JPH09211495A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JPH09211495A
JPH09211495A JP3887296A JP3887296A JPH09211495A JP H09211495 A JPH09211495 A JP H09211495A JP 3887296 A JP3887296 A JP 3887296A JP 3887296 A JP3887296 A JP 3887296A JP H09211495 A JPH09211495 A JP H09211495A
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JP
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electrode
liquid crystal
gate line
gate
interlayer insulating
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Withdrawn
Application number
JP3887296A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Hirakata
吉晴 平形
Takeshi Nishi
毅 西
Rumo Satake
瑠茂 佐竹
Kenji Fukunaga
健司 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細加工にも対応しうる保持容量を形成する
技術を提供する。 【構成】 IPS方式を採用したアクティブマトリクス
型液晶表示装置において、ゲイト線101とドレイン電
極105が陽極酸化膜および/または第1の層間絶縁膜
とを介して保持容量106を形成している。このドレイ
ン電極105はコモン電極104とも保持容量を形成す
るため、従来以上のキャパシティーを確保することがで
きる。従って、電極や配線の微細化が進んでも充分なデ
ータ蓄積能力を実現することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本明細書で開示する発明は、
結晶性珪素を用いた半導体装置で制御するアクティブマ
トリクス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、安価なガラス基板上に薄膜トラン
ジスタ(TFT)を作製する技術が急速に発達してきて
いる。その理由は、アクティブマトリクス型液晶表示装
置の需要が高まったことにある。
【0003】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
マトリクス状に配置された数百万個もの各画素のそれぞ
れにTFTを配置し、各画素電極に出入りする電荷をT
FTのスイッチング機能により制御するものである。
【0004】上記TFTがオン状態となると、各画素電
極と対向電極との間には液晶を絶縁層として一種のコン
デンサーが形成される。従って、TFTによりこのコン
デンサーへの電荷の出入りを制御することで液晶の電気
光学特性を変化させ、液晶パネルを透過する光を制御し
て画像表示を行うことが出来る。
【0005】液晶表示装置の視野角を広くする方法とし
て、液晶に印加する電界の方向を基板面にほぼ平行にす
る方式(以下、IPS方式と呼ぶ)が、例えば特開平6
−160878により開示されている。
【0006】ここで、上記液晶表示装置の従来の構成を
図7を用いて説明する。図7において、701はゲイト
電極から延在するゲイト線、702は画像信号を伝達す
るデータ線、703の破線で示すのはそれらと接続され
た画素TFTである。また、704はコモン電極、70
5は画素TFTのドレイン領域と接続されたドレイン電
極である。
【0007】この構成において、コモン電極704及び
ドレイン電極705との間には基板面に平行な方向を含
む電界が形成され、その電界により液晶層の電気光学特
性が変化する。この電界は画素TFTのオン/オフ動作
に応答して形成される。
【0008】ここで、IPS方式による液晶表示時の液
晶の配向状態を図8、図9を用いて概略説明する。ここ
では一例として、誘電異方性が負の材料を使用した場合
を示す。
【0009】図8は無電界時、図9は電界印加時の配向
状態である。なお、この図では概略図として一対の基板
801、802上の構成物としてコモン電極803、ド
レイン電極804及び配向膜805、806のみを示
し、その他の素子、配線等は省略する。
【0010】前記液晶表示装置は、液晶材料の複屈折性
を利用して表示を行うため、一対の偏光板807、80
8をその光軸809、810が直交するように配置し、
前記一対の基板801、802の間に液晶セルを挟む。
【0011】従って、図8に示す様に液晶分子811は
無電界時において、長軸を基板に平行、かつ、ラビング
方向812、813に平行に一軸配向している。なお、
