JPH09206144A - 流し台組込型生ゴミ処理装置 - Google Patents

流し台組込型生ゴミ処理装置

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JPH09206144A
JPH09206144A JP8018944A JP1894496A JPH09206144A JP H09206144 A JPH09206144 A JP H09206144A JP 8018944 A JP8018944 A JP 8018944A JP 1894496 A JP1894496 A JP 1894496A JP H09206144 A JPH09206144 A JP H09206144A
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JP
Japan
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sink
dust
processing container
refuse
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP8018944A
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English (en)
Inventor
Masahisa Tosaka
昌久 登坂
Seiji Mori
省二 森
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミの取扱いが簡単であり、処理後のゴミ
を長期保管でき、その取り出し作業および廃棄処理を容
易に行うことができる流し台組込型生ゴミ処理装置を提
供することにある。 【解決手段】 流し台天板2の下方に組み込まれ、生ゴ
ミを収納する処理容器5と、この処理容器5内に導入さ
れる加熱された空気を発生させる加熱ヒータ11および
吸気ファン12と、生ゴミを攪拌するとともに粉砕する
羽根6と、処理容器5内にて発生した水蒸気や臭気を排
水管3内に排出する排出ポンプ16と、処理容器5の下
方に引き出し可能に収納されたゴミ収納部10と、処理
容器5の下部側壁に開口されたゴミ排出口51を通じて
ゴミ収納部10に粉砕ゴミを移送するシューター8とを
備えており、ゴミ排出口51が板状の移送レバー9にて
開閉自在に遮断され、この移送レバー9の上端部が流し
台天板2側より操作可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台に組み込ま
れ、キッチンなどで発生した生ゴミを加熱・乾燥して処
理する生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ゴミ処理装置として、たとえば
特開平6−206061号公報に記載の厨芥処理機が知
られている。この厨芥処理機は、厨芥を収納する乾燥室
と、この乾燥室内で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、乾燥
室内の蒸気信号を検出する蒸気検知手段と、厨芥の乾燥
終了を報知する報知手段と、前記蒸気検知手段の信号に
より乾燥手段および報知手段を制御する制御手段と、を
備えたものである。
【0003】しかしながら、上記公報に記載の生ゴミ処
理装置においては、加熱乾燥して粉砕したゴミの取り出
し手段については具体的な手段は何も開示されていな
い。また、流し台に組み込まれて使用されるものでもな
い。
【0004】ところで、特開平1−209013号公報
においては、流し台に組み込まれて使用できる、所謂、
流し台組込型の厨芥処理装置が記載されている。具体的
には、流し台に収納される燃焼炉と、この燃焼炉の上部
に設けた厨芥投入用の蓋と、前記流し台の後部壁を貫通
して屋外までのびた排気管と、前記燃焼炉を前記流し台
前面に引き出し可能にする案内部と、前記燃焼炉からの
排気を前記排気管に連通接続する接続器を備えたもので
あり、この接続器を、前記燃焼炉にともなって可動し、
燃焼炉の収納時に前記排気管と接続する可動接続部とす
ることにより、燃焼炉を前後方向に移動自在とし、流し
台上面に開閉蓋を設けることなく厨芥の投入ができるよ
うにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−209013号公報に記載の流し台組込型の厨
芥処理装置においては、燃焼時に発生する排ガスを屋外
に排出するために、浄化器や希釈ケースを設置するとと
もに壁に貫通孔を開けて、排気管の一端を屋外に突出さ
