JPH09212867A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH09212867A
JPH09212867A JP2266896A JP2266896A JPH09212867A JP H09212867 A JPH09212867 A JP H09212867A JP 2266896 A JP2266896 A JP 2266896A JP 2266896 A JP2266896 A JP 2266896A JP H09212867 A JPH09212867 A JP H09212867A
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JP
Japan
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signal
gain control
gain
data
output
Prior art date
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Application number
JP2266896A
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English (en)
Inventor
Eiji Ogami
英司 大上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AGC回路の引き込み動作を安定に行うことが
できる光ディスク装置を提供すること。 【解決手段】光ディスクのデータ再生用の光ビームを光
ディスクに出力する光ビーム出力手段と;光ディスクか
らの光ビームの反射光の検出信号を出力する検出手段
と;検出信号を基にしてゲインコントロール信号を生成
し、この生成されるゲインコントロール信号により検出
信号のゲインをコントロールするゲインコントロール手
段と;検出信号から読み取られるヘッダ部のデータを基
にして、データ記録部の先頭位置を検出する先頭位置検
出手段と;検出された先頭位置のデータを基にして、所
定のタイミングでゲインコントロール信号をオフにする
リセット信号を出力するリセット信号出力手段とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに記
録されているデータを再生する光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクに対してデータの記録
または記録されているデータの再生を行う光ディスク装
置が実用化されている。光ディスク装置では、光ディス
クを一定速度で回転させて光学ヘッドを半径方向に移動
させることにより、所定のトラックに対してデータの記
録および記録されているデータの再生が行われる。
【0003】また、データの再生時に、光ディスクまた
は光ヘッドのばらつきなどにより、再生信号の振幅が変
動することがある。この振幅の変動を低減するために、
データの再生を行うデータ再生回路においてAGC(オ
ートゲインコントロール)回路が用いられている。
【0004】このAGC回路は、再生信号のピークを検
波することにより、信号の振幅を検出し、この検出され
た検出信号を基にして再生信号のゲインをコントロール
するものであり、例えば、AGCアンプと、検波回路
と、ローパスフィルタとで構成される。
【0005】ここで、このAGC回路の回路動作を簡単
に説明する。まず、光ディスクの再生信号がAGCアン
プに入力され、このAGCアンプからのAGC出力が検
波回路に入力される。この検波回路において、AGC出
力信号が充電されることによりAGC出力波形のピー
ク、即ち、再生信号のピークが検出される。この検出さ
れた信号がローパスフィルタにより積分され、ゲインコ
ントロール信号が生成される。この生成されたゲインコ
ントロール信号がAGCアンプに入力されることによ
り、再生信号のゲインがコントロールされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリフォー
マットされるヘッダ部の信号の振幅と、ユーザデータが
記録されるデータ記録部の信号の振幅に差がある場合、
例えば、「ヘッダ部の信号振幅>データ記録部の信号振
幅」の場合、検波回路がディスチャージの動作となりA
GC回路におけるループの制定時間が遅くなるというよ
うな問題が生じる。
【0007】ここで、図7を参照して具体的に説明す
る。図7において、再生信号S11におけるt11はヘ
ッダ部の再生信号波形を示し、t12はデータ記録部の
再生信号波形を示す。即ち、ここでは、「ヘッダ部の再
生信号振幅>データ記録部の再生信号振幅」の関係にな
っている。この再生信号S11を基にしてAGCアンプ
から出力されるAGC出力信号S12は、検波回路およ
びローパスフィルタにより生成されるゲインコントロー
ル信号S13によりゲインコントロールされる。このと
き、データ記録部の再生信号の先頭位置で検波回路がデ
ィスチャージの動作となるため、AGC回路におけるル
ープの制定時間がt13遅れる。
【0008】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、AGC回路の引き込み動作
を安定に行うことができる光ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、この発明は、渦巻き状または
同心円状のトラックと、ヘッダ部およびデータ記録部を
有する一定長のトラックからなる複数のセクタ領域とで
構成される光ディスクに記録されているデータを再生す
る光ディスク装置において、前記光ディスクに記録され
ているデータを再生する光ビームを出力する光ビーム出
力手段と;前記光ビーム出力手段から出力された光ビー
