JPH0921044A - 組 紐 - Google Patents

組 紐

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JPH0921044A
JPH0921044A JP7191092A JP19109295A JPH0921044A JP H0921044 A JPH0921044 A JP H0921044A JP 7191092 A JP7191092 A JP 7191092A JP 19109295 A JP19109295 A JP 19109295A JP H0921044 A JPH0921044 A JP H0921044A
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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低廉で、相互に熱で溶融固着可能で、かつ、
高い破断強度、耐磨耗性、寸法安定性及び耐久性を有す
る組紐を提供すること。 【構成】 芯部1と、鞘部2とからなる組紐であって、
鞘部2を構成する糸条2aの25〜75重量%に高強力
繊維が使用されている組紐。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組紐、特に、ブラ
インドコード、ダイヤルコード、カーテン紐等に使用さ
れ、非常に高い破断強度、耐磨耗性、寸法安定性及び耐
久性を要求される組紐に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ブラインドコードに用い
られる組紐には、主にポリエステルフィラメントの組紐
が使用されており、高い使用実績を有していた。しかし
ながら、近年、ブラインドは、ニーズの多用化に伴い、
大形化したり、あるいは、高付加価値化に伴い、スラッ
トと呼ばれるブラインドの羽部の枚数を増やすとともに
小幅化することによって、重量が増加する傾向にあり、
また、美観の向上の観点から、ブラインドコードの径を
細くする要望が強いことから、ブラインドコードに加わ
る負荷が大きくなってきている。このため、従来のポリ
エステルフィラメントからなる組紐では、要求される破
断強度、耐磨耗性、寸法安定性及び耐久性を満たすこと
ができないという問題が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題に対処するた
め、高強力繊維を芯部、鞘部、あるいは芯部及び鞘部の
両方に使用した組紐が注目され、いくつかの試みがなさ
れたが、この高強度繊維を使用した組紐は、以下のよう
な新たな問題を生じることが明らかとなった。すなわ
ち、PPTA、PBI、PBO等の高強力繊維を使用し
た組紐は、ブラインドコードとして最も好まれる白色を
繊維そのものの色において実現できず、また、紫外線に
曝される厳しい使用環境を考慮した場合、耐候性(耐光
性)に問題があり、コストも著しく増大することから、
実用上不向きである。また、通常、ブラインドコード
は、使用による経年的な汚れによる美観の低下及び磨耗
等による性能の低下を考慮して、ブラインドコードが破
断する前に掛け替えられるが、この作業は、一般的に
は、新たに掛けるブラインドコードと使用中のブライン
ドコードの端部同士を火炎等による熱で溶融固着した
後、使用中のブラインドコードの溶融固着していない側
の端部を引っ張って取り外し、新しいブラインドコード
に掛け替える方法により行われているが、上記の高強力
繊維を芯部及び鞘部の両方に使用した組紐は、ブライン
ドコード同士を溶融固着することができないため、この
簡易で実用的な掛け替え方法が採用することができな
い。また、仮に芯部に熱により溶融固着する繊維を使用
した場合には、スラットに設けられた孔を溶融固着部が
通過する際に、鞘部がめくれ上がって孔を通過できなく
なるおそれがあり、他方、鞘部に熱により溶融固着する
繊維を使用した場合には、芯部が接合されていないた
め、芯部と鞘部の間にすべりを生じて、鞘部に偏った応
力が加わり、ブラインドコードの鞘部の長手方向に斑の
ある緊張状態が発生し、性能、外観が共に低下する。
【0004】一方、超高分子量ポリオレフィンの延伸物
からなる高強力繊維を使用した組紐は、繊維そのものの
色が白色であることから近年有望視されつつあるが、や
はりコストの著しい増大は否めず、また前述のような掛
け替え時の問題が克服できず、決定的な問題の解決手段
とはなり得ていない。
【0005】以上のことから、ブラインドコードとして
は、依然としてポリエステルフィラメントを使用した組
紐が使用されており、その破断強度、耐磨耗性、寸法安
定性及び耐久性を補うために、美観を犠牲にしてブライ
ンドコードの径を増大させて使用している。
【0006】本発明は、上記従来の組紐の有する問題点
