JPH09206683A - 方向付けられた振動を生ぜしめるための励振器 - Google Patents

方向付けられた振動を生ぜしめるための励振器

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JPH09206683A
JPH09206683A JP8336975A JP33697596A JPH09206683A JP H09206683 A JPH09206683 A JP H09206683A JP 8336975 A JP8336975 A JP 8336975A JP 33697596 A JP33697596 A JP 33697596A JP H09206683 A JPH09206683 A JP H09206683A
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JP
Japan
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unbalanced
shaft
shafts
unbalance
exciter
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Pending
Application number
JP8336975A
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English (en)
Inventor
Franz Riedl
リートル フランツ
Thomas Bromberger
ブロムベルガー トーマス
Thomas Reiter
ライター トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Werke GmbH and Co KG
Original Assignee
Wacker Werke GmbH and Co KG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/10Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of mechanical energy
    • B06B1/16Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of mechanical energy operating with systems involving rotary unbalanced masses
    • B06B1/161Adjustable systems, i.e. where amplitude or direction of frequency of vibration can be varied
    • B06B1/166Where the phase-angle of masses mounted on counter-rotating shafts can be varied, e.g. variation of the vibration phase
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18344Unbalanced weights
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18544Rotary to gyratory
    • Y10T74/18552Unbalanced weight

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造高さを小さく維持しつつ、特に前進時に
傾動モーメントを増強可能にし、しかも位相調節機構が
アンバランス体の構造的な形状により影響を受けないよ
うにする。 【解決手段】 両アンバランス軸3a,3bの間で、両
アンバランス軸に対して平行に、バイブレータケーシン
グ1に回転可能に支承された2つの中間軸4,5が設け
られており、両中間軸が互いにかつそれぞれアンバラン
ス軸3a,3bに、歯車7〜10を介して形状結合され
ていて、中間軸5;4がそれぞれアンバランス軸3b;
3aとは逆の回転方向に回転し、中間軸5が2つの歯車
9,10を支持しており、歯車9がアンバランス軸3a
に、歯車10がアンバランス軸3bに結合されており、
一方の歯車が、位相調節機構10b,11〜15によ
り、軸に対するその角度位置が制御された状態で調節可
能な歯車10を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締め固め装置、特