ムが前記光ディスクに照射され、この照射された光ビー
ムの反射光を検出した信号を出力する検出手段と;前記
検出手段から出力される前記信号を基にして、前記信号
のゲインをコントロールするゲインコントロール信号を
生成し、この生成されるゲインコントロール信号により
前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロー
ル手段と;前記信号から読み取られる前記ヘッダ部に記
録されているデータを基にして、前記データ記録部の先
頭位置を検出する先頭位置検出手段と;前記先頭位置検
出手段により検出された先頭位置のデータを基に、前記
ゲインコントロール手段に前記信号のうちの前記データ
記録部の先頭位置のデータが入力されるタイミングで、
前記ゲインコントロール信号をオフにするリセット信号
を出力するリセット信号出力手段とを備えている。
【0010】この発明は、渦巻き状または同心円状のト
ラックと、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長
のトラックからなる複数のセクタ領域とで構成される光
ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク
装置において、前記光ディスクに記録されているデータ
を再生する光ビームを出力する光ビーム出力手段と;前
記光ビーム出力手段から出力された光ビームが前記光デ
ィスクに照射され、この照射された光ビームの反射光の
反射率の変化を検出した信号を出力する検出手段と;前
記検出手段から出力される前記信号を基にして、前記信
号のゲインをコントロールするゲインコントロール信号
を生成し、この生成されるゲインコントロール信号によ
り前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロ
ール手段と;前記ゲインコントロール手段によりゲイン
コントロールされた前記信号から読み取られる前記ヘッ
ダ部に記録されているデータを基にして、前記データ記
録部の先頭位置を検出する先頭位置検出手段と;前記先
頭位置検出手段により検出された先頭位置のデータを基
に、前記ゲインコントロール手段に前記信号のうちの前
記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタイミ
ングで、前記ゲインコントロール信号をオフにするリセ
ット信号を出力するリセット信号出力手段とを備えてい
る。
【0011】この発明は、渦巻き状または同心円状のト
ラックと、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長
のトラックからなる複数のセクタ領域とで構成される光
ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク
装置において、前記光ディスクに記録されているデータ
を再生する光ビームを出力する光ビーム出力手段と;前
記光ビーム出力手段から出力された光ビームが前記光デ
ィスクに照射され、この照射された光ビームの反射光の
反射率の変化を検出した第1の信号を出力する検出手段
と;前記検出手段から出力される前記第1の信号の波形
のピークを検出し、この第1の信号の波形のピークを検
出した第2の信号を積分することによりこの第1の信号
のゲインをコントロールするゲインコントロール信号を
生成し、この生成されるゲインコントロール信号により
この第1の信号のゲインをコントロールするゲインコン
トロール手段と;前記ゲインコントロール手段によりゲ
インコントロールされた第1の信号から読み取られる前
記ヘッダ部に記録されているデータを基にして、前記デ
ータ記録部の先頭位置を検出する先頭位置検出手段と;
前記先頭位置検出手段により検出された先頭位置のデー
タを基に、前記ゲインコントロール手段に前記第1の信
号のうちの前記データ記録部の先頭位置のデータが入力
されるタイミングで、前記ゲインコントロール信号をオ
フにするリセット信号を出力するリセット信号出力手段
とを備えている。
【0012】この発明は、渦巻き状または同心円状のト
ラックと、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長
のトラックからなる複数のセクタ領域とで構成される光
ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク
装置において、前記光ディスクに記録されているデータ
を再生する光ビームを出力する光ビーム出力手段と;前
記光ビーム出力手段から出力された光ビームが前記光デ
ィスクに照射され、この照射された光ビームの反射光の
反射率の変化を検出した第1の信号を出力する検出手段
と;前記検出手段から出力される前記第1の信号を充電
することによりこの第1の信号の波形のピークを検出
し、この第1の信号の波形のピークを検出した第2の信
号を積分することによりこの第1の信号のゲインをコン
トロールするゲインコントロール信号を生成し、この生
成されるゲインコントロール信号によりこの第1の信号
のゲインをコントロールするゲインコントロール手段
と;前記ゲインコントロール手段によりゲインコントロ
ールされた第1の信号から読み取られる前記ヘッダ部に
記録されているデータを基にして、前記データ記録部の
先頭位置を検出する先頭位置検出手段と;前記先頭位置
検出手段により検出された先頭位置のデータを基に、前
記ゲインコントロール手段に前記第1の信号のうちの前
記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタイミ
ングで、前記ゲインコントロール手段のピーク検出用の
充電電圧を放電して前記ゲインコントロール信号をオフ
にするリセット信号を出力するリセット信号出力手段と
を備えている。
