JPH0921106A - ロードフィニッシャー - Google Patents

ロードフィニッシャー

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JPH0921106A
JPH0921106A JP8121682A JP12168296A JPH0921106A JP H0921106 A JPH0921106 A JP H0921106A JP 8121682 A JP8121682 A JP 8121682A JP 12168296 A JP12168296 A JP 12168296A JP H0921106 A JPH0921106 A JP H0921106A
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JP
Japan
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wheels
speed
hydraulic
hydraulic motor
wheel
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JP8121682A
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English (en)
Inventor
Arthur Braun
アーサー ブラウン
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Joseph Voegele AG
Original Assignee
Joseph Voegele AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Joseph Voegele AG filed Critical Joseph Voegele AG
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Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/48Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving for laying-down the materials and consolidating them, or finishing the surface, e.g. slip forms therefor, forming kerbs or gutters in a continuous operation in situ
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/34Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
    • B60K17/356Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having fluid or electric motor, for driving one or more wheels

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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】どのような運転状態であっても決してブレーキ
をかけることのない、しかも構造的にシンプルな前輪の
駆動機構を提供する。 【解決手段】後輪及び前輪用のキャリッジユニットと油
圧全輪駆動機構とを備えたロードフィニッシャーにおい
て、駆動可能な後輪(1、2)に加えて少なくとも二つ
の前輪(3、4、3´、4´)が、変速油圧モータ(2
3)を含む単一輪油圧駆動ユニット(A3、A4)によ
って駆動可能であり、それぞれの油圧駆動ユニット(A
3、A4)は、常用的に駆動される油圧モータ(23)
と、所定減速比でもって車輪(3、4)を駆動する遊星
歯車装置(27から31)及び、自動的に前進駆動方向
に油圧モータを遊星歯車装置に接続するかまたは遊星歯
車装置から完全に切り離すべく、油圧モータと遊星歯車
装置との間に配置される一方向だけに作用するオーバー
