JPH09214611A - 電話応対システム - Google Patents

電話応対システム

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JPH09214611A
JPH09214611A JP1362696A JP1362696A JPH09214611A JP H09214611 A JPH09214611 A JP H09214611A JP 1362696 A JP1362696 A JP 1362696A JP 1362696 A JP1362696 A JP 1362696A JP H09214611 A JPH09214611 A JP H09214611A
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JP
Japan
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caller
data
voice
call
guidance
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JP1362696A
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English (en)
Inventor
Shiho Iwamoto
志保 岩本
Hiroshi Ogino
啓 荻野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構内交換機の転送機能を利用し、着信した呼を
音声蓄積装置に転送している場合に、発信者及び被呼者
にとって便利な電話応対システムを提供する。 【解決手段】音声蓄積装置と構内交換機とを含み、音声
蓄積装置は、ガイダンス蓄積部と、音声データ蓄積部
と、PB信号、音声の制御を行う回線制御部と、PB信
号処理部と、発信者番号格納部と、発信者かけ直しデー
タ部と、折り返し電話要求データ部と、メッセージ有無
データ部と、緊急時呼び出し番号格納部と、サービス番
号格納部と、再生ガイダンスの選択、各格納部への格
納、読み出し、照合、各データ部のデータ検索、書き換
え、PB信号処理部と、データの受け渡しを行う主制御
部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声蓄積装置と構内
交換機との連動による電話応対システムに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスコミュニケーションにおいて、
電話は最も一般的で欠かせないツールであるが、不在あ
るいは話中の相手に電話がかかってきた場合の対処方法
として、人間が代理応対し、その用件をメモで伝える方
法がある。しかし、ニュアンスが伝わらない、機密内容
は伝えられない、不確実である等の問題があり、また代
理応答者にとって電話応対は煩雑であり、代理応答者の
作業効率低下という問題がある。これを解決する従来技
術として、構内交換機の転送機能を用いて、音声蓄積装
置に着信する内線に転送する方法がある。
【0003】構内交換機の転送機能を利用し、音声蓄積
装置に接続する方法については、例えば、特開平2−2
24562号公報に記載されている「ボイスメール装置
接続方式」がある。
【0004】従来技術は、構内交換機の内線者が、構内
交換機の転送機能を利用し、ライン回線への転送コード
と内線者専用のメールボックス番号をダイヤルしてボイ
スメール装置への転送をセットしておき、局線や他内線
から内線者に着信があると、構内交換機が着信呼をボイ
スメール装置に接続したライン回路に転送接続し、ボイ
スメール装置を起動後、内線者専用のメールボックス番
号をボイスメール装置に送出するものである。これによ
り、発信者はボイスメール装置からのガイダンスを聞
き、ボイスメール装置内の内線者専用のメールボックス
にメッセージを残すことができる。
【0005】しかし、着信呼が音声蓄積装置に転送後、
発信者はメッセージを残すことはできるが、発信者は緊
急の用件であっても、緊急/緊急以外の選択をすること
ができないし、メッセージを残すのが苦手な人はそのま
ま回線を切断してしまう場合もある。また、発信者がメ
ッセージを残さず、回線を切断してしまった場合、被呼