【0013】この発明の光ディスク再生信号のゲインコ
ントロール方法は、渦巻き状または同心円状のトラック
と、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラ
ックからなる複数のセクタ領域とで構成される光ディス
クに記録されているデータを再生するものにおいて、前
記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビー
ムを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディスク
に照射され、この照射された光ビームの反射光の反射率
の変化を検出した信号を出力し;前記出力された前記信
号のゲインをコントロールするゲインコントロール手段
において、前記出力される前記信号を基にして、前記信
号のゲインをコントロールするゲインコントロール信号
を生成し、この生成されるゲインコントロール信号によ
り前記信号のゲインをコントロールし;前記ゲインコン
トロールされた前記信号から読み取られる前記ヘッダ部
に記録されているデータを基にして、前記データ記録部
の先頭位置を検出し;前記検出された先頭位置のデータ
を基に、前記ゲインコントロール手段に前記信号のうち
の前記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタ
イミングで、前記ゲインコントロール信号をオフにする
リセット信号を出力する。
【0014】この発明の光ディスク再生信号のゲインコ
ントロール方法は、渦巻き状または同心円状のトラック
と、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラ
ックからなる複数のセクタ領域とで構成される光ディス
クに記録されているデータを再生するものにおいて、前
記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビー
ムを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディスク
に照射され、この照射された光ビームの反射光の反射率
の変化を検出した第1の信号を出力し;前記出力された
前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロー
ル手段において、前記出力された前記第1の信号の波形
のピークを検出し、この第1の信号の波形のピークを検
出した第2の信号を積分することによりこの第1の信号
のゲインをコントロールするゲインコントロール信号を
生成し、この生成されるゲインコントロール信号により
この第1の信号のゲインをコントロールし;前記ゲイン
コントロールされた第1の信号から読み取られる前記ヘ
ッダ部に記録されているデータを基にして、前記データ
記録部の先頭位置を検出し;前記検出された先頭位置の
データを基に、前記ゲインコントロール手段に前記第1
の信号のうちの前記データ記録部の先頭位置のデータが
入力されるタイミングで、前記ゲインコントロール信号
をオフにするリセット信号を出力する。
【0015】この発明の光ディスク再生信号のゲインコ
ントロール方法は、渦巻き状または同心円状のトラック
と、ヘッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラ
ックからなる複数のセクタ領域とで構成される光ディス
クに記録されているデータを再生するものにおいて、前
記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビー
ムを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディスク
に照射され、この照射された光ビームの反射光の反射率
の変化を検出した第1の信号を出力し;前記出力された
前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロー
ル手段において、前記出力された前記第1の信号を充電
することによりこの第1の信号の波形のピークを検出
し、この第1の信号の波形のピークを検出した第2の信
号を積分することによりこの第1の信号のゲインをコン
トロールするゲインコントロール信号を生成し、この生
成されるゲインコントロール信号によりこの第1の信号
のゲインをコントロールし;前記ゲインコントロールさ
れた第1の信号から読み取られる前記ヘッダ部に記録さ
れているデータを基にして、前記データ記録部の先頭位
置を検出し;前記検出された先頭位置のデータを基に、
前記ゲインコントロール手段に前記第1の信号のうちの
前記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタイ
ミングで、前記ゲインコントロール手段のピーク検出用
の充電電圧を放電して前記ゲインコントロール信号をオ
フにするリセット信号を出力する。
【0016】上記手段を講じた結果、この発明の光ディ
スク装置では、ゲインコントロール信号によりゲインを
コントロールするゲインコントロール手段に、データ記
録部の先頭位置のデータが入力されるタイミングで、ゲ
インコントロール信号をオフにするリセット信号を出力
するリセット信号出力手段を備えているので、データ記
録部の先頭位置のデータが入力されるタイミングにおい
て、このデータ記録部の先頭位置のデータが増幅される
ことで、検波回路がディスチャージ動作となるのを防止
できる。よって、ゲインコントロール手段、即ちAGC
回路におけるループ制定時間の遅れを小さくすることが
でき、AGC回路の引き込み動作を安定に行うことがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施の形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す図であ