を解決し、低廉で、相互に熱で溶融固着可能で、かつ、
高い破断強度、耐磨耗性、寸法安定性及び耐久性を有す
る組紐を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の目
的を念頭に鋭意検討を重ねた結果、本発明を得るに到っ
た。すなわち、本発明の組紐は、芯部と、鞘部とからな
る組紐であって、鞘部を構成する糸条の25〜75重量
%に高強力繊維が使用されていることを特徴とする。こ
こで、鞘部を構成する糸条に高強力繊維が使用されてい
るとは、鞘部を構成する糸条のうち任意の本数に高強力
繊維を使用し、残りに他の繊維を使用して編組して構成
したものや、高強力繊維と他の繊維を引揃え又は合撚し
て糸条を形成し、この糸条を編組みして構成したもの等
を意味する。なお、鞘部において、高強力繊維と複合化
して使用される繊維としては、ポリエステルフィラメン
トが好適であるが、これのみに限定されるものではな
い。
【0008】この場合において、高強力繊維としては、
破断強度が20g/d以上、破断伸度が6%以下、初期
弾性率が600g/d以上の繊維を使用することが望ま
しい。
【0009】また、高強力繊維としては、重量平均分子
量が100万以上の超高分子量ポリオレフィンの延伸物
からなるマルチフィラメント等の超高分子量ポリオレフ
ィン繊維、アラミド繊維、ポリアリレート繊維等を使用
することができる。このうち、超高分子量ポリオレフィ
ンの延伸物からなるマルチフィラメントに該当する繊維
としては、東洋紡績株式会社のダイニーマ(登録商
標)、三井石油化学株式会社のテクミロン(登録商
標)、アライド社(USA)のSpectra(登録商
標)等があるが、これらのみに限定されるものではな
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の組紐の実施の形態
について説明する。この組紐は、主として、ブラインド
コードに使用されるもので、図1に示すように、任意の
本数の糸条を編組みした組紐又は任意の本数の糸条を撚
った撚紐からなる芯部材1と、この芯部材1の外周を被
覆する、任意の本数の糸条を三つ打ち、四つ打ち、六つ
打ち、八つ打ち、十六打ち、二十四打ち、バラ打ち等の
形態に編組みした組紐からなる鞘部材2とで構成したダ
ブルブレード(芯部/鞘部)構造をしている。
【0011】このうち、鞘部2は、鞘部2を構成する糸
条2aの任意の本数に高強力繊維である超高分子量ポリ
オレフィンの延伸物からなるマルチフィラメントを使用
するか、若しくは鞘部2を構成する糸条2aに高強力繊
維である超高分子量ポリオレフィンの延伸物からなるマ
ルチフィラメントと、ポリエステルフィラメント等の繊
維とが、引揃え又は合撚された糸条を使用して、構成さ
れている。
【0012】ここで使用される超高分子量ポリオレフィ
ンの延伸物からなるマルチフィラメントとしては、軽量
で、かつ、破断強度、耐磨耗性、寸法安定性及び耐久性
の面で優れた特性を有している、エチレンを主体とする
重量平均分子量が100万以上の超高分子量ポリエチレ
ンを10倍以上の高倍率で延伸することによって得られ
る超高分子量ポリエチレン繊維が好ましい。
【0013】このような超高分子量ポリエチレン繊維を
得る方法としては、例えば、特開昭59−216912
号公報、特開昭59−216913号公報、特開昭59
−216914号公報、特開昭60−45630号公
報、特開昭60−52647号公報、特開昭60−52
613号公報、特開昭60−59172号公報、特開昭
60−151311号公報、特公平3−57963号公
報、特公平3−57964号公報等に開示されている公
知の方法がある。
【0014】また、超高分子量ポリエチレン繊維として
は、破断強度が20g/d以上、破断伸度が6%以下、
初期弾性率が600g/d以上であるものが好ましく、
商業化されている繊維の中でこれに該当する繊維として
は、東洋紡績株式会社のダイニーマ(登録商標)、三井
石油化学株式会社のテクミロン(登録商標)、アライド
社(USA)のSpectra(登録商標)等がある
が、これらのみに限定されるものではない。
【0015】また、高強力繊維と複合化される繊維とし
ては、ポリエステルフィラメントを使用するのが好まし
いが、これのみに限定されるものではない。
【0016】ところで、超高分子量ポリエチレン繊維
は、平成7年4月現在で、ポリエステルフィラメントの
およそ8倍以上の価格で販売されており、この繊維材料
を多く使用することは徒にコストの増大を招くものとな
る。また、超高分子量ポリエチレン繊維は、それ単独で
は、熱による溶融固着が困難であるため、ブラインドコ
ードの掛け替え作業において、従来採用されている簡易
な方法が採用できない。すなわち、ブラインドコード