この時ラビング方向812、813は、検光子即ち光源
に近い方の偏光板807の光軸に平行である。
【0012】この場合、偏光板807を透過して光軸8
09と平行に配向した入射光はそのまま液晶セル内を透
過するため、偏光板807と直交する光軸を持つ偏光板
808を透過できず、この時の透過光量はゼロとなる。
【0013】次に、コモン電極803、ドレイン電極8
04の間に電界が形成されると、図9に示す様な配向状
態へと変化する。この場合、配向規制力が強い配向膜界
面近傍の液晶分子901は、ラビング方向902、90
3に平行な向きを維持し、配向規制力が弱い液晶層中央
近傍の液晶分子904は電界の影響を受けて光軸が変化
する。
【0014】ここでは誘電異方性が負の場合を例として
いるので、図9の様に液晶分子の長軸904は電界方向
に対して垂直になるような向きとなる。逆に誘電異方性
が正の液晶材料を用いた場合には液晶分子の長軸は電界
方向に対して平行になるような向きとなる。
【0015】この場合、偏光板905を透過してその光
軸906と平行に配向した入射光は液晶セル内において
楕円偏光されるため、偏光板907を透過するようにな
る。
【0016】このような液晶表示装置では、液晶分子長
軸を基板に平行な状態を維持したままスイッチングする
ため、視野角による液晶の光学特性の変化が少ない。こ
のため、視野角による光漏れ、コントラストの低下等
が、従来のTN、STN方式に比べ小さい。
【0017】ところが、液晶へ書き込まれた画像信号
(ドレイン電極とコモン電極との間に蓄積された電荷)
は少しずつリーク等により減少し、その結果、画像表示
のコントラスト等が変化してしまうという問題がある。
【0018】そのため、通常各画素に対して図7におけ
る706で示される様な保持容量を設け、そこに蓄積さ
れた電荷でもって次の書込みまで画像表示を確保してお
く手段が採られている。このような保持容量706は特
開平7−36058に開示される様に、IPS方式の場
合コモン電極704とドレイン電極705とで形成され
ている。
【0019】しかしながら、世の中はデバイス素子を微
細化して開口率を向上させる方向に進んでおり、電極幅
や配線幅がコンマ数μmと微細になるに伴い、充分な保
持容量を確保することが困難となってきている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本明細書で開示する発
明は上記問題点を解決し、液晶表示を安定させるために
充分な保持容量を確保する技術を提供することを課題と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の構成は、導電性を有する材料で形成されるゲイト電
極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
極と、前記電極を覆って形成される第1の層間絶縁膜
と、前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、
該ソース電極から延在するデータ線およびドレイン電極
と、を有し、前記コモン電極および前記ドレイン電極間
に形成される基板面に平行な方向を含む電界でもって液
晶層を駆動する液晶表示装置であって、前記ゲイト線と
前記ドレイン電極の少なくとも一部は前記第1の層間絶
縁膜を介して保持容量として機能しうるコンデンサーを
形成することを特徴とする。
【0022】また、他の発明の構成は、陽極酸化可能な
材料で形成されるゲイト電極、該ゲイト電極から延在す
るゲイト線およびコモン電極と、前記ゲイト電極、前記
ゲイト線および前記コモン電極を陽極酸化して得られる
陽極酸化膜と、前記陽極酸化膜を覆って形成される第1
の層間絶縁膜と、前記第1の層間絶縁膜上に形成される
配線電極および該配線電極から延在するデータ線を覆っ
て形成される第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁
膜上に形成されるドレイン電極と、を有し、前記コモン
電極および前記ドレイン電極間に形成される基板面に平
行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動する液晶表示
装置であって、前記ゲイト線と前記ドレイン電極の少な
くとも一部は前記陽極酸化膜と前記第1の層間絶縁膜と
の積層膜を介して保持容量として機能しうるコンデンサ
ーを形成することを特徴とする。
【0023】上記二つの構成において、第1の層間絶縁
膜は250 〜2000Åの厚さの酸化珪素膜、酸化窒化珪素
膜、窒化珪素膜から選ばれた一種または複数種の絶縁膜
でなることを特徴とする。
【0024】また、他の発明の構成は、陽極酸化可能な
材料で形成されるゲイト電極、該ゲイト電極から延在す
るゲイト線およびコモン電極と、前記ゲイト電極、前記
ゲイト線および前記コモン電極を陽極酸化して得られる
陽極酸化膜と、前記陽極酸化膜を覆って形成される第1
の層間絶縁膜と、前記第1の層間絶縁膜上に形成される
配線電極および該配線電極から延在するデータ線を覆っ
