JPH09211085A - スキューキャリブレーション装置 - Google Patents

スキューキャリブレーション装置

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JPH09211085A
JPH09211085A JP8015823A JP1582396A JPH09211085A JP H09211085 A JPH09211085 A JP H09211085A JP 8015823 A JP8015823 A JP 8015823A JP 1582396 A JP1582396 A JP 1582396A JP H09211085 A JPH09211085 A JP H09211085A
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JP
Japan
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phase
signal
phase shift
memory
input
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JP8015823A
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Takahiro Ogawa
川 隆 弘 小
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で高速処理を行うことができるス
キューキャリブレーション装置を提供する。 【解決手段】 外部から入力された信号Sinの位相を基
準信号S0 の位相と比較する位相比較器107と、この
位相比較器107の比較結果に基づいてカウント値Sc
を増加させるカウンタ112と、このカウンタ112の
カウント値に対応するアドレスの記憶値を位相シフト情
報として出力するメモリ113と、このメモリ113か
ら入力された位相シフト情報に応じて信号Sinの位相を
シフトさせる位相シフト回路103とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体自動
測定装置等に使用される、ドライブ出力信号用のスキュ
ーキャリブレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドライブ出力信号用のスキューキ
ャリブレーション装置について、半導体自動測定装置に
使用される場合を例に採って説明する。
【0003】図5は、かかるスキューキャリブレーショ
ン装置の一構成例を示すブロック図である。
【0004】図5に示したように、半導体自動測定装置
のスキューキャリブレーション装置は、出力ピンごとに
ドライバが設けられている。図5では、ドライバの総数
をn個とし、符号501−1,・・・,501−nを付
している。そして、このスキューキャリブレーション装
置によって、各ドライバ501−1〜501−n間の出
力信号のスキューが校正される。
【0005】各ドライバ501−1〜501−nにおい
て、入力端子502−1〜502ーnから入力されたク
ロック信号Sin1 〜Sinn は、遅延回路503−1〜5
03−nで遅延された後(後述)、増幅器504−1〜
504−nで増幅され、出力信号Sout1〜Soutnとして
出力端子505−1〜505−nから出力される。ま
た、これらの出力信号Sout1〜Soutnは、リレーマトリ
クス506にも入力される。
【0006】リレーマトリクス506は、まず、各ドラ
イバ501−1〜501−nから入力された各出力信号
out1〜Soutnを、電圧変換器507に対して、順次出
力する。電圧変換器507は、リレーマトリクス506
から順次入力された信号Sou t1〜Soutnの位相を、外部
から入力された基準信号S0 とそれぞれ比較し、比較結
果を示す判定信号Sj1〜Sjnを順次出力する。これらの
判定信号Sj1〜Sjnは、アナログ/デジタル変換器50
8で順次デジタル信号Sj1′〜Sjn′に変換されて、そ
れぞれ、CPU(Central Processing Unit) 509に入
力される。
【0007】CPU509は、入力した信号Sj1′〜S
jn′に基づいて、ドライバ出力信号Sout1〜Soutnの内
で位相の遅れが最も大きいものを判定する。そして、そ
の最大遅れのドライバ出力信号を基準ドライバ出力信号
とし、他のドライバ出力信号の位相が基準ドライバ出力
信号の移相と一致するように、各遅延回路503−1〜
503−nの遅延量を制御する。
【0008】これにより、各ドライバ501−1〜50
1−nについて、出力信号Sout1〜Soutnの位相を揃え
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したような従来のスキューキャリブレーション装置で
は、各ドライバ501−1〜501−nの出力信号S
out1〜Soutnをリレーマトリクス506で順次選択する
こととして、すべてのドライバ501−1〜501−n
の出力信号Sout1〜Soutnの位相検出を1個の電圧変換
器507によって行う必要があったので、ドライバの総
数が多くなるほどスキューキャリブレーションに要する
時間も増加してしまうという欠点があった。これに対し
て、半導体自動測定装置の出力ピン数(したがってドラ
イバ数)は将来的に増加することが予想されており、し