者はそれを知る手段がないという問題があった。
【0006】一方、人間が代理応対しその用件をメモで
伝える方法において、メモの内容のほとんどは、“折り
返し電話して下さい、”“また、電話します。”“下記
の用件を伝えて下さい。”というものである。用件を伝
える場合には、メッセージを残す方法が有効であるが、
“折り返し電話して下さい。”“また、電話します。
【0007】”のような定常的な伝言の場合は、発信者
がメッセージを残さなくても被呼者に伝えられるような
手段も選択できるような方法が望ましい。また、緊急/
緊急以外の選択ができるような方法が望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構内
交換機の転送機能を利用し、公衆網、専用線、あるいは
内線から、ある内線に着信した呼を構内交換機が音声蓄
積装置に転送している場合に、音声蓄積装置と構内交換
機との連動により、発信者はメッセージを録音するとい
う伝言手段に加え、定常的な伝言は、発信者の電話機か
らのボタン操作による伝言を可能とし、さらに緊急時に
は特定の内線番号を呼び出すことを可能とし、発信者に
とってより親切な電話応対システムを提供することにあ
る。
【0009】さらに、着信した呼の件数とその伝言内容
と発信者番号を音声にて通知することができ、また電話
機からのワンタッチPB入力により、簡単に折り返し電
話をすることを可能とし、被呼者にとって便利な電話応
対システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、構内交換機の転送機能を利用し、公衆
網、専用線、あるいは内線から、特定の内線に着信した
呼を音声蓄積装置に転送させるシステムにおいて、音声
蓄積装置に、音声ガイダンスを蓄積するガイダンス蓄積
部と、音声データを蓄積する音声データ蓄積部と、PB
信号の送受信、前記ガイダンス蓄積部と音声データ蓄積
部への音声の蓄積と、蓄積された音声の再生を行う回線
制御部と、PB信号とデータの変換を行うPB信号処理
部と、構内交換機がPB送出した各呼に対する発信者番
号情報を格納する発信者番号格納部と、発信者が被呼者
に対し、かけ直す予定であるか否かのデータをもつ発信
者かけ直しデータ部、被呼者が発信者に折り返し電話す
ることを発信者が要求するか否かのデータをもつ折り返
し電話要求データ部と、メッセージ録音がなされたか否
かのデータをもつメッセージ有無データ部と、緊急時に
呼び出す内線番号を格納する緊急時呼び出し番号格納部
と、サービス番号を格納するサービス番号格納部とを備
えたメモリと、前記ガイダンス蓄積部に蓄積されている
ガイダンスの選択、前記メモリ内の各格納部への格納、
読み出し、および照合、各データ部のデータ検索、書き
換え、PB信号処理部とデータの受け渡しを行う主制御
部とからなる各手段を備えている。
【0011】構内交換機の転送機能を利用し、公衆網、
専用線、あるいは内線から、特定の内線に着信した呼を
音声蓄積装置に転送させるシステムにおいて、音声蓄積
装置に、ガイダンス蓄積部と、音声データ蓄積部と、発
信者番号格納部と、発信者かけ直しデータ部と、折り返
し電話要求データ部と、メッセージ有無データ部とを備
え、回線制御部が、PB信号の送受信、ガイダンス蓄積
部と音声データ蓄積部に蓄積された音声の再生を行い、
PB信号処理部がPB信号からデータへの変換、またデ
ータからPB信号への変換を行い、主制御部が各格納部
のデータ検索、格納および読み出し、PB信号処理部と
データの受け渡しを行うことにより、発信者は被呼者に
対し、発信者が後でかけ直す、被呼者に折り返し電話を
要求する、メッセージを録音するという伝言手段が選択
可能となり、発信者番号とその伝言内容が格納される。
【0012】緊急時呼び出し番号格納部を備え、主制御
部が、緊急を示す入力を判断し、緊急時呼び出し番号格
納部のデータを読み出し、PB信号処理部にデータを渡
すことにより、構内交換機に対し自動発信し、発信者を
呼び出すことができる。
【0013】サービス番号格納部を備え、主制御部が入
力されたサービス番号とサービス番号格納部のデータの
照合を行うことにより、指定された伝言内容に該当する
発信者番号を音声にて通知可能であり、さらに、主制御
部が、折り返し電話を示す入力を判断し、ネットワーク
に対し読み出した発信者番号をPB信号処理部に渡すこ
