JPH09205981A - 魚種の選別方法 - Google Patents

魚種の選別方法

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JPH09205981A
JPH09205981A JP4054596A JP4054596A JPH09205981A JP H09205981 A JPH09205981 A JP H09205981A JP 4054596 A JP4054596 A JP 4054596A JP 4054596 A JP4054596 A JP 4054596A JP H09205981 A JPH09205981 A JP H09205981A
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JP
Japan
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fish
width
belt
sorting
mackerel
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JP4054596A
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English (en)
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Shoichi Oshima
捷一 大島
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FRESH TECHNO KK
GIYOSEN KYOKAI
SUISAN DENSHI KYOKAI
ZENKOKU MAKIAMI GYOGYO KYOKAI
Original Assignee
FRESH TECHNO KK
GIYOSEN KYOKAI
SUISAN DENSHI KYOKAI
ZENKOKU MAKIAMI GYOGYO KYOKAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で多数の魚を能率よく短時間で魚
種別に選別する。 【解決手段】 本発明の魚種の選別方法は、魚を体幅と
体高の両方で選別し、体幅と体高から魚種を特定して選
別することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚を種類別に選別
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】巻き網等で魚を捕獲すると、種々の魚が
一緒に混在する状態で捕獲される。捕獲された魚は、手
作業で選別して出荷している。魚の選別は極めて手間の
かかる作業である。さらに、鮮度が低下しないように短
時間で処理する必要があって、多く人手を必要とする。
このことは、選別コストを高くして、魚の販売価格を高
くする原因となっている。
【0003】魚を大きさ別に選別する装置は開発されて
いる。たとえば、特公昭41−15916号公報に記載
される装置は、図1に示すように、複数のローラー1
を、間隔が次第に広くなるように並べている。この選別
装置は、ローラー1の間に沿って魚を移送して、大小に
選別する。小さい魚は狭い間隔から先に落下する。大き
い魚は間隔の広くなるまで落下せずに小さい魚と分離さ
れる。この図に示す装置は、魚を大小に選別できる。し
かしながら、網で捕獲された魚を魚種別に選別すること
はできない。このため、魚種選別を手作業でして、選別
装置で大小に選別しているのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】魚種を選別するため
に、魚の外形全体をイメージとしてカメラでコンピュー
ターに入力し、コンピューターが入力された画像情報を
演算して、魚種を特定する方法が開発されている。た
だ、この方法は、魚全体の外形イメージをコンピュータ
ーで演算するので、演算処理が複雑となって魚種の特定
に高速演算できる高価なコンピューターを必要とし、設
備全体のコストが相当に高くなる欠点がある。さらに、
装置が高価になるにもかかわらず、魚の外形イメージを
演算する方法は、高速処理できるコンピューターを使用
しても、演算時間を短縮するのが難しい。このため、時
間当りの処理能力が低く、多量に捕獲される魚を迅速に
選別するのが難しい欠点がある。
【0005】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極め