ライディングクラッチ(25)とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は道路などの舗装面
を仕上げるロードフィニッシャー(舗装用仕上げ機)に
関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許明細書3611268から知
られるロードフィニッシャーにあっては、フリーホイー
ルバルブによって油圧的に接続可能な前輪駆動部は、各
前輪にそれぞれ油圧モータを備える。2つの油圧モータ
は並列に接続されている。前記フリーホイールに対応し
てフローディバイダー(分流器)が設けられる。前輪駆
動部が油圧的に接続または繋がれる場合、前輪の周速
は、その構造上、接続開始時と接続中は後輪の駆動速度
よりも小さい。その間、駆動前輪はブレーキとして不適
切に働く。その上、前輪駆動部が接続されていないか、
または前輪が油圧モータよりも速く回転するすべての運
転状態において、油圧モータは前輪によって引きずられ
る。
【0003】ドイツ特許出願3911229によって知
られるロードフィニッシャーにおいては、2つの前輪の
駆動源として単一のジョイント油圧モータを備える。そ
の上、後輪と前輪との間の速度差を検出する測定手段が
備えられ、速度差が存在する場合に前輪駆動部を接続す
る。接続の開始段階において、すなわちその前輪の駆動
が開始され、接続されている最中は、前輪駆動部はブレ
ーキとして不適切に働く。しかも、その前輪駆動部が接
続されていない状態において、前輪は油圧モータを引き
ずり回転させる。このことは、摩擦損失の増加及び油圧
機関への好ましくない機械的負荷をもたらすことを意味
する。
【0004】ドイツ特許明細書2921698は、例え
ば、地ならし機用の油圧による付加的駆動部を開示して
いる。それは、前輪側に配置された運動機構を含み、こ
れと共に前進及び後退の間、フローディバイダーによっ
て油圧的に接続可能なアキシャルピストンポンプを備え
る。各前輪に備えられる運動機構は、油圧モータと、遊
星歯車装置及び、これらの間に配置され、ジョイントポ
ンプの吐出圧とそれぞれの油圧モータの吸込圧との間の
圧力差に反応して作動する油圧クラッチとからなり、そ
の結果、すべての車輪は必要な場合に油圧モータをオー
バーランする。しかしながら、運転状態によっては、そ
れぞれの前輪が油圧モータを引きずり回転させることが
ある。この油圧による付加的駆動部は、地ならし機のモ
ータが高速ギヤの場合及びクリーパー(徐行用)ギヤの
場合には接続が断たれる。付加的駆動部の作動状態にお
いては、その前輪は主要駆動部の出力速度に対応してギ
ヤアップまたはギヤダウンされた速度比で駆動される。
これと類似する付加的駆動部は、米国特許463574
3の地ならし機械からも知られている。ドイツ特許明細
書2921756から知られている地ならし機用の油圧
による付加的駆動部にあっては、前輪はローギヤにおい
て前進及び後退のために油圧的に接続される。これらは
ポンプとそれぞれの油圧モータとの間の圧力差に反応し
て繋がれたり切られたりする油圧クラッチによって行わ
れる。後輪と前輪駆動部の電気油圧同期制御装置が調節
され、これによって、付加的駆動部のすべての油圧モー
タに供給されるジョイントアキシャルピストンポンプの
吐出量が、電子制御回路を介して主要駆動部の出力速度
に対応して制御される。この付加的駆動部の油圧モータ
にとって好ましくない引きずり回転は、少なくとも一時
的でなければ避けられず、その上、付加的駆動部はその
接続動作中、及び初期の段階において一時的にブレーキ
として働く。
【0005】ヨーロッパ特許出願公開563515A1
には、地ならし機のような建設機械が開示されている。
これには前輪用の油圧による付加的駆動部が備えられ
る。この付加的駆動のための作動ポンプは、電子制御装
置によって主要駆動部の速度に依存した速度で運転され
る。ポンプ1回転ごとのポンプ吐出量は、駆動モータと
主要駆動部の速度比に応じて制御される。
【0006】米国特許4546844として知られる地
ならし機の補助的な前輪駆動部は、それぞれの油圧モー
タと、遊星歯車減速装置と、この遊星歯車装置のサンギ
ヤと油圧モータにより直接駆動される大減速ギヤとの間
に設けられたオーバーライディングクラッチとを備え
