JPH09206218A - 焼物調理器 - Google Patents

焼物調理器

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Publication number
JPH09206218A
JPH09206218A JP1561596A JP1561596A JPH09206218A JP H09206218 A JPH09206218 A JP H09206218A JP 1561596 A JP1561596 A JP 1561596A JP 1561596 A JP1561596 A JP 1561596A JP H09206218 A JPH09206218 A JP H09206218A
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JP
Japan
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heating
power
plate
lid
main body
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Pending
Application number
JP1561596A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hayashi
孝宏 林
Taijiro Kasahara
泰次郎 笠原
Teruzo Furuya
輝三 古谷
Minoru Yoshida
実 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69701538T priority patent/DE69701538T2/de
Priority to US08/791,534 priority patent/US5743173A/en
Priority to TW086203553U priority patent/TW357600U/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理時間を短縮し、かつ省電力化が図られた
焼物調理器を供給する。 【解決手段】 焼物調理器10は、本体ケース1と、本
体ケース1の上面に付設され被調理物を載置するための
載置板2と、載置板2の上方を開閉可能に覆う加熱板3
と、加熱板3に加熱面を形成する加熱コイル11と、加
熱コイル11への供給電力を制御する制御部9とを備
え、制御部9が、加熱コイル11への第1の電力供給が
行われ、かつ加熱板3の閉成状態が解除された際、加熱
コイル11への供給電力を第1の電力より小さい第2の
電力に切り換える供給電力切り換え回路を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼物調理器に関
し、特にハンバーガーに用いるために、予め成形され焼
き上げられたパン等を加熱し、こげ目をつける焼物調理
器の加熱制御に関する。
【0002】
【従来の技術】前記した焼物調理器は、熱源が内設され
た本体ケースと、本体ケースの上面に付設されハンバー
ガーのパン等の被調理物を載置し、加熱するための下部
グリル板と、この下部グリル板の上方に被調理物の厚み
相当の隙間を形成するよう回動可能に配置され下部グリ
ル板を覆う蓋体としての上部加熱板とから主に構成され
ている。上部加熱板は、下部グリル板に対面する対面位
置とこの対面位置から離反する離反位置との間を切り換
え回動可能に設置された、上下両面を加熱面として形成
されている。
【0003】上記の焼物調理器を用いてパンにこげ目を
つけ、ハンバーガーとして販売する店頭では、顧客の待
ち時間を極力短縮するために、上部加熱板に予め通電し
て加熱板を温めた状態で待機する。調理の際は、予熱さ
れた上部加熱板を前記した離反位置まで開き、下部グリ
ル板にパンを載置した後、上部加熱板を前記した対面位
置まで閉じて所定時間加熱する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した焼物調理器で
は、上部加熱板を温めた状態で待機していると、顧客が
途切れたときにも常時所定量の電力を加熱体へ供給する
ことになり、電力の浪費となる。一方、顧客の注文を待
って上部加熱板を温めると、上部加熱板が所定の温度に
立ち上がるまでの時間が追加され待ち時間が増える。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、調理
時間を短縮し、かつ省電力化が図られた焼物調理器を供
給することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、本
体ケースと、本体ケースの上面に付設され被調理物を載
置するための載置板と、本体ケースの上方を開閉可能に
覆う蓋体と、載置板の上面及び/または蓋体の下面に加
熱面を形成する加熱体と、加熱体への供給電力を制御す
