JPH09210037A - ネジ棒固定具 - Google Patents
ネジ棒固定具Info
- Publication number
- JPH09210037A JPH09210037A JP4536196A JP4536196A JPH09210037A JP H09210037 A JPH09210037 A JP H09210037A JP 4536196 A JP4536196 A JP 4536196A JP 4536196 A JP4536196 A JP 4536196A JP H09210037 A JPH09210037 A JP H09210037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw rod
- nut
- hole
- caulking hole
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ネジ棒に強い回転トルクが働いても回転しない
ように固定し得るネジ棒固定具を提供する。 【解決手段】ナット１と、内径が固定対象ネジ棒５の外
径より僅かに大きく縁がナット側に起こされた孔2aを有
するプレート２と、それらが入口側から順に非回転に収
容される収容部3a及びそれに続いて固定対象ネジ棒５の
外径より僅かに大きな内径の筒部3dを有するパイプ３と
よりなっている。
ように固定し得るネジ棒固定具を提供する。 【解決手段】ナット１と、内径が固定対象ネジ棒５の外
径より僅かに大きく縁がナット側に起こされた孔2aを有
するプレート２と、それらが入口側から順に非回転に収
容される収容部3a及びそれに続いて固定対象ネジ棒５の
外径より僅かに大きな内径の筒部3dを有するパイプ３と
よりなっている。
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】この発明は、ボルト等の雄ネ
ジの形成されている部材（以後、単にネジ棒という）を
回転しないように固定するためのネジ棒固定具に関する
ものである。
ジの形成されている部材（以後、単にネジ棒という）を
回転しないように固定するためのネジ棒固定具に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】ネジ棒固定具として、従来、図３に示す
ものが知られている（特願平６−１６８７２８号参
照）。そのネジ棒固定具は、ナット１と、そのナット１
を非回転に収容し得る空間４ａを有し、固定対象ネジ棒
５の頭部を打撃するときに、該ネジ棒５に螺合されたナ
ット１を前記空間４ａの一側に押付けるよう偏倚させる
カム４ｄを備えたナット収容パイプ４とよりなるもので
ある。
ものが知られている（特願平６−１６８７２８号参
照）。そのネジ棒固定具は、ナット１と、そのナット１
を非回転に収容し得る空間４ａを有し、固定対象ネジ棒
５の頭部を打撃するときに、該ネジ棒５に螺合されたナ
ット１を前記空間４ａの一側に押付けるよう偏倚させる
カム４ｄを備えたナット収容パイプ４とよりなるもので
ある。
【０００３】このネジ棒固定具においては、ネジ棒５を
ナット収容パイプ４の一方の孔４ｂから挿入して回転さ
せ、ナット１の所定位置まで螺合させて他方の孔４ｃよ
り突出させ、次いで、ネジ棒５の頭部を叩くことによ
り、ナット１が軸方向に移動してカム４ｄに乗り上げ、
それによって、ネジ棒５が各孔４ｂ、４ｃの一側に押付
けられ、回転しなくなる。
ナット収容パイプ４の一方の孔４ｂから挿入して回転さ
せ、ナット１の所定位置まで螺合させて他方の孔４ｃよ
り突出させ、次いで、ネジ棒５の頭部を叩くことによ
り、ナット１が軸方向に移動してカム４ｄに乗り上げ、
それによって、ネジ棒５が各孔４ｂ、４ｃの一側に押付
けられ、回転しなくなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ネジ棒５の回り止め効果は充分なものではなく、ネジ棒
５に強い回転トルクが働く場合には回転することもあ
る。
ネジ棒５の回り止め効果は充分なものではなく、ネジ棒
５に強い回転トルクが働く場合には回転することもあ
る。
【０００５】この発明は、ネジ棒に強い回転トルクが働
いても回転しないように固定し得るネジ棒固定具を提供
することを目的としている。
いても回転しないように固定し得るネジ棒固定具を提供
することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のネジ棒固定具
