JPH09211430A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH09211430A JPH09211430A JP1610796A JP1610796A JPH09211430A JP H09211430 A JPH09211430 A JP H09211430A JP 1610796 A JP1610796 A JP 1610796A JP 1610796 A JP1610796 A JP 1610796A JP H09211430 A JPH09211430 A JP H09211430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal cell
- substrate
- display device
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置を組込む装置の小型化、薄型化
に伴い、液晶表示装置に対して衝撃が強く加わるように
なって、液晶基板は、緩衝剤を用いたり液晶セルを固定
によっては衝撃に耐えられなくなり、基板の破損を生じ
ることとなった。 【解決手段】 本発明は、通常は液晶セルを固定するか
のように支持し、一定以上の強い衝撃に対しては支持体
自体がこれを吸収する様に構成したものである。即ち、
硬質な基板を有した液晶セルと、その液晶セルを支持す
る枠体とを有し、その枠体は、液晶セルの基板に当接す
る緩衝性の突起を有したものである。また本発明は、積
層貼付された基板を有した液晶セルと、その液晶セルの
隅部分に当接する突起を有し液晶セルを支持する枠体と
を有し、その枠体の突起は、液晶セルの基板の当接する
辺に沿った空隙を有しているものである。
に伴い、液晶表示装置に対して衝撃が強く加わるように
なって、液晶基板は、緩衝剤を用いたり液晶セルを固定
によっては衝撃に耐えられなくなり、基板の破損を生じ
ることとなった。 【解決手段】 本発明は、通常は液晶セルを固定するか
のように支持し、一定以上の強い衝撃に対しては支持体
自体がこれを吸収する様に構成したものである。即ち、
硬質な基板を有した液晶セルと、その液晶セルを支持す
る枠体とを有し、その枠体は、液晶セルの基板に当接す
る緩衝性の突起を有したものである。また本発明は、積
層貼付された基板を有した液晶セルと、その液晶セルの
隅部分に当接する突起を有し液晶セルを支持する枠体と
を有し、その枠体の突起は、液晶セルの基板の当接する
辺に沿った空隙を有しているものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶セルを収納し
たいわゆるモジュールと呼ばれる液晶表示装置に関す
る。
たいわゆるモジュールと呼ばれる液晶表示装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、いわゆる液晶モジュールと呼
ばれる液晶表示装置は、特開平５−１７３７０８号公報
に示されるように、液晶セルの周辺部に液晶駆動用の回
路基板等を配置し、液晶セルを枠体で支え、その背面に
照明手段を配置し、これらを金属枠体に収納して一体化
している。
ばれる液晶表示装置は、特開平５−１７３７０８号公報
に示されるように、液晶セルの周辺部に液晶駆動用の回
路基板等を配置し、液晶セルを枠体で支え、その背面に
照明手段を配置し、これらを金属枠体に収納して一体化
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶表示装
置においては、液晶セルの保護のため、液晶セルと枠体
若しくは金属枠体の間に液晶セルの周辺部に沿って緩衝
材を挾持させたり、枠体の溝や支柱で液晶セルを固定す
るように工夫が成されていた。しかしながら、液晶表示
装置を組み込む装置、例えばパーソナルコンピュータが
小型化、薄型化されるに伴い、液晶表示装置に対して衝
撃が強く加わるようになって、このため液晶基板である
ガラスのような硬質基板、あるいは積層されることで硬
質となる基板は、これらの緩衝剤や固定によって衝撃が
吸収できなくなり、基板の破損を生じることとなった。
置においては、液晶セルの保護のため、液晶セルと枠体
若しくは金属枠体の間に液晶セルの周辺部に沿って緩衝
材を挾持させたり、枠体の溝や支柱で液晶セルを固定す
るように工夫が成されていた。しかしながら、液晶表示
装置を組み込む装置、例えばパーソナルコンピュータが
小型化、薄型化されるに伴い、液晶表示装置に対して衝
撃が強く加わるようになって、このため液晶基板である
ガラスのような硬質基板、あるいは積層されることで硬
質となる基板は、これらの緩衝剤や固定によって衝撃が
吸収できなくなり、基板の破損を生じることとなった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような点を
