JP2009169255A - 露光装置及び基板の製造方法ならびにマスク - Google Patents

露光装置及び基板の製造方法ならびにマスク Download PDF

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Abstract

【課題】近接露光装置を用いた露光転写によって、4μmレベルの線幅の精細化を達成可能な露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクを提供する。
【解決手段】近接露光装置PEで使用されるマスクMには、ライン状の開口を有する主パターン部81と、該主パターン部81の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部83とを備えるマスクパターンが形成されている。照明光学系70が基板Wに対してパターン露光用の光をマスクMを介して照射し、基板Wに主パターン部81に対応するライン状のパターン84を露光転写する。
【選択図】図4

Description

本発明は、露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクに関し、より詳細には、液晶ディスプレイ装置のTFTアレイ基板やカラーフィルタ基板の露光転写に好適な露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクに関する。
従来、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板等のパネルを製造する装置として、種々の露光装置が考案されている。例えば、分割逐次近接露光装置では、基板より小さいマスクをマスクステージで保持すると共に基板をワークステージで保持して両者を近接して対向配置した後、ワークステージをマスクに対してステップ移動させて各ステップ毎にマスク側から基板にパターン露光用の光を照射することにより、マスクに描かれた複数のパターンを基板上に露光転写して、一枚の基板に複数のパネルを製作する。また、スキャン露光装置では、一定速度で搬送されている基板に対して、マスクを介して露光用の光を照射し、基板上にマスクのパターンを露光転写する。
近年、フラットパネルディスプレイ装置には、画像品質の向上や、精細化に対する強い要求があり、カラーフィルタ等のライン状のパターン(以下、「ラインパターン」とも称す。)の線幅にも、従来の露光装置では達成困難な微細化が求められている。露光装置により解像度を向上させてラインパターンの精細化を達成する技術として、マスクのラインパターンの開口中に、開口の幅よりも狭く、現像処理後において解像されない遮光性の補助パターンを配置することにより、被露光基板上での光の強度分布を変えて、マスク開口よりも幅の細いラインパターンを作成するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、光透過部である開口領域中に、光遮光部である複数の帯状の遮光パターンを設けたフォトマスクを用いて、微細な矩形のスルホールを作成するようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−148300号公報 特開2007−171330号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術による解像度は、6μm程度が限界であり、カラーフィルタ基板等の製造方法としては用いることができるものの、4μmレベルの解像度を要するTFTアレイ基板の作成に使用するには、解像度が不十分であった。4μmレベルの解像度が得られる装置としては、例えば、ミラープロジェクション露光機や、ステッパ等があるものの、装置が高価であり、且つ近接露光装置と比較してスループットが低下するという問題がある。
また、近年の液晶パネルの価格低下に対応するため、ステッパ等の高価な装置でなく、近接露光装置のような比較的安価な装置によって4μmレベルの解像度を達成して、製造コストを抑えることが求められている。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、近接露光装置による露光転写によって、4μmレベルの線幅の精細化を達成可能な露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 基板を保持する基板保持部と、
前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、
を備え、
前記マスクには、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えるマスクパターンが形成され、
前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射し、前記マスクのマスクパターンによって前記基板に前記主パターン部に対向する基板の表面にライン状のパターンを露光転写することを特徴とする露光装置。
(2) 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方に対称に配置されることを特徴とする(1)に記載の露光装置。
(3) 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方にそれぞれ複数対称に配置されることを特徴とする(2)に記載の露光装置。
