JPH09215611A - コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置 - Google Patents

コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置

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Publication number
JPH09215611A
JPH09215611A JP8020870A JP2087096A JPH09215611A JP H09215611 A JPH09215611 A JP H09215611A JP 8020870 A JP8020870 A JP 8020870A JP 2087096 A JP2087096 A JP 2087096A JP H09215611 A JPH09215611 A JP H09215611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
mill container
container
coffee
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8020870A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Yoshimura
朋朗 吉村
Hideo Obata
英夫 小幡
Koji Kawai
康治 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8020870A priority Critical patent/JPH09215611A/ja
Publication of JPH09215611A publication Critical patent/JPH09215611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動ミル式のコーヒー沸かし器において、ミ
ル容器のコストを下げ、ミル時の微粉を抑えたコーヒー
沸かし器を提供することを目的とする。 【解決手段】 摩擦に強い材質でつくられたミル容器内
装部22aと安価な材料でつくられたミル容器外装部2
2bで構成される豆を粉砕するためのミル容器22と、
豆を粉砕するカッター25を有するコーヒー沸かし器の
豆粉砕装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用あるいは業
務用に用いられるコーヒー沸かし器およびその豆粉砕装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動ミルつきのコーヒー沸かし器
ではミル容器が1部品でできており、その最外壁が本体
凸部に引っ掛かることにより本体からはずれない構造を
持つ。豆を粉砕するためのミルカッターはミル容器底面
中心部よりミル容器底面にそって伸び、ミル容器内壁面
とある程度の隙間をもって上方へ曲がる形状を持ったも
のがほとんどであった。
【0003】従来の電動ミルつきのドリップ式コーヒー
沸かし器について、構造と動作を図2を用いて説明す
る。構造としては、本体1に着脱可能なミル容器11を
設けており、本体1内にあるモーターから伝達される機
構により回転するミルカッター10と、ミル容器蓋12
と、水容器2と、逆止弁3と、水容器2からつながる送
湯路4はヒーター5につながり、ヒーター5のもう一方
の端は昇水路6へとつながっている。昇水路6は抽出器
8の上端より高い位置で出湯口7へとつながり、出湯口
下方に抽出器8が配設されており、さらに抽出器8下方
にコーヒー容器9が配置されている。
【0004】動作としては、本体1に取りつけたミル容
器11内に豆を入れ、ミル容器フタ12を閉め、ミル中
にコーヒー粉が飛び散らないようにし、モーターを回転
させてミルカッター10を回転させることにより、ミル
カッター10の刃部とミル容器11の隙間によりコーヒ
ー豆がすりつぶされ粉砕される。粉砕されたコーヒー豆
粉は紙フィルターに移され、抽出器8内にセットされ
る。その後、本体1に配された水容器2の底部より逆止
弁3を通して送湯路4へと導かれた水はヒータ5で過熱
される。加熱された水は、過熱されたことにより蒸気の
発生や体積の膨張のために昇水路6を通って出湯口7よ
り出湯され、抽出器8内のコーヒー粉に注ぎ込み、抽出
されたコーヒー液がコーヒー容器9に溜まる。そしてコ
ーヒー容器9はヒータ5によって加熱されているため、
コーヒー容器9内のコーヒー液は一定の温度で保温され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
ミルつきコーヒー沸かし器では、ミル容器はコーヒー豆
を粉砕するために耐摩耗性の高い材質を用い、しかも強
度を補充するためにある程度の厚みを有するものでなく