考慮してなされたもので、通常は液晶セルを固定するか
のように支持し、一定以上の強い衝撃に対しては支持体
自体がこれを吸収するように構成したものである。
考慮してなされたもので、通常は液晶セルを固定するか
のように支持し、一定以上の強い衝撃に対しては支持体
自体がこれを吸収するように構成したものである。
【０００５】即ち本発明は、硬質な基板を有した液晶セ
ルと、その液晶セルを支持する枠体とを有し、その枠体
は、液晶セルの基板に当接する緩衝性の突起を有したも
のである。また本発明は、積層貼付された基板を有した
液晶セルと、その液晶セルの隅部分に当接する突起を有
して液晶セルを支持する枠体とを有し、その枠体の突起
は、液晶セルの基板の当接する辺に沿った空隙を有して
いるものである。
ルと、その液晶セルを支持する枠体とを有し、その枠体
は、液晶セルの基板に当接する緩衝性の突起を有したも
のである。また本発明は、積層貼付された基板を有した
液晶セルと、その液晶セルの隅部分に当接する突起を有
して液晶セルを支持する枠体とを有し、その枠体の突起
は、液晶セルの基板の当接する辺に沿った空隙を有して
いるものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明実施例の液晶表示装
置の分解斜視図で、図２はその要部の正面図ａとその側
面断面図ｂ、ｃである。これらの図において、１は液晶
セルで、少なくとも一方は板ガラスから成る硬質基板を
有しているが、積層することによって硬質となる基板で
もよく、その積層された基板の間隙に例えばツイストさ
れたネマティック液晶が充填されている。この液晶セル
１は、例えば２０ｃｍ×２５ｃｍの上ガラス基板と、２
２ｃｍ×２３ｃｍの下ガラス基板が、その４周辺部のい
ずれにおいても、いずれかの基板が他方の基板よりおよ
そ１ｃｍはみ出す様にシール剤で貼付されており、これ
により４隅においてはカギ型の切欠様部分が形成されて
いる。また、液晶セル１の周辺部には駆動素子もしくは
駆動素子基板１１が図の例ではコ字状に配置され、液晶
セル１の基板に接続固着されている。
置の分解斜視図で、図２はその要部の正面図ａとその側
面断面図ｂ、ｃである。これらの図において、１は液晶
セルで、少なくとも一方は板ガラスから成る硬質基板を
有しているが、積層することによって硬質となる基板で
もよく、その積層された基板の間隙に例えばツイストさ
れたネマティック液晶が充填されている。この液晶セル
１は、例えば２０ｃｍ×２５ｃｍの上ガラス基板と、２
２ｃｍ×２３ｃｍの下ガラス基板が、その４周辺部のい
ずれにおいても、いずれかの基板が他方の基板よりおよ
そ１ｃｍはみ出す様にシール剤で貼付されており、これ
により４隅においてはカギ型の切欠様部分が形成されて
いる。また、液晶セル１の周辺部には駆動素子もしくは
駆動素子基板１１が図の例ではコ字状に配置され、液晶
セル１の基板に接続固着されている。
【０００７】２は、液晶セル１を支持する枠体で、３は
これらを収納する金属枠体で、いずれも、中央部に液晶
セル１の外形より僅かに小さい透孔２０、３０を有し
て、液晶セル１の有効表示面が外部から観察できると共
に有効表示面に対して照明の光が導けるように構成され
ている。この枠体２の中央の透孔２０には、面発光型の
照明手段４を配置または収納していてもよく、この場合
厚みを薄くするために、導光板とその導光板の側面に配
置された冷陰極管からなる線状光源とで構成した側面光
源型の面発光照明手段が一層好ましい。
これらを収納する金属枠体で、いずれも、中央部に液晶
セル１の外形より僅かに小さい透孔２０、３０を有し
て、液晶セル１の有効表示面が外部から観察できると共
に有効表示面に対して照明の光が導けるように構成され
ている。この枠体２の中央の透孔２０には、面発光型の
照明手段４を配置または収納していてもよく、この場合
厚みを薄くするために、導光板とその導光板の側面に配
置された冷陰極管からなる線状光源とで構成した側面光
源型の面発光照明手段が一層好ましい。
【０００８】この枠体２は、周辺部にも電子部品収納用
の小さい透孔を有した樹脂成形品からなるが、中央の透
孔２０の周辺の枠部分は液晶セル１の周辺部が載置出来
るように構成され、さらにその中央の透孔２０の隅近傍
には、液晶セルの隅部分に当接する４つの突起２１を有
している。この突起２１は、中央部に太い柱部２２を有
し、周辺に略Ｌ字状をなし、液晶セル１の厚みよりも深
い空隙２４を介して肉薄部２３を有し、この肉薄部２３
が液晶セル１の４隅におけるカギ型の切欠様部分に各々
対向当接するように構成されている。
の小さい透孔を有した樹脂成形品からなるが、中央の透
孔２０の周辺の枠部分は液晶セル１の周辺部が載置出来
るように構成され、さらにその中央の透孔２０の隅近傍
には、液晶セルの隅部分に当接する４つの突起２１を有
