JPH09212347A - アプリケーションソフトウェア開発方式 - Google Patents

アプリケーションソフトウェア開発方式

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JPH09212347A
JPH09212347A JP8015668A JP1566896A JPH09212347A JP H09212347 A JPH09212347 A JP H09212347A JP 8015668 A JP8015668 A JP 8015668A JP 1566896 A JP1566896 A JP 1566896A JP H09212347 A JPH09212347 A JP H09212347A
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JP
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data
logic
display
text
application software
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Pending
Application number
JP8015668A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Ishikawa
勝敏 石川
Naoko Kakita
尚子 柿田
Takayuki Tsuchida
孝行 土田
Yoshiyuki Miura
佳之 三浦
Kunio Ueda
国生 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ロジックデータをグラフィカルな絵
で表現するロジックデータの表示モードと、テキストベ
ースのプログラムのように表現するロジックデータの表
示モードとをユーザが任意に選択できる、アプリケーシ
ョンソフトウェアのプログラミングレス開発環境を実現
することを課題とする。 【解決手段】処理制御装置100は、ロジック表示法デ
ータ処理部104が管理するデータ記憶部113のロジ
ック表示法データの値に従い、保存されたロジックデー
タをフローチャート風の絵として表現する表示形態で、
又は、テキストベースのプログラム風に表現する表示形
態で、表示装置300に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
ソフトウェアのプログラミングレス開発環境を実現する
アプリケーションソフトウェア開発方式に係り、特にア
プリケーションソフトウェアの処理を制御するロジック
データの表示機能に特徴をもつアプリケーションソフト
ウェア開発方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アプリケーションソフトウェアの
開発は、画面データ、及びアプリケーションソフトウェ
アを制御するロジックデータを開発者がプログラムコー
ティングにより作成し、その後、コンパイルを起動する
ことにより実行ファイルの生成を行なうという手順で行
なわれていた。
【0003】しかしながら、上記した従来のアプリケー
ションソフトウェア開発に於いては専門知識をもつアプ
リケーションソフトウェア開発者がその全てのプログラ
ム作成に携わらなければならず、従って、人員確保、開
発コスト、開発納期、作業効率等、種々の面で問題があ
った。
【0004】そこで、アプリケーションソフトウェアで
使用する表示画面データと、当該表示画面データの部品
等の各要素に対して発生する任意のイベントに呼応して
駆動されフローチャート風の絵として表現されるアプリ
ケーションソフトウェアの処理を制御するロジックデー
タとを作成することにより、所望のアプリケーションソ
フトウェアを成果物として得ることのできるプログラミ
ングレスのアプリケーションソフトウェア開発装置が開
発ツールとして実現されるに至った。
【0005】従来のこの種装置に於いては、アプリケー
ションソフトウェアの処理を制御するロジックデータが
フローチャート風の絵として表現され表示されることか
ら、専門知識を必要とせず容易にロジック内容を認識で
きる反面、ステップ数の多い複雑なプログラムを作成し
た際、その表示に広い表示面積を必要とするため、全体
を一度に表示することができず、部分的な状態でのみし
か表示ができないことから、プログラム全体を把握し辛
いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、アプリケーションソフトウェアの処理を制御する
ロジックデータのシステム上に於ける表示手段として、
プログラム言語の書式によるテキストベースでの表示に
よるもの、又は、フローチャート風の絵によるグラフィ
カルな表現での表示によるものいずれかであり、プログ
ラミングレスのアプリケーションソフトウェア開発装置
に於いてはロジックデータをフローチャート風の絵によ
るグラフィカルな表現で表示する機能のみを備え、上記
した各表示手段を選択できるものが存在しなかった。
【0007】このため従来では、プログラミングレスの
アプリケーションソフトウェア開発装置に於いて、ステ
ップ数の多い複雑なプログラムを作成した際に、全体を
一度に表示することができず、部分的な状態でのみしか
表示ができないことから、プログラム全体を把握し辛い
という問題があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
ロジックデータをグラフィカルな絵で表示するロジック
データの表示モードと、テキストベースのプログラムの
ように表示するロジックデータの表示モードとをユーザ
が任意に選択できる、アプリケーションソフトウェアの
プログラミングレス開発環境を実現したアプリケーショ
ンソフトウェア開発方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、テキストベー
スのプログラムコーディングを直接行わずに、アプリケ
ーションで使用する表示画面データと、当該表示画面デ
ータの部品等の各要素に対して発生する任意のイベント
に呼応して駆動され、フローチャート風の絵として表現
される、アプリケーションの処理を制御するロジックデ
ータとを作成することにより、アプリケーションソフト
ウェアを実現することができるアプリケーションソフト
