JPH09210079A - ユニバーサルジョイントのかみ込み防止機構 - Google Patents
ユニバーサルジョイントのかみ込み防止機構Info
- Publication number
- JPH09210079A JPH09210079A JP1491696A JP1491696A JPH09210079A JP H09210079 A JPH09210079 A JP H09210079A JP 1491696 A JP1491696 A JP 1491696A JP 1491696 A JP1491696 A JP 1491696A JP H09210079 A JPH09210079 A JP H09210079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross pin
- universal joint
- protectors
- protector
- yokes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/40—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0864—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to tangential loading of the hub, e.g. a split hub
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来のものに比べて設置スペース
を取らず、狭い場所で使用する場合でも容易にレイアウ
トができ、かつユニバーサルジョイントの耐久性向上を
図ることが可能なユニバーサルジョイントのかみ込み防
止機構を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、一対のヨーク3,4がクロ
スピン5を介して回動可能に結合されるユニバーサルジ
ョイント1のかみ込み防止機構2において、ユニバーサ
ルジョイント1に円弧形状部6a,7aを有する異物か
み込み防止用のプロテクタ6,7を設けるとともに、プ
ロテクタ6,7をクロスピン5に固定している。
を取らず、狭い場所で使用する場合でも容易にレイアウ
トができ、かつユニバーサルジョイントの耐久性向上を
図ることが可能なユニバーサルジョイントのかみ込み防
止機構を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、一対のヨーク3,4がクロ
スピン5を介して回動可能に結合されるユニバーサルジ
ョイント1のかみ込み防止機構2において、ユニバーサ
ルジョイント1に円弧形状部6a,7aを有する異物か
み込み防止用のプロテクタ6,7を設けるとともに、プ
ロテクタ6,7をクロスピン5に固定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に四輪自動車等
に適用されるユニバーサルジョイントのかみ込み防止機
構に関するものである。
に適用されるユニバーサルジョイントのかみ込み防止機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、四輪駆動車等、不整地を走行
する車両では、図13に示す如く、ステアリングシステ
ム51上のユニバーサルジョイント52を露出させてい
ると、これを構成する一対のヨークとクロスピン(図示
せず)との間に飛石等が挟まって、ユニバーサルジョイ
ント52をロックするおそれがあった。そこで、従来に
おいては、ユニバーサルジョイント52のロックを防止
するため、当該ユニバーサルジョイント52にジャバラ
(ベロウズ)状のブーツ53が取付けられ、このブーツ
53によってユニバーサルジョイント52を覆ってい
る。なお、図13において、54はフロントホイールで
ある。
する車両では、図13に示す如く、ステアリングシステ
ム51上のユニバーサルジョイント52を露出させてい
ると、これを構成する一対のヨークとクロスピン(図示
せず)との間に飛石等が挟まって、ユニバーサルジョイ
ント52をロックするおそれがあった。そこで、従来に
おいては、ユニバーサルジョイント52のロックを防止
するため、当該ユニバーサルジョイント52にジャバラ
(ベロウズ)状のブーツ53が取付けられ、このブーツ
53によってユニバーサルジョイント52を覆ってい
る。なお、図13において、54はフロントホイールで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のユニバーサルジョイント51は、角度を持って配設
され、かつ回転可能に構成されているので、ブーツ52
が常に圧縮力や引張力を受けることになる。そのため、
ブーツ52は切れ易くなり、当該ブーツ52によるかみ
