JPH09215562A - 貯氷式陳列台 - Google Patents

貯氷式陳列台

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JPH09215562A
JPH09215562A JP2788196A JP2788196A JPH09215562A JP H09215562 A JPH09215562 A JP H09215562A JP 2788196 A JP2788196 A JP 2788196A JP 2788196 A JP2788196 A JP 2788196A JP H09215562 A JPH09215562 A JP H09215562A
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JP
Japan
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ice
ice storage
storage tank
display stand
type display
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JP2788196A
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English (en)
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Tadashi Sakai
忠志 酒井
Shigetoki Ishiguro
茂時 石黒
Saki Takeuchi
佐紀 竹内
Otoya Kamiya
己也 神谷
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手によらずチップ状氷を貯氷槽内に供給でき
る貯氷式陳列台において、陳列容器の上方に広い範囲の
霧状雰囲気を形成して、陳列容器に収容されている飲食
物の乾燥を防止し、かつ霧状雰囲気に注意を引き付ける
ことにより陳列効果を向上させる。 【解決手段】貯氷槽10bへ供給する氷を生成する製氷
機構20、貯氷槽10bの上方に配列された各陳列容器
18a〜18f内の飲食物類上に霧を噴出する噴霧機構
50aを備え、噴霧機構50aを、霧発生手段51、霧
発生手段51にて生成された霧を送風する送風手段5
2、貯氷槽10bの略中央部にて起立して各陳列容器1
8a〜18fより上方に延び霧発生手段51から送風さ
れる霧を収容して噴出する筒体34を備えた構成とし、
筒体34の各噴出穴34aを各陳列容器18a〜18f
より上方の部位に位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サラダ、果物、飲
物等、冷たい状態で味わう飲食物類を陳列容器に収容し
て、冷却状態に保持して陳列するための貯氷式陳列台に
関する。
【0002】
【従来の技術】貯氷式陳列台の一形式として、実公平7
−19317号公報に示されているように、基台の上部
に配設され所要量のチップ状氷を収容する貯氷槽と、前
記基台の下部に配設され前記貯氷槽へ供給する氷を生成
する製氷機構と、前記貯氷槽内に配設されて飲食物類を
収容する陳列容器を受承する複数の受承部材を備えた陳
列台がある。当該形式の貯氷式陳列台は、人手によらず
にチップ状氷を貯氷槽内に順次供給し得るように、かつ
飲食品物類の陳列効果を向上させるように意図して提供
されたものである。
【0003】また、当該貯氷式陳列台においては、貯氷
槽内のチップ状氷群上、および各受承部材に受承された
陳列容器の周囲に霧を噴出する噴霧機構を備え、霧を噴
出することにより、陳列容器内の飲食物類の乾燥を防止
するとともに、霧状雰囲気を形成して陳列台の周囲の人
々の注意を引き付け、飲食物類の陳列効果を発揮させる
ように意図している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該貯氷式
陳列台においては、各種の飲食物類を冷却状態に保持し
て陳列するという陳列効果を有するとともに、貯氷槽内
の霧状雰囲気に陳列台の周囲の人々の注意を強く引き付
けて陳列効果をある程度向上させることができる。しか
しながら、噴霧機構における霧の噴出口は各受承部材に
受承された陳列容器の上端開口部より低い部位に位置し
ているため、霧が噴出される範囲は限られた狭い範囲に
留まり、陳列容器の上方で広い範囲にわたって霧を噴出
することはできない。
【0005】このため、当該貯氷式陳列台においては、
噴霧機構により各陳列容器の上方に広い範囲にわたって
霧状雰囲気を形成する機能は低く、陳列台の周囲の人々
の注意を引き付ける効果が少ないとともに、貯氷槽上の
広い範囲にわたって配置されている陳列容器内の飲食物
に対する乾燥防止効果も少ないものとなる。
【0006】従って、本発明の目的は、人手によらずに
チップ状氷を貯氷槽内に順次供給することができるとと
もに、飲食物類を冷却状態で陳列できる貯氷式陳列台に
おいて、貯氷槽の上方に配列されて飲食物類を収容する
陳列容器の上方に広い範囲にわたって霧状雰囲気を形成
することにより、陳列台の周囲の人々の注意をこの霧状