とにより、構内交換機に対し自動発信し、被呼者は発信
者に、電話機からのワンタッチPB入力により折り返し
電話することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。図1は本発明の電話応対シス
テムの全体の構成を示すシステムの説明図である。図1
において、本発明の電話応対システムは構内交換機1と
音声蓄積装置2から構成されている。図1において発信
者A(例えば発信者番号“0123456789”)
が、構内交換機1を通じて内線B、例えば“1111”
に対して発呼した場合、呼は、ルートにより内線Bを
呼び出すが、内線Bは電話機からの操作、あるいはタイ
マにより自動的に、ある一定の時間内は構内交換機1に
着信した任意の複数の呼をにより音声蓄積装置2に転
送する場合、構内交換機1はルートにより呼を音声蓄
積装置2に接続する。したがって、発信者Aが、構内交
換機1を通じて、音声蓄積装置2に呼を転送するよう設
定されている内線B、例えば“1111”に対して発呼
した場合、呼は音声蓄積装置2に自動的に転送される。
【0015】図2は音声蓄積装置2の構成を示すブロッ
ク図である。音声蓄積装置2は、音声ガイダンスを蓄積
するガイダンス蓄積部4と、音声データを蓄積する音声
データ蓄積部5と、PB信号の送受信、ガイダンス蓄積
部と音声データ蓄積部への音声の蓄積と、蓄積された音
声の再生を行う回線制御部3と、PB信号とデータの変
換を行うPB信号処理部6と、発信者が緊急時に呼び出
す内線番号を格納する緊急時呼び出し番号格納部7と、
受信した発信者番号情報を格納する発信者番号格納部8
と、発信者が被呼者に対し、かけ直す予定であるか否か
のデータをもつ発信者かけ直しデータ部9と、被呼者が
発信者に折り返し発呼することを発信者が要求するか否
かのデータをもつ折り返し電話要求データ部10と、発
信者がメッセージを録音したか否かのデータをもつメッ
セージ有無データ部11とを備えたメモリ13と、ガイ
ダンス蓄積部4に蓄積されているガイダンスの選択、メ
モリ13内の各格納部への格納および読み出し、各デー
タ部のデータ検索、書き換え、ならびにPB信号処理部
6とデータの送受信を行う主制御部12とからなる。
【0016】図3に、音声蓄積装置2に転送後の、発信
者Aの入力操作ツリーの説明図(緊急時)を示す。発信
者は例えば「ただいまデザインタイム中ですので、伝言
を承ります。緊急の方のみ1#を入力して下さい。」
(G1)というガイダンスを聞く。緊急の用件を持つ場
合、発信者Aは“1#”と入力すると(P1)、図1に
おけるルートにより、内線Bの緊急時呼び出し番号で
ある内線C、例えば“2222”に接続される。これを
図7を参照して説明する。
【0017】構内交換機1は、音声蓄積装置2に対し、
転送元の内線B“1111”をPB送出する。回線制御
部3は“1111”を受信し、PB信号処理部6はこれ
をデータに変換する。主制御部12は、発信者番号格納
部8の内線B“1111”に対応するエリアを指定す
る。続いて構内交換機1は、音声蓄積装置2に対し、”
発信者番号“0123456789”をPB送出する。
回線制御部3は“0123456789”を受信し、P
B信号処理部6はこれをデータに変換する。主制御部1
2は、発信者番号“0123456789”を上記の指
定したエリアに格納する。また、主制御部12はガイダ
ンス蓄積部4に蓄積されているガイダンスから内線Bに
対応したガイダンスを選択し、回線制御部3は、発信者
に対し、例えば「ただいまデザインタイム中ですので、
伝言を承ります。緊急の方のみ1#を入力して下さ
い。」(G1)というガイダンスを再生する。
【0018】発信者が“1#”と入力すると、回線制御
部3はこれを受信し、PB信号処理部6でこれをデータ
に変換する。主制御部12は、緊急であることを判断
し、緊急時呼び出し番号格納部7から内線Bに対応した
内線は番号を読み出す。PB信号処理部6はこのデータ
をPB信号に変換し、回線制御部3は構内交換機1に対
し、フッキング後“2222”とPB送出するので、構
内交換機1は発信者をいったん保留状態とし、内線C
“2222”を呼び出す。従って、発信者Aは緊急時に
“1#”と入力し、内線Bの緊急時の接続内線である内
線Cを呼び出すことができる。したがって、内線Bが音
声蓄積装置2に転送されている場合でも、緊急時には指
