JPH09212957A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH09212957A JPH09212957A JP8023583A JP2358396A JPH09212957A JP H09212957 A JPH09212957 A JP H09212957A JP 8023583 A JP8023583 A JP 8023583A JP 2358396 A JP2358396 A JP 2358396A JP H09212957 A JPH09212957 A JP H09212957A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気記録再生装置が停止または記録待機時に
一時的に入力映像信号が乱れた場合に、シリンダー制御
モードが内部基準モードに固定されてしまう。 【解決手段】 シリンダー3を制御するマイクロプロセ
ッサ2内部のソフトウェアに垂直同期信号有無検出処理
部4とその有無検出によるシリンダー制御モード選択処
理の構成を有することによって、記録開始時のシリンダ
ー位相引込み時間を改善する。
一時的に入力映像信号が乱れた場合に、シリンダー制御
モードが内部基準モードに固定されてしまう。 【解決手段】 シリンダー3を制御するマイクロプロセ
ッサ2内部のソフトウェアに垂直同期信号有無検出処理
部4とその有無検出によるシリンダー制御モード選択処
理の構成を有することによって、記録開始時のシリンダ
ー位相引込み時間を改善する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力映像信号より
得られる垂直同期信号を用いたシリンダー制御機構を有
する磁気記録再生装置に関するものである。
得られる垂直同期信号を用いたシリンダー制御機構を有
する磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置の使用環境を考
えるとTVやオーディオ等のAV関連商品が周辺に配置
され、また各機器は1つのソース源を分配し入力される
場合が多いため各機器間では入力映像信号の乱れやノイ
ズに対する配慮が一層重要となってきている。
えるとTVやオーディオ等のAV関連商品が周辺に配置
され、また各機器は1つのソース源を分配し入力される
場合が多いため各機器間では入力映像信号の乱れやノイ
ズに対する配慮が一層重要となってきている。
【0003】以下に従来の磁気記録再生装置について説
明する。図2は従来の磁気記録再生装置のブロック図を
示すものである。
明する。図2は従来の磁気記録再生装置のブロック図を
示すものである。
【0004】図2において、1は入力される映像信号か
ら垂直同期信号を検波する垂直同期信号検波部、3は磁
気テープ(図示せず)に記録された信号の再生及び磁気
テープへの記録を行う磁気ヘッドを備えたシリンダー、
5は垂直同期信号検波部1から入力される垂直同期信号
から基準データを作成する外部同期モード用基準データ
作成処理部、6は内部同期用基準データ作成処理部、7
はシリンダー3の位相データと外部同期モード用基準デ
ータ作成処理部5または内部同期用基準データ作成処理
部6から出力される位相基準データとを比較し位相誤差
データを出力する位相誤差演算処理部、8は制御モード
選択処理部、9はマイクロプロセッサ、10は制御モー
ド選択処理部8の制御により切り換えられるスイッチで
ある。S1は入力映像信号、S2は垂直同期信号、S3
はシリンダー位相信号、S4はシリンダー制御信号、S
5は垂直同期信号入力データ、S7は外部同期モード用
基準データ、S8は内部同期モード用基準データ、S9
はシリンダー基準データ、S10は位相データ、S11
は位相誤差データ、S12は制御モード選択データであ
る。
ら垂直同期信号を検波する垂直同期信号検波部、3は磁
気テープ(図示せず)に記録された信号の再生及び磁気
テープへの記録を行う磁気ヘッドを備えたシリンダー、
5は垂直同期信号検波部1から入力される垂直同期信号
から基準データを作成する外部同期モード用基準データ
作成処理部、6は内部同期用基準データ作成処理部、7
はシリンダー3の位相データと外部同期モード用基準デ
ータ作成処理部5または内部同期用基準データ作成処理
部6から出力される位相基準データとを比較し位相誤差
データを出力する位相誤差演算処理部、8は制御モード
選択処理部、9はマイクロプロセッサ、10は制御モー
ド選択処理部8の制御により切り換えられるスイッチで
ある。S1は入力映像信号、S2は垂直同期信号、S3
はシリンダー位相信号、S4はシリンダー制御信号、S
5は垂直同期信号入力データ、S7は外部同期モード用
基準データ、S8は内部同期モード用基準データ、S9
はシリンダー基準データ、S10は位相データ、S11