に土壌締め固め装置において方向付けられた振動を生ぜ
しめるための励振器であって、それぞれアンバランス質
量体を備えた2つのアンバランス軸が設けられており、
該両アンバランス軸が所定の相互間隔を置いて、互いに
平行にかつ相並んでバイブレータケーシングに支承され
ていて、回転駆動装置によって同一回転数で反対方向に
駆動されるようになっており、歯車を介して形状結合的
に結合された両アンバランス軸の相互位相位置が、位相
調節機構によって制御された状態で変化可能であり、該
位相調節機構によって、両アンバランス軸を結合する歯
車のうちの1つの歯車の、該歯車を支持しかつ前記アン
バランス質量体への力伝達路内に設けられた軸に対する
角度位置が励振器の運転中に制御された状態で調節可能
である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の励振器は例えばドイツ
連邦共和国特許出願公開第3806897号明細書に基
づき公知である。
【0003】このような公知の励振器の場合、アンバラ
ンス軸が、互いに噛み合う2つの歯車によって結合され
ている。これらの両歯車のうちの一方の歯車は一方のア
ンバランス軸に、他方の歯車は他方のアンバランス軸
に、それぞれの軸線に対して同軸的に回動不能に取り付
けられている。歯車を介して形状結合的に結合されたア
ンバランス軸の相互の位相位置を変化させることは、両
歯車のうちの少なくとも一方がその軸に対してその角度
位置を制御された状態で調節可能であることにより行う
ことができる。
【0004】このような励振器は、一般的には駆動モー
タによって駆動される。この駆動モータは、伝動装置を
介して歯車またはベルト車を負荷する。このような歯車
またはベルト車は、両アンバランス軸のうちの一方の、
バイブレータケーシングから外方に案内された一方の端
部に取り付けられている。
【0005】両アンバランス軸の相互の位相位置は制御
機構によって変化可能である。この場合、励振器によっ
て生ぜしめられた方向付けられた振動のベクトルが、運
動方向に対して平行な1平面内で、平らな地上に置かれ
た締め固め装置の重心線に対して所定の角度範囲にわた
って調節されるようになっている。この締め固め装置に
おいてはベクトルは重心線に対して、運動方向にまたは
運動方向とは逆の方向に多少傾斜しているか、または、
重心線に対して平行に延びている。方向付けられた振動
のベクトルの、重心線に対して傾斜した位置において
は、遠心ウェイトによって、推進力の他に傾動モーメン
トもが、バイブレータケーシングとこれに結合された締
め固め装置とに作用する。しかしながらこのような傾動
モーメントは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第380
6897号明細書に基づき公知の装置の場合、ここでは
両アンバランス軸の相互間隔を小さくしようとしている
ので比較的小さく、これにより、励振器を備えた締め固
め装置の運動特性には殆ど影響を与えない。
【0006】本発明は、粘結性土壌においては傾動モー
メントを増大することにより、粘結性土壌における締め
固め装置、特にバイブレーションプレートの前進および
易動性を著しく高める際立った皮むき効果(Abschaeleff
ect)が得られるので、締め固め装置の効果が改善される
という認識に基づいている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の第1の
課題は、冒頭で述べた形式の励振器を改良して、特に前
進時に増強された傾動モーメントを有し、しかも公知の
励振器と比較可能な小さな構造高さを有しているような
励振器を提供することである。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3806
897号明細書に記載された励振器の場合、位相調節機
構が両アンバランス軸のうちの一方に組み付けられてい
る。これにより、アンバランス軸のアンバランス体の形
状には極めて狭い制限がもたらされる。
【0009】従って、本発明の第2の課題は、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第3806897号明細書に開示
された形式の励振器を、位相調節機構がアンバランス体
の構造的な形状により影響を受けないように構成するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記両課題を解決するた
めに本発明の構成では、両アンバランス軸の間で、該両
アンバランス軸に対して平行に、バイブレータケーシン
グに回転可能に支承された2つの中間軸が設けられてお
り、該両中間軸が互いに、かつそれぞれ一方もしくは他