雰囲気に強く引き付けるようにして、飲食物類の冷却状
態での陳列効果を一層発揮させるとともに、飲食物類の
乾燥を防止する効果を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は貯氷式陳列台に
関するもので、当該貯氷式陳列台は、基台の上部に配設
され所要量のチップ状氷を収容する貯氷槽と、前記基台
の下部に配設され前記貯氷槽へ供給する氷を生成する製
氷機構と、前記貯氷槽の上方に配列された陳列容器内の
飲食物類上に霧を噴出する噴霧機構を備え、同噴霧機構
を、霧発生手段と、同霧発生手段にて生成された霧を送
風する送風手段と、前記貯氷槽の略中央部にて起立して
前記陳列容器より上方へ延び前記霧発生手段から送風さ
れる霧を収容して噴出する筒体を備えた構成としたこと
を特徴とするものである。
【0008】当該貯氷式陳列台においては、前記筒体の
上端部に、同筒体内の霧を噴出する噴出穴を形成するよ
うに、前記筒体の噴出穴を、前記貯氷槽の上方に配列さ
れて飲食物類を収容する陳列容器より上方に、かつ同陳
列容器の配置側に開口するように構成することができ
る。
【0009】また、当該貯氷式陳列台においては、前記
製氷機構から供給される氷の一部を前記貯氷槽の底部よ
り上方へ移送しチップ状氷として上端部から吐出して同
貯氷槽へ落下させる搬送管を備えた構成とし、前記噴霧
機構を構成する筒体を同搬送管の外周を包囲して配置す
るように、前記筒体の上端部に前記搬送管の上端部から
吐出されるチップ状氷を所定量受承する受皿を設けて同
受皿より下方の部位に前記噴出穴を形成するように構成
することができる。
【0010】また、当該貯氷式陳列台においては、前記
霧発生手段の貯水タンクにおける下限水位を前記製氷機
構の製氷水タンクにおける下限水位より下方に設定し、
前記噴霧機構を構成する霧発生手段の貯水タンクの内部
を霧発生部とフロートスイッチの配設部とに仕切り、前
記霧発生部と前記筒体を連結する連結管を前記霧発生部
側へ下降傾斜させ、および/または前記霧発生部には前
記送風手段から供給される風を所定量に絞る絞部を設け
るように構成することができる。
【0011】
【発明の作用・効果】このように構成した貯氷式陳列台
においては、噴霧機構を構成する筒体から噴出された霧
は、貯氷槽の上方に位置する陳列容器の上方を広い範囲
に拡散する。このため、貯氷槽の上方は霧状雰囲気とな
り、陳列容器に収容されている飲食物類の乾燥を防止す
るとができ、かつこの霧状雰囲気に周囲の人々の注意を
引き付けることができて、陳列容器内の飲食物類の陳列
効果を一層発揮することができる。
【0012】当該貯氷式陳列台において、噴霧機構を構
成する筒体の上端部に同筒体内の霧を噴出する噴出穴を
形成し、また筒体の噴出穴を貯氷槽の上方に配列されて
飲食物類を収容する陳列容器より上方に、かつ同陳列容
器の配置側に開口するように構成すれば、噴出穴から噴
出する霧は貯氷槽の上方の広い範囲に容易に拡散し、貯
氷槽の上方を万遍なく霧状雰囲気とすることができる。
【0013】また、当該貯氷式陳列台において、製氷機
構から供給される氷の一部を貯氷槽の底部より上方へ移
送しチップ状氷として上端部から吐出して同貯氷槽へ落
下させる搬送管を備えた構成とし、噴霧機構を構成する
筒体を同搬送管の外周を包囲して配置するようにすれ
ば、筒体内に供給された霧は搬送管内を移動する氷によ
り冷却されるため、貯氷槽の上方を冷たくて白い霧状雰
囲気にすることができるとともに、陳列容器内の飲食物
類に対する冷却効果を向上させる。
【0014】この場合、筒体の上端部に搬送管の上端部
から吐出されるチップ状氷を所定量受承する受皿を設け
て、同受皿より下方の部位に霧の噴出穴を形成するよう
にすれば、霧状雰囲気は受皿上のチップ状氷群と一体と
なって、陳列効果をさらに向上させることができる。ま
た、霧の噴出穴は受皿の下側に位置しているため、噴出
穴の外部の粉塵等による塵詰まりが防止される。
【0015】また、当該貯氷式陳列台において、霧発生
手段の貯水タンクにおける下限水位を前記製氷機構の製
氷水タンクにおける下限水位より下方に設定するように
すれば、噴霧機構の運転は、製氷機構の製氷水タンクの
水位が下限に達した際にも継続され、かつ断水で製氷機
構の運転が停止されてもしばらく継続されるという利点
がある。
【0016】また、当該貯氷式陳列台において、噴霧機
構を構成する霧発生手段の貯水タンクの内部を霧発生部
とフロートスイッチの配設部とに仕切ることにより、霧
の発生能力を向上させるとともにフロートスイッチの誤
動作を防止することができ、霧発生部と筒体を連結する
連結管を霧発生部側へ下降傾斜させることにより、連結
管内での水の溜りを防止して霧の通路の閉鎖を防止し、
かつ霧発生部に送風手段から供給される風を所定量に絞
る絞部を設けることにより、適量の霧を送風することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1〜図3には本発明の一例に係る貯氷式陳
列台の外観が示されており、図4および図5には当該陳
列台の基台に組付けた各構成部材が示されている。当該
陳列台は、基台10a、貯氷槽10b、製氷機構20、
押出機構30a、移送機構30b、氷検出機構30c、