ウェア開発方式に於いて、保存されたロジックデータを
フローチャート形式で表示する機能と、保存されたロジ
ックデータをテキストベースのプログラム形式で表示す
る機能とを備えて、ロジックデータをグラフィカルな絵
で表示するロジックデータの表示モードと、テキストベ
ースの一般的なプログラムのように表示するロジックデ
ータの表示モードとをユーザが任意に選択することがで
きるようにしたことを特徴とする。
【0010】即ち、本発明は、直接テキストベースのプ
ログラムコーディングを行なわずに、アプリケーション
で使用する表示画面データと、前記表示画面データの要
素(部品)に対して発生する任意のイベントに呼応して
駆動され、かつフローチャート風の絵として表現され
る、アプリケーションの処理を制御するロジックデータ
とを作成することにより、アプリケーションを実現する
ことができるアプリケーションソフトウェア開発方式で
あって以下の構成要素をもつ。
【0011】a.ユーザの操作で入力された位置情報や
指示状態あるいは入力コードなどにより入力内容を判別
する入力内容判別手段。 b.画面データや処理結果などのデータを表示する表示
手段。
【0012】c.ユーザが作成した任意の部品の任意の
イベントに対するロジック(ロジックデータ)の要素
(通常のテキストベースのプログラムのほぼ1ステップ
に相当するもので、ここではロジックデータ要素と呼
ぶ)を保存し、かつロジックの流れが分かるように次に
実行するロジックデータ要素の情報(接続ロジックデー
タ要素情報)を保存するロジックデータ要素保存手段
(図10のロジック要素データ構成図参照)。
【0013】d.ロジックデータをフローチャート風の
絵として描くための部品(矩形や線等)のデータ(ロジ
ック部品データ)を保存し、かつ対応するロジックデー
タ要素を知るための情報(対応ロジックデータ要素情
報)を保存し、かつユーザが入力したプログラムを意味
するテキスト(プログラムテキスト)を保存するロジッ
ク部品データ保存手段(図8のロジック部品データ構成
図参照)。
【0014】e.ユーザが作成した前記画面データのう
ちの任意の1画面の任意の1部品の任意の1イベントに
含まれる、全てのロジックデータ要素(図9のロジック
全要素データ構成図参照)と、全てのロジック部品デー
タ(図7のロジック部品全データ構成図参照)と、それ
らがどの部品に対応するかを知るための情報(対応部品
情報)と、それがどのイベントに対応するかを知るため
の情報(対応イベント情報)とを保存するロジックデー
タ情報保存手段(図6のロジックデータ構成図参照)。
【0015】f.ユーザが作成した前記画面データのう
ちの任意の1画面に含まれる、全ての前記ロジックデー
タ情報を保存するロジック全データ情報保存手段(図2
の画面データ構成図参照)。
【0016】g.ロジックデータをフローチャート風の
絵として表示するかあるいはテキストベースのプログラ
ム風に表示するかの情報を保存するロジックデータ表示
法保存手段(図1の符号113、図13参照)。
【0017】h.前記ロジックデータ表示法保存手段の
内容を変更することができるロジックデータ表示法変更
手段(図1の符号104、図13参照)。 i.前記ロジックデータ表示法保存手段の内容に従い、
ロジックデータをグラフィカルな絵で表示するか、又
は、テキストベースの一般的なプログラムのように表示
するかを判断し、その判断結果に従うロジックデータの
表示処理を実行するロジックデータ表示処理手段(図1
4、図15参照)。
【0018】上記したa乃至iの各構成要素を備えて、
ロジックデータを編集する際に、ユーザが好みに応じ
て、予めロジックデータをフローチャート風の絵として
表示するか、あるいはテキストベースのプログラム風に
表示するかを選択でき、ロジックデータを絵としてだけ
でなく、テキストベースのプログラム風に表示すること
ができることを特徴とする(図18、図19参照)。
【0019】ここで、ロジックデータをフローチャート
風の絵として表現する、ロジックデータの表示モードを
選択した際は、専門知識を必要とせず容易にロジック内
容を認識することができる反面、ステップ数の多い複雑
なプログラムについては、全体を一度に表示することが
できず、一部の部分的なプログラムしか表示できないこ
とから、プログラム全体を把握し難い。又、テキストベ
ースのプログラム風に表現する、ロジックデータの表示
モードを選択した際は、専門知識をもつユーザを対象
に、アプリケーションソフトウェアのプログラム全体を
容易に把握することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施例を説明する。図1は本発明の実施形態に係る装置の
機能構成を示すシステムブロック図である。尚、ここで
は処理対象となるアプリケーションソフトウェア(アプ
リケーション開発ツールでの成果物となるアプリケーシ
ョンソフトウェア)を単にアプリケーションと呼ぶ。
【0021】図1に於いて、100はユーザの操作で入
力されたデータの内容を判断し、その内容を表示装置3
00に反映させて、プリケーションの開発処理を実行制
御する処理制御装置であり、ここでは、図2乃至図10
に示す種々の管理データを用い、図11乃至図17に示
すような各種の処理を実行制御して、図18に示すよう
なロジックデータをグラフィカルなフローチャート形式
の絵で表現するロジック表示モード、又は、図19に示
すようなテキストベースの一般的なプログラムのように
表現するロジック表示モードで処理ロジックデータを表
示出力制御し、ユーザの所望する表示形態で処理ロジッ
クデータ内容をユーザに提供する。
【0022】200はキーボード、マウス、ペンやクリ
ックボール等の入力デバイスにより実現されユーザの入
力操作に供される入力装置である。300は処理制御装
置100の制御の下に、入力データ、処理データ等を表
示出力する、例えばCRT、フラットパネルディスプレ
イ等を用いた表示装置である。
【0023】400はロジックデータを表示するモード
を示すロジック表示法データファイル401、処理制御
装置100により作成されたプロジェクトデータファイ
ル402、アプリケーションデータファイル403等を
記憶する記憶装置である。
【0024】尚、上記ロジック表示法データファイル4
01には、図18に示すようなロジックデータをグラフ
ィカルなフローチャート形式の絵で表現するロジック表