る制御部とを備え、制御部が、加熱体への第1の電力供
給が行われ、かつ蓋体の閉成状態が解除された際、加熱
体への供給電力を第1の電力より小さい第2の電力に切
り換える供給電力切り換え回路を具備してなる焼物調理
器が提供される。
【0007】この発明における焼物調理器は、熱源に電
磁誘導式加熱器、ハロゲン光等を用いた電気ヒータ式加
熱器を用いたものが好ましい。より好ましくは、本体ケ
ースが載置板の下方に加熱コイルを具備し、載置板が前
記加熱コイルの電磁誘導作用に感応しない非磁性板から
なり、加熱板が前記加熱コイルの電磁誘導作用により発
熱する磁性板からなるものである。この場合、加熱板が
加熱面を形成し、加熱コイルが加熱体である。
【0008】この発明における被調理物としては、ハン
バーガーのパン、スナック類等の食材が挙げられる。こ
の発明の焼物調理器は、それらの食材にこげ目を付ける
のに好適である。この発明における蓋体は、載置板の上
方に被調理物の厚み相当の隙間を形成して載置板に対面
する対面位置とこの対面位置から載置板に離反する離反
位置との間を切り換え可能に設置され、上下両面のうち
の少なくとも下面を加熱面とする加熱板と、この加熱板
の周縁部の少なくとも一部に取り付けられ対面位置にあ
る加熱板と載置板との周囲の間隙から熱気が流出するの
を抑える遮熱板とからなるのが好ましい。
【0009】第2の発明によれば、制御部が、加熱体へ
の第1の電力供給が行われ、かつ蓋体の閉成状態が解除
され際、第1の電力を所定時間だけ供給した後、第1の
電力より小さい第2の電力に切り換える供給電力切り換
え回路を具備してなる焼物調理器が提供される。
【0010】第3の発明によれば、制御部が、加熱体へ
の第1の電力供給が行われ、かつ蓋体の閉成状態が解除
された際、加熱体への供給電力を蓋体の開度に応じて第
1の電力より小さい第2の電力に切り換える供給電力切
り換え回路を具備してなる焼物調理器が提供される。
【0011】加熱体へ供給される第1の電力が調理加熱
用であり、第2の電力が加熱面保温用であるのが好まし
い。蓋体は、本体ケースとの間に蓋体を閉成状態で解除
可能にロックするロック機構を有し、制御部は、蓋体の
ロック位置と、その解除位置とを検知するロック検知手
段を具備してなるのが好ましい。ロック機構としては、
磁力を用いたもの、ボールキャチャー等の嵌合によるも
のが挙げられる。ロック検知手段としては、リミットス
イッチ、マイクロスイッチ等の変位センサー、光学式セ
ンサーが挙げられる。
【0012】加熱体は、載置板の上方に被調理物の厚み
相当の隙間を形成して載置板に対面する対面位置とこの
対面位置から離反する離反位置との間を切り換え回動可
能に設置され、上下両面に加熱面を備え、さらに上面側
の加熱面の上方にもう1つの被調理物の厚み相当の隙間
を形成してこの上面側の加熱面を覆う加熱面蓋部を具備
してなるのが好ましい。本体ケースが載置板の下方に加
熱コイルを具備し、載置板が前記加熱コイルの電磁誘導
作用に感応しない非磁性板からなり、加熱体が前記加熱
コイルの電磁誘導作用により加熱される磁性板からなる
のが好ましい。
【0013】さて、第1の発明の焼物調理器の使用の
際、蓋体を開いて載置板に被調理物を載置し蓋体を閉じ
る。加熱体へ第1の電力供給が行われ加熱面からの熱に
より被調理物が加熱される。所定時間後、蓋体の閉成状
態が解除され、載置板の被調理物が取り出される。この
とき、制御部は、供給電力切り換え回路に、加熱体への
供給電力を第1の電力より小さい第2の電力に切り換え
るよう指令する。加熱体に第2の電力が供給され載置板
を保温する。載置板に新たに被調理物を載置し蓋体を閉
じると、制御部は、供給電力切り換え回路に、加熱体へ
の供給電力を第2の電力から第1の電力に切り換えるよ
う指令を行い、被調理物が加熱される。このように、加
熱された被調理物を取り出した後、次に新たに被調理物
を載置するまでの間、載置板及び加熱面は、加熱体へ供
給された小電力で保温されるので、所定の調理温度に立
ち上がるまでの時間は短く、常時調理用の大電力で保温
する場合に比べ消費電力ははるかに少ない。
【0014】第2の発明の焼物調理器の使用の際には、
蓋体を開いて載置板に被調理物を載置し蓋体を閉じる。
加熱体へ第1の電力供給が行われ加熱面からの熱により
被調理物が加熱される。所定時間後、蓋体の閉成状態が
解除され、載置板の被調理物が取り出される。このと
き、制御部は、供給電力切り換え回路に、蓋体の閉成状
態が解除された時点から所定時間だけ第1の電力を供給
し続けた後、第1の電力より小さい第2の電力に切り換
えるよう指令する。加熱体に第1の電力が供給される
間、載置板は高温で保温されるので、所定の調理温度に
立ち上がるまでの時間は極めて短くなる。所定時間後、
第2の電力に切り換わると、次に新たに被調理物を載置
するまでの間、載置板は加熱体へ供給された小電力で保
温されるので、所定の調理温度に立ち上がるまでの時間
は短く、常時調理用の大電力で保温する場合に比べ消費
電力ははるかに少ない。
【0015】第3の発明の焼物調理器の使用の際には、