は位相誤差データ、S12は制御モード選択データであ
る。
【0005】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について、以下その動作について説明する。
生装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、磁気記録再生装置が停止または記録
開始待ち状態の時には、制御モード選択処理部8から出
力される制御モード選択データS12によりスイッチ1
0がa側に接続され、外部同期モードにする。外部同期
モードでは、入力映像信号S1から垂直同期信号検波部
1により垂直同期信号S2を検波し、マイクロプロセッ
サ9に入力する。入力された垂直同期信号S2はマイク
ロプロセッサ9内部で垂直同期信号入力データS5に変
換され、そのデータを基準に外部同期モード用基準デー
タ作成処理部5にて外部同期モード用基準データS7が
作成される。
開始待ち状態の時には、制御モード選択処理部8から出
力される制御モード選択データS12によりスイッチ1
0がa側に接続され、外部同期モードにする。外部同期
モードでは、入力映像信号S1から垂直同期信号検波部
1により垂直同期信号S2を検波し、マイクロプロセッ
サ9に入力する。入力された垂直同期信号S2はマイク
ロプロセッサ9内部で垂直同期信号入力データS5に変
換され、そのデータを基準に外部同期モード用基準デー
タ作成処理部5にて外部同期モード用基準データS7が
作成される。
【0007】次に、シリンダー3より出力されるシリン
ダー位相信号S3がマイクロプロセッサ9に入力され、
位相データS10に変換される。位相誤差演算処理部7
ではこの位相データS10と、制御モード選択データS
12によりスイッチ10を切り換えて選択されたシリン
ダー位相基準データS9との比較を行い、位相誤差デー
タS11をマイクロプロセッサ9よりシリンダー制御信
号S4として出力し、シリンダー3の制御を行う。
ダー位相信号S3がマイクロプロセッサ9に入力され、
位相データS10に変換される。位相誤差演算処理部7
ではこの位相データS10と、制御モード選択データS
12によりスイッチ10を切り換えて選択されたシリン
ダー位相基準データS9との比較を行い、位相誤差デー
タS11をマイクロプロセッサ9よりシリンダー制御信
号S4として出力し、シリンダー3の制御を行う。
【0008】しかし、一時的に入力映像信号の乱れや、
垂直同期信号にノイズ発生、またはシリンダー3に対す
る外乱発生により位相誤差データS11が連続的にある
一定値以上に達した場合、上記のどの状態かは判別でき
ない為、制御モード選択処理部8では制御モード選択デ
ータS12を内部同期モード固定とし、スイッチ10を
b側に切り換える。内部同期モードでは、内部同期モー
ド用基準データ作成処理部6にてマイクロプロセッサ9
内部のカウンターを基準に内部同期モード用基準データ
S8が作成され、シリンダー位相基準データS9として
使用される。
垂直同期信号にノイズ発生、またはシリンダー3に対す
る外乱発生により位相誤差データS11が連続的にある
一定値以上に達した場合、上記のどの状態かは判別でき
ない為、制御モード選択処理部8では制御モード選択デ
ータS12を内部同期モード固定とし、スイッチ10を
b側に切り換える。内部同期モードでは、内部同期モー
ド用基準データ作成処理部6にてマイクロプロセッサ9
内部のカウンターを基準に内部同期モード用基準データ
S8が作成され、シリンダー位相基準データS9として
使用される。
【0009】次に、上記内部同期モードから記録が開始
された場合、その時点から外部同期モードとなり垂直同
期信号S2との位相引込みが開始されるため引込み時間
が必要となる。
された場合、その時点から外部同期モードとなり垂直同
期信号S2との位相引込みが開始されるため引込み時間
が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、内部同期モードから記録が開始された場
合、マイクロプロセッサ9に入力される垂直同期信号S
2とシリンダー位相信号S3の位相があっていないた
め、位相引込みに時間がかかるという問題点を有してい
た。
来の構成では、内部同期モードから記録が開始された場
合、マイクロプロセッサ9に入力される垂直同期信号S
2とシリンダー位相信号S3の位相があっていないた
め、位相引込みに時間がかかるという問題点を有してい
た。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、入力映像信号の有無でシリンダー制御モードを選択
し、位相引込み時間を改善する磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
で、入力映像信号の有無でシリンダー制御モードを選択