は、使用による経年的な汚れによる美観の低下及び磨耗
等による性能の低下を考慮して、ブラインドコードが破
断する前に掛け替えられるが、この作業は、新たに掛け
るブラインドコードと使用中のブラインドコードの端部
同士を火炎等による熱で溶融固着した後、使用中のブラ
インドコードの溶融固着していない側の端部を引っ張っ
て取り外すことで、新しいブラインドコードに掛け替え
る方法により行われており、このため、ブラインドコー
ド同士が熱で溶融固着可能であること、すなわち、溶融
固着部がスラットに設けられた孔を容易に通過できる程
度の大きさで、かつ、強固に接合されることが必須の条
件となる。このことから、ブラインドコードに使用する
組紐の場合には、超高分子量ポリエチレン繊維と、熱に
よる溶融固着が可能なポリエステルフィラメントとの複
合化が必要となる。そして、複合化の比率を種々検討し
た結果、重量比率が25重量%より低いと組紐に要求さ
れる性能の向上の度合いが小さく、重量比率が75重量
%より高いと熱による溶融固着が不完全となることか
ら、超高分子量ポリエチレン繊維の重量比率は25〜7
5重量%が好適であることを見いだした。
【0017】一方、芯部1に使用される繊維は、特に限
定されるものではないが、例えば、ブラインドコードに
使用する組紐の場合には、これまでの使用実績、ブライ
ンドコードの掛け替え作業の容易性等を考慮して、ポリ
エステルフィラメントを使用するのが好ましい。
【0018】すなわち、ブラインドコードにおいて、使
用による経年的な汚れによる美観の低下以外の理由で掛
け替えが必要となるのは、通常、鞘部2を構成する糸条
が磨耗切断したときであり、鞘部2の破断強度及び耐磨
耗性を重点的に向上させれば、組紐として要求される性
能の向上を達成したものと考えられる。したがって、芯
部1はポリエステルフィラメント単独の組紐とし、鞘部
2のみを複合化することで、性能の向上と掛け替え作業
の容易性を維持することが可能となる。
【0019】また、ブラインドコードに使用する組紐
は、低コストであるといった当然の要求のほかに、結節
強度保持率が高いこと、スラットに設けられた孔を通過
する際の摩擦抵抗が小さいこと等が求められるが、この
ためには、組紐の形態は、ダブルブレード構造で、断面
形状がより真円に近いものであることが望ましい。さら
に、組紐の径は外観上目立たなくするために、可能な限
り細い方が望ましい。特に、近年のスラット幅の小形
化、スラット枚数の増加を考えた場合、組紐の径をどれ
だけ細くできるかが、ブラインドという最終製品の価値
を大きく左右するものであり、非常に重要なポイントで
あるといっても過言ではない。これまで一般的に使用さ
れてきたポリエステルフィラメントのみを使用した組紐
は、ブラインドの重量の増加や組紐の細径化によって、
組紐を構成する糸条に加わる負荷荷重が増大し、強度不
足となるものであり、さらに、負荷荷重が増大するのに
伴い、糸条が伸長され、これによって、繊維径がより小
さくなるため、磨耗切断されるまでに要する時間が短く
なり、耐磨耗性は必然的に著しく低下するものである。
【0020】これに対して、高強力繊維とポリエステル
フィラメントとを複合化した組紐は、組紐の破断強度及
び寸法安定性の向上につながることは勿論のこと、組紐
を構成する糸条の伸長量を抑制することが可能となり、
結果的に耐磨耗性及び耐久性の向上をもたらすものであ
る。
【0021】前述のブラインドコードに使用する組紐の
要求特性に鑑み、好適な組紐構造の例としては、超高分
子量ポリエチレンフィラメントのみからなる糸条と、ポ
リエステルフィラメントのみからなる糸条とを、引揃え
又は合撚することなく、個別に準備し、例えば、前者を
4本、後者を4本使用して、八つ打ちに編組みした鞘部
を有する組紐がある。この組紐は、荷重が加わった状態
でも低伸度繊維である超高分子量ポリエチレンフィラメ
ントのみに荷重応力が集中し、結果的に組紐全体の伸度
を小さく抑えることができるため、荷重が加わった状態
で使用しても繊維径の低下を招かず、また、組紐の真円
形態を維持し、スラットに設けられた孔を通過する際の
摩擦抵抗を小さいままに維持することができ、耐磨耗性
の向上や、外観の悪化を抑制する効果をもたらすもので
あり、当該用途に好適な構造の一つであるといえる。
【0022】さらに高い性能を求める場合における好適
な組紐構造の例としては、高強力ポリエチレン繊維とポ
リエステルフィラメントとを引揃え又は合撚した糸条で
形成した鞘部を有する組紐がある。この組紐は、大きな
荷重が加わった状態でも組紐を構成する糸条の張力状態
を均質に保つことができ、組紐の断面において、均質な
物性を発現することができるものである。
【0023】
【実施例】