示モード、又は、図19に示すようなテキストベースの
一般的なプログラムのように表現するロジック表示モー
ドを示すロジック表示法データが格納され、ツールの起
動時、ロジック表示モードの設定・切換時等に於いてア
クセスされる。
【0025】101乃至114はそれぞれ処理制御装置
100の構成要素をなすもので、101は入力装置20
0より入力されたコード/位置データ等を管理する入力
管理部、102は各処理部で処理されたデータを表示装
置300に表示出力制御する表示管理部である。
【0026】103乃至106はアプリケーションを実
現する表示画面データ及び処理ロジックデータを含む各
種データの作成、編集、及び管理を行なう、アプリケー
ション開発ツールの主要部をなすアプリケーション開発
処理部の構成要素をなすもので、このうち、103は入
力管理部101より受けたウィンドウデータ等のアプリ
ケーションデータをもとにプロジェクトデータを作成し
編集処理して、アプリケーションデータを管理するプロ
ジェクト管理処理部、104はプロジェクト管理処理部
103の下でユーザが選択したロジック表示モードの情
報であるロジック表示法データを入力及び変更処理し管
理するロジック表示法データ処理部、105は同じくプ
ロジェクト管理処理部103の下でコントロールパーツ
データを使用してアプリケーションで使用する画面デー
タを作成処理する画面データ作成処理部、106は画面
データとファンクションテーブルを使用してアプリケー
ションを制御する処理ロジックデータを作成処理する処
理ロジックデータ作成処理部である。
【0027】尚、上記ロジック表示法データ処理部10
4で扱うロジック表示法データは、ここでは、図18に
示すような、ロジックデータをグラフィカルなフローチ
ャート形式の絵で表現するロジック表示モード、又は、
図19に示すような、テキストベースの一般的なプログ
ラムのように表現するロジック表示モードを示す。
【0028】107は入力装置200より入力されたコ
ード/位置データを貯えるデータ記憶部、108は表示
管理部102の制御の下に各処理部で処理された表示出
力対象となるデータを貯えるデータ記憶部、109はア
プリケーションを作成するためのウィンドウやメニュー
やビットマップなどのデータであるリソースデータを記
憶するデータ記憶部、110はアプリケーションで使用
する画面データを作成処理するための各種のコントロー
ルパーツデータを記憶するデータ記憶部、111はアプ
リケーションを制御する処理ロジックデータを作成処理
するためのファンクションテーブルを記憶するデータ記
憶部、112はアプリケーション作成に伴い生成される
プロジェクトデータを記憶するデータ記憶部、113は
ユーザが選択したロジック表示モード(図18に示すよ
うなロジックデータをグラフィカルなフローチャート形
式の絵で表現するロジック表示モードと、図19に示す
ようなテキストベースの一般的なプログラムのように表
現するロジック表示モード)の情報であるロジック表示
法データを記憶するデータ記憶部、114は処理ロジッ
クデータ作成処理部106により作成された処理ロジッ
クデータを記憶するデータ記憶部である。
【0029】図2乃至図10はそれぞれ上記図1に示す
処理制御装置100で扱う(管理する)データの構成と
その保存領域を示すものでそれぞれ記憶装置400内の
所定の保存領域に格納される。
【0030】このうち、図2は上記画面データ作成処理
部105で作成処理される画面データを管理するデータ
領域を示す画面データ構成図であり、ユーザが作成する
アプリケーションの1画面分の画面(ウィンドウ)デー
タを保存する領域とその構成を示している。
【0031】図2に於いて、1aは部品全データポイン
タであり、ユーザが画面上に配置したボタンやエディッ
トフィールドなどの全てのコントロールオブジェクトの
データ位置を指し示すポインタ列(図3参照)を指し示
すポインタを格納する領域である。
【0032】1bは部品数データであり、前記部品全デ
ータポインタ1a内に含まれるポインタの数、即ち部品
(コントロール)の数(図3の例では部品数=4)を格
納する領域である。
【0033】1cはロジック全データポインタであり、
1画面に含まれる全ての処理ロジックデータのデータ位
置を指し示すポインタ列(図5参照)を指し示すポイン
タを格納する領域である。
【0034】1dはロジック数データであり、1画面に
含まれる前記ロジック全データポインタの数(図5の例
ではロジックデータポインタ数=4)を格納する領域で
ある。尚、ここで扱うロジック数は、処理ロジックが、
任意の部品毎に、更に任意のイベント毎に対応させて作
成することができることから、その個々のロジックを1
単位として数えた場合の数である。
【0035】1eはIDデータであり、ユーザが作成し
ている画面に付けられた、アプリケーションの内部処理
の際に用いられるIDを格納する領域である。1fはラ
ベルデータであり、ユーザが作成している画面に付けら
れた、アプリケーションの内部処理の際に用いられるラ
ベルを格納する領域である。尚、IDとラベルは、内部
的に結び付きを持ち、IDは内部処理で用いられる数値
でユーザは変更できないが、ラベルはテキストであり、
ユーザにより自由に変更することができる。
【0036】1gは座標データであり、ユーザが作成し
た画面(ウィンドウ)の起動時の位置情報やサイズ情報
を格納する領域である。図3は1画面上に配置された全
ての部品データ位置をまとめて管理するデータ領域を示
す部品全データ構成図であり、ユーザが作成した1つの
画面上に配置されたコントロール(部品)一つ一つの情
報をまとめて格納する領域とその構成を示す図である。
このデータ領域は、前記図2に示す部品全データポイン
タ1aを参照することによりアクセスすることができ
る。
【0037】図3に於いて、2aは部品データポインタ
1であり、画面上に配置された全てのコントロールのう
ちの1つのコントロール1の情報を参照するためのポイ
ンタである。その他のコントロールも、部品データポイ
ンタ2(2b)、部品データポインタ3(2c)、部品
データポインタ4(2d)…にアクセスすることにより
参照できる。
【0038】図4は部品データを管理するデータ領域を
示す部品データ構成図であり、コントロール(部品)1
つ分の情報を格納する領域とその構成を示す図である。
このデータ領域は、前記図3に示す部品データポインタ
(2a,2b,2c,…)を参照することによりアクセ