蓋体を開いて載置板に被調理物を載置し蓋体を閉じる。
加熱体へ第1の電力供給が行われ加熱面からの熱により
被調理物が加熱される。所定時間後、蓋体の閉成状態が
解除され、載置板の被調理物が取り出される。このと
き、制御部は、供給電力切り換え回路に、加熱体への供
給電力を蓋体の開度に応じて第1の電力より小さい第2
の電力に切り換えるよう指令する。次に新たに被調理物
を載置するまでの間、載置板及び加熱面は、加熱体へ供
給された小電力で保温されるので、所定の調理温度に立
ち上がるまでの時間は短く、常時調理用の大電力で保温
する場合に比べ消費電力ははるかに少ない。
【0016】本体ケースが載置板の下方に加熱コイルを
具備し、載置板が前記加熱コイルの電磁誘導作用に感応
しない非磁性板からなり、加熱体が前記加熱コイルの電
磁誘導作用により加熱される磁性板からなる構成であれ
ば、加熱体の上下両面に加熱面が形成されるとともに、
蓋体が載置板に輻射熱を供給し、かつこの載置板と加熱
体とを覆うので、小電力で効率のよい保温が可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本願発明の一つの実
施形態にかかる電磁誘導式焼物調理器の外観を示す。調
理器10は、本体ケース1と、本体ケース1の上面1a
に付設され被調理物を載置可能な載置板2と、載置板2
の上方に回動可能に設置された加熱板3と、加熱板3の
周縁部に取り付けられた遮熱板4と、加熱板3の上部を
覆う加熱面蓋部5とから主に構成されている。図1及び
図2は加熱板3を閉じた状態及び開いた状態を示す斜視
図であり、図3は加熱板3を開いた状態を示す側面図で
あり、図4は加熱板3を閉じて加熱面蓋部5を開いた状
態を示す正面図である。この調理器10では加熱板3が
加熱面を形成し、後述する加熱コイル11が加熱体であ
る。
【0018】本体ケース1は、内部に加熱コイル11を
収納する鋼板製のケースからなり、加熱コイル11は磁
束の漏れを抑える、上方が開口した封止ケース12に封
止されており、加熱コイル11は載置板2の略直下に配
置されている。本体ケース1の前面には、加熱スイッチ
13、出力調整部14、表示ランプ15及びブザー駆動
部17等が配設されたコントロールパネル16と、ケー
ス1内部の冷却用通気口18が配設されている。封止ケ
ース12の開口部には載置板2が配設されている。
【0019】載置板2は、平板状の非磁性板(例えば、
セラミックス)で形成されており、図5に示すように、
その上面21aが本体ケース1の上面1aと略同一の水
平面上に配されるよう、本体ケース1の上面1aに形成
された開口縁部から略下方に向かって載置板2の厚みに
相当する長さだけ延び、さらに水平方向内方に延出す
る、上面1aの段落部分1bに固定されている。載置板
2の上面21aの周縁部には規制枠6が配置されてい
る。規制枠6は、載置板2に載置される水平部61及び
水平部61の内方側端部から略上方に向かって延びる垂
直部62の両壁体からなるコ字状の囲いであり、本体ケ
ース1の前面で開口している。
【0020】加熱板3は、載置板2よりわずかに大きい
矩形平板状に形成され加熱コイル11の電磁誘導作用に
より発熱する銅板の両面にステンレス板を合わせた板ま
たは単なる磁性金属板からなる。加熱板3の側面部に
は、加熱板3と略直交する垂直壁からなる遮熱板4が固
着されている。遮熱板4は、内壁41と外壁42とから
なり、更に内壁41により形成される加熱板3からの垂
下部41aと、外壁42により形成され加熱板3から立
ち上がった蓋体受け部42aとを備え、加熱板3の前側
面部には実質的に遮熱板4は除かれ、加熱板3から下へ
折れ曲がった垂下部41aのみが取り付けられ、加熱板
3の上面31aの縁部は開放されているので、この上面
31aに載置された被調理物の取り出しが容易になる。
【0021】加熱板3の後端面部に取り付けられた遮熱
板4は加熱板3の枢支用基部32に固着されている。こ
の基部32の両端面からは支軸33、34がそれぞれ突
出し、支軸33は本体ケース1の上面1a後端部に取り
付けられた左右1対の軸受19に枢支されている。軸受
19は、支軸34が摺動状態で挿入され、加熱板3を支
軸33周りに回動するのをガイドする停止用長孔35を
備えている。
【0022】上記した枢支構造により、加熱板3は載置
板2の上方に被調理物の厚み相当の隙間を形成して載置
板2に対面する対面位置(図1及び図4)と、この対面
位置から載置板2に離反する離反位置(図2及び図3)
との間を切り換え回動可能に設置されている。加熱板3
が対面位置にある場合、加熱コイル11が通電される
と、加熱コイル11の電磁誘導作用によって加熱板3の
内部に渦電流が生じ、加熱板3の上下両面に加熱面が形
成される。加熱板3が対面位置から離反位置の方向に回
動すると加熱板3に対する電磁誘導作用は減衰し、離反
位置では消滅する。
【0023】遮熱板4の前部には、遮熱板4の左辺から
突出したL字状のハンドル43が取り付けられている。