冷気循環機構40a,40b、噴霧機構50a、および
排水機構50bを備えている。
【0018】基台10aは、方形枠状の支持フレーム1
1と、支持フレーム11の下面の4隅に組付けた4個の
キャスター12a、および前側両隅に組付けた2本の脚
部12bと、支持フレーム11の下部に固着した左右一
対のドレンパン13a,13bと、支持フレーム11の
前面に組付けた3枚の開閉扉14a,14b,14c
と、前面、後面および側面に固着されたパネル15a,
15b,15cを備えている。
【0019】各脚部12bは上下方向に進退可能に構成
されているもので、前側の各キャスター12aに近接し
て組付けられており、各脚部12bを後退させて床面上
から離間させた状態では各キャスター12aは床面上に
接地して転動可能であり、基台10aを所望の位置に容
易に移動させることができる。
【0020】また、各脚部12bを前進させて床面上に
着地させた状態では、前側の各キャスター12aは床面
上からわずかに浮き上がって自由状態となり、基台10
aは各脚部12bにて床面上に支持されて容易な移動を
規制される。これにより、当該陳列台は床面上に固定し
た安定状態で運転され、製氷機構20等に対する給水用
配管、排水機構50b等に対する排水用配管の折曲が
り、破損等が防止される。
【0021】支持フレーム11は、図6〜図9に示すよ
うに長方形状に枠組されているもので、その上方が長方
形状に開口しており、上下方向の中間部には左右一対の
棚部11aを備えているとともに、下部には各ドレンパ
ン13a,13bが固着されている。両棚部11aは後
述する貯氷槽10bを支持するもので、両棚部11aに
は前後の両隅部に所定の間隔を保持して水逃穴11bが
形成されている。各ドレンパン13a,13bは所定の
間隔を保持して固着されているもので、各ドレンパン1
3a,13bの先端側はわずかに上方へ傾斜して延びて
いる。
【0022】支持フレーム11においては、その上方開
口部を通して挿入された貯氷槽10bを両棚部11aに
て支持している。また、支持フレーム11の下部には、
両ドレンパン13a,13bの間に製氷機構20が配設
され、左側のドレンパン13aの上方には噴霧機構50
が配設され、かつ右側のドレンパン13b上に排水機構
50bが配設されている。
【0023】貯氷槽10bは、図4、図5および図10
に示すように、断熱材を内蔵した上方が開口する貯氷槽
部16と、筒状の脚部の上端縁部に外方へ張出す枠部を
有するテーブル17とからなるもので、貯氷槽部16お
よびテーブル17は支持フレーム11の上方開口部に挿
入されていて、貯氷槽部16が棚部11aにて支持さ
れ、かつテーブル17が貯氷槽部16の上端部に当接し
て支持フレーム11の上端縁にて支持されている。貯氷
槽部16は支持フレーム11の棚部11aにおいては、
図9に示すように、棚部11aに設けた水逃穴11bの
外側略半分が開放される状態に支持されている。貯氷槽
10bにおいては、テーブル17の開口部17aに複数
の陳列容器18a〜18dが吊下状に支持されていると
ともに、各陳列容器18b,18c間が遮蔽板19にて
覆蓋されている。
【0024】製氷機構20はオーガ式製氷機構であり、
図4、図10および図11に示すように、製氷機構部2
1、コンプッサ22、コンデンサ23、冷却ファン2
4、製氷水タンク25等を主要構成部材としており、支
持フレーム11内に配置されて製氷機構部21の上端部
が貯氷槽部16の下面中央部の近傍に位置している。製
氷機構部21は、オーガを有する製氷部、エバポレー
タ、駆動モータ等からなるもので、貯氷槽部16の下方
にて起立して同槽16の下面の近傍に延びており、貯氷
槽部16の底部の略中央部に貫通して組付けた後述する
押出機構30aに連結されている。
【0025】当該製氷機構20においては、製氷機構部
21を構成する内外両ケーシング21a,21b間にて
内側ケーシング21aの外周に巻回されて配置されてい
る冷却管21cに冷却媒体が循環供給されるとともに、
内側ケーシング21aの内部に製氷水が供給され、同ケ
ーシング21a内にて生成される氷をオーガ21dの回
転動作により漸次上方へ移送するとともに圧縮して押出
機構30aに供給し、押出機構30aを経て1〜2cm
程度の長さのチップ状の氷として貯氷槽10b内に供給
する。
【0026】押出機構30aは、図10および図11に
示すように、貯氷槽10bの貯氷槽部16の底部16a
を気密的に貫通した状態で、製氷機構部21の内側ケー
シング21aの先端部に嵌着されている固定刃21eの
上端面に固定されている。
【0027】押出機構30aは、所定長さの円柱状本体
31と、円柱状本体31の上端に固着された円板状の案
内板32からなるもので、円柱状本体31の中央部に設
けた長手方向に延びる貫通孔に挿通したボルト33に
て、製氷機構部21の内側ケーシング21aの上端部に
嵌着した固定刃21eの上端部に固定されていて、貯氷
槽部16の底部の略中央部に突出している。
【0028】押出機構30aにおいては、円柱状本体3
1の外周に長手方向へ延びる複数の第1溝部31aと複
数の第2溝部31bとが形成されている。各第1溝部3
1aは案内板32の下面にまで延びているもので、押出
機構30aが貯氷槽部16に組付けられた状態において
