JPH09206701A - 長尺材選別集積装置 - Google Patents

長尺材選別集積装置

Info

Publication number
JPH09206701A
JPH09206701A JP1579896A JP1579896A JPH09206701A JP H09206701 A JPH09206701 A JP H09206701A JP 1579896 A JP1579896 A JP 1579896A JP 1579896 A JP1579896 A JP 1579896A JP H09206701 A JPH09206701 A JP H09206701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
long material
shaped long
sorting
stations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1579896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kocha
正治 古茶
Yoji Yamaguchi
洋司 山口
Masayuki Kimura
昌幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kioritz Corp
Original Assignee
Kioritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kioritz Corp filed Critical Kioritz Corp
Priority to JP1579896A priority Critical patent/JPH09206701A/ja
Publication of JPH09206701A publication Critical patent/JPH09206701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状長尺材を選別分類して積み重ねる作業を
人手に頼ることなく自動的にしかも迅速に行えるように
して、稼働率、安全性、及び信頼性を高める。 【解決手段】 板状長尺材Wをその幅方向に搬送する搬
送手段15が設けられるとともに、前記板状長尺材Wの
搬送方向に沿って複数のステーションSt1,St2,
St3,St4が並設され、該複数のステーションSt
1〜St4にそれぞれ前記搬送手段15により搬送され
てきた前記板状長尺材Wを持ち上げて所定枚数になるま
で積み重ねて蓄積する集積手段20が設けられ、かつ、
該集積手段20により積み重ねられた所定枚数の板状長
尺材Wからなる積層物Pを次工程へ搬出する搬出手段5
0が設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば板状に製材
された木材等の長尺材を、寸法、仕様、性状等に応じて
幾種類かに選別分類して積み重ねる作業を自動的に行う
ようにされた長尺材選別集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、図17に示される如
くの多数本の木材Kを製材して、厚みd略同じで幅寸法
(板幅)bの異なる何枚かの板材(板状長尺材)W,
W,─を得、得られた各板材W,W,─をその幅寸法b
に応じて幾種類かに選別分類して積み重ね、幅寸法が所
定の範囲内(例えば74mm以上で76mm未満)にあ
る板材W,W,─が所定枚数(例えば10枚)積み重ね
られると、その10枚の板材W,W,─からなる積層物
を梱包(バンド掛け)するとともに、所定長さに鋸断し
て出荷することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、前記
製材作業、梱包作業、及び鋸断作業は、ある程度は省力
化、機械化及び自動化が進められているが、板材W,
W,─をその幅寸法に応じて幾種類かに選別分類して積
み重ねる作業は、未だ省力化、機械化及び自動化が充分
には達成されておらず、人手に頼っている部分が多い。
そのため、選別分類及び積み重ね作業には、多大な労力
と時間を要し、製材作業に要する時間に比して選別分類
及び積み重ね作業に多くの時間がかかるので、製材され
た板材が選別分類及び積み重ね工程で滞ってしまい、設
備全体の稼働率を低下させる原因となっていた。
【0004】また、選別分類及び積み重ね作業を人手で
行う場合には、効率が悪く疲れるだけでなく、怪我等を
しやすいので、この点でも、省力化、機械化及び自動化
が望まれる。なお、以上は、木材を製材して得られた板
材W,W,─を選別分類して積み重ねる場合を例にとっ
て説明したが、同様な選別分類及び積み重ね作業は、木
材だけに限らず、他の合板や樹脂板等についても行わ
れ、また、板状長尺材の幅寸法だけでなく、その厚み、
ランク(傷の有無等)、仕様、木の種類、性状等に応じ
て行われる場合もあり、この場合も同様な問題が発生す
る。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、板状長尺材を選別分類し
て積み重ねる作業を人手に頼ることなく自動的にしかも
迅速に行えるようにして稼働率、安全性、及び信頼性を
高めることができるようにされた長尺材選別集積装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る長尺材選別集積装置は、基本的には、
板状長尺材Wをその幅方向に搬送する搬送手段が設けら
れるとともに、前記板状長尺材Wの搬送方向に沿って複
数のステーションが並設され、該複数のステーションに
それぞれ前記搬送手段により搬送されてきた前記板状長
尺材を持ち上げて所定枚数になるまで積み重ねて蓄積す
る集積手段が設けられ、かつ、該集積手段により積み重
ねられた所定枚数の板状長尺材からなる積層物を次工程
へ搬出する搬出手段が設けられてなる。
【0006】より具体的には、板状長尺材をその幅方向
に搬送する搬送手段と、前記板状長尺材の搬送方向に沿
って並設された複数のステーションと、前記搬送手段に
より搬送されている前記板状長尺材の寸法、仕様、性状
等に基づいて前記複数のステーションのうちのいずれに
搬送するかを決定する選別手段と、前記複数のステーシ
ョンのそれぞれに設けられ前記搬送手段によって搬送さ
れてきた前記板状長尺材を所定高さ位置まで扛上するリ
フター及びこのリフターにより扛上せしめられた前記板
状長尺材を所定枚数になるまで積み重ねて蓄積するスト
ッカーからなる集積手段と、この集積手段により積み重
ねられた所定枚数の板状長尺材からなる積層物を幅方向
に押送する押送手段と、この押送手段により押送されて
移載された前記積層物を所定高さ位置まで上昇させるエ
レベーター及びこのエレベータにより上昇せしめられた
前記積層物を次工程へ搬出するコンベアからなる搬出手
段と、を具備して構成される。
【0007】本発明の好ましい態様としては、前記選別
手段が前記板状長尺材の少なくとも幅寸法を測定し、そ
の測定値に基づいて前記板状長尺材を前記複数のステー
ションのうちのいずれに搬送するかを決定するようにさ
れているものが挙げられる。また、本発明の長尺材選別
集積装置のより好ましい態様としては、前記リフター、
前記ストッカー、及び前記押送手段がそれぞれ複数基、
前記板状長尺材Wの搬送方向に対して直交する方向に沿
って並設されているもの、前記搬送手段と前記搬出手段
のコンベアとが平行に配設され、前記リフター及び前記
エレベーターによる前記板状長尺材の扛上及び上昇方向
と前記搬送手段及び前記搬出手段による前記板状長尺材
の搬送方向とが直交するようにされているもの、前記ス
トッカーは、前記リフターにより扛上せしめられた前記