方のアンバランス軸に、歯車を介して形状結合的に結合
されていて、一方の中間軸が一方のアンバランス軸とは
逆の回転方向に回転し、かつ他方の中間軸が他方のアン
バランス軸とは逆の回転方向に回転するようになってお
り、両中間軸のうちの一方の中間軸が2つの歯車を支持
しており、該両歯車のうちの一方の歯車が一方のアンバ
ランス軸に結合されていて、他方の歯車が他方のアンバ
ランス軸に結合されており、これらの両歯車のうちの一
方が、位相調節機構により、軸に対するその角度位置が
制御された状態で調節可能な歯車を形成しているように
した。
【0011】
【発明の効果】両アンバランス軸の間に2つの中間軸が
設けられていることにより、これらの両アンバランス軸
の軸線相互間隔は、直接的に結合されたアンバランス軸
を備えた公知の構造形式に比べて著しく増大され、ひい
ては、傾動モーメントが著しく高められる。しかもこの
場合、構造高さを増大せずにすむ。それというのは、ア
ンバランス軸相互間隔が大きくなるにもかかわらず、歯
車が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3806897
号明細書に基づき公知の構造形式の励振器の場合よりも
大きな直径を有する必要はないからである。
【0012】さらに、アンバランス体相互間の位相位置
を調節するための調節機構を組み付けるために、アンバ
ランス軸の代わりに、両中間軸のうちの一方を利用する
ことができるので、もはや必ずしもアンバランス軸の場
所を塞がなくてもよく、アンバランス軸に十分にスペー
スを提供することができる。これにより、請求項7〜1
3に基づいてアンバランス軸にアンバランスウェイトを
困難なく設けることができる。これらのアンバランスウ
ェイトは分割されており、これらの分割された部分は、
m.r値を変化させるために周波数に関連して自動的
に、またはパラメータに関連して意図的に互いに位置調
節可能である。
【0013】請求項2以下には、請求項1に記載された
励振器の有利な構成が記載されている。
【0014】スイス国特許第467112号明細書に基
づき、2つのアンバランス体の位相位置を変化させるた
めの装置が公知である。この公知の装置の場合、両アン
バランス体は、振動器の土壌接触プレートに比較的大き
な相互間隔を置いて配置されており、これらのアンバラ
ンス体に取り付けられた歯車を介して歯付きベルトによ
り互いに反対方向に駆動される。この歯付きベルトは4
つの変向車を介して案内されている。これらの変向車の
うちの2つは、互いに平行な逆の方向に任意に変位可能
である。この場合、このような変位に伴い、歯付きベル
トが摺動することにより、アンバランス体の位相位置が
互いに調節される。このような形式のアンバランス体の
位相位置調節およびアンバランス体の駆動は、励振器の
極めて大きな構造高さと構造長さとを必要とする。両ア
ンバランス体の比較的大きな相互間隔は、アンバランス
体の位相位置を調節するための機構の特別な構造形式に
帰因しており、高められた傾動モーメントを達成しよう
として形成されているものではない。土壌選別装置のた
めの励振器、特に振動プレートの場合には、これとは逆
に、従来から小さな傾動モーメントを得ようとしてき
た。このためには、互いに同軸的なアンバランス軸を有
する公知の構造が既に開発されている。
【0015】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2334
208号明細書に基づき、ばね弾性的に懸吊された装
置、特に篩の振動を生ぜしめるための駆動装置が公知で
ある。この公知の駆動装置の場合、端部がケーシング外
部に配置されて、アンバランス質量体を備えかつケーシ
ングに互いに平行に支承された2つの軸が、ケーシング
内で軸に配置された歯車と、これらの歯車の間に挿入さ
れた、互いにかつ一方もしくは他方の歯車と噛み合う2
つの中間歯車とを介して、互いに反対方向に回転可能に
結合されている。アンバランス軸の回転軸線と中間歯車
の回転軸線とは同一平面内に位置しており、歯車はケー
シングに軸ピンによって支承されている。中間歯車によ
って、アンバランス体を備えた両軸の相互間隔は増大さ
れている。このような増大の目的は、アンバランス体を
支持する軸の回転軸線からの半径方向の大きな距離を有
するようなアンバランス体を使用可能にすることによ
り、特に篩の場合に必要であるように、回転数が比較的
低い場合にも大きな遠心力を得ることである。中間歯車
および中間歯車の支承部は、専らアンバランス体を被せ
た軸相互間の力伝達のために働き、回転軸線の方向にお
いては、まさに歯車の傾動を防止するような支承および