は、貯氷槽部16の内部に屈曲した状態で開口してい
る。また、各第2溝部31bは案内板32を貫通して延
びていて、案内板32の上面側に開口している。
【0029】移送機構30bは、図10および図11に
示すように、押出機構30aを構成する案内板32上に
載置されて起立して貯氷槽部16の略中央部を上方へ延
びているもので、筒体34と、筒体34の上端に固着さ
れた受皿35と、筒体34および受皿35を貫通して上
方へ突出する搬送管36と、受皿35に載置された2枚
の受板37にて構成されている。筒体34においては、
その下端部が押出機構30aを構成する案内板32に載
置されて閉塞されているとともに、上端開口部が受皿3
5にて閉塞されており、筒体34の上端縁の周囲には複
数の噴出穴34aが形成されている。
【0030】搬送管36は一対の管部36a,36bに
て構成されているもので、各管部36a,36bの内側
壁部36cが管部36a,36bの上端から上方へ突出
し、ラッパ状に拡開された状態で一体化されている。ラ
ッパ状の頂部36dは各管部36a,36bの上端開口
部の上方に臨んでいる。各管部36a,36bの下端開
口部は、押出機構30aを構成する円柱状本体31の各
第2溝部31bの上端開口部に対向して連通している。
【0031】各受板37は、図12の(a)〜(c)に
示すように、半円形状の板部37aの直線状縁部の3箇
所の部位に下方へ突出する突起部37bを備えているも
ので、直線状縁部には一対の凹所37cが形成されてい
て、これら両凹所37cを挟んで中央部37dが凸起部
に形成されている。各受板37はその各凹所37cを搬
送管36の各管部36a,36bに嵌合した状態で受皿
35に載置され、板部37aが直線状縁部から円弧状縁
部側へ漸次下降傾斜する状態となっている。
【0032】氷検出機構30cは、図4、図5および図
13に示すように、左右一対の揺動板38aと、各揺動
板38aの上端縁に固着した支持棒38bと、支持棒3
8bの先端に設けた検知板38cと、一対の近接スイッ
チ38dからなるもので、各揺動板38aは貯氷槽10
bのテーブル17の上面部にて左右方向に所定の間隔を
保持して左右方向へ回動可能に支持されており、また各
近接スイッチ38dは支持板38eの下端部にて左右の
側部に所定の間隔を保持して組付けられていて、各検知
板38cの下端部とは支持板38eを挟んで対向してい
る。
【0033】支持板38eは貯氷槽部16の外側に位置
し、その上端フランジ部の下面側にてテーブル17の表
面側に載置した当板38fに、テーブル17を挟持した
状態で固定されている。各検知板38cは、当板38f
およびテーブル17に設けたスリット状孔を貫通して、
支持板38eとその外側に設けた遮蔽板38g間を揺動
可能に延びている。
【0034】各揺動板38aにおいては、その長さがテ
ーブル17の内側幅とほぼ同一に、その高さが貯氷槽部
16の深さより所定長さ短く形成されていて、支持棒3
8bを介してテーブル17上に支持された状態では、テ
ーブル17の内側幅一杯に、かつ貯氷槽部16の底部1
6aから所定高さ浮いた状態にあり、貯氷槽部16の左
右方向へ揺動可能に吊下されている。各揺動板38a
は、移送機構30bを挟んで左右に位置している。
【0035】氷検出機構30cにおいては、各揺動板3
8aが静止している状態では各検知板38cも静止状態
にあって、各近接スイッチ38dは非作動の状態にあ
り、製氷機構20から貯氷槽部16内に順次供給されて
くるチップ状氷が各揺動板38aに当接して、各揺動板
38aが揺動して各検知板38cが揺動すると、各近接
スイッチ38dが作動してチップ状氷が所定量供給され
たことを検出する。
【0036】また、各揺動板38aは、貯氷槽10bの
上方開口部に吊下状に支持されて貯氷槽部16の内部に
臨む各陳列容器18a〜18d、および遮蔽板19とと
もに、貯氷槽10b内を左右側部に位置する側部冷気室
R1,R2と、中央部に位置する中央冷気室R3とに区画
している。従って、各揺動板38aは貯氷槽部16内を
3つの冷気室R1,R2,R3に区画する仕切板としても
機能している。
【0037】各側部冷気室R1,R2を構成する各陳列容
器18a〜18dは、図2、図4および図5に示すよう
に、貯氷槽10bを構成するテーブル17の開口部17
aの開口幅よりわずかに短い長さで所定幅の容器部の上
端外周縁に、所定幅の鍔部が形成されているものであ
る。また、中央冷気室R3を構成する遮蔽板19は、テ
ーブル17の開口部17aの開口幅より長い長さで所定
幅のもので、左右側縁部には鍔部19aが形成されてい
る。遮蔽板19においては、その中央部に長円形の第1
開口部19bが形成されているとともに、第1開口部1
9bを挟んで前後にこれより小径の円形の第2開口部1
9cが形成されている。
【0038】遮蔽板19は、第1開口部19bにて移送
機構30bに挿通された状態で氷検出機構30cの両揺
動板38aの上方に位置して、テーブル17の開口部1
7aの中央部を覆蓋している。各陳列容器18a,18
dは、その鍔部をテーブル17の開口部17aの開口縁
部に掛止された状態でテーブル17の左右側に吊下さ
れ、また各陳列容器18b,18cはその鍔部をテーブ