スすることができる。
【0039】3aはコントロールに付けられたIDデー
タであり、アプリケーションの内部処理のためにコント
ロールに付けられたIDを格納する領域である。3bは
ラベルデータであり、アプリケーションの内部処理のた
めにコントロールに付けられたテキストラベルを格納す
る領域である。前記IDデータ3a及びラベルデータ3
bの意味については、前記IDデータ1e、ラベルデー
タ1fの場合と同様である。
【0040】3cは座標データであり、コントロールの
画面上に於ける座標を格納する領域である。図5は全て
のロジックデータを管理するデータ領域を示すロジック
全データ構成図であり、ユーザが作成した1画面に含ま
れる全てのロジックデータをまとめて格納する領域とそ
の構成を示す図である。このデータ領域は、前記ロジッ
ク全データポインタ1cを参照してアクセスすることが
できる。
【0041】図5に於いて、4aはロジックデータポイ
ンタ1であり、1画面に含まれる全てのロジックデータ
のうちの1つのロジックデータの情報を参照するための
ポインタである。その他のロジックデータも、ロジック
データポインタ2(4b)、ロジックデータポインタ3
(4c)、ロジックデータポインタ4(4d)…にアク
セスすることにより参照できる。
【0042】図6はロジックデータを管理するデータ領
域を示すロジックデータ構成図であり、任意のコントロ
ールまたは画面に於ける任意のイベントに対するロジッ
クデータの情報を格納する領域とその構成を示す図であ
る。このデータ領域は、前記図5に示すロジックデータ
ポインタ(4a,4b,4c,…)を参照することによ
りアクセスすることができる。
【0043】図6に於いて、5aはロジック部品全デー
タポインタであり、ロジックデータをフローチャート風
の絵として描くために必要な全てのロジック部品データ
を参照するためのポインタを格納する領域である。
【0044】5bはロジック部品数データであり、前記
ロジック部品全データポインタ5aを参照して得られる
ロジック部品データの数を数値として格納する領域であ
る。5cはロジック全要素データポインタであり、ロジ
ックデータに含まれる全てのロジックデータ要素を参照
するためのポインタを格納する領域である。
【0045】5dはロジック要素数データであり、前記
ロジック全要素データポインタ5cを参照して得られる
ロジック要素データの数を数値として格納する領域であ
る。5eは部品IDデータであり、ロジックデータがど
の部品(コントロール)または画面に対して付けられた
ものであるかが分かるように、その部品または画面のI
Dデータ1eまたは3aを格納する領域である。
【0046】5fはイベントデータであり、ロジックデ
ータがどのイベントに対して付けられたものであるかが
分かるように、そのイベントの種類を格納する領域であ
る。図7は全てのロジック部品データを管理するデータ
領域を示すロジック部品全データ構成図であり、ロジッ
クデータに含まれる全てのロジック部品データへのポイ
ンタをまとめて格納する領域とその構成を示す図であ
る。このデータ領域は前記図6に示すロジック部品全デ
ータポインタ5aを参照してアクセスすることができ
る。
【0047】図7に於いて、6aはロジック部品データ
ポインタ1であり、全てのロジック部品データのうちの
一つにアクセスするためのポインタである。その他のロ
ジック部品データにも同様にロジック部品データポイン
タ2(6b)、ロジック部品データポインタ3(6
c)、ロジック部品データポインタ4(6d)を参照す
ることによりアクセスすることができる。
【0048】図8はロジック部品データを管理するデー
タ領域を示すロジック部品データ構成図であり、一つの
ロジック部品データの情報を格納する領域とその構成を
示す図である。
【0049】図8に於いて、7aはテキストデータであ
り、フローチャート風の絵としてロジックデータを描画
する際に矩形などの内側にユーザが実際に入力したロジ
ックテキストを描画するため、そのテキスト情報を格納
する領域である。
【0050】7bは対応ロジック要素データである。フ
ローチャート風の絵として描かれるロジックデータの絵
部品としては、矩形や、それを結ぶ線など様々なものが
あり、矩形は実際にユーザがテキストロジックを入力す
ることにより得られるが、線はテキストロジックを持た
ずに、ただ単に矩形同志を結ぶ線にすぎない。この場合
に、矩形などテキストロジックをもつロジック部品デー
タはプログラムとして意味を持つため、それと対応して
ロジック要素データが内部的に生成される。この対応ロ
ジック要素データ7bは、その対応するロジック要素デ
ータを参照するためのポインタを格納する領域である。
線などのようなロジック部品データは、対応ロジック要
素データを持たないため、この領域にはヌルポインタ
(ヌル値のポインタ)が格納されている。
【0051】7cは座標データであり、フローチャート
風の絵として描くための、矩形や線の座標情報を格納す
る領域である。7dはサイズデータであり、矩形や線の
縦幅や横幅などのサイズ情報を得るためのポインタを格
納する領域である。
【0052】7eは接続データであり、矩形や線を結ん
でフローチャート風の絵として描くために必要な接続情
報を得るためのポインタを格納する領域である。図9は
全てのロジック要素データを管理するデータ領域を示す
ロジック全要素データ構成図であり、一つのロジックデ
ータに含まれるロジックデータ要素へアクセスするため
の情報をまとめて格納する領域とその構成を示す図であ
る。
【0053】図9に於いて、8aはロジック要素データ
ポインタ1であり、全てのロジック要素データのうちの
一つのロジック要素データへアクセスするためのポイン
タを格納する領域である。他のロジック要素データへ
も、ロジック要素データポインタ2(8b)、ロジック
要素データポインタ3(8c)、ロジック要素データポ
インタ4(8d)…を参照することによりアクセスする
ことができる。
【0054】図10はロジック要素データを管理するデ
ータ領域を示すロジック要素データ構成図であり、一つ
のロジックデータ要素の情報を格納する領域とその構成
を示す図である。
【0055】図10に於いて、9aは実行データであ
り、ユーザが作成したアプリケーションを実行させるた
めに必要なファンクション等の実行データにアクセスす
るためのポインタを格納する領域である。インタプリタ
