JPH09215191A - 給電機能付制御装置 - Google Patents
給電機能付制御装置Info
- Publication number
- JPH09215191A JPH09215191A JP8021104A JP2110496A JPH09215191A JP H09215191 A JPH09215191 A JP H09215191A JP 8021104 A JP8021104 A JP 8021104A JP 2110496 A JP2110496 A JP 2110496A JP H09215191 A JPH09215191 A JP H09215191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- terminal
- circuit
- voltage
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部給電端子の短絡時に対応できる構成で、
その短絡状態の発生を報知できるようにする。 【解決手段】 定電圧回路23は直流電源24を所定電
圧に変換して制御回路22および給電端子Vaに給電す
る。第1の給電経路は、給電端子Vaから電流制限抵抗
27およびリレースイッチ26aを介して外部給電端子
Voに至る給電経路とされ、第2の給電経路は、給電端
子Vaからリレースイッチ26aを介して直接外部給電
端子Voに至る給電経路とされる。励磁コイル26bは
制御回路22の設定信号に応じてリレースイッチ26a
を切り換える。センサ38は外部給電端子Voから給電
される。電源スイッチ25のオン時に、制御回路22
は、外部給電端子Voの電圧レベルが所定レベル以上で
あるときに正常と判断して第2の給電経路に切り換え、
短絡時には第1の給電経路を保持すると共に表示装置3
7により報知動作を行わせる。
その短絡状態の発生を報知できるようにする。 【解決手段】 定電圧回路23は直流電源24を所定電
圧に変換して制御回路22および給電端子Vaに給電す
る。第1の給電経路は、給電端子Vaから電流制限抵抗
27およびリレースイッチ26aを介して外部給電端子
Voに至る給電経路とされ、第2の給電経路は、給電端
子Vaからリレースイッチ26aを介して直接外部給電
端子Voに至る給電経路とされる。励磁コイル26bは
制御回路22の設定信号に応じてリレースイッチ26a
を切り換える。センサ38は外部給電端子Voから給電
される。電源スイッチ25のオン時に、制御回路22
は、外部給電端子Voの電圧レベルが所定レベル以上で
あるときに正常と判断して第2の給電経路に切り換え、
短絡時には第1の給電経路を保持すると共に表示装置3
7により報知動作を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部に接続可能な
給電端子を備えこの給電端子が短絡したときに電源側を
保護する機能を備えた給電機能付制御装置に関する。
給電端子を備えこの給電端子が短絡したときに電源側を
保護する機能を備えた給電機能付制御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の装置とし
ては、例えば、図5あるいは図6に示すようなものがあ
る。すなわち、このものは、マイクロコンピュータなど
の制御回路を備えた制御装置で、外部にセンサなどの負
荷を接続してこれに給電し、そのセンサの検出電圧を取
り込んでA/D変換してセンサデータを得るようにした
装置である。
ては、例えば、図5あるいは図6に示すようなものがあ
る。すなわち、このものは、マイクロコンピュータなど
の制御回路を備えた制御装置で、外部にセンサなどの負
荷を接続してこれに給電し、そのセンサの検出電圧を取
り込んでA/D変換してセンサデータを得るようにした
装置である。
【0003】図5において、制御装置1は、内部にマイ
クロコンピュータからなる制御回路2を備えており、外
部に接続される直流電源3から電源スイッチ4を介して
給電されるようになっている。定電圧回路5は、直流電
源3を所定電圧に変換して出力するもので、短絡保護機
能が設けられていて、負荷側で短絡状態が発生するとこ
れを検出して出力を停止する。この定電圧回路5の出力
端子Vaは制御回路2の電源入力端子Vdd,Vss,
AVssおよびA/D変換用の参照入力端子Vrefに
接続されると共に外部給電端子Voに接続されている。
クロコンピュータからなる制御回路2を備えており、外
部に接続される直流電源3から電源スイッチ4を介して
給電されるようになっている。定電圧回路5は、直流電
源3を所定電圧に変換して出力するもので、短絡保護機
能が設けられていて、負荷側で短絡状態が発生するとこ
れを検出して出力を停止する。この定電圧回路5の出力
端子Vaは制御回路2の電源入力端子Vdd,Vss,
AVssおよびA/D変換用の参照入力端子Vrefに
接続されると共に外部給電端子Voに接続されている。
【0004】制御回路2のA/D変換入力端子A1,A
2,A3はそれぞれ抵抗6,7,8を介して入力端子a
1,a2,a3に接続されている。この入力端子a1〜
a3には負荷としてのセンサ9が外部から接続されるよ
うになっている。センサ9には可変抵抗器形の3つのセ
ンサ素子10〜12が設けられ、それぞれ外部給電端子
Voから給電されるように接続されると共に可変出力端
子は入力端子a1〜a3に接続されている。
2,A3はそれぞれ抵抗6,7,8を介して入力端子a
1,a2,a3に接続されている。この入力端子a1〜
a3には負荷としてのセンサ9が外部から接続されるよ
うになっている。センサ9には可変抵抗器形の3つのセ
ンサ素子10〜12が設けられ、それぞれ外部給電端子
Voから給電されるように接続されると共に可変出力端
子は入力端子a1〜a3に接続されている。
【0005】上記構成によれば、電源スイッチ4がオン
されると、定電圧回路5は制御回路2に所定電圧を供給
すると共に、外部給電端子Voを介してセンサ9の各セ
ンサ素子10〜12に給電するようになる。これによ
り、制御回路2は、参照入力端子Vrefから入力され
る電源電圧を変換基準電圧として、センサ素子10〜1