申し分のない力伝達のために十分な長さしか有していな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施の
形態について説明する。
【0017】種々の実施形で図示した励振器は全ての実
施例において、アンバランス軸3a,3bを備えた内室
を全面的に取り囲むバイブレータケーシング1を有して
いる。このバイブレータケーシング1内で、汎用のもの
のように回転軸線3cに対して偏心的な少なくとも1つ
のアンバランスウェイトを有する両アンバランス軸3
a,3bが転がり軸受け2によって互いに平行に支承さ
れている。
【0018】これらの両アンバランス軸3a,3bの間
には、2つの中間軸4,5が別の転がり軸受け6によっ
て、互いに平行な、かつアンバランス軸3a,3bの回
転軸線3cに対しても平行な回転軸線4c,5cを有し
てバイブレータケーシング1に回転可能に支承されてい
る。
【0019】図示の実施例の場合、これらの中間軸4,
5はバイブレータケーシング1において、それぞれの回
転軸線4c;5cがアンバランス軸3a,3bの回転軸
線3cと同一平面内に位置するように配置されている。
しかしながらこのことは、絶対必要というわけではな
い。それどころかこれらの軸は、中間軸4,5の機械固
有に構成された軸線間隔を考慮して、必ずしも共通の平
面内に設けられる必要はない。
【0020】アンバランス軸3aと中間軸4とは、これ
らに同軸的に回動不能に装着されたそれぞれ1つの歯車
7,8を介して直接的に互いに結合されている。さら
に、中間軸4に設けられた歯車8は、中間軸5に回動不
能に装着された歯車9と噛み合っている。
【0021】中間軸5には、その回転軸線5cに対して
同軸的に、別の歯車10が配置されている。この歯車
は、滑り嵌めによって中間軸5を取り囲むボス10aを
有している。このボスの内壁には、螺旋状二重溝10b
が加工成形されている。この螺線二重溝の、180゜だ
け互いにずらされた区分にはそれぞれ1つのピン11が
係合している。このピンは中間軸5に設けられた長手方
向スリット5aを貫通して、中間軸5から両側に僅かに
突出している。このピン11は中間軸5の回転軸線5c
に対して直角に延びており、操作滑子12を貫通してい
る。この操作滑子は、中空軸として形成された中間軸5
内で軸方向に滑動可能であり、操作部材13によって制
御された状態で調節可能である。この操作部材13は、
操作滑子12に軸線固定的にしかし回転可能に結合され
ているので、中間軸5は、操作部材13を連行すること
なく操作滑子12と一緒に回転することができる。操作
部材13はピストン14で終わっている。このピストン
はシリンダ15内でシールされて回転軸線5cに対して
平行に案内されていて、このピストンの前記操作滑子1
2とは離反する側が、外方から制御された状態で圧力媒
体Dで負荷可能である。ピストン14が図1に示した位
置において圧力媒体で負荷されると、このピストンは図
1で見て左側に摺動する。これにより、ピン11は回転
軸線5cの方向に変位させられる。これにより中間軸5
に対する歯車10の角度位置が変化させられる。ピスト
ン14が圧力媒体から負荷軽減されると、このピストン
は操作滑子によりこのピストンに加えられる戻し力を受
けて再びその出発位置に戻される。
【0022】歯車10は別の歯車16と直接的に噛み合
っている。この歯車はアンバランス軸3bに回動不能
に、かつこのアンバランス軸の回転軸線3cに対して同
軸的に取り付けられている。
【0023】中間軸4はハイドロリック式モータ17に
よって駆動可能である。このハイドロリック式モータ
は、中間軸4の図面で見て左側の端面でこの中間軸に結
合されている。このハイドロリック式モータ17は圧力
媒体接続部18を介して制御された状態で圧力媒体で負
荷可能であり、このハイドロリック式モータを貫流する
圧力媒体の方向に応じて、一方または他方の回転方向に
中間軸4を駆動する。回転させられた中間軸4は、歯車
8,7を介して一方では一方のアンバランス軸3aを回
転させて、歯車8,9を介して他方では他方の中間軸5
を回転させ、この中間軸は歯車10と歯車16とを介し
て他方のアンバランス軸3bを回転させる。
【0024】図2は、図1に示した励振器の1変化実施
例を示している。この変化実施例の場合、励振器の駆動
のために働くハイドロリック式モータ17′は中間軸4
に作用するのではなくアンバランス軸3aに作用する。
【0025】いずれの場合にも、図1および図2に示し
た励振器の形状が有する利点は、両アンバランス軸3
a,3bが位相調節のための機構を収容する必要がな
く、従ってこれらの両アンバランス軸を、他の調節機
構、特に図3〜図5に示した、アンバランス軸3a′,
3b′のm.r値を変化させるための装置のために自由
に使用できることである。
