JPH09210645A - Xyステージ及び平板状の被検査物の検査方法 - Google Patents

Xyステージ及び平板状の被検査物の検査方法

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JPH09210645A
JPH09210645A JP1996196A JP1996196A JPH09210645A JP H09210645 A JPH09210645 A JP H09210645A JP 1996196 A JP1996196 A JP 1996196A JP 1996196 A JP1996196 A JP 1996196A JP H09210645 A JPH09210645 A JP H09210645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の平板上の被検査物の表面上に形成され
た微細なパターンを、透過光を用いて検査する際の使用
に適したXYステージの構造を提供する。 【解決手段】 本発明のXYステージは、定盤1、定盤
1の上をY軸方向に移動可能なYステージ3、及びYス
テージの上をX軸方向に移動可能なXステージ4を備
え、平板状の被検査物50の表面側及び裏面側に配置さ
れた一対の検査機器8、9を用いて、被検査物50の表
面に形成されたパターンを検査するXYステージにおい
て、Xステージ4は、矩形の枠状5a、5b、6、7に
構成され、被検査物50をその周辺部で保持する機能を
備え、Yステージ3は、その中央付近にY軸と平行にス
リット状の開口部10が形成されるとともに、その上表
面に多数の空気噴出孔12を備え、空気噴出孔12から
圧縮空気を吹出させて、被検査物50をYステージ3の
上に浮上させることが可能なことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に平面パター
ンが形成された平板状の被検査物の検査において使用さ
れるXYステージ、及びそれを用いた平板状の被検査物
の検査方法に係る。特に、液晶マスクの様な、一辺が3
00〜1000mm程度、厚さが2.3〜10mm程度
のガラス基板上に、微細な回路パターンが金属薄膜によ
って形成された被検査物を、透過光を用いて検査する
際、自重による撓みを伴わずに当該ガラス基板を保持す
ることが可能なXYステージの構造、及びそのXYステ
ージを用いた平板状の被検査物の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の様なガラス基板上に形成された微
細な平面パターンを検査する場合、ガラス基板の表面側
(または裏面側)に光学的な検出器を配置するととも
に、その反対側に当たる裏面側(または表面側)に光源
を配置して検査を行っている。ガラス基板の裏面側を光
源に対して露出させるため、従来のXYステージでは、
矩形のガラス基板の縁部を、互いに対向する二辺に沿っ
た10mm幅程度の部分で支持していた。
【0003】ガラス基板のサイズが、例えば、平面寸法
830mm×830mm、厚さ6mmの様になると、互
いに対向する二辺で支持した場合、ガラス基板自身の自
重による撓みが大きくなる。この撓みによってガラス基
板上の平面パターンが変形するので、検査データに影響
が現れる。従来は、この撓み量を計算して、検査データ
の補正を行っていたが、その補正誤差分が、検査精度を
向上させる上での障害となっていた。更に、一辺の長さ
に比較して厚さが極端に薄いものは、その撓み量が大き
過ぎて支持することができないと言う問題もあった。
【0004】また、上述の様なガラス基板の撓みの問題
を解消するために、ガラス基板を大版の透明な台(ガラ
ス台、クオーツ台等)上に載せて検査する試みも行われ
ている。しかし、その様な台は、台自身の撓み量を小さ
くするため、相当大きな厚さが必要となる結果(例えば
30mm程度)、透明度の確保が容易ではなく、また、
平面精度の確保、異物あるいは気泡等の混入の防止等に
ついても容易ではない。更に、ガラス基板と台との間に
異物が入り込むと、両者の接触面を瑕付けると言う問題
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題に鑑みてなされたもので、表面に平面パターンが形