て簡単な構造で多数の魚を能率よく魚種別に選別できる
魚種の選別方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の魚種の選別方法
は、前述の目的を達成するために、魚を体幅と体高の両
方で選別し、体幅と体高から魚種を特定して選別するこ
とを特徴とする。魚種の選別が最も切望されているの
は、巻き網で捕獲された魚の選別である。したがって、
この用途に使用できる選別方法が開発されると、著しく
便利に使用されて相当に省力化できる。巻き網で捕獲さ
れた魚には、アジとサバが混在している。したがって、
この用途に使用される装置は、アジとサバを選別する必
要がある。本発明の選別方法は、アジとサバを効率よく
選別できる。
【0007】本発明の方法が、アジとサバを効率よく選
別できる原理を図2に示す。この図は、大小のアジとサ
バを、体幅(B)と体高(A)でプロットしたグラフで
ある。アジは×印で、サバは○印で示している。この図
に示すように、アジが分布する領域と、サバが分布する
領域は明確に分離される。アジもサバも大きくなると、
厚くなって体高が大きくなるが、同じ体幅とするとアジ
とサバでは体高が異なる。魚の体幅を同じとすれば、ア
ジは薄いので体高が大きく、サバは丸いので体高が小さ
くなるからである。したがって、体幅で大小に選別した
魚をさらに体高で分離し、あるいは、体高で大小に分離
した魚をさらに体幅で分離して、アジとサバに分離でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための魚種の選別方法を例示す
るものであって、本発明は魚種の選別方法を下記の方法
に特定しない。
【0009】以下、アジとサバの選別方法を、図2のグ
ラフに基づいて詳述する。 巻き網で捕獲された魚を、体幅で分離する工程 この工程で、たとえば、体幅を15〜80mmとする魚
を5mmピッチに選別する。体幅の最小値を15mmと
するのは、これより体幅の小さい魚は、網目を通過して
捕獲されないからである。魚は、たとえば下記の体幅に
選別される。 A領域…………………15〜20mm B領域…………………20〜25mm C領域…………………25〜30mm D領域…………………30〜35mm E領域…………………35〜40mm F領域…………………40〜45mm G領域…………………45〜50mm H領域…………………50〜55mm I領域…………………55〜60mm J領域…………………60〜65mm K領域…………………65〜70mm L領域…………………70mm以上
【0010】 体幅で選別された魚を、さらに体高で
選別して魚種に分離する工程 この工程は、体幅で分離された魚をさらに体高で選別し
てアジとサバに分離する。体幅に分離されたA〜L領域
の魚は、それぞれ下記の体高よりも大きいか小さいかに
選別されて、アジとサバに分離される。下記の体高より
も大きい魚はアジ、小さい魚はサバとして分離される。 A領域…………………全てアジ B領域…………………体高が37mmより大の魚はアジ、小はサバ C領域…………………体高が43mmより大の魚はアジ、小はサバ D領域…………………体高が50mmより大の魚はアジ、小はサバ E領域…………………体高が56mmより大の魚はアジ、小はサバ F領域…………………体高が63mmより大の魚はアジ、小はサバ G領域…………………体高が70mmより大の魚はアジ、小はサバ H領域…………………体高が77mmより大の魚はアジ、小はサバ I領域…………………体高が84mmより大の魚はアジ、小はサバ J領域…………………体高が90mmより大の魚はアジ、小はサバ K領域…………………全てサバ L領域…………………全てサバ
【0011】魚を体幅で選別する体幅選別装置の一例を
図3に示す。この図の体幅選別装置4は、複数本のロー
ラー2を平行に並べている選別ユニット3を多段に配設
している。選別ユニット3は、次第に大きな魚がローラ
ー2間を通過できるように、下段の選別ユニット3のロ
ーラー2間隔を次第に広くしている。ローラー2間を移
送される魚は、体幅がローラー2間隔よりも狭くなる
と、ローラー2間を通過して落下される。選別ユニット
3のローラー2間隔は、選別しようとする魚の体幅に調
整されている。この構造の体幅選別装置4は、多数の魚
をローラー2で移送しながら能率よく選別できる。
【0012】さらに、図4は、魚を体高で選別する体高
選別装置5を示す。この図の体高選別装置5が魚を体高
で選別する原理を図5に示す。魚を水平の台6に載せ
て、台6の端に移動させると、魚は体高の半分以上が台
6から突出すると落下する。台6からの突出量が、体高