2のそれぞれから入力される信号電圧をアナログ変換し
てセンサ信号を得るようになる。また、センサ素子10
〜12のいずれかが短絡するなどの故障が発生した場合
には、定電圧回路5はこれを検出して出力を停止するよ
うになる。
されると、定電圧回路5は制御回路2に所定電圧を供給
すると共に、外部給電端子Voを介してセンサ9の各セ
ンサ素子10〜12に給電するようになる。これによ
り、制御回路2は、参照入力端子Vrefから入力され
る電源電圧を変換基準電圧として、センサ素子10〜1
2のそれぞれから入力される信号電圧をアナログ変換し
てセンサ信号を得るようになる。また、センサ素子10
〜12のいずれかが短絡するなどの故障が発生した場合
には、定電圧回路5はこれを検出して出力を停止するよ
うになる。
【0006】しかしながら、このような従来構成のもの
では、短絡に対する保護は図れるが、その状態では制御
回路2への給電も停止されるので、制御回路2は動作不
能状態となり、短絡が発生していることを検知すること
ができず、電源スイッチ4を投入する毎にこのような給
電停止状態となるだけで、不具合の発生箇所を特定する
ことはできないものであった。
では、短絡に対する保護は図れるが、その状態では制御
回路2への給電も停止されるので、制御回路2は動作不
能状態となり、短絡が発生していることを検知すること
ができず、電源スイッチ4を投入する毎にこのような給
電停止状態となるだけで、不具合の発生箇所を特定する
ことはできないものであった。
【0007】一方、図6に示すものは、定電圧回路5に
代えて短絡保護機能を有していない定電圧回路13を用
いて構成したもので、この場合には、センサ素子10〜
12の短絡に対する保護を行う構成を次のようにしてい
る。すなわち、定電圧回路13の出力端子Vaは電流制
限抵抗14を介して外部給電端子Voに接続されてお
り、この外部給電端子Voに給電される出力が制御回路
2のA/D変換用の基準電圧となる参照入力端子Vre
fに接続された構成となっている。
代えて短絡保護機能を有していない定電圧回路13を用
いて構成したもので、この場合には、センサ素子10〜
12の短絡に対する保護を行う構成を次のようにしてい
る。すなわち、定電圧回路13の出力端子Vaは電流制
限抵抗14を介して外部給電端子Voに接続されてお
り、この外部給電端子Voに給電される出力が制御回路
2のA/D変換用の基準電圧となる参照入力端子Vre
fに接続された構成となっている。
【0008】この構成によれば、センサ素子10〜12
への給電は、電流制限抵抗14を介して行われるので、
いずれかのセンサ素子10〜12が短絡をおこしたとき
には、センサ9側への給電は電流制限抵抗14による電
圧降下で動作電圧の範囲が狭くなるが、制御回路2への
給電は継続されるので、前述したような不具合を回避す
ることはできる。
への給電は、電流制限抵抗14を介して行われるので、
いずれかのセンサ素子10〜12が短絡をおこしたとき
には、センサ9側への給電は電流制限抵抗14による電
圧降下で動作電圧の範囲が狭くなるが、制御回路2への
給電は継続されるので、前述したような不具合を回避す
ることはできる。
【0009】ところが、上述した構成のものでは、短絡
故障が発生していない場合、例えば、負荷のインピーダ
ンスが低く設定されている場合においても、電流制限抵
抗14を介して給電する構成であることから、外部給電
端子Voの端子電圧が大きく低下してしまう場合があ
り、これではA/D変換のための電圧範囲が狭くなるた
めに参照入力端子Vrefから入力される電圧も低下
し、全体としてA/D変換を行う際の分解能が低下する
不具合がある。
故障が発生していない場合、例えば、負荷のインピーダ
ンスが低く設定されている場合においても、電流制限抵
抗14を介して給電する構成であることから、外部給電
端子Voの端子電圧が大きく低下してしまう場合があ
り、これではA/D変換のための電圧範囲が狭くなるた
めに参照入力端子Vrefから入力される電圧も低下
し、全体としてA/D変換を行う際の分解能が低下する
不具合がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、外部給電端子の短絡時に対応できる構
成としながら、制御回路によりその短絡による異常状態
の発生を報知してこれを認識することができるようにし
た給電機能付制御装置を提供することにある。
で、その目的は、外部給電端子の短絡時に対応できる構
成としながら、制御回路によりその短絡による異常状態
の発生を報知してこれを認識することができるようにし
た給電機能付制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の給電機能付制御
装置は、直流電源を所定電圧に変換する電源回路と、こ
の電源回路から給電される制御手段と、外部に負荷を接
続可能に設けられ前記電源回路から給電可能な給電端子
と、この給電端子に対して前記電源回路の出力を電流制
限手段を介して供給する第1の給電経路と、前記給電端
子に対して前記電源回路の出力を直接供給する第2の給
電経路と、常には前記第1の給電経路の設定状態に保持
し前記制御手段から設定信号が与えられた状態では前記
第2の給電経路の設定状態に保持するように切換設定を
行う切換手段とを設け、前記制御手段を、前記電源回路
からの給電時に前記給電端子の端子電圧を検出してその
検出電圧が所定レベル以上あるときには前記設定信号を
前記切換手段に出力するように構成したところに特徴を
有する。
装置は、直流電源を所定電圧に変換する電源回路と、こ
の電源回路から給電される制御手段と、外部に負荷を接
続可能に設けられ前記電源回路から給電可能な給電端子
と、この給電端子に対して前記電源回路の出力を電流制
限手段を介して供給する第1の給電経路と、前記給電端
子に対して前記電源回路の出力を直接供給する第2の給
電経路と、常には前記第1の給電経路の設定状態に保持
し前記制御手段から設定信号が与えられた状態では前記
第2の給電経路の設定状態に保持するように切換設定を
行う切換手段とを設け、前記制御手段を、前記電源回路
からの給電時に前記給電端子の端子電圧を検出してその
検出電圧が所定レベル以上あるときには前記設定信号を
