部12とを脱臭液1の液面との間を常に一定
距離に保つことができるため、その距離を最適化するこ
とによって微粒化された脱臭液1の液化を効率的に行う
ことも可能となる。
【0068】図4は、本発明の第3の実施形態に係る脱
臭装置30の構成を示す概略図である。
【0069】この脱臭装置30は、脱臭筒8の開口部1
2の直下において開口し、タンク2内にさらに小タンク
31を形成することとなる仕切り板32を備えることを
特徴とする。
【0070】このようにタンク2内に小タンク31を設
けることで、タンク2から吸引され、ノズル部3から噴
出された脱臭液1は、まず小タンク31に蓄えられ、小
タンク31が脱臭液で充満すると、小タンク31の上部
から脱臭液1があふれ出て、タンク2に脱臭液1が蓄え
られることとなる。
【0071】したがって、時間経過に伴い脱臭液1が徐
々に減少する場合にあっても、まず、タンク2の脱臭液
1が減少し、小タンク31は常に脱臭液1で満たされて
いることになる。
【0072】かかる機構により、第二の実施形態に係る
脱臭装置20のように水位センサー21や予備タンク2
2等を用いることなく、開口部12と小タンク31に蓄
えられた脱臭液1の液面との間の距離を一定に保つこと
ができ、開口部12から噴出される微粒化した脱臭液を
効率的に液化することができる。
【0073】図5は第四の実施の形態に係る脱臭装置4
0の概略図である。
【0074】図5に示すように、本実施形態に係る脱臭
装置40では、一の圧送ポンプ5のみを用いて本混合チ
ェンバー式脱臭装置を2以上直列に連結してやることに
より、すなわち、第一の脱臭装置の空気取入れ口から脱
臭液を含む空気を吸入し第一の脱臭装置で第一回目の脱
臭を行い、第一の脱臭装置の排気口を第二の脱臭装置本
体の空気取入れ口に接続してやることにより、第二の脱
臭装置で第二回目の脱臭を行うことで、さらに脱臭効果
を高め、強力に脱臭を行うことができる。
【0075】単に2つの脱臭装置本体9を並列に置くだ
けでは、単位時間当たりの吸気量を増加させることがで
きるのみであるが、2つの脱臭装置を圧送ポンプ5を共
通として本実施形態に係る脱臭装置のように直列に連結
してやることで、より強力に脱臭を行うことができ、か
つ、排気口までの経路を長くすることができるため時間
経過に伴う脱臭液の減少を抑えることができ、さらに、
圧力損失も少ないため単に1つの脱臭装置を用いて脱臭
を行う場合と比べて単位時間当たりの吸気量も増加させ
ることができる。
【0076】脱臭された空気は、第二の脱臭装置の排気
口16から必要箇所に供給されることとなる。
【0077】
【発明の効果】本発明に係る脱臭装置によれば、脱臭液
をジェット噴流化し放出し、エゼクタ効果を利用して、
悪臭を含む空気を強制的に混合チャンバー内に取り入れ
ることができるため、散布式の脱臭装置のように空気を
取り入れるための特別な動力源を有する吸気手段を必要
とせず、装置が簡略化する。また、充填材式脱臭装置に
必要な吸気手段や充填材も不要であり、装置の小型・軽
量化が可能となる。さらに、気泡式脱臭装置のように気
泡発生手段や大型タンクも必要ない。
【0078】従って、装置の小型化、簡略化が可能とな
り、また、製造コストの面においても従来の脱臭装置に
比して有利となる。
【0079】加えて、従来の散布式脱臭装置のように単
に脱臭液を細粒化し悪臭を含む空気と接触させるのでは
なく、脱臭液をジェット噴流化し噴出することで微粒化
するため、脱臭液と空気とを効率よく混合し、その接触
面積を飛躍的に増大させることができ、脱臭効率を向上
させることもできる。
【0080】あわせて、構造上縦長型となるため、従来
型に比して据え付け面積を大幅に小さくすることも可能
となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る脱臭装置の第一の実施形態
の概略図である。
【図2】図2は気水分離板の斜視図である。
【図3】図3は本発明に係る脱臭装置の第二の実施形態
の概略図である。
【図4】図4は本発明に係る脱臭装置の第三の実施形態
の概略図である。
【図5】図5は本発明に係る脱臭装置の第四の実施形態
の概略図である。
【符号の説明】