定された内線Cを呼び出すことができ、発信者、被呼者
にとってより親切な応対が可能となる。
【0019】図4に、音声蓄積装置2に転送後の、発信
者の入力操作ツリーの説明図(発信者がかけ直すするこ
とを伝える場合)を示す。発信者は例えば「ただいまデ
ザインタイム中ですので、伝言を承ります。緊急の方の
み1#を入力して下さい。」(G1)というガイダンス
を聞き、緊急の用件でない場合は、例えば「またお電話
下さる場合は2#を、折り返し電話を要求される場合は
3#を、メッセージを残す場合は4#を入力して下さ
い。」(G2)というガイダンスに従い、発信者Aが
“2#”と入力し(P2)、内線Bの被呼者に対し、発
信者はまたかけ直すということを伝えることができる。
これを図8を参照して説明する。
【0020】構内交換機1は、音声蓄積装置2に対し、
内線B“1111”と、発信者番号“02345678
90”を送出する。回線制御部3は“1111”を受信
し、PB信号処理部6はこれをデータに変換する。主制
御部12は、発信者番号格納部8の内線B“1111”
に対応するエリアに、発信者番号“023456789
0”を格納する。また、主制御部12はガイダンス蓄積
部4に蓄積されているガイダンスから内線Bに対応した
ガイダンスを選択し、回線制御部3は、発信者に対し、
例えば「ただいまデザインタイム中ですので、伝言を承
ります。緊急の方のみ1#を入力して下さい。」(G
1)というガイダンスを再生する。
【0021】無操作時、例えば「またお電話下さる場合
は2#を、折り返し電話を要求される場合は3#を、メ
ッセージを残す場合は4#を入力して下さい。」(G
2)というガイダンスを続けて再生する。発信者が“2
#”と入力する(P2)と、回線制御部3はこれを受信
し、PB信号処理部6でこれをデータに変換する。主制
御部12は、発信者が被呼者Bに対しかけ直すという伝
言と判断し、発信者かけ直しデータ部9の内線Bに対応
するエリアのデータを1にする(初期設定は0)。これ
により、被呼者Bは発信者がかけ直す予定であることを
知ることができ、発信者はメッセージを録音することな
しに、またかけ直しますという伝言を伝えることが可能
となる。
【0022】図5に、音声蓄積装置2に転送後の、発信
者の入力操作ツリーの説明図(発信者が被呼者に対し、
折り返し電話を要求する場合)を示す。発信者は例えば
「ただいまデザインタイム中ですので、伝言を承りま
す。緊急の方のみ1#を入力して下さい。」(G1)と
いうガイダンスを聞き、緊急の用件でない場合は、例え
ば「またお電話下さる場合は2#を、折り返し電話を要
求される場合は3#を、メッセージを残す場合は4#を
入力して下さい。」(G2)というガイダンスに従い、
発信者が“3#”と入力し(P3)、内線Bの被呼者に
対し、発信者は折り返し電話が欲しいという要求を伝え
ることができる。これを図9を参照して説明する。
【0023】構内交換機1は、音声蓄積装置2に対し、
内線B“1111”と、発信者番号“03456789
01”を送出する。回線制御部3は“1111”を受信
し、PB信号処理部6はこれをデータに変換する。主制
御部12は、発信者番号格納部8の内線B“1111”
に対応するエリアに、発信者番号“034567890
1”を格納する。また、主制御部12はガイダンス蓄積
部4に蓄積されているガイダンスから内線Bに対応した
ガイダンスを選択し、回線制御部3は、発信者に対し、
例えば「ただいまデザインタイム中ですので、伝言を承
ります。緊急の方のみ1#を入力して下さい。」(G
1)というガイダンスを再生する。
【0024】無操作時、例えば「またお電話下さる場合
は2#を、折り返し電話を要求される場合は3#を、メ
ッセージを残す場合は4#を入力して下さい。」(G
2)というガイダンスを続けて再生する。発信者が“3
#”と入力する(P3)と、回線制御部3はこれを受信
し、PB信号処理部6でこれをデータに変換する。主制
御部12は、発信者が被呼者Bに対し、折り返し電話を
要求する伝言と判断し、折り返し電話要求データ部10
の内線Bに対応するエリアのデータを1にする(初期設
定は0)。これにより、被呼者Bは発信者が折り返し電
話を要求していることを知ることができ、発信者はメッ
セージを録音することなしに、折り返し電話下さいとい
う伝言を伝えることが可能となる。