る。
【0018】この光ディスク装置は、光ディスク1に対
し集束光を用いてデータの記録、あるいは記録されてい
るデータの再生を行うものである。光ディスク1は、例
えば、ガラスあるいはプラスチックなどで円形に形成さ
れた基板の表面にテルルあるいはビスマスなどの金属皮
膜層がドーナツ状にコーティングされて構成される。
【0019】光ディスク1は、例えば、図2に示すよう
に、半径方向に複数のトラックからなる複数のゾーン1
a、1b…に分割されており、各ゾーン1a、1b…ご
とに1トラックずつのセクタ数は異なったものとなって
いる。これら各ゾーン1a、1b…のトラックには、そ
れぞれアドレス等が記録されているヘッダHが各セクタ
ごとにあらかじめプリフォーマッティングされている。
【0020】このセクタのフォーマットは、図3に示す
ようになっている。例えば、1セクタが、ヘッダ部(プ
リフォーマットエリア)と、データ記録領域(ユーザデ
ータが記録されるエリア)とで構成されている場合につ
いて説明する。なお、このセクタに記録されるデータ
は、例えば、2−7コード変調されたデータで、“1”
と“1”の間に“0”が2ヶ〜7ヶ挿入された形式にな
っている。
【0021】ヘッダ部は、図3に示すように、光ディス
クを製造する際に所定のデータを記録するエリアであ
る。このヘッダ部は、同期コード部VFO1と2つの同
期コード部VFO2、VFO2、3つのアドレスマーク
AM、3つのアドレス部ID、1バイトのポストアンブ
ルPAの各エリアによって構成されている。
【0022】同期コード部VFO1、VFO2、VFO
2の各エリアには、チャネルビット同期用の連続データ
パターン(同期コード)が記録される。アドレスマーク
AMのエリアには、アドレス開始を示す特別なパターン
が記録される。アドレス部IDのエリアには、トラック
番号とセクタ番号と誤り訂正コードCRC(cycli
c redundancy check)が記録され
る。ポストアンブルPAは、アドレス部IDの誤り訂正
コードが収まらない時に用いる。
【0023】アドレス部IDは、第1バイトにトラック
番号のMSB、第2バイトにトラック番号のLSB、第
3バイトのビット7、6でID1、ID2、ID3かを
示し、ビット5〜0でセクタ番号(2進表記)、第4、
第5バイトに、最初の3バイトから算出するCRCデー
タとなっている。また、ID番号を基にして、PLLに
頼ることなくデータ領域の開始位置を検知することがで
きる。
【0024】ポストアンブルPAは、16チャネルビッ
ト長であり、アドレス部ID3のCRCに続いており、
そのCRCの終結を示している。ギャップGAPは、エ
ンボスデータを含まず、80〜96チャネルビット長の
範囲で、1チャネルビット単位でランダムに設定され
る。
【0025】記録領域は、図3に示すように、無記録エ
リアのギャップGAPおよびユーザのデータが記録され
るデータ領域などで構成されている。再び図1に戻っ
て、光ディスク1は、モータ3によって例えば一定の速
度で回転される。このモータ3は、モータ制御回路4に
よって制御されている。
【0026】光ディスク1に対する情報の記録および再
生は、光学ヘッド5によって行われるようになってい
る。この光学ヘッド5は、リニアモータ6の可動部を構
成する駆動コイル7に固定されており、この駆動コイル
7はリニアモータ制御回路8に接続されている。
【0027】このリニアモータ制御回路8には、速度検
出器9が接続されており、光学ヘッド5の速度信号をリ
ニアモータ制御回路8に送るようになっている。また、
リニアモータ6の固定部には、図示しない永久磁石が設
けられており、駆動コイル7がリニアモータ制御回路8
によって励磁されることにより、光学ヘッド5は、光デ
ィスク1の半径方向に移動されるようになっている。
【0028】光学ヘッド5には、対物レンズ10が図示
しないワイヤあるいは板ばねによって支持されており、
この対物レンズ10は、駆動コイル11によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル12によってトラッキング方向(レンズの光軸と直
交する方向)に移動可能とされている。
【0029】また、レーザ制御回路13によって半導体
レーザ発振器9が駆動され、レーザ光を発生する。レー
ザ制御回路13は、変調回路14及びレーザ駆動回路1
5からなり、後に図示するPLL回路からの記録用のク
ロック信号に同期して動作するようになっている。この
PLL回路は、図示しない発振器からの基本クロック信
号を光ディスク1上の記録位置に対応した周波数に分周
して、記録用のクロック信号を発生するものである。
【0030】変調回路14は、エラー訂正回路32から
供給される記録データを記録に適した信号、例えば2−
7変調データに変調する。レーザ駆動回路15は、変調
回路14により変調された2−7変調データにより光学
ヘッド5内の半導体レーザ発振器(あるいはアルゴンネ
オンレーザ発振器)19を駆動する。
【0031】そして、レーザ制御回路13のレーザ駆動
回路15によって駆動される半導体レーザ発振器19よ
り発生されたレーザ光は、コリメータレンズ20、ハー
フプリズム21、対物レンズ10を介して光ディスク1
上に照射され、この光ディスク1からの反射光は、対物
レンズ10、ハーフプリズム21、集光レンズ22、お
よびシリンドリカルレンズ23を介して光検出器24に
導かれる。
【0032】上記光検出器24は、4分割の光検出セル
24a、24b、24c、24dによって構成されてい
る。光検出器24の光検出セル24aの出力信号は、増
幅器25aを介して加算器26aの一端に供給され、光
検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介して加
