JPH09213439A - コネクタおよびその製造方法 - Google Patents

コネクタおよびその製造方法

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JPH09213439A
JPH09213439A JP1403396A JP1403396A JPH09213439A JP H09213439 A JPH09213439 A JP H09213439A JP 1403396 A JP1403396 A JP 1403396A JP 1403396 A JP1403396 A JP 1403396A JP H09213439 A JPH09213439 A JP H09213439A
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JP
Japan
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terminal
connector
locking
fitting
valve
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JP1403396A
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English (en)
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Shinji Ogawa
伸治 小川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具の係止力を高め、また挿入作業性を
向上させる。 【解決手段】 一対のコネクタ用端子12がキャリア3
5を介して連端子状に形成される。各コネクタ用端子1
2は、ソケット本体11のコネクタ嵌合部16の奥面に
形成された基部挿入溝42に裏面側から一緒に挿入され
る。キャリア35の挿入位置の下面側には係止凹部45
が設けられ、その上方に治具挿入用孔28が形成され
て、バルブ嵌合部15におけるベース挿入凹部23の底
面に開口されている。一対のコネクタ用端子12が挿入
されたのち、切断治具48の刃部49を治具挿入用孔2
8を通して係止凹部45内に突出させると、ノッチ40
の部分からキャリア35が切断されつつ、両切断端が係
止凹部45内に曲げ入れられる。その曲げられた切断端
が係止凹部45の係止面46に係止されることで、各コ
ネクタ用端子12が抜け止め状態に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具を端子挿
入溝に挿入することでコネクタ部を形成するようにした
コネクタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタの一例であるバ
ルブソケットとして、特開平7−230866号公報に
開示されたものが知られている。このバルブソケット
は、図11に示すように、バルブ61の基部62が嵌合
されるバルブ嵌合部63と、図示しない給電コネクタが
嵌合されるコネクタ嵌合部64とがL字状に形成された
合成樹脂製のコネクタ本体65を有しているとともに、
バルブ61と電気接続される一対のバルブ用端子66
と、給電コネクタと電気接続される一対のコネクタ用端
子67とを備えている。バルブ用端子66は、図12に
示すように、バルブ61の接点に弾接される接触片68
の下方に接続片69を突設した形状であり、一方のコネ
クタ用端子67は、細長い平板状に形成されている。
【0003】そして組み付けに際しては、まず一対のコ
ネクタ用端子67がコネクタ嵌合部64側から挿入さ
れ、図13に示すように、その先端部がコネクタ嵌合部
64の奥面に形成された挿入溝70内に楔部71を食い
込ませつつ圧入される。続いて、一対のバルブ用端子6
6がバルブ嵌合部63に楔部72を食い込ませつつ圧入
され、接続片69の先端が挿入溝73を通って接続用空
間74に突出される。それに伴い、バルブ用端子66の
接続片69の先端が、コネクタ用端子67の先端に切ら
れた溝75内に弾性的に嵌入されて、バルブ用端子66
とコネクタ用端子67間が接続されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでバルブ用端子
66とコネクタ用端子67とは、上記のように楔部7
1、72を樹脂の内壁に食い込ませつつ圧入されて、そ