成された平板状の被検査物の裏面側を検査機器に対して
露出させて保持することが可能であり、且つ、被検査物
の自重による撓みを伴わずに被検査物を検査することが
可能なXYステージの構造、及びそのXYステージを用
いた平板状の被検査物の検査方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のXYステージ
は、定盤、定盤の上をY軸方向に移動可能なYステー
ジ、及びYステージの上をX軸方向に移動可能なXステ
ージを備え、平板状の被検査物の表面側及び裏面側に配
置された一対の検査機器を用いて、被検査物の表面に形
成されたパターンを検査するXYステージにおいて、前
記Xステージは、矩形の枠状に構成され、被検査物をそ
の周辺部で保持する機能を備え、前記Yステージは、そ
の中央付近にY軸と平行にスリット状の開口部が形成さ
れるとともに、その上表面に加圧気体噴出孔を備え、前
記加圧気体噴出孔から加圧気体を吹出させて、被検査物
をYステージの上に浮上させる機能を備えることを特徴
とする。
【0007】Xステージを矩形の枠状に構成して、被検
査物をその周辺部で保持するとともに、Yステージの中
央付近にY軸と平行にスリット状の開口部を形成したの
で、このスリット状の開口部を介して、被検査物の裏面
側を検査機器に対して露出させて、被検査物を保持する
ことが可能である。
【0008】Yステージの上表面に多数の加圧気体噴出
孔を形成し、被検査物を加圧気体の圧力によってYステ
ージの上に浮上させることが可能なので、被検査物の裏
面をYステージの表面に接触させることなく、被検査物
を保持したXステージをX軸方向に移動させることがで
きる。従って、X軸方向の移動の際に被検査物の裏面を
瑕付ける恐れがない。
【0009】上記のXステージ及びYステージの構造に
よって、被検査物をYステージの上に降ろした状態で検
査を行うことができるので、検査の際、被検査物に撓み
が発生せず、被検査物の平面精度を維持することができ
る。
【0010】なお、前記定盤の、Yステージの前記開口
部の下方部分に、前記検査機器の一方を配置するための
開口部を形成することによって、該検査機器の一方とY
ステージとの間隔を縮めることができる。
【0011】また、前記Yステージの移動も、加圧気体
の圧力によって浮上させて行ってもよい。この場合に
は、Yステージの下表面に多数の第二加圧気体噴出孔を
設けるとともに、YステージをY軸方向にガイドするエ
アベアリングを配置する。
【0012】また、前記XステージのX軸に平行な枠の
部分は、前記YステージのX軸に平行な端面に沿って走
行する一対のエアスライダで構成し、前記Xステージの
Y軸に平行な枠の部分の少なくとも一方は、前記一対の
エアスライダに沿ってX軸方向に移動可能にすることに
よって、各種平面寸法(幅)の被検査物を、共通のXス
テージを用いて保持することが可能になる。
【0013】また、例えば、前記XステージのY軸に平
行な枠の部分の構造を、前記一対のエアスライダを互い
に結合する梁部と、梁部に沿って配置され被検査物の端
部を保持する保持部と、梁部と保持部とを互いに接続す
る板バネ部とによって構成することにより、梁部に対す
る被検査物のZ軸方向の相対移動を可能にすることがで
きる。
【0014】上記のXYステージを用いて行う平板状の
被検査物の検査は、被検査物をYステージの上に浮上さ
せて、被検査物を保持したXステージをX軸方向に、所
定の距離、移動させる工程と、被検査物をYステージの
上に降ろして、Yステージを連続的にY軸方向に移動さ
せながら被検査物の検査を行う工程と、を交互に繰り返
すことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明に基づくX
Yステージの実施の形態の一例を示す。図1は平面図、
図2は図1のA−A部断面図である。図1の平面図の左
右方向にX軸が、上下方向にY軸が、紙面に対して垂直
方向にZ軸が設定されている、また、図2の断面図の左
右方向にX軸が、上下方向にZ軸が設定されている。図
中、50は被検査物、1は定盤、2a、2bはYステー
ジ用エアベアリング、3はYステージ、4はXステー
ジ、5a、5bはXステージ用エアスライダ、6は固定
フレーム、7は可変フレーム、10はスリット状の開口
部、11は開口部、12、13、14は空気噴出孔(加