【0025】図6に、音声蓄積装置2に転送後の、発信
者の入力操作ツリーの説明図(発信者が被呼者に対しメ
ッセージを残す場合)を示す。発信者は例えば「ただい
まデザインタイム中ですので、伝言を承ります。緊急の
方のみ1#を入力して下さい。」(G1)というガイダ
ンスを聞き、緊急の用件でない場合は、例えば「またお
電話下さる場合は2#を、折り返し電話を要求される場
合は3#を、メッセージを残す場合は4#を入力して下
さい。」(G2)というガイダンスに従い、発信者が
“4#”と入力し(P4)、内線Bの被呼者に対し、発
信者はメッセージを残すことができる。これを図10を
参照して説明する。
【0026】構内交換機1は、音声蓄積装置2に対し、
内線B“1111”と、発信者番号“04567890
123”を送出する。回線制御部3は“1111”を受
信し、PB信号処理部6はこれをデータに変換する。主
制御部12は、発信者番号格納部8の内線B“111
1”に対応するエリアに、発信者番号“0456789
0123”を格納する。また、主制御部12はガイダン
ス蓄積部4に蓄積されているガイダンスから内線Bに対
応したガイダンスを選択し、回線制御部3は、発信者に
対し、例えば「ただいまデザインタイム中ですので、伝
言を承ります。緊急の方のみ1#を入力して下さい。」
(G1)というガイダンスを再生する。無操作時、例え
ば「またお電話下さる場合は2#を、折り返し電話を要
求される場合は3#を、メッセージを残す場合は4#を
入力して下さい。」(G2)というガイダンスを続けて
再生する。発信者が“4#”と入力する(P4)と、回
線制御部3はこれを受信し、PB信号処理部6でこれを
データに変換する。主制御部12は、発信者Aがメッセ
ージを残すことを判断し、ガイダンス蓄積部4に蓄積さ
れているガイダンスから、例えば「メッセージを録音し
て下さい。ピーッ。」(G3)というガイダンスを選択
し、回線制御部3は発信者に対しこれを再生する。発信
者はメッセージを話し(P5)、メッセージは音声デー
タ蓄積部5の内線Bに対応するエリアに蓄積される。こ
れにより被呼者Bは発信者が残したメッセージを聞くこ
とができる。
【0027】表1に上記の例により、発信者番号格納部
8、発信者かけ直しデータ部9、折り返し電話要求デー
タ部10、メッセージ有無データ部11に格納されるデ
ータを示す。
【0028】
【表1】
【0029】内線Bの各エリアには、初期値として0
(無)が設定されている。図3の例において、発信者番
号格納部8には0123456789が格納され、発信
者は緊急時の呼び出しを行ったので、発信者かけ直しデ
ータ部9、折り返し電話要求データ部10、メッセージ
有無データ部11にはそれぞれ0(無)が格納されてい
る。図4の例において、発信者番号格納部8には023
4567890が格納され、発信者はかけ直すするとの
伝言なので、発信者かけ直しデータ部9には1(有)、
折り返し電話要求データ部10、メッセージ有無データ
部11には0(無)が格納されている。図5の例におい
て、発信者番号格納部8には0345678901が格
納され、発信者は被呼者に対し発呼を要求するとの伝言
なので、発信者かけ直しデータ部9、メッセージ有無デ
ータ部11には0(無)、折り返し電話要求データ部1
0には1(有)が格納されている。図6の例において、
発信者番号格納部8には0456789012が格納さ
れ、発信者は被呼者にメッセージを残したので、発呼格
納部9、折り返し電話要求データ部10には0(無)、
メッセージ有無データ部11には1(有)が格納されて
いる。
【0030】次に、被呼者Bが着信した呼の情報を音声
で聞く場合の操作と、それを実現する本発明システムの
動作について説明する。図11に、被呼者Bの入力操作
ツーリー構成図(かけ直し要求のあった呼の発信者番号
を聞き、ワンタッチPB入力によりかけ直す場合)を示
す。被呼者Bは構内交換機1を介し、音声蓄積装置2に
着信する内線番号を入力する(P6)。音声蓄積装置2
の回線は、転送用と着信用に区別し、例えば「こちらは
メッセージセンタです。“#”のあとに内線番号を入力
して下さい。」(G4)というガイダンスを再生する。
ここで被呼者Bは“#”と内線B“1111”を連続し
て“#1111”と入力する(P7)。伝言内容で検索
する方法の場合は、例えば「4件の電話がありました。