込み防止機構では耐久性の点で問題を発生することがあ
った。また、ブーツ52はジャバラ状に形成されてお
り、その外径が大きくなるので、エンジンルーム内のよ
うな利用スペースの少ない場所で使用する場合に、レイ
アウトが難しくなるという不具合を有していた。
来のユニバーサルジョイント51は、角度を持って配設
され、かつ回転可能に構成されているので、ブーツ52
が常に圧縮力や引張力を受けることになる。そのため、
ブーツ52は切れ易くなり、当該ブーツ52によるかみ
込み防止機構では耐久性の点で問題を発生することがあ
った。また、ブーツ52はジャバラ状に形成されてお
り、その外径が大きくなるので、エンジンルーム内のよ
うな利用スペースの少ない場所で使用する場合に、レイ
アウトが難しくなるという不具合を有していた。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、従来のものに比べて設置ス
ペースを取らず、狭い場所で使用する場合でも容易にレ
イアウトができ、かつユニバーサルジョイントの耐久性
向上を図ることが可能なユニバーサルジョイントのかみ
込み防止機構を提供することにある。
ものであって、その目的は、従来のものに比べて設置ス
ペースを取らず、狭い場所で使用する場合でも容易にレ
イアウトができ、かつユニバーサルジョイントの耐久性
向上を図ることが可能なユニバーサルジョイントのかみ
込み防止機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、一対のヨーク
がクロスピンを介して回動可能に結合されるユニバーサ
ルジョイントのかみ込み防止機構において、上記ユニバ
ーサルジョイントに円弧形状部を有する異物かみ込み防
止用のプロテクタを設けるとともに、該プロテクタを上
記クロスピンに固定している。
題を解決するために、本発明においては、一対のヨーク
がクロスピンを介して回動可能に結合されるユニバーサ
ルジョイントのかみ込み防止機構において、上記ユニバ
ーサルジョイントに円弧形状部を有する異物かみ込み防
止用のプロテクタを設けるとともに、該プロテクタを上
記クロスピンに固定している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1〜図12は、本発明に係るユニバーサ
ルジョイントのかみ込み防止機構の実施の形態を示して
いる。図において、1は四輪自動車等のステアリングシ
ステム上などに適用されるユニバーサルジョイントであ
って、このユニバーサルジョイント1にはかみ込み防止
機構2が配設されている。
ルジョイントのかみ込み防止機構の実施の形態を示して
いる。図において、1は四輪自動車等のステアリングシ
ステム上などに適用されるユニバーサルジョイントであ
って、このユニバーサルジョイント1にはかみ込み防止
機構2が配設されている。
【0008】上記ユニバーサルジョイント1は、図1〜
図4に示すように、車体前後に配置される一対のヨーク
3,4と、これらヨーク3,4の相互間に配設されるク
ロスピン5とを備えており、該クロスピン5で一対のヨ
ーク3,4を回動可能に結合することにより構成されて
いる。また、上記かみ込み防止機構2は、クロスピン5
の前後両側に設けられる一対のプロテクタ6,7を備え
ており、これらプロテクタ6,7は、異物かみ込み防止
用として機能すべく、ヨーク3,4およびクロスピン5
間の隙間を無くすとともに、ユニバーサルジョイント1
としての動きを妨げず、かつ極力クロスピン5に近づけ
た形状および大きさで形成されている。
図4に示すように、車体前後に配置される一対のヨーク
3,4と、これらヨーク3,4の相互間に配設されるク
ロスピン5とを備えており、該クロスピン5で一対のヨ
ーク3,4を回動可能に結合することにより構成されて
いる。また、上記かみ込み防止機構2は、クロスピン5
の前後両側に設けられる一対のプロテクタ6,7を備え
ており、これらプロテクタ6,7は、異物かみ込み防止
用として機能すべく、ヨーク3,4およびクロスピン5
間の隙間を無くすとともに、ユニバーサルジョイント1
としての動きを妨げず、かつ極力クロスピン5に近づけ
た形状および大きさで形成されている。
【0009】このため、上記プロテクタ6,7は、図5
〜図7に示すように、クロスピン5の回動軸を中心Oと
する円弧形状部6a,7aを有しており、これら円弧形
状部6a,7aは、相手ヨーク3,4の内側部に沿った
R1 形状でプロテクタ6,7の外周面に形成されてい
る。すなわち、プロテクタ6,7の半径R1 は、クロス
ピン5の回動軸中心Oとヨーク3,4の先端外側部3
a,4aとの距離L1 にほぼ等しくて、その巾はヨーク
3,4の内側巾L2 以下に形成されている(図8参
照)。
〜図7に示すように、クロスピン5の回動軸を中心Oと