て形成される第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁
膜上に形成されるドレイン電極と、を有し、前記コモン
電極および前記ドレイン電極間に形成される基板面に平
行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動する液晶表示
装置であって、前記ゲイト線と前記ドレイン電極の少な
くとも一部は前記陽極酸化膜のみを介して保持容量とし
て機能しうるコンデンサーを形成することを特徴とす
る。
【0025】ここで本発明の概略を図1の模式図を用い
て説明する。図1において、101で示されるのがゲイ
ト電極から延在するゲイト線、102はソース電極から
延在するデータ線であり、前記ソース電極は103の破
線で示される画素TFTと接続している。また、104
はコモン電極、105は画素TFTのドレイン領域と接
続するドレイン電極である。
【0026】図1に示す様に、ゲイト線101上に重な
るような形状でドレイン電極105が形成され、その重
なった領域が陽極酸化膜のみ、または陽極酸化膜と第1
の層間絶縁膜との積層膜を介して保持容量を形成してい
る。勿論、ゲイト線101が陽極酸化されていない場合
は第1の層間絶縁膜のみを介して保持容量を形成するこ
とになる。
【0027】この時、第1の層間絶縁膜はできる限り比
誘電率の高い材料を用いるのが望ましい。なぜならば、
比誘電率が高い程、保持容量のキャパシティーを稼ぐこ
とが出来るからである。また、第1の層間絶縁膜の膜厚
をできる限り薄くすることで同様の効果を得ることが出
来る。
【0028】本発明は、従来コモン電極104とドレイ
ン電極105とで形成されていた保持容量に加えてゲイ
ト線101とドレイン電極105とで保持容量を形成す
ることに特徴がある。即ち、本発明により形成した保持
容量を従来の構成に付加することで、液晶表示を安定さ
せるに充分な保持容量を確保できる。
【0029】また、他の発明の構成は上記構成の液晶表
示装置の垂直走査をするにあたって、飛び越し走査方式
を採用したものであり、その主旨は、導電性を有する材
料で形成されるゲイト電極、該ゲイト電極から延在する
ゲイト線およびコモン電極と、前記電極を覆って形成さ
れる第1の層間絶縁膜と、前記第1の層間絶縁膜上に形
成されるソース電極、該ソース電極から延在するデータ
線およびドレイン電極と、を有し、前記コモン電極およ
び前記ドレイン電極間に形成される基板面に平行な方向
を含む電界でもって液晶層を駆動する液晶表示装置であ
って、前記ゲイト線の走査は奇数本目のみを走査する奇
数フィールドと偶数本目のみを走査する偶数フィールド
からなり、前記奇数または偶数フィールドにおいて飛び
越されたゲイト線は前記フィールドの走査が終了するま
での間定電位に保たれ、前記飛び越されたゲイト線と前
記ドレイン電極が前記陽極酸化膜および/または前記第
1の層間絶縁膜を介して形成する保持容量が前記フィー
ルドにおける実効的な保持容量として機能することを特
徴とする。
【0030】ただし、ある一つの画素に注目した時、そ
の画素の保持容量を形成するゲイト線が上からN本目の
ゲイト線である時、その保持容量を形成するドレイン電
極電極はN+1本目のゲイト線により制御される画素T
FTによって電圧を印加される。
【0031】この場合、飛び越し走査方式により飛び越
されたゲイト線、即ちアクティブなゲイト線に隣接する
他のゲイト線を定電位に保ち、そのゲイト線でもって保
持容量を形成するため、保持容量に書き込まれたデータ
の電圧レベルがゲイト電圧の変化に引っ張られて降下す
るのを防ぐことが出来る。
【0032】上記構成でなる発明について、以下に記載
する実施例でもって詳細な説明を行うこととする。
【実施例】
〔実施例1〕本実施例では、本発明を利用して図1で示
した構成を有する画素領域を形成する例を示す。具体的
にはゲイト線とドレイン電極でもって保持容量を形成す
る技術の詳細な説明を行なうこととする。
【0033】図2に示すのは、図1において画素領域を
構成する画素TFTの作製工程図である。まず、表面に
下地膜として2000Åの絶縁膜を有したガラス基板201
の上に、図示しない非晶質珪素膜500 Åの厚さに成膜す
る。絶縁膜は酸化珪素(SiO2 )、酸化窒化珪素(S
iOX Y )、窒化珪素膜(SiN)等をプラズマCV
D法や減圧熱CVD法により成膜すれば良い。
【0034】次に、この図示しない非晶質珪素膜を加熱
またはレーザーアニール、もしくは両者を併用するなど
の手段により結晶化する。また、結晶化の際、結晶化を
助長する金属元素を添加すると効果的である。
【0035】結晶化が終了したら、得られた図示しない
結晶性珪素膜をパターニングして島状半導体層202を
形成する。島状半導体層202を形成したら、後にゲイ
ト絶縁膜として機能する酸化珪素膜203を1500Åの厚
さに成膜する。勿論、酸化窒化珪素膜や窒化珪素膜であ
っても良い。
【0036】次に、陽極酸化可能な材料でなる導電性被
膜204を3000Åの厚さに成膜する。本実施例では、0.