し、位相引込み時間を改善する磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープに映像信号
を記録または再生するヘッドを搭載したシリンダーの回
転を制御する磁気記録再生装置であって、入力される映
像信号より垂直同期信号を検波する検波部と、前記検波
部で検波した垂直同期信号の有無を検出する垂直同期信
号有無検出処理部と、前記検波部で検波した垂直同期信
号から第1の基準データを作成する第1の基準データ作
成処理部と、第2の基準データを作成する第2の基準デ
ータ作成処理部と、前記垂直同期信号有無検出処理部の
制御により前記第1の基準データ作成処理部側と前記第
2の基準データ作成処理部側とに切り換え可能なスイッ
チと、前記シリンダーの回転位相データと前記スイッチ
により選択された基準データとを比較し位相誤差データ
を前記シリンダーに出力する位相誤差演算処理部とを備
えたものである。
に本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープに映像信号
を記録または再生するヘッドを搭載したシリンダーの回
転を制御する磁気記録再生装置であって、入力される映
像信号より垂直同期信号を検波する検波部と、前記検波
部で検波した垂直同期信号の有無を検出する垂直同期信
号有無検出処理部と、前記検波部で検波した垂直同期信
号から第1の基準データを作成する第1の基準データ作
成処理部と、第2の基準データを作成する第2の基準デ
ータ作成処理部と、前記垂直同期信号有無検出処理部の
制御により前記第1の基準データ作成処理部側と前記第
2の基準データ作成処理部側とに切り換え可能なスイッ
チと、前記シリンダーの回転位相データと前記スイッチ
により選択された基準データとを比較し位相誤差データ
を前記シリンダーに出力する位相誤差演算処理部とを備
えたものである。
【0013】この構成によって、記録開始時のシリンダ
ー位相引込み時間を改善することができる。
ー位相引込み時間を改善することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び2に記載の
発明は、磁気テープに映像信号を記録または再生するヘ
ッドを搭載したシリンダーの回転を制御する磁気記録再
生装置であって、入力される映像信号より垂直同期信号
を検波する検波部と、前記検波部で検波した垂直同期信
号の有無を検出する垂直同期信号有無検出処理部と、前
記検波部で検波した垂直同期信号から第1の基準データ
を作成する第1の基準データ作成処理部と、第2の基準
データを作成する第2の基準データ作成処理部と、前記
垂直同期信号有無検出処理部の制御により前記第1の基
準データ作成処理部側と前記第2の基準データ作成処理
部側とに切り換え可能なスイッチと、前記シリンダーの
回転位相データと前記スイッチにより選択された基準デ
ータとを比較し位相誤差データを前記シリンダーに出力
する位相誤差演算処理部とを備えることにより、記録開
始時のシリンダー位相引き込み時間を改善できるという
作用を有する。
発明は、磁気テープに映像信号を記録または再生するヘ
ッドを搭載したシリンダーの回転を制御する磁気記録再
生装置であって、入力される映像信号より垂直同期信号
を検波する検波部と、前記検波部で検波した垂直同期信
号の有無を検出する垂直同期信号有無検出処理部と、前
記検波部で検波した垂直同期信号から第1の基準データ
を作成する第1の基準データ作成処理部と、第2の基準
データを作成する第2の基準データ作成処理部と、前記
垂直同期信号有無検出処理部の制御により前記第1の基
準データ作成処理部側と前記第2の基準データ作成処理
部側とに切り換え可能なスイッチと、前記シリンダーの
回転位相データと前記スイッチにより選択された基準デ
ータとを比較し位相誤差データを前記シリンダーに出力
する位相誤差演算処理部とを備えることにより、記録開
始時のシリンダー位相引き込み時間を改善できるという
作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の磁気記録再生装置のブ
ロック図である。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の磁気記録再生装置のブ
ロック図である。
【0016】図1において、1は入力される映像信号か
ら垂直同期信号を検波する垂直同期信号検波部、2はマ
イクロプロセッサ、3は磁気テープ(図示せず)に記録
された信号の再生及び磁気テープへの記録を行う磁気ヘ
ッドを備えたシリンダー、4は垂直同期信号検波部1で
検波される垂直同期信号の有無を検出する垂直同期信号
有無検出処理部、5は垂直同期信号検波部1から入力さ
れる垂直同期信号から基準データを作成する外部同期モ
ード用基準データ作成処理部、6は内部同期用基準デー