せなければならない。また、処理後の灰を収納しておく
ための収納部が設けられていないので、燃焼炉そのもの
をある程度大きくしておかなければならず、この結果、
処理装置が大きくなるという問題があった。
【0006】また、処理後の灰の取り出しは、引出しペ
ダルを踏んで、可動枠体とともに燃焼炉を手前に引き出
し、蓋を開けて燃焼炉の上方から行わなければならな
い。このため、流し台の前方にかなりの空間部が必要と
なる。また、灰を取り出す際に灰が室内に漂って、室内
を汚すという問題もある。したがって、灰の取り出し作
業を慎重に行わなければならず大変であった。
【0007】本発明の目的は、生ゴミの取扱いが楽であ
り、処理後のゴミを長期保管でき、その取り出し作業お
よび廃棄処理を容易に行える流し台組込型生ゴミ処理装
置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、廃熱、臭気および水
蒸気を室内に排出することがなく、快適に生ゴミの処理
を行える流し台組込型生ゴミ処理装置を提供することで
ある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、流し台の収納
空間部を有効に利用できる流し台組込型生ゴミ処理装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
流し台組込型生ゴミ処理装置は、蓋付き投入口を有する
流し台天板の下方に組み込まれ、生ゴミを収納する処理
容器と、この処理容器内に投入された生ゴミを加熱して
乾燥させる乾燥手段と、このゴミを攪拌して粉砕する粉
砕手段と、前記処理容器内にて発生した蒸気を、排気管
を通じて流し台の下方に位置する排水管内に排出する排
出手段と、前記処理容器の下方に、前側に引出し可能に
収納されたゴミ収納部と、上端部が前記処理容器の下部
側面に設けられたゴミ排出口と接続され、下端部が前記
ゴミ収納部に臨んで開口され、ゴミ排出口を通じて粉砕
ゴミを前記ゴミ収納部に移送する筒状の移送部材とを備
え、前記ゴミ排出口が閉塞部材にて開閉自在に遮断され
ているものである。
【0011】本発明においては、閉塞部材を上下方向に
摺動する板状体とし、この板状体の下端部にてゴミ排出
口を遮断し、この板状体の上端部を流し台天板側より操
作可能とするのが望ましい。
【0012】(作用)請求項1記載の本発明において
は、生ゴミを収納する処理容器の下部側面に設けられた
ゴミ排出口が閉塞部材にて開閉自在に遮断され、かつ、
ゴミ排出口に筒状の移送部材の上端部が接続され、下端
部がゴミ収納部に臨んで開口されているので、乾燥ゴミ
を粉砕手段にて粉砕した後、閉塞部材を操作してゴミ排
出口を開状態とし、上記ゴミの粉砕手段の攪拌による遠
心力を利用して、粉砕ゴミをゴミ排出口より外部に強制
的に排出することにより、このゴミは筒状の移送部材を
通じて処理容器の下方に収納されたゴミ収納部に移送さ
れる。
【0013】また、請求項2記載の本発明においては、
処理容器の下部側面に設けられたゴミ排出口が、上下方
向に摺動する板状体の下端部にて遮断され、この板状体
の上端部が流し台天板側より操作可能とされているの
で、乾燥ゴミを粉砕手段にて粉砕した後、たとば摺動板
を上向きに引き上げることにより処理容器のゴミ排出口
が開いた状態となる。そして、上記ゴミの粉砕手段の攪
拌による遠心力を利用して、粉砕ゴミをゴミ排出口より
外部に強制的に排出すると、このゴミは筒状の移送部材
を通じて処理容器の下方に収納されたゴミ収納部に移送
される。
【0014】さらに、請求項1および2記載の本発明に
おいては、排気管を通じて、処理容器内にて発生した蒸
気を、流し台の下方に位置する排水管内に排出する排出
手段を有しているので、加熱・乾燥中あるいは粉砕中
に、処理容器内にて発生した水蒸気や臭気などは、排気
管を通じて流し台の下方に位置する排水管内に排出され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明における流し台組込型生ゴ
ミ処理装置の実施の形態の一例を図面に基づいて説明す
る。 (実施例)図1は本発明の第1実施例を示す平面図、図
2は図1の正面図、図3は図1のX−X線における切断
断面図、図4は図3の要部を一部省略して示す拡大図、
図5は図3の要部を拡大して示す要部拡大断面図であ
る。
【0016】1は流し台の天板2に嵌め込まれたシンク
である。このシンク1の底面には排水口1aが開口さ
れ、この排水口1aにはゴミ受け部を介して排水管3が
接続されている。なお、排水管3の途中にはP型のトラ
ップ3aが設けられている。シンク1左側の天板部には