(4) 前記主パターン部は、遮光部を介して互いに平行な2本の主開口を備え、
前記補助パターン部は、前記2本の主開口の外側と内側の少なくとも片側に配置されることを特徴とする(1)に記載の露光装置。
(5) 前記補助パターン部は、前記2本の主開口間の中心に対して対称に配置されていることを特徴とする(4)に記載の露光装置。
(6) 前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の露光装置。
(7) 基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、を備える露光装置を用いた基板の製造方法であって、
前記マスクには、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えるマスクパターンが形成され、
前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射し、前記マスクのマスクパターンによって前記基板に前記主パターン部に対向する基板の表面にライン状のパターンを露光転写することを特徴とする基板の製造方法。
(8) 前記マスクパターンの形成工程において、前記主パターン部と前記補助パターン部の各線幅及び各間隔が、前記基板の表面に形成されるライン状のパターンの線幅と対応付けされたデータベースに基づいて行われることを特徴とする(7)に記載の基板の製造方法。
(9) 前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されており、
前記基板の表面に形成されるライン状のパターンの線幅は、前記略一定とされた線幅であることを特徴とする(8)に記載の基板の製造方法。
(10) 基板の表面にパターンを露光転写するため、パターン露光用の光が透過されるマスクパターンを有するマスクであって、前記マスクパターンは、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えることを特徴とするマスク。
(11) 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方に対称に配置されることを特徴とする(10)に記載のマスク。
(12) 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方にそれぞれ複数対称に配置されることを特徴とする(11)に記載のマスク。
(13) 前記主パターン部は、遮光部を介して互いに平行な2本の主開口を備え、
前記補助パターン部は、前記2本の主開口の外側と内側の少なくとも片側に配置されることを特徴とする(10)に記載のマスク。
(14) 前記補助パターン部は、前記2本の主開口間の中心に対して対称に配置されていることを特徴とする(13)に記載の露光装置。
(15) レジストが塗布された基板を保持する基板保持部と、
前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、
を備え、
前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されることを特徴とする露光装置。
(16) レジストが塗布された基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、を備える露光装置を用いた基板の製造方法であって、
前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量を、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定する工程と、
前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射することで、前記マスクのマスクパターンによって前記基板の表面に前記パターンを露光転写する工程と、を有することを特徴とする基板の製造方法。
本発明の露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクによれば、ライン状の開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部と、を備えるマスクパターンが形成されたマスクを用いることで、当該マスクを介して露光用の光を照射してライン状のパターンを露光転写することにより、パターンを透過した光の干渉によって、補助パターン部を設けないマスクによる露光転写では不可能であった、線幅4μmレベルの高解像度のパターンを基板に形成することができる。これによって、通常、解像度が8μm程度の比較的安価な近接露光装置を用いて、線幅4μmレベルの高解像度を必要とする液晶ディスプレイのTFTアレイ基板等の製作が可能となり、製作コストを低減することができる。
以下、本発明の露光装置及び基板の製造方法ならびにマスクに係る各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、第1実施形態の分割逐次近接露光装置PEは、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを保持する基板ステージ20と、パターン露光用の光を照射する照明光学系70と、を備えている。
なお、ガラス基板W(以下、単に「基板W」と称する。)は、マスクMに対向配置されており、このマスクMに描かれたマスクパターンを露光転写すべく表面(マスクMの対向面側)にレジストが塗布されている。