る。加えるに、サンギヤと大減速ギヤとの間には油圧的
に操作される多板クラッチが存在し、その結果、その前
輪は逆方向にも駆動される。しかしながら、地ならし機
はロードフィニッシャーと比較できる車両ではない。そ
れは、大きな駆動抵抗を発生させる地ならし機のブレー
ドが、前輪によって支持されているフロントアーム上で
活動しているからである。加えるに、その地ならし機の
運転速度は、ロードフィニッシャーの運転速度よりもか
なり高いからである。
【0007】急勾配でも使用可能な、米国特許3053
043から知られる地ならし機または輸送用車両におい
ては、その前輪は常時駆動されている。接続可能な油圧
駆動部は、後輪の車輪ごとに配置した油圧モータと、こ
の油圧モータと車輪に連結した減速ギヤとの間に介装さ
れる切り換え可能なオーバーライディングクラッチとを
備える。
【0008】前輪用の油圧による付加的駆動部は、ヨー
ロッパ特許A1−0563515から知られる地ならし
機に備えられる。しかし、ここにはどのようにして油圧
モータが前輪に連結されるかについての開示はない。
【0009】ドイツ特許A3807899は、主要駆動
軸と、接続可能な駆動軸と、この接続可能な駆動軸上に
備えらる2つの車輪に対して共用され、かつ、回転速度
とは無関係にロッキングオーバーライディングクラッチ
によって車輪に結び合わせられるように適合した付加的
モータとを備えた自動車を開示する。なお接続可能な駆
動軸とはその自動車の後輪軸である。それぞれのオーバ
ーライディングクラッチは、前方モード及び逆方向モー
ドの両方において、駆動力を伝達するための機構によっ
て切り換えられる。
【0010】フランス特許A−2548979には、駆
動ホイールのハブに取り付けられた油圧駆動ユニットが
開示されている。
【0011】米国特許4140196から知られる農業
用車両には、操舵不能な前輪に設けた前輪駆動部と、操
舵可能な後輪のための備えられる接続可能な後輪駆動部
とが含まれる。この接続可能な駆動部の油圧モータは、
遊星歯車減速ギヤによって車輪と連結される。
【0012】ドイツ特許出願4134840は、後輪駆
動のための油圧駆動ユニットを備えたロードフィニッシ
ャーを開示する。
【0013】ドイツ特許出願4423867には接続可
能な前輪駆動部を備え、この前輪駆動部には、各ホイー
ルハブに取り付けられている油圧モータと遊星歯車装置
を備えた前輪駆動ユニットを含み、この油圧モータがク
ラッチによって車輪から分離できるようになっているロ
ードフィニッシャーが開示されている。この前輪駆動部
は、接続の間とスタート段階においてブレーキとして好
ましくない態様で働く。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、ど
のような運転状態であっても決してブレーキをかけるこ
とのない、しかも構造的にシンプルな前輪の付加的駆動
部によって特徴づけられるロードフィニッシャーを提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段並びに効果】本発明は、後
輪及び前輪用のキャリッジユニットと、油圧全輪駆動機
構とからなり、駆動可能な後輪に加えて、前輪用のキャ
リッジユニットにおいて少なくとも2つの車輪が、速度
調節可能な油圧モータを含むれぞれの単一輪油圧駆動ユ
ニットを介して駆動可能とされたロードフィニッシャー
において、それぞれの油圧駆動ユニットは、常用的に駆
動される油圧モータと、所定減速比でもって車輪を駆動
する遊星歯車装置及び、自動的に前進駆動方向に前記油
圧モータを前記遊星歯車装置に確動的に接続するかまた
は前記遊星歯車装置から完全に切り離すように、前記油
圧モータと前記遊星歯車装置との間に配置された、一方
向だけに作用するオーバーライディングクラッチとを備
える。
【0016】前輪駆動が必要とされていないすべての運
転状態において、オーバーライディングクラッチは、そ
れぞれの駆動前輪の駆動モータが引きずり回転するのを
妨げる。その理由はそれが自動的に油圧モータを遊星歯
車装置及びこれに連係する車輪から分離するからであ
る。したがって好ましくないブレーキ、不必要なパワー
ロス、発熱及び、車輪の余分なタイヤ摩損は、構造的に
シンプルな方法で避けられる。ロードフィニッシャーが
操作運転される間、後輪と同期した速度でもって、前輪