ル17の開口部17aの開口縁部および遮蔽板19の各
鍔部19aに掛止された状態で、陳列容器18aと遮蔽
板19との間、および陳列容器18dと遮蔽板19との
間に吊下されている。なお、各第2開口部19cには、
各陳列容器18a〜18dに比較して小さい円形状の陳
列容器18e,18fが吊下されている。
【0039】これにより、各陳列容器18a〜18dお
よび遮蔽板19は互いに接触した状態で並列して、テー
ブル17の開口部17aの全面を閉鎖しており、左側の
揺動板38aの左側に側部冷気室R1を、右側の揺動板
38aの右側に側部冷気室R2を、また両揺動板38a
の間に中央冷気室R3を形成している。この状態におい
ては、各陳列容器18a〜18dの外周と貯氷槽部16
の内周との間に、図10に示すように縦長の冷気通路P
が形成されている。この冷気通路Pは貯氷槽部16の内
周に設けた各遮断板16b,16cによって、側部冷気
室R1と中央冷気室R3間、側部冷気室R2と中央冷気室
R3で遮断されている。
【0040】冷気循環機構40a,40bは同一構成の
循環ファン装置であり、図4、図10および図14に示
すように、ファンモータ41と循環ファン部42からな
るもので、ファンモータ41は貯氷槽10bを構成する
貯氷槽部16の側壁部16dの外側に固定されていて、
その駆動軸41aが同側壁部16dを気密的で回転可能
に貫通して貯氷槽部16の内部へ突出している。循環フ
ァン部42は駆動軸41aの先端部に組付けられてい
る。
【0041】循環ファン部42は、駆動軸41aの先端
に固定されたファン42aと、ファン42aを覆蓋する
ファンカバー42bを備えている。ファンカバー42b
には、正面に多数の冷気吸引口42cが形成されている
とともに、外周面に多数の冷気吐出口42dが形成され
ており、各側部冷気室R1,R2における同じ側の部位に
配置されている。循環ファン部42は正面に向かって冷
気吐出口42d側が下がる傾斜状態に配置されている。
【0042】これにより、当該冷気循環機構40a,4
0bにおいては、各側部冷気室R1,R2の冷気をファン
カバー42bの冷気吸引口42cから吸引し、冷気吐出
口42dから各側部冷気室R1,R2に斜め下方へ吐出さ
せる。
【0043】噴霧機構50aは、図4、図15および図
16に示すように、霧発生器51と、送風機52と、貯
水タンク53を備えているもので、貯水タンク53は図
16および図17に示すように、その内部が仕切板53
aにより霧発生部53bとフロートスイッチ53cの配
設部53dとに仕切られており、霧発生部53bの上部
には絞部53eを通して送風路53fが連通している。
【0044】送風機52は、貯水タンク53の送風路5
3f、絞部53e、霧発生部53bの上部、流出孔53
f、およびホース54aを通して、移送機構30bを構
成する筒体34に連結されて筒体34内に連通し、かつ
貯水タンク53はホース54bを介して製氷機構20を
構成する製氷機構部21への給水ホース21fの途中に
接続されている。
【0045】噴霧機構50aにおいては、霧発生器51
の振動子の作動により貯水タンク53の霧発生部53b
にて多量の霧を発生させ、発生した多量の霧は送風機5
2により移送機構30bの筒体34の内部に供給され
る。筒体34内に供給された多量の霧は筒体34内にて
冷却され、筒体34の上端部に設けた各噴出穴34aか
ら外部へ噴出される。従って、移送機構30bを構成す
る筒体34は、噴霧機構50aを構成する噴霧部として
機能する。筒体34の上端部に設けた各噴出穴34a
は、各陳列容器18a〜18fより上方に位置し、かつ
各陳列容器18a〜18d側に開口している。
【0046】貯水タンク53は、製氷機構20の製氷水
タンク25よりわずかに低い位置に配設されていて、フ
ロートスイッチ53cの配置関係により、貯水タンク5
3における下限水位が製氷水タンク25における下限水
位より下方に設定されている。
【0047】また、ホース54aは筒体34側から貯水
タンク53側へわずかに下降傾斜して接続されている。
【0048】排水機構50bは、図4、図18および図
19に示すように、排水タンク55と、排水ホース56
と、排水管57を備えている。排水タンク55の側部に
は、その底部よりわずかに上方の部位の排出孔55aが
設けられていて、右側のドレンパン13b内に配設され
ている。排水ホース56は、その上端開口部にて貯氷槽
部16の底部に設けた排出孔16eに接続されていて、
その下端部が排水タンク55内の底部に臨んでいる。な
お、排出孔16eには、中央部に小穴を有する目皿56
aが嵌挿されている。目皿56aの小穴は、水を流出可
能で、かつチップ状氷の流出を規制する寸法に形成され
ていて、容易に取外し可能に嵌挿されている。
【0049】排水管57は単尺の筒体であって、その上
下方向の中央部に小孔57aが形成されているもので、
ドレンパン13bにその底部を貫通した状態で液密的に
嵌着されている。排水管57は、この嵌着状態におい
て、小孔57aをドレンパン13bの上部にて位置させ
ており、その上端開口部には排水タンク55に設けた排
出孔55aに一端を接続した接続ホース58の他端が接
続されている。
【0050】なお、排水タンク55内には、製氷機構部