【0026】図3に示した実施例の場合、アンバランス
軸3b′に回動不能に、遠心ウェイトとして形成された
2つのアンバランス部分20bが装着されており、さら
に、これらのアンバランス部分の間には、滑り嵌めによ
り回転可能に、定置のアンバランス部分20bに対して
角度位置が変化可能なアンバランス部分20aが装着さ
れている。アンバランス部分20aはアンバランス軸3
b′に対して、歯車のボス10aを中間軸5に対して位
置調節するような手段と同様の、かつこれと同様に機能
する機構によって調節可能である。この場合にもこのボ
ス10aにおけるように、位置調節可能なアンバランス
部分20aの内壁には螺旋状二重溝22が加工成形され
ている。この螺旋状二重溝22の、180゜だけ互いに
ずらされた区分には、それぞれピン24が係合してい
る。このピンはアンバランス軸3b′に設けられた軸方
向スリット23を貫通してこのアンバランス軸から僅か
に両側に突出している。このピン24は、アンバランス
軸3b′の回転軸線に対して直角に延びており、操作滑
子28を貫通している。この操作滑子は、中空軸として
構成されたアンバランス軸3b′内で軸方向に滑動可能
であり、操作部材25によって制御された状態で位置調
節可能である。この操作部材25は操作滑子28に軸線
固定的に、しかし相対回動可能に結合されているので、
アンバランス軸3b′は、操作部材25を連行すること
なく、滑子28と一緒に回転することができる。操作部
材25はピストン26で終わっている。このピストンは
シリンダ27内でシールされてアンバランス軸3b′の
回転軸線に対して平行に案内されており、このピストン
の前記操作滑子28とは離反した側が外方から、制御さ
れた状態で圧力媒体Dによって負荷可能である。ピスト
ン26が、図3に示した位置において圧力媒体によって
負荷されると、このピストンは図3で見て左側に摺動
し、これによりピン24がアンバランス軸3b′の回転
軸線方向左側に変位させられる。これにより、アンバラ
ンス軸3b′に対する回転可能なアンバランス部分20
aの角度位置が変化し、これにより、アンバランス部分
20b,20aの合成総不釣り合い、つまりアンバラン
ス軸3b′のm.r値も変化する。ピストン26が圧力
媒体から負荷軽減されると、このピストンは操作滑子2
8によりピストンに加えられる戻し力を受けて、再び出
発位置に戻される。
【0027】図3に示した実施例の場合、合成総不釣り
合いが最小値と最大値との間で連続的に調節可能であ
る。
【0028】アンバランス軸3b′におけるのと同様
に、図示していないアンバランス軸3a′においても、
m.r値は連続的に変化可能である。この場合両アンバ
ランス軸の調節はその都度同期的に行われる。従って図
3に示したような励振器は、そのm.r値に関連して任
意に制御可能であり、このm.r値によって、所望の皮
むき効果を達成するための前記傾動モーメントをも最適
に制御することができる。
【0029】図4および図5に示した実施例の場合、ア
ンバランス軸3b′の合成総不釣り合いの連続的な変化
は回転数に関連して行われる。これを目的として、この
実施例においてもアンバランス質量体が2つの定置のア
ンバランス部分20b′とこれらの間に配置された位置
調節可能なアンバランス部分20a′とから成ってい
る。ただしこのアンバランス部分20a′は、図3に示
した実施例の場合とは異なり、定置のアンバランス部分
20b′に対して相対回動可能ではなく、半径方向に摺
動可能である。位置調節可能なアンバランス部分20
a′は、互いに平行な滑動面32を備えた、U字形部材
として形成されたアンバランス軸3b′を取り囲んでお
り、図5に示した出発位置における低回転数時の静止状
態においては、このアンバランス部分20a′の横方向
ウェブが、皿ばねパッケージ30によってアンバランス
軸3b′に当て付けられている。このような皿ばねパッ
ケージ30は緊定ねじ31を取り囲んでいる。この緊定
ねじは、アンバランス軸3b′を滑動可能に貫通してお
り、位置調節可能なアンバランス部分20aの横方向ウ
ェブに設けられたねじ山付き孔にねじ込まれている。ア
ンバランス軸3b′の回転数が増大するにつれて、位置
調節可能なアンバランス部分20a′が緊定ねじ31に
対して加える半径方向の力も増大する。このねじはこの
ような力を、ばねパッケージ30の前記アンバランス軸
3b′から離反した側に伝達する。このように回転数と
一緒に増大する力を受けて、ばねパッケージ30は回転
数が上昇するにつれて徐々に緊縮される。これに伴い、
位置調節可能なアンバランス部分20aは半径方向外側
に向かってアンバランス軸3b′から離反する方向に変
位し、かつ、合成総不釣り合いの変化、つまりm.r値