さらに遮熱板4の左辺の外壁42の両端部には、蓋体4
の軸支片44がそれぞれ外方に突出して配設されてい
る。軸支片44は加熱面蓋部5から左外方に延出する加
熱面蓋部5の軸支片51に枢支されている。
【0024】加熱面蓋部5は、加熱板3の上方に被調理
物の厚み相当の隙間を形成して加熱板3に対面する対面
位置とこの対面位置から加熱板3に離反する離反位置と
の間を切り換え回動可能に設置され、前端部を除いた加
熱面蓋部5の縁部には蓋体受け部42aを被装して加熱
板3と加熱面蓋部5との間に生じた熱気の流出を抑える
フランジ部52が形成されている。軸支片51と対向す
る加熱面蓋部5の右辺のフランジ部52には、加熱面蓋
部5回動用のハンドル53が取り付けられている。ハン
ドル53はフランジ部52の上面を台座とする金具54
に枢支され、蓋体受け部42aに取り付けられたマグネ
ットキャッチにより蓋体受け部42aと加熱面蓋部5を
係脱可能に係合する係合部と連結している(図示せ
ず)。
【0025】調理器10は、図6に示すように、遮熱板
4の左外側面の前部と近接する本体ケース1の上面1a
の間に跨設され加熱板3を本体ケース1に対して閉成状
態で解除可能にロックするロック機構7を備えている。
ロック機構7は、図7〜9に示すように、遮熱板4の外
側面に配設されたボール体71と、本体ケース1の上面
1aに配設されたボール係止体75とからなる。ボール
体71は略垂直方向に垂下した棒状部材であり、軸部7
2の下端に膨張部73を有する。
【0026】一方、ボール係止体75は本体ケース1の
上面1aと略平行に本体ケース1の前後方向に離間し、
頭部が球状の1対のロッド76及びロッド76を両頭部
で対向するよう配置する1対のケース77からなる。ケ
ース77には、ボール体71が下降してボール係止体7
5に挿通する際、膨張部73の水平方向の押圧分力に抗
してロッド76を頭部側に押し出すよう付勢する、図示
しない付勢手段が内設され、ロッド76対は膨張部73
によって同軸上を復帰可能に押し広げられ、さらに軸部
72の対向する両側面を押圧してボール係止体75と解
除可能にロックする。
【0027】ロック機構7の下方には、加熱板3のロッ
ク位置と、その解除位置とを検知するロック検知手段と
しての固定スイッチ8が配設されている。固定スイッチ
8は、ボール体71の膨張部75の下方に穿設された、
本体ケース1の上面1aの孔部1bから突出するプラン
ジャー81と、プランジャー81の上下方向の移動に応
じて接点を開閉するスイッチ部82とからなるマイクロ
スイッチであり、加熱板3のロック位置(図8)では接
点を閉じ、解除位置(図9)では接点を開く。
【0028】図10は、調理器10の制御ブロック構成
図である。調理器10は、CPU、ROM、RAM、タ
イマー等を有するマイクロコンピュータを含む制御部9
を有している。制御部9には、加熱スイッチ13、出力
調整部14、固定スイッチ8、供給電力切り換え回路9
4、加熱コイル11、表示ランプ15、ブザー駆動部1
7及び他の各入出力部が接続されている。図11からの
制御フローチャートによって、調理器10の各実施態様
における制御部9の動作を以下に説明する。
【0029】〔実施態様1〕図11では、図示しない電
源スイッチがONされ、ステップS1において初期設定
が行われ、ステップS2で加熱スイッチ13がONされ
ると、被調理物の載置が行われる。具体的には、まず、
加熱板3を載置板2上方の離反位置までハンドル43で
開き、載置板2の周縁部に規制枠6を配置した後、規制
枠6内の載置板2に被調理物、例えば、水平方向に切断
して2分されたハンバーガーのパンの下部(ヒール)を
切断面を上にして載置する。次に、加熱板3を載置板2
との対向位置までハンドル43で閉じ、加熱面蓋部5を
加熱板3上方の離反位置までハンドル53で開いて加熱
板3の上面にハンバーガーのパンの上部(クラウン)を
切断面を下にして載置した後、加熱面蓋部5を加熱板3
との対向位置までハンドル53で閉じる。
【0030】加熱板3が載置板2との対向位置まで閉じ
られた際、ステップS3において、ロック機構7により
加熱板3がロック位置にロックされ、固定スイッチ8の
接点が閉じられたと判断されたときは、ステップS4に
移行し加熱板3への供給電力Wが1200W(W1)に
設定され、ブザー駆動部17のタイマー1が駆動され
る。加熱板3の上下両面に接触する双方のパンは、電磁
誘導作用により発熱した加熱板3により加熱調理され
る。約40秒後にブザー駆動部17が駆動され「焼き上
がり」が報知される(ステップS5〜S7)。
【0031】ハンドル53で加熱面蓋部5を加熱板3上
方の離反位置まで開いて加熱板3の上面のパンをへら
(スパッチュラー)ですくい取り、ハンドル43で加熱
板3を載置板2上方の離反位置まで開いて加熱板3の下
面のパンを同様にすくい取る。加熱板3を上記のように
開いた際、ステップS8において、加熱板3がロック機
構7におけるロック位置から解除位置へ移動し、固定ス
イッチ8の接点が開いたと判断されたときは、ステップ