2 wt%のスカンジウムを含有したアルミニウム膜を用
いる。スカンジウムは加熱処理等の際にアルミニウム表
面に発生するヒロックやウィスカーといった突起物を抑
える効果を持つ。このアルミニウム膜204は後にゲイ
ト電極およびコモン電極として機能する。
【0037】こうして、図2(A)の状態が得られる。
図2(A)の状態が得られたら、電解溶液中でアルミニ
ウム膜204を陽極として陽極酸化を行う。電解溶液と
しては、3%の酒石酸のエチレングリコール溶液をアン
モニア水で中和して、PH=6.92に調整したものを
使用する。また、白金を陰極として化成電流5mA、到
達電圧10Vとして処理する。
【0038】こうして形成される薄く緻密な陽極酸化膜
205は、アルミニウム膜204をパターニングする際
にフォトレジストとの密着性を高める効果がある。ま
た、電圧印加時間を制御することで膜厚を制御できる。
【0039】次に、アルミニウム膜204をパターニン
グして、図示しないゲイト電極、ゲイト配線およびコモ
ン電極を形成する。ただし、実質的にゲイト電極やコモ
ン電極として機能するのは後の陽極酸化後に残存する内
部の一部分である。
【0040】次に、2度目の陽極酸化を行い、多孔質の
陽極酸化膜206、207を形成する。電解溶液は3%
のシュウ酸水溶液とし、白金を陰極として化成電流2〜
3mA、到達電圧8Vとして処理する。
【0041】この時陽極酸化は基板に対して平行な方向
に進行する。また、電圧印加時間を制御することで多孔
質の陽極酸化膜206、207の長さを制御できる。
【0042】さらに、アルミニウム膜のパターニングに
使用した図示しないフォトレジストを専用の剥離液で除
去した後、3度目の陽極酸化を行い、図2(B)の状態
を得る。
【0043】この陽極酸化には、電解溶液は3%の酒石
酸のエチレングリコール溶液をアンモニア水で中和し
て、PH=6.92に調整したものを使用する。そし
て、白金を陰極として化成電流5〜6mA、到達電圧1
00Vとして処理する。
【0044】この際形成される0.7 〜1 μmの厚さの陽
極酸化膜208、209は、非常に緻密、かつ、強固で
ある。そのため、ド−ピング工程などの後工程で生じる
ダメージや熱からゲイト電極210やコモン電極211
を保護する効果を持つ。
【0045】次に、多孔質の陽極酸化膜206、20
7、ゲイト電極210およびコモン電極211をマスク
として酸化珪素膜203をドライエッチングし、ゲイト
絶縁膜212を形成する。
【0046】次いで、画素TFTが形成される領域にお
いてイオンドーピング法により、島状半導体層202に
不純物を注入する。この時、イオン注入の必要がない領
域はフォトレジスト等によりマスクしておけば良い。
【0047】イオン注入は、例えばNチャネル型TFT
を作製するならば、不純物としてP+イオンを、Pチャ
ネル型TFTを作製するならば、不純物としてB+イオ
ンを注入すれば良い。
【0048】まず、図2(B)の状態で1度目のイオン
ドーピングを行う。なお、本実施例ではP+イオンの注
入を加速電圧90kV、ドーズ量3×1013原子/cm
2 で行う。
【0049】すると、画素TFTが形成される領域にお
いては、ゲイト電極210、多孔質の陽極酸化膜206
がマスクとなり、後にソース/ドレインとなる領域21
3、214が自己整合的に形成される。(図2(C))
【0050】次に、図2(C)に示す様に、多孔質の陽
極酸化膜206を除去して、2度目のドーピングを行
う。なお、2度目のP+イオンの注入は加速電圧10k
V、ドーズ量5 ×1014原子/cm2 で行う。
【0051】すると、ゲイト電極210がマスクとな
り、ソース領域213、ドレイン領域214と比較して
不純物濃度の低い、低濃度不純物領域215、216が
自己整合的に形成される。
【0052】同時に、ゲイト電極210の直下は不純物
が全く注入されないため、TFTのチャネルとして機能
する領域217が自己整合的に形成される。
【0053】このようにして形成される低濃度不純物領
域(またはLDD領域)216は、チャネル領域217
とドレイン領域214との間に高電界が形成されるのを
抑制する効果を持つ。
【0054】次いで、KrFエキシマレーザーを200 〜
300mJ/cm2 のエネルギー密度で照射することによって、
イオン注入されたP+イオンの活性化を行なう。なお、
活性化は300 〜450 ℃2hr の熱アニールによっても良い
し、レーザーアニールと熱アニールとを併用しても良
い。
【0055】次に、第1の層間絶縁膜218をプラズマ