算器26bの一端に供給され、光検出セル24cの出力
信号は、増幅器25cを介して加算器26aの他端に供
給され、光検出セル24dの出力信号は、増幅器25d
を介して加算器26bの他端に供給されるようになって
いる。
【0033】光検出器24の光検出セル24aの出力信
号は、増幅器25aを介して加算器26cの一端に供給
され、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを
介して加算器26dの一端に供給され、光検出セル24
cの出力信号は、増幅器25cを介して加算器26dの
他端に供給され、光検出セル24dの出力信号は、増幅
器25dを介して加算器26cの他端に供給されるよう
になっている。
【0034】加算器26aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の非
反転入力端には上記加算器26bの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP2は、上記加算器26
a、26bの差に応じてフォーカス点に関する信号をフ
ォーカシング制御回路27に供給するようになってい
る。このフォーカシング制御回路27の出力信号は、フ
ォーカシング駆動コイル12に供給され、レーザ光が光
ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるように制
御される。
【0035】加算器26cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の非
反転入力端には上記加算器26dの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器26
c、26dの差に応じてトラック差信号をトラッキング
制御回路28に供給するようになっている。このトラッ
キング制御回路28は、差動増幅器OP1から供給され
るトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成する
ものである。
【0036】トラッキング制御回路28から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル1
1に供給される。また、トラッキング制御回路28で用
いられたトラック差信号は、リニアモータ制御回路8に
供給されるようになっている。
【0037】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器24の各光検出セル24a
〜24dの出力の和信号、つまり加算器26c、26d
からの出力信号を加算器26eで加算した信号は、トラ
ック上に形成されたピット(記録情報)からの反射率の
変化が反映されている。この信号は、データ再生回路1
8に供給され、このデータ再生回路18において、記録
されているデータが再生される。
【0038】このデータ再生回路18で再生された再生
データはバス29を介してエラー訂正回路32に出力さ
れる。エラー訂正回路32は、再生データ内のエラー訂
正コードECCによりエラーを訂正したり、あるいはイ
ンターフェース回路35から供給される記録データにエ
ラー訂正コードECCを付与してメモリ2に出力する。
【0039】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
た再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
出力される。光ディスク制御装置36からは記録データ
がインターフェース回路35およびバス29を介してエ
ラー訂正回路32に供給される。
【0040】また、上記トラッキング制御回路28で対
物レンズ10が移動されている際、リニアモータ制御回
路8は、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心位置近
傍に位置するようにリニアモータ6つまり光学ヘッド5
を移動するようになっている。
【0041】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、リニアモータ制御回路8と光ディスク装置の全体を
制御するCPU30との間で情報の授受を行うために用
いられるD/A変換器31が設けられている。
【0042】上記モータ制御回路4、リニアモータ制御
回路8、レーザ制御回路15、データ再生回路18、フ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、エラー訂正回路32等は、バス29を介してCPU
30によって制御されるようになっており、このCPU
30はメモリ2に記録されたプログラムによって所定の
動作を行うようになされている。
【0043】データ再生回路18は、図4に示すよう
に、AGC回路40、比較回路42、PLL回路44、
復調回路46、フォーマットカウンタ48、リセット信
号生成回路50、および後処理回路52によって構成さ
れている。
【0044】AGC回路40は、加算器26eからの出
力信号、即ち再生信号のピークを検波することによりこ
の再生信号の振幅を検出し、この検出された検出信号を
基にして再生信号のゲインをコントロールするものであ
り、このAGC回路40の構成および回路動作について
は後に詳しく説明する。
【0045】比較回路42は、上記加算器26eからの
再生信号を2値化し、チャネルビットデータを出力する
ものである。この比較回路42からのチャネルビットデ
ータは、PLL回路44に出力される。
【0046】PLL回路44は、再生時、CPU30か
らの制御信号と再生した同期コードに対応した再生用の
クロック信号を発生するものである。PLL回路44か
らのクロック信号は、復調回路46に出力される。
