JPH09208122A - ウェブのジグザグ折り畳み装置 - Google Patents

ウェブのジグザグ折り畳み装置

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JPH09208122A
JPH09208122A JP8038829A JP3882996A JPH09208122A JP H09208122 A JPH09208122 A JP H09208122A JP 8038829 A JP8038829 A JP 8038829A JP 3882996 A JP3882996 A JP 3882996A JP H09208122 A JPH09208122 A JP H09208122A
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roll
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rolls
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Toshimichi Yokouchi
利道 横内
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Kunitomi Kamei
邦富 亀井
Kazuo Hoshikawa
和男 星川
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/16Rotary folders
    • B65H45/162Rotary folders with folding jaw cylinders

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳みロールを高速回転させても正確な折
り位置でジグザグ折りすることができ、製品の形状を良
くし製品ロスを減少させ、大量生産しても高い歩留まり
を維持できるシート状素材のジグザグ折り畳み装置を提
供する。 【解決手段】 一続きのウェブWa、Wbをロール間に
挟んで連続して送り込む一対の折り畳みロール10が転動
自在に設けられ、この折り畳みロール10の上方にウェブ
Wa、Wbを切断するカッターブレード2が固設され、
折り畳みロール10の下方には、ウェブWa、Wbの切断
片Pを合わせて連続状にジグザグ折りするフォールディ
ングバー3が揺動自在に設けられた折り畳み装置であっ
て、折り畳みロール10へウェブWa、Wbを送る位置に
設けられ、ウェブWa、Wbの切断片Pとされる部分に
おける切断方向に沿って、切断片Pの両端に切り型cを
付け、かつ切断片Pの真ん中に折り型gを付ける折り型
付け機構1を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ティッシュペーパ
ーやタオルペーパーなどのような比較的薄い紙や不織布
などのウェブを縦方向に連続して供給しつつ横方向に切
断し、切断片を分離することなく連続状に交互にジグザ
グに折り畳んで集積するウェブのジグザグ折り畳み装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のウェブのジグザグ折り畳み
装置の正面図、図7は同動作説明図であって、(A)は
折り畳みロールの正面図、(B)はムーバブルジョーの
開状態、(C)はムーバブルジョーの閉状態である。図
6に示すように、従来のウェブのジグザグ折り畳み装置
は、一続きのウェブWa、Wbをロール間に挟んで連続
して送り込む一対の折り畳みロール10が転動自在に設け
られ、この折り畳みロール10の上方に一続きのウェブW
a、Wbを切断するためのカッターブレード2が固設さ
れている。前記折り畳みロール10の下方には、前記ウェ
ブWa、Wbの切断片を2枚合わせで連続状にジグザグ
折りするフォールディングバー3が揺動自在に設けられ
ており、このフォールディングバー3はウェブWa、W
bの切断片を交互にジグザグ折りして折り畳み、集積物
Tとして積み重ねるものである。4、5は送りロール
で、前記折り畳みロール10にウェブWa、Wbを送り込
むものである。図7(A)に示すように、折り畳みロー
ル10の周面にはカッターアンビル13とムーバブルジョー
11が交互に同数個づつ取り付けられており、一方の折り
畳みロール10のカッターアンビル13が他方の折り畳みロ
ール10のムーバブルジョー11と合わさるように位相をず
らして配設されている。このカッターアンビル13は、図
視しないカッターブレード2と鋏合して、前記ウェブW
a、WbをウェブWa、Wbの短方向に切断しうるもの
である。折り畳みロール10のムーバブルジョー11には、
図示していないがカムとスプリングが連結されており、
ムーバブルジョー11は以下のように動作する。図7