タ作成処理部、7はシリンダー3の位相データと外部同
期モード用基準データ作成処理部5または内部同期用基
準データ作成処理部6から出力される位相基準データと
を比較し位相誤差データを出力する位相誤差演算処理
部、10は垂直同期信号有無検出処理部4からの制御に
より切り換えられるスイッチである。S1は入力映像信
号、S2は垂直同期信号、S3はシリンダー位相信号、
S4はシリンダー制御信号、S5は垂直同期信号入力デ
ータ、S6は垂直同期信号有無データ、S7は外部同期
モード用基準データ、S8は内部同期モード用基準デー
タ、S9はシリンダー基準データ、S10は位相デー
タ、S11は位相誤差データである。
ら垂直同期信号を検波する垂直同期信号検波部、2はマ
イクロプロセッサ、3は磁気テープ(図示せず)に記録
された信号の再生及び磁気テープへの記録を行う磁気ヘ
ッドを備えたシリンダー、4は垂直同期信号検波部1で
検波される垂直同期信号の有無を検出する垂直同期信号
有無検出処理部、5は垂直同期信号検波部1から入力さ
れる垂直同期信号から基準データを作成する外部同期モ
ード用基準データ作成処理部、6は内部同期用基準デー
タ作成処理部、7はシリンダー3の位相データと外部同
期モード用基準データ作成処理部5または内部同期用基
準データ作成処理部6から出力される位相基準データと
を比較し位相誤差データを出力する位相誤差演算処理
部、10は垂直同期信号有無検出処理部4からの制御に
より切り換えられるスイッチである。S1は入力映像信
号、S2は垂直同期信号、S3はシリンダー位相信号、
S4はシリンダー制御信号、S5は垂直同期信号入力デ
ータ、S6は垂直同期信号有無データ、S7は外部同期
モード用基準データ、S8は内部同期モード用基準デー
タ、S9はシリンダー基準データ、S10は位相デー
タ、S11は位相誤差データである。
【0017】以上のように構成された本実施の形態の磁
気記録再生装置について、その動作について説明する。
気記録再生装置について、その動作について説明する。
【0018】まず、磁気記録再生装置が停止または記録
開始待ち状態の時には、入力映像信号S1から垂直同期
信号検波部1により垂直同期信号S2を検波し、マイク
ロプロセッサ2に入力される。入力された垂直同期信号
S2はマイクロプロセッサ2内部で垂直同期信号入力デ
ータS5に変換され、そのデータを基準に垂直同期信号
有無検出部4により垂直同期信号有無データS6が作成
される。
開始待ち状態の時には、入力映像信号S1から垂直同期
信号検波部1により垂直同期信号S2を検波し、マイク
ロプロセッサ2に入力される。入力された垂直同期信号
S2はマイクロプロセッサ2内部で垂直同期信号入力デ
ータS5に変換され、そのデータを基準に垂直同期信号
有無検出部4により垂直同期信号有無データS6が作成
される。
【0019】一方、シリンダー3より出力されるシリン
ダー位相信号S3がマイクロプロセッサ2に入力され、
位相データS10に変換される。次に、垂直同期信号有
無データS6が「有り」の場合、スイッチ10をa側に
切り換え、外部同期モード用基準データ作成処理部5に
て外部同期モード用基準データS7を作成する。このデ
ータがシリンダー位相基準データS9となる。位相誤差
演算処理部7で位相データS10とシリンダー位相基準
データS9の比較を行い、位相誤差データS11をマイ
クロプロセッサ2よりシリンダー制御信号S4として出
力し、シリンダー3の回転制御を行う。
ダー位相信号S3がマイクロプロセッサ2に入力され、
位相データS10に変換される。次に、垂直同期信号有
無データS6が「有り」の場合、スイッチ10をa側に
切り換え、外部同期モード用基準データ作成処理部5に
て外部同期モード用基準データS7を作成する。このデ
ータがシリンダー位相基準データS9となる。位相誤差
演算処理部7で位相データS10とシリンダー位相基準
データS9の比較を行い、位相誤差データS11をマイ
クロプロセッサ2よりシリンダー制御信号S4として出
力し、シリンダー3の回転制御を行う。
【0020】次に、一時的に入力映像信号の乱れや、垂
直同期信号にノイズ発生により垂直同期信号有無データ
S6が「無し」になった場合、スイッチ10をb側に切
り換えて内部同期モードにする。内部同期モードでは、
内部同期モード用基準データ作成処理部6にてマイクロ
プロセッサ2内部のカウンターを基準に内部同期モード
用基準データS8が作成され、シリンダー位相基準デー
タS9として使用されるため、一時的には入力映像信号
S1と位相が合わなくなるが、再び正常に入力されれば
垂直同期信号有りとなり、上記動作により入力映像信号
S1との位相が保たれる。よって、この状態から記録が
開始されれば位相合わせが必要なくなる為、位相引込み
時間の改善ができる。
直同期信号にノイズ発生により垂直同期信号有無データ