21のドレンホース21g、製氷水タンク25からの排
水ホース25a等が臨んでいる。
【0051】このように構成した貯氷式陳列台は、例え
ば、各陳列容器18a〜18dに所望の飲食物類を収容
して貯氷槽10bを構成するテーブル17の開口部17
aの縁部に掛止して支持し、かつ各陳列容器18e,1
8fを遮蔽板19の各第2開口部19cに嵌挿して支持
して運転を開始する。当該貯氷式陳列台の運転は制御装
置60にて制御される。図20は、当該貯氷式陳列台の
運転中の貯氷槽10bの状態が模式的に示しているもの
で、当該貯氷式陳列台の運転時には、製氷機構20、冷
気循環機構40a,40b、および噴霧機構50aが稼
動するとともに、氷検出機構30cおよび排出機構50
bが作動する。
【0052】当該貯氷式陳列台においては、製氷機構2
0にて生成された氷は押出機構30aへ順次に供給さ
れ、押出機構30aにおいては各第1溝部31aおよび
各第2溝部31bに供給される。各第1溝部31aに供
給された氷は押出機構30aの案内板32に衝突して折
られ、チップ状氷となって各第1溝部31aの開口部か
ら図20の実線矢印のごとく貯氷槽部16内へ順次供給
される。チップ状氷の群は、順次供給されるチップ状氷
の押出力により外側へ押出されて貯氷槽部16の底部1
6aの全体に拡散される。
【0053】一方、押出機構30aの各第2溝部31b
に供給された氷は、移送機構30bの搬送管36の各管
部36a,36bに図20の破線矢印のごとく供給さ
れ、各管部36a,36bを上昇して搬送管36の頂部
36dに衝突して折られ、チップ状氷となって受皿35
に配置した各受板37上に落下する。各受板37は受皿
35の外周縁側へ漸次下降傾斜しているため、チップ状
氷は受皿35の中央部を頂点として裾広がりに全体に拡
散し、また受皿35の外周縁からはみ出たチップ状氷は
遮蔽板19の第1開口部19bを通して貯氷槽部16内
に落下する。チップ状氷の受皿35上の堆積状態および
受皿35の外周縁からの落下状態は、陳列容器内の飲食
物類を陳列する雰囲気を盛り上げる効果を発揮する。
【0054】製氷機構20からの氷の供給中に貯氷槽部
16内のチップ状氷が所定量に達すると、氷検出機構3
0cを構成する各揺動板38aが供給されるチップ状氷
に押動されて左右の外側へ揺動して、各検知板38cを
揺動させる。この結果、各近接スイッチ38dが動作し
て貯氷槽部16内のチップ状氷が所定量に達したことを
検出し、この検出信号を制御装置60に出力する。制御
装置60は、この検出信号に基づいて製氷機構20の運
転を停止する信号を出力して、製氷機構20の運転のみ
を停止させる。
【0055】各冷気循環機構40a,40bは当該貯氷
式陳列台の運転中稼動し、各側部冷気室R1,R2内の冷
気を循環ファン部42の冷気吸引口42cから吸引し
て、同循環ファン部42の冷気吐出口42dから各側部
冷気室R1,R2内へ吐出する。循環ファン部42に吸引
された冷気は、冷気吸引口42cより下方に位置する冷
気吐出口42dから斜め下方へ吐出されるため、各側部
冷気室R1,R2内の冷気は図20の実線矢印に示すよう
に循環して流れる。
【0056】噴霧機構50aは当該貯氷式陳列台の運転
中稼動し、霧発生器51にて発生した大量の霧は送風機
52にて移送機構30bを構成する筒体34内に供給さ
れる。霧は筒体34内にて冷却されて、筒体34の上端
部に設けた各噴出穴34aから白色の霧として噴出され
る。噴出された霧は、各陳列容器18a〜18f上を図
20の実線で示すようにゆっくりと流れ、飲食物類の乾
燥を防ぐとともに、陳列雰囲気を盛り上げる効果を発揮
する。
【0057】当該貯氷式陳列台においては、貯氷槽部1
6内のチップ状氷が徐々に融解して貯氷槽部16内に水
が生成されるが、生成された水は貯氷槽部16の底部1
6aに設けた排出孔16eから、排水機構50bを構成
する排水ホース56を経て排水タンク55に流出し、排
水タンク55内に一旦滞留した後接続ホース58、およ
び排水管57を経て排出される。排水機構50bにおい
ては、図18および図19に示すように、排水タンク5
5の排出孔55aが排水タンク55の底部より高い位置
にあって、排水タンク55の底部には所定量の水が常に
滞留し(図19の2点鎖線で示す水位)、かつ排水ホー
ス56の下端部が滞留する水に臨んでいるため、排水溝
等から排水ホース56への臭気の伝播が遮断される。
【0058】一方、各ドレンパン13a,13bへは貯
氷槽10b等の外周に結露して生成された水が落下する
が、ドレンパン13b上に落下した水は排水管57に設
けた小孔57aから排水管57を経て排出される。な
お、ドレンパン13aに落下した水も、ドレンパン13
aに設けた排水管57と同様の排水管に設けた小孔から
同排水管を経て排出される。
【0059】このように、当該貯氷式陳列台において
は、移送機構30bの構成部材であって噴霧機構50a
の噴霧部を構成する筒体34の各噴出穴34aから噴出
された霧は、貯氷槽10bの上方に位置する各陳列容器
18a〜18fの上方を広い範囲に拡散する。このた
め、貯氷槽10bの上方は霧状雰囲気となり、各陳列容
器18a〜18fに収容されている飲食物類の乾燥を防
止するとができ、かつこの霧状雰囲気に周囲の人々の注