(B)に示すように、各ムーバブルジョー11は、折り畳
みロール10の接触部付近以外では開いており、前記ウェ
ブWa、Wbの切断片Pを掴むために待機している。折
り畳みロール10の接触部付近では、図7(C)に示すよ
うに、ムーバブルジョー11は閉じ、左右のウェブWa、
Wbの切断片Pを保持しうる。12、14は吸引孔で、図示
しないバキューム装置に連結されており、このバキュー
ム装置の負圧によってウェブWa、Wbを折り畳みロー
ル10のロール周面に吸着するものである。
【0003】このような構成によって、従来のウェブの
ジグザグ折り畳み装置は以下のように動作する。図7
(A)に示すように、一対の折り畳みロール10に、横切
断されていない一続きのウェブWa、Wbが供給される
と、折り畳みロール10の表面に吸着その他により保持さ
れながら図示しないカッターブレード2によりそれぞれ
横切断される。ここでは、切断された切断片Pは折り畳
みロール10の周辺に保持されたままで、走行方向後続の
ウェブWa、Wbと分離することなく、両折り畳みロー
ル10の接触部へ走行していく。このウェブWa、Wb
は、折り畳みロール10の周面に突設したカッターアンビ
ル13とカッターブレード2が接触するときに切断され
る。したがって、折り畳みロール10の接触部で合わさる
切断された切断片Pは、一方の切断片Pの真ん中に他方
の切断片Pの切断縁がくるように互い違いにずらされて
いる。このように合わされた切断片Pは折り畳みロール
10の表面に吸着され保持されたまま下方へ進行してい
き、その途中で左右いづれかのフォールディングバー3
により折り畳みロール10の表面からはぎ取られると同時
に、そのフォールディングバー3によって上から押さえ
付けられて折り畳まれ、ティッシュペーパーやタオルペ
ーパーなどの折り畳み集積物Tとなる。上記のように、
従来のジグザグ折り畳み装置は、バキューム装置の吸引
力によって、ウェブWをカッターアンビル13の凸部に吸
引して、切断片Pの長さを同一にしたり、切断片Pの端
部をムーバブルジョー11の凹部に吸引させて掴み代を確
保して、ムーバブルジョー11の掴み外れを少なくしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ティッシュ
ペーパーやタオルペーパーなどの折り畳み集積物を大量
生産させるためには折り畳みロール10を高速で回転させ
る必要がある。しかしながら、従来のジグザグ折り畳み
装置は、ウェブWの硬さ、厚さや通気度を考慮すること
なく、バキューム装置の吸引力のみによって、ウェブW
を折り畳みロール10の外周面に吸着させているので、折
り畳みロール10を高速に回転させればさせる程、ウェブ
Wの硬さ、厚さや通気度の影響を受け、ウェブWと折り
畳みロール10との間に滑りが生じる。このため、カッタ
ーアンビル13の凸部に正確な位置でウェブWや切断片P
が吸着されないので、切断片Pを所定の長さで切断でき
ない。また、バキューム装置の吸引力によってウェブW
がムーバブルジョー11の凹部に吸引されるが、この吸引
度合いは一定でなくバラツキがあり、ムーバブルジョー
11が掴むためのウェブWの掴み代が極端に短くなること
もあり、掴み外れを起こしやすくなる。したがって、切
断片Pを折れなかったり折り不良が生じ、次工程に悪影
響を及ぼすので、高速回転できずまた製品ロスも多く、
歩止まりを低下させるという問題がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、折り畳みロー
ルを高速回転させても正確な折り位置でジグザグ折りす
ることができ、製品の形状を良くし製品ロスを減少さ
せ、大量生産しても高い歩留まりを維持できるシート状
素材のジグザグ折り畳み装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のウェブのジグ
ザグ折り畳み装置は、ロール周面に突設されたカッター
アンビルを有し、一続きのウェブを連続して送り込む一
対の折り畳みロールと、前記カッターアンビルと鋏合し
て一続きのウェブを切断するためのカッターブレード
と、前記ウェブの切断片を2枚合わせで連続状にジグザ
グ折りするフォールディングバーとからなる折り畳み装
置であって、前記折り畳みロールへ前記ウェブを送る位
置に設けられ、前記ウェブの切断片とされる部分におけ
る切断方向に沿って、該切断片の中心位置に折り型を付
ける折り型付け機構を備えたことを特徴とする。請求項
2のウェブのジグザグ折り畳み装置は、前記折り型付け
機構が、ロールの軸方向に延びた棒状突起および溝をロ
ール周面において円周方向に交互に備え、ロールの接触
部に前記ウェブの切断片とされる部分を挟んで転動する
一対の型付けロールからなり、該一対の型付けロール
が、一方の型付けロールの前記棒状突起に他方の型付け
ロールの前記溝が掛合するように位相をずらして配設さ