圧気体噴出孔)、16は駆動棒、17はピンチローラ、
19はモータ、20は送りネジ、21は梁部、22は板
バネ、23は保持部を表す。
【0016】定盤1の上の中央部には、Yステージ3が
配置されている。Yステージ3のY軸に平行な一辺(図
1では右辺)に沿ってYステージ用エアベアリング2a
が配置され、その対辺(図1では左辺)に沿ってYステ
ージ用エアベアリング2bが配置されている。Yステー
ジ用エアベアリング2a及び2bの、それぞれ、Yステ
ージ3の左右の端面に対向する面には、エアベアリング
用の空気噴出孔14が形成されている。また、Yステー
ジ3の下表面側には、定盤1の上にYステージ3を浮上
させるために、多数の空気噴出孔13(第二空気噴出
孔)が形成されている。また、Yステージ3の上表面に
は、Yステージ3の上に被検査物50を浮上させるため
に、多数の空気噴出孔12が形成されている。なお、被
検査物50の面積及び重量に応じて、空気噴出孔12か
ら吹出される空気の圧力を調整することができる。
【0017】Yステージ3のX軸に平行な一辺(図1で
は上辺側)には、Yステージ3をY軸方向に移動させる
駆動棒16が接続されている。なお、この駆動棒16は
ピンチローラ17によってY軸方向に駆動される。一
方、Yステージ3のX軸に平行な他の一辺(図1では下
辺側)には、後述のXステージ4をX軸方向に移動させ
る送りネジ20が、X軸と平行に配置されるとともに、
送りネジ20を駆動するモータ19が取付けられてい
る。
【0018】Yステージ3の上には、Xステージ4が配
置されている。Xステージ4は枠状の構造で、X軸に平
行な一辺(図1では上辺側)はXステージ用エアスライ
ダ5aにより、その対辺(図1では下辺側)はXステー
ジ用エアスライダ5bにより、Y軸に平行な一辺(図1
では右辺側)は固定フレーム6により、その対辺(図1
では左辺側)は可変フレーム7により、それぞれ構成さ
れていて、枠状の構造の内部は、大きな開口部を形成し
ている。なお、エアスライダとは、極く僅かな隙間を介
して近接させた2面間に圧縮空気を噴出させて、非接触
にて相対移動する移動体であり、移動体側にガイド構
造、即ち、エアベアリングを備えたことを特徴としてい
る。
【0019】Xステージ用エアスライダ5aは、Yステ
ージ3のX軸に平行な一辺に沿って走行可能であり、同
様に、Xステージ用エアスライダ5bは、その対辺に沿
って走行可能である。Xステージ用エアスライダ5a及
び5bは、Y軸に平行な固定フレーム6及び可変フレー
ム7によって、互いに接続されている。
【0020】この内、固定フレーム6はXステージ用エ
アスライダ5a及び5bの端部に固定されているが、可
変フレーム7はXステージ用エアスライダ5a及び5b
に沿って、X軸方向に移動可能に取付けられている。平
板状の被検査物50は、後述の様に、固定フレーム6と
可変フレーム7との間にセットされる。可変フレーム7
をX軸方向に移動することによって、被検査物50の幅
に合わせて、固定フレーム6と可変フレーム7との間隔
を調整することができる。
【0021】また、下辺側のXステージ用エアスライダ
5bにはネジ部材30が取り付けられ、このネジ部材3
0は、前記の送りネジ20と嵌合している。図3に、図
2の断面図中の固定フレーム6の部分の拡大断面図を示
す。固定フレーム6は、Y軸方向に伸びる梁部21、板
バネ22、保持部23から構成されている。梁部21の
両端部は、それぞれ、Xステージ用エアスライダ5a及
び5bに接続されている。保持部23は梁部21に隣接
して、梁部21と平行に配置され、梁部21の上面と保
持部23の上面とは板バネ22で互いに接続されてい
る。これにより、保持部23は梁部21に対して、Z軸
方向(図3の上下方向)に僅かな距離だけ相対移動する
ことができる。保持部23の下面に沿って吸着溝24が
形成されていて、この吸着溝24には真空排気ダクト
(図示せず)が接続されている。なお、可変フレーム7
も、固定フレーム6と同様な断面構造を有している。上
記の吸着溝24で、平板状の被検査物50のY軸に平行
な両端部(図では左右の端部)の表面を吸着することに
よって、固定フレーム6と可変フレーム7の間に被検査
物50がセットされる。従って、被検査物50は梁部2
1に対して、Z軸方向(図3の上下方向)に僅かな距離
だけ相対移動することができる、即ち、Yステージの上