などがこの実行データにアクセスして情報を得、プログ
ラムを実行する。
【0056】9bは接続ロジック要素データであり、次
に実行すべきロジック要素データを参照するためのポイ
ンタを格納する領域である。図11乃至図17は前記処
理制御装置100により実行される、アプリケーション
開発に係る各種の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0057】このうち、図11は本発明の実施形態に係
るアプリケーション開発方式のメイン処理を示すフロー
チャートである。図12は前記図11に示すメイン処理
内のフレームウィンドウ処理(ステップ11d)を示す
フローチャートである。
【0058】図13は前記図12に示す環境設定処理
(ステップ12c)を示すフローチャートである。図1
4は前記図11に示すアプリケーションウィンドウ処理
(ステップ11h)を示すフローチャートである。
【0059】図15は前記図14に示すテキストロジッ
ク処理(ステップ14g)を示すフローチャートであ
る。図16は前記図15に示すロジックデータポインタ
取得処理(ステップ15d)を示すフローチャートであ
る。
【0060】図17は前記図15に示す対応ロジック部
品データ取得処理(ステップ15h)を示すフローチャ
ートである。図18はロジックデータをグラフィカルな
フローチャート形式の絵で表現するロジック表示モード
でのロジックデータ表示例を示す図である。
【0061】図19はテキストベースの一般的なプログ
ラムのように表現するロジック表示モードでのロジック
データ表示例を示す図である。ここで上記各図を参照し
て本発明の実施形態に於ける動作を説明する。尚、本発
明の実施形態に係る装置は、ここでは、既存のシステム
上に開発ツールとして提供され、開発ツールはウィンド
ウOS上で起動するものとする。従ってここではディス
プレイ(表示装置300)上に表示されるウィンドウの
表示管理、及び入力位置やコード、入力状態の取得など
は、入力管理部101、及び表示管理部102を使用し
てウィンドウOSが管理し処理制御する。
【0062】先ず、図11を参照して本発明の実施形態
に於けるアプリケーション開発方式のメイン処理動作を
説明する。システムを起動すると、本発明の実施形態に
係る開発ツールの起動、及び起動のための各種メモリの
確保等の処理が実行されるとともに、ディスプレイ(表
示装置300)上へのメインウィンドウ(初期画面)表
示等の初期化処理が行なわれる(ステップ11a)。
【0063】初期化が完了すると、次に、ウィンドウO
Sからの入力イベントの取得(チェック)を行ない(ス
テップ11b)、メインウィンドウ内に表示される各ウ
ィンドウに対応した処理が行なわれる(ステップ11c
〜11n)。
【0064】フレームウィンドウ処理では、アプリケー
ションの作成及び読み出しのためのプロジェクトウィン
ドウ処理の起動と、開発ツールの終了処理などを行う
(ステップ11c,11d)。また、ロジック表示法デ
ータに関する処理を含む、ツール全体の動作/使用環境
設定処理も行なわれる。この処理については図12を参
照して後述する。
【0065】プロジェクトウィンドウ処理では、アプリ
ケーションの構成要素となるアプリケーションデータ
(画面データ、処理ロジックデータ、ビットマップデー
タなど)の編集処理や、画面作成処理の起動などの処理
が行なわれる(ステップ11e,11f)。
【0066】アプリケーションウィンドウ処理では、コ
ントロール部品ウィンドウの表示や画面データの作成、
ロジックデータ表示/作成処理の起動などの処理が行な
われる(ステップ11g,11h)。
【0067】パーツデータ取得処理では、コントロール
部品ウィンドウからユーザがコントロール部品を選択し
た際に、そのコントロール部品オブジェクトを作成し、
ポインタを得るなどの処理が行なわれる(ステップ11
i,11j)。
【0068】ロジックウィンドウ処理では、ファンクシ
ョンリストウィンドウの表示と処理ロジックの作成処理
などが行なわれる(ステップ11k,11L)。ファン
クション入力処理では、ファンクションリストウィンド
ウからユーザがファンクションを選んだ際に、選ばれた
ファンクションのポインタを得るなどの処理が行なわれ
る(ステップ11m,11n)。
【0069】そして、以上の各処理が実行された後、再
び入力イベントの取得処理に戻り、開発ツールが終了す
るまでこれらの処理を繰り返す。図12は前記フレーム
ウィンドウ処理(ステップ11d)を示すフローチャー
トである。
【0070】フレームウィンドウ処理が呼び出される
と、取得した入力イベントの内容についての判別が行な
われる(ステップ12a)。その結果、メニュー中の
「環境」が選択されたと判断した場合には、開発ツール
の使用環境設定が行なわれ、環境設定処理が行なわれる
(ステップ12b,12c)。環境設定終了後、メイン
処理へ戻る(ステップ12d)。
【0071】その他の入力イベントであった場合には、
その入力イベントに対応した処理を行ない(ステップ1
2e)、同様にメイン処理へ戻る(ステップ12f)。
図13は前記環境設定処理(ステップ12c)を示すフ
ローチャートである。
【0072】環境設定処理が呼び出されると、ロジック
表示法データファイル401に記憶されたロジック表示
モードに関するデータを読み込み、このロジック表示法
データをデータ記憶部113に設定する、あるいは初期
値として決められたモードのロジック表示法データを常
にデータ記憶部113に設定するなどの、環境設定処理
を行なうための初期化処理が行なわれ(ステップ13
a)、ユーザが環境設定を行なうためのダイアログウィ
ンドウをオープンする(ステップ13b)。
【0073】その後、ダイアログウィンドウ上でユーザ
が操作を行ない、入力イベントがあった際に、それを判
別する(ステップ13c)。入力イベントがダイアログ
ウィンドウ上の「取消」ボタンが押されたことを意味す
る場合は、全ての環境設定処理を中断して、フレームウ
ィンドウ処理へ戻る(ステップ13d,13e)。
【0074】入力イベントがダイアログウィンドウ上の
「了解」ボタンが押されたことを意味する場合には(ス
テップ13f)、ユーザによって選択されたロジック表
示モードやその他の情報を取得し(ステップ13g)、
ロジックの表示モードを示すロジック表示法データをデ
ータ記憶部113に保存し(ステップ13h)、さらに
そのデータをロジック表示法データファイル401に記