前記切換手段に出力するように構成したところに特徴を
有する。
【0012】上記構成によれば、制御手段は、第1の給
電経路を設定した状態で、電源回路からの給電時に給電
端子の端子電圧を検出して所定レベル以上あるときには
切換手段を第2の給電経路に切換設定し、給電端子の端
子電圧が所定レベルよりも低い状態つまり給電端子に接
続された負荷が短絡をしている場合には第1の給電経路
を設定した状態に保持するようになる。これにより、短
絡故障が発生している場合に第1の給電経路を設定して
電流制限手段を介して給電端子に給電することができ
る。また、負荷が正常な場合にはインピーダンスが低い
場合でも直接給電することができるようになるので、端
子電圧が低下するといった不具合の発生を防止でき、こ
れによって他の制御装置に給電することもできるように
なる。
電経路を設定した状態で、電源回路からの給電時に給電
端子の端子電圧を検出して所定レベル以上あるときには
切換手段を第2の給電経路に切換設定し、給電端子の端
子電圧が所定レベルよりも低い状態つまり給電端子に接
続された負荷が短絡をしている場合には第1の給電経路
を設定した状態に保持するようになる。これにより、短
絡故障が発生している場合に第1の給電経路を設定して
電流制限手段を介して給電端子に給電することができ
る。また、負荷が正常な場合にはインピーダンスが低い
場合でも直接給電することができるようになるので、端
子電圧が低下するといった不具合の発生を防止でき、こ
れによって他の制御装置に給電することもできるように
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図1および図2を参照して説明する。電気的構成
を示す図1において、本発明でいうところの外部給電機
能付の制御装置21は内部に制御手段としての制御回路
22を含んで構成されている。制御回路22は、マイク
ロコンピュータなどのCPUに相当する構成を有するも
ので、あらかじめ制御プログラムが記憶されており、ま
た、内部にはA/D変換機能を備えている。短絡保護回
路を有する定電圧電源回路23は電源入力端子21a,
21bを介して外部の直流電源24から電源スイッチ2
5を通じて給電されるようになっており、所定電圧の出
力を制御回路22の電源入力端子Vdd,Vssおよび
AVssに出力すると共に、給電端子Vaにも出力す
る。
いて、図1および図2を参照して説明する。電気的構成
を示す図1において、本発明でいうところの外部給電機
能付の制御装置21は内部に制御手段としての制御回路
22を含んで構成されている。制御回路22は、マイク
ロコンピュータなどのCPUに相当する構成を有するも
ので、あらかじめ制御プログラムが記憶されており、ま
た、内部にはA/D変換機能を備えている。短絡保護回
路を有する定電圧電源回路23は電源入力端子21a,
21bを介して外部の直流電源24から電源スイッチ2
5を通じて給電されるようになっており、所定電圧の出
力を制御回路22の電源入力端子Vdd,Vssおよび
AVssに出力すると共に、給電端子Vaにも出力す
る。
【0014】制御装置21には外部給電端子Voが設け
られており、この外部給電端子Voには切換手段として
の電磁リレー26のリレースイッチ26aを介して給電
端子Vaが接続されている。この場合、リレースイッチ
26aの常開接点aは直接給電端子Vaに接続され、常
閉接点bは電流制限手段としての電流制限抵抗27を直
列に介して給電端子Vaに接続されている。また、リレ
ースイッチ26aの可動接点cは外部給電端子Voおよ
び制御回路22の参照入力端子Vrefに接続されると
共に、制御回路22の出力電圧検出端子A/Dに抵抗2
8を介して接続されている。
られており、この外部給電端子Voには切換手段として
の電磁リレー26のリレースイッチ26aを介して給電
端子Vaが接続されている。この場合、リレースイッチ
26aの常開接点aは直接給電端子Vaに接続され、常
閉接点bは電流制限手段としての電流制限抵抗27を直
列に介して給電端子Vaに接続されている。また、リレ
ースイッチ26aの可動接点cは外部給電端子Voおよ
び制御回路22の参照入力端子Vrefに接続されると
共に、制御回路22の出力電圧検出端子A/Dに抵抗2
8を介して接続されている。
【0015】そして、給電端子Vaから電流制限抵抗2
7およびリレースイッチ26aの接点(b−c)間を介
して外部給電端子Voに至る給電経路が本発明でいうと
ころの第1の給電経路に相当し、給電端子Vaからリレ
ースイッチ26aの接点(a−c)間を介して外部給電
端子Voに至る給電経路が第2の給電経路に相当してい
る。
7およびリレースイッチ26aの接点(b−c)間を介
して外部給電端子Voに至る給電経路が本発明でいうと
ころの第1の給電経路に相当し、給電端子Vaからリレ
ースイッチ26aの接点(a−c)間を介して外部給電
端子Voに至る給電経路が第2の給電経路に相当してい
る。
【0016】電磁リレー26の励磁コイル26bは、制
御回路の出力端子PAからドライバ回路29を介して給
電されるように接続されており、出力端子PAからロウ
レベルの信号が出力されると励磁コイル26bに通電し
てリレースイッチ26aの接点(c−a)間をオンさせ
るようになっている。制御回路22の出力端子PAはプ
ルアップ抵抗30を介して給電端子Vaに接続されてい
る。
御回路の出力端子PAからドライバ回路29を介して給
電されるように接続されており、出力端子PAからロウ
レベルの信号が出力されると励磁コイル26bに通電し
てリレースイッチ26aの接点(c−a)間をオンさせ
るようになっている。制御回路22の出力端子PAはプ
ルアップ抵抗30を介して給電端子Vaに接続されてい
る。
【0017】制御装置21には例えば3個のセンサ信号
の入力端子a1,a2,a3が設けられており、これら
の入力端子a1〜a3はそれぞれ抵抗31〜33を介し
て制御回路22のアナログ信号の入力端子A1〜A3に
接続されると共に、抵抗34〜36を介してアースされ
ている。制御回路22の表示出力端子Poは報知手段と
しての表示装置37に接続されている。この表示装置3
7は、制御回路22から報知信号が与えられると、異常