している。この突起２１は、中央部に太い柱部２２を有
し、周辺に略Ｌ字状をなし、液晶セル１の厚みよりも深
い空隙２４を介して肉薄部２３を有し、この肉薄部２３
が液晶セル１の４隅におけるカギ型の切欠様部分に各々
対向当接するように構成されている。
【０００９】この様な突起２１は、液晶セル１の基板の
辺の長さと比較して極めて短いとはいえ液晶セル１を直
線で支持するので、液晶セル１を固定するかの如くにし
っかりと支持することとなる。しかしながら、大きな衝
撃に対しては、肉薄部２３が振動を吸収し、さらに大き
な衝撃が加わると肉薄部２３が折れて空隙２４を埋める
ことになるので、液晶セル１が割れたり損傷して液晶物
質が漏れるような事故には至らない。この様に突起２１
は緩衝性を具備しているが、この様に衝撃が小さいとき
は液晶セルを固定し、衝撃が大きいときは緩衝性をもっ
て液晶セルを保護するためには、液晶セルの隅部分に当
接する枠体の突起は、液晶セルの基板の当接する辺に沿
った空隙を有していることが望ましい。そしてこの様な
空隙は、第２図の例では略Ｌ字状であったが、図３に示
すように空隙２６の曲がり部分にゴムなどの緩衝材２５
を埋めるよう角部分の容積を大きくしていてもよい。
辺の長さと比較して極めて短いとはいえ液晶セル１を直
線で支持するので、液晶セル１を固定するかの如くにし
っかりと支持することとなる。しかしながら、大きな衝
撃に対しては、肉薄部２３が振動を吸収し、さらに大き
な衝撃が加わると肉薄部２３が折れて空隙２４を埋める
ことになるので、液晶セル１が割れたり損傷して液晶物
質が漏れるような事故には至らない。この様に突起２１
は緩衝性を具備しているが、この様に衝撃が小さいとき
は液晶セルを固定し、衝撃が大きいときは緩衝性をもっ
て液晶セルを保護するためには、液晶セルの隅部分に当
接する枠体の突起は、液晶セルの基板の当接する辺に沿
った空隙を有していることが望ましい。そしてこの様な
空隙は、第２図の例では略Ｌ字状であったが、図３に示
すように空隙２６の曲がり部分にゴムなどの緩衝材２５
を埋めるよう角部分の容積を大きくしていてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上の如く、衝撃の大きさによって基板
を固定したり基板保護として働いたりするので、液晶表
示装置を組み込む装置、例えばパーソナルコンピュータ
が小型化、薄型化され、液晶表示装置に対して衝撃が強
く加わるようになっても、硬質基板、あるいは積層され
ることで硬質となる基板は、破損を生じることは殆どな
くなって、堅牢な液晶表示装置が提供できた。
を固定したり基板保護として働いたりするので、液晶表
示装置を組み込む装置、例えばパーソナルコンピュータ
が小型化、薄型化され、液晶表示装置に対して衝撃が強
く加わるようになっても、硬質基板、あるいは積層され
ることで硬質となる基板は、破損を生じることは殆どな
くなって、堅牢な液晶表示装置が提供できた。
【図１】本発明実施例の液晶表示装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明実施例の液晶表示装置の要部の正面図ａ
と側面断面図ｂ、ｃである。
と側面断面図ｂ、ｃである。
【図３】本発明の他の実施例の要部の正面図ａと側面断
面図ｂ、ｃである。
面図ｂ、ｃである。
１ 液晶セル ２ 枠体 ２１ 突起 ２３ 肉薄部 ２４ 空隙 ３ 金属枠体
フロントページの続き (72)発明者 西尾 俊哉 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 硬質基板を有した液晶セルと、該液晶セ
ルを支持する枠体とを有し、前記枠体は、前記液晶セル
の基板に当接する緩衝性の突起を具備したことを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項２】 積層貼付された基板を有した液晶セル
と、該液晶セルの隅部分に当接する突起を有して液晶セ
ルを支持する枠体とを有し、前記枠体の突起は、液晶セ
ルの基板の当接する辺に沿った空隙を有していることを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1610796A JPH09211430A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1610796A JPH09211430A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211430A true JPH09211430A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11907302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1610796A Pending JPH09211430A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09211430A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001075095A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-03-23 | Advanced Display Inc | 液晶表示装置 |