板状長尺材を所定枚数になるまで順次下側に挿入して積
み重ねるようにされているもの、前記ストッカーにおけ
る前記積層物の支持面と前記エレベーターにおける前記
積層物の載置面とが同一平面上に保持自在にせしめられ
ているもの、等が挙げられる。
【0008】また、前記エレベーターの好ましい具体例
としては、前記積層物が載置される昇降載置部材と、こ
の昇降載置部材の両端が連結されたチェーン等の巻掛伝
動部材を有する左右一対の昇降用巻掛伝動機構と、該左
右一対の昇降用巻掛伝動機構を同期して回転させるため
の駆動用巻掛伝動機構と、この駆動用巻掛伝動機構のチ
ェーン等の巻掛伝動部材を押し引きして前記駆動用巻掛
伝動機構を回転駆動する直線動アクチュエータと、を具
備して構成されているものが挙げられる。
【0009】このような構成とされた本発明に係る長尺
材選別集積装置の好ましい態様においては、例えばスイ
ッチ、センサ類及びマイクロコンピュータが用いられた
制御部等からなる選別手段によって、前記搬送手段によ
りその幅方向に搬送中の板状長尺材の寸法、仕様、形態
等が検出され、それに基づいて前記板状長尺物を前記複
数のステーションのうちのいずれに搬送するかが決定さ
れ、その決定されたステーションに前記板状長尺物を前
記搬送手段で搬送する。この場合、本発明では、各ステ
ーションが板状長尺材の搬送方向に沿って並設されてい
るので、任意のステーションに板状長尺材を自動的にし
かも確実かつ迅速に搬送できる。
【0010】続いて、搬送されたステーションにおい
て、前記板状長尺材は集積手段のリフターによって所定
高さ位置まで扛上せしめられるとともに、この扛上せし
められた前記板状長尺物がストッカーによって順次下側
から積み重ねられて蓄積される。そして、前記集積手段
により前記板状長尺材が所定枚数(例えば10枚)積み
重ねられて蓄積されると、その10枚の前記板状長尺材
からなる積層物が押送手段によって幅方向に押送されて
搬出手段のエレベーターに移載され、該エレベーターに
より所定高さ位置まで上昇せしめられ、この上昇せしめ
られた前記積層物が搬出手段のコンベアにより次工程の
作業を行う梱包鋸断機等へ搬出される。
【0011】このようにされることにより、板状長尺材
を選別分類して積み重ねる作業を人手に頼ることなく自
動的にしかも迅速に行え、その結果、設備全体の稼働
率、安全性、及び信頼性を高めることができる。まり、
リフターとストッカーとを備える集積手段とは別に、エ
レベーター及び搬出コンベアからなる搬出手段が設けら
れているので、積層物を搬出手段で搬出中でも、つま
り、押送手段により積層物がエレベーターに移載されて
装置外(次工程)に搬出されるまでの期間においても、
コンベアによる板状長尺材の搬送や分類選別作業や集積
装置による板材Wの積み重ね作業を中断させることなく
継続して行え、これによって、装置の稼働率及び作業効
率が格段に高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る長尺材
選別集積装置の一実施形態の概略側面を示している。図
示の長尺材選別集積装置10は、図1の左側(正面側)
に配置されている製材機により図17に示す如く製材さ
れて搬入コンベア14により搬送されて来る厚み寸法
(板厚)dが略同じで幅寸法bの異なる板材(板状長尺
材)W,W,─を、その幅寸法bに応じて幾種類(ここ
では4種類)かに選別分類して積み重ね、幅寸法が所定
の範囲内(例えば74mm以上で76mm未満)にある
板材Wが所定枚数(ここでは10枚)積み重ねられる
と、その10枚の板材W,W,─からなる積層物Pを図
1の右側に配置されている次工程の梱包鋸断機300へ
と搬出するようにされている。
【0013】前記長尺材選別集積装置10は、角柱材か
らなる多数本の立柱メンバ11a、横辺メンバ11b,
縦辺メンバ11c(図3)でやぐら状に組み上げられた
フレーム11を備えており、このフレーム11の下部
に、前記コンベア14から搬送されてくる板材Wを横方
向(水平方向)に搬送するコンベア15が、その始端部
が前記搬入コンベア14の終端部と重なるように配設さ
れている。このコンベア15は、図3及び図4をも参照
すればよくわかるように、正面からみて左右に配置され
た一対の支持板16,16のそれぞれの両端に回転自在
に取り付けられたスプロケット17,17に巻き掛けら
れた左右一対の搬送チェーン18,18を備えており、
図示していないモーターによって前記スプロケット1
7,17がドライブシャフト19を介して同期回転せし
められることにより、前記左右一対の搬送チェーン1
8,18が同速度で回転移動せしめられ、それによっ
て、前記板材Wがその幅方向に沿って図1の左から右へ
水平方向に搬送される。なお、前記フレーム11の縦辺
メンバ11cの左右両端部の上面に、板材Wの左右への
大きな位置ずれを防止するために、ガイド板86,86
が位置可変に配設されている。
【0014】前記コンベア15による前記板材Wの搬送
方向に沿って、前記フレーム11の前記各メンバ11
a,11b,11cにより仕切られるようにして、第1
ステーションSt1、第2ステーションSt2、第3ス
テーションSt3 第4ステーションSt4が並設され
ている。前記板材Wの搬送方向で見て、前記第1ステー
ションSt1より上流側の立柱メンバ11aには、搬送
中の板材Wの上下に位置するように上下一対のセンサ取
付ユニット95,95が前記板材Wと平行となるように
水平に取り付けられ、このセンサ取付ユニット95,9
5に前記板材Wの幅寸法測定用の光電センサ96を構成
する発光器及び受光器と、厚み寸法測定用のセンサ97
を構成する発光器及び受光器とがそれぞれ取り付けられ
ている。
【0015】また、前記コンベア15による前記板材W
の搬送方向に沿って、図3に示される如くに、前記コン
ベア15の始端付近にリミットスイッチLS1が、前記
ステーションSt1の手前にリミットスイッチLS2
が、各ステーションSt1〜St4の所定位置にそれぞ
れリミットスイッチLS3,LS4,LS5,LS6
が、前記コンベア15の終端近くにリミットスイッチL
S7が、それぞれ前記板材Wが横切るときその操作レバ
ーが揺動せしめられて動作状態がOFF状態からON状
態に切り換えられるような位置及び姿勢を持って配設さ
れており、また、後述の搬出用コンベア90の終端付近
にも、前記板材Wが10枚積み重ねられた積層物Pが通
過するとき動作状態がOFF状態からON状態に切り換
えられるような位置及び姿勢をもってリミットスイッチ
LS8が配設されている。
【0016】ここで、前記各ステーションSt1〜St
4においては、幅寸法b及び厚み寸法dがそれぞれ所定
の範囲にある板材Wのみが停止せしめられて積み重ねら
れるようにされる。すなわち、後述するように、前記コ
ンベア15により幅方向に搬送中の板材Wの幅寸法b及
び厚み寸法dが前記光電センサ96,97からの信号に
基づいて測定され、前板材Wの厚み寸法dが、d1 以上
2 未満であって、前記板材Wの幅寸法bが、b1 以上
2 未満ならステーションSt1へ、b3 以上でb4
満ならステーションSt2へ、b5 以上b6 未満ならス
テーションSt3へ、b7 以上b8 未満ならステーショ
ンSt4へというように、前記板材Wを前記ステーショ
ンSt1〜St4のうちのいずれに搬送するかが決定さ
れ、その決定されたステーションSt1,St2,St
3,又はSt4に、前記板材Wが前記コンベア15で搬
送されて停止せしめられるようになっている。
【0017】各ステーションSt1〜St4は、基本的
には同一構成とされており、図2に第1ステーションS
t1が代表して示されている如くに、集積装置20、押
送装置40、搬出装置50が配備されている。前記集積
装置20は、左右一対のリフター21,21とストッカ