状態の発生をランプや表示動作により報知するようにな
っている。
の入力端子a1,a2,a3が設けられており、これら
の入力端子a1〜a3はそれぞれ抵抗31〜33を介し
て制御回路22のアナログ信号の入力端子A1〜A3に
接続されると共に、抵抗34〜36を介してアースされ
ている。制御回路22の表示出力端子Poは報知手段と
しての表示装置37に接続されている。この表示装置3
7は、制御回路22から報知信号が与えられると、異常
状態の発生をランプや表示動作により報知するようにな
っている。
【0018】制御装置21には外部に負荷としてのセン
サ38が接続されるようになっており、制御装置21
は、このセンサ38に給電して検出動作を行わせ、その
検出信号を内部に取り込んでA/D変換して信号処理す
るようになっている。センサ38は、例えば3個の可変
抵抗形のセンサ素子39,40,41を備えたもので、
それぞれは電圧印加端子39a,40a,41aを備え
ると共にセンサ出力端子39b,40b,41bを備え
ている。
サ38が接続されるようになっており、制御装置21
は、このセンサ38に給電して検出動作を行わせ、その
検出信号を内部に取り込んでA/D変換して信号処理す
るようになっている。センサ38は、例えば3個の可変
抵抗形のセンサ素子39,40,41を備えたもので、
それぞれは電圧印加端子39a,40a,41aを備え
ると共にセンサ出力端子39b,40b,41bを備え
ている。
【0019】各センサ素子39〜41は、電圧印加端子
39a〜41aに給電されている状態で、検出対象の状
態に応じた検出電圧がセンサ出力端子39b〜41bか
ら出力されるようになっている。電圧印加端子39a〜
41aは共通にして制御装置21の外部給電端子Voに
接続され、センサ出力端子39b〜41bは入力端子a
1〜a3に接続されている。また、外部給電端子Voに
は、この制御装置21から給電されて動作する制御ユニ
ット42の電源入力端子が接続されている。
39a〜41aに給電されている状態で、検出対象の状
態に応じた検出電圧がセンサ出力端子39b〜41bか
ら出力されるようになっている。電圧印加端子39a〜
41aは共通にして制御装置21の外部給電端子Voに
接続され、センサ出力端子39b〜41bは入力端子a
1〜a3に接続されている。また、外部給電端子Voに
は、この制御装置21から給電されて動作する制御ユニ
ット42の電源入力端子が接続されている。
【0020】次に、本実施例の作用について図2のフロ
ーチャートをも参照しながら説明する。まず、電源スイ
ッチ25がオンされると、制御装置21においては、電
源回路としての定電圧回路23を介して所定電圧出力が
発生すると、制御回路22および給電端子Vaに給電さ
れるようになる。制御回路22は、これによって動作を
開始すると、図2に示す制御プログラムのフローチャー
トにしたがって、外部給電端子Voに接続されたセンサ
38の状態を判定するようになる。なお、制御プログラ
ムを開始する前の状態では、制御回路22の出力端子P
Aは信号を出力していないので、プルアップ抵抗30に
よりハイレベルに保持され、励磁コイル26bは断電さ
れた状態にあり、したがって、リレースイッチ26aは
接点(b−c)間がオンされた状態つまり第1の給電経
路を設定した状態となっている。
ーチャートをも参照しながら説明する。まず、電源スイ
ッチ25がオンされると、制御装置21においては、電
源回路としての定電圧回路23を介して所定電圧出力が
発生すると、制御回路22および給電端子Vaに給電さ
れるようになる。制御回路22は、これによって動作を
開始すると、図2に示す制御プログラムのフローチャー
トにしたがって、外部給電端子Voに接続されたセンサ
38の状態を判定するようになる。なお、制御プログラ
ムを開始する前の状態では、制御回路22の出力端子P
Aは信号を出力していないので、プルアップ抵抗30に
よりハイレベルに保持され、励磁コイル26bは断電さ
れた状態にあり、したがって、リレースイッチ26aは
接点(b−c)間がオンされた状態つまり第1の給電経
路を設定した状態となっている。
【0021】上述の初期状態で、制御回路22は、制御
プログラムを開始すると、電圧検出端子A/Dに得られ
ている電圧信号を入力し(ステップS1)、これがハイ
レベルであるか否かを判断する(ステップS2)。この
場合、センサ38の各センサ素子39〜41が正常な状
態つまり短絡状態でなければ、所定レベルのインピーダ
ンスを有していることから外部給電端子Voを介して所
定電流が流れるので、電圧検出端子A/Dには一定レベ
ル以上の電圧信号が入力されるようになり、制御回路2
2は、この電圧信号がハイレベルにあることを検出する
ようになる。
プログラムを開始すると、電圧検出端子A/Dに得られ
ている電圧信号を入力し(ステップS1)、これがハイ
レベルであるか否かを判断する(ステップS2)。この
場合、センサ38の各センサ素子39〜41が正常な状
態つまり短絡状態でなければ、所定レベルのインピーダ
ンスを有していることから外部給電端子Voを介して所
定電流が流れるので、電圧検出端子A/Dには一定レベ
ル以上の電圧信号が入力されるようになり、制御回路2
2は、この電圧信号がハイレベルにあることを検出する
ようになる。
【0022】これにより、制御回路22は、ステップS
2で「YES」と判断し、この後、出力端子PAからロ
ウレベルの信号を出力するようになる。これにより、ド
ライバ回路29を介して励磁コイル26bに通電される
ようになり、リレースイッチ26aの接点(a−c)間
がオンするようになる。すると、第2の給電経路が設定
された状態、つまり、外部給電端子Voは、抵抗27を
介さずに、直接給電端子Vaから給電されるようにな
る。
2で「YES」と判断し、この後、出力端子PAからロ
ウレベルの信号を出力するようになる。これにより、ド
ライバ回路29を介して励磁コイル26bに通電される
ようになり、リレースイッチ26aの接点(a−c)間
がオンするようになる。すると、第2の給電経路が設定
された状態、つまり、外部給電端子Voは、抵抗27を
介さずに、直接給電端子Vaから給電されるようにな
る。
【0023】この結果、センサ素子39〜41が正常状