CVD法により成膜する。層間絶縁膜218としては、
酸化珪素膜、酸化窒化珪素膜、窒化珪素膜等を用いるこ
とができる。
【0056】この第1の層間絶縁膜218は図1におい
て保持容量106の絶縁層となるため、できるだけ比誘
電率の高い絶縁膜を用いることが望ましい。そのため、
本実施例では比誘電率が約7である窒化珪素膜を用い
る。また、その膜厚は250 〜2000Å程度に薄くすること
で容量を稼ぐことが可能である。本実施例では1000Åの
厚さとする。
【0057】第1の層間絶縁膜218を成膜したら、ソ
ース領域213、ドレイン領域214にコンタクトホー
ルを形成して、図示しないアルミニウム膜を3000Åの厚
さに成膜する。次いで、図示しないアルミニウム膜をパ
ターニングしてソース電極219、それに延在するデー
タ線およびドレイン電極220を形成する。(図2
(D))
【0058】次に、画素TFTやコモン電極を保護する
保護膜221を成膜する(配向膜を保護膜として代用さ
せる場合は特に必要ない)。保護膜としては窒化珪素膜
や酸化珪素膜が一般的であるが、有機性樹脂材料や無機
性材料を用いると良好な平坦性を示すため、セル組みの
際のラビング不良や液晶への印加電界の乱れをなくすこ
とが出来る。
【0059】このようにして、図2(E)に示すような
構造の画素TFTが作製される。本発明はアクティブマ
トリクス型液晶表示装置に適用するため、同一基板上に
駆動回路を組み込むことになる。その場合はドライバー
TFTと画素TFTを同時に作製することになる。ドラ
イバーTFTは、基本的に画素TFTと同じ工程で作製
される。
【0060】ここで、図1においてA−Bで示した線で
分断した断面図を図3に示す。図3(A)において、3
01はゲイト絶縁膜、302はゲイト絶縁膜形成時に残
存した酸化珪素膜、303はゲイト電極から延在するゲ
イト線、304は陽極酸化膜である。また、305はコ
モン電極、306はコモン電極表面に形成された陽極酸
化膜である。さらにその上には第1の層間絶縁膜30
7、ドレイン電極308、保護膜309が形成される。
【0061】図3(A)に示す様に、第1の層間絶縁膜
307は膜厚が1000Å程度と薄く、かつ、高比誘電率で
あるのでゲイト線303およびドレイン電極308とが
重なる領域には保持容量として機能するコンデンサーが
形成される。
【0062】また、図3(B)に示す様に、保持容量の
絶縁層として陽極酸化膜のみを用いた構造とすることも
可能である。この時、保持容量の厚さを500 〜1000Å程
度まで薄くすることが出来る。
【0063】以上に示した様に、第1の層間絶縁層とし
て高比誘電率の材料を用い、さらにその膜厚を薄いもの
とすることで、充分なキャパシティ−を有する保持容量
を形成することが可能である。
【0064】従って、本実施例によればドレイン電極と
ゲイト線およびドレイン電極とコモン電極とで保持容量
を形成して十分なデータ蓄積能力を有する液晶表示装置
を構成することが可能である。また、ゲイト線およびコ
モン電極が微細化した場合にも充分な保持容量を確保で
きるので高い開口率の液晶表示装置を実現できる。
【0065】〔実施例2〕本実施例では保持容量をゲイ
ト線上とコモン電極上の両方に形成した場合の例を示
す。TFTや保持容量の作製工程は実施例1と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。
【0066】本実施例における保持容量断面構造図を図
4に示す。図4(A)において、401はゲイト絶縁
膜、402はゲイト絶縁膜形成時に残存した酸化珪素
膜、403はゲイト電極から延在するゲイト線、404
は陽極酸化膜である。また、405はコモン電極、40
6はコモン電極表面に形成された陽極酸化膜である。さ
らにその上には第1の層間絶縁膜407、ドレイン電極
408、保護膜409が形成される。
【0067】図4(A)に示す様に、第1の層間絶縁膜
407は膜厚が1000Å程度と薄く、かつ、高比誘電率で
あるのでゲイト線403とドレイン電極408との間に
保持容量として機能するコンデンサーを形成する。
【0068】実施例1で説明した図3(A)との相違点
は、図3(A)がゲイト線の上面でのみ容量を形成して
いるのに対し、図4(A)ではゲイト線の上面と側面で
容量を形成している点である。勿論、図4(B)に示す
様に、保持容量の絶縁層として陽極酸化膜のみを用いた
構造とすることも可能である。この時、保持容量の厚さ
を500 〜1000Å程度まで薄くすることが出来る。