ー30,30とからなっており、前記左右一対のリフタ
ー21,21は、図3及び図4を参照すればよくわかる
ように、板材Wの搬送方向(幅方向)に直交する方向
(長さ方向)に沿って所定間隔をあけて並設されてい
て、前記コンベア15によって搬送されてきた前記板材
Wを所定高さ位置まで扛上するようにされ、また、前記
左右一対のストッカー30,30も、前記左右一対のリ
フター21,21に対応するように、前記板材Wの搬送
方向に直交する方向に沿って所定間隔をあけて並設され
ていて、前記左右一対のリフター21,21により扛上
せしめられた前記板材Wを、例えば10枚になるまで積
み重ねて蓄積するようにされる。
【0018】また、前記押送装置40は、前記左右一対
のリフター21,21及びストッカー30,30に対応
するように、図12及び図13に示す如く、前記板材W
の搬送方向に直交する方向に沿って所定間隔をあけて並
設された左右一対の押送部40A,40Bを有し、前記
集積装置20により積み重ねられた10枚の板材W,
W,─からなる積層物Pを幅方向に押送するようにされ
る。さらに、前記搬出装置50は、前記押送装置40に
より押送されて移載された前記積層物Pを所定高さ位置
まで上昇させるエレベーター60、このエレベータ60
により上昇せしめられた前記積層物Pを受け取る、前記
板材Wの搬送方向に直交する方向に沿って所定間隔をあ
けて並設された左右一対の受渡し装置51,51、及び
この左右一対の受渡し装置51,51に受け取られた前
記積層物Pを次工程へ搬出するコンベア90からなって
いる。
【0019】前記集積装置20に備えられる前記左右一
対のリフター21,21はそれぞれ、図2に加えて図4
をも参照すればよくわかるように、エアーシリンダ24
を備えている。前記エアーシリンダ24は、角柱状に組
まれた支持フレーム74の上面取付板75に、そのピス
トンロッド24aを上方に突き出した状態で鉛直線に沿
うように立てられた姿勢で取り付けられている。このエ
アーシリンダ24のピストンロッド24aの先端には前
記板材Wを載せるための板状の受載部材23が取り付け
られている。
【0020】ここで、前記左右一対のリフター21,2
1に備えられる前記エアーシリンダ24,24の内抵抗
値等が相違していてもそれらのピストンロッド24a,
24aを同期して突出させるため、つまり、前記受載部
材23,23上に載せられた板材Wを水平に保ったまま
扛上するため、前記左右一対のリフター21,21のに
はそれぞれ、図2〜図4に加えて図8及び図9をも参照
すればよくわかるように、ラック部25aが設けられた
丸棒ラック25と前記ラック部25aに噛合するピニオ
ン26とが配備されている。前記左右一対のリフター2
1,21にそれぞれ配備された前記丸棒ラック25,2
5は、それぞれ前記受載部材23にその上端が連結さ
れ、前記支持フレーム74に取り付けられたガイドスリ
ーブ28に案内されて前記ピストンロッド24aと平行
に移動できるようにされている。また、前記左右一対の
丸棒ラック25,25にそれぞれ噛合するようにされた
左右一対のピニオン26,26が、一体に回動するよう
に一本の同期シャフト27の両端部にキー等で連結固定
されており、前記同期シャフト27の両端部は前記支持
フレーム74,74にそれぞれ回転自在に軸支されてい
る。
【0021】このような構成によれば、前記左右一対の
リフター21,21におけるエアーシリンダ24,24
のピストンロッド24a,24a同士は、丸棒ラック2
5,25、ピニオン26,26、及び同期シャフト27
を介して滑りを生じないように機械的に連結されている
ことになる。そのため、前記左右一対のエアーシリンダ
24,24における内抵抗値等が相違していてもそれら
のピストンロッド24a,24aが同期して突き出され
るとともに引き戻されることになり、その結果、前記板
材Wを水平に保ったまま扛上できる。なお、前記リフタ
ー21,21により扛上せしめられる板材Wの位置及び
姿勢を整えるため、図2に示される如くに、前記ストッ
カー30,30の側方の、前記板材Wが扛上せしめられ
るときに通る通路となる部分には、前記板材Wの略幅寸
法b(各ステーションSt1〜St4で異なる)より若
干大きく離隔せしめられた状態で整列ガイド部材76,
77が対向配置されている。この場合、該一対の整列ガ
イド部材76,77の離隔距離を調節できるようにすべ
く、前記一方の整列ガイド部材76は、ねじ式調節機構
78により他方の整列ガイド部材77に対して接近−離
隔することができるようになっている。
【0022】一方、前記左右一対のリフター21の上方
に配置された左右一対のストッカー30,30のそれぞ
れは、図2に加えて図5を参照すればよくわかるよう
に、相互に90度の角度間隔をもって前記板材Wの長さ
方向に沿って離間配置された2連の旋回棚31,32を
備えている。この2連の旋回棚31,32は、前記フレ
ーム11の立柱メンバ11aに取付固定された本体ケー
ス30aに所定間隔をあけて垂直に配置された旋回ロッ
ド36,36にそれぞれ摺動可能に外嵌された保持スリ
ーブ37,37にボルト類で固定されている(図8参
照)。
【0023】前記旋回ロッド36,36は、図8を参照
すればよくわかるように、その下方の基端部が前記本体
ケース30aにベアリング87,87を介して回動自在
に支持されていて、この基端部にピニオン38がキー8
9(図6参照)により固定されている。また、前記旋回
ロッド36,36の前記本体ケース30aから上方に突
出している部分にはキーもしくはスプライン36aが設
けられており、それに前記旋回棚31,32が固定され
ている保持スリーブ37,37の内周部に設けられた嵌
合溝が嵌合せしめられており、前記旋回棚31,32は
前記保持スリーブ37,37と一緒に、前記旋回ロッド
36,36に対して上下方向(旋回面に対して直交する
方向)には独立して自由に移動できるが相対回転はでき
ず、前記旋回ロッド36,36と一体に回動するように
なっている。
【0024】前記本体ケース30aの一側端部には、図
5及び図6を参照すればよくわかるように、保持ブラケ
ット30bを介してエアーシリンダ33がそのピストン
ロッド33aを前記本体ケース30a側に向けた姿勢で
取り付けられており、前記ピストンロッド33aの先端
には前記旋回ロッド36,36の基端部に固定されてい
る前記ピニオン38,38にそれぞれ噛合するラック部
34aが設けられた丸棒ラック34が連結されている。
この丸棒ラック34は、前記本体ケース30a内に摺動
可能に保持されており、前記ピストンロッド33aと一
体に水平方向に移動せしめられ、それによって、前記旋
回ロッド36,36及び前記旋回棚31,32が水平面
内で相互に90度の角度間隔をあけたまま同期して左右
に旋回せしめられるようになっている。
【0025】上述の如くの構成とされた左右一対のリフ
ター21,21及びストッカー30,30を備えた集積
装置においては、図7〜図9を参照すればよくわかるよ
うに、前記左右一対のリフター21,21の前記エアー
シリンダ24,24を作動させてそのピストンロッド2
4a,24aを上方へ突き出させると、前記板材Wが水
平を保ったまま前記コンベア15から扛上せしめられ
る。そして、該扛上せしめられた前記板材Wによって、
図9に示される如くに、前記両ストッカー30,30に
おける前記2連の旋回棚31,32のうちの一方(ここ
では旋回棚32)が押し上げられ、この状態で前記両ス
トッカー30,30の前記エアーシリンダ33を作動さ
せて前記ピストンロッド33aを突き出させるか引き込
ませる(ここでは引き込ませる)と、前記丸棒ラック3
4とピニオン38,38との噛合により、前記両ストッ
カー30,30における前記2連の旋回棚31,32が
相互に90度の角度間隔をあけたままで平面視(図7)
で互いに内向きの方向に90度旋回せしめられる。
【0026】これにより、前記旋回棚31,32のうち
の一方(ここでは旋回棚32)が前記板材W側(上側の
板材Wと下側の板材Wの間に挟まれた状態)から引き抜
かれて前記本体ケース30a側に戻されるとともに、前
記旋回棚31,32のうちの他方(ここでは旋回棚3
1)が図9において仮想線で示される如くに、前記本体
ケース30a側から一番下の板材Wの下側に旋回せしめ
られる。その結果、前記旋回棚31,32のうちの他方
(ここでは旋回棚31)に前記扛上せしめられた板材W
が移載されるとともに、前記前記旋回棚31,32のう
ちの一方(ここでは旋回棚32)に前記板材Wが載せら
れている場合には、その載せられている板材Wの下側で
前記旋回棚31,32のうちの他方(ここでは旋回棚3
1)の上側に前記扛上せしめられた板材Wが挿入されて
積み重ねられることになる。
【0027】なお、前記エアーシリンダ33を作動させ
て前記ピストンロッド33aを前記とは逆に突き出させ
ると、前記前記旋回棚31,32の動作が逆転して旋回
棚32側に前記板材Wが積み重ねられる。前記した如く
の集積装置20においては、前記両ストッカー30,3
0における前記2連の旋回棚31,32を90度の角度
間隔を持たせたまま90度旋回させるという一動作で、
リフター21により扛上せしめられた板材Wを先に積み
重ねられている板材Wの下側に挿入し積み重ねることが
できるので、板材Wを積み重ねて蓄積する動作を極めて
迅速に行える。
【0028】このようにして、前記集積装置20のスト
ッカー30に前記板材Wが10枚積み重ねられて蓄積さ
れると、図11に示される如くに、その10枚の板材W
からなる積層物Pを、前記左右一対のストッカー30,
30の上方に配置された押送装置40により幅方向に押
送して前記搬出装置50のエレベーター60に移載する
ようにされる。
【0029】前記押送装置40は、図11に加えて図1
2及び図13を参照すればよくわかるように、10枚の
板材Wからなる積層物Pの長さ方向に沿って所定間隔を
あけて並設された左右一対の押送部40A,40Bを有
し、該押送部40A,40Bに、それぞれエアーシリン
ダ45が配備されている。このエアーシリンダ45は、
前記板材Wの搬送方向に対して直交する方向、すなわち
積層物Pと平行となるように、前記支持フレーム11の
立柱メンバ11aに支持アーム81を介して取り付けら
れた本体ケース40aの外側の側面部に保持ブラケット
40bを介して取り付けられている(図10参照)。
【0030】前記本体ケース40a内には、ベアリング
43c,43cを介して回転軸43の上部が鉛直方向に
立てられた姿勢で回動自在に保持されており、この回転
軸43の前記本体ケース40aから下方へ突出した下端
部に、前記板材Wと平行な平面(水平面)内で旋回せし
められるように円板状旋回アーム42が固定されてい
る。この円板状旋回アーム42の自由端側の外周部に
は、押し棒41が垂設されており、この押し棒41は、
前記積層物Pに対して直交するように垂直に立てられた
姿勢でボルト46により連結固定された芯棒41bとそ
の外周側にベアリング41cを介して回動自在に外嵌さ
れたスリーブ状の押圧部41aとからなっている。
【0031】また、前記円板状旋回アーム42の枢軸と
なる前記回転軸43には、ピニオン47がキー43aに
より固定されており、このピニオン47に噛合するラッ
ク部44aが設けられた丸棒ラック44が前記本体ケー
ス40a及びその内側の側面部に設けられたガイドスリ
ーブ40c(図10)に摺動自在に嵌挿されている。前
記丸棒ラック44の外側の端部は、前記エアーシリンダ
45のピストンロッド45aの先端に連結されている。
【0032】ここで、前記左右一対の押送部40A,4
0Bに備えられた前記エアーシリンダ45,45は、図
12及び図13を参照すればよくわかるように、相互に
そのピストンロッド45a,45aを向き合わせるよう
にして前記板材Wの搬送方向に対して直交する方向、す
なわち前記積層物Pの長手方向に沿った姿勢で、かつ、
前記本体ケース40a,40aより左右方向で見て外側
に位置せしめられており、それらのエアーシリンダ4
5,45のピストンロッド45a,45aに連結されて
いる前記丸棒ラック44,44の先端はジョイント4
8,48を介して共通の同期シャフト46に連結されて
おり、前記左右一対の押送部40A,40Bのエアーシ
リンダ45,45,丸棒ラック44,44,及び前記同
期シャフト46は同一直線上に直列に連結されて、積層
物Pと平行に配置されている。
【0033】このような構成の押送装置40において
は、前記左右一対の押送部40A,40Bのエアーシリ
ンダ45,45のピストンロッド45a,45aの一方
を突き出し他方を引き込むと、前記丸棒ラック44,4
4及びピニオン47,47を介して前記両押送部40
A,40Bの円板状旋回アーム42,42が同方向に同
速度で180度旋回せしめられ、それに伴って前記両押
送部40A,40Bの押し棒41,41がそれぞれ同方
向に半円を描くように旋回し、該押し棒41,41の動
きにより前記10枚の板材Wからなる積層物Pが幅方向
に真っ直ぐ押送され、前記搬出装置50のエレベーター
60の昇降載置部材61に移載される(図11参照)。
【0034】この場合、前記両押送装置40,40のエ
アーシリンダ45,45のピストンロッド45a,45
aが相互に前記丸棒ラック44,44と前記同期シャフ
ト46とを介して滑りを生じないように機械的に連結さ
れているので、前記左右一対のエアーシリンダ45,4
5における内抵抗値等が相違していても、それらのピス
トンロッド45a,45aが同速度で同期して突き出さ
れるとともに引き戻されることになり、その結果、前記
積層物Pを傾斜させることなく、また、長手方向に移動
させることなく素早く移動させることができる。
【0035】また、前記押し棒41,41の外周部を形
成する押圧部41aが回動自在とされているので、前記
積層物Pと押圧部41aとの間の摩擦が低減され、該押
圧部41a,41aとの間の摩擦によって前記積層物P
を形成する各板材Wに不所望な挙動が生じないようにさ
れる。また、前述の如くに、前記エアーシリンダ45の
ピストンロッド45aの直線運動を丸棒ラック44とピ
ニオン47で回転運動に変換して押し棒41を旋回させ
ることにより前記積層物Pを押送するようにされている
ので、エアーシリンダ45の設置(姿勢)自由度が高め
られ、前記積層物Pの押送方向に沿って配置することを
要しないので、各部のレイアウトが容易となり、制約の
多いスペースにも装置を据えつけることが可能となる。
【0036】一方、前記押送装置40により前記10枚
の板材Wからなる積層物Pが移載される前記搬出装置5
0のエレベーター60は、図3、図14、及び図15に
示される如くに、前記積層物Pが載置される昇降載置部
材61と、この昇降載置部材61の両端が連結された左
右一対の無端環状の昇降用チェーン62及びこの昇降用
チェーン62が巻き掛けられた上下のスプロケットホイ
ール63,63からなる左右一対の昇降用巻掛伝動機構
60A,60Bと、該左右一対の昇降用巻掛伝動機構6
0A,60Bを同期して回転させるための、前記左右一
対の昇降用巻掛伝動機構60A,60Bのスプロケット
ホイール63,63が固定された回転軸63aに外嵌固
定されたスプロケットホイール68,68(図14にお
いてスプロケットホイール63,63と重なっている)
及びそれに巻き掛けられた無端環状の駆動用チェーン6
7からなる駆動用巻掛伝動機構60Cと、この駆動用巻
掛伝動機構60Cの駆動源となる1本のエアーシリンダ
65と、からなっている(図14参照)。
【0037】前記エアーシリンダ65は、前記駆動用巻
掛伝動機構60Cの駆動用チェーン67に連結具66を
介してそのピストンロッド65aの先端部が連結されて
おり、該ピストンロッド65aを突き出し又は引き戻す
ことにより前記チェーン67を回転移動させるようにな
っている。このような構成のエレベーター60において
は、前記エアーシリンダ65のピストンロッド65aが
突き出されると、前記駆動用巻掛伝動機構60Cの駆動
用チェーン67が牽引されて回転移動してスプロケット
ホイール68,68が回転し、それに伴って、前記左右
一対の昇降用巻掛伝動機構60A,60Bのスプロケッ
トホイール63,63が回転して、前記左右一対の昇降
用チェーン62,62が回転移動し、前記積層物Pが移
載された昇降載置部材61が図14において実線で示さ
れる如くの最下降位置(移載位置)から一点鎖線で示さ
れる如くの最上昇位置へと上昇せしめられ、この最上昇
位置にて左右一対の受渡し装置51,51に前記積層物
Pが移載される。
【0038】この場合、前記エアーシリンダ65のピス
トンロッド65aの牽引力が、滑りを生じ難い駆動用チ
ェーン67、スプロケットホイール68,68、及びス
プロケットホイール63,63を介して前記昇降用チェ
ーン62,62に伝達されるので、前記左右の昇降用チ
ェーン62,62が同期して回転移動せしめられ、前記
積層物P及び昇降載置部材61が水平を保ったままふら
つくことなく安定して上昇せしめられる。また、モータ
を使用せずにエアーシリンダ65により駆動力を得るよ
うにされているので、スピード調整及びストローク設定
が容易となる。なお、前記エレベーター60により上昇
せしめられる積層物Pの傾斜及び横ずれを防止するた
め、図2に示される如くに、前記積層物Pが通る通路と
なる部分には、略板材Wの幅寸法b(各ステーションS
t1〜St4で異なる)より若干大きく離隔せしめられ
た一対のガイド板84,84が対向配置されている。こ
の場合、前記一対のガイド板84,84の離隔距離を調
節できるようにすべく、前記一方のガイド板84は上下
で一対のねじ式調節機構85,85により他方のガイド
板84に対して接近−離隔することができるようになっ
ている。
【0039】前記エレベーター60から積層物Pが移載
される受渡し装置51,51は、それぞれ前記したスト
ッカー30,30によく似た構成を有しており、図15
を参照すればよくわかるように、前記フレーム11に支
持部材82を介して取り付けられた本体ケース51aの
外側に取着されたエアーシリンダ55と、このエアーシ
リンダ55の内側に向けて突出するピストンロッド55
aに連結された丸棒ラック56と、この丸棒ラック56
に噛合するピニオン(図示せず)を介して90度回転せ
しめられるようにされた一枚の旋回棚53と、を備え、
前記エアーシリンダ55のピストンロッド55aを引き
込んだり突き出したりすることにより、前記旋回棚53
が図15において実線で示される如くの前記昇降載置部
材61と平行となる退避位置と図15において一点鎖線
で示される如くの前記昇降載置部材61の上面に形成さ
れた凹部61aに挿入される受取位置とを選択的にとり
得るようにされている。
【0040】このような構成とされた左右一対の受渡し
装置51,51においては、図14に示す如く、前記積
層物Pが載せられた昇降載置部材61が前記最上昇位置
に上昇せしめられると、前記エアーシリンダ55が作動
せしめられて前記ピストンロッド55aが突き出され、
それによって、前記旋回棚53が前記昇降載置部材61
と平行な退避位置から前記昇降載置部材61の上面に形
成された凹部61aに挿入される受取位置に旋回せしめ
られる。この状態で、前記エレベーター60の前記エア
ーシリンダ65のピストンロッド65aが引き込まれる
と、前記昇降載置部材61が降下して前記積層物Pが前
記左右一対の受渡し装置51,51の旋回棚53,53
上に移載されることになる。このようにして、前記左右
一対の受渡し装置51,51の旋回棚53,53上に移
載された積層物Pは、その後、搬出用コンベア90によ
り本実施形態の長尺材選別集積装置10の右側に配置さ
れている次工程の梱包鋸断機300へと搬出されるよう
になっている。
【0041】前記搬出用コンベア90は、前記板材W搬
送用のコンベア15と同様に、図1に示される如くに、
正面から見て左右に配置された一対の支持板19,19
のそれぞれの両端に回転自在に取り付けられたスプロケ
ットホイール91,91に巻き掛けられた左右一対の搬
送チェーン92,92を備えており、図示していないモ
ーターによって前記スプロケットホイール91,91が
ドライブシャフト(図示せず)を介して同期回転せしめ
られることにより前記左右一対の搬送チェーン92,9
2が同速度で回転移動せしめられ、それによって、図2
に示される如くに、前記積層物Pが前記搬送チェーン9
2,92にそれぞれ取り付けられた支持具94付きの押
送具93により押されて、前記フレーム11に設けられ
た前記受渡し装置51,51の旋回棚53の上面と同一
平面上に位置するスライド搬送部98上を滑動してその
幅方向に押送される。
【0042】前述した、左右一対のリフター21,21
及び左右一対のストッカー30,30からなる集積装置
20、左右一対の押送部40A,40Bを備えた押送装
置40,40、エレベーター60と左右一対の受渡し装
置51,51と搬出用コンベア90からなる搬出装置5
0のそれぞれの動作を制御すべく、本実施形態において
は、図16に示される如くの、マイクロコンピュータを
内蔵したコントロールユニット(制御盤)100が備え
られている。
【0043】このコントロールユニット100には、前
記した各リミットスイッチLS1〜LS8からの検出信
号、前記板材Wの幅寸法及び厚み寸法を測定するための
光電センサ96,97からの検出信号、前記した各装置
20,40,50,及び51に備えられる各エアーシリ
ンダ24,33,45,65,及び55の前端及び後端
にそれぞれ設けられた前進端検知スイッチSW1,SW
3,SW5,SW7,SW9及び後退端検知スイッチS
W2,SW4,SW6,SW8,SW10からの検出信
号の他、長尺材選別集積装置10の各部に備えられてい
る図示していない他のスイッチやセンサ類からの検出信
号や前記搬入コンベア14、梱包鋸断機300、不良品
搬出コンベア73(図1)等の動作状態等をあらわす検
出信号群Sxが供給される。また、前記コントロールユ
ニット100には前記エアー通路内の圧力が適正値を維
持しているか否かを検出するための圧力スイッチ202
からの検出信号も供給される。
【0044】前記コントロールユニット100は、前記
の各種検出信号に基づいて、前記コンベア15を駆動す
るモーター6及び前記搬出用コンベア90を駆動するモ
ーター9に対する電力供給制御を行うとともに、前記コ
ンベア15駆動用のモーター6の出力軸に介装されたク
ラッチ7及びブレーキ8の作動制御を行い、さらに、エ
アーポンプ200からフィルタレギュレータ201を介
して調圧され圧縮エアーが供給される、前記各装置2
0,20,40,40,50,50,及び51,51に
備えられるエアーシリンダ24,24,33,33,4
5,45,65,55,及び55へのエアー通路に介装
された給排制御用の電磁切換弁SV1〜SV5のソレノ
イドSOL1,SOL2A,SOL2B SOL3 S
OL4A,SOL4B,及びSOL5に対する通電励磁
制御を行うようにされる。
【0045】このような構成のもとで、コントロールユ
ニット100は、前記コンベア15により搬送される板
材W,W,─をその幅寸法に応じて、例えば、4種類に
選別分類して定められたステーションSt1〜St4に
搬送し、そこで集積装置20により積み重ね、幅寸法が
所定の範囲内にある板材Wが10枚積み重ねられると、