態である場合には、そのインピーダンスが低く設定され
たものであっても通電電流の制限を受けることなく外部
給電端子Voから給電されるようになるので、外部給電
端子Voの出力電圧が所定レベル以上に保持される。し
たがって、A/D変換の基準電圧となる参照入力端子V
refへの入力電圧の所定レベル以上に保持され、A/
D変換の精度が低下されることなく検出動作を行うこと
ができるようになる。
態である場合には、そのインピーダンスが低く設定され
たものであっても通電電流の制限を受けることなく外部
給電端子Voから給電されるようになるので、外部給電
端子Voの出力電圧が所定レベル以上に保持される。し
たがって、A/D変換の基準電圧となる参照入力端子V
refへの入力電圧の所定レベル以上に保持され、A/
D変換の精度が低下されることなく検出動作を行うこと
ができるようになる。
【0024】この後、制御回路22は、制御プログラム
を終了して図示しないメインプログラムにリターンし、
検出動作に対応した処理動作を行うようになる。この場
合、各センサ素子39〜41の可変出力端子39b〜4
1bから出力される検出信号は、制御回路22のアナロ
グ入力端子A1〜A3から入力されると、参照入力端子
Vrefから入力されている電圧を基準としてデジタル
データに変換するようになっている。なお、この状態で
は、外部給電端子Voから給電されて動作する制御ユニ
ット42にも所定の給電が行われるようになる。
を終了して図示しないメインプログラムにリターンし、
検出動作に対応した処理動作を行うようになる。この場
合、各センサ素子39〜41の可変出力端子39b〜4
1bから出力される検出信号は、制御回路22のアナロ
グ入力端子A1〜A3から入力されると、参照入力端子
Vrefから入力されている電圧を基準としてデジタル
データに変換するようになっている。なお、この状態で
は、外部給電端子Voから給電されて動作する制御ユニ
ット42にも所定の給電が行われるようになる。
【0025】さて、センサ素子39〜41のうちいずれ
かに短絡故障が発生している場合には、制御回路22
は、次のように動作する。すなわち、制御プログラムを
開始した時点でセンサ素子39〜41のいずれかが短絡
状態である場合には、そのインピーダンスがゼロに近い
値となるので、外部給電端子Voから流れ込む電流が大
きくなって電流制限抵抗27による電圧降下が大とな
り、制御回路22の電圧検出端子A/Dにはロウレベル
の信号が入力されるようになる。
かに短絡故障が発生している場合には、制御回路22
は、次のように動作する。すなわち、制御プログラムを
開始した時点でセンサ素子39〜41のいずれかが短絡
状態である場合には、そのインピーダンスがゼロに近い
値となるので、外部給電端子Voから流れ込む電流が大
きくなって電流制限抵抗27による電圧降下が大とな
り、制御回路22の電圧検出端子A/Dにはロウレベル
の信号が入力されるようになる。
【0026】制御回路22は、制御プログラムのステッ
プS2で「NO」と判断してステップS4に移行し、出
力端子PAからのハイレベルの信号の出力状態を保持し
て第1の給電経路の設定状態を継続させると共に、表示
出力端子Poから表示装置37に対して報知信号を出力
して報知動作を行わせるようになる(ステップS5)。
これによって、制御回路22への電源を確保して報知動
作を行わせることができるようになり、使用者には短絡
故障が発生していることを報知することができるように
なる。
プS2で「NO」と判断してステップS4に移行し、出
力端子PAからのハイレベルの信号の出力状態を保持し
て第1の給電経路の設定状態を継続させると共に、表示
出力端子Poから表示装置37に対して報知信号を出力
して報知動作を行わせるようになる(ステップS5)。
これによって、制御回路22への電源を確保して報知動
作を行わせることができるようになり、使用者には短絡
故障が発生していることを報知することができるように
なる。
【0027】なお、センサ38への通電状態で短絡故障
が発生した場合には次のように動作する。すなわち、電
源スイッチ25のオン時点でセンサ素子39〜41に短
絡故障が発生しておらず、リレースイッチ26aの接点
(a−c)間がオンされた場合でも、センサ素子39〜
41への通電中に短絡故障が発生する場合がある。そし
て、このような場合には、負荷インピーダンスが急激に
低下することにより給電端子Vaの電圧が低下し、制御
回路22は給電が停止されてリセット状態となる。この
場合、定電圧回路23は、短絡保護回路のはたらきによ
り、破壊したりダメージを受けるといったことを防止で
きる。
が発生した場合には次のように動作する。すなわち、電
源スイッチ25のオン時点でセンサ素子39〜41に短
絡故障が発生しておらず、リレースイッチ26aの接点
(a−c)間がオンされた場合でも、センサ素子39〜
41への通電中に短絡故障が発生する場合がある。そし
て、このような場合には、負荷インピーダンスが急激に
低下することにより給電端子Vaの電圧が低下し、制御
回路22は給電が停止されてリセット状態となる。この
場合、定電圧回路23は、短絡保護回路のはたらきによ
り、破壊したりダメージを受けるといったことを防止で
きる。
【0028】すると、制御回路22は初期状態と同じ状
態に戻ることにより、出力端子PAからハイレベルの信
号を出力するようになる。これによってリレースイッチ
26aの接点(b−c)間がオンされるようになるの
で、次に定電圧回路23が復帰したときには、再び制御
プログラムを実施するようになり、前述同様にして短絡
故障が発生している場合の処理を行うようになる。
態に戻ることにより、出力端子PAからハイレベルの信
号を出力するようになる。これによってリレースイッチ
26aの接点(b−c)間がオンされるようになるの
で、次に定電圧回路23が復帰したときには、再び制御
プログラムを実施するようになり、前述同様にして短絡
故障が発生している場合の処理を行うようになる。
【0029】このような本実施例によれば、制御回路2
2により、電源スイッチ25のオン時に制御プログラム
を実行して外部給電端子Voに接続されたセンサ38の