【0069】従って、本実施例によればドレイン電極、
ゲイト線、コモン電極等の微細化が進んだ場合において
も、保持容量をさらに大きく確保して十分なデータ蓄積
能力を有する液晶表示装置を構成することが可能であ
る。
【0070】〔実施例3〕本実施例では、実施例1また
は実施例2において島状半導体層の形状を変化させた例
を説明する。画素TFTやドライバTFTの作製工程は
既に実施例1で詳細に説明したのでここでは省略する。
【0071】図5において、501で示されるのがゲイ
ト線、502がデータ線、503が活性層を構成する島
状半導体層である。図5が示す通り、ゲイト線501は
そのままゲイト電極として機能する。また、504で示
されるのがコモン電極、505がドレイン電極であり、
506はゲイト線501とドレイン電極505とで形成
された保持容量である。
【0072】本実施例の特徴は、島状半導体層503が
完全にゲイト線501およびデータ線502によって隠
される点である。このため、画像表示領域にはドレイン
電極505とのコンタクト部分のみが突出する構成とな
る。
【0073】従って、本実施例によれば画像表示可能な
領域を最大限に活用してより開口率を向上させた液晶表
示装置を作製することが可能である。
【0074】〔実施例4〕本実施例では、本発明を利用
して作製した液晶表示装置において、ゲイト線の走査方
法を公知の飛び越し走査方式とした例を示す。飛び越し
走査方式の概略を図6を用いて説明する。
【0075】図6において、N1、N2、N3、N4、
・・・で示されるのがゲイト線、M1、M2、M3、M
4、・・・で示されるのがデータ線である。ゲイト線お
よびデータ線は互いに直交してマトリクス状に配列さ
れ、各交点にドレイン電極に電圧を印加するための画素
TFTが形成される。
【0076】本発明で採用する飛び越し走査方式による
場合、各ゲイト線はまず、N1、N3、・・・の順に奇
数本目が走査される。この走査が開始されてから終了す
るまでの期間を奇数フィールドと呼ぶ。
【0077】奇数フィールドが終了すると、今度はN
2、N4、・・・の順に偶数本目が走査される。この走
査が開始されてから終了するまでの期間を偶数フィール
ドと呼ぶ。
【0078】この場合、例えば奇数フィールドが走査さ
れている間、偶数本目のゲイト線はゲイト線として機能
しない。また逆に偶数フィールドが走査されている間、
奇数本目のゲイト線はゲイト線として機能しない。
【0079】本実施例で示すのはこのゲイト線として機
能しないゲイト線(例えば、奇数フィールドにおける偶
数本目のゲイト線)を有効に利用する技術である。即
ち、飛び越し走査方式により飛び越されたゲイト線、即
ちアクティブなゲイト線に隣接する他のゲイト線を定電
位に保ち、そのゲイト線でもって形成された保持容量を
実効的な保持容量として機能させる。
【0080】このような表示方法を採ると、アクティブ
なゲイト線と隣接する他のゲイト線を定電位に保てるた
め、保持容量に書き込まれたデータの電圧レベルがゲイ
ト電圧の変化に引っ張られて変化するのを防ぐことが出
来る。この事は、保持容量の保持能力を高める上で非常
に効果的である。
【0081】また、飛び越し走査方式は伝送系のデータ
量を低減できるという利点もある。例えば、ゲイト線を
飛び越し走査方式で1本おきに走査すれば伝送系の1回
のデータ量は半分になる。即ち、データ信号の周波数が
半分で済むため、TV画像のデータを送る際に周波数幅
を抑えることが出来る。
【0082】また、1フレームの走査を2フィールドに
分けて走査するため、1回の垂直走査に要する時間が半
減する。この結果、視覚的にちらつきを感じにくい画像
表示を行なうことが可能となる。
【0083】
【発明の効果】本明細書で開示する発明によれば、従来
IPS方式で駆動する液晶表示装置において、コモン電
極とドレイン電極とで形成していた保持容量に加えて、
ゲイト線とドレイン電極とで保持容量を形成することが
可能である。
【0084】そのため、デバイス素子の微細化が進めら
れても液晶表示を安定させるために充分な保持容量を確
保することが出来る。
【0085】また、そのような構成でなる液晶表示装置
を飛び越し走査方式により画像表示すると、アクティブ
なゲイト線と隣接する他のゲイト線を容量線としてのみ
の目的で利用できるため、書き込まれたデータを次の書
き込みまで確実にホールドしておくことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶表示装置における画素領域の構成を示
す図。