S9に移行してブザー駆動部17の駆動を停止させる。
【0032】次に、ステップS2に移行して加熱スイッ
チ13がONされているか否かを判断する。NOと判断
されたときは、ステップS10に移行し加熱板3への電
力供給を停止する。YESと判断されたときは、ステッ
プS3において、固定スイッチ8の接点が閉じられてい
るか否かを判断する。ここでNOと判断されたとき、す
なわち、加熱板3がわずかでも開いている場合は、ステ
ップS11に移行する。
【0033】ステップS11では、供給電力切り換え回
路94を駆動させ、加熱板3への供給電力を第1の電力
1200W(W1)より小さい第2の電力1000W
(W2)に切り換える。これにより、加熱された被調理
物を取り出した後、次に新たに被調理物を載置するまで
の間、載置板2及び加熱板3は小電力で保温された待機
状態となる。載置板2及び加熱板3に新たに被調理物を
載置し加熱板3が閉じられた場合は、前記同様にステッ
プS2からステップS3を経てステップS4に移行し、
制御部は供給電力切り換え回路94に、加熱板3への供
給電力を第2の小電力から第1の大電力に切り換えるよ
う指令を行い、被調理物が加熱される。このとき、上記
した待機状態から所定の調理温度に立ち上がるまでの時
間は短く、常時調理用の大電力で保温する場合に比べ消
費電力ははるかに少ない。
【0034】〔実施態様2〕図12では、図示しない電
源スイッチがONされ、ステップS21において初期設
定が行われ、ステップS22で小電力である第2の電力
1000W(W2)が加熱板3へ供給される。これによ
り、加熱板3は小電力で保温された待機状態となる。ス
テップS23で加熱スイッチ13がONされると、実施
態様1と同様に被調理物の載置が行われる。加熱板3が
載置板2との対向位置まで閉じられた際、ステップS2
4において、ロック機構7により加熱板3がロック位置
にロックされ、固定スイッチ8の接点が閉じられたと判
断されたときは、ステップS25に移行し加熱板3への
供給電力Wが大電力である1200W(W1)に設定さ
れ、ブザー駆動部17のタイマー1が駆動される。
【0035】加熱板3の上下両面に接触する双方のパン
は、電磁誘導作用により発熱した加熱板3により調理さ
れる。約40秒後にブザー駆動部17が駆動され「焼き
上がり」が報知される。加熱板3がロック位置から解除
位置へ開かれるとブザー駆動部17の駆動を停止させる
(ステップS26〜S30)。加熱されたパンをへらで
すくい取る。
【0036】次に、ステップS23に移行して加熱スイ
ッチ13がONされているか否かを判断する。NOと判
断されたときは、ステップS31に移行し加熱板3への
電力供給を停止する。YESと判断されたときは、ステ
ップS24において、固定スイッチ8の接点が閉じられ
ているか否かを判断する。NOと判断されたとき、すな
わち、加熱板3がわずかでも開いている場合は、ステッ
プS32に移行する。ステップS32では、加熱板3へ
の供給電力が第1の電力1200W(W1)か否かを判
断する。NOと判断されたときは、ステップS23に移
行する。YESと判断されたとき、すなわち、加熱板3
へ第1の電力1200W(W1)が供給されている場合
には、ステップS33に移行する。ステップS33で
は、供給電力切り換え回路94用のタイマー2が駆動さ
れ、設定時間3分が経過すると、ステップS22へ移行
する。ステップS22では、加熱板3へ供給される電力
が小電力である第2の電力1000W(W2)に切り換
える。これにより、載置板2及び加熱板3は小電力で保
温された待機状態となる。
【0037】このように、制御部9は、蓋体の閉成状態
が解除された時点から所定時間(3分間)だけ第1の電
力1200W(W1)を供給し続けた後、第1の電力よ
り小さい第2の電力1000W(W2)に切り換えるの
で、加熱板3に第1の電力W1が供給される間、載置板
2及び加熱板3は高温で保温されるので、所定の調理温
度に立ち上がるまでの時間は極めて短くなる。さらに、
次に新たに被調理物を載置するまでの間、載置板2及び
加熱板3は、加熱板3に供給された小電力で保温される
ので、所定の調理温度に立ち上がるまでの時間は短く、
常時調理用の大電力で保温する場合に比べ消費電力はは
るかに少ない。
【0038】〔実施態様3〕この実施態様では、図14
〜16に示したように、ロック機構7の下方にロック検
知手段を備えていない点で、上記した2つの実施態様と
は構成が異なる。すなわち、ロック機構7のボール体7
1と本体ケース1の上面1aとの距離Dによって加熱コ
イル11に生じる渦電流が変化することを利用した点で
ある。図13において、まず、図示しない電源スイッチ
がONされ、ステップS41において初期設定が行わ
れ、ステップS42で加熱スイッチ13がONされる
と、実施態様1と同様に被調理物の載置が行われる。ス
テップS43において、加熱板3がロック位置にあるか
否かを判断する。
【0039】ここで、図15に示したように、ロック機
構7により加熱板3がロック位置にロックされていると