短絡故障を検出し、正常である場合には給電端子Vaか
ら直接外部給電端子Voに給電し、短絡時には電流制限
抵抗27を介して通電する状態に保持すると共に表示装
置37により短絡の発生を報知するようにしたので、短
絡故障の発生時にのみ電流制限抵抗27を介して電流を
制限しながら制御回路22の電源を確保することができ
るようになり、さらには、負荷としてのセンサ38のイ
ンピーダンスが低い場合でも十分に使用することがで
き、これによって他の制御ユニット42を接続して給電
することもできるようになる。
2により、電源スイッチ25のオン時に制御プログラム
を実行して外部給電端子Voに接続されたセンサ38の
短絡故障を検出し、正常である場合には給電端子Vaか
ら直接外部給電端子Voに給電し、短絡時には電流制限
抵抗27を介して通電する状態に保持すると共に表示装
置37により短絡の発生を報知するようにしたので、短
絡故障の発生時にのみ電流制限抵抗27を介して電流を
制限しながら制御回路22の電源を確保することができ
るようになり、さらには、負荷としてのセンサ38のイ
ンピーダンスが低い場合でも十分に使用することがで
き、これによって他の制御ユニット42を接続して給電
することもできるようになる。
【0030】図3は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、電磁リレー26に
代えてスイッチング素子であるトランジスタ43,44
を切換手段として用いる構成としたところである。図3
において、pnp形のトランジスタ43のエミッタは給
電端子Vaに接続され、コレクタは外部給電端子Voに
接続されている。また、トランジスタ43のベースは、
抵抗45を介して給電端子Vaに接続されると共に、抵
抗46を介して制御回路22の出力端子PAに接続され
ている。そして、このトランジスタ43を介した給電経
路が第2の給電経路に相当する。
で、第1の実施例と異なるところは、電磁リレー26に
代えてスイッチング素子であるトランジスタ43,44
を切換手段として用いる構成としたところである。図3
において、pnp形のトランジスタ43のエミッタは給
電端子Vaに接続され、コレクタは外部給電端子Voに
接続されている。また、トランジスタ43のベースは、
抵抗45を介して給電端子Vaに接続されると共に、抵
抗46を介して制御回路22の出力端子PAに接続され
ている。そして、このトランジスタ43を介した給電経
路が第2の給電経路に相当する。
【0031】また、npn形のトランジスタ44のコレ
クタは給電端子Vaに接続され、エミッタは電流制限抵
抗47を介して外部給電端子Voおよび参照入力端子V
refに接続されると共に、抵抗48を介して制御回路
22の電圧検出端子A/Dに接続されている。そして、
このトランジスタ44を介した給電経路が第1の給電経
路に相当する。
クタは給電端子Vaに接続され、エミッタは電流制限抵
抗47を介して外部給電端子Voおよび参照入力端子V
refに接続されると共に、抵抗48を介して制御回路
22の電圧検出端子A/Dに接続されている。そして、
このトランジスタ44を介した給電経路が第1の給電経
路に相当する。
【0032】上記構成によれば、制御回路22の出力端
子PAからハイレベルの信号が出力されている状態で
は、トランジスタ43はオフ状態となり、トランジスタ
44はオン状態となる。これにより、外部給電端子Vo
には、給電端子Vaからトランジスタ44および電流制
限抵抗47を介して給電されるようになる。また、制御
回路22の出力端子PAからロウレベルの信号が出力さ
れている状態では、上述とは逆に、トランジスタ43が
オン状態となり、トランジスタ44はオフ状態となる。
これにより、外部給電端子Voには、給電端子Vaから
トランジスタ43を介して給電されるようになる。
子PAからハイレベルの信号が出力されている状態で
は、トランジスタ43はオフ状態となり、トランジスタ
44はオン状態となる。これにより、外部給電端子Vo
には、給電端子Vaからトランジスタ44および電流制
限抵抗47を介して給電されるようになる。また、制御
回路22の出力端子PAからロウレベルの信号が出力さ
れている状態では、上述とは逆に、トランジスタ43が
オン状態となり、トランジスタ44はオフ状態となる。
これにより、外部給電端子Voには、給電端子Vaから
トランジスタ43を介して給電されるようになる。
【0033】したがって、このような第2の実施例によ
っても、電源スイッチ25がオンされた時点で、制御回
路22により制御プログラムを実行することで、第1の
実施例と同様の作用効果を得ることができるようにな
る。
っても、電源スイッチ25がオンされた時点で、制御回
路22により制御プログラムを実行することで、第1の
実施例と同様の作用効果を得ることができるようにな
る。
【0034】図4は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第2の実施例と異なるところは、トランジスタ4
3,44に代えてスイッチング素子であるMOSFET
49,50を切換手段として用いる構成としたところで
ある。図4において、第2の給電経路を構成するpチャ
ンネル形のMOSFET49のソースは給電端子Vaに
接続され、ドレインは外部給電端子Voに接続されてい
る。MOSFET49のゲートは抵抗51を介して給電
端子Vaに接続され、抵抗52を介して制御回路22の
出力端子PAに接続され、抵抗53を介してアースされ
ている。
で、第2の実施例と異なるところは、トランジスタ4
3,44に代えてスイッチング素子であるMOSFET
49,50を切換手段として用いる構成としたところで
ある。図4において、第2の給電経路を構成するpチャ
ンネル形のMOSFET49のソースは給電端子Vaに
接続され、ドレインは外部給電端子Voに接続されてい
る。MOSFET49のゲートは抵抗51を介して給電
端子Vaに接続され、抵抗52を介して制御回路22の
出力端子PAに接続され、抵抗53を介してアースされ
ている。
【0035】第1の給電経路を構成するnチャンネル形
のMOSFET50のドレインは電流制限抵抗54を介
して給電端子Vaに接続され、ソースは外部給電端子V