の半分以下であると魚は台から落下しない。したがっ
て、魚を台6に載せて側壁7で次第に端に移動させると
き、魚が落下するときの側壁7と台の端の距離(C)は
魚の体高の1/2となる。このため、側壁7と台の端と
の距離(C)から魚の体高を検出できる。
【0013】図4の体高選別装置5は、魚を載せて移送
するベルトコンベア8を備える。ベルトコンベア8の上
面には、魚をベルトコンベア8の端に移動させる側壁7
を垂直に配設している。側壁7は、魚がベルトコンベア
8に沿って移送されるにしたがって、ベルトコンベア8
の端に移動させるように傾斜して配設されている。魚
は、ベルトコンベア8のベルト8Aの中央部分に供給す
る必要がある。魚がベルト8Aの側縁に供給されると、
側壁7で横方向に移動される前にベルト8Aの上から落
下して、体高に選別できなくなるからである。魚をベル
トコンベアのベルト8Aの中央部分に供給するために、
魚は供給ガイド9からベルトコンベア8に供給される。
供給ガイド9は、魚を複数列に分割して、ベルトコンベ
ア8の中央に供給するための整列溝9Aを有する。整列
溝9Aの幅はベルト8Aの幅にほぼ等しく、ベルト8A
の中央部分に連結されている。魚は、供給ガイド9の整
列溝9Aからベルト8Aの中央部分に整列して供給され
る。整列溝9Aは魚をベルト8Aに供給できるように、
下り勾配に傾斜している。
【0014】この構造の体高選別装置5は、体幅選別装
置4で体幅別に選別された魚が、供給ガイド9を通過し
てベルト8Aの中央部分に供給される。ベルト8Aの中
央に供給される魚は、常に側壁7に接触する状態で移送
される。この状態で移送される魚は、移動するにつれて
傾斜している側壁7でベルト8Aの側縁方向に押され、
体高の半分以上がベルト8Aからはみ出すと落下して体
高別に選別される。供給ガイド9からベルト8Aに供給
された魚は、体幅を鉛直方向とし、体高を水平方向とし
て移送される。したがって、体高の半分以上がベルト8
Aの側縁からはみ出すと、重心がベルト8Aの側縁から
突出して、ベルト8Aから落下される。
【0015】体高選別装置5は、図6に示す構造とする
こともできる。この図に示す体高選別装置5は、魚を載
せて移送するベルトコンベア8と、ベルトコンベア8の
ベルト8Aの側縁から少し間隔を設けて配設された側壁
7と、魚をベルトコンベア8に供給する供給ガイド9と
を備える。供給ガイド9は、魚を複数列に分割して、ベ
ルトコンベア8の中央に供給するための整列溝9Aを有
する。整列溝9Aの幅はベルト8Aの幅にほぼ等しく、
ベルト8Aの中央部分に連結されている。整列溝9Aは
魚をベルト8Aに供給できるように、下り勾配に傾斜し
ている。側壁7は、魚がベルトコンベア8で移送される
にしたがって、ベルト8Aの側縁との間隔が次第に広く
なるように傾斜して配設されている。側壁7は、図7に
示すように、魚がベルトコンベア8で移送されるにした
がって、ベルト8Aの側縁との間隔が階段状に広くなる
構造とすることもできる。
【0016】この構造の体高選別装置5は、ベルト8A
の側縁とベルト8Aに沿って配設された側壁7との隙間
から魚を落下させて魚を選別する。したがって、移送さ
れる魚は、ベルト8Aの側縁方向に、魚がベルト8Aか
らはみ出す状態に移動させる必要がある。魚をベルト8
Aの側縁に移動するために、ベルトコンベア8の上面
に、複数の誘導片15を配設している。誘導片15は、
ベルト8Aの上面に対して垂直に、また、ベルト8Aの
進行方向に対して斜め方向に、すなわち誘導片15と側
壁7との間隔が、ベルト8Aが進行するにつれて次第に
狭くなるように配設している。誘導片15は、弾力性の
ある板材で、ゴム等により作られる。ここを通過する魚
を弾性的に押圧して、魚をベルト8Aの側縁へ移動させ
るためである。ベルト8Aの側縁に移動された魚は、体
高の半分以上がベルト8Aからはみ出すと落下する。体
高の半分以上が、ベルト8Aからはみ出さない魚は、落
下することなくベルト8Aの脇に配設された側壁7に接
触する。落下することなく側壁7に接触する魚は、その
ままの状態でベルト8Aにより移送される。このとき、
図8に示すように、魚は誘導片15の側縁側の下部を湾
曲させて通過する。このため、誘導片15は、移送され
る魚により湾曲される柔軟性も必要である。したがっ
て、誘導片15は、魚をベルト8Aの側縁へ移動できる
弾力性と、通過する魚によって湾曲される柔軟性を備え
るように成形される。
【0017】この構造の体高選別装置5は、以下のよう
にして魚を体高別に選別する。 体幅選別装置4で体幅別に選別された魚が、供給ガ