が連係する油圧モータと同じ速度で回転するのは、一方
向だけに作用するオーバーライディングクラッチが、油
圧モータと駆動輪との間の接続を樹立する場合だけであ
る。
【0017】したがってロードフィニッシャーは、必要
な場合に自動的に作動し、最も望ましく路面に適合し、
かつ、いかなる危険も副作用もなく信頼できるトラクシ
ョンが控え目にも必ず得られるようにする常用的で受動
的な全輪駆動機構を備える。オペレータは、その制御つ
まり前輪駆動を入れたり切ったりすることに注意を払う
ことなく、そのロードフィニッシャーによって行われる
仕事にのみ集中することができる。
【0018】他の発明においては、油圧駆動ユニットは
前輪に空間を節約するように配設されており、そのこと
はロードフィニッシャーのこの部分における通常限られ
たスペースでは有利であり、また操作性も有利である。
【0019】さらに他の発明において、前輪の油圧モー
タは、必要に応じてトラクションに助力を与えるために
適切な速度で回転する。しかしながら、その常用的、受
動的な全輪駆動は、例えば、1.0〜20m/minといっ
た操作運転速度範囲の要求に対応して、事実上作動する
だけであり、例えば、25km/hまでといったかなり
高い速度でのロードフィニッシャーの輸送運転において
は使用されない。
【0020】さらに他の発明においては、4つのまたは
それ以上の単一輪油圧駆動ユニットは、ロードフィニッ
シャーに対し、スペースを節約する方法で駆動可能な車
輪に直接的に配置でき、比較的簡単に制御しうる。無段
階の変速機軸は必要とされず、それにより重量と構造上
のスペースを節約することになる。左右輪の差動ロック
機能は、必要な場合に容易に実行される。
【0021】また、駆動可能な後輪の左右の駆動ユニッ
トの、前もって決定された駆動速度、例えば予め設定さ
れた大きな速度は調節可能となっている。左右の変速歯
車装置に設けたセンサーはその駆動車輪の実際の速度を
読み取る。これらは補正制御手段において車両速度の選
択された設定値と比較され、ケースバイケースで補正さ
れる。カーブ走行においては、その駆動後輪は異なった
速度に制御されることができ、それはステアリング角検
出装置が補正制御手段を介してステアリング角に対応す
る速度差に変換するからであり、これらは必要ならば、
駆動前輪についても適応される。さらに、前輪と後輪と
の間における積極的または消極的な強制されたスリップ
に起因する全ての速度差が読み取られ、判断され、これ
に応じて直ちに前輪と後輪の速度が補正される。
【0022】さらに他の発明において、電子差動ロック
機構は、そのステアリング角が前もって決定された制限
値に達しない限り、その運転速度範囲内において常に有
効である。電子差動ロック機構は、前もって決定された
ステアリング角を越えたときに、自動的に切られる。し
かしながら、この運転状態においてそのロードフィニッ
シャーの両側の車輪間に過度のスピード差が存在する場
合には、それは例えば、10秒間といった短期間で再び
繋がれることもある。
【0023】さらに他の発明においては、オーバーラン
ニングホイールを備えているにもかかわらず、その前輪
駆動部に連係されている油圧モータの速度は正しく把握
され、その運転状態に適合させられる。その結果常用的
な全輪駆動機構は、不使用の場合に油圧モータを引きず
り回転しないこと、接続動作中及びスタート段階におい
てブレーキ作動しないことなどの要求を満たすように作
動することができる。一方向だけに作用するオーバーラ
イディングクラッチは、過回転しているホイールには実
質的にはクラッチとしての接続が働かないのに対し、駆
動用油圧モータにはスリップフリーの接続効果を生じ
る。このために、自動的にクラッチを繋いだり離したり
するフリーホイール要素は、オーバライディングクラッ
チの内部に備えられ、弾性的にクラッチ接続方向に付勢
されている。
【0024】さらに他の発明においては、ロードフィニ
ッシャーの常用的かつ受動的な全輪駆動機構は、最初は
選択された理論上の運転速度に設定され、それから、理
論上の設定速度と理論的にあらかじめ推定された駆動と
トラクションの状態とは異なる、現実の駆動またはトラ
クションの状態に適合させられる。
【0025】さらに他の発明においては、コーナー走行
中は、ロードフィニッシャーの両側に位置する各単一輪