意を引き付けることができて、各陳列容器18a〜18
f内に収容されている飲食物類の陳列効果を一層発揮す
ることができる。
【0060】当該貯氷式陳列台においては、噴霧機構5
0aの噴霧部を構成する筒体34の上端部に各噴出穴3
4aを形成して貯氷槽10bの上方に配列されている各
陳列容器18a〜18fより上方に、かつ各陳列容器1
8a〜18dの配置側に開口させているため、各噴出穴
34aから噴出する霧は貯氷槽10bの上方の広い範囲
に容易に拡散し、貯氷槽10bの上方を万遍なく霧状雰
囲気とすることができる。
【0061】また、当該貯氷式陳列台においては、噴霧
機構50aの噴霧部を構成する筒体34を搬送管36の
外周を包囲して配置しているため、筒体34内に供給さ
れた霧は搬送管36内を移動する氷により冷却されるた
め、貯氷槽10bの上方を冷たくて白い霧状雰囲気にす
ることができるとともに、各陳列容器18a〜18f内
の飲食物類に対する冷却効果を向上することができる。
【0062】この場合、筒体34の上端部には、搬送管
36の上端部から吐出されるチップ状氷を所定量受承す
る受皿35が設けられていて、受皿35より下方の部位
に霧の各噴出穴34aが形成されているため、霧状雰囲
気は受皿35上のチップ状氷群と一体となって、陳列効
果をさらに向上させることができる。また、霧の各噴出
穴34aは受皿35の下側に位置しているため、各噴出
穴34aの外部の粉塵等による塵詰まりが防止される。
【0063】また、当該貯氷式陳列台においては、噴霧
機構50aの貯水タンク53における下限水位を製氷機
構20の製氷水タンク25における下限水位より下方に
設定しているため、噴霧機構50aの運転は、製氷機構
20の製氷水タンク25の水位が下限に達した際にも継
続され、かつ断水で製氷機構20の運転が停止されても
しばらく継続させることができる。
【0064】また、当該貯氷式陳列台においては、噴霧
機構50aの貯水タンク53の内部を霧発生部53bと
フロートスイッチ53cの配設部53dとに仕切ってい
るため、霧の発生能力を向上させているとともにフロー
トスイッチ53cの誤動作を防止することができ、貯水
タンク53の霧発生部53bと筒体34を連結するホー
ス54aを貯水タンク53側へ下降傾斜させているた
め、ホース54a内での水の溜りを防止して霧の通路の
閉鎖を防止することができ、かつ貯水タンク53の霧発
生部53bに送風機52から供給される風を所定量に絞
る絞部53eを設けているため、適量の霧を送風するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る貯氷式陳列台の正面図であ
る。
【図2】同陳列台の平面図である。
【図3】同陳列台の側面図である。
【図4】同陳列台の貯氷槽を縦断した状態の正面図であ
る。
【図5】同陳列台の各陳列容器を除去した状態の平面図
である。
【図6】同陳列台の基台を構成する支持フレームの正面
図である。
【図7】同支持フレームにおける下方枠部の平面図であ
る。
【図8】同支持フレームにおける上方枠部の平面図であ
る。
【図9】同支持フレームに対する貯氷槽の支持状態の一
部を示す平面図である。
【図10】同陳列台を構成する製氷機構および貯氷槽の
関係を示す貯氷槽を縦断した側面図である。
【図11】同陳列台を構成する製氷機構、押出機構、お
よび移送機構の関係を示す一部縦断側面図である。
【図12】同移送機構を構成する受皿および受板の平面
図(a)、同受板の平面図(b)、および同受板の正面
図(c)である。
【図13】同陳列台を構成する氷検出機構の斜視図であ
る。
【図14】同陳列台を構成する冷気循環機構である循環
ファン装置の取付け状態を示す一部縦断側面図である。
【図15】同陳列台を構成する噴霧機構の正面図であ
る。
【図16】同噴霧機構の側面図である。
【図17】同噴霧機構を構成する貯水タンクの槽本体を
除いた状態の平面図(a)、および同側面図(b)であ
る。
【図18】同陳列台を構成する排水機構の正面図であ
る。
【図19】同排水機構を構成する排水タンクの配設状態
を示す一部縦断側面図である。
【図20】同陳列台における運転中の貯氷槽の内部およ
び上方部を示す模式図である。
【符号の説明】
10a…基台、11…支持フレーム、11a…棚部、1
1b…水逃穴、12a…キャスター、12b…脚部、1
3a,13b…ドレンパン、14a〜14c…開閉扉、
15a〜15c…パネル、10b…貯氷槽、16…貯氷
槽部、16a…底部、16b,16c…遮断板、16d
…側壁部、16e…排出孔、17…テーブル、18a〜
18d…陳列容器、18e,18f…陳列容器、19…
遮蔽板、19a…鍔部、19b…第1開口部、19c…
第2開口部、20…製氷機構、21…製氷機構部、21
a,21b…ケーシング、21c…冷却管、21d…オ
ーガ、21e…固定刃、21f…給水ホース、21g…
ドレンホース、22…コンプッサ、23…コンデンサ、
24…冷却ファン、25…製氷水タンク、25a…排水
ホース、30a…押出機構、31…円柱状本体、31a
…第1溝部、31b…第2溝部、32…案内板、33…
ボルト、30b…移送機構、34…筒体、34a…噴出
穴、35…受皿、36…搬送管、36a,36b…管