もう一度かけ直す予定の方は1人、折り返し電話を要求
されているのは1人、メッセージは1件あります。サー
ビス番号をどうぞ。」(G5)というガイダンスが再生
される。伝言内容によってサービス番号を決めておき、
その入力により該当の発信者番号を再生するので、被呼
者Bは、折り返し電話を要求している人の発信者番号を
再生するためのサービス番号、例えば1−2を入力して
(P8)、「発信者番号は“0345678901”で
す。この番号にかける場合は“*”を入力して下さ
い。」(G6)というガイダンスを聞く。ここで、
“*”を入力すると(P9)、“034567890
1”に回線が接続される。
【0031】これを図12を参照して説明する。回線制
御部3は“#1111”を受信し、PB信号処理部6は
これをデータに変換する。主制御部12は、先頭に#が
入力されたことにより、内線B“1111”に着信した
呼についての情報を提供するとの判断をする。主制御部
12は、ガイダンス蓄積部4に蓄積されているガイダン
スを選択し、回線制御部3は、例えば「4件の電話があ
りました。もう一度かけ直す予定の方は1人、折り返し
電話を要求されているのは1人、メッセージは1件あり
ます。サービス番号をどうぞ。」(G5)というガイダ
ンスを再生する。被呼者Bがサービス番号“1−2”を
入力すると(P8)、回線制御部3は“1−2”を受信
し、PB信号処理部6はこれをデータに変換する。主制
御部12は、サービス番号とその内容を格納したサービ
ス番号格納部14を検索し、1−2は折り返し電話を要
求している人の発信者番号を再生するためのサービス番
号であることを判断し、内線Bに対応するエリア内の折
り返し電話要求データ部10のデータのうち、1(有)
がマークされている、発信者番号格納部8のデータを読
み出す。主制御部12は、ガイダンス蓄積部4に蓄積さ
れているガイダンスを選択し、回線制御部3は、例えば
「発信者番号は“0345678901”です。この番
号にかける場合は“*”を入力して下さい。」(G6)
というガイダンスを再生する。被呼者Bが“*”と入力
すると(P9)、回線制御部3は“*”を受信し、PB
信号処理部6はこれをデータに変換する。主制御部12
は、*は現在読み出している発信者番号格納部8のデー
タ0345678901をPB送出するという判断をす
る。PB信号処理部6はこのデータをPB信号に変換
し、回線制御部3は構内交換機1に対しフッキング後、
ネットワークに対し、“0345678901”とPB
送出するので、これにより発信者を呼び出す。従って、
被呼者Bは“*”とワンタッチ入力し、かけ直しを要求
した発信者を呼び出すことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の電話応対システムは、上記した
構成を有するので、発信者はメッセージを録音するとい
う伝言手段に加え、定常的な伝言は、発信者の電話機か
らのボタン操作による伝言が可能であり、発信者は音声
メッセージを残さずに伝言を伝えることができ便利であ
り、また、メッセージの録音が苦手であるという発信者
にも利用しやすい。
【0033】また、発信者は緊急時には特定の内線番号
を呼び出すことが可能であり、用件の緊急度によって処
理を変えることができる。
【0034】被呼者は、着信した呼の件数とその伝言内
容と発信者番号を音声にて通知可能であり、また電話機
からのワンタッチPB入力により、簡単に折り返し電話
をすることが可能なので、被呼者にとって親切なシステ
ムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムの説明図。
【図2】本発明に係わる音声蓄積装置のブロック図。
【図3】音声蓄積装置転送後の、発信者の入力操作を示
すツリーの説明図。
【図4】音声蓄積装置転送後の、発信者の入力操作を示
すツリーの説明図。
【図5】音声蓄積装置転送後の、発信者の入力操作を示
すツリーの説明図。
【図6】音声蓄積装置転送後の、発信者の入力操作を示
すツリーの説明図。
【図7】図3の発信者の入力操作におけるデータと制御
の流れを示すブロック図。
【図8】図4の発信者の入力操作におけるデータと制御
の流れを示すブロック図。
【図9】図5の発信者の入力操作におけるデータと制御
の流れを示すブロック図。
【図10】図6の発信者の入力操作におけるデータと制