する円弧形状部6a,7aを有しており、これら円弧形
状部6a,7aは、相手ヨーク3,4の内側部に沿った
R1 形状でプロテクタ6,7の外周面に形成されてい
る。すなわち、プロテクタ6,7の半径R1 は、クロス
ピン5の回動軸中心Oとヨーク3,4の先端外側部3
a,4aとの距離L1 にほぼ等しくて、その巾はヨーク
3,4の内側巾L2 以下に形成されている(図8参
照)。
【0010】また、プロテクタ6,7の内側面6b,7
b側であって、図5および図6中の左右両側には、クロ
スピン5への接近配置を可能とする凹溝8がそれぞれ設
けられており、これら凹溝8はプロテクタ6,7の位置
決め(回り止め)としての機能をも併せ持っている。さ
らに、プロテクタ6,7の中央部には、締付ボルト9を
貫通させる大小径の段付き取付穴10が穿設されてお
り、これら取付穴10の大径部分には、締付ボルト9の
頭部および当該締付ボルト9に螺合させるナット11が
埋設するようになっている。
b側であって、図5および図6中の左右両側には、クロ
スピン5への接近配置を可能とする凹溝8がそれぞれ設
けられており、これら凹溝8はプロテクタ6,7の位置
決め(回り止め)としての機能をも併せ持っている。さ
らに、プロテクタ6,7の中央部には、締付ボルト9を
貫通させる大小径の段付き取付穴10が穿設されてお
り、これら取付穴10の大径部分には、締付ボルト9の
頭部および当該締付ボルト9に螺合させるナット11が
埋設するようになっている。
【0011】一方、上記ヨーク3,4は、図8〜図11
に示すように、基部12,13と、該基部12,13か
らふた又に分かれた一対の対向片部14,15とにより
構成され、これら対向片部14,15には、クロスピン
5の先端支持部5aを挿入する嵌合穴16が穿設されて
いる。しかして、図1および図2中で、一方のヨーク3
の対向片部14は横方向に位置し、他方のヨーク4の対
向片部15は縦方向に位置しており、これによってヨー
ク3,4は、対向片部14,15が互いに交差するよう
に配置されている。
に示すように、基部12,13と、該基部12,13か
らふた又に分かれた一対の対向片部14,15とにより
構成され、これら対向片部14,15には、クロスピン
5の先端支持部5aを挿入する嵌合穴16が穿設されて
いる。しかして、図1および図2中で、一方のヨーク3
の対向片部14は横方向に位置し、他方のヨーク4の対
向片部15は縦方向に位置しており、これによってヨー
ク3,4は、対向片部14,15が互いに交差するよう
に配置されている。
【0012】また、ヨーク3,4の内側部は、プロテク
タ6,7の円弧形状部6a,7aと同様、クロスピン5
の回動軸を中心OとするR2 形状に形成されている。こ
のような半径R2 は、図9に示すように、クロスピン5
の回動軸中心Oから円弧形状部6a,7aに対向する部
分の相手ヨーク3,4の内側端部3b,4bまでの距離
であり、円弧形状部6a,7aの半径R1 とほぼ等しく
形成されている。すなわち、R2 >R1 で、かつR2 ー
R1 は極力小さく設定することが好ましく、例えば1m
m以下する。なお、クロスピン5の中心部には、締付ボ
ルト9の軸部を挿通させるボルト孔17が穿設されてい
る。
タ6,7の円弧形状部6a,7aと同様、クロスピン5
の回動軸を中心OとするR2 形状に形成されている。こ
のような半径R2 は、図9に示すように、クロスピン5
の回動軸中心Oから円弧形状部6a,7aに対向する部
分の相手ヨーク3,4の内側端部3b,4bまでの距離
であり、円弧形状部6a,7aの半径R1 とほぼ等しく
形成されている。すなわち、R2 >R1 で、かつR2 ー
R1 は極力小さく設定することが好ましく、例えば1m
m以下する。なお、クロスピン5の中心部には、締付ボ
ルト9の軸部を挿通させるボルト孔17が穿設されてい
る。
【0013】本実施の形態におけるかみ込み防止機構2
のプロテクタ6,7をユニバーサルジョイント1に取付
けるには、まず、図12に示す如く、クロスピン5の前
後両側にプロテクタ6,7をそれぞれ対応させて、一方
のプロテクタ6を縦方向に配置するとともに、他方のプ
ロテクタ7を横方向に配置する。この状態で、締付ボル
ト9をプロテクタ6,7およびクロスピン5の取付穴1
0およびボルト孔17を介して貫通させ、ナット11と
螺合させて締付ける。すると、プロテクタ6,7は、ク
ロスピン5の両側面にそれぞれ固定される。しかる後、
クロスピン5の先端支持部5aを相手ヨーク3,4の嵌
合孔16に挿入して固定すれば、かみ込み防止機構21
はユニバーサルジョイント1に設けられることになる
(図1および図3参照)。
のプロテクタ6,7をユニバーサルジョイント1に取付
けるには、まず、図12に示す如く、クロスピン5の前
後両側にプロテクタ6,7をそれぞれ対応させて、一方
のプロテクタ6を縦方向に配置するとともに、他方のプ