は、ナット１と、内径が固定対象ネジ棒５の外径より僅
かに大きく縁がナット側に起こされた孔２ａを有するプ
レート２と、それらが入口側から順に非回転に収容され
る収容部３ａ及びそれに続いて固定対象ネジ棒５の外径
より僅かに大きな内径の筒部３ｄを有するパイプ３とよ
りなるものである。
は、ナット１と、内径が固定対象ネジ棒５の外径より僅
かに大きく縁がナット側に起こされた孔２ａを有するプ
レート２と、それらが入口側から順に非回転に収容され
る収容部３ａ及びそれに続いて固定対象ネジ棒５の外径
より僅かに大きな内径の筒部３ｄを有するパイプ３とよ
りなるものである。
【０００７】プレート２の孔２ａは、固定対象ネジ棒５
の外径より小さめの孔の縁をかしめることによって起こ
したカシメ穴とすることができる。
の外径より小さめの孔の縁をかしめることによって起こ
したカシメ穴とすることができる。
【０００８】ナット１、プレート２及びパイプ３の収納
部３ａのそれぞれを同じ横断面形状とするとよい。
部３ａのそれぞれを同じ横断面形状とするとよい。
【０００９】パイプ３の収納部３ａの入口３ｂ側は、内
側に向けて縮径するとよく、出口側は、テーパー状又は
平らにすることができる。
側に向けて縮径するとよく、出口側は、テーパー状又は
平らにすることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１及び図２を参照し、この発明
のネジ棒固定具の実施の形態について説明する。
のネジ棒固定具の実施の形態について説明する。
【００１１】このネジ棒固定具は、概ね、平ナット１
と、カシメ穴プレート２と、平ナット１及びカシメ穴プ
レート２を収容し得る収容部３ａを先端に有するジョイ
ントパイプ３とより構成されている。
と、カシメ穴プレート２と、平ナット１及びカシメ穴プ
レート２を収容し得る収容部３ａを先端に有するジョイ
ントパイプ３とより構成されている。
【００１２】平ナット１は、外形が４角形又は６角形の
ものであり、市販のものを用いることができる。
ものであり、市販のものを用いることができる。
【００１３】カシメ穴プレート２は、平ナット１と同形
状の板体であり、且つ、中央に固定対象ネジ棒５の外径
より小さめの孔が形成されている。しかも、その孔の縁
は、かしめることによって起こされている。このように
して形成した孔をカシメ穴２ａという。このカシメ穴２
ａの径は、固定対象ネジ棒５の外径より僅かに大きくな
っている。
状の板体であり、且つ、中央に固定対象ネジ棒５の外径
より小さめの孔が形成されている。しかも、その孔の縁
は、かしめることによって起こされている。このように
して形成した孔をカシメ穴２ａという。このカシメ穴２
ａの径は、固定対象ネジ棒５の外径より僅かに大きくな
っている。
【００１４】ジョイントパイプ３の収納部３ａは、横断
面が平ナット１、カシメ穴プレート２の外形と同形状で
ある。従って、ナット１及びカシメ穴プレート２は、収
納部３ａに非回転に収容される。またそれらは、入口側
から平ナット１、カシメ穴プレート２の順に収容され
る。そのとき、カシメ穴２ａの突出した縁が平ナット１
側に向くようにする。収容部に続く部分は、固定対象ネ
ジ棒５の外径より僅かに大きな内径の筒部３ｄとなって
いる。
面が平ナット１、カシメ穴プレート２の外形と同形状で
ある。従って、ナット１及びカシメ穴プレート２は、収
納部３ａに非回転に収容される。またそれらは、入口側
から平ナット１、カシメ穴プレート２の順に収容され
る。そのとき、カシメ穴２ａの突出した縁が平ナット１
側に向くようにする。収容部に続く部分は、固定対象ネ
ジ棒５の外径より僅かに大きな内径の筒部３ｄとなって
いる。
【００１５】収納部３ａの入口３ｂ側は、収容される平
ナット１が飛び出さないように、内側に向けて縮径され
ている。また、出口側は、カシメ穴プレート２の受け部
３ｃとなっており、図示のものは、テーパー状となって
いる。しかしながら、この部分は平らでもよい。収納部
３ａの軸方向の大きさは、平ナット１及びカシメ穴プレ
ート２がぎりぎりに収容し得る程度のものとされてい
る。
ナット１が飛び出さないように、内側に向けて縮径され
ている。また、出口側は、カシメ穴プレート２の受け部
３ｃとなっており、図示のものは、テーパー状となって
いる。しかしながら、この部分は平らでもよい。収納部
３ａの軸方向の大きさは、平ナット１及びカシメ穴プレ