れ、一方の型付けロールの前記棒状突起が、前記ウェブ
の切断片を介して、他方の型付けロールの前記溝に押し
つけることを特徴とする。請求項3のウェブのジグザグ
折り畳み装置は、前記型付けロールのロール周面に、前
記ウェブを吸着するための吸引孔が設けられたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明のウェブのジグザグ折
り畳み装置の一実施形態に係わる正面図である。本発明
において、前記ウェブWa、Wbの切断片Pの中心線に
折り型を付けるための折り型付け機構1が、前記折り畳
みロール10へ前記ウェブWa、Wbを送る位置にそれぞ
れ設けられたことが特徴である。図1に示すように、本
実施形態のウェブのジグザグ折り畳み装置は、一続きの
ウェブWa、Wbをロール間に挟んで連続して送り込む
一対の折り畳みロール10が転動自在に設けられ、この折
り畳みロール10の上方に一続きのウェブWa、Wbを切
断するためのカッターブレード2が固設されている。前
記折り畳みロール10の下方には、前記ウェブWa、Wb
の切断片を連続状にジグザグ折りするフォールディング
バー3が揺動自在に設けられており、このフォールディ
ングバー3はウェブWa、Wbの切断片を交互にジグザ
グ折りして折り畳み、集積物Tとして積み重ねるもので
ある。そして、前記ウェブWa、Wbの切断片Pの中心
線に折り型を付ける折り型付け機構1が、前記折り畳み
ロール10へ前記ウェブWa、Wbを送る位置に設けられ
ている。5は送りロールである。
【0008】図2は折り型付け機構1の正面図であっ
て、(A)は切り型cの型付け状態、(B)は折り型g
の型付け状態である。図2(A)、(B)に示すよう
に、折り型付け機構1は、一対の型付けロール20、30か
ら構成されており、型付けロール30は図示しない前記折
り畳みロール10に近接して設けられており、折り畳みロ
ール10へ前記ウェブWa、Wbを送ることができるもの
である。型付けロール20、30は、この型付けロール20、
30間の接触部に前記ウェブWa、Wbの切断片Pを挟ん
で転動するものである。この型付けロール20、30は折り
畳みロール10の左右に設けられているが、左右対称形で
あるので、図1中の右側の型付けロール20、30のみ説明
する。この型付けロール20は、ロールの軸方向に延びた
棒状突起21および溝22がロール周面において円周方向に
交互に取り付けられている。前記型付けロール30は、型
付けロール20と同様に、ロールの軸方向に延びた棒状突
起31および溝32がロール周面において円周方向に交互に
取り付けられており、棒状突起31および溝32の周辺には
吸引孔33が形成されており、この吸引孔33には図示しな
いバキューム装置が連結している。この吸引孔33は、前
記バキューム装置によって負圧が生じ、この負圧によっ
てウェブWa、Wbを折り畳みロール10のロール周面に
吸着させるものである。前記型付けロール20、30は、型
付けロール20の前記棒状突起21に型付けロール30の溝32
が掛合し、かつ型付けロール30の前記棒状突起31に前記
型付けロール20の溝22が掛合するように位相をずらして
配設されている。このため、図2(A)に示すように、
型付けロール20の棒状突起21と他方の型付けロール30の
溝32とが、前記ウェブWa、Wbを挟んで切り型cを押
し付けることができる。この切り型cは、前記カッター
ブレード2と折り畳みロール10のカッターアンビル13に
よって切断される予定の部分である。また、図2(B)
に示すように、型付けロール30の棒状突起31と他方の型
付けロール20の溝22とが、前記ウェブWa、Wbの切断
片Pを挟んで折り型gを押し付けることができる。この
折り型gは折り畳みロール10のムーバブルジョー11に掴
まれ折り込まれる予定の部分である。したがって、折り
型付け機構1の型付けロール20、30によって、ウェブW
a、Wbに正確な位置で切り型cと折り型gを交互に型
付けることができ、かつこの切り型cや折り型gのそれ
ぞれの深さのバラツキを少なくすることができ、この型
付けられたウェブWa、Wbを折り畳みロール10に送る
ことができる。
【0009】つぎに、公知の折り畳みロール10を説明す
る。図7(A)に示すように、折り畳みロール10の周面
にはカッターアンビル13とムーバブルジョー11が交互に
同数個づつ取り付けられており、一方の折り畳みロール
10のカッターアンビル13が他方の折り畳みロール10のム
ーバブルジョー11と合わさるように位相をずらして配設
されている。このカッターアンビル13は、図示しないカ
ッターブレード2と鋏合して、前記ウェブWa、Wbを
ウェブWa、Wbの短方向に切断しうるものである。折
り畳みロール10のムーバブルジョー11は、図示していな
いがカムとスプリングが連結されており、以下のように
動作する。図7(B)に示すように、各ムーバブルジョ