たがって、スキューキャリブレーションに要する時間を
短縮することができる技術が望まれる。
【0010】また、従来のスキューキャリブレーション
装置では、図5に示したように、各遅延回路503−1
〜503−nによる遅延量の制御は、CPU509で行
っていたので、スキューキャリブレーションに要する時
間がCPU509の処理速度に依存しており、このこと
もスキューキャリブレーションに要する時間が長くなる
原因となっていた。また、スキューキャリブレーション
用プログラムの開発に時間を要するという欠点もあっ
た。
【0011】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、簡単な構成で高速処理を行う
ことができるスキューキャリブレーション装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスキューキ
ャリブレーション装置は、外部から入力された入力信号
の位相を基準信号の位相と比較する位相比較手段と、こ
の位相比較手段の比較結果に基づいてカウント値を増加
または減少させるカウンタと、このカウンタの前記カウ
ント値に対応する番地の記憶情報を位相シフト情報とし
て出力するメモリと、このメモリから与えられた前記位
相シフト情報に応じて前記入力信号の位相をシフトさせ
る位相シフト手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】本発明は、外部から入力された信号の位相
と基準信号の位相とを位相比較手段で比較し、この比較
結果に基づいてカウンタのカウント値を増加または減少
させ、カウンタのカウント値に対応するアドレスの位相
シフト情報をメモリから読み出し、そして、この位相シ
フト情報を用いて、位相シフト手段による入力信号の位
相シフトを行うこととしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0015】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について、図1および図2を用いて説明する。
【0016】図1は、本実施の形態に係るスキューキャ
リブレーション装置の構成を概略的に示すブロック図で
ある。
【0017】なお、本実施の形態の半導体自動測定装置
のスキューキャリブレーション装置においても、従来の
装置(図5参照)と同様、出力ピンごとにドライバが設
けられているが、図1では、そのうちの1個のドライバ
のみを示す。
【0018】ドライバ100において、入力端子102
から入力された入力クロック信号Sinは、位相シフト回
路103で位相をシフトされた後(後述)、増幅器10
4で増幅され、出力信号Sout として出力端子105か
ら出力される。また、この出力信号Sout は、リレース
イッチ106を介して、位相比較器107にも入力され
る。位相比較器107は、各ドライバ100ごとに設け
られている。
【0019】この位相比較器107は、この信号Sout
を、外部から入力された基準クロックS0 と比較する。
そして、信号Sout の位相が基準クロックS0 の位相よ
りも遅れている場合には、判定信号S1 として「0」
を、判定信号S2 として「1」を、判定信号S3 として
「0」を、それぞれ出力する。一方、信号Sout の位相
が基準クロックS0 の位相よりも進んでいる場合には、
判定信号S1 として「1」を、判定信号S2 として
「0」を、判定信号S3 として「0」を、それぞれ出力
する。
【0020】NOT回路108は、判定信号S1 を入力
する。また、AND回路109は、一方の入力端からN
OT回路108の出力信号を入力し、他方の入力端から
判定信号S2 を入力する。NOR回路110は、一方の
入力端からAND回路109の出力信号を入力し、他方
の入力端から判定信号S3 を入力する。さらに、AND
回路111は、一方の入力端からNOR回路110の出
力信号Se を入力し、他方の入力端から判定信号S1
入力する。このような構成によれば、後述するような理
由により、信号Sout の位相が基準クロックS0 の位相
よりも進んでいる場合にのみ、AND回路111からパ
ルス(信号値「1」)を出力させることができる。
【0021】カウンタ112は、AND回路111から
パルスを入力するたびに、カウント値Sc を「1」ずつ
増加させる(「1」ずつ減少させることとしてもよ
い)。すなわち、信号Sout の位相が基準クロックS0
の位相よりも進んでいる場合にのみカウント値Sc を増
加させ、信号Sout の位相が基準クロックS0 の位相よ
りも遅れている場合はそのままのカウント値Sc を維持
させる。
【0022】メモリ113は、異なる値の複数のディレ
イ値を記憶している。そして、このメモリ113は、カ
ウンタ112のカウント値Sc をアドレス・データとし
て入力し、このカウント値Sc に対応する番地に格納さ
れたディレイ値を、位相シフト回路103に対して出力
する。
【0023】そして、位相シフト回路103が、メモリ
113から入力されたディレイ値に基づいてクロック信
号Sinを位相をシフトさせる。
【0024】CPU114は、判定信号S2 ,S3 を取
り込んで、クロック信号Sinが基準信号S0 の位相と一
致したか否かの判断を行うとともに、リレースイッチ1
06の開閉の制御等を行う。
【0025】図2は、図1に示した位相比較器107の
内部構成の一例を示す論理回路図である。