の変化が生ぜしめられる。図4および図5に示した実施
例の場合、図3に示した実施例の場合と同様に、m.r
値は回転数が増大するほど減じられる。
【0030】図3に示した実施例の場合と同様に図4お
よび図5に示した実施例の場合にも、図示していないア
ンバランス軸3a′のm.r値は、アンバランス軸3
b′の場合と同様に変化可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による励振器を、アンバランス軸の回転
軸線を含む平面に沿って断面した状態で示す横断面図で
ある。
【図2】図1の励振器の、駆動力の導入に関連した変化
実施例を示す図である。
【図3】図1の励振器の、アンバランス軸の形状に関連
した変化実施例を示す図である。
【図4】図1の励振器の、アンバランス軸の形状に関連
した別の変化実施例を示す図である。
【図5】図4の励振器を、図4のV−V線に沿って示す
横断面図である。
【符号の説明】
1 バイブレータケーシング、 2 転がり軸受け、
3a,3a′,3b,3b′ アンバランス軸、 3c
回転軸線、 3d アンバランス質量体、4,5 中
間軸、 4c,5c 回転軸線、 5a スリット、
7,8,9,10 歯車、 10a ボス、 10b
螺旋状二重溝、 11 ピン、 12操作滑子、 13
操作部材、 14 ピストン、 15 シリンダ、
16歯車、 17 ハイドロリック式モータ、 18
圧力媒体接続部、 20a,20a′ アンバランス部
分、 20b,20b′ アンバランス部分、 22
螺旋状二重溝、 23 長手方向スリット、 24 ピ
ン、 25 操作部材、 26 ピストン、 27 シ
リンダ、 28 操作滑子、 30 皿ばねパッケー
ジ、 31 緊定ねじ、 32 滑動面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ リートル ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ホーフェ ンフェルスシュトラーセ 3 (72)発明者 トーマス ブロムベルガー ドイツ連邦共和国 トライン フォルスト ヴェーク 5 (72)発明者 トーマス ライター ドイツ連邦共和国 エルディング タイゼ ンベルクヴェーク 2

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締め固め装置において方向付けられた振
    動を生ぜしめるための励振器であって、それぞれアンバ
    ランス質量体(3d)を備えた2つのアンバランス軸
    (3a,3b)が設けられており、該両アンバランス軸
    が所定の相互間隔を置いて、互いに平行にかつ相並んで
    バイブレータケーシング(1)に支承されていて、回転
    駆動装置(17)によって同一回転数で反対方向に駆動
    されるようになっており、歯車(7,8,9,10,1
    6)を介して形状結合的に結合された両アンバランス軸
    (3a,3b)の相互位相位置が、位相調節機構によっ
    て制御された状態で変化可能であり、該位相調節機構に
    よって、両アンバランス軸を結合する歯車のうちの1つ
    の歯車(10)の、該歯車(10)を支持しかつ前記ア
    ンバランス質量体(3d)への力伝達路内に設けられた
    軸(15)に対する角度位置が励振器の運転中に制御さ
    れた状態で調節可能である形式のものにおいて、 両アンバランス軸(3a,3b)の間で、該両アンバラ
    ンス軸に対して平行に、バイブレータケーシング(1)
    に回転可能に支承された2つの中間軸(4,5)が設け
    られており、該両中間軸が互いに、かつそれぞれ一方も
    しくは他方のアンバランス軸(3a,3b)に、歯車
    (7,8,9,10,16)を介して形状結合的に結合
    されていて、一方の中間軸(5)が一方のアンバランス
    軸(3b)とは逆の回転方向に回転し、かつ他方の中間
    軸(4)が他方のアンバランス軸(3a)とは逆の回転
    方向に回転するようになっており、両中間軸(4,5)
    のうちの一方の中間軸(5)が2つの歯車(9,10)
    を支持しており、該両歯車のうちの一方の歯車(9)が
    一方のアンバランス軸(3a)に結合されていて、他方
    の歯車(10)が他方のアンバランス軸(3b)に結合
    されており、これらの両歯車(9,10)のうちの一方
    が、位相調節機構(10b,11,12,13,14,
    15)により、軸(5)に対するその角度位置が制御さ
    れた状態で調節可能な歯車(10)を形成していること
    を特徴とする、方向付けられた振動を生ぜしめるための