ロテクタ7を横方向に配置する。この状態で、締付ボル
ト9をプロテクタ6,7およびクロスピン5の取付穴1
0およびボルト孔17を介して貫通させ、ナット11と
螺合させて締付ける。すると、プロテクタ6,7は、ク
ロスピン5の両側面にそれぞれ固定される。しかる後、
クロスピン5の先端支持部5aを相手ヨーク3,4の嵌
合孔16に挿入して固定すれば、かみ込み防止機構21
はユニバーサルジョイント1に設けられることになる
(図1および図3参照)。
【0014】本実施の形態のユニバーサルジョイント1
では、かみ込み防止機構2を構成する特殊な形状のプロ
テクタ6,7によってヨーク3,4とクロスピン5との
間に隙間が存在しないため、四輪自動車等の車両が不整
地などを走行した場合でも、飛石等がこれらヨーク3,
4とクロスピン5との間に挟まってロックするというこ
とは起こらず、ユニバーサルジョイント1を確実に機能
させることができる。
では、かみ込み防止機構2を構成する特殊な形状のプロ
テクタ6,7によってヨーク3,4とクロスピン5との
間に隙間が存在しないため、四輪自動車等の車両が不整
地などを走行した場合でも、飛石等がこれらヨーク3,
4とクロスピン5との間に挟まってロックするというこ
とは起こらず、ユニバーサルジョイント1を確実に機能
させることができる。
【0015】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0016】例えば、既述の実施の形態では、ヨーク
3,4の内側部がクロスピン5の回動軸を中心Oとする
R2 形状に形成されているが、半径R2 とヨーク3,4
とが交わる点(内側端部3b,4b)を通る形状であれ
ば、図9の鎖線で示すような半径R3 のR形状でもよ
い。この場合、R3 <R2 となるように設定する。ま
た、既述の実施の形態では、ユニバーサルジョイント1
の動きを0度(図1および図2)と90度(図3および
図4)の回動状態で表したが、さらにユニバーサルジョ
イント1を回動させると、180度と270度の回動状
態で表すことも可能になる。
3,4の内側部がクロスピン5の回動軸を中心Oとする
R2 形状に形成されているが、半径R2 とヨーク3,4
とが交わる点(内側端部3b,4b)を通る形状であれ
ば、図9の鎖線で示すような半径R3 のR形状でもよ
い。この場合、R3 <R2 となるように設定する。ま
た、既述の実施の形態では、ユニバーサルジョイント1
の動きを0度(図1および図2)と90度(図3および
図4)の回動状態で表したが、さらにユニバーサルジョ
イント1を回動させると、180度と270度の回動状
態で表すことも可能になる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るユニバーサル
ジョイントのかみ込み防止機構は、一対のヨークがクロ
スピンを介して回動可能に結合されるものであって、上
記ユニバーサルジョイントに円弧形状部を有する異物か
み込み防止用のプロテクタを設けるとともに、該プロテ
クタを上記クロスピンに固定しているので、外径がユニ
バーサルジョイントそのものの大きさで済むことにな
り、大きな設置スペースを取ることなく狭い場所でも使
用でき、これによって従来のジャバラ付のものではレイ
アウトが不可能な場所でも容易にレイアウトすることが
できる。また、本発明のかみ込み防止機構は、従来と異
なって、引張り、圧縮等の外力を受けないので、優れた
耐久性を有しており、ユニバーサルジョイントの機能を
長期間にわたって保持することができる。
ジョイントのかみ込み防止機構は、一対のヨークがクロ
スピンを介して回動可能に結合されるものであって、上
記ユニバーサルジョイントに円弧形状部を有する異物か
み込み防止用のプロテクタを設けるとともに、該プロテ
クタを上記クロスピンに固定しているので、外径がユニ
バーサルジョイントそのものの大きさで済むことにな
り、大きな設置スペースを取ることなく狭い場所でも使
用でき、これによって従来のジャバラ付のものではレイ
アウトが不可能な場所でも容易にレイアウトすることが
できる。また、本発明のかみ込み防止機構は、従来と異
なって、引張り、圧縮等の外力を受けないので、優れた
耐久性を有しており、ユニバーサルジョイントの機能を
長期間にわたって保持することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るかみ込み防止機構が
設けられたユニバーサルジョイントの0度の状態を示す
正面図である。
設けられたユニバーサルジョイントの0度の状態を示す
正面図である。