マスクステージ10は、中央部に矩形形状の開口11aが形成されるマスクステージベース11と、マスクステージベース11の開口11aにX軸,Y軸,θ方向に移動可能に装着されるマスク保持部であるマスク保持枠12と、マスクステージベース11の上面に設けられ、マスク保持枠12をX軸,Y軸,θ方向に移動させて、マスクMの位置を調整するマスク駆動機構16と、を備える。
マスクステージベース11は、装置ベース50上に立設される支柱51、及び支柱51の上端部に設けられるZ軸移動装置52によりZ軸方向に移動可能に支持され(図2参照。)、基板ステージ20の上方に配置される。
図3に示すように、マスクステージベース11の開口11aの周縁部の上面には、平面ベアリング13が複数箇所配置されており、マスク保持枠12は、その上端外周縁部に設けられるフランジ12aを平面ベアリング13に載置している。これにより、マスク保持枠12は、マスクステージベース11の開口11aに所定のすき間を介して挿入されるので、このすき間分だけX軸,Y軸,θ方向に移動可能となる。
また、マスク保持枠12の下面には、マスクMを保持するチャック部14が間座15を介して固定されている。このチャック部14には、マスクMのマスクパターンが描かれていない周縁部を吸着するための複数の吸引ノズル14aが開設されており、マスクMは、吸引ノズル14aを介して図示しない真空式吸着装置によりチャック部14に着脱自在に保持される。また、チャック部14は、マスク保持枠12と共にマスクステージベース11に対してX軸,Y軸,θ方向に移動可能である。
マスク駆動機構16は、マスク保持枠12のX軸方向に沿う一辺に取り付けられる2台のY軸方向駆動装置16yと、マスク保持枠12のY軸方向に沿う一辺に取り付けられる1台のX軸方向駆動装置16xと、を備える。
Y軸方向駆動装置16yは、マスクステージベース11上に設置され、Y軸方向に伸縮するロッド16bを有する駆動用アクチュエータ(例えば、電動アクチュエータ等)16aと、ロッド16bの先端にピン支持機構16cを介して連結されるスライダ16dと、マスク保持枠12のX軸方向に沿う辺部に取り付けられ、スライダ16dを移動可能に取り付ける案内レール16eと、を備える。なお、X軸方向駆動装置16xも、Y軸方向駆動装置16yと同様の構成を有する。
そして、マスク駆動機構16では、1台のX軸方向駆動装置16xを駆動させることによりマスク保持枠12をX軸方向に移動させ、2台のY軸方向駆動装置16yを同等に駆動させることによりマスク保持枠12をY軸方向に移動させる。また、2台のY軸方向駆動装置16yのどちらか一方を駆動することによりマスク保持枠12をθ方向に移動(Z軸回りの回転)させる。
さらに、マスクステージベース11の上面には、図1に示すように、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを測定するギャップセンサ17と、チャック部14に保持されるマスクMの取り付け位置を確認するためのアライメントカメラ18と、が設けられる。これらギャップセンサ17及びアライメントカメラ18は、移動機構19を介してX軸,Y軸方向に移動可能に保持され、マスク保持枠12内に配置される。
また、マスク保持枠12上には、図1に示すように、マスクステージベース11の開口11aのX軸方向の両端部に、マスクMの両端部を必要に応じて遮蔽するアパーチャブレード38が設けられる。このアパーチャブレード38は、モータ、ボールねじ、及びリニアガイド等からなるアパーチャブレード駆動機構39によりX軸方向に移動可能とされて、マスクMの両端部の遮蔽面積を調整する。なお、アパーチャブレード38は、開口11aのX軸方向の両端部だけでなく、開口11aのY軸方向の両端部に同様に設けられている。
基板ステージ20は、図1及び図2に示すように、基板Wを保持する基板保持部21と、基板保持部21を装置ベース50に対してX軸,Y軸,Z軸方向に移動する基板駆動機構22と、を備える。基板保持部21は、図示しない真空吸着機構によって基板Wを着脱自在に保持する。基板駆動機構22は、基板保持部21の下方に、Y軸テーブル23、Y軸送り機構24、X軸テーブル25、X軸送り機構26、及びZ−チルト調整機構27と、を備える。
Y軸送り機構24は、図2に示すように、リニアガイド28と送り駆動機構29とを備えて構成され、Y軸テーブル23の裏面に取り付けられたスライダ30が、装置ベース50上に延びる2本の案内レール31に転動体(図示せず)を介して跨架されると共に、モータ32とボールねじ装置33とによってY軸テーブル23を案内レール31に沿って駆動する。
なお、X軸送り機構26もY軸送り機構24と同様の構成を有し、X軸テーブル25をY軸テーブル23に対してX方向に駆動する。また、Z−チルト調整機構27は、くさび状の移動体34,35と送り駆動機構36とを組み合わせてなる可動くさび機構をX方向の一端側に1台、他端側に2台配置することで構成される。なお、送り駆動機構29,36は、モータとボールねじ装置とを組み合わせた構成であってもよく、固定子と可動子とを有するリニアモータであってもよい。また、Z-チルト調整機構27の設置数は任意である。
これにより、基板駆動機構22は、基板保持部21をX方向及びY方向に送り駆動するとともに、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを微調整するように、基板保持部21をZ軸方向に微動且つチルト調整する。