【0047】復調回路46は、比較回路42からのチャ
ネルビットデータをPLL回路44からのクロック信号
に基づいて2−7コード逆変換により復調、つまり再生
する回路である。この復調回路46からの復調信号はフ
ォーマットカウンタ48に供給される。
【0048】フォーマットカウンタ48は、プリフォー
マットエリアに記録されているID番号、PLL回路4
4からのクロック信号に応じて、プリフォーマットエリ
ア中で何バイト目であるかをカウントするものである。
このフォーマットカウンタ48により、データ記録部の
開始位置が検知され、この検知信号がリセット信号生成
回路50に供給される。
【0049】リセット信号生成回路50は、フォーマッ
トカウンタ48から供給されるデータ記録部の開始位置
のデータを基に後述するリセット信号が生成され、この
リセット信号をAGC回路40に供給する。AGC回路
40では、リセット信号生成回路50から供給されるリ
セット信号に基づきリセット動作が行われる。なお、こ
のリセット動作については後に詳しく説明する。
【0050】後処理回路52は、バイト単位のトラック
番号とセクタ番号などを内部のデータバッファに格納す
るものであり、図示しないデータバッファなどで構成さ
れている。
【0051】続いて、AGC回路40の詳細について図
5を参照して説明する。AGC回路40は、AGCアン
プ60、検波回路62、ローパスフィルタ64、および
アナログスイッチ66で構成されている。検波回路62
は、抵抗R1、ダイオードD、コンデンサC、および抵
抗R2などで構成されている。
【0052】加算器26eからの再生信号は、AGCア
ンプ60に入力されるようになっている。AGCアンプ
のAGC出力は分岐され、検波回路62に入力されるよ
うになっている。この検波回路では、AGCアンプの出
力がコンデンサCに充電されることにより、このAGC
アンプの出力波形のピークが検出される。この検出され
た信号がローパスフィルタ64に入力され積分されて、
ゲインコントロール信号が生成される。この生成された
ゲインコントロール信号が、AGCアンプ60に入力さ
れる。
【0053】また、検波回路62とローパスフィルタ6
4との間には、アナログスイッチ66の一端が接続され
ており、このアナログスイッチ66にリセット信号生成
回路50で生成されるリセット信号が入力されると、コ
ンデンサCに充電されたAGCアンプの出力波形のピー
ク検出用の充電電圧が放電されるようになっている。即
ち、アナログスイッチ66にリセット信号が入力される
と、ゲインコントロール信号がオフになる。
【0054】上記説明したような図5のAGC回路にお
ける検波回路の時定数は、検波回路がディスチャージ動
作の場合:τ1=R2C、チャージ動作の場合:τ2=
R1Cで決まる。チャージ、ディスチャージの比は、光
ディスクの再生信号パターン、例えば、2−7コードを
考慮すると、τ1/τ2>10となるのが望ましい。
【0055】ここで、リセット信号の出力タイミングに
ついて説明する。まず、加算器26eからの再生信号が
AGCアンプ60に入力される。このAGCアンプ60
から出力されるAGCアンプ出力は、上記説明した比較
回路42、PLL回路44、復調回路46、フォーマッ
トカウンタ48、および後処理回路52などを介して出
力される。このとき、フォーマットカウンタ48におい
て、ヘッダ部に記録されているID番号、PLL回路か
らのクロック信号に応じて、ヘッダ部の中の何バイト目
であるかがカウントされ、データ記録部の開始位置が検
知される。このデータ記録部の開始位置の検知信号がリ
セット信号生成回路50に供給され、AGC回路40の
AGCアンプ60にデータ記録部の開始位置が入力され
るタイミングでゲインコントロール信号がオフになるよ
うに、リセット信号がアナログスイッチ66に出力され
る。
【0056】ここで、図6を参照して、再生信号S2
1、AGC出力信号S22、ゲインコントロール信号S
23、リセット信号S24の関係について説明する。図
6において、加算器26eからの再生信号S21におけ
るt21はヘッダ部の再生信号波形を示し、t22はデ
ータ記録部の再生信号波形を示す。ここでは、ヘッダ部
の信号振幅よりデータ記録部の信号振幅が小さい場合に
ついて説明する。
【0057】上記再生信号S21を基に、上記説明した
AGCアンプ60から出力されるAGC出力信号S22
は、検波回路62およびローパスフィルタ64により生
成されたゲインコントロール信号S23によりコントロ
ールされる。
【0058】上記説明したように、AGC回路40のA
GCアンプ60にデータ記録部の先頭位置が入力される
タイミングで、リセット信号S24がアナログスイッチ
66に出力される。これにより、コンデンサCに充電さ
れているピーク検出用の充電電圧が放電され、ゲインコ
ントロール信号がオフにされる。よって、検波回路40
がチャージ動作となり、AGC回路におけるループの制
定時間を高速(t23)にすることができる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、AGC回路にデータ
記録部の先頭位置のデータが入力されるタイミングで、
リセット信号生成手段によりゲインコントロール信号を
オフにするリセット信号が出力されるので、データ記録
部の先頭位置のデータが入力されるタイミングにおい
て、このデータ記録部の先頭位置のデータが増幅され、
検波回路をチャージ動作にできる。
【0060】よって、AGC回路におけるループ制定時
間の遅れを小さくすることができ、AGC回路の引き込
み動作を安定に行うことができる光ディスク装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る光ディスク装置
の概略構成を示す図。
【図2】光ディスクのフォーマットの一例を説明するた