oおよび制御回路22の参照入力端子Vrefに接続さ
れると共に、抵抗48を介して制御回路22の電圧検出
端子A/Dに接続され、抵抗55を介してアースされて
いる。
のMOSFET50のドレインは電流制限抵抗54を介
して給電端子Vaに接続され、ソースは外部給電端子V
oおよび制御回路22の参照入力端子Vrefに接続さ
れると共に、抵抗48を介して制御回路22の電圧検出
端子A/Dに接続され、抵抗55を介してアースされて
いる。
【0036】そして、この第3の実施例においても、制
御回路22の出力端子PAからハイレベルの信号が出力
されるとMOSFET50がオンして電流制限抵抗54
を介して外部給電端子Voに給電し、出力端子PAから
ロウレベルの信号が出力されるとMOSFET49がオ
ンして給電端子Vaから直接外部給電端子Voに給電す
るようになる。したがって、第2の実施例と同様の作用
効果を得ることができるようになる。
御回路22の出力端子PAからハイレベルの信号が出力
されるとMOSFET50がオンして電流制限抵抗54
を介して外部給電端子Voに給電し、出力端子PAから
ロウレベルの信号が出力されるとMOSFET49がオ
ンして給電端子Vaから直接外部給電端子Voに給電す
るようになる。したがって、第2の実施例と同様の作用
効果を得ることができるようになる。
【0037】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。負荷と
して外部給電端子Voに接続されるセンサ38は、3個
以外の個数のセンサ素子で構成しても良いし、別のセン
サを接続するようにしても良い。スイッチング素子は、
IGBTなどの他の素子を用いることができる。外部給
電端子Voには他の制御ユニットを接続することもでき
る。
のではなく、次のように変形または拡張できる。負荷と
して外部給電端子Voに接続されるセンサ38は、3個
以外の個数のセンサ素子で構成しても良いし、別のセン
サを接続するようにしても良い。スイッチング素子は、
IGBTなどの他の素子を用いることができる。外部給
電端子Voには他の制御ユニットを接続することもでき
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の装置によれば、給電端子
に対して電源回路の出力を電流制限手段を介して供給す
る第1の給電経路と、直接供給する第2の給電経路とを
切換手段により切換可能に設け、制御手段により、電源
回路からの給電時に第1の給電経路から給電した状態で
給電端子の端子電圧を検出してその検出電圧が所定レベ
ル以上あるときには第2の給電経路に切換設定するよう
にしたので、短絡故障の発生時にのみ電流制限手段を介
して電流を制限した状態として制御手段の電源を確保す
ることができるようになり、さらには、給電端子に接続
される負荷のインピーダンスが低い場合でも使用するこ
とができるようになる。
に対して電源回路の出力を電流制限手段を介して供給す
る第1の給電経路と、直接供給する第2の給電経路とを
切換手段により切換可能に設け、制御手段により、電源
回路からの給電時に第1の給電経路から給電した状態で
給電端子の端子電圧を検出してその検出電圧が所定レベ
ル以上あるときには第2の給電経路に切換設定するよう
にしたので、短絡故障の発生時にのみ電流制限手段を介
して電流を制限した状態として制御手段の電源を確保す
ることができるようになり、さらには、給電端子に接続
される負荷のインピーダンスが低い場合でも使用するこ
とができるようになる。
【0039】請求項2記載の装置によれば、短絡故障の
発生を報知する報知手段を設け、制御手段により、電源
回路からの給電時に給電端子の端子電圧が所定レベルに
満たないときに報知手段に報知動作を行わせるようにし
たので、短絡状態の発生を使用者に知らせることができ
るようになる。
発生を報知する報知手段を設け、制御手段により、電源
回路からの給電時に給電端子の端子電圧が所定レベルに
満たないときに報知手段に報知動作を行わせるようにし
たので、短絡状態の発生を使用者に知らせることができ
るようになる。
【0040】請求項3および4記載の装置によれば、切
換手段を電磁リレーあるいはスイッチング素子により構
成して電気的に制御することができるようになる。
換手段を電磁リレーあるいはスイッチング素子により構
成して電気的に制御することができるようになる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】制御プログラムのフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例を示す要部の電気的構成
図
図
【図4】本発明の第3の実施例を示す図3相当図
【図5】従来例を示す図1相当図
【図6】異なる従来例を示す図1相当図
21は制御装置、22は制御回路(制御手段)、23は
定電圧回路(電源回路)、24は直流電源、25は電源
スイッチ、26は電磁リレー(切換手段)、26aはリ
レースイッチ、26bは励磁コイル、27,47,54
は電流制限抵抗(電流制限手段)、37は表示装置(報
知手段)、38はセンサ(負荷)、39〜41はセンサ
素子、42は制御ユニット、43,44はトランジスタ
(切換手段,スイッチング素子)、54,55はMOS
FET(切換手段,スイッチング素子)である。
定電圧回路(電源回路)、24は直流電源、25は電源
スイッチ、26は電磁リレー(切換手段)、26aはリ
レースイッチ、26bは励磁コイル、27,47,54
は電流制限抵抗(電流制限手段)、37は表示装置(報
知手段)、38はセンサ(負荷)、39〜41はセンサ
素子、42は制御ユニット、43,44はトランジスタ
(切換手段,スイッチング素子)、54,55はMOS
FET(切換手段,スイッチング素子)である。
Claims (4)
- 【請求項1】 直流電源を所定電圧に変換する電源回路
と、 この電源回路から給電される制御手段と、 外部に負荷を接続可能に設けられ前記電源回路から給電
可能な給電端子と、 この給電端子に対して前記電源回路の出力を電流制限手
段を介して供給する第1の給電経路と、 前記給電端子に対して前記電源回路の出力を直接供給す