1 脱臭液 2 タンク 3 ノズル部 4 導管 5 圧送ポンプ 6 空気取り入れ口 7 チェンバー 8 脱臭筒 9 脱臭装置本体 10 第一の実施形態に係る脱臭装置 11 フィルター 12 開口部 13 排気筒 14 第一の空間 15 第二の空間 16 排気口 17 気水分離板 20 第二の実施形態に係る脱臭装置 18 小孔 21 水位センサー 22 予備タンク 23 制御弁 30 第三の実施形態に係る脱臭装置 31 小タンク 32 仕切り板 40 第四の実施形態に係る脱臭装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭液を噴霧化する手段と、 噴霧化された前記脱臭液に臭気を接触させる手段と、 からなる脱臭装置。
  2. 【請求項2】 臭気を分解する脱臭液と、 前記脱臭液を充填するタンクと、 前記脱臭液をジェット噴流化し、下方に噴出する少なく
    とも一つのノズル部と、 一端が前記タンクに、他端が前記ノズル部に接続されて
    いる導管と、 前記導管に設けられ、前記脱臭液を前記ノズル部に圧送
    する圧送手段と、 前記ノズル部の先端部分を包含するように配置され、そ
    の一部に空気取り入れ口が設けられたチェンバーと、 前記チェンバーと連通し、前記タンクに充填された前記
    脱臭液に向かって延びる脱臭筒と、 からなる脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル部とそれに対応する前記脱臭
    筒とを2以上備え、前記タンクはそれらの脱臭筒に共通
    しているものであることを特徴とする請求項2に記載の
    脱臭装置。
  4. 【請求項4】 前記脱臭筒は下端において開口部を有
    し、該開口部は前記タンクに蓄えられた脱臭液の液面よ
    りも上方に位置するように配置されていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 前記脱臭筒を内包するように形成され、
    その上方に少なくとも一つの排気口を有し、その下方に
    は脱臭液を蓄える前記タンクを形成する脱臭装置本体を
    有することを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に
    記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 前記脱臭装置本体の内部に設けられ、前
    記脱臭装置本体の内部を前記脱臭筒の前記開口部を包含
    する第一の空間と前記排気口と連通する第二の空間とに
    分割する気水分離板をさらに備えることを特徴とする請
    求項5に記載の脱臭装置。
  7. 【請求項7】 前記タンク内の脱臭液の水位を計測する
    水位センサーと、 予備の脱臭液を蓄えておくための予備タンクと、 前記水位センサーの出力に応じてON/OFF動作をす
    ることにより前記予備タンクから前記タンクに脱臭液を
    補充するための制御弁と、 を備えることを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項
    に記載の脱臭装置。
  8. 【請求項8】 前記脱臭筒の前記開口部の直下において
    開口し、前記タンク内にさらに小タンクを形成すること
    となる仕切り板と、 前記タンクと前記ノズル部とを連通する導管と、 前記タンクから前記ノズル部へ前記脱臭液を送る圧送手
    段と、 を備えることを特徴とする請求項2乃至6に記載の脱臭
    装置。
  9. 【請求項9】 前記脱臭筒は下方に向かうにつれて内径
    が大きくなるテーパ形状を有していることを特徴とする
    請求項2乃至8の何れか一項に記載の脱臭装置。
  10. 【請求項10】 臭気と噴霧化した脱臭液とを接触させ
    ることにより前記臭気を分解する過程を備える脱臭方
    法。
  11. 【請求項11】 脱臭液をジェット噴流化することで噴
    霧化する第一の過程と、 噴霧化した前記脱臭液に臭気を接触させ、かつ、前記ジ
    ェット噴流により前記臭気を含んだ空気を吸引させる第
    二の過程と、 前記臭気とジェット噴流化することで噴霧化した前記脱
    臭液とを、前記脱臭液が前記臭気を分解するために十分
    な距離だけ、移動させる第三の過程と、 を備える脱臭方法。
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