判断されたときは、ステップS44に移行する。ステッ
プS44では、遮熱板4に取り付けられたボール体1と
本体ケース1の上面1aとの距離Dが、加熱板3への供
給電力Wを大電力である1200W(W1)に設定する
距離D1に対応するとし、ステップS45において加熱
板3へ1200W(W1)の大電力を供給する。ステッ
プS46では、ブザー駆動部17のタイマー1が駆動さ
れる。
【0040】加熱板3の上下両面に接触する双方のパン
は、電磁誘導作用により発熱した加熱板3により調理さ
れる。約40秒後にブザー駆動部17が駆動され「焼き
上がり」が報知される。加熱板3がロック位置から解除
位置へ開かれるとブザー駆動部17の駆動を停止させる
(ステップS47〜S50)。加熱されたパンをへらで
すくい取る。次に、ステップS42に移行して加熱スイ
ッチ13がONされているか否かを判断する。NOと判
断されたときは、ステップS51に移行し加熱板3への
電力供給を停止する。
【0041】一方、ステップS43において、加熱板3
がロック位置にないと判断されたときは、ステップS5
2に移行する。ステップS52においてロック機構7の
ボール体71と本体ケース1の上面1aとの距離Dが、
図15に示したように、ロック機構7の解除位置におけ
る距離D2であれば、ステップS53において加熱板3
への供給電力Wは小電力である1000W(W2)に設
定される。ステップS52の判断がNOであれば、ボー
ル体71と本体ケース1の上面1aとの距離Dに比例し
た出力が得られる。
【0042】このように、加熱コイル11への入力は、
加熱板3の開度に応じて第1の電力1200W(W1)
より小さい第2の電力1000W(W2)側に減衰し、
加熱板3の開度に応じた電力が加熱板3の保温用供給電
力Wとなるので、所定の調理温度に立ち上がるまでの時
間は極めて短くなり、常時調理用の大電力で保温する場
合に比べ消費電力ははるかに少ない。なお、図17はロ
ック機構7のボール体71と本体ケース1の上面1aと
の距離D、すなわち、加熱板3の開度と、入力Wとの関
係を示し、図18は加熱板3の開度によって決定される
加熱コイル11の最低制御周波数と入力Wとの関係を示
す。
【0043】〔実施態様4〕この実施態様では、加熱板
3がロック位置にあるときには大電力(1200W)に
よる調理モードが、解除位置にあるときには小電力(1
000W)による保温モードが、それぞれ設定され、か
つ加熱板3の温度を検知する温度検知手段を備え、この
検知温度によって加熱を制御するものであり、図19の
ブロック図に示したように、温度検知手段としてサーミ
スタ92を加熱板3の近傍に備えている(図示せず)。
【0044】図20において、図示しない電源スイッチ
がONされ、ステップS61において初期設定が行わ
れ、ステップS62で加熱スイッチ13がONされる
と、実施態様1と同様に被調理物の載置が行われる。ス
テップS63において、加熱板3がロック位置にあるか
否かを判断する。
【0045】ここで、図14に示したように、ロック機
構7により加熱板3がロック位置にロックされ、固定ス
イッチ8の接点が閉じられたと判断されたときは、ステ
ップS64に移行する。ステップS64では調理モード
を設定し、ステップS65においてサーミスタ92によ
る温度検知を行う。検知温度Toを予め設定された下限
温度Ta及び上限温度Tbと比較し、検知温度Toが下
限温度Taより低い場合は調理加熱時間tをt1 に、検
知温度Toが下限温度Taと上限温度Tbの間にある場
合は調理加熱時間tをt2 に、検知温度Toが上限温度
Tbより高い場合は調理加熱時間tをt3 にそれぞれ設
定する(ステップS66〜70)。ステップS71にお
いてブザー駆動部17のタイマー1が駆動され、調理加
熱時間tが経過したと判断したときは、ステップS72
においてブザー駆動部17を駆動するとともに加熱コイ
ル11への電力の供給を停止する。
【0046】一方、ステップS63において、加熱板3
が解除位置にあると判断されたときは、ステップS73
に移行する。ステップS73では保温モードを設定し、
次に、サーミスタ92による温度検知を行い、検知温度
Toと予め設定された保温温度Tkとの間で恒温制御を
行う(ステップS74〜76)。なお、設定値として
は、上限温度Tbが180℃、下限温度Taが150
℃、調理加熱時間t1 、t2 、t3 がそれぞれ60秒、
50秒、45秒、保温温度Tkが150℃である。この
ような構成により、調理モード及び保温モードにおける
各加熱温度は、より精密に制御される。
【0047】
【発明の効果】第1の発明にかかる焼物調理器では、制
御部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋体
の閉成状態が解除された際、加熱体への供給電力を第1
の電力より小さい第2の電力に切り換える供給電力切り
換え回路を具備するので、加熱された被調理物を取り出
した後、新たに被調理物を載置するまでの間、載置板及
び加熱面は、加熱体へ供給された小電力で保温される。
このため、所定の調理温度に立ち上がるまでの時間は短
く、常時調理用の大電力で保温する場合に比べ消費電力
ははるかに少なくなる。
【0048】第2の発明にかかる焼物調理器では、制御
部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋体の
閉成状態が解除され際、第1の電力を所定時間だけ供給
した後、第1の電力より小さい第2の電力に切り換える
供給電力切り換え回路を具備するので、加熱された被調
理物を取り出した後、所定時間内に次の新たな被調理物
を載置する場合は、載置板及び加熱面は高温で保温され
る。このため、所定の調理温度に立ち上がるまでの時間
は極めて短くなる。さらに、所定時間経過後は、載置板
及び加熱面が、加熱体へ供給された小電力で保温される
ので、所定の調理温度に立ち上がるまでの時間は短く、
常時調理用の大電力で保温する場合に比べ消費電力はは
るかに少ない。
【0049】第3の発明にかかる焼物調理器では、制御
部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋体の
閉成状態が解除された際、加熱体への供給電力を蓋体の
開度に応じて第1の電力より小さい第2の電力に切り換
える供給電力切り換え回路を具備するので、載置板及び
加熱面は蓋体の開度に応じた電力の供給を受けて保温さ
れる。このため、所定の調理温度に立ち上がるまでの時
間は極めて短くなり、常時調理用の大電力で保温する場
合に比べ消費電力ははるかに少ない。
【0050】本体ケースが載置板の下方に加熱コイルを
具備し、載置板が前記加熱コイルの電磁誘導作用に感応
しない非磁性板からなり、加熱体が前記加熱コイルの電
磁誘導作用により加熱される磁性板からなる構成であれ
ば、加熱体の上下両面に加熱面が形成されるとともに、
蓋体が載置板に輻射熱を供給し、かつ、この載置板と加
熱体とを覆うので、小電力で効率のよい保温が可能とな
る。したがって、調理時間を短縮し、かつ省電力化が図
られた焼物調理器を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による焼物調理器の外観
を説明する斜視図。
【図2】図1の焼物調理器の加熱板が半開された状態を
示す斜視図。
【図3】図1の焼物調理器の加熱板が全開された状態を
示す側面図。
【図4】図1の焼物調理器の蓋体だけが全開された状態
を示す正面図。
【図5】閉じられた加熱板と遮熱板及び規制枠を示す要
部断面図。
【図6】ロック機構が配設された位置を示す図1の焼物
調理器の側面図。
【図7】ロック機構の側面図(ロック位置)。
【図8】ロック機構の正面図(ロック位置)。
【図9】ロック機構の正面図(解除位置)。
【図10】図1の焼物調理器の制御ブロック図。
【図11】図1の焼物調理器の制御の一実施形態を示
す、図10に対応するフローチャート。
【図12】図1の焼物調理器の制御の他の実施形態を示
すフローチャート。
【図13】図1の焼物調理器の他の実施形態を示す制御
ブロック図。
【図14】図1の焼物調理器の制御のさらに他の実施形
態を示す、図13に対応するフローチャート。
【図15】図13の制御における加熱板の状態を説明す
る図(閉成状態)。
【図16】図13の制御における加熱板の状態を説明す
る図(開いた位置)。
【図17】図13の制御における加熱板の位置と出力の
関係を示す図。
【図18】図13の制御における加熱コイルの周波数と
出力の関係を示す図。
【図19】図1の焼物調理器のさらに他の実施形態を示
す制御ブロック図。
【図20】図1の焼物調理器の制御のさらに他の実施形
態を示す、図19に対応するフローチャート。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 上面 2 載置板 3 加熱板(加熱面) 5 加熱面蓋部(蓋体) 7 ロック機構 8 マイクロスイッチ(ロック検知手段) 9 制御部 11 加熱コイル(加熱体) 94 供給電力切り換え回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】ここで、図1に示したように、ロック機
構7により加熱板3がロック位置にロックされ、固定ス
イッチ8の接点が閉じられたと判断されたときは、ステ
ップS64に移行する。ステップS64では調理モード
を設定し、ステップS65においてサーミスタ92によ
る温度検知を行う。検知温度Toを予め設定された下限
温度Ta及び上限温度Tbと比較し、検知温度Toが下
限温度Taより低い場合は調理加熱時間tをt1 に、検
知温度Toが下限温度Taと上限温度Tbの間にある場
合は調理加熱時間tをt2 に、検知温度Toが上限温度
Tbより高い場合は調理加熱時間tをt3 にそれぞれ設
定する(ステップS66〜70)。ステップS71にお
いてブザー駆動部17のタイマー1が駆動され、調理加
熱時間tが経過したと判断したときは、ステップS72
においてブザー駆動部17を駆動するとともに加熱コイ