その10枚の板材W,W,─からなる積層物Pを次工程
へ搬出すべく、各部の動作制御を行うのであるが、かか
る動作制御を以下に説明する。前記コントロールユニッ
ト100は、例えば、電源投入後、前記搬入コンベア1
4により板材Wが図1において仮想線で示されているよ
うに前記コンベア15の始端部に搬入されて、前記リミ
ットスイッチLS1がOFF状態からON状態に切り換
えられたことをあらわす信号が供給されると、コンベア
15用の前記モーター6を駆動するとともに、該モータ
ー6の出力軸に介装されている前記ブレーキ8を解放せ
しめるとともに前記クラッチ7を接続状態にしてコンベ
ア15を作動させる。これにより、板材Wが幅方向に搬
送される。
【0046】そして、搬送されている前記板材Wの幅寸
法(板幅)bと厚さ寸法(板厚)dとを前記光電センサ
96,97から得られる信号と前記コンベア15の搬送
速度等に基づいて測定し、測定された厚さ寸法dが所定
の範囲内にあるか否かを判断し、範囲外の不良品である
ときには、そのままコンベア15を連続作動させてその
不良の板材Wをガイド板72付きの前記不良品搬出用コ
ンベア73に移載して外部に搬出する(図1参照)。
【0047】前記板材Wの厚さ寸法dが所定の範囲内に
あるときには、前記板材Wの幅寸法bに基づいて、前記
四つのステーションSt1〜St4のうちのいずれに搬
送するかを決定する。すなわち、前記板材Wの幅寸法b
がb1 (例えば74mm)以上b2 (例えば76mm)
未満ならステーションSt1へ、b3 以上b4 未満なら
ステーションSt2へ、b5 以上b6 未満ならステーシ
ョンSt3へ、b7 以上b8 未満ならステーションSt
4へ搬送すべく、前記各ステーションSt1〜St4に
配置されている前記リミットスイッチLSのうちの、前
記板材Wの幅寸法bに対応した前記ステーションSt
1,St2,St3もしくはSt4に配置されている前
記リミットスイッチLS3,LS4,LS5,もしくは
LS6がOFF状態からON状態に切り換えられたこと
が検知されるまで、前記モーター6の出力軸に介装され
ている前記クラッチ7を接続状態にしてコンベア15を
連続作動させ、ON状態にされたことが検知されると、
前記クラッチ7を切断状態にするとともに、前記ブレー
キ8を作動させて前記コンベア15を停止状態に保持さ
せる。これにより、前記板材Wが前記ステーションSt
1〜St4のうちの幅寸法bに応じて分類されるべきス
テーションの集積装置20に備えられる左右一対のリフ
ター21,21の受載部材23上で停止せしめられる。
なお、図2には前記板材Wが第1ステーションSt1の
リフター21,21の上端の受載材23上に停止せしめ
られた状態が仮想線で示されている。
【0048】このようにして、前記板材Wが前記ステー
ションSt1〜St4のうちの分類されるべきステーシ
ョン、例えば第1ステーションSt1に搬送されて停止
せしめられると、続いて、コントロールユニット100
は、前記左右一対のリフター21,21に備えられるエ
アーシリンダ24,24のピストンロッド24a,24
aを前進(上)端まで突き出させるべく、前記電磁切換
弁SV1のソレノイドSOL1を通電励磁する。これに
より、前記エアーポンプ200から前記フィルタレギュ
レータ201を介して調圧された圧縮エアーが前記電磁
切換弁SV1を通って前記エアーシリンダ24,24の
後端側の左室に供給されるとともに、前端側の右室から
排除され、前記リフター21,21の受載部材23,2
3上の板材Wが上昇端まで扛上せしめられる。なお、こ
の場合、前記エアーシリンダ24,24のピストンロッ
ド24a,24aは前述した如くに同期して突き出され
るため、それらが前進(上)端まで突き出されたか否か
は、一方のエアーシリンダ24に配設された前進(上)
端スイッチSW1によって検出される。
【0049】次に、前記左右一対のストッカー30,3
0に備えられるエアーシリンダ33,33を作動させて
前記ピストンロッド33aを突き出させるか引き込ませ
る制御を行う。すなわち、前記ピストンロッド33aが
前進端まで突き出されている場合には、それを引き込ま
せるべく前記電磁切換弁SV2のソレノイドSOL2A
を通電励磁し、前記ピストンロッド33aが後退端まで
引き込まれている場合には、それを突き出させるべく前
記電磁切換弁SV2のソレノイドSOL2Bを通電励磁
する。これにより、圧縮エアーが前記前記電磁切換弁S
V2を介して前記エアーシリンダ33,33の左室及び
右室に対する圧縮エアーの給排が行われて、前記ストッ
カー30,30の旋回棚31,32が90度旋回せしめ
られ、前述した如くに、前記リフター21,21により
扛上せしめられた板材Wが前記旋回棚31,32の一方
に移載されて先に載せられている板材Wの下側に順次積
み重ねられる。
【0050】このようにして、所定数の板材Wの積み重
ねが終了すると、コントロールユニット100は積み重
ねられた枚数をカウントするための計数値MをM+1に
置き換えるとともに、前記左右一対のリフター21,2
1に備えられるエアーシリンダ24,24のピストンロ
ッド24a,24aを後退端まで引き込ませるべく、前
記電磁切換弁SV1のソレノイドSOL1の通電励磁を
解除する。これにより、前記リフター21,21の受載
部材23,23が元の位置まで下降せしめられて、次の
板材Wを待つ待機状態となる。このようにして板材Wを
選別分類して各ステーションSt1〜St4において集
積装置20により積み重ねて蓄積してゆき、いずれかの
ステーションSt1〜St4において前記計数値Mが1
0になったとき、すなわち、積み重ねられた板材Wが梱
包すべき10枚に達すると、前記コントロールユニット
100は、そのステーションに備えられる前記押送装置
40を作動させるべく、前記電磁切換弁SV3のソレノ
イドSOL3を通電励磁する。
【0051】これにより、前記エアーポンプ200から
の圧縮エアーが前記電磁切換弁SV3を通って、前記押
送装置の押送部40A,40Bに備えられるエアーシリ
ンダ24,24のうちの一方の左室と他方の右室に供給
されるとともに、一方の右室と他方の左室から圧縮エア
ーが排除され、前記左右一対の押送部40A,40Bの
エアーシリンダ45,45のピストンロッド45a,4
5aの一方が突き出されるとともに他方が引き込まれ、
それによって、前述した如くに、前記円板状旋回アーム
42,42が互いに同方向に同速度で180度旋回せし
められ、それに伴って前記両押送部40A,40Bの押
し棒41,41が半円を描くように旋回し、前記押し棒
41,41により前記10枚の板材Wからなる積層物P
が幅方向に真っ直ぐ押送され、前記搬出装置50のエレ
ベーター60の昇降載置部材61に移載される。
【0052】このようにして、搬出装置50のエレベー
ター60に積層物Pが移載されると、コントロールユニ
ット100は、前記エレベーター60を作動させるべ
く、前記エアーシリンダ65のピストンロッド65aを
突き出させるべく前記電磁切換弁SV4のソレノイドS
OL4Aを通電励磁する。これにより、圧縮エアーが前
記前記電磁切換弁SV4を介して前記エアーシリンダ6
5の後端側の左室に供給されるとともに前端側の右室か
ら排除され、前記エアーシリンダ65のピストンロッド
65aにより、前記駆動用巻掛伝動機構60Cの駆動用
チェーン67が牽引されて回転移動し、それに伴って、
前記左右一対の昇降用チェーン62,62が回転移動
し、前述した如くに、前記積層物Pが移載された昇降載
置部材61が最下降位置(移載位置)から一点鎖線で示
される如くの最上昇位置へと上昇せしめられる。
【0053】次に前記コントロールユニット100は、
前記エレベーター60により上昇せしめられた積層物P
を前記左右一対の受渡し装置51,51に移載させるべ