れぞれバルブ嵌合部63とコネクタ嵌合部64内に抜け
止め状態で係止されるのであるが、バルブ61が発熱す
ることの影響を受けて樹脂が軟化すると係止力が低下す
る。バルブ用端子66とコネクタ用端子67には、それ
ぞれ嵌合されたバルブ61あるいは給電コネクタを離脱
させようとする場合に引き抜き荷重が作用するが、コネ
クタ用端子67側にはバルブ用端子66側と比べて大き
な引き抜き荷重が作用し、また楔部71も挿入溝70の
入り口付近にしか食い込ませ得ないため、給電コネクタ
をコネクタ嵌合部64から離脱させた場合に、コネクタ
用端子67が一緒になって抜けることが懸念され、さら
なる改善が望まれていた。
【0005】本発明は上記のような事情を背景として完
成されたものであって、その第1の目的は挿入された端
子金具の係止力を高めることにある。また第2の目的は
端子金具の挿入作業性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、合成樹脂製の本体
には相手の電気部品が嵌合される嵌合部が設けられ、そ
の嵌合部に形成された端子挿入溝に端子金具を挿入して
装着することでコネクタ部を形成するようにしたコネク
タにおいて、前記端子金具には、前記端子挿入溝に挿入
されたのちに曲げ変形可能な係止片が設けられるととも
に、前記嵌合部側には、挿入された端子金具の係止片に
向けて打圧用の治具を挿入可能とする打圧用孔と、前記
係止片の曲げ変形を許容しかつ曲げ変形された係止片を
抜け止め状態に係止可能な係止凹部とが設けられている
構成としたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の端子金具がキャリアで連結された連端子状に
形成され、そのキャリアを切断しつつ曲げ変形させるこ
とで各端子金具に前記係止片が構成されているところに
特徴を有する。
【0008】また請求項3の発明は、合成樹脂製の本体
には相手の電気部品が嵌合される嵌合部が設けられ、そ
の嵌合部に形成された端子挿入溝に端子金具を挿入して
装着することでコネクタ部を形成するようにしたコネク
タの製造方法であって、前記端子金具には曲げ変形可能
な係止片が設けられる一方、前記嵌合部側には、挿入さ
れた端子金具の係止片に向けて打圧用の治具を挿入可能
とする打圧用孔と、曲げ変形された前記係止片に係止可
能な係止凹部とが設けられており、端子金具を端子挿入
溝に挿入したのち、打圧用孔に治具を入れて打圧するこ
とで係止片を前記係止凹部内に向けて曲げ変形させると
ころに特徴を有する。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記端子金具は複数個がキャリアを介して連端子状
に形成されており、各端子金具を連結されたまま端子挿
入溝に挿入したのち、打圧用孔に治具を入れて前記キャ
リアを切断しつつ曲げ変形させることにより、各切断端
を係止凹部内に嵌入するところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用および効果】
<請求項1および請求項3の発明>端子金具を端子挿入
溝に挿入したら、打圧用孔に治具を入れて端子金具に設
けられた係止片を係止凹部内に曲げ入れる。曲げられた
係止片が係止凹部に係止されることで、抜け止め状態に
装着される。すなわち、端子金具に設けられた係止片を
係止凹部内に係止するのであるから、樹脂が軟化した場
合にもほとんど影響を受けることなく係止力を増強する
ことができる。また、端子金具の挿入時には新たな負荷
が加わることなく、能率良く挿入作業を行うことができ
る効果がある。
【0011】<請求項2および請求項4>複数の端子金
具をキャリアで繋がれたまま端子挿入溝に挿入し、その
後治具によりキャリアを切断しつつ曲げ変形させて、切
断端を係止凹部内に嵌入する。各切断端が係止凹部に係
止されることで、各端子金具が抜け止め状態に装着され
る。上記の効果に加え、複数の端子金具を一度に挿入す
ることができるから、挿入作業をより能率良く行うこと
ができる効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をウェッジベースバ
ルブ装着用のL形バルブソケットに適用した一実施形態
を図1ないし図10に基づいて説明する。ウェッジベー
スバルブ1(以下単にバルブという)は、図10に示す
ように、フィラメント2を収容したバルブ本体1aの下
部に偏平なガラス製のベース3を一体に有し、そのベー