憶する(ステップ13i)。そして、処理をフレームウ
ィンドウ処理へ戻す(ステップ13j)。
【0075】図14は前記アプリケーションウィンドウ
処理(ステップ11h)を示すフローチャートである。
アプリケーションウィンドウ処理が呼び出されると、ア
プリケーション画面が既存のものである場合にはデータ
記憶部114から画面及びロジックデータを読み込んで
表示したり、あるいは新規作成のものであればコントロ
ール部品等が何も配置されていない新規のウィンドウを
表示するなどの初期化処理が行なわれ(ステップ14
a)、入力イベントの内容について判別が行なわれる
(ステップ14b)。
【0076】その結果、ロジックデータを作成する処理
への移行がメニュー等により選択されたと判断された場
合には、まずデータ記憶部113からロジック表示法デ
ータが取得される(ステップ14c,14d)。
【0077】そして、ロジック表示法データが、図18
に示すような、ロジックデータをフローチャート風の絵
として表現する、グラフィックモードを意味するもので
あった場合には、グラフィカルロジック処理を行い(ス
テップ14e,14f)、そうでない場合には、図19
に示すようなテキストベースのプログラム風に表現す
る、テキストロジック処理が行なわれる(ステップ14
e,14g)。このいずれの場合にも、処理終了後、処
理がメイン処理へ戻る(ステップ14h,14i)。
【0078】入力イベントの判別(ステップ14b)に
於いて、その他のイベントであった場合には、それに相
当する処理が行なわれ(ステップ14j)、その後、処
理がメイン処理へ戻る(ステップ14k)。
【0079】図15は前記テキストロジック処理(ステ
ップ14g)を示すフローチャートである。テキストロ
ジック処理が呼び出されると、まず最初に対象となるコ
ントロール部品の部品データポインタをアプリケーショ
ンウィンドウ処理により取得する(ステップ15a)。
【0080】部品データポインタをもとに、それと一致
するポインタを部品全データポインタ(図2の符号1
a、及び図3参照)から検索し、該当する部品データの
部品IDデータ3aを取得する(ステップ15b)。
【0081】次に、ユーザがロジック処理を作成しよう
としている対象のイベントをアプリケーションウィンド
ウ処理より取得する(ステップ15c)。次に、前記の
処理で得られた部品IDデータと、イベントデータをも
とに、ロジックデータポインタ取得処理を実行し(ステ
ップ15d)、ロジックデータ(図6参照)より、ロジ
ック全要素データポインタ5cを参照して先頭のロジッ
ク要素データポインタ8a(図9参照)を取得する(ス
テップ15e)。
【0082】先頭のロジック要素データポインタが存在
しない場合には、既存のロジックデータが存在せず、新
規であることを表わしているので、初期テキストロジッ
ク描画処理を行ない(ステップ15f)、存在する場合
には以降にテキストロジックを1行ずつ表示するための
準備として、例えば「Begin」などの先頭行を描画
する(ステップ15g)。
【0083】そして先頭のロジック要素データポインタ
をもとに、対応ロジック部品データ取得処理を行ない
(ステップ15h)、ロジックデータ要素をもつロジッ
ク部品データを検索する。
【0084】ロジック部品データが得られたら、テキス
トデータ7a(図8参照)を取得し、それをテキストロ
ジックとして描画する(ステップ15j)。次に、ロジ
ック要素データが接続ロジック要素データ9b(図10
参照)をもっている場合には、その接続ロジック要素デ
ータを取得して、それをもとに、ステップ15h以降の
処理を繰り返す(ステップ15k)。
【0085】接続ロジック要素データを持っていない場
合には、それがテキストロジックの最終行であるため、
例えば「End」などの、最終行であることを表わすテ
キストを描画し(ステップ15L)、処理をアプリケー
ションウィンドウ処理へ戻す(ステップ15m)。
【0086】この際のテキストロジック処理による、テ
キストベースのロジックデータ表示例を、図18に示す
グラフィカルロジック処理によるグラフィックモードの
表示例と対比させて図19に示している。
【0087】図16は前記ロジックデータポインタ取得
処理(ステップ15d)を示すフローチャートである。
ロジックデータポインタ取得処理が呼ばれると、まず画
面データ(図2参照)よりロジック全データポインタ1
cを取得し(ステップ16a)、次にロジック数データ
Nを取得する(ステップ16b)。
【0088】そして、内部的な任意の変数Kを「0」に
初期化して(ステップ16c)、図5のロジック全デー
タよりK番目のロジックデータポインタを参照してロジ
ックデータを得る(ステップ16d)。
【0089】得られたK番目のロジックデータについ
て、部品IDデータとイベントデータを参照し、テキス
トロジック処理(図15参照)で得られた部品IDデー
タとイベントデータが共に等しいものであるかどうかを
判別し(ステップ16f,16h)、等しくない場合に
は「K=K+1」の処理を実行して、以降、同様に新し
いK番目のロジックデータを取得し前記処理を繰り返す
(ステップ16g,16i)。
【0090】部品IDデータ、イベントデータが共に等
しいロジックデータを見つけた場合には、そのロジック
データポインタをテキストロジック処理へ返し、処理を
戻す(ステップ16j)。
【0091】図17は前記対応ロジック部品データ取得
処理(ステップ15h)を示すフローチャートである。
対応ロジック部品データ取得処理が呼ばれると、まずロ
ジックデータ(図6参照)よりロジック部品全データポ
インタ5aを取得し(ステップ17a)、次にロジック
部品数データ「N」5bを取得する(ステップ17
b)。
【0092】そして、内部的な任意の変数Kを「0」に
初期化して(ステップ17c)、図7のロジック部品全
データよりK番目のロジック部品データポインタを参照
して(ステップ17d)、対応するロジック要素データ
7bを取得する(ステップ17e)。
【0093】次に、得られた対応ロジック要素データ
が、前記ステップ15e、あるいはステップ15kで得
られたロジック要素データと同一のものであるか否かを
判定して(ステップ17f)、同一でない場合には、
「K=K+1」を実行して、以降、同様に新しいK番目
のロジック部品データを取得し、前記処理を繰り返す
(ステップ17g)。
【0094】同一のものであった場合には、得られたロ