〔実施例1〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0f)5本 ポリエステルフィラメント(750d−96f)11本 十六打ち 〔実施例2〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0f)8本 ポリエステルフィラメント(750d−96f)8本 十六打ち 〔実施例3〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0f)11本 ポリエステルフィラメント(750d−96f)5本 十六打ち 〔実施例4〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(400d−39
0f) ポリエステルフィラメント(375d−48f) 2本合糸の十六打ち
【0024】
【表1】
【0025】〔比較例1〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ポリエステルフィラメント(750d−98fの
十六打ち) 〔比較例2〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ダイニーマSK60(商品名)(1600d−1
560fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0fの十六打ち) 〔比較例3〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0fの十六打ち) 〔比較例4〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0f)12本 ポリエステルフィラメント(750d−96f)4本 十六打ち 〔比較例5〕 試料構造:ダブルブレード構造 芯部:ポリエステルフィラメント(1600d−195
fの2子撚) 鞘部:ダイニーマSK60(商品名)(800d−78
0f)3本 ポリエステルフィラメント(750d−96f)13本 十六打ち
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、従来のポリエステルフ
ィラメントを使用した組紐との比較において、大幅なコ
ストの増大を伴うことなく、また、熱により溶融固着可
能な特性を維持しながら、組紐に要求される破断強度、
耐磨耗性、寸法安定性、耐久性等の特性をバランスよく
向上させることができ、これによって、この組紐を、例
えば、ブラインドコードに使用した場合には、ブライン
ドコードの掛け替え作業において、従来採用されている
簡易な方法をそのまま採用することができ、また、ブラ
インドコードの径を細く設計することができるという顕
著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組紐の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 芯部 2 鞘部 2a 糸条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯部と、鞘部とからなる組紐であって、
    鞘部を構成する糸条の25〜75重量%に高強力繊維が
    使用されていることを特徴とする組紐。
  2. 【請求項2】 高強力繊維として、破断強度が20g/
    d以上、破断伸度が6%以下、初期弾性率が600g/
    d以上の繊維が使用されていることを特徴とする請求項
    1記載の組紐。
  3. 【請求項3】 高強力繊維として、重量平均分子量が1
    00万以上の超高分子量ポリオレフィンの延伸物からな
    るマルチフィラメントが使用されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の組紐。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1083254A3 (en) * 1999-09-07 2002-11-13 Turnils AB Pull cord for blinds and method of making same
WO2005024110A1 (ja) * 2003-09-03 2005-03-17 Takagi Corporation ロープの熱処理方法、熱処理設備およびロープ
JP2010053473A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Gosen:Kk 製紐糸
JP2013019070A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Takagi Kogyo Kk ロープ

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