に浮上させることが可能である。
【0022】図2の断面図に示す様に、定盤1の中央部
には開口部11が形成されている。この開口部11の中
には検査用の照明レンズ9が配置されている。また、定
盤1の開口部11の上方(Z軸方向について上方)に該
当するYステージの中央部には、Y軸方向に沿ってスリ
ット状の開口部10が設けられている。定盤1の中央部
の上方(Z軸方向について上方)の、照明レンズ9に対
向する位置には検査用の対物レンズ8が配置されてい
る。
【0023】次に、上記のXYステージの駆動方法につ
いて説明する。Yステージ3をY軸方向に移動させる際
には、先ず、空気噴出孔13から圧縮空気を吹出させ
て、Yステージ3を定盤1から浮上させるとともに、空
気噴出孔14からも圧縮空気を吹出させて、Yステージ
3の左右端面を、Yステージ用エアベアリング2a、2
bでスライド移動可能にガイドする。次いで、ピンチロ
ーラ17を用いて、駆動棒16をY軸方向に駆動して、
Yステージ3をY軸方向に移動させる。
【0024】一方、被検査物50をX軸方向に移動させ
る際には、先ず、空気噴出孔12から圧縮空気を吹出さ
せて、被検査物50をYステージ3から浮上させる。こ
のとき、被検査物50のY軸に平行な両端部は、前述の
様に、Z軸方向の相対移動が可能な状態でXステージ4
に保持されている。次いで、モータ19を用いて送りネ
ジ20を駆動して、Xステージ4をX軸方向に駆動し、
被検査物50をX軸方向に移動させる。
【0025】次に、上記のXYステージを使用した、被
検査物50の検査の方法について説明する。被検査物5
0をYステージ3上に載せた(降ろした)状態で、Yス
テージ3を浮上させてY方向に連続的に移動させなが
ら、開口部11及びスリット状の開口部10を介して、
照明レンズ9からの光を被検査物50の下表面に照射し
て、被検査物50の上方に配置された対物レンズ8に透
過光を入射させて、被検査物50の検査を行う。これに
よって、被検査物50のY軸に沿った1ライン分の範囲
の検査が行われる。
【0026】次に、被検査物50をYステージ3から浮
上させて、Xステージ4を用いてX軸方向に所定の距
離、即ち、1ライン分の幅だけステップ移動させた後、
再び、被検査物50をYステージ3の上に降ろして、前
回と同様に、Y軸に沿った次の1ライン分の範囲の検査
を行う。この様に、被検査物50を、X軸方向にステッ
プ状に徐々に移動させながら、Y軸に沿った1ライン分
の範囲の検査を繰り返すことによって、最終的に、被検
査物50の全面の検査を終了させることができる。
【0027】なお、上記の例においては、被検査物50
を浮上させるために圧縮空気を使用しているが、XYス
テージが使用される装置あるいは被検査物によっては、
窒素ガスその他の不活性なガスを使用することもでき
る。
【0028】
【発明の効果】上記の様な構造を備えた結果、本発明に
よるXYステージは、下記の様な特徴を備えている、 a.被検査物の裏面側を検査機器に対して露出させて、
被検査物を保持することが可能である、 b.被検査物を保持したXステージをX軸方向に移動さ
せる際、被検査物をYステージの上に浮上させることが
できるので、被検査物の裏面はYステージの表面に接触
せず、従って、被検査物の裏面を瑕付ける恐れがない、 c.被検査物をYステージの上に降ろした状態で検査を
行うことができるので、検査の際、被検査物に撓みが発
生せず、被検査物の平面精度を維持することができる。
【0029】従って、本発明によるXYステージは、特
に、大型の平板上の被検査物の表面上に形成された微細
なパターンを、透過光を用いて検査する際に優れた機能
を有している。
【0030】また、本発明による上記XYステージを用
いた平板状の被検査物の検査方法によれば、被検査物を
瑕付けることなく、スリット状の開口部の長さには制約
を受けるが、幅方向には制約を受けずに、大型の被検査
物の検査を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくXYステージの実施の形態の一
例を示す平面図。
【図2】図1のA−A部断面図。
【図3】図2の断面図中の固定フレームの部分の拡大断
面図。
【符号の説明】
50・・・被検査物、1・・・定盤、2a、2b・・・
Yステージ用エアベアリング、3・・・Yステージ、4