てはならないが、従来のミル容器は1部品でできている
ために、ミル容器に耐摩耗性の高い材質を用いると部品
のコストが高くなった。また、ミルカッターの刃部は円
筒形のミル容器内装部心から底面に沿ってミル容器内壁
に向かって伸びているために、ミル容器とミルカッター
の隙間が狭い範囲が広く、豆全体が粉になるときに豆が
カッターとミル容器の間ですりつぶされる機会が多く、
更に細かい微粉が生じやすい。それにより、ミル容器に
微粉がこびりつくことにより清掃性が悪くなり、コーヒ
ー粉間に微粉が侵入することにより湯の通路を塞ぎ、コ
ーヒー液の抽出を阻害するという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のコーヒー沸かし器の豆粉砕装置は、ミル容器
内壁を形成するミル容器内装部に耐摩耗性の高い材質を
用い、ミル容器外壁を形成するミル容器外装部に安価な
材質を用いるものである。
【0007】また、ミル容器を水洗いする際に、ミル容
器内装部とミル容器外装部のあいだに浸入する水を排出
する穴をミル容器外装部の底面部に設けたものである。
【0008】また、ミルカッターの刃部とミル容器底面
との間に空間を設け、ミル時に遠心力によって大きいコ
ーヒー粒の集まるミル容器内壁面下部とミルカッター刃
部の先端との間に豆をすり潰すための適度な隙間を設け
た形状のミルカッターを持つものである。
【0009】また、前述の豆粉砕装置を本体に有するコ
ーヒー沸かし器とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、摩擦に強い材質でつく
られたミル容器内装部と安価な材料でつくられたミル容
器外装部で構成される豆を粉砕するためのミル容器と、
豆を粉砕するカッターを有するコーヒー沸かし器の豆粉
砕装置とするものであり、ミル容器は内壁面に耐摩耗性
の高い材質を用い、外壁面に安価な材料を用いることが
可能である。
【0011】また、本体にミル容器外装部の底部にミル
容器を洗浄したときにミル容器内装部とミル容器外装部
の間にたまった水を排出するための穴を設けたものであ
り、ミル容器を水洗いした際にミル容器内装部とミル容
器外装部の間にたまる水をミル容器外装部の穴より自然
に排出することができる。
【0012】また、豆を粉砕するためのミル容器と、円
筒形のミル室の底面の中心に回転軸と、ミル容器の円周
方向へ伸びる刃部とを有し、前記刃部は回転軸を中心と
して略M字状に形成してなるコーヒー沸かし器の豆粉砕
装置とするものであり、コーヒー豆は主にミル容器内壁
面とミルカッター刃部先端との間のすり潰し作用によっ
て粉砕され、遠心力の作用により細かい粉の集まる刃部
の中央で粉砕が行われないために微粉の発生を抑えた粉
砕が実現できる。
【0013】また、請求項1〜3いずれか1項記載の豆
粉砕装置を本体に有するコーヒー沸かし器とすることに
よりコーヒー豆からコーヒー注出までを連続的に行うこ
とができるコーヒー沸かし器を提供することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。構造としては、本体21に着脱可能
なミル容器22が設けられており、このミル容器22は
例えばポリカーボネート等の耐摩耗性に優れた樹脂でで
きているミル容器内装部22aと、例えばポリプロピレ
ン、アクリル樹脂系等の汎用の安価な樹脂でできている
ミル容器外装部22bにより構成されている。
【0015】ミル容器内装部22aとミル容器外装部2
2bはネジ等で固着されており、ミル容器外装部22b
の底部には、ミル容器を洗浄したときにミル容器内装部
とミル容器外装部の間にたまった水を排出するための穴
23が設けられている。また、ミル容器蓋24を設けて
いる。
【0016】また、本体21内にあるモーターからミル
カッター25に伝達される機構を持ち、さらに豆粉砕装
置の刃部に相当するミルカッター25とミル容器内装部
22a底面との間に空間を設け、ミル容器内装部22a
内壁面下部とミルカッター25の先端との間に豆をすり
潰すための適度な隙間を設けた形状を有している。すな
わち、このミルカッター25は回転軸を中心として略M
字状をしており、ミル容器の中心部から外周に向かって
暫時ミル容器底面とカッターの刃部との隙間が大きくな
っていき、更に外周近くになるに従いミル容器底面とカ
ッターの刃部との隙間が小くなっていくカッター形状を
している。そして前述の構成にて豆粉砕装置を形成して
いる。
【0017】また、水容器26と、逆止弁27とを有す
る。水容器26からつながる送湯路28はヒーター29
につながり、ヒーター29のもう一方の端は昇水路30
へとつながっている。昇水路30は抽出器31の上端よ
り高い位置で出湯口32へとつながり、出湯口下方に抽
出器31、さらに抽出器下方にコーヒー容器33が配置
されている。そして前記豆粉砕装置とを組み合わしてコ
ーヒー沸かし器を形成している。
【0018】動作としては、本体21に取りつけたミル