ス3の下部から延出させた2本のリード線4を、互いに
反対側の面に折り返して接点5を形成するとともに、そ
の両側面に抜止め用の突起6を形成した周知の構造であ
る。
【0013】バルブソケットは、合成樹脂材を成形して
なるソケット本体11と、このソケット本体11に装着
される一対のコネクタ用端子12および一対のバルブ用
端子13とから構成される。ソケット本体11は、図3
に示すように全体としてL字形をなしていて、バルブ1
が嵌合されるバルブ嵌合部15と、図示しない給電コネ
クタが嵌合されるコネクタ嵌合部16とが互いに直交す
る方向を向いて形成されている。
【0014】一対のバルブ用端子13は、図3に示すよ
うに、上記のソケット本体11のバルブ嵌合部15側か
ら装着される。このバルブ用端子13は、プレスにより
打ち抜かれた導電性金属板を曲げ加工することで形成さ
れている。その形状は、図4にも示すように、縦長の基
板18の下端が内向きに直角曲げされ、その折曲部19
の両側から立ち上がるようにして、バルブ1のベース3
を弾性的に挟持し、かつ接点5に接触可能な一対の弾性
接触片20が形成され、また折曲部19の先端から下向
きに、後記するようにコネクタ用端子12と接続される
接続片21が突設されている。接続片21の先端は先細
りとされている。
【0015】バルブ嵌合部15は外形円形に形成され、
その端面には、図1にも示すように、バルブ1のベース
3が挿入されるベース挿入凹部23と、その長さ方向の
両側においてそれと連通するようにして端子挿入路24
が形成されている。ベース挿入凹部23の底面には、バ
ルブ用端子13の接続片21が挿入可能な一対の接続片
挿入溝25が形成され、各接続片挿入溝25は、詳しく
は後記するコネクタ嵌合部16の奥面に開口された一対
の接続用溝26と個別に連通されている。また、両接続
片挿入溝25の間の位置には、同じく後記する係止凹部
45の上方に対応するようにして、治具挿入用孔28が
形成されている。
【0016】そして、バルブ用端子13は、その基板1
8ならびに弾性接触片20が端子挿入路24ならびにベ
ース挿入凹部23の壁面に弾接されつつ、折曲部19が
ベース挿入凹部23の底面に当たるまで挿入され、接続
片21の先端が接続片挿入溝25を貫通して接続用溝2
6内に突出し得るようになっている。このとき、基板1
8の両側縁に突設された楔部30が端子挿入路24の壁
面に、また接続片21の両側縁に突設された楔部31が
接続片挿入溝25の壁面にそれぞれ食い込みつつ圧入さ
れる。
【0017】一方のコネクタ用端子12は、ソケット本
体11のコネクタ嵌合部16側から装着される。このコ
ネクタ用端子12は、同じく導電性金属板をプレス成形
することで形成され、図4に示すように一対が連端子状
に形成されている。詳細には、各コネクタ用端子12
は、細長い基部33の一端側にそれよりも幅狭のタブ3
4が突設された形状であって、各基部33の長さ方向の
略中央部分にキャリア35がわたされて、所定間隔を開
けた平行姿勢で連結されている。
【0018】各基部33の先端は、後記する基部挿入溝
42に挿入しやすいように先細りに形成されているとと
もに、各基部33の後端には、その外側の側縁にそれぞ
れ楔部36が突設されている。また、各基部33には、
長さ方向に沿ったスリット38が形成されている。この
スリット38には、上記したバルブ用端子13における
接続片21の先端が挿入可能であって、各スリット38
の両端には、切り込みを入れることによって裏面側に曲
げ変形可能とされた一対の弾性挟持片39が形成されて
いる。すなわちバルブ用端子13の接続片21は、対応
する弾性挟持片39の先端を押圧して裏面側に曲げ変形
させつつスリット38内に挿入され、両弾性挟持片39
により弾性的に挟持されることで、両端子12、13が
電気的に接続可能となっている。また、キャリア35の
長さ方向の中央には、後記するキャリア35の切断を容
易とするために、ノッチ40が全幅にわたって形成され
ている。
【0019】上記のコネクタ用端子12が装着されるコ
ネクタ嵌合部16は、外形略角筒形に形成されており、
その奥面には、コネクタ用端子12の基部33側を挿入
可能とする基部挿入溝42が、上記したバルブ嵌合部1
5側の接続片挿入溝25と直交して形成されている。こ
の基部挿入溝42は、図7に示すように、入り口側が両
基部33を一緒に挿入可能なように幅広に形成される一
方、奥側では、各基部33の先端側を個別に挿入可能な
ように二股に分かれた分岐溝43とされている。
【0020】その基部挿入溝42の底面には、両コネク
タ用端子12が正規に挿入された場合における各スリッ
ト38と対応する位置に、上記した一対の接続用溝26
が形成されている。各接続用溝26は、既述のようにバ
ルブ嵌合部15側の接続片挿入溝25の直下に対応して
おり、バルブ用端子13の接続片21の先端が挿入可能
となっている。なお、各接続用溝26はコネクタ嵌合部
16内に開口して形成されている。
【0021】また、上記した基部挿入溝42における分
岐溝43の付け根の部分、言い換えると、両コネクタ用
端子12が正規に挿入された場合におけるキャリア35
と対応する底面には、図5、7に示すように、所定深さ
の係止凹部45が形成されている。この係止凹部45
は、既述したように治具挿入用孔28の直下に対応して
いるとともに、係止凹部45の前面(図7の右側の面)
が係止面46となっている。
【0022】また、上記した両コネクタ用端子12のキ
ャリア35を切断するための切断治具48が備えられて
いる。この切断治具48は、図5に示すように、先端に
尖った刃部49を有しており、キャリア35をノッチ4
0を設けた部分から切断し得るようになっており、ソケ
ット本体11のバルブ嵌合部15側から治具挿入用孔2
8を通して係止凹部45内に突出可能に装置されてい
る。
【0023】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその組み付け手順について説明する。コネクタ用
端子12は、図4で示すようにキャリア35を介して一
対が連端子状に形成される。この一対のコネクタ用端子
12が、図3の矢線に示すように、基部33側を先方に
向けた姿勢でソケット本体11のコネクタ嵌合部16側
から挿入され、両コネクタ用端子12の基部33がコネ
クタ嵌合部16の奥面に設けられた基部挿入溝42に押
し込まれ、最終的に各基部33は個別に分岐溝43に挿
入される。
【0024】両コネクタ用端子12が正規位置まで押し
込まれると、図7に示すように、各コネクタ用端子12
のスリット38が接続用溝26の直上に対応するととも
に、両コネクタ用端子12間のキャリア35が係止凹部
45の直上に対応する。また、両コネクタ用端子12に
設けられた楔部36が、基部挿入溝42の入り口の側壁
に食い込んで係止される。
【0025】このように、一対のコネクタ用端子12が
装着されると、図5の矢線に示すように、切断治具48
がソケット本体11のバルブ嵌合部15側から挿入さ
れ、その刃部49が、ベース挿入凹部23の底面の治具
挿入用孔28を通して係止凹部45内に突出される。こ
れにより、図6に示すように、基部33が基部挿入溝4
2の底面で受けられつつ、刃部49がキャリア35のノ
ッチ40の部分に打ち込まれ、図9にも示すように、キ
ャリア35はそこから切断されつつ両切断端50が係止
凹部45内に屈曲される。
【0026】その後、切断治具48が抜かれると、両コ
ネクタ用端子12が電気的に分断された状態となるとと
もに、キャリア35の屈曲された両切断端50がそれぞ
れ係止凹部45の係止面46に抜け止め状態で係止され
る。すなわち、各コネクタ用端子12は、楔部36の食
い込みに加えて、屈曲した切断端50が係止凹部45の
係止面46で係止されることにより、強固に抜け止め状
態で装着される。
【0027】続いて一対のバルブ用端子13が、図3の
矢線に示すようにソケット本体11のバルブ嵌合部15
側から装着される。既述したように各バルブ用端子13
は、その基板18ならびに弾性接触片20が端子挿入路
24ならびにベース挿入凹部23の壁面に弾接されつ
つ、また、基板18の楔部30が端子挿入路24の壁面
に、接続片21の楔部31が接続片挿入溝25の壁面に
それぞれ食い込みつつ、折曲部19がベース挿入凹部2
3の底面に当たるまで挿入される。それに伴い、接続片
21の先端が接続片挿入溝25を貫通し、弾性挟持片3
9を曲げ変形させつつ対応するコネクタ用端子12のス
リット38を通って接続用溝26内に突出する。ここ
に、弾性挟持片39が接続片21を弾性的に挟持するこ
とで、対応するコネクタ用端子12とバルブ用端子13
とが電気的に接続される。
【0028】以上によりバルブソケットの組み付けが完
了し、バルブ嵌合部15には図10に示したバルブ1が
嵌合され、またコネクタ嵌合部16には、図示しない給
電コネクタが嵌合されて使用される。
【0029】以上説明したように本実施形態によれば、
コネクタ用端子12について、キャリア35を切断しつ
つ曲げ変形させて、その切断端50を係止凹部45の係
止面46に係止するようにしたから、ソケット本体11
を構成する樹脂が軟化した場合にもほとんど影響を受け
ることなく係止力を増強することができる。
【0030】また、コネクタ用端子12の挿入時には新
たな負荷が加わることはなく、しかも一対のコネクタ用
端子12が連端子状に繋がれていて、一度に挿入するこ
とができるから、コネクタ用端子12の挿入作業を能率
良く行うことができる。
【0031】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0032】(1)本発明は、端子金具を1本ずつ、あ
るいは3本以上の連端子の状態で挿入する場合にも同様
に適用することができる。 (2)また、上記実施形態のバルブソケットに限らず、
端子挿入溝に端子金具を挿入してコネクタ部を形成する
形式のコネクタ全般に広く適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバルブソケットの平
面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】コネクタ用端子とバルブ用端子の斜視図であ
る。
【図5】治具挿入前の状態における図1のB−B線断面
図である。
【図6】治具挿入後の状態における同断面図である。
【図7】キャリアの切断前の状態を示す図3のC−C線
断面図である。
【図8】キャリアの切断後の状態を示す同断面図であ
る。
【図9】図8のD−D線断面図である。
【図10】ウェッジベースバルブの斜視図である。
【図11】従来例に係るバルブソケットの断面図であ
る。
【図12】その端子金具の斜視図である。
【図13】端子金具の挿入部分を示す平断面図である。
【符号の説明】
11…ソケット本体 12…コネクタ用端子 13…バルブ用端子 15…バルブ嵌合部 16…コネクタ嵌合部 28…治具挿入用孔 33…(コネクタ用端子12の)基部 35…キャリア 36…楔部 40…ノッチ 42…基部挿入溝 45…係止凹部 46…係止面 48…治具 49…刃部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の本体には相手の電気部品が
    嵌合される嵌合部が設けられ、その嵌合部に形成された
    端子挿入溝に端子金具を挿入して装着することでコネク
    タ部を形成するようにしたコネクタにおいて、 前記端子金具には、前記端子挿入溝に挿入されたのちに
    曲げ変形可能な係止片が設けられるとともに、前記嵌合
    部側には、挿入された端子金具の係止片に向けて打圧用
    の治具を挿入可能とする打圧用孔と、前記係止片の曲げ
    変形を許容しかつ曲げ変形された係止片を抜け止め状態
    に係止可能な係止凹部とが設けられていることを特徴と
    するコネクタ。
  2. 【請求項2】 複数の端子金具がキャリアで連結された
    連端子状に形成され、そのキャリアを切断しつつ曲げ変
    形させることで各端子金具に前記係止片が構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製の本体には相手の電気部品が
    嵌合される嵌合部が設けられ、その嵌合部に形成された
    端子挿入溝に端子金具を挿入して装着することでコネク
    タ部を形成するようにしたコネクタの製造方法であっ
    て、 前記端子金具には曲げ変形可能な係止片が設けられる一
    方、前記嵌合部側には、挿入された端子金具の係止片に
    向けて打圧用の治具を挿入可能とする打圧用孔と、曲げ
    変形された前記係止片に係止可能な係止凹部とが設けら
    れており、端子金具を端子挿入溝に挿入したのち、打圧
    用孔に治具を入れて打圧することで係止片を前記係止凹
    部内に向けて曲げ変形させることを特徴とするコネクタ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記端子金具は複数個がキャリアを介し
    て連端子状に形成されており、各端子金具を連結された
    まま端子挿入溝に挿入したのち、打圧用孔に治具を入れ
    て前記キャリアを切断しつつ曲げ変形させることによ
    り、各切断端を係止凹部内に嵌入することを特徴とする
    請求項3記載のコネクタの製造方法。
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