基板保持部21のX方向側部とY方向側部にはそれぞれバーミラー61,62が取り付けられ、また、装置ベース50のY方向端部とX方向端部には、計3台のレーザー干渉計63,64,65が設けられている。これにより、レーザー干渉計63,64,65からレーザー光をバーミラー61,62に照射し、バーミラー61,62により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光とバーミラー61,62により反射されたレーザー光との干渉を測定して基板ステージ20の位置を検出する。
図2に示すように、照明光学系70は、発光部としての超高圧水銀ランプ71と、このランプ71から発生された光に指向性をもたせて射出する反射鏡72と、を含む光源部73と、光源部73から射出された光束が入射されるインテグレータ74と、インテグレータ74の出射面から出射された光路の向きを変える平面鏡75と、コリメーションミラー76と、光源部73とインテグレータ74との間に配置されて照射された光を透過・遮断するように開閉制御する露光制御用シャッター(図示せず)と、を備える。
このような露光装置PEにおいて、図3に示すように、基板ステージ20上に載置された基板Wと、マスク保持枠12に保持された、後述するマスクパターンPを有するマスクMとが、これらの対向面間のギャップdを例えば100μm程度の隙間に調整されて近接対向配置される。そして、光源部73からの露光用の光が、インテグレータ74で集光され、平面鏡75およびコリメーションミラー76で反射されて所定のコリメーション角を持った平面光とされてマスクMに入射する。そして、マスクMを透過した露光用の光は、基板Wの表面に塗布されたポジ型レジスト80を感光させてマスクMのマスクパターンPが基板Wに露光転写される。
ここで、本実施形態の近接露光装置PEに使用されるマスクMは、図4に示すように、ライン状の主開口を有する主パターン部(光透過部)81と、主パターン部81の側方に光の透過を阻止する遮光部82を挟んで形成された、透過性でライン状の補助パターン部(光透過部)83とを備える。
補助パターン部83は、現像処理後によって解像されない開口であり、主パターン部81の中心Oに対して両側側方に対称に配置される。なお、補助パターン部83は、主パターン部81の中心Oに対して両側側方にそれぞれ複数対称に配置されてもよい。補助パターン部83の線幅は、0.1〜1.0μmであり、0〜8.0μmの間隔で形成されている。即ち、複数の補助パターン部83が間隔を開けずに形成されてもよい。
ここで、マスクパターンPの主パターン部81と補助パターン部83の各線幅及び各間隔は、以下に示す基板Wに照射される光の強度Iを計算によって求め、各マスクパターンPによって得られるライン幅方向の強度分布をシミュレーションによって計算することで、現像処理後に得られる基板上のパターンの線幅によって決定される。
ここで、マスクMと基板Wの位置関係の模式図である図5に示すように、マスクMと基板Wとは、所定のギャップ(例えば、数百μm)gを介して平行に対向配置されている。マスクM上の任意の点Aを、座標(x,y)で表し、基板W上の任意の点Bを、座標(X,Y)で表すと、B点における光の振幅は、次式のように表される。
Figure 2009169255
但し、aiはマスクM上のA点での光の振幅、aは基板W上のB点での光の振幅、kは波数(=2π/λ)、iは虚数単位である。tはマスクMの形状による因子であり、光透過部81(83)で1、遮光部82で0となる関数である。また、θはA点とB点を結ぶ直線Lと、マスクMの表面に対する法線Nとのなす角度である。
従って、マスクMの表面の光の強度Iは、I=a*・aとして求めることができる。 但し、a*は、aの複素共役である。
そして、このようにして得られた光の強度Iから、ライン幅方向の強度分布が与えられ、現像処理後にレジストがパターンを形成するために必要な露光量を閾値として決定することでパターンの線幅が決定される。
また、マスクMは、マスクパターンPが形成されていないマスクMの周縁部がチャック部14に吸着されて保持されるので、マスクMの自重によって撓みが生じ、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップdは、マスクMの中心付近で小さく、周縁部で大きくなる傾向があり、マスクMの各位置でギャップdが変化することで得られる強度分布が異なる。
このため、現像処理後にレジストがパターンを形成するために必要な露光量(エネルギー量)は、ギャップdが異なる露光領域における各位置で基板上に形成されるパターンの線幅が略一定となるように決定される。従って、エネルギー量は、基板Wに塗布されたレジストの感度、及び基板WとマスクMとの対向面間のギャップdを考慮して、基板W上に形成されるパターンの線幅が所望の幅となるように決定される。
次に、本実施形態の近接露光装置PEによる露光転写および現像によってラインパターン形成基板を作成する手順について説明する。図6はラインパターン形成基板の作成行程を示すフローチャートである。
先ず、図6に示すように、主パターン部と補助パターン部とが組み合わされた種々のマスクパターンによって露光転写した後、現像処理後に形成されるパターンの線幅をシミュレーションする(ステップS11)。さらに、シミュレーション後の各マスクパターンと線幅との関係を予めデータベース化しておく(ステップS12)。そして、基板にラインパターンを形成する場合に必要とされる所望の線幅に対応するマスクパターンのデータをデータベースから抽出し、抽出されたデータに基づいてフォトマスクを作成する(ステップS13)。