    励振器。
  2. 【請求項2】 駆動力が駆動装置(17)から前記他方
    の中間軸(4)に導入されることになっている、請求項
    1記載の励振器。
  3. 【請求項3】 両中間軸(4,5)が、アンバランス軸
    (3a,3b)とほぼ同一平面内に配置されている、請
    求項1または2記載の励振器。
  4. 【請求項4】 位相調節機構が、中間軸(5)から突出
    したピン(11)を有しており、該ピンが、中間軸
    (5)に軸方向滑動可能に組み付けられた、外部の位相
    調節伝動装置(13,14,15)により軸線方向位置
    調節可能な滑子(12)によって、中間軸に設けられた
    スリット(5a)内で中間軸の長手方向に摺動可能であ
    り、かつ歯車(10)のボス(10a)の内壁に設けら
    れた溝(10b)内に係合しており、中間軸(5)のス
    リット(5a)と、歯車のボス(10a)の溝(10
    b)とが互いに斜めに延びている、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の励振器。
  5. 【請求項5】 位相調節伝動装置がハイドロリック式の
    作業シリンダ(13,14,15)である、請求項4記
    載の励振器。
  6. 【請求項6】 回転駆動装置が、バイブレータケーシン
    グ(1)に組み付けられたハイドロリック式モータ(1
    7)である、請求項1から5までのいずれか1項記載の
    励振器。
  7. 【請求項7】 各アンバランス軸(3a′,3b′)に
    設けられたアンバランス質量体が、調節装置(23,2
    4,25,26,27,28)によって互いに相対的に
    位置調節可能なアンバランス部分(20a,20b,2
    0a′、20b′)から成っており、該アンバランス部
    分が、最大の総不釣り合い限界位置と最小の総不釣り合
    い限界位置との間で調節可能である、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載の励振器。
  8. 【請求項8】 調節装置が、アンバランス軸(3a′、
    3b′)の回転数に関連してアンバランス部分(20
    a′,20b′)を自動的に位置調節するようになって
    いる、請求項7記載の励振器。
  9. 【請求項9】 調節装置(23,24,25,26,2
    7,28)がアンバランス部分(20a,20b)を外
    部から制御された状態で位置調節するようになってい
    る、請求項7記載の励振器。
  10. 【請求項10】 両アンバランス部分が、前記両限界位
    置の間で連続的に、または複数の非連続的な段で互いに
    相対的に位置調節されるようになっている、請求項9記
    載の励振器。
  11. 【請求項11】 調節装置(23,24,25,26,
    27,28)が、各アンバランス軸(3a′,3b′)
    内に組み付けられている、請求項9または10記載の励
    振器。
  12. 【請求項12】 アンバランス調節装置が、アンバラン
    ス軸(3b′)から突出したピン(24)を有してお
    り、該ピンが、アンバランス軸(3b′)内に軸方向滑
    動可能に組み付けられた、外部のアンバランス調節伝動
    装置(25,26,27)により位置調節可能な滑子
    (28)によって、アンバランス軸(3b′)に設けら
    れたスリット(23)内でアンバランス軸の長手方向に
    摺動可能であり、かつ、一方のアンバランス部分(20
    a)の前記アンバランス軸(3b′)を取り囲む内壁に
    設けられた溝(22)に係合しており、アンバランス軸
    (3b′)のスリット(23)と、アンバランス部分
    (20a)の溝(22)とが互いに斜めに延びている、
    請求項9から11までのいずれか1項記載の励振器。
  13. 【請求項13】 アンバランス調節伝動装置(25,2
    6,27)がハイドロリック式の作業シリンダである、
    請求項12記載の励振器。
JP8336975A 1995-12-18 1996-12-17 方向付けられた振動を生ぜしめるための励振器 Pending JPH09206683A (ja)

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US5818135A (en) 1998-10-06
EP0780164A3 (de) 1999-03-03
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