正方形の段付き開口部2aが形成され、この開口部2a
にステンレス製の蓋4が着脱自在に装着されている。
【0017】蓋4の下面凹部にはマグネットスイッチ4
aが装着されている。このマグネットスイッチ4aは蓋
4の開閉状態を確認するためのものである。マグネット
スイッチ4aは後述の制御ユニット18を介して操作パ
ネル19に接続されている。また、蓋4と開口部2aと
の当接面は、パッキングなどのシール部材が介在されて
気密状態とされている。
【0018】蓋4が装着された天板2の下方には、生ゴ
ミを収納する有底円筒状のステンレス製の処理容器5が
支持されて設置されている。この処理容器5の底部内に
は、図4に示すように、攪拌ならびに破砕するための複
数の羽根6が設けられている。この羽根6は回転軸6a
に軸着されており、伝達ベルト7aを通じてモータ7の
駆動にて回転可能とされている。
【0019】処理容器5の下部側壁には、図3〜4に示
すように、長方形状のゴミ排出口51が開口され、この
ゴミ排出口51にゴミ移送用の移送部材であるシュータ
ー8の上端部が溶接されて接続されている。このシュー
ター8は薄肉のステンレス製の断面形状が角形のもので
あり、その処理容器5側の上壁には、図5に示すよう
に、上下に開口した隙間8aが形成されている。この隙
間8aは後述の移送レバーの厚みおよび幅にほぼ等しく
されている。シューター8の下端部の開口端は箱型の乾
燥ゴミを収納するゴミ収納部10に臨んでいる。そし
て、このゴミ収納部10は流し台の前面に引出し可能に
収納されている。ゴミ収納部10の容量は約5リットル
であり、その内面にはポリエチレン製のゴミ袋が被せら
れている。なお、10aは台所用品などを収納する収納
部である。
【0020】ゴミ排出口51は、図3に示すように、板
状の移送レバー9で開閉可能にされている。この移送レ
バー9の上端には係止部9aが形成され、この係止部9
aが天板2の蓋4近傍の上面に突出して係止されてい
る。すなわち、蓋4を装着した状態のままで、移送レバ
ー9を上向きに摺動させて移動させることができるよう
にされている。
【0021】処理容器5の上端側壁には導入口5aが開
口して形成されている。この導入口5aより、吸気ファ
ン12にて吸気口13aより吸い込まれ、加熱ヒータ1
1にて加熱された空気を導入管13を通じて、処理容器
5内に導入できるようにされている。なお、処理容器5
の外周は断熱材(図示せず)で覆われている。
【0022】また、処理容器5の上端側壁には吸気口5
bが開口して形成され、この吸気口5bに排気管14が
接続されている。排気管14の途中には、吸気口5b側
から順に、湿度センサー15、排出ポンプ16、電磁弁
17が設置されている。電磁弁17は排気管14の流路
を開閉するためのものである。そして、排気管14の下
端は、図2に示すように、排水管3のトラップ3aより
も下方側に継手を介して接続されている。なお、処理容
器5の下部内周壁の4箇所には攪拌翼5cが設けられて
いる。
【0023】上記の加熱ヒータ11、吸気ファン12、
湿度センサ15、排出ポンプ16および電磁弁17はそ
れぞれ制御ユニット18に接続され、また、この制御ユ
ニット18には、台所流し台の前面に設けられた操作パ
ネル19が接続されている。
【0024】つぎに上記第1実施例装置の運転動作につ
いて説明する。まず、蓋4を取り外して処理容器5の投
入口を開口した状態とし、この投入口から生ゴミを処理
容器5内に投入する。そして、操作パネル19を操作し
て、電磁弁17を開状態として排出ポンプ16を起動さ
せ、蓋4を被せて投入口を閉塞する。
【0025】操作パネル19を操作して、加熱ヒータ1
1を通電により加熱し、吸気ファン12を動かして、処
理容器5内に加熱ヒータ11にて所定温度に加熱された
空気を導入口5aを通じて導入する。この際、雰囲気温
度は100〜130℃の範囲内で加熱された空気が導入
されるように制御する。
【0026】そして、モータ7を断続的に駆動させ(た
とえば10分間隔に5秒間、60回転/分の低速回転を
させる)、羽根6を断続的に回転させながら、生ゴミを
攪拌しながら乾燥させる。この際、同時に、処理容器5
内に導入される加熱空気により、生ゴミに含まれている
水分は加熱され徐々に蒸発する。
【0027】この蒸発した水分は、排出ポンプ16の作
動に基づいて処理容器5内の空気とともに排出管14か
ら排水管3内に送り込まれ、排水の流れとともに排水管
3内を通じて屋外の下水管へ排出される。この排出され
る空気および水分には生ゴミの臭気も含まれているが、
この排出管14の下端部は、排水管3のトラップ3aよ
りも下側の位置に接続されているので、臭気の逆流はト