S6が「無し」になった場合、スイッチ10をb側に切
り換えて内部同期モードにする。内部同期モードでは、
内部同期モード用基準データ作成処理部6にてマイクロ
プロセッサ2内部のカウンターを基準に内部同期モード
用基準データS8が作成され、シリンダー位相基準デー
タS9として使用されるため、一時的には入力映像信号
S1と位相が合わなくなるが、再び正常に入力されれば
垂直同期信号有りとなり、上記動作により入力映像信号
S1との位相が保たれる。よって、この状態から記録が
開始されれば位相合わせが必要なくなる為、位相引込み
時間の改善ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、停止または記録
待機中に一時的に入力映像信号の乱れや垂直同期信号に
ノイズ発生、またはシリンダー3に対する外乱発生など
の外的要因でシリンダー位相基準が乱れた場合であって
も再び正常に入力されれば外部同期モードに復帰できる
ため記録開始時のシリンダー位相合わせまでの時間が必
要なくなるという優れた効果が得られる。
待機中に一時的に入力映像信号の乱れや垂直同期信号に
ノイズ発生、またはシリンダー3に対する外乱発生など
の外的要因でシリンダー位相基準が乱れた場合であって
も再び正常に入力されれば外部同期モードに復帰できる
ため記録開始時のシリンダー位相合わせまでの時間が必
要なくなるという優れた効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態における磁気記録再生装置
のブロック図
のブロック図
【図2】従来の磁気記録再生装置のブロック図
1 垂直同期信号検波部 2 マイクロプロセッサ 3 シリンダー 4 垂直同期信号有無検出処理部 5 外部同期モード用基準データ作成処理部 6 内部同期モード用基準データ作成処理部 7 位相誤差演算処理部 8 制御モード選択処理部 9 マイクロプロセッサ 10 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープに映像信号を記録または再生
するヘッドを搭載したシリンダーの回転を制御する磁気
記録再生装置であって、入力される映像信号より垂直同
期信号を検波する検波部と、前記検波部で検波した垂直
同期信号の有無を検出する垂直同期信号有無検出処理部
と、前記検波部で検波した垂直同期信号から第1の基準
データを作成する第1の基準データ作成処理部と、第2
の基準データを作成する第2の基準データ作成処理部
と、前記垂直同期信号有無検出処理部の制御により前記
第1の基準データ作成処理部側と前記第2の基準データ
作成処理部側とに切り換え可能なスイッチと、前記シリ
ンダーの回転位相データと前記スイッチにより選択され
た基準データとを比較し位相誤差データを前記シリンダ
ーに出力する位相誤差演算処理部とを備えたことを特徴
とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気テープに映像信号を記録または再生
するヘッドを搭載したシリンダーの回転を制御する磁気
記録再生装置であって、入力される映像信号より垂直同
期信号を検波し、前記シリンダーの位相制御を映像信号
より得られる垂直同期信号により作成される第1の基準
データまたはマイクロプロセッサ内部カウンターにより
作成される第2の基準データの選択を、映像信号より検
波される垂直同期信号の有無により行うことにより、記
録開始時のシリンダー位相引き込み時間を改善すること
を特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023583A JPH09212957A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023583A JPH09212957A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212957A true JPH09212957A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12114606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8023583A Pending JPH09212957A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09212957A (ja) |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP8023583A patent/JPH09212957A/ja active Pending
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