・・・Xステージ、5a、5b・・・Xステージ用エア
スライダ、6・・・固定フレーム、7・・・可変フレー
ム、8・・・対物レンズ、9・・・照明レンズ、10・
・・スリット状の開口部、11・・・開口部、12、1
3、14・・・空気噴出孔、16・・・駆動棒、17・
・・ピンチローラ、19・・・モータ、20・・・送り
ネジ、21・・・梁部、22・・・板バネ、23・・・
保持部、24・・・吸着溝、30・・・ネジ部材。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤、定盤の上をY軸方向に移動可能な
    Yステージ、及びYステージの上をX軸方向に移動可能
    なXステージを備え、平板状の被検査物の表面側及び裏
    面側に配置された一対の検査機器を用いて、被検査物の
    表面に形成されたパターンを検査するXYステージにお
    いて、 前記Xステージは、矩形の枠状に構成され、被検査物を
    その周辺部で保持する機能を備え、 前記Yステージは、その中央付近にY軸と平行にスリッ
    ト状の開口部が形成されるとともに、その上表面に加圧
    気体噴出孔を備え、 前記加圧気体噴出孔から加圧気体を吹出させて、被検査
    物をYステージの上に浮上させる機能を備えることを特
    徴とするXYステージ。
  2. 【請求項2】 前記加圧気体噴出孔から加圧気体を吹出
    させて、被検査物をYステージの上に浮上させた状態
    で、被検査物を保持したXステージをX軸方向に移動さ
    せる機能を備えることを特徴とする請求項1に記載のX
    Yステージ。
  3. 【請求項3】 前記定盤は、Yステージの前記開口部の
    下方部分に、前記検査機器の一方を配置するための開口
    部が形成されていることを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載のXYステージ。
  4. 【請求項4】 前記Yステージは、その下表面に第二加
    圧気体噴出孔を備えるとともに、YステージをY軸方向
    にガイドするエアベアリングが配置されていることを特
    徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載のXY
    ステージ。
  5. 【請求項5】 前記XステージのX軸に平行な枠の部分
    は、YステージのX軸に平行な端面に沿って走行可能な
    一対のエアスライダで構成され、XステージのY軸に平
    行な枠の部分の少なくとも一方は、前記一対のエアスラ
    イダに沿ってX軸方向に移動できる様に構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記
    載のXYステージ。
  6. 【請求項6】 前記XステージのY軸に平行な枠の部分
    は、前記一対のエアスライダを互いに結合する梁部と、
    梁部に沿って配置され被検査物の端部を保持する保持部
    と、梁部と保持部とを互い接続する板バネ部とにより構
    成され、被検査物は当該梁部に対してZ軸方向の相対移
    動が可能なことを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1つに記載のXYステージ。
  7. 【請求項7】 被検査物の面積及び重量に応じて、前記
    加圧気体噴出孔から吹出させる加圧気体の圧力を調整す
    る機能を備えることを特徴とする請求項1、2または4
    のいずれかに記載のXYステージ。
  8. 【請求項8】 Xステージ及びYステージを備えたXY
    ステージを使用して、平板状の被検査物の表面に形成さ
    れたパターンを検査する方法において、 被検査物をYステージの上に加圧気体によって浮上させ
    て、被検査物を保持したXステージをX軸方向に、所定
    の距離、移動させる工程と、 被検査物をYステージの上に降ろして、Yステージを連
    続的にY軸方向に移動させながら被検査物の検査を行う
    工程と、 を交互に繰り返すことを特徴とする平板状の被検査物の
    検査方法。
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