そして、被露光基板W(ステップS21)の表面に感光性レジストを塗布し(ステップS22)、前処理(プレベーキング)を行った(ステップS23)後、近接露光装置PE(図1参照。)の基板ステージ20に載置する。次いで、上記のようにして作成したマスクMを、近接露光装置PEのマスクステージ10(マスク保持枠12)に保持させて被露光基板Wに所定のギャップdを介して近接配置し、照明光学系70からパターン露光用の光をマスクMを介して照射して近接露光する(ステップS24)。次いで、現像(ステップS25)後、洗浄、ベーク等の後処理(ステップS26)を施して、ラインパターン形成基板を作成する(ステップS27)。
このように、マスクパターンの主パターン部81、補助パターン部83の各線幅と各間隔と、基板Wに現像処理後に形成されるラインパターンの線幅との関係を、予めデータベース化しておくことにより、基板W上に形成するべき線幅に応じて、所望のマスクパターンを備えるマスクMを容易に製作することができる。
このようにして決定されたマスクパターンPを有するマスクを用いて、主パターン部81に対応する位置にライン状のパターン84が形成される。
なお、マスクMのマスクパターンPは、上述した形状に限定されるものでなく、主パターン部が、遮光部を介して互いに平行な2本の主開口を備え、補助パターン部が、2本の主開口の外側と内側の少なくとも片側に配置されてもよい。例えば、図7に示すように、主パターン部81は、遮光部82aを介して互いに平行な2本の主開口81a,81aを備え、補助パターン部83は、2本の主開口81a,81aの外側に配置される。また、補助パターン部83は、2本の主開口81a,81a間の中心Oに対して対称に配置されている。
このように形成される補助パターン部83の線幅も、0.1〜1.0μmであり、0〜8.0μmの間隔で形成される。即ち、複数の補助パターン部83が間隔を開けずに形成されてもよい。
次に、上記の式に基づいて各種の条件で光の強度Iを計算し、近接露光装置によるフォトリソグラフィー法で基板W上に作成されるラインパターンの解像度について、一般的なマスクパターンを有するマスクと、本発明のマスクパターンを有するマスクと、を用いた場合についてシミュレーションを行った。
尚、実際に近接露光を行う際には、光源部73の露光用の光は、主に、g線(436nm)、h線(405nm)、i線(365nm)がある割合で混合した所定のコリメーション角を持った平面光であることから、これらの点も考慮してシミュレーションを行った。また、近接露光装置に取り付けられるマスクMは、自重等の影響によって基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが100〜150μmの範囲で変化するものとする。
(試験1)
試験1では、図8(a)に示す、線幅4μmの1本の主開口からなる主パターン部81のみを有する単線作成用のマスクM(参考例1)と、図9(a)に示す、線幅4μmの1本の主開口からなる主パターン部81と、この主開口81の側方に対称に形成され、現像処理後によって解像されない線幅0.5μmの左右3本ずつの透過性の補助パターン部83とを備えるマスクM(実施例1)と、を用いてシミュレーションを行った。
図8(b)は、参考例1のマスクMを使用した場合のライン方向における強度分布であり、マスク面上での光の強度を1.0としたときに、基板上に入射される光の強度を相対強度として示している。また、図8(b)における横軸は、マスクの開口81の幅方向中心Oを原点とし、該幅方向中心Oからの離間距離である。曲線C1は基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが100μm、曲線C2はギャップdが130μm、曲線C3はギャップdが150μmにおける基板W上の光の相対強度を示す。
基板W上の任意の露光位置において略一定の安定した線幅を得るためには、基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが線幅に与える影響が最小となる位置、即ち、曲線C1,C2,C3が最も接近した位置(理想的には一致した位置)で露光転写することが望ましい。参考例1では、図8(b)に示す直線D1のように、光の相対強度の閾値を略0.19(46mJ/cmに相当)と設定することで、露光領域の各位置において略一定の線幅が得られる。但し、このとき基板Wに形成される線幅は略9μmであり、これは、TFTアレイ基板の作成に要求される線幅4μmレベルには、不十分である。
図9(b)は、実施例1のマスクMを使用した場合のライン方向における強度分布である。なお、図9(b)中、曲線C4は基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが100μm、曲線C5はギャップdが130μm、曲線C6はギャップdが150μmにおける基板W上の光の相対強度を示す。
実施例1では、図9(b)に示す直線D2のように、光の相対強度の閾値を略0.4(34mJ/cmに相当)と設定することで、露光領域の各位置において略一定の線幅が得られる。このとき基板Wに形成される線幅は略4.5μmであり、従来の近接露光では達成が困難であった、TFTアレイ基板の作成にも適用可能な、4μmレベルの線幅の露光転写が可能となる。
(試験2)