ート２がぎりぎりに収容し得る程度のものとされてい
る。
【００１６】このように構成されたネジ棒固定具におけ
るネジ棒５の固定は、次のようにしてなされる。
るネジ棒５の固定は、次のようにしてなされる。
【００１７】先ず、ネジ棒５をジョイントパイプ３の入
口孔から挿入して回転させ、平ナット１に所定位置まで
螺合させて位置決めする。次いで、ネジ棒５の頭部をハ
ンマー等で打撃すると、ネジ棒５と共に平ナット１が軸
方向に移動してカシメ穴プレート２の碗形に突出したカ
シメ穴２ａの縁を軸方向に押し曲げ、カシメ穴プレート
２は平らになる。その際、カシメ穴２ａの縁は、ネジ棒
５のネジ山の凹凸に食い込むので、ネジ棒５は、強い力
回転トルクが働いても、最早回らなくなる。
口孔から挿入して回転させ、平ナット１に所定位置まで
螺合させて位置決めする。次いで、ネジ棒５の頭部をハ
ンマー等で打撃すると、ネジ棒５と共に平ナット１が軸
方向に移動してカシメ穴プレート２の碗形に突出したカ
シメ穴２ａの縁を軸方向に押し曲げ、カシメ穴プレート
２は平らになる。その際、カシメ穴２ａの縁は、ネジ棒
５のネジ山の凹凸に食い込むので、ネジ棒５は、強い力
回転トルクが働いても、最早回らなくなる。
【００１８】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００１９】即ち、ネジ棒に強い回転トルクが働いても
回転しないように固定することができる。しかも、部品
数が少なく、簡単に製造することができる。特に、手の
届かない位置にネジ棒を非回転に固定するのに便利であ
る。
回転しないように固定することができる。しかも、部品
数が少なく、簡単に製造することができる。特に、手の
届かない位置にネジ棒を非回転に固定するのに便利であ
る。
【図１】この発明のネジ棒固定具のネジ棒を固定する前
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図２】この発明のネジ棒固定具のネジ棒を固定した後
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図３】従来のネジ棒固定具の縦断面図である。
１ 平ナット（ナット） ２ カシメ穴プレート（プレート） ２ａ カシメ穴（孔） ３ ジョンイトパイプ（パイプ） ３ａ 収納部 ３ｂ 入口 ３ｃ 受け部 ５ ネジ棒
Claims (1)
- 【請求項１】ナットと、内径が固定対象ネジ棒の外径よ
り僅かに大きく縁がナット側に起こされた孔を有するプ
レートと、それらが入口側から順に非回転に収容される
収容部及びそれに続いて固定対象ネジ棒の外径より僅か
に大きな内径の筒部を有するパイプとよりなるネジ棒固
定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4536196A JPH09210037A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | ネジ棒固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4536196A JPH09210037A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | ネジ棒固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210037A true JPH09210037A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12717148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4536196A Pending JPH09210037A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | ネジ棒固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210037A (ja) |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP4536196A patent/JPH09210037A/ja active Pending
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