ラップ3aにて防止される。このため、この臭気が室内
に洩れることはない。
【0028】また、排出管14を通る空気および水分は
処理容器5内で加熱されてかなり温度が上昇している
が、この放出される熱はシンク1にて使用され排水管3
内を流れる排水に吸収されるので、室内の温度ならびに
相対湿度は上昇しない。
【0029】上記排出ポンプ16の駆動は、湿度センサ
15が検出する排出空気の相対湿度に基づいて、水蒸気
量が飽和しない範囲で最小風量に制御される。したがっ
て、処理容器5内の空気の排出量はできるかぎり少なく
制御され、処理容器5内の熱エネルギが無駄に排出され
ることがない。しかも、水蒸気量が飽和することがない
ので乾燥性能が低下することはない。
【0030】上記運転を継続して(約2時間)生ゴミの
乾燥が進んで、湿度センサ15が検出する相対湿度が所
定の設定値以下になると、モータ7および排出ポンプ1
6の駆動、加熱ヒータ11への通電を停止させ、乾燥終
了を操作パネル19上に表示する。
【0031】乾燥終了後、モータ7を断続的に高速駆動
させ(たとえば1秒間隔に5秒間、高速回転をさせ
る)、羽根6を高速攪拌させて乾燥ゴミを粉砕させる。
この際、攪拌翼5cが処理容器5の下部内周壁に設けら
れているので、攪拌ならびに粉砕効果が著しく向上す
る。そして、この粉砕により、粒状化された乾燥ゴミが
得られる。そして、粉砕処理が終了した後、電磁弁17
を閉じ、排出管14の流路を遮断する。
【0032】つぎに、移送レバー9の係止部9aを上向
きに摺動させ、処理容器5のゴミ排出口51を開口状態
とする。そして、モータ7を低速駆動させて羽根6を回
転させるとともに、吸気ファン12を動かして処理容器
5内に空気を導入しながら、粒状化した乾燥ゴミを、ゴ
ミ排出口51からシューター8側へ強制的に排出させ
る。この排出されたゴミはシューター8を自然落下し
て、ゴミ収納部10内に堆積して保管される。乾燥ゴミ
の排出が終了した後、モータ7および吸気ファン12の
運転を停止する。また、移送レバー9を下向きに押し込
んでゴミ排出口51を閉じる。
【0033】そして、ゴミ収納部10内に乾燥ゴミが所
定量(たとえば一週間分)溜まった段階で、このゴミ収
納部10を手前に引き出し、ポリエチレン製ゴミ袋の口
部を閉じてゴミ箱に捨てる。
【0034】上記実施例においては、排気管14を排水
管3のトラップ3aよりも下方側に接続しているので、
排気される蒸気中に含まれる臭気が室内に逆流して臭う
おそれがない。また、シンク1で使用された水が排水管
3を流れているので、排出管3内に排出される高温の蒸
気は排水管3を流れる排水にて冷却される。
【0035】また、処理容器5の外周に断熱材が設けら
れているので、処理容器5内から外部に熱がほとんど逃
げず、エネルギ損失を防止できる。しかも、室内を快適
に保つことができる。
【0036】さらに、処理容器5の下部側壁に設けられ
たゴミ排出口51の開閉を、流し台天板2側から移送レ
バー9の操作にて、きわめて簡単に行える。
【0037】以上、実施例により本発明を説明してきた
が、具体的な構成は上記実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明
に含まれる。
【0038】上記実施例では、処理容器5内に投入され
た生ゴミを加熱して乾燥させる手段として、処理容器5
の導入口5aに接続された導入管13の途中に加熱ヒー
タ11を設け、この加熱ヒータ11にて加熱した空気を
処理容器5内に導入するという加熱手段を示したが、要
は処理容器内の生ゴミを加熱することができる手段であ
れば特に限定されず、たとえば処理容器5内にニクロム
線などの加熱ヒータを設置し、この加熱ヒータにて直に
加熱する手段を採用してもよい。あるいは、加熱ヒータ
の代わりに、マイクロ波などによる加熱手段を採用して
もよい。
【0039】また、ゴミ排出口51の開閉は、板状の移
送レバー9を上下方向に摺動させることにより行ってい
るが、移送レバー9に代えて、ゴミ排出口51とシュー
ター8との間に弁(ゲート弁,ボール弁など)を介在さ
せ、この弁の開閉によりゴミ排出口51の開閉操作を行
うようにしてもよい。この場合、電磁弁として上記制御
ユニット18にて制御できるようにすると、操作パネル
19にて開閉操作を行える。
【0040】また、蓋4や処理容器5の材質は、金属製
のものの他、耐熱性にすぐれた合成樹脂製のものでもよ
い。
【0041】さらに、上記実施例においては、処理容器
5のゴミ投入口(上方開口部)を蓋4にて覆うようにし
たが、処理容器5のゴミ投入口をまず内蓋で覆い、さら