駆動ユニットは、常に異なる速度に調節されることがで
き、これにより、ロードフィニッシャーの最適のトラク
ション特性に導かれる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1において、ロードフィニッシ
ャーFは、シャシ9に後輪及び前輪用のキャリッジユニ
ットを備え、その前部に材料ホッパー10を、その中央
部に主要駆動ユニットとしてのディーゼルエンジン11
を、さらに、前記エンジンの上方に制御要素13及び制
御パネル14を有するドライバー用の運転台12を備え
る。後輪用のキャリッジユニットは、例えば2つの大き
な車輪1、2を備える。前輪用のキャリッジユニット
は、例えば、縦に並んだ配置で4つの小さな車輪3、
4;3´、4´から成る。ロードフィニッシャーFは、
矢印で示す運動の方向に、約20m/minまでの小さな
舗装操作速度での速度範囲で駆動可能であり、約25k
m/hまでのかなり高い輸送速度の範囲で輸送目的のた
めに駆動される。
【0027】ロードフィニッシャーは、その運転速度の
範囲内において2つの後輪1、2は常に活動的に駆動さ
れるのに対して、前輪3、4、3´、4´のうち、2つ
の後ろの車輪3、4は必要な場合に駆動可能になるだけ
で、これらにより常用的かつ受動的な全輪駆動機構が構
成される。
【0028】シャシ9は、後部に向かってそのシャシ9
をとおして、材料ホッパー10から運ばれ散布手段16
の助けで地面に散布される舗装材料を舗装するペイビン
グスクリード15をもった側面アーム17をその上に備
えている。
【0029】図2のブロック図は、ロードフィニッシャ
ーの個々のコンポーネントの結合関係を示している。
【0030】それぞれの車輪1、2には(詳細に示され
ていないが)、切り替え可能な遊星歯車からなる変速装
置37と、減速ギヤ及び、油圧モータとから成る単一輪
油圧駆動ユニットA1とA2とが、その中に配置されて
いる。ロードフィニッシャーFの個々のコンポーネント
のために油圧ポンプP1、P2を駆動し、直接的にまた
は間に置かれた発電機を介しても運転可能なモータM
は、駆動源として略述されている。第1油圧ポンプP1
は、後ろの車軸Hの2つの単一輪油圧駆動ユニットA
1、A2に接続されている。速度選択装置WがモータM
の速度を制御する。ロードフィニッシャーの操作運転速
度(または輸送速度)は(図1のドライバー用の運転台
12の)速度選択装置Wに設定値として設定される。
【0031】電子補正制御手段Eは速度選択装置Wに接
続され、かつ、制御ライン5、6を介して駆動ユニット
A1、A2の油圧モータ制御装置と、変速装置37に接
続されている。電子補正制御手段Eに接続されているセ
ンサーS1とS2は、変速装置37を介して制御される
車輪1、2の実際の速度を読み取る。
【0032】第2ポンプP2は、前輪3、4にホイール
ハブ駆動ユニットとして取り付けられている単一輪油圧
駆動ユニットA3、A4に接続されており、その詳細な
構造は、図3から知ることができる。
【0033】前輪3、3´、4、4´は、角度αによっ
て輪郭を描かれている範囲に限り、操縦(操舵)可能で
ある。センサーS3とS4は前輪3、4の速度を読み取
り、それを補正制御手段Eに伝達する。さらに図示され
ていないセンサーが、その前輪駆動ユニットA3とA4
の油圧モータの速度を検出するために備えられ、センサ
ーは補正制御手段Eに接続されている。駆動ユニットA
3とA4の油圧モータ23の制御手段または制御装置
は、この油圧モータ23の速度の補正制御のためにライ
ン7、8を介して制御される。さらには、補正制御手段
Eに接続されてもいるステアリング角検出装置Lを備え
ている。そして係脱可能な電子差動ロック機構Dは駆動
ユニットA3とA4の間に備えられ、ステアリング角検
出装置Lと接続され、さらに連結あるいは連結を解除す
る遮断装置Zを含んでいる。
【0034】図3(車輪4の断面を示す)において、タ
イヤ18はホイールハブ19に配置されている。ホイー
ルハブ19は駆動ユニットA4のハウジング20に回転
自由に支持されている。このハウジング20は、図示す
るステアリング軸22において、そのロードフィニッシ
ャーのシャシーに関して回転できる、すなわち、(示さ
れていない)ステアリング装置によって旋回できる支持