る第2の給電経路と、 常には前記第1の給電経路の設定状態に保持し前記制御
手段から設定信号が与えられた状態では前記第2の給電
経路の設定状態に保持するように切換設定を行う切換手
段とを備え、 前記制御手段は、前記電源回路からの給電時に前記給電
端子の端子電圧を検出してその検出電圧が所定レベル以
上あるときには前記設定信号を前記切換手段に出力する
ように構成されていることを特徴とする給電機能付制御
装置。 - 【請求項2】 短絡故障の発生を報知する報知手段を備
え、 前記制御手段は、前記電源回路からの給電時に前記給電
端子の端子電圧を検出してその検出電圧が所定レベルに
満たないときには前記報知手段に報知動作を行わせるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の給
電機能付制御装置。 - 【請求項3】 前記切換手段は、電磁リレーであること
を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の給電
機能付制御装置。 - 【請求項4】 前記切換手段は、スイッチング素子であ
ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
の給電機能付制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02110496A JP3236773B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 給電機能付制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02110496A JP3236773B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 給電機能付制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215191A true JPH09215191A (ja) | 1997-08-15 |
JP3236773B2 JP3236773B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=12045574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02110496A Expired - Fee Related JP3236773B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 給電機能付制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236773B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015119527A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | Dxアンテナ株式会社 | 電力供給装置 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP02110496A patent/JP3236773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015119527A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | Dxアンテナ株式会社 | 電力供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236773B2 (ja) | 2001-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4918559B2 (ja) | 電気負荷のフェイルセーフ断路のための安全スイッチング装置 | |
JP6613908B2 (ja) | 給電制御装置 | |
KR101025535B1 (ko) | 단락보호회로를 구비한 스위치 제어 회로 | |
JPH08203564A (ja) | バッテリチャージャの誤動作防止回路 | |
JP3857948B2 (ja) | 電源保護回路 | |
JP3236773B2 (ja) | 給電機能付制御装置 | |
WO2023007558A1 (ja) | 電力供給装置 | |
JP2004248415A (ja) | スイッチ回路 | |
JP2974104B2 (ja) | インテリジェントパワスイッチ用回路 | |
JPH08272464A (ja) | 直流電源装置 | |
US20070050687A1 (en) | Watchdog monitoring circuit and method for controlling energization of the load using the watchdog monitoring circuit | |
CN114520502A (zh) | 一种保护电路系统及电子设备 | |
JP2002062903A (ja) | 制御装置 | |
JP2019160487A (ja) | 電源供給回路 | |
JPH0723525A (ja) | 過電流検出回路 | |
JP3238119B2 (ja) | 火災感知器 | |
JPH11101837A (ja) | 電気機器の故障診断回路 | |
JP2001292595A (ja) | モータの制御装置 | |
JP2701181B2 (ja) | 突入電流防止回路 | |
JPH0729705Y2 (ja) | 異常電圧保護装置 | |
JPS6138363Y2 (ja) | ||
JPH0879967A (ja) | 過電流保護回路 | |
JP2001333528A (ja) | 過電流保護装置 | |
JP2002010472A (ja) | 過電流保護回路及びそれを内蔵した電気機器 | |
JPH0628912Y2 (ja) | 過電圧保護回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |