JPH09213382A - ジヨイントボックス - Google Patents

ジヨイントボックス

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Publication number
JPH09213382A
JPH09213382A JP8052224A JP5222496A JPH09213382A JP H09213382 A JPH09213382 A JP H09213382A JP 8052224 A JP8052224 A JP 8052224A JP 5222496 A JP5222496 A JP 5222496A JP H09213382 A JPH09213382 A JP H09213382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
joint box
opening
wire bundle
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8052224A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kawaguchi
竹夫 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaguchi KK
Original Assignee
Kawaguchi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawaguchi KK filed Critical Kawaguchi KK
Priority to JP8052224A priority Critical patent/JPH09213382A/ja
Publication of JPH09213382A publication Critical patent/JPH09213382A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐結線後に結線部分に触れること無く絶縁
カバーが可能となり、差込形電線コネクタの接続機能を
低下させること無く電気的安全性を高め、結線束の収納
作業を容易にしたボックスを提供する。 【解決手段】 結線後触れず垂直のままの結線束を収納
可能にし、結束バンドの奥に位置する電線ケーブルを、
くの字に曲げて形成された止め段に結束バンドが阻止さ
れ、軽く結束しても抜けず、結束したボックスは吊り具
等に吊り下げ、又は止め付け安置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は電気配線工事における
密閉場所の分岐結線束の安全を保つため、絶縁カバーす
るジョイントックスに関する。
【0002】
【従来の技術】電気配線工事において、密閉場所におけ
る結線束の絶縁カバーは、容積の小さいボックスにむり
やり押し込め、それに蓋をして強圧固定するものであ
り、作業者は止む無く結線部分を握って強引に折り曲
げ、ねじ伏せ収納する外なかった。そのため接続端子が
本来有する接続機能を著しく低下させ、電気的安全性に
不安があるとともに、収納困難な手作業に手間取ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで電気工事業界に
おいては、一旦接続した後、接続部分には触れることな
く絶縁包皮するとともに、その作業が簡単で、容易に安
置できる構造のジョイントボックスの開発が要望されて
いた。
【0004】
【課題を決するための手段】上記の従来技術の問題点を
解決するため、本願発明においては、長いジョイントボ
ックス(以下ボックスと言う)の口開部の少し奥の位置
に複数の数だけ両側相対称的に結束孔を設け、結束バン
ド等を通し得るようにし、外部には吊り部、吊り手等を
設けておき、口開部から結線束を差し入れ、結束孔に結
束バンド等を通してボックスとともに結束し、電線ケー
ブルの吊り金具等に吊り孔を通して吊り下げ、又はバン
ド等で結び付け安置するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本願ボックスの平面形状は、やや
楕円形で筒状のボツクスをなし、口開部から奥に入った
位置に相対称的に複数の結束孔を設け、その口開部より
結線束を差し入れ、結束バンド又はひもを結束孔から通
してボックスとともに結束し、吊り金具等に差し込み、
または結束バンドを用いて吊り下げ又は取り付けて安置
する。
【0006】結束バンドの奥に当る電線ケーブルを、く
の字に折り曲げ止め段を形成し、結束バンドは軽く締め
付けるだけで結線束は抜け止める。
【0007】図6に示すように、ボックスの一方を縦二
分割状に成型し、他方の半分の中央を縦一線に薄く成型
し弾力性を持たせ開閉自在となし、一方の側部上下に止
め孔を、他方の側部には止め孔に合う鉤部を設け、閉じ
ると掛け止まり、鉤部の先を押さえれば開くようにし、
開いたままの状態の一方の割りボックスの結束孔にだけ
結束バンドを通して結線束を結線することができる。
【0008】
【実施例】以下、本願の実施例を示す図面について説明
すると、矢印Aは結線束であり、複数の電線を分岐結線
したままの垂直の束。1はボックスであり、細長い筒形
で底部のあるボツクス。1−B及び1−Cは割りボック
スで、ボツクスの一方を縦半分に分割成型したものであ
り、開いたまま一方の割りボックスに結線束Aを結束
し、他方の割りボツクスを閉じると、一方の割りボック
スの側部上下2ヵ所に設けた止め孔15に、他方に設け
た鉤部16がそれぞれ挿入して抜け止まり完全に絶縁包
皮し、鉤部の先を押さえれば外れて開く。2は口開部で
あり、結線束Aを差し入れる入口。3は吊り部であり、
適当な吊り金具に差し込み又は吊り下げる吊り孔4を設
けたもので、各ボックスの上部及び左右に設けておき必
要に適した位置の吊り金具に取り付け安置する。5は結
束孔であり、ボックス1、割りボックス1−B及び1−
Cの口開部2の少し奥に当る位置に前後対称的に設け、
結束バンド6又は紐等をこの孔に通し、結線束Aの根本
の電線ケーブル7を結束する。8は被覆電線であり、コ
ネクタ9を用いて分岐結線作業するに必要な長さだけ電
線ケーブル7を剥離した一重被覆の部分である。10は
止め段であり、結束バンド6の位置より奥に当る位置の
電線ケーブル7を外に向けて、くの字に折り曲げ止め段
を形成し、各ボックスを抜け止め、電線ケーブル7を軽
く結束し得るようにしたものである。11は底部であ
る。12は縁部であり、結線束Aが差し入れ易くラッバ
状に形成する。13は吊り手であり、吊り孔4と同様の
作用の外、止め金具等に着脱が容易である。14は接続
部であり、割りボックス1−B及び1−Cの間を縦一直
線に薄く成型し、柔軟性を持たせ開閉自在にする。
【0009】
【発明の効果】上述のように、本願発明の主たる特徴
は、一旦分岐結線したコネクタ9に全く触れることなく
垂直のままに絶縁包皮し、コネクタ9の持てる機能を人
為的に低下させること無く永続的且つ安定的に保ち、電
気的信頼性を高めるとともに結線束Aをボックスに収納
する手作業を容易にしたことにある。
【00010】ボックス1及びボツクス1−B、1−C
の材質は少し軟質で結線束Aを強圧すること無く、絶縁
性、透明性を有し外部から結線束Aを目視できる。
【00011】ボックス1の形状は、平面から見て楕円
形に限らず、円形、角形、6角形等の何れにしても本願
の特徴に変化無く有効である。
【00012】図6に示すように、接続部14を除き、
ボックスを縦割りに成型し開閉自在になし、結線束Aを
納めて閉じる場合、一方の割りボックスにだけ結束バン
ドを通して結線束を結束できるので他方の割りボックス
は開いたままで作業が容易であるとともに、解体再使用
の場合は鉤部16の先を押さえて解き、割りボックスを
開けば結束バンドが解き易く再使用が容易である。
【00013】
【図面の簡単な説明】
【図1】ボックス1に結線束Aを結束した状態を示すA
−A断面図。
【図2】結線束Aを差し入れ結束バンド6で結束した状
態を示す低面図。
【図3】ボックス1の右側面図。
【図4】結束バンド6を結んだ状態を示すボックス1の
平面図。
【図5】ボックス1の上部及び左右側部に吊り手13を
設け、結束孔5を示す正面図。
【図6】割りボックスを開いた状態を示す正面図。
【符号の説明】
矢印A 結線束 1 ボックス 1−B 割りボックス 1−C 割りボックス 2 口開部 3 吊り部 4 吊り孔 5 結束孔 6 結束バンド 7 電線ケーブル 8 被服電線 9 コネクタ 10 止め段 11 底部 12 縁部 13 吊り手 14 接続部 15 止め孔 16 鉤部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気工事における分岐結線束を絶縁カバ
    ーするジョイントボックスにおいて、その外周の任意の
    位置に、吊り部又は吊り手を設けて安置するようにし、
    口開部の少し奥部には複数の結束孔を前後または左右何
    れか対称的に設け、口開部から結線束を入れ、結束孔に
    結束バンド等を通し電線ケーブルを結束して抜け止める
    ようにしたことを特徴とするジョイントボックス。
  2. 【請求項2】 上記請求項1における、結線束をなす電
    線ケーブルの外側に位置する部分を折り曲げ止め段を形
    成し、結束孔に通した結束バンド等がこの止め段に阻止
    され結線束を抜け止め得るようにしたことを特徴とする
    ジョイントボックスの抜け止め方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1におけるジョイントボック
    スを、細長く二分割成型して開閉自在となし、開いた状
    態で一方の割りボックスに結線束を結束することを可能
    としたジョイントボックス。
JP8052224A 1996-02-02 1996-02-02 ジヨイントボックス Withdrawn JPH09213382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052224A JPH09213382A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ジヨイントボックス

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JP8052224A JPH09213382A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ジヨイントボックス

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Publication Number Publication Date
JPH09213382A true JPH09213382A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12908782

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8052224A Withdrawn JPH09213382A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ジヨイントボックス

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JP (1) JPH09213382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019449A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 彰聲 桑原 絶縁キャップ
CN110436044A (zh) * 2019-08-13 2019-11-12 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 用于防护线束接线端子的工装

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015019449A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 彰聲 桑原 絶縁キャップ
CN110436044A (zh) * 2019-08-13 2019-11-12 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 用于防护线束接线端子的工装

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Effective date: 20041214