【図2】上記ユニバーサルジョイントの0度の状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】上記ユニバーサルジョイントの90度の状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】上記ユニバーサルジョイントの90度の状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】上記ユニバーサルジョイントに用いられるプロ
テクタを示す平面図である。
テクタを示す平面図である。
【図6】図5におけるプロテクタを示す正面図である。
【図7】図5におけるプロテクタを示す側面図である。
【図8】上記ユニバーサルジョイントに用いられるヨー
クを示す平面図である。
クを示す平面図である。
【図9】図8におけるA−A線断面図である。
【図10】図8におけるヨークを示す正面図である。
【図11】図8におけるヨークを示す側面図である。
【図12】上記ユニバーサルジョイントに用いられるプ
ロテクタをクロスピンに締付ける前の状態を示す斜視図
である。
ロテクタをクロスピンに締付ける前の状態を示す斜視図
である。
【図13】従来のユニバーサルジョイント付近を示す側
面図である。
面図である。
1 ユニバーサルジョイント 2 かみ込み防止機構 3,4 ヨーク 5 クロスピン 6,7 プロテクタ 6a,7a 円弧形状部 9 締付ボルト 10 取付穴 11 ナット 16 嵌合孔 17 ボルト孔
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のヨークがクロスピンを介して回動
可能に結合されるユニバーサルジョイントのかみ込み防
止機構において、上記ユニバーサルジョイントに円弧形
状部を有する異物かみ込み防止用のプロテクタを設ける
とともに、該プロテクタを上記クロスピンに固定したこ
とを特徴とするユニバーサルジョイントのかみ込み防止
機構。 - 【請求項2】 上記円弧形状部は、上記クロスピンの回
動軸を中心としてプロテクタの外周面に形成され、か
つ、その半径は上記クロスピンの回動中心と上記ヨーク
先端外側部との距離にほぼ等しく、その巾は上記ヨーク
の内側巾以下に形成されていることを特徴とする請求項
1に記載のユニバーサルジョイントのかみ込み防止機
構。 - 【請求項3】 上記プロテクタは上記クロスピンの両側
に設けられ、これら2つのプロテクタおよび上記クロス
ピンにボルトを貫通させて締付けることにより、上記プ
ロテクタが上記クロスピンにそれぞれ固定されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のユニバーサルジョイン
トのかみ込み防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1491696A JPH09210079A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ユニバーサルジョイントのかみ込み防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1491696A JPH09210079A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ユニバーサルジョイントのかみ込み防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09210079A true JPH09210079A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11874297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1491696A Pending JPH09210079A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ユニバーサルジョイントのかみ込み防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09210079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114787525A (zh) * | 2019-11-07 | 2022-07-22 | 莉亚·卢塞蒂 | 具有改进的刚度的万向接头 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1491696A patent/JPH09210079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114787525A (zh) * | 2019-11-07 | 2022-07-22 | 莉亚·卢塞蒂 | 具有改进的刚度的万向接头 |
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