部材21に配置されている。ハウジング20には、ポン
プP2から油圧が供給される油圧モータ23が取付けら
れ、かつ、一方向だけに作用するオーバーライディング
クラッチ25によって遊星歯車装置の太陽歯車27を駆
動するか、またはオーバーライディングクラッチ25に
よってそこから分離される出力軸24を備える。一方向
だけに作用するオーバーライディングクラッチ25は、
太陽歯車27に連結されている第2インプットハブ25
bに関して一直線に配置される第1インプットハブ25
aを備える。フリーホイール要素26は、ハブ25aと
25bとの間に備えられ、図1の操作運転方向に、油圧
モータ23の回転が車輪4と同じ速度になると同時にハ
ブ25aと25bとを確動的に互いに結び付け、一方、
ハブ25aと25bは太陽歯車27が前進駆動方向に油
圧モータ23よりも速く回転すると同時に互いに完全に
離されるように構成される。
【0035】テストホイール33は、第1インプットハ
ブ25aに設置され、かつその周囲に配分されたトラン
スミッターを備え、これと同列上に、電子回路35並び
に図2の電子補正制御手段Eにそれぞれ接続されるセン
サー34を備える。電子回路35は、順に油圧モータ2
3の速度を調節する制御装置36に接続される。
【0036】前記太陽歯車27は遊星キャリヤー31に
回転自由に支持されている遊星歯車28を駆動する。遊
星キャリヤー31はハウジング20に回転自由に支持さ
れている。遊星歯車28と共軸上により小さいギヤ29
が固定され、ギヤ29はハウジング20の内周の内歯車
30に噛み合って回転する。遊星キャリヤー31は取付
部32においてホイールハブ19に固定的に結合され
る。遊星歯車装置はギヤ減速モードにおいて作用し、そ
の結果、その油圧モータ23及び繋がれた一方向だけに
作用するオーバーライディングクラッチ25の比較的高
い速度において、車輪4の速度が比較的低い速度となる
ように設定される。
【0037】次に作用について説明する。
【0038】操作運転(舗装運転)モードにおいては、
油圧ポンプP1、P2は、その4つの駆動ユニットA1
からA4までのすべての油圧モータを駆動する。その操
作速度は速度選択装置Wによって理論的に選択される。
駆動ユニットA1とA2の油圧モータの速度を制御し、
さらにこの速度と一致するように駆動ユニットA3とA
4の油圧モータの速度を制御する電子補正制御手段Eに
対しては、車輪1〜4の実際の回転速度が入力される。
直線運動及び重大なスリップのない間は、4つの車輪1
〜4のすべてがトラクションに加わる。その駆動ユニッ
トA3とA4における、一方向だけに作用するオーバー
ライディングクラッチ25は、油圧モータ23を車輪
3、4に接続する。これにより、ロードフィニッシャー
は常用的な全輪駆動で動く。車輪のうちの一つが滑る場
合には、それに結合している油圧モータ23のトルクは
減少し、他の油圧モータ23のトルクは増加する。
【0039】スタート段階においては、その構造上か
ら、より遅いかまたは、小さいトルクで動く駆動ユニッ
トA3とA4の油圧モータ23は、そのロードフィニッ
シャーに制動(ブレーキ)をかけることはない。それ
は、一方向だけに作用するオーバーライディングクラッ
チ25が油圧モータを車輪3、4から切り離すからであ
る。前輪3、4のそれぞれの遊星歯車装置は車輪によっ
て引っ張られ、油圧モータ23に対してはオーバーラン
(過回転)する。油圧モータ23が適切な速度で回転す
るか、または適切なトルクを出力すると同時に、一方向
だけに作用するオーバーライディングクラッチ25は、
油圧モータ23を遊星歯車装置を介してその車輪に接続
し、その結果、必要なトラクションを提供することがで
きる。
【0040】電子差動ロック機構Dは、車輪3と4の間
に配置されている。コーナー走行の間、ステアリング角
検出装置Lは、必要な場合に、ステアリング角に対応し
て、2つの後輪1、2に異なる速度を付与するように補
正制御手段Eに検出したステアリング角を出力する。も
し、そのステアリング角が、直線位置から例えば±10
°といった予め設定された値を越えるならば、電子差動
ロック機構Dの遮断装置Zが作動し、電子差動ロック機
構Dは切られる。そして適切と考えるならば電子補正制
御手段Eは、ステアリング角αに対応して2つの車輪
3、4に異なる速度を付与することができる。例えばコ