御の流れを示すブロック図。
【図11】被呼者の入力操作ツリーの説明図。
【図12】図11に示した、被呼者の入力操作における
データと制御の流れを示すブロック図。
【符号の説明】
2…音声蓄積装置、 3…回線制御部、 4…ガイダンス蓄積部、 5…音声データ蓄積部、 6…PB信号処理部、 7…緊急時呼び出し番号格納部、 8…発信者番号格納部、 9…発信者かけ直しデータ部、 10…折り返し電話要求データ部、 11…メッセージ有無データ部、 12…主制御部、 13…メモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声ガイダンスを蓄積するガイダンス蓄積
    部と、音声データを蓄積する音声データ蓄積部と、PB
    信号の送受信の制御、前記ガイダンス蓄積部と音声デー
    タ蓄積部への音声の蓄積と、蓄積された音声の再生を行
    う回線制御部と、PB信号とデータの変換を行うPB信
    号処理部と、受信した発信者番号情報を格納する発信者
    番号格納部と、発信者が被呼者に対し、かけ直す予定で
    あるか否かのデータもつ発信者かけ直しデータ部と、被
    呼者が発信者に折り返し電話することを要求するか否か
    のデータをもつ折り返し電話要求データ部と、発信者が
    メッセージを録音したか否かのデータをもつメッセージ
    有無データ部とを備えたメモリと、前記ガイダンス蓄積
    部に蓄積されているガイダンスの選択、前記メモリ内の
    各格納部への格納および読み出し、各データ部のデータ
    検索、書き換え、また、PB信号処理部とデータの受け
    渡しを行う主制御部とからなる音声蓄積装置と、構内交
    換機とを連動したシステムにおいて、 構内交換機の転送機能を利用し、ある内線を音声蓄積装
    置に転送している場合、発信者は被呼者に対しメッセー
    ジを残す以外に、発信者が後でかけ直す、あるいは、被
    呼者に折り返し電話を要求するという定常的な伝言内容
    を、発信者が電話機のボタン操作により選択可能である
    ことを特徴とする電話応対システム。
  2. 【請求項2】前記発信者が緊急である場合に呼び出す内
    線番号を格納する緊急時呼び出し前記番号格納部を有
    し、前記発信者が電話機から緊急であるとのボタン操作
    を行った場合に、主制御部がこれを判断し、前記構内交
    換機に対し前記緊急時呼び出し前記番号格納部に格納さ
    れている回線接続番号データを読み出し、前記PB信号
    処理部にデータを渡すことにより、自動発信し、これに
    より、前記発信者が緊急の場合には、指定の内線を呼び
    出すことを可能とする請求項1に記載の電話応対システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記メモリ内に、前記被呼者が着信した伝
    言内容を確認時に入力するサービス番号を格納するサー
    ビス番号格納部を有し、主制御部が入力されたサービス
    番号と前記サービス番号格納部に格納されているデータ
    の照合を行い、指定された伝言内容に該当する前記発信
    者番号情報を音声で通知可能であり、また主制御部が折
    り返し電話を要求した発信者の発信者番号通知時に、指
    定コードを受信すると、ネットワークに対しその発信者
    番号を自動発信することにより、前記被呼者は前記発信
    者に対し電話機からのワンタッチPB入力により折り返
    し電話することが可能となる請求項1または請求項2に
    記載の電話応対システム。
JP1362696A 1996-01-30 1996-01-30 電話応対システム Pending JPH09214611A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628778B1 (en) 1998-08-11 2003-09-30 Hitachi, Ltd. Automatic relay method and storage medium containing automatic relay processing program

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