めの図。
【図3】セクタのフォーマットの一例を説明するための
図。
【図4】データ再生回路の回路構成を示すブロック図。
【図5】AGC回路の回路構成を示す回路図。
【図6】この発明によるゲインコントロールを説明する
ための波形図。
【図7】従来のゲインコントロールを説明するための波
形図。
【符号の説明】
1…光ディスク 3…モータ 4…モータ制御回路 5…光学ヘッド 6…リニアモータ 8…リニアモータ制御回路 9…速度検出器 10…対物レンズ 13…レーザ制御回路(光ビーム出力手段) 14…変調回路(光ビーム出力手段) 15…レーザ駆動回路(光ビーム出力手段) 18…データ再生回路(ゲインコントロール手段、先頭
位置検出手段、リセット信号生成手段) 24…光検出器(検出手段) 40…AGC回路(ゲインコントロール手段) 42…比較回路 44…PLL回路 46…復調回路 48…フォーマットカウンタ(先頭位置検出手段) 50…リセット信号生成回路(リセット信号出力手段) 60…AGCアンプ 62…検波回路 64…ローパスフィルタ 66…アナログスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生する光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力する光ビーム出力手段と;前記光ビーム出力
    手段から出力された光ビームが前記光ディスクに照射さ
    れ、この照射された光ビームの反射光を検出した信号を
    出力する検出手段と;前記検出手段から出力される前記
    信号を基にして、前記信号のゲインをコントロールする
    ゲインコントロール信号を生成し、この生成されるゲイ
    ンコントロール信号により前記信号のゲインをコントロ
    ールするゲインコントロール手段と;前記信号から読み
    取られる前記ヘッダ部に記録されているデータを基にし
    て、前記データ記録部の先頭位置を検出する先頭位置検
    出手段と;前記先頭位置検出手段により検出された先頭
    位置のデータを基に、前記ゲインコントロール手段に前
    記信号のうちの前記データ記録部の先頭位置のデータが
    入力されるタイミングで、前記ゲインコントロール信号
    をオフにするリセット信号を出力するリセット信号出力
    手段と;を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生する光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力する光ビーム出力手段と;前記光ビーム出力
    手段から出力された光ビームが前記光ディスクに照射さ
    れ、この照射された光ビームの反射光の反射率の変化を
    検出した信号を出力する検出手段と;前記検出手段から
    出力される前記信号を基にして、前記信号のゲインをコ
    ントロールするゲインコントロール信号を生成し、この
    生成されるゲインコントロール信号により前記信号のゲ
    インをコントロールするゲインコントロール手段と;前
    記ゲインコントロール手段によりゲインコントロールさ
    れた前記信号から読み取られる前記ヘッダ部に記録され
    ているデータを基にして、前記データ記録部の先頭位置
    を検出する先頭位置検出手段と;前記先頭位置検出手段
    により検出された先頭位置のデータを基に、前記ゲイン
    コントロール手段に前記信号のうちの前記データ記録部
    の先頭位置のデータが入力されるタイミングで、前記ゲ
    インコントロール信号をオフにするリセット信号を出力
    するリセット信号出力手段と;を備えたことを特徴とす
    る光ディスク装置。
  3. 【請求項3】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生する光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力する光ビーム出力手段と;前記光ビーム出力
    手段から出力された光ビームが前記光ディスクに照射さ
    れ、この照射された光ビームの反射光の反射率の変化を
    検出した第1の信号を出力する検出手段と;前記検出手
    段から出力される前記第1の信号の波形のピークを検出
    し、この第1の信号の波形のピークを検出した第2の信
    号を積分することによりこの第1の信号のゲインをコン
    トロールするゲインコントロール信号を生成し、この生
    成されるゲインコントロール信号によりこの第1の信号
    のゲインをコントロールするゲインコントロール手段
    と;前記ゲインコントロール手段によりゲインコントロ
    ールされた第1の信号から読み取られる前記ヘッダ部に
    記録されているデータを基にして、前記データ記録部の
    先頭位置を検出する先頭位置検出手段と;前記先頭位置
    検出手段により検出された先頭位置のデータを基に、前
    記ゲインコントロール手段に前記第1の信号のうちの前
    記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタイミ
    ングで、前記ゲインコントロール信号をオフにするリセ
    ット信号を出力するリセット信号出力手段と;を備えた
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生する光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力する光ビーム出力手段と;前記光ビーム出力
    手段から出力された光ビームが前記光ディスクに照射さ
    れ、この照射された光ビームの反射光の反射率の変化を