【図2】 画素TFT及びコモン電極の作製工程を示
す図。
【図3】 保持容量の断面構造を示す図。
【図4】 保持容量の断面構造を示す図。
【図5】 液晶表示装置における画素領域の構成を示
す図。
【図6】 液晶表示装置における画素領域の構成を示
す図。
【図7】 従来の液晶表示装置における画素領域の構
成を示す図。
【図8】 液晶の配向状態を示す図。
【図9】 液晶の配向状態を示す図。
【符号の説明】
101 ゲイト線 102 データ線 103 画素TFT 104 コモン電極 105 ドレイン電極 106 保持容量 201 ガラス基板 202 島状半導体層 203 酸化珪素膜 204 導電性被膜 205 緻密な陽極酸化膜 206、207 多孔質の陽極酸化膜 208、209 緻密な陽極酸化膜 210 ゲイト電極 211 コモン電極 212 ゲイト絶縁膜 213 ソース領域 214 ドレイン領域 215、216 低濃度不純物領域 217 チャネル形成領域 218 第1の層間絶縁膜 219 ソース電極 220 ドレイン電極 221 保護膜 801、802 基板 803 コモン電極 804 ドレイン電極 805、806 配向膜 807、808 偏光板 809、810 偏光板の光軸方向 811 液晶分子 812、813 ラビング方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/336 H01L 29/78 619A (72)発明者 福永 健司 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性を有する材料で形成されるゲイト電
    極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
    極と、 前記電極を覆って形成される第1の層間絶縁膜と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、該ソ
    ース電極から延在するデータ線およびドレイン電極と、 を有し、 前記コモン電極および前記ドレイン電極間に形成される
    基板面に平行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動す
    る液晶表示装置であって、 前記ゲイト線と前記ドレイン電極の少なくとも一部は前
    記第1の層間絶縁膜を介して保持容量として機能しうる
    コンデンサーを形成することを特徴とするアクティブマ
    トリクス型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第1の層間絶縁膜は25
    0 〜2000Åの厚さの酸化珪素膜、酸化窒化珪素膜、窒化
    珪素膜から選ばれた一種または複数種の絶縁膜でなるこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】導電性を有する材料で形成されるゲイト電
    極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
    極と、 前記電極を覆って形成される第1の層間絶縁膜と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、該ソ
    ース電極から延在するデータ線およびドレイン電極と、 を有し、 前記コモン電極および前記ドレイン電極間に形成される
    基板面に平行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動す
    る液晶表示装置であって、 前記ゲイト線の走査は奇数本目のみを走査する奇数フィ
    ールドと偶数本目のみを走査する偶数フィールドからな
    り、 前記奇数または偶数フィールドにおいて飛び越されたゲ
    イト線は前記フィールドの走査が終了するまでの間定電
    位に保たれ、 前記飛び越されたゲイト線と前記ドレイン電極が形成す
    る保持容量が前記フィールドにおける実効的な保持容量
    として機能することを特徴とするアクティブマトリクス
    型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、任意の一つの保持容量
    を形成するゲイト線が上からN本目のゲイト線である
    時、前記保持容量を形成するドレイン電極はN+1本目
    のゲイト線により制御される画素TFTによって電圧を