く、前記左右一対の受渡し装置51,51に備えられる
エアーシリンダ55,55を作動させて前記ピストンロ
ッド55aを突き出させるべく、前記電磁切換弁SV5
のソレノイドSOL5を通電励磁する。これにより、圧
縮エアーが前記電磁切換弁SV5を介して前記エアーシ
リンダ55,55の左室に供給されるとともに右室から
排除され、それによって、前記旋回棚53が前記昇降載
置部材61と平行な退避位置から前記昇降載置部材61
に形成された凹部61aに挿入される受取位置に旋回せ
しめられる。
【0054】この状態で、前記コントロールユニット1
00は、前記電磁切換弁SV4のソレノイドSOL4A
に代えてソレノイドSOL4Bを通電励磁する。それに
より、前記エレベーター60の前記エアーシリンダ65
のピストンロッド65aが突き出され、前記昇降載置部
材61が降下して前記積層物Pが前記左右一対の受渡し
装置51,51の旋回棚53,53に移載される。この
ようにして積層物Pが前記受渡し装置51,51に移載
されると、前記コントロールユニット100は、前記搬
出用コンベア90を作動させて、前記積層物Pが前記搬
送チェーン92,92にそれぞれ取り付けられた支持具
94付きの押送具93により押されて、前記フレーム1
1に設けられた前記受渡し装置51,51の旋回棚53
と同一平面上に位置するスライド搬送部98上を滑動し
てその幅方向に押送されて、次工程の作業を行う梱包鋸
断機300へと搬出される。
【 【0055】なお、本実施形態においては、リフター2
1,21とストッカー30,30とを備える集積装置2
0とは別に、エレベーター60,受渡し装置51,51
及び搬出コンベア90からなる搬出装置50が設けられ
ているので、積層物Pを搬出装置50で搬出中でも、つ
まり、押送装置40により積層物Pがエレベーター60
に移載されて梱包鋸断機300へ搬出されるまでの期間
においても、コンベア15による板材Wの搬送や分類選
別作業及び集積装置20による板材Wの積み重ね作業を
中断させることなく継続して行え、そのため、稼働率及
び作業効率が格段に高められる。以上、本発明の一実施
形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本
発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の
変更ができるものである。
【0056】例えば、前記実施形態では、ステーション
が4つであったが、それ以上のステーションを設けても
よく、また、リフター、ストッカー、及び押送部がそれ
ぞれ一対づつ備えられていたが、それらは、一基でもま
た3基以上でもよいことは勿論である。また、各部の構
成も前述したものに限られるわけではなく、例えば前記
エレベーター60に代えて前記リフター21のようなも
のを使用してもよく、ストッカーも旋回棚を使用ないタ
イプのものを用いることもできる。さらに、搬出装置5
0の受渡し装置51,51は必ずしも必要ではなく、エ
レベーター60から直接搬出用コンベア90で搬出する
ようにしてもよい。また、各直線動アクチュエータも、
エアーシリンダの他に、電動式のものや油圧式等、適宜
のものを用いることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の長尺材選別集積装置によれば、板状長尺材を選別分
類して積み重ねる作業を人手に頼ることなく自動的にし
かも迅速に行え、その結果、設備全体の稼働率、安全
性、及び信頼性を高めることができる。また、リフター
とストッカーとを備える集積手段とは別に、エレベータ
ー及び搬出コンベアを備えた搬出手段が設けられている
ので、積層物を搬出手段で搬出中でも、コンベアによる
板状長尺材の搬送や分類選別作業や集積装置による板材
Wの積み重ね作業を中断させることなく継続して行え、
これによって、装置の稼働率及び作業効率を格段に高め
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る長尺材選別集積装置の一実施形態
を示す概略側面図。
【図2】図1の長尺材選別集積装置のステーションの要
部を詳細に示す拡大図。
【図3】図1のIII-III 矢視断面図。
【図4】図2のIV-IV 矢視図
【図5】図1の長尺材選別集積装置のストッカーを示す
斜視図。
【図6】図5のストッカーの内部構造を示す断面図。
【図7】図1の長尺材選別集積装置の集積装置の説明に
供される要部破断平面図。
【図8】図1の長尺材選別集積装置の集積装置の説明に
供される要部破断拡大側面図。
【図9】図1の長尺材選別集積装置の集積装置の説明に
供される要部破断拡大側面図。
【図10】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の一方
の押送部を示す示す斜視図。
【図11】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される要部破断拡大側面図。
【図12】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される部分背面図。
【図13】図1の長尺材選別集積装置の押送装置の説明
に供される部分平面図。
【図14】図1の長尺材選別集積装置のエレベーター及
び受渡し装置の説明に供される正面図。
【図15】図1の長尺材選別集積装置のエレベーター及
び受渡し装置の説明に供される平面図。
【図16】図1の長尺材選別集積装置の制御系を示す概
略図。
【図17】本発明の長尺材選別集積装置により取り扱わ
れる板状長尺材としての板材の説明に供される図。
【符号の説明】
10 長尺材選別集積装置 15 コンベア(搬送手段) 20 集積装置(集積手段) 21 リフター 30 ストッカー 31 支持面 40 押送装置(押送手段) 50 搬出装置(搬出手段) 60 エレベーター 61 昇降載置部材(載置面) 62 チェーン(巻掛伝動部材) 60A 昇降用巻掛伝動機構 60B 昇降用巻掛伝動機構 60C 駆動用巻掛伝動機構 67 チェーン(巻掛伝動部材) 65 エアーシリンダ(直線動アクチュエータ) 90 搬出用コンベア 96 光電センサ(選別手段) 100 コントロールユニット(選別手段) St1〜St4 第1〜第4ステーション W 板材 P 積層物 b 幅寸法

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状長尺材Wをその幅方向に搬送する搬
    送手段15が設けられるとともに、前記板状長尺材Wの
    搬送方向に沿って複数のステーションSt1,St2,
    St3,St4が並設され、該複数のステーションSt
    1〜St4にそれぞれ前記搬送手段15により搬送され
    てきた前記板状長尺材Wを持ち上げて所定枚数になるま
    で積み重ねて蓄積する集積手段20が設けられ、かつ、
    該集積手段20により積み重ねられた所定枚数の板状長
    尺材Wからなる積層物Pを次工程へ搬出する搬出手段5
    0が設けられてなる長尺材選別集積装置。
  2. 【請求項2】 板状長尺材Wをその幅方向に搬送する搬
    送手段15と、前記板状長尺材Wの搬送方向に沿って並
    設された複数のステーションSt1,St2,St3,
    St4と、前記搬送手段15により搬送されている前記
    板状長尺材Wの寸法、仕様、性状等に基づいて、該板状
    長尺物Wを前記複数のステーションSt1〜St4のう
    ちのいずれに搬送するかを決定する選別手段96,10
    0と、前記複数のステーションSt1〜St4のそれぞ
    れに設けられ前記搬送手段15によって搬送されてきた
    前記板状長尺材Wを所定高さ位置まで扛上するリフター