部、36c…側壁部、36d…頂部、37…受板、37
a…板部、37b…突起部、37c…凹所、37d…中
央部、30c…氷検出機構、38a…搖動板、38b…
支持棒、38c…検知板、38d…近接スイッチ、38
e…支持板、40a,40b…冷気循環機構、41…フ
ァンモータ、41a…駆動軸、42…循環ファン部、4
2a…ファン、42b…ファンカバー、42c…冷気吸
引口、42d…冷気吐出口、50a…噴霧機構、51…
霧発生器、52…送風機、53…貯水タンク、53a…
仕切板、53b…霧発生部、53c…フロートスイッ
チ、53d…スイッチ配設部、53e…絞部、54a,
54b…ホース、50b…排水機構、55…排水タン
ク、55a…排出孔、56…排水ホース、56a…目
皿、57…排水管、57a…小孔、58…接続ホース、
P…冷気通路、R1,R2,R3…冷気室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 己也 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台の上部に配設され所要量のチップ状氷
    を収容する貯氷槽と、前記基台の下部に配設され前記貯
    氷槽へ供給する氷を生成する製氷機構と、前記貯氷槽の
    上方に配列された陳列容器内の飲食物類上に霧を噴出す
    る噴霧機構を備え、同噴霧機構を、霧発生手段と、同霧
    発生手段にて生成された霧を送風する送風手段と、前記
    貯氷槽の略中央部にて起立して前記陳列容器より上方へ
    延び前記霧発生手段から送風される霧を収容して噴出す
    る筒体を備えた構成としたことを特徴とする貯氷式陳列
    台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の貯氷式陳列台において、
    前記筒体の上端部に、同筒体内の霧を噴出する噴出穴が
    形成されていることを特徴とする貯氷式陳列台。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の貯氷式陳列台において、
    前記筒体に設けた噴出穴は、前記貯氷槽の上方に配列さ
    れて飲食物類を収容する陳列容器より上方に位置し、か
    つ同陳列容器の配置側に開口していることを特徴とする
    貯氷式陳列台。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の貯氷式陳列
    台において、前記製氷機構から供給される氷の一部を前
    記貯氷槽の底部より上方へ移送しチップ状氷として上端
    部から吐出して同貯氷槽へ落下させる搬送管を備え、前
    記噴霧機構を構成する筒体が同搬送管の外周を包囲して
    配置されていることを特徴する貯氷式陳列台。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の貯氷式陳列台において、
    前記噴霧機構を構成する筒体の上端部に前記搬送管の上
    端部から吐出されるチップ状氷を所定量受承する受皿を
    備え、同受皿より下方の部位に前記噴出穴が形成されて
    いることを特徴とする貯氷式陳列台。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5に記載の貯
    氷式陳列台において、前記霧発生手段の貯水タンクにお
    ける下限水位が前記製氷機構の製氷水タンクにおける下
    限水位より下方に設定されていることを特徴とする貯氷
    式陳列台。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の貯氷式陳列台において、
    前記噴霧機構を構成する霧発生手段の貯水タンクの内部
    が霧発生部とフロートスイッチの配設部とに仕切られて
    いることを特徴とする貯氷式陳列台。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の貯氷式陳列台において、
    前記霧発生部と前記筒体を連結する連結管が前記霧発生
    部側へ下降傾斜していることを特徴とする貯氷式陳列
    台。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載の貯氷式陳列台に
    おいて、前記霧発生部には前記送風手段から供給される
    風を所定量に絞る絞部を備えていることを特徴とする貯
    氷式陳列台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074548A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機
CN112240678A (zh) * 2020-10-20 2021-01-19 苏州模方包装容器有限公司 一种自动化包装瓶瓶底冷却装置及其冷却方法
CN112515429A (zh) * 2020-12-26 2021-03-19 广州奕极机电科技有限公司 一种化妆品套装展示装置

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