試験2では、図10(a)に示す、線幅2μmの2本の平行な主開口が線幅3μmの遮光部82を挟んで形成された主パターン部81のみを有するマスクM(参考例2)と、図11(a)に示す、線幅2μmの2本の平行な主開口81aが線幅3μm離れて配置された主パターン部81と、2本の平行な主開口81aの内側に形成され、露光・現像により解像されない線幅1μmの補助パターン部83と、主パターン部81の外側に形成され、露光・現像により解像されない線幅0.5μmの左右2本ずつの他の補助パターン部83と、を備えるマスクM(実施例2)と、を用いてシミュレーションを行った。
図10(b)は、参考例2のマスクMを使用した場合のライン方向における強度分布である。なお、図10(b)中、曲線C7は基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが100μm、曲線C8はギャップdが130μm、曲線C9はギャップdが150μmにおける基板W上の光の相対強度を示す。
参考例2では、図10(b)に示す直線D3のように、光の相対強度の閾値を略0.17として露光・現像を行うと、マスクパターンの中心だけでなく、中心の両側(略7.5μmの位置)に出現するピークP2の光によっても露光されてしまい、所望の線幅を得ることができない。
また、ピークP2の光による露光を回避するため、光の相対強度の閾値を、例えば、0.2以上とすると、ギャップdの変動による線幅への影響が大きく現われて、ギャップdが小さな基板Wの中心部では線幅が太く、ギャップdが大きな基板Wの周辺部では線幅が細くなる。即ち、線幅が基板W上の位置に依存して変動し、安定した線幅を得ることが難しい。
図11(b)は、実施例2のマスクMを使用した場合のライン方向における強度分布である。なお、図11(b)中、曲線C10は基板WとマスクMとの対向面間のギャップdが100μm、曲線C11はギャップdが130μm、曲線C12はギャップdが150μmにおける基板W上の光の相対強度を示す。
図11(b)に示すように、実施例2では、参考例2におけるピークP2(図10(b)参照)の山が小さくなり、中心のピークの立ち上がり勾配が急になっている。従って、図11(b)に示す直線D4のように、光の相対強度の閾値を、曲線C10,C11,C12が略交差する略0.27として露光・現像を行うと、露光領域の各位置において略一定の線幅が得られる。また、このとき基板W上に形成される線幅は略4.4μmであり、基板W上の全面に亘って安定した4μmレベルの線幅の露光転写が可能となる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本実施形態では、本発明の露光装置及び露光方法並びにマスクがTFTアレイ基板の作成に好適であることを説明したが、カラーフィルタ基板の作成にも適用可能である。この場合、基板Wには、ネガ型のレジストが塗布される。
また、上記実施形態では、本発明のマスクを近接露光装置に適用した例について説明したが、これに限定されず、近接スキャン露光装置にも同様に適用することができ、同様の効果を奏する。近接スキャン露光装置は、マスクMに近接して浮上・支持されながら、所定方向に搬送される略矩形状の基板Wに対して、マスクパターンを形成した複数のマスクMを介して露光用の光を照射し、基板Wにマスクパターンを露光転写するものであり、基板Wが複数のマスクMに対して相対移動しながら露光転写が行われるスキャン露光方式を採用している。
本発明の第1実施形態に係る分割逐次近接露光装置を説明するための一部分解斜視図である。 図1に示す分割逐次近接露光装置の正面図である。 マスクステージの断面図である。 本発明のマスクパターンを備えるマスクと露光転写される基板の模式図である。 マスクと基板との位置関係を示す模式図である。 ラインパターン形成基板の作成行程を示すフローチャートである。 本発明の他のマスクパターンを備えるマスクと露光転写される基板の模式図である。 (a)は、試験1の参考例1のマスクパターンを備えるマスクの平面図であり、(b)は、このマスクを用いた光の強度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。 (a)は、試験1の実施例1のマスクパターンを備えるマスクの平面図であり、(b)は、このマスクを用いた光の強度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。 (a)は、試験2の参考例2のマスクパターンを備えるマスクの平面図であり、(b)は、このマスクを用いた光の強度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。 (a)は、試験2の実施例2のマスクパターンを備えるマスクの平面図であり、(b)は、このマスクを用いた光の強度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。
符号の説明
12 マスク保持枠(マスク保持部)
21 基板保持部
70 照明光学系
80 ポジ型レジスト
81 主開口(主パターン部)
82 遮光部
83 副開口(補助パターン部)
d マスクと基板との対向面間のギャップ
M マスク
PE 分割逐次近接露光装置(露光装置)
W 被露光基板(基板)

Claims (16)

  1. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
    前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、