| JP2005222551A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-18 | Volkswagen Ag <Vw> | 入力装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1610796A patent/JPH09211430A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001075095A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-03-23 | Advanced Display Inc | 液晶表示装置 |
| US6721021B2 (en) | 1999-07-05 | 2004-04-13 | Kabushiki Kaisha Advanced Display | Liquid crystal display device having a back frame which includes a contacted portion with the liquid crystal panel |
| JP2005222551A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-18 | Volkswagen Ag <Vw> | 入力装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100264923B1 (ko) | 액정표시장치 | |
| KR100374371B1 (ko) | 액정표시장치 | |
| US5002368A (en) | Liquid crystal display mounting structure | |
| KR100603838B1 (ko) | 액정 표시장치 | |
| US5479285A (en) | Liquid crystal device with an isotropic shock mounting and gasket | |
| US20070132909A1 (en) | Liquid crystal display device | |
| US7221414B2 (en) | Liquid crystal display device with perforated joint pieces attachable by screws | |
| JPH10319864A (ja) | 表示装置の取付構造およびそれを備えた機器 | |
| EP2122410A1 (en) | Display device | |
| JP4267554B2 (ja) | 電子機器の表示部構造及びこれを備えた電子機器 | |
| JP2001337622A (ja) | Ｌｃｄパネルの固定構造 | |
| JP2000194269A (ja) | 筐体の構造 | |
| JPH09283950A (ja) | Ｌｃｄ表示器取付け構造 | |
| JP2005189512A (ja) | 電子機器における背面ｌｃｄの衝撃吸収構造および該構造を備えた電子機器 | |
| JPH09211430A (ja) | 液晶表示装置 | |
| KR100319203B1 (ko) | 엘씨디모니터장치 | |
| JPH11212474A (ja) | フラットパネル表示装置 | |
| JPH07199160A (ja) | Ｌｃｄユニット | |
| JP3301848B2 (ja) | 液晶モジュール | |
| JP2002116430A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH10153763A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2002023648A (ja) | 表示装置 | |
| JP3281855B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH08262414A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP5111905B2 (ja) | 電子機器 |