ー11は、折り畳みロール10の接触部付近以外では開いて
おり、前記ウェブWa、Wbの切断片Pを掴むために待
機している。折り畳みロール10の接触部付近では、図7
(C)に示すように、ムーバブルジョー11が閉じてお
り、左右のウェブWa、Wbの切断片Pを保持しうるも
のである。12、14は吸引孔で、図示しないバキューム装
置に連結されており、このバキューム装置の負圧によっ
てウェブWa、Wbを折り畳みロール10のロール周面に
吸着するものである。
【0010】図3は折り畳みロール10の動作説明図であ
って、(A)は一方の折り畳みロール10のムーバブルジ
ョー11が切断片Pを掴んだ状態、(B)は他方の折り畳
みロール10のムーバブルジョー11が切断片Pを掴んだ状
態である。図3(A)、(B)に示すように、折り型付
け機構1から送られたウェブWa、Wbの切り型cはカ
ッターアンビル13の凸部に掛止されており、ウェブW
a、Wbの折り型gはムーバブルジョー11の凹部に掛止
されている。すなわち、折り型付け機構1によって切り
型cと折り型gが型付けられたウェブWa、Wbは、折
り畳みロール10 の周面上の所定の位置からズレること
なく正確に位置決めされるという効果を奏する。図3
(A)に示すように、図中左側の折り畳みロール10の接
触部付近のムーバブルジョー11は、右側ウェブWaの切
り型cとともに左側ウェブWbの折り型gを掴んで閉じ
ている。同様に、図3(B)に示すように、図中右側の
折り畳みロール10の接触部付近のムーバブルジョー11
は、左側ウェブWb切り型cとともに右側ウェブWaの
折り型gを掴んで閉じている。一方、ウェブWa、Wb
は切り型cで次々と切断されて複数の切断片Pとなるの
で、切断片Pの端部はウェブWa、Wbの切り型cが対
応し、切断片Pの真ん中にはウェブWa、Wbの折り型
gが型付けられている。したがって、折り畳みロール10
が転動すれば、左右のウェブWa、Wbの切断片Pが交
互に一方の切断片Pの真ん中に他方の切断片Pの切断縁
がくるように互い違いにずらされ、折り畳みロール10の
ムーバブルジョー11によって前記切断片Pの真ん中と前
記切断片Pの切断縁とがともに掴まれる。また、この切
断片Pの切断縁は常に同一の深さで型付けられた部分な
ので、ムーバブルジョー11が掴むだけの長さが常に確保
できており、ムーバブルジョー11の掴み外れを減少させ
るという効果を奏する。
【0011】上記のごとく構成によって、本実施形態の
ウェブのジグザグ折り畳み装置は以下のように動作す
る。図4は本実施形態のウェブのジグザグ折り畳み装置
の動作説明図、図5は集積物Tの概略斜視図である。一
対の型付けロール20、30に、横切断されていない一続き
のウェブWa、Wbが型付けロール20、30に供給される
と、前記図2(A)に示すように、一続きのウェブW
a、Wbは折り型付け機構1の一対の型付けロール20、
30の間を通され、型付けロール20の突起21と型付けロー
ル30の溝32とによって切り型cが押し付けられる。しか
る後、前記図2(B)に示すように、型付けロール30の
棒状突起31と他方の型付けロール20の溝22とが、前記ウ
ェブWa、Wbの切断片Pを挟んで折り型gが押し付け
られる。したがって、ウェブWa、Wbにおいてウェブ
Wa、Wbの長手方向に、切り型cと折り型gとが交互
に等間隔に押し付けられる。そして、型付けロール30の
吸引孔33に吸引されて、型付けロール30に保持されつつ
折り畳みロール10 に送られる。
【0012】つぎに、図3および図4に示すように、こ
の型付けられたウェブWa、Wbは折り畳みロール10に
連続的に送られ、前記折り畳みロール10のカッターアン
ビル13の凸部にウェブWa、Wbの切り型cが掛止され
る。この切り型cの位置でカッターブレード2と折り畳
みロール10のカッターアンビル13とがウェブWa、Wb
を切断するので、正確な位置でウェブWa、Wbを次々
と切断し、切断片Pを同一長さにすることができるとい
う効果を奏する。また、ウェブWa、Wbの折り型gは
切断片Pの真ん中に型付けされたまま、ウェブWa、W
bの折り型gは折り畳みロール10のムーバブルジョー11
の凹部に掛止される。切断片Pは折り畳みロール10の折
り畳みロール10のロール周面の吸引孔12、14に吸引され
保持されたままで、走行方向後続のウェブWa、Wbと
分離することなく、両折り畳みロール10の接触部へ走行
していく。そして、折り畳みロール10の接触部で合わさ
る切断片Pは、一方の切断片Pの折り型gに他方の切断
片Pの切り型cがくるように正確に互い違いに配置され
る。そして、このように正確な位置で合わされた切断片
Pは折り畳みロール10のムーバブルジョー11によって掴
まれ、ついで、折り畳みロール10の表面に吸着され保持
されたまま下方へ進行していき、その途中で左右いづれ
かのフォールディングバー3により折り畳みロール10の