容器22内に豆を入れ、ミル容器蓋24を閉め、粉砕中
にコーヒー粉が飛び散らないようにし、モーターを回転
させてミルカッター25を回転させることにより、ミル
カッター25の刃部とミル容器22の内壁面との隙間に
よりコーヒー豆がすりつぶされ、粉砕される。粉砕され
たコーヒー豆粉は紙フィルターに移され、抽出器31内
にセットされる。その後、本体21に配された水容器2
6の底部より逆止弁27を通して送湯路28へと導かれ
た水はヒーター29で過熱される。加熱された水は過熱
されたことにより蒸気の発生や体積の膨張のために水は
出湯口32より出湯され、抽出器31内のコーヒー粉に
注ぎ込み、抽出されたコーヒー液がコーヒー容器33に
溜まる。そしてコーヒー容器33はヒーター29によっ
て加熱されているため、コーヒー容器33内のコーヒー
液は一定の温度で保温される。
【0019】なお、本体側に配設されているモーターを
豆粉砕装置に搭載することも可能であり、この場合、豆
粉砕装置単独でコーヒー豆を効率よく粉砕することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、ミル容器の耐摩耗性と強度性能
を保ったまま安価に製造することが可能である。
【0021】さらに、請求項2記載の発明によれば、ミ
ル容器内装部とミル容器外装部の間に水がたまることが
なく、ミル容器を清潔に保つことが可能である。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、微粉
が抑えられ、ミル容器にこびりつきにくく清掃性が高
く、さらに抽出の際に微粉がコーヒー粉の隙間につま
り、湯の通路を塞ぐことがなく抽出が実現できる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、コー
ヒー豆からコーヒー注出までを連続的に行うことがで
き、かつ豆の粉砕がスムーズであるコーヒー沸かし器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコーヒー沸かし器の構成図
【図2】従来のコーヒー沸かし器の構成図
【符号の説明】
21 本体 22 ミル容器 22a ミル容器内装部 22b ミル容器外装部 24 ミル容器蓋 25 ミルカッター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦に強い材質でつくられたミル容器内
    装部と安価な材料でつくられたミル容器外装部で構成さ
    れる豆を粉砕するためのミル容器と、豆を粉砕するカッ
    ターを有するコーヒー沸かし器の豆粉砕装置。
  2. 【請求項2】 本体にミル容器外装部の底部にミル容器
    を洗浄したときにミル容器内装部とミル容器外装部の間
    にたまった水を排出するための穴を設けた請求項1記載
    のコーヒー沸かし器の豆粉砕装置。
  3. 【請求項3】 豆を粉砕するためのミル容器と、円筒形
    のミル室の底面の中心に回転軸と、ミル容器の円周方向
    へ伸びる刃部とを有し、前記刃部は回転軸を中心として
    略M字状に形成してなるコーヒー沸かし器の豆粉砕装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項記載の豆粉砕
    装置を本体に有するコーヒー沸かし器。
JP8020870A 1996-02-07 1996-02-07 コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置 Pending JPH09215611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020870A JPH09215611A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置

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JP8020870A JPH09215611A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置

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JPH09215611A true JPH09215611A (ja) 1997-08-19

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ID=12039212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8020870A Pending JPH09215611A (ja) 1996-02-07 1996-02-07 コーヒー沸かし器およびその豆粉砕装置

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