    を備え、
    前記マスクには、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えるマスクパターンが形成され、
    前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射し、前記マスクのマスクパターンによって前記基板に前記主パターン部に対向する基板の表面にライン状のパターンを露光転写することを特徴とする露光装置。
  2. 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方に対称に配置されることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方にそれぞれ複数対称に配置されることを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記主パターン部は、遮光部を介して互いに平行な2本の主開口を備え、
    前記補助パターン部は、前記2本の主開口の外側と内側の少なくとも片側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  5. 前記補助パターン部は、前記2本の主開口間の中心に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の露光装置。
  7. 基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、を備える露光装置を用いた基板の製造方法であって、
    前記マスクには、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えるマスクパターンが形成され、
    前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射し、前記マスクのマスクパターンによって前記基板に前記主パターン部に対向する基板の表面にライン状のパターンを露光転写することを特徴とする基板の製造方法。
  8. 前記マスクパターンの形成工程において、前記主パターン部と前記補助パターン部の各線幅及び各間隔が、前記基板の表面に形成されるライン状のパターンの線幅と対応付けされたデータベースに基づいて行われることを特徴とする請求項7に記載の基板の製造方法。
  9. 前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されており、
    前記基板の表面に形成されるライン状のパターンの線幅は、前記略一定とされた線幅であることを特徴とする請求項8に記載の基板の製造方法。
  10. 基板の表面にパターンを露光転写するため、パターン露光用の光が透過されるマスクパターンを有するマスクであって、前記マスクパターンは、ライン状の主開口を有する主パターン部と、該主パターン部の側方に形成され、現像処理後に解像されない透過性でライン状の補助パターン部とを備えることを特徴とするマスク。
  11. 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方に対称に配置されることを特徴とする請求項10に記載のマスク。
  12. 前記補助パターン部は、前記主パターン部の中心に対して両側側方にそれぞれ複数対称に配置されることを特徴とする請求項11に記載のマスク。
  13. 前記主パターン部は、遮光部を介して互いに平行な2本の主開口を備え、
    前記補助パターン部は、前記2本の主開口の外側と内側の少なくとも片側に配置されることを特徴とする請求項10に記載のマスク。
  14. 前記補助パターン部は、前記2本の主開口間の中心に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の露光装置。
  15. レジストが塗布された基板を保持する基板保持部と、
    前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
    前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、
    を備え、
    前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量は、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定されることを特徴とする露光装置。
  16. レジストが塗布された基板を保持する基板保持部と、前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、前記マスクに向けてパターン露光用の光を照射する照明光学系と、を備える露光装置を用いた基板の製造方法であって、
    前記レジストがパターンを形成するために必要な露光量を、前記レジストの感度及び前記マスクと前記基板との間のギャップを考慮して、露光領域における前記パターンの線幅が略一定となるように決定する工程と、
    前記照明光学系が前記基板に対してパターン露光用の光を前記マスクを介して照射することで、前記マスクのマスクパターンによって前記基板の表面に前記パターンを露光転写する工程と、を有することを特徴とする基板の製造方法。
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