    検出した第1の信号を出力する検出手段と;前記検出手
    段から出力される前記第1の信号を充電することにより
    この第1の信号の波形のピークを検出し、この第1の信
    号の波形のピークを検出した第2の信号を積分すること
    によりこの第1の信号のゲインをコントロールするゲイ
    ンコントロール信号を生成し、この生成されるゲインコ
    ントロール信号によりこの第1の信号のゲインをコント
    ロールするゲインコントロール手段と;前記ゲインコン
    トロール手段によりゲインコントロールされた第1の信
    号から読み取られる前記ヘッダ部に記録されているデー
    タを基にして、前記データ記録部の先頭位置を検出する
    先頭位置検出手段と;前記先頭位置検出手段により検出
    された先頭位置のデータを基に、前記ゲインコントロー
    ル手段に前記第1の信号のうちの前記データ記録部の先
    頭位置のデータが入力されるタイミングで、前記ゲイン
    コントロール手段のピーク検出用の充電電圧を放電して
    前記ゲインコントロール信号をオフにするリセット信号
    を出力するリセット信号出力手段と;を備えたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生するものにおいて、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディス
    クに照射され、この照射された光ビームの反射光の反射
    率の変化を検出した信号を出力し;前記出力された前記
    信号のゲインをコントロールするゲインコントロール手
    段において、前記出力される前記信号を基にして、前記
    信号のゲインをコントロールするゲインコントロール信
    号を生成し、この生成されるゲインコントロール信号に
    より前記信号のゲインをコントロールし;前記ゲインコ
    ントロールされた前記信号から読み取られる前記ヘッダ
    部に記録されているデータを基にして、前記データ記録
    部の先頭位置を検出し;前記検出された先頭位置のデー
    タを基に、前記ゲインコントロール手段に前記信号のう
    ちの前記データ記録部の先頭位置のデータが入力される
    タイミングで、前記ゲインコントロール信号をオフにす
    るリセット信号を出力することを特徴とする光ディスク
    再生信号のゲインコントロール方法。
  6. 【請求項6】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生するものにおいて、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディス
    クに照射され、この照射された光ビームの反射光の反射
    率の変化を検出した第1の信号を出力し;前記出力され
    た前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロ
    ール手段において、前記出力された前記第1の信号の波
    形のピークを検出し、この第1の信号の波形のピークを
    検出した第2の信号を積分することによりこの第1の信
    号のゲインをコントロールするゲインコントロール信号
    を生成し、この生成されるゲインコントロール信号によ
    りこの第1の信号のゲインをコントロールし;前記ゲイ
    ンコントロールされた第1の信号から読み取られる前記
    ヘッダ部に記録されているデータを基にして、前記デー
    タ記録部の先頭位置を検出し;前記検出された先頭位置
    のデータを基に、前記ゲインコントロール手段に前記第
    1の信号のうちの前記データ記録部の先頭位置のデータ
    が入力されるタイミングで、前記ゲインコントロール信
    号をオフにするリセット信号を出力する;ことを特徴と
    する光ディスク再生信号のゲインコントロール方法。
  7. 【請求項7】渦巻き状または同心円状のトラックと、ヘ
    ッダ部およびデータ記録部を有する一定長のトラックか
    らなる複数のセクタ領域とで構成される光ディスクに記
    録されているデータを再生するものにおいて、 前記光ディスクに記録されているデータを再生する光ビ
    ームを出力し;前記出力された光ビームが前記光ディス
    クに照射され、この照射された光ビームの反射光の反射
    率の変化を検出した第1の信号を出力し;前記出力され
    た前記信号のゲインをコントロールするゲインコントロ
    ール手段において、前記出力された前記第1の信号を充
    電することによりこの第1の信号の波形のピークを検出
    し、この第1の信号の波形のピークを検出した第2の信
    号を積分することによりこの第1の信号のゲインをコン
    トロールするゲインコントロール信号を生成し、この生
    成されるゲインコントロール信号によりこの第1の信号
    のゲインをコントロールし;前記ゲインコントロールさ
    れた第1の信号から読み取られる前記ヘッダ部に記録さ
    れているデータを基にして、前記データ記録部の先頭位
    置を検出し;前記検出された先頭位置のデータを基に、
    前記ゲインコントロール手段に前記第1の信号のうちの
    前記データ記録部の先頭位置のデータが入力されるタイ
    ミングで、前記ゲインコントロール手段のピーク検出用
    の充電電圧を放電して前記ゲインコントロール信号をオ
    フにするリセット信号を出力する;ことを特徴とする光
    ディスク再生信号のゲインコントロール方法。
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