【0026】同図において、セット・リセット回路20
1は、基準クロックS0 を、セット入力端子Sから入力
する。OR回路202は、一方の入力端からセット・リ
セット回路201の出力信号を入力し、他方の入力端か
ら基準クロックS0 を入力する。また、セット・リセッ
ト回路203は、セット入力端子Sから信号Sout を入
力し、リセット入力端子RからOR回路202の出力信
号を入力する。そして、このセット・リセット回路20
3の出力信号が、判定信号S1 となる。
【0027】一方、セット・リセット回路204は、信
号Sout を、セット入力端子Sから入力する。OR回路
205は、一方の入力端からセット・リセット回路20
4の出力信号を入力し、他方の入力端から信号Sout
入力する。セット・リセット回路205は、セット入力
端子Sから基準クロックS0 を入力し、リセット入力端
子RからOR回路205の出力信号を入力する。さら
に、セット・リセット回路207は、セット・リセット
回路205の出力信号をセット入力端子Sから入力す
る。そして、このセット・リセット回路207の出力信
号が、判定信号S2となる。
【0028】また、AND回路208は、一方の入力端
からセット・リセット回路203の出力信号(すなわち
判定信号S1 )を入力し、他方の入力端からセット・リ
セット回路207の出力信号(すなわち判定信号S2
を入力する。そして、このNAND回路208の出力信
号が、判定信号S3 となる。
【0029】次に、図1および図2に示したスキューキ
ャリブレーション装置の動作について説明する。
【0030】なお、ここででは、初期状態においては、
カウンタ112がの出力するカウント値Sc は「0」と
し、また、メモリ113の「0」番地に格納されている
ディレイ値は「0」とする。さらに、位相比較器107
は、初期状態では、すべてのセット・リセット回路20
1,203,204,206,207はそれぞれリセッ
トされており、出力信号の値は「0」となっているもの
とする。したがって、判定信号S1 ,S2 ,S3 の値
は、それぞれ、「0」,「0」,「0」となっているの
で、AND回路111の出力も「0」となっている。
【0031】まず、CPU114の制御によりリレース
イッチ106を閉じた後で、最初の信号Sinを入力す
る。これにより、増幅器104からは、ディレイ値が
「0」の信号Sout が出力される。この信号Sout は、
リレースイッチ106を介して、位相比較器107に入
力される。
【0032】ここで、位相比較器107に信号Sout
方が基準クロックS0 よりも先に入力された場合(すな
わち、信号Sout の位相が基準クロックS0 の位相より
も進んでいる場合)は、セット・リセット回路203は
セットされ、出力信号が「1」となる。また、このと
き、セット・リセット回路204がセットされるので、
セット・リセット回路206のリセット入力は「1」と
なる。
【0033】そして、信号Sout よりも遅れて基準クロ
ックS0 が入力されると、セット・リセット回路203
はリセットされ、出力信号が「0」に戻る。また、この
とき、セット・リセット回路206のセット入力は
「1」になるが、このセット・リセット回路206のリ
セット入力も「1」となっているので、出力信号は
「0」のままである。したがって、セット・リセット回
路207の出力信号も「0」のままである。
【0034】これにより、判定信号S2 ,S3 の値はそ
れぞれ「0」,「1」で固定されたままであるが、判定
信号S1 として値「1」を示すパルス信号が出力され
る。
【0035】したがって、AND回路111からカウン
タ112に信号は「1」が入力されるので、カウンタ1
12のカウント値Sc が「1」だけ増加し、これにより
メモリ113から出力されるディレイ値が変化する。そ
して、メモリ113が出力したディレイ値にしたがっ
て、位相シフト回路103がクロック信号Sinを遅延さ
せる。
【0036】続いて、位相比較器107が、遅延後の信
号Sinの位相と基準クロックS0 の位相とを、再び比較
する。そして、遅延後の信号Sout の位相が基準クロッ
クS0 の位相よりも進んでいる場合は、上記と同様にし
て、カウンタ112のカウント値Sc が「1」だけ増加
され、これによりメモリ113の出力ディレイ値が変化
して、位相シフト回路103による信号Sinの遅延時間
が増加する。
【0037】以下、信号Sout の位相が基準クロックS
0 の位相に追い付くまで、同様の動作が繰り返される。
【0038】一方、信号Sout の位相が基準クロックS
0 の位相よりも遅れることとなった場合は、まず、基準
クロックS0 が位相比較器107に入力されることによ
り、セット・リセット回路206はセットされ、出力信
号が「1」となる。したがって、セット・リセット回路
207の出力信号も「1」となる。また、このとき、セ
ット・リセット回路201がセットされるので、セット
・リセット回路203のリセット入力は「1」となる。
【0039】そして、基準クロックS0 よりも遅れて信
号Sout が入力されると、セット・リセット回路206
はリセットされて出力信号が「0」に戻るが、セット・
リセット回路207の出力は「1」のままとなる。ま
た、このとき、セット・リセット回路203のセット入
力は「1」になるが、このセット・リセット回路203
のリセット入力も「1」となっているので、出力信号は
「0」のままである。
【0040】これにより、判定信号S1 ,S2 ,S3