に蓋4で覆うという、二重蓋方式にしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1記載の本発明に
おいては、生ゴミを収納する処理容器の下部側面に設け
られたゴミ排出口が閉塞部材にて開閉自在に遮断され、
かつ、ゴミ排出口に筒状の移送部材の上端部が接続さ
れ、下端部がゴミ収納部に臨んで開口されているので、
乾燥ゴミを粉砕手段にて粉砕した後、閉塞部材を操作し
てゴミ排出口を開口状態とし、上記ゴミの粉砕手段の遠
心力を利用して、粉砕ゴミをゴミ排出口より外部に強制
的に排出でき、しかも、この粉砕ゴミは筒状の移送部材
を通じて、処理容器の下方に収納されたゴミ収納部に移
送される。
【0043】このため、処理後の乾燥ゴミを長期保管で
き、その取り出し作業および廃棄処理を容易に行える。
たとえば、あらかじめ乾燥ゴミ収納部にゴミ袋を設置し
ておけば、乾燥ゴミがある程度溜まった時点で、乾燥ゴ
ミ収納部を手前に引出し、ゴミ袋の上端を閉じて廃棄す
ればよく、室内を汚すということもない。
【0044】また、処理容器内にて発生した蒸気を、排
気管を通じて流し台の下方に位置する排水管内に排出す
る排出手段を有しているので、加熱・乾燥中あるいは粉
砕中に、処理容器内にて発生した廃熱、水蒸気、臭気な
どは、排気管を通じて流し台の下方に位置する排水管内
に排出されることになり、室内の環境は快適に保たれ
る。
【0045】さらに、生ゴミ処理装置を大きくする必要
がないので、流し台の収納空間部を有効に利用すること
ができる。
【0046】また、請求項2記載の本発明においては、
処理容器の下部側面に設けられたゴミ排出口が、上下方
向に摺動する板状体の下端部にて遮蔽され、この板状体
の上端部が流し台天板側より操作可能とされているの
で、乾燥ゴミを粉砕手段にて粉砕した後、たとえば摺動
板を上向きに引き上げることにより処理容器のゴミ排出
口が開口状態となり、上記ゴミの粉砕手段の遠心力を利
用して、粉砕されたゴミをゴミ排出口より外部に排出す
ることにより、この粉砕ゴミは筒状の移送部材を通じ
て、処理容器の下方に収納されたゴミ収納部に移送され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の流し台組込型生ゴミ処理装
置を示す平面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1のX−X線における切断断面図である。
【図4】図3の要部を一部省略して示す拡大図である。
【図5】図3の要部を拡大して示す要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シンク 2 流し台天板 3 排水管 3a トラップ 4 蓋 5 処理容器 5a 導入口 5b 吸気口 51 ゴミ排出口 6 羽根 7 モータ 8 シューター 9 移送レバー 10 ゴミ収納部 11 加熱ヒータ 12 吸気ファン 13 導入管 14 排気管 16 排出ポンプ 17 電磁弁 18 制御ユニット 19 操作パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋付き投入口を有する流し台天板の下方
    に組み込まれ、生ゴミを収納する処理容器と、 この処理容器内に投入された生ゴミを加熱して乾燥させ
    る乾燥手段と、 このゴミを攪拌して粉砕する粉砕手段と、 前記処理容器内にて発生した蒸気を、排気管を通じて流
    し台の下方に位置する排水管内に排出する排出手段と、 前記処理容器の下方に、前側に引出し可能に収納された
    ゴミ収納部と、 上端部が前記処理容器の下部側面に設けられたゴミ排出
    口と接続され、他端部が前記ゴミ収納部に臨んでおり、
    ゴミ排出口を通じて粉砕ゴミを前記ゴミ収納部に移送す
    る筒状の移送部材と、 を備えた流し台組込型生ゴミ処理装置であって、 前記ゴミ排出口が閉塞部材にて開閉自在に遮断されてい
    ることを特徴とする流し台組込型生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】閉塞部材が上下方向に摺動する板状体であ
    り、この板状体の下端部にてゴミ排出口が遮断され、こ
    の板状体の上端部が流し台天板側より操作可能とされて
    いる請求項1記載の流し台組込型生ゴミ処理装置。
JP8018944A 1996-02-05 1996-02-05 流し台組込型生ゴミ処理装置 Pending JPH09206144A (ja)

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