表面からはぎ取られると同時に、そのフォールディング
バー3によって上から押さえ付けられて折り畳まれ、テ
ィッシュペーパーやタオルペーパーなどの折り畳み集積
物Tとなる。
【0013】図5に示すように、上記のごとく折り込ま
れた集積物Tは、切断片Pの折り型gに、正確な位置で
切断片Pの切り型cが挿入されて、互い違いにジグザグ
に折り込まれている。したがって、折り畳みロール10を
高速回転させても、切断片Pの掴み外れが少なく、正確
な折り位置で切断片Pをジグザグ折りすることができ、
集積物Tの形状を良くし製品ロスを減少させることがで
きるので、大量生産しても高い歩留まりを維持すること
ができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1または2のウェブのジグザグ折
り畳み装置によれば、型付けロールによってウェブ上に
ウェブの長手方向に交互に切り型や折り型の凹凸を予め
型付けすることができ、この型付けされたウェブを折り
畳みロールに送ることができる。このため、ウェブの硬
さ、厚さ、通気度に関係なく、どのようなウェブWであ
っても、切断片Pを所定の長さで切断でき、また確実に
同一深さの掴み代を確保することができる。このため、
ムーバブルジョーは確実にウェブの切断片を掴むことが
できるとともに切断片の長さも一定となり、折り畳みロ
ールによる折り畳み精度および形状が安定するので、高
速回転させても高い歩留まりを維持することができる。
請求項3のウェブのジグザグ折り畳み装置によれば、ウ
ェブが型付けロールの表面の吸引孔に吸引されるのでウ
ェブを保持することができ、ウェブに切り型や折り型の
位置決めの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブのジグザグ折り畳み装置の一実
施形態に係わる正面図である。
【図2】折り型付け機構1の正面図である。
【図3】折り畳みロール10の正面図である。
【図4】本実施形態のウェブのジグザグ折り畳み装置の
使用説明図である。
【図5】集積物Tの概略斜視図である。
【図6】従来のウェブのジグザグ折り畳み装置の正面図
である。
【図7】従来のウェブのジグザグ折り畳み装置の動作説
明図である。
【符号の説明】
1 折り型付け機構 2 カッターブ
レード 3 フォールディングバー 10 折り畳みロール 11 ムーバブ
ルジョー 12 吸引孔 13 カッター
アンビル 14 吸引孔 20 型付けロ
ール 21 棒状突起 22 溝 30 型付けロール 31 棒状突起 32 溝 33 吸引孔 c 切り型 g 折り型 T 集積物 P 切断片 Wa ウェブ Wb ウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星川 和男 愛媛県川之江市川之江町1514番地 川之江 造機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール周面に突設されたカッターアンビル
    を有し、一続きのウェブを連続して送り込む一対の折り
    畳みロールと、前記カッターアンビルと鋏合して一続き
    のウェブを切断するためのカッターブレードと、前記ウ
    ェブの切断片を2枚合わせで連続状にジグザグ折りする
    フォールディングバーとからなる折り畳み装置であっ
    て、前記折り畳みロールへ前記ウェブを送る位置に設け
    られ、前記ウェブの切断片とされる部分における切断方
    向に沿って、該切断片の中心位置に折り型を付ける折り
    型付け機構を備えたことを特徴とするウェブのジグザグ
    折り畳み装置。
  2. 【請求項2】前記折り型付け機構が、ロールの軸方向に
    延びた棒状突起および溝をロール周面において円周方向
    に交互に備え、ロールの接触部に前記ウェブの切断片と
    される部分を挟んで転動する一対の型付けロールからな
    り、該一対の型付けロールが、一方の型付けロールの前
    記棒状突起に他方の型付けロールの前記溝が掛合するよ
    うに位相をずらして配設され、一方の型付けロールの前
    記棒状突起が、前記ウェブの切断片を介して、他方の型
    付けロールの前記溝に押しつけることを特徴とする請求
    項1記載のウェブのジグザグ折り畳み装置。
  3. 【請求項3】前記型付けロールのロール周面に、前記ウ
    ェブを吸着するための吸引孔が設けられたことを特徴と
    する請求項2記載のウェブのジグザグ折り畳み装置。
JP8038829A 1996-01-31 1996-01-31 ウェブのジグザグ折り畳み装置 Expired - Fee Related JP2796078B2 (ja)

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