値は、それぞれ、「0」,「1」,「0」となる。
【0041】したがって、AND回路111からカウン
タ112に出力される信号は「0」となるのでカウンタ
112のカウント値Sc は変化せず、これにより、メモ
リ113の出力も変化しない。このため、メモリ113
が出力するディレイ値は変更されないので、位相シフト
回路103は信号Sinの遅延時間も変更しない。
【0042】そしてCPU114が、スキューキャリブ
レーションが終了したと判断して、リレースイッチ10
6を開く。
【0043】このように、本実施の形態に係るスキュー
キャリブレーション装置によれば、簡単な構成でスキュ
ーキャリブレーションを行うことができるので、各ドラ
イバ毎に設けても、製造コストや回路規模はほとんど増
大しない。すなわち、本実施の形態によれば各ドライバ
について別個にスキューキャリブレーションを行うこと
ができるので、出力ピン数が増加してもスキューキャリ
ブレーションに要する時間が増大することがない。
【0044】また、CPUを使用する必要がないので、
スキューキャリブレーションに要する時間を短縮するこ
とができる。
【0045】(実施の形態2)次に、本発明に係るスキ
ューキャリブレーション装置の第2の実施の形態につい
て、図3を用いて説明する。
【0046】なお、本実施の形態にかかる半導体自動測
定装置のスキューキャリブレーション装置においても、
出力ピンごとにドライバが設けられているが、図3で
は、そのうちの1個のドライバ300のみを示す。
【0047】図3において、図1と同じ符号を付した構
成部は、それぞれ、図1の場合と同じものを示してい
る。また、位相比較器107としては、図2に示したも
のと同じ構成のものが使用できる。
【0048】本実施の形態に係るスキューキャリブレー
ション装置では、入力信号Sin′と比較電圧V0 とをア
ナログコンパレータ301に入力したときの出力信号
が、入力クロックとして位相シフト回路103に入力さ
れる。そして、位相シフト回路103で遅延されたクロ
ック信号Sout ′が、デジタルコンパレータ302に入
力される。
【0049】また、位相比較器107に入力される基準
クロックとしては、デジタルコンパレータ302に入力
される比較クロックS0 ′が、そのまま使用される。
【0050】本実施の形態にかかるスキューキャリブレ
ーション装置は、上述した第1の実施の形態1の場合と
ほぼ同様である。すなわち、まず、CPU114の制御
によってリレースイッチ106が閉じられる。次に、最
初の信号Sin′が入力されると、位相シフト回路103
からディレイが「0」の信号Sout ′が出力され、位相
比較器107に取り込まれる。
【0051】そして、信号Sout ′の位相が基準クロッ
クS0 ′の位相よりも進んでいる場合は、判定信号
1 ,S2 ,S3 の値は「1」,「0」,「0」となる
ので、カウンタ112のカウント値Sc が「1」だけ増
加し、メモリ113から所定のディレイ値が出力され、
これにより、位相シフト回路103が信号Sin′を遅延
させる。
【0052】一方、信号Sout ′の位相が基準クロック
0 ′の位相よりも遅れることとなった場合は、判定信
号S1 ,S2 ,S3 の値は、それぞれ、「0」,
「1」,「0」となるので、カウンタ112のカウント
値Sc は変化せず、これによりメモリ113の出力も変
化しないので、位相シフト回路103はクロック信号S
in′の遅延時間を変更しない。そして、CPU114
は、スキューキャリブレーションが終了したと判断し
て、リレースイッチ106を開く。
【0053】このように、本実施の形態に係るスキュー
キャリブレーション装置によれば、簡単な構成で、デジ
タルコンパレータに入力される信号Sout ′を、このデ
ジタルコンパレータの比較クロックS0 ′の位相に一致
させることができる。
【0054】そして、本実施の形態によれば、各ドライ
バについて別個にスキューキャリブレーションを行うこ
とができるので出力ピン数が増加してもスキューキャリ
ブレーションに要する時間が増大することがなく、且
つ、CPUを使用する必要がないのでスキューキャリブ
レーションに要する時間を短縮することができる。
【0055】(実施の形態3)次に、本発明に係るスキ
ューキャリブレーション装置の第3の実施の形態につい
て、図4を用いて説明する。
【0056】図4において、図1および図3と同じ符号
を付した構成部は、それぞれ、これらの図の場合と同じ
ものを示している。
【0057】本実施の形態は、第1の実施の形態に係る
スキューキャリブレーション装置100と第2の実施の
形態に係るスキューキャリブレーション装置300とを
組み合わせたものである。また、スキューキャリブレー
ション装置100,300の基準クロックとしては、デ
ジタルコンパレータ302に入力される比較クロックS
0 ′が、そのまま使用されている。
【0058】このような装置によれば、入力クロックS
inを比較クロックS0 ′の位相に一致させた後にアナロ
グコンパレータ301で比較電圧V0 と比較し、このア
ナログコンパレータの出力信号を再び比較クロック
0 ′の位相に一致させることができる。
【0059】そして、本実施の形態によれば、各ドライ
バについて別個にスキューキャリブレーションを行うこ
とができるので出力ピン数が増加してもスキューキャリ
ブレーションに要する時間が増大することがなく、且
つ、CPUを使用する必要がないのでスキューキャリブ