ジック部品データをテキストロジック処理(図15参
照)へ返し、処理を戻す(ステップ17h)。上述した
ように本発明の実施形態によれば、ユーザの好みや要求
により、処理ロジックデータをグラフィカルな絵とテキ
ストの二通りの表現により表示することができ、より快
適なアプリケーション開発環境を提供することができ
る。
【0095】尚、上記した実施形態に係る装置は、ここ
では、既存のシステム上に開発ツールとして提供され、
開発ツールはウィンドウOS上で起動するものとした
が、これに限らず、アプリケーションソフトウェア開発
専用マシンに於いても本発明を適用できることは勿論で
ある。
【0096】又、上記した実施形態に於いては、ロジッ
クの表示モードを示すロジック表示法データをロジック
表示法データファイル401に記憶して、このロジック
表示法データをシステム立上げの都度読出し、自動設定
する構成としているが、これに限らず、ユーザによって
選択されたロジック表示モードに従うロジック表示法デ
ータを、必要に応じて、その都度、設定する構成であっ
てもよく、この際は、ロジック表示法データファイル4
01を必ずしも必要としない。
【0097】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、直
接テキストベースのプログラムコーディングを行なわず
に、アプリケーションで使用する表示画面データと、前
記表示画面データの要素(部品)に対して発生する任意
のイベントに呼応して駆動され、かつフローチャート風
の絵として表現される、アプリケーションの処理を制御
するロジックデータとを作成することにより、アプリケ
ーションを実現することができるアプリケーションソフ
トウェア開発方式に於いて、ロジックデータを、フロー
チャート風の絵として表示するか、あるいはテキストベ
ースのプログラム風に表示するかをユーザが任意に選択
でき、ロジックデータを絵としてだけでなく、テキスト
ベースのプログラム風に表示することができるようにし
たことにより、より快適なアプリケーション開発環境を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記実施形態に於ける、ユーザが作成するアプ
リケーションの1画面分の画面(ウィンドウ)データを
保存し管理する領域とその構成を示す図。
【図3】上記実施形態に於ける、ユーザが作成した1つ
の画面上に配置されたコントロール(部品)一つ一つの
情報を纏めて格納し管理する領域とその構成を示す図。
【図4】上記実施形態に於ける、コントロール(部品)
1つ分の情報を格納し管理する領域とその構成を示す
図。
【図5】上記実施形態に於ける、ユーザが作成した1画
面に含まれる全てのロジックデータをまとめて格納し管
理する領域とその構成を示す図。
【図6】上記実施形態に於ける、任意のコントロールま
たは画面に於ける任意のイベントに対するロジックデー
タの情報を格納し管理する領域とその構成を示す図。
【図7】上記実施形態に於ける、ロジックデータに含ま
れる全てのロジック部品データへのポインタをまとめて
格納し管理する領域とその構成を示す図。
【図8】上記実施形態に於ける、一つのロジック部品デ
ータの情報を格納し管理する領域とその構成を示す図。
【図9】上記実施形態に於ける、一つのロジックデータ
に含まれるロジックデータ要素へアクセスするための情
報を全て纏めて格納し管理する領域とその構成を示す
図。
【図10】上記実施形態に於ける、一つのロジックデー
タ要素の情報を格納し管理する領域とその構成を示す
図。
【図11】本発明の実施形態に係るアプリケーション開
発方式のメイン処理を示すフローチャート。
【図12】図11に於けるメイン処理内のフレームウィ
ンドウ処理(ステップ11d)を示すフローチャート。
【図13】図12に於ける環境設定処理(ステップ12
c)を示すフローチャート。
【図14】図11に於けるアプリケーションウィンドウ
処理(ステップ11h)を示すフローチャート。
【図15】図14に於けるテキストロジック処理(ステ
ップ14g)を示すフローチャート。
【図16】図15に於けるロジックデータポインタ取得
処理(ステップ15d)を示すフローチャート。
【図17】図15に於ける対応ロジック部品データ取得
処理(ステップ15h)を示すフローチャート。
【図18】本発明の実施形態に於ける、ロジックデータ
をグラフィカルなフローチャート形式の絵で表現するロ
ジック表示モードでのロジックデータ表示例を示す図。
【図19】本発明の実施形態に於ける、テキストベース
の一般的なプログラムのように表現するロジック表示モ
ードでのロジックデータ表示例を示す図。
【符号の説明】
100…処理制御装置、 101…入力管理部、 102…表示管理部、 103…プロジェクト管理処理部、 104…ロジック表示法データ処理部、 105…画面データ作成処理部、 106…処理ロジックデータ作成処理部、 107…コード/位置データを貯えるデータ記憶部、 108…出力データを貯えるデータ記憶部、 109…リソースデータを記憶するデータ記憶部、 110…コントロールパーツデータを記憶するデータ記
憶部、 111…ファンクションテーブルを記憶するデータ記憶
部、 112…プロジェクトデータを記憶するデータ記憶部、 113…ロジック表示法データを記憶するデータ記憶
部、 114…処理ロジックデータを記憶するデータ記憶部、 200…入力装置、 300…表示装置、 400…記憶装置、 401…ロジック表示法データファイル、 402…プロジェクトデータファイル、 403…アプリケーションデータファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 佳之 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 上田 国生 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションソフトウェアの処理を
    制御するロジックデータを保存する手段と、 前記保存されたロジックデータをフローチャート形式で
    表示する手段と、 前記保存されたロジックデータをテキストベースのプロ
    グラム形式で表示する手段とを具備してなることを特徴
    とするアプリケーションソフトウェア開発方式。
  2. 【請求項2】 ユーザにより入力された位置情報及び指