ル11への電力の供給を停止する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 実 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、本体ケースの上面に付設
    され被調理物を載置するための載置板と、本体ケースの
    上方を開閉可能に覆う蓋体と、載置板の上面及び/また
    は蓋体の下面に加熱面を形成する加熱体と、加熱体への
    供給電力を制御する制御部とを備え、 制御部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋
    体の閉成状態が解除された際、加熱体への供給電力を第
    1の電力より小さい第2の電力に切り換える供給電力切
    り換え回路を具備してなる焼物調理器。
  2. 【請求項2】 本体ケースと、本体ケースの上面に付設
    され被調理物を載置するための載置板と、本体ケースの
    上方を開閉可能に覆う蓋体と、載置板の上面及び/また
    は蓋体の下面に加熱面を形成する加熱体と、加熱体への
    供給電力を制御する制御部とを備え、 制御部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋
    体の閉成状態が解除され際、第1の電力を所定時間だけ
    供給した後、第1の電力より小さい第2の電力に切り換
    える供給電力切り換え回路を具備してなる焼物調理器。
  3. 【請求項3】 本体ケースと、本体ケースの上面に付設
    され被調理物を載置するための載置板と、本体ケースの
    上方を開閉可能に覆う蓋体と、載置板の上面及び/また
    は蓋体の下面に加熱面を形成する加熱体と、加熱体への
    供給電力を制御する制御部とを備え、 制御部が、加熱体への第1の電力供給が行われ、かつ蓋
    体の閉成状態が解除された際、加熱体への供給電力を蓋
    体の開度に応じて第1の電力より小さい第2の電力に切
    り換える供給電力切り換え回路を具備してなる焼物調理
    器焼物調理器。
  4. 【請求項4】 加熱体へ供給される第1の電力が調理加
    熱用であり、第2の電力が加熱面保温用である請求項1
    〜3のいずれかに記載する焼物調理器。
  5. 【請求項5】 蓋体は、本体ケースとの間に蓋体を閉成
    状態で解除可能にロックするロック機構を有し、 制御部は、蓋体のロック位置と、その解除位置とを検知
    するロック検知手段を具備してなる請求項1〜4のいず
    れかに記載する焼物調理器。
  6. 【請求項6】 加熱体は、載置板の上方に被調理物の厚
    み相当の隙間を形成して載置板に対面する対面位置とこ
    の対面位置から離反する離反位置との間を切り換え回動
    可能に設置され、上下両面に加熱面を備え、さらに上面
    側の加熱面の上方にもう1つの被調理物の厚み相当の隙
    間を形成してこの上面側の加熱面を覆う加熱面蓋部を具
    備してなる請求項1〜5のいずれかに記載する焼物調理
    器。
  7. 【請求項7】 本体ケースが載置板の下方に加熱コイル
    を具備し、載置板が前記加熱コイルの電磁誘導作用に感
    応しない非磁性板からなり、加熱体が前記加熱コイルの
    電磁誘導作用により加熱される磁性板からなる請求項1
    〜6のいずれかに記載する焼物調理器。
JP1561596A 1996-01-31 1996-01-31 焼物調理器 Pending JPH09206218A (ja)

Priority Applications (5)

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JP1561596A JPH09206218A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 焼物調理器
EP97101336A EP0787454B1 (en) 1996-01-31 1997-01-29 Bake stuff cooker
DE69701538T DE69701538T2 (de) 1996-01-31 1997-01-29 Backwaren Kochgerät
US08/791,534 US5743173A (en) 1996-01-31 1997-01-30 Bake stuff cooker
TW086203553U TW357600U (en) 1996-01-31 1997-03-08 Bake stuff cooker

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110008423A (ko) * 2009-07-20 2011-01-27 엘지전자 주식회사 조리기기 및 그 제어방법

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