レーションに要する時間を短縮することができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、簡単な構成で高速処理を行うことができるスキュ
ーキャリブレーション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るスキューキャリブレー
ション装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1に示した位相比較器の内部構成の一例を示
す論理回路図である。
【図3】第2の実施の形態に係るスキューキャリブレー
ション装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】第3の実施の形態に係るスキューキャリブレー
ション装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】従来のスキューキャリブレーション装置の構成
を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ドライバ 102 入力端子 103 位相シフト回路 104 増幅回路 105 出力端子 106 リレースイッチ 107 位相比較器 108 NOT回路 109,111 AND回路 110 NOR回路 112 カウンタ 113 メモリ 114 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力された入力信号の位相を基準
    信号の位相と比較する位相比較手段と、 この位相比較手段の比較結果に基づいてカウント値を増
    加または減少させるカウンタと、 このカウンタの前記カウント値に対応する番地の記憶情
    報を位相シフト情報として出力するメモリと、 このメモリから与えられた前記位相シフト情報に応じて
    前記入力信号の位相をシフトさせる位相シフト手段と、 を備えたことを特徴とするスキューキャリブレーション
    装置。
  2. 【請求項2】前記位相比較手段、前記カウンタ、前記メ
    モリ、前記位相シフト手段が各ドライバごとに設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のスキューキャ
    リブレーション装置。
  3. 【請求項3】メモリが番地ごとに異なるディレイ値を位
    相シフト情報として記憶するものである請求項1に記載
    のスキューキャリブレーション装置。
  4. 【請求項4】入力信号と基準電圧とを比較するレベル比
    較器を位相比較手段の前段にさらに備えたことを特徴と
    する請求項1に記載のスキューキャリブレーション装
    置。
  5. 【請求項5】外部から入力された信号の位相を基準信号
    の位相と比較する第1の位相比較手段と、 この第1の位相比較手段の比較結果に基づいてそのカウ
    ント値を増加または減少させる第1のカウンタと、 この第1のカウンタの前記第1のカウント値に対応する
    番地の記憶情報を第1の位相シフト情報として出力する
    第1のメモリと、 この第1のメモリから与えられた前記第1の位相シフト
    情報に応じて前記入力信号の位相をシフトさせる第1の
    位相シフト手段と、 この第1の位相シフト手段の出力信号を基準電圧とを比
    較するレベル比較器と、 このレベル比較器の出力と前記基準信号の位相と比較す
    る第2の位相比較手段と、 この第2の位相比較手段の比較結果に基づいてそのカウ
    ント値を増加または減少させる第2のカウンタと、 この第2のカウンタのカウント値に対応する番地の記憶
    情報を第2の位相シフト情報として出力する第2のメモ
    リと、 この第2のメモリから与えられた前記第2の位相シフト
    情報に応じて前記第1の位相シフト手段の出力信号の位
    相をシフトさせる第2の位相シフト手段とを備えたスキ
    ューキャリブレーション装置。
JP8015823A 1996-01-31 1996-01-31 スキューキャリブレーション装置 Pending JPH09211085A (ja)

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JP8015823A Pending JPH09211085A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 スキューキャリブレーション装置

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JP (1) JPH09211085A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016092724A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 株式会社メガチップス スキュー調整回路及びスキュー調整方法

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JP2016092724A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 株式会社メガチップス スキュー調整回路及びスキュー調整方法

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