    21及びこのリフター21により扛上せしめられた前記
    板状長尺材Wを所定枚数になるまで積み重ねて蓄積する
    ストッカー30からなる集積手段20と、この集積手段
    20により積み重ねられた所定枚数の板状長尺材Wから
    なる積層物Pを幅方向に押送する押送手段40と、この
    押送手段40により押送されて移載された前記積層物P
    を所定高さ位置まで上昇させるエレベーター60及びこ
    のエレベータ60により上昇せしめられた前記積層物P
    を次工程へ搬出するコンベア90からなる搬出手段50
    と、を具備して構成された長尺材選別集積装置。
  3. 【請求項3】 前記リフター21、前記ストッカー3
    0、及び前記押送手段40がそれぞれ複数基、前記板状
    長尺材Wの搬送方向に対して直交する方向に沿って所定
    間隔をあけて並設されていることを特徴とする請求項2
    記載の長尺材選別集積装置。
  4. 【請求項4】 前記選別手段96,100が前記板状長
    尺材Wの少なくとも幅寸法bを測定し、その測定値に基
    づいて前記板状長尺材Wを前記複数のステーションSt
    1〜St4のうちのいずれに搬送するかを決定するよう
    にされていることを特徴とする請求項2に記載の長尺材
    選別集積装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段15と前記搬出手段50の
    コンベア90とが平行に配設され、前記リフター21及
    び前記エレベーター60による前記板状長尺材Wの扛上
    及び上昇方向と前記搬送手段15及び前記搬出手段50
    のコンベア90による前記板状長尺材Wの搬送方向とが
    直交するようにされていることを特徴とする請求項2乃
    至4のいずれか一項に記載の長尺材選別集積装置。
  6. 【請求項6】 前記ストッカー30は、前記リフター2
    1,21により扛上せしめられた前記板状長尺材Wを所
    定枚数になるまで順次下側に挿入して積み重ねるように
    されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか
    一項に記載の長尺材選別集積装置。
  7. 【請求項7】 前記ストッカー30における前記積層物
    Pの支持面31と前記エレベーター60における前記積
    層物Pの載置面61とが同一平面上に保持自在にされて
    いることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に
    記載の長尺材選別集積装置。
  8. 【請求項8】 前記エレベーター60は、前記積層物P
    が載置される昇降載置部材61と、この昇降載置部材6
    1の両端が連結されたチェーン等の巻掛伝動部材62,
    62を有する左右一対の昇降用巻掛伝動機構60A,6
    0Bと、該左右一対の昇降用巻掛伝動機構60A,60
    Bを同期して回転させるための駆動用巻掛伝動機構60
    Cと、この駆動用巻掛伝動機構60Cのチェーン等の巻
    掛伝動部材67を牽引して前記駆動用巻掛伝動機構60
    Cを回転駆動する直線動アクチュエータ65と、を具備
    して構成されている請求項2乃至7のいずれか一項に記
    載の長尺材選別集積装置。
JP1579896A 1996-01-31 1996-01-31 長尺材選別集積装置 Pending JPH09206701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1579896A JPH09206701A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 長尺材選別集積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1579896A JPH09206701A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 長尺材選別集積装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09206701A true JPH09206701A (ja) 1997-08-12

Family

ID=11898869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1579896A Pending JPH09206701A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 長尺材選別集積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09206701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112504194A (zh) * 2020-12-24 2021-03-16 江苏金方圆数控机床有限公司 一种管材截面尺寸测量机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112504194A (zh) * 2020-12-24 2021-03-16 江苏金方圆数控机床有限公司 一种管材截面尺寸测量机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2058843C (en) Load former-palletizer
CN112520413B (zh) 全自动老化测试上下料系统及方法
JPH0761815B2 (ja) 異なるサイズのパネルパツクを自動的に積重ね、整然と配列するための設備
CN210312006U (zh) 一种适应于输送线的自动化板材存储机器人
GB2463862A (en) Single unit for unloading, handling and unloading material from operating machines.
EP3257794B1 (en) Glass processing table with separate loading and processing areas
JPH09206701A (ja) 長尺材選別集積装置
JP3425988B2 (ja) レーザ加工システム
CN111908005A (zh) 一种适应于输送线的自动化板材存储机器人及其工作方法
JPH09208055A (ja) 長尺材集積装置
JPH09208048A (ja) 長尺材押送装置
CN114435896A (zh) 一种复判缓存设备及复判缓存方法
CN114056662A (zh) 一种瓷砖自动包装生产线
CN112045795A (zh) 一种全自动热压生产线
CN110775500A (zh) 一种物品搬运智能机器人
JP2892928B2 (ja) 部品供給方法および装置
JPH08197166A (ja) 板材加工機におけるワーク搬入、搬出装置
CN220350088U (zh) 一种包装设备
JPH0751775A (ja) 板材加工機のワーク搬送装置
CN214359012U (zh) 一种自动板材叠合设备
JP3081672B2 (ja) 多数個取り小製品の仕分け集積装置
CN207547090U (zh) 一种圆柱形工件分拣装置
JPH07164084A (ja) 薄板の2枚同時送り込み方法及びその装置
JP3096118B2 (ja) オートパレタイザ及びその干渉防止板開き装置
JP2002120939A (ja) 瓶ケース用ピッキング装置およびそれを用いた瓶ケース・段ボール箱両用積替機