    印加されることを特徴とするアクティブマトリクス型液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】陽極酸化可能な材料で形成されるゲイト電
    極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
    極と、 前記ゲイト電極、前記ゲイト線および前記コモン電極を
    陽極酸化して得られる陽極酸化膜と、 前記陽極酸化膜を覆って形成される第1の層間絶縁膜
    と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、該ソ
    ース電極から延在するデータ線およびドレイン電極と、 を有し、 前記コモン電極および前記ドレイン電極間に形成される
    基板面に平行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動す
    る液晶表示装置であって、 前記ゲイト線と前記ドレイン電極の少なくとも一部は前
    記陽極酸化膜と前記第1の層間絶縁膜との積層膜を介し
    て保持容量として機能しうるコンデンサーを形成するこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、第1の層間絶縁膜は25
    0 〜2000Åの厚さの酸化珪素膜、酸化窒化珪素膜、窒化
    珪素膜から選ばれた一種または複数種の絶縁膜でなるこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】陽極酸化可能な材料で形成されるゲイト電
    極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
    極と、 前記ゲイト電極、前記ゲイト線および前記コモン電極を
    陽極酸化して得られる陽極酸化膜と、 前記陽極酸化膜を覆って形成される第1の層間絶縁膜
    と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、該ソ
    ース電極から延在するデータ線およびドレイン電極と、 を有し、 前記コモン電極および前記ドレイン電極間に形成される
    基板面に平行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動す
    る液晶表示装置であって、 前記ゲイト線と前記ドレイン電極の少なくとも一部は前
    記陽極酸化膜のみを介して保持容量として機能しうるコ
    ンデンサーを形成することを特徴とするアクティブマト
    リクス型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】陽極酸化可能な材料で形成されるゲイト電
    極、該ゲイト電極から延在するゲイト線およびコモン電
    極と、 前記ゲイト電極、前記ゲイト線および前記コモン電極を
    陽極酸化して得られる陽極酸化膜と、 前記陽極酸化膜を覆って形成される第1の層間絶縁膜
    と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成されるソース電極、該ソ
    ース電極から延在するデータ線およびドレイン電極と、 を有し、 前記コモン電極および前記ドレイン電極間に形成される
    基板面に平行な方向を含む電界でもって液晶層を駆動す
    る液晶表示装置であって、 前記ゲイト線の走査は奇数本目のみを走査する奇数フィ
    ールドと偶数本目のみを走査する偶数フィールドからな
    り、 前記奇数または偶数フィールドにおいて飛び越されたゲ
    イト線は前記フィールドの走査が終了するまでの間定電
    位に保たれ、 前記飛び越されたゲイト線と前記ドレイン電極とで形成
    する保持容量が前記フィールドにおける実効的な保持容
    量として機能することを特徴とするアクティブマトリク
    ス型液晶表示装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、任意の一つの保持容量
    を形成するゲイト線が上からN本目のゲイト線である
    時、前記保持容量を形成するドレイン電極はN+1本目
    のゲイト線により制御される画素TFTによって電圧を
    印加されることを特徴とするアクティブマトリクス型液
    晶表示装置。
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