    示情報を含む操作情報の内容を判別し表示画面情報に反
    映する手段を有して、テキストベースのプログラムコー
    ディングを直接行わずに、アプリケーションで使用する
    表示画面データと、当該表示画面データの部品等の各要
    素に対して発生する任意のイベントに呼応して駆動さ
    れ、フローチャート風の絵として表現される、アプリケ
    ーションの処理を制御するロジックデータとを作成する
    ことにより、アプリケーションソフトウェアを実現する
    ことができるアプリケーションソフトウェア開発方式に
    於いて、 ユーザが作成した任意の部品の任意のイベントに対する
    ロジック要素、及び次に実行するロジック要素に接続す
    るためのロジック要素接続情報をもつロジック要素デー
    タを保存する手段と、 ロジックデータをフローチャート風の絵として描くため
    のロジック部品データ、及び対応するロジック要素デー
    タと、操作入力されたテキストデータとをもつロジック
    部品データを保存する手段と、 ユーザが作成した画面データのうちの任意の1画面の任
    意の1部品の任意の1イベントに含まれる全てのロジッ
    ク要素データ、及び全てのロジック部品データと、それ
    らがどの部品に対応するかを知るための対応部品情報
    と、それがどのイベントに対応するかを知るための対応
    イベント情報とをもつロジックデータを保存する手段
    と、 ユーザが作成した画面データのうちの任意の1画面に含
    まれる、全てのロジックデータをもつロジック全データ
    を保存する手段とを具備し、 前記保存されたデータをもとに、ロジックデータをフロ
    ーチャート形式で表示する手段と、 前記保存されたデータをもとに、ロジックデータをテキ
    ストベースのプログラム形式で表示する手段とを具備
    し、 ロジックデータをフローチャート形式又はテキストベー
    スのプログラム形式で表示できるようにしたことを特徴
    とするアプリケーションソフトウェア開発方式。
  3. 【請求項3】 ユーザにより入力された位置情報及び指
    示情報を含む操作情報の内容を判別し表示画面情報に反
    映する手段を有して、テキストベースのプログラムコー
    ディングを直接行わずに、アプリケーションで使用する
    表示画面データと、当該表示画面データの部品等の各要
    素に対して発生する任意のイベントに呼応して駆動さ
    れ、フローチャート風の絵として表現される、アプリケ
    ーションの処理を制御するロジックデータとを作成する
    ことにより、アプリケーションソフトウェアを実現する
    ことができるアプリケーションソフトウェア開発方式に
    於いて、 ユーザが作成した任意の部品の任意のイベントに対する
    ロジック要素、及び次に実行するロジック要素に接続す
    るためのロジック要素接続情報をもつロジック要素デー
    タを保存する手段と、 ロジックデータをフローチャート風の絵として描くため
    のロジック部品データ、及び対応するロジック要素デー
    タと、操作入力されたテキストデータとをもつロジック
    部品データを保存する手段と、 ユーザが作成した画面データのうちの任意の1画面の任
    意の1部品の任意の1イベントに含まれる全てのロジッ
    ク要素データ、及び全てのロジック部品データと、それ
    らがどの部品に対応するかを知るための対応部品情報
    と、それがどのイベントに対応するかを知るための対応
    イベント情報とをもつロジックデータを保存する手段
    と、 ユーザが作成した画面データのうちの任意の1画面に含
    まれる、全てのロジックデータをもつロジック全データ
    を保存する手段と、 ロジックデータをフローチャート風の絵として表示する
    かテキストベースのプログラム風に表示するかを示す表
    示モード指示情報を保持する手段と、 前記表示モード指示情報の保持内容を変更する手段と、 前記保存されたデータに含まれる任意のロジックデータ
    を表示出力対象として選択する手段と、 前記選択されたロジックデータを前記表示モード指示情
    報に従い、フローチャート風の絵として、又は、テキス
    トベースのプログラム風に表示出力する手段とを具備
    し、 ロジックデータを編集する際に、ユーザが任意にロジッ
    クデータをフローチャート風の絵として表示するか或い
    はテキストベースのプログラム風に表示するかを選択で
    きることを特徴とするアプリケーションソフトウェア開
    発方式。
  4. 【請求項4】 表示手段及び入力手段を有するデータ処
    理システムを用いて、プログラミングを直接行なうこと
    なくアプリケーションソフトウェアを開発するアプリケ
    ーションソフトウェア開発方法であって、 アプリケーションソフトウェアの処理を制御するロジッ
    クデータを保存する過程と、 前記保存されたロジックデータを編集する際のロジック
    データ表示形式の設定内容を認識する過程と、 前記ロジックデータ表示形式の設定内容に従い、前記保
    存されたロジックデータを、フローチャート形式、又は
    テキストベースのプログラム形式で表示する過程とを有
    し、 ロジックデータを編集する際に、ユーザが任意にロジッ
    クデータをフローチャート風の絵として表示するか、あ
    るいはテキストベースのプログラム風に表示するかを選
    択できることを特徴とするアプリケーションソフトウェ
    ア開発方法。
JP8015668A 1996-01-31 1996-01-31 アプリケーションソフトウェア開発方式 Pending JPH09212347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7875496B2 (en) 2005-05-17 2011-01-25 Panasonic Corporation Flip chip mounting method, flip chip mounting apparatus and flip chip mounting body

Cited By (1)

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