ーナー走行の間で、車輪3、4の間における速度差が、
そのステアリング角と対応しているときよりもかなり大
きくなった場合、電子差動ロック機構Dは、コーナーの
間、トラクションを高めるために、例えば、いつも10
秒間といった短い期間、再び繋がれる。
【0041】前輪3、4が油圧モータ23よりもはやく
回転すると同時に、油圧モータ23は一方向だけに作用
するオーバーライディングクラッチ25によってその車
輪から切り離され、その車輪は自由に回転する。
【0042】ロードフィニッシャーFが、輸送運転の間
(これらは選択装置Wで設定されており、車輪1、2に
おける変速装置37は切り替えられている)、輸送速度
で移動しているときに、駆動ユニットA3、A4の油圧
モータ23は、その操作運転速度と同じ速度で回転する
か、または止められている。その間、油圧モータ23
は、一方向だけに作用するオーバーライディングクラッ
チ25の働きで、車輪3、4によって引きずられること
なく、車輪3、4はこの油圧モータ23よりも速く回転
するのである。
【0043】ロードフィニッシャーは、必ずしも4つの
前輪を必要としないが、少なくとも2つの前輪を備える
必要がある。もし、図示されているように、4つの前輪
3、4、3´、4´を備えるならば、その4つの前輪の
すべてを駆動することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】全輪駆動機構を備えるのロードフィニッシャー
の側面図である。
【図2】同じくそのロードフィニッシャーの全輪駆動機
構の概略ブロック図である。
【図3】統合された単一輪油圧駆動ユニットを備えたロ
ードフィニッシャーの前輪部分の軸方向断面図である。
【符号の説明】 1 車輪 2 車輪 3 車輪 4 車輪 23 油圧モータ 25 オーバライディングクラッチ 27 太陽歯車 28 遊星歯車 A3 油圧駆動ユニット A4 油圧駆動ユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後輪及び前輪用のキャリッジユニットと、
    油圧全輪駆動機構とからなり、駆動可能な後輪(1、
    2)に加えて、前輪用のキャリッジユニットにおいて少
    なくとも2つの車輪(3、4、3´、4´)が、速度調
    節可能な油圧モータ(23)を含むれぞれの単一輪油圧
    駆動ユニット(A3、A4)を介して駆動可能とされた
    ロードフィニッシャー(F)において、それぞれの油圧
    駆動ユニット(A3、A4)は、常用的に駆動される油
    圧モータ(23)と、所定減速比でもって車輪(3、
    4)を駆動する遊星歯車装置(27〜31)及び、自動
    的に前進駆動方向に前記油圧モータ(23)を前記遊星
    歯車装置に確動的に接続するかまたは前記遊星歯車装置
    から完全に切り離すように、前記油圧モータと前記遊星
    歯車装置との間に配置された、一方向だけに作用するオ
    ーバーライディングクラッチ(25)とを備えたことを
    特徴とするロードフィニッシャー。
  2. 【請求項2】前記単一輪油圧駆動ユニット(A3、A
    4)は、前記ホイールハブ(19)に取り付けられ、し
    かも前記一方向だけに作用するオーバーライディングク
    ラッチ(25)は、前記油圧モータ(23)の出力軸
    (24)と前記遊星歯車装置の太陽歯車(27)との間
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロ
    ードフィニッシャー。
  3. 【請求項3】前記油圧モータ(23)は、その操作運転
    速度の範囲内において与えられる、前記ロードフィニッ
    シャー(F)の実際の操作速度と一致する速度で常用的
    に駆動可能であることを特徴とする請求項1に記載のロ
    ードフィニッシャー。
  4. 【請求項4】主要駆動ユニット(M、11)によって駆
    動される油圧ポンプ(P1、P2)に接続されている単
    一輪油圧駆動ユニット(A1〜A4)は全輪駆動可能な
    車輪(1〜4)を備え、しかも、各後輪油圧駆動ユニッ
    ト(A1、A2)は、操作運転と輸送運転との間で速度
    比を切り替え可能な変速装置(37)を含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロードフィ
    ニッシャー。
  5. 【請求項5】駆動可能な車輪(1〜4)の実際の速度を
    検出する速度センサー(34、S1〜S4)をもつ電子
    補正制御手段(E)が備えられ、この電子補正制御手段
    はそれぞれ駆動ユニット(A1からA4)及び油圧モー
    タ(23)と接続し、前記後輪と前輪(1〜4)に積極
    的または消極的な強制スリップを生じたときに個別的に
    車輪(1〜4)の速度を補正するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
    ロードフィニッシャー。
  6. 【請求項6】駆動可能な左右の車輪(3、4)の間にお
    いて、操作運転速度の範囲内で、直進方向から例えば、
    ±10°といった予め決定されたステアリング角(α)
    までの範囲は、その接続を維持する電子差動ロック機構
    (D)が備えられていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一つに記載のロードフィニッシャー。
  7. 【請求項7】前記電子差動ロック機構(D)は自動的な
    遮断装置(Z)を含み、かつ前記補正制御手段(E)に
    接続されているステアリング角検出装置(L)が備えら
    れ、前記車輪(3、4)が直進位置から、例えば、±1
    0°といった、前もって決定されたステアリング角
    (α)に達すると同時に、前記遮断装置(Z)に遮断信
    号が伝達されるようになっていることを特徴とする請求
    項6に記載のロードフィニッシャー。
  8. 【請求項8】自動遮断装置(Z)によって遮断するよう
    に切り替えられる前記差動ロック機構(D)は、時間切
    換手段により、例えば10秒間という予め設定された時
    間だけ、電子補正制御手段(E)または制御装置(3
    6)に接続した速度センサー(34、S1〜S4)によ
    り検出された車輪間の速度差が予め設定された所定の値
    に達したときに出力される接続信号に応じて接続される
    ようになっていることを特徴とする請求項6または7に
    記載のロードフィニッシャー。
  9. 【請求項9】前記一方向だけに作用するオーバーライデ
    ィングクラッチ(25)は、フリーホイール手段(2
    6)の間において、前記油圧モータ(23)の出力軸
    (24)に固定的に接続される第1インプットハブ(2
    5a)及び、前記太陽歯車(27)に固定的に接続され
    る第2インプットハブ(25b)を備え、周囲に配分さ
    れたトランスミッターを備えたテストホイール(33)
    が前記第1インプットハブ(25a)上に配置され、し
    かも前記トランスミッターと同列的にセンサー(34)
    が静止状態に固定され、このセンサーは電子回路(3
    5)を介して前記油圧モータ(23)の速度を制御する
    ように前記補正制御手段(E)と接続されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロード
    フィニッシャー。
  10. 【請求項10】前記電子補正制御手段(E)は、前記ロ
    ードフィニッシャー(F)を望み通りの速度に制御すべ
    く速度選択装置(W)に接続されていることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか一つに記載のロードフィニッ
    シャー。
  11. 【請求項11】ロードフィニッシャーの左右の後輪及び
    /または前輪(1〜4)の油圧モータの速度差を調節す
    るために、前記補正制御手段(E)及び前記ステアリン
    グ角検出装置(L)によってステアリング角度に依存し
    た調節信号が出力されるようになっていることを特徴と
    する請求項6に記載のロードフィニッシャー。
JP8121682A 1995-05-19 1996-05-16 ロードフィニッシャー Pending JPH0921106A (ja)

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