イド9を通過してベルト8Aに供給される。 ベルト8Aに供給される魚は、移送される途中に配
設された誘導片15により弾性的に押圧されて、ベルト
8Aの側縁に移動する。 ベルト8Aの側縁に移動する魚は、体高の半分以上
がベルト8Aからはみ出すと落下する。体高の半分以上
が、ベルト8Aからはみ出さない魚は、落下することな
くベルト8Aの脇に配設された側壁7に接触する。 側壁7に接触して落下しない魚は、図8に示すよう
に、誘導片15の下をくぐる状態で誘導片15を通過す
る。したがって、体高が大きい魚は、落下することなく
次の誘導片15へと移送される。 〜の動作を繰り返す。ベルト8Aと側壁7との
間隔は、魚が移送されるにつれて大きくなっている。こ
のため、この間隔に対応する魚が落下し、体高別に選別
される。
【0018】以上の選別方法は、魚を体幅で選別した後
に、体高で選別してアジとサバの魚種に分離している。
この方法とは反対に、体高で選別した魚を体幅で選別し
てアジとサバの魚種に分離することもできる。
【0019】さらに、体高選別装置は、図9に示す構造
とすることもできる。この図に示す体高選別装置5は、
魚を載せて移送するベルトコンベア8と、魚の体高を測
定するセンサー10と、マイコン12によって制御され
る分別板13とを備える。センサー10は、ベルトコン
ベア8の両脇の対向する位置に配設されている。ベルト
コンベア8の上面には、2つのセンサー10からベルト
8Aの中心に向かって、回動プレート11が延長されて
いる。回動プレート11は、水平方向に回動できるよう
に、センサー10に連結されている。2枚の回動プレー
ト11は、移送方向に向かって幅が狭くなっており、そ
の先端がベルト8Aの中央部で接触する、く字状となっ
ている。これは、図に示すように、矢印Dの方向に移送
される魚をスムーズに通過させるためである。2枚の回
動プレートは、接触させずに、移送方向に進むにつれて
互いに接近させる形状、すなわち、ハ字状に配設するこ
ともできる。
【0020】センサー10は通過する魚の体高(C)を
回動プレート11の回転角(θ)で測定する。通過する
魚の体高(C)が大きければ回動プレート11の回転角
(θ)は大きくなり、通過する魚の体高(C)が小さけ
れば、回動プレート11の回転角(θ)は小さくなる。
センサー10が測定した数値は、マイコン12に入力さ
れる。マイコン12は、測定値から魚種を判定し分別板
13を制御する。分別板13は、ベルト8Aの上面に垂
直に配設されている。分別板13は、魚の排出側の一端
に中心軸を有し、魚の供給側の一端が水平方向に回動で
きるように配設されている。分別板13は、魚種によ
り、矢印F及び矢印Gで示す方向に回動される。ベルト
コンベア8で矢印Dの方向に移送される魚は、分別板1
3で2方向に分岐されて、魚種別に選別される。分別板
13によって選別された魚は、仕切壁14によって区分
される。
【0021】マイコンは、次のようにして魚の通過を判
断し、魚種別に選別する。 図9の(1)に示すように、回動プレート11は、
魚が通過する前では接近した状態にある。このとき、回
動プレート11の回転角(θ)は、θ=0である。 魚が矢印Dの方向に移送されると、回動プレート1
1は、魚に押し広げられて矢印Eの方向に回動する。 回転角(θ)は、次第に大きくなり、やがて図9の
(2)に示すように、θは最大値となる。 さらに魚が移送されると、回転角(θ)は減少す
る。回転角(θ)が減少することにより、マイコン12
は魚がセンサー10を通過したことを判断する。このと
き、マイコン12は、のときの回転角(θ)の値を最
大値として記憶し、この値を元に魚の体高(C)を演算
する。 マイコン12は、の体高(C)の値と、図2のグ
ラフを元にインプットされた設定値とを比較する。体高
(C)の値が設定値より大きければ、分別板13を矢印
Fの方向に、体高(C)の値が設定値より小さければ、
分別板13を矢印Gの方向にそれぞれ回動させる。 ベルトコンベア8で矢印Dの方向に、さらに移送さ
れる魚は、分別板13によって、魚種別に選別される。 魚が通過した後の回動プレート11は、再び先端が
互いに接近する方向に回動され、の状態となる。 〜の工程を繰り返し魚を魚種別に選別する。
【0022】さらに、魚の体高と体幅の両方を一緒に検
出して、魚種に分離することもできる。この方法は、た
とえば、魚を正面または背面から見てその外形から体高
と体幅を検出する。魚の外形は、テレビカメラで検出す
ることができる。テレビカメラの信号をコンピューター
に入力する。コンピューターは入力された魚の外形から
体高と体幅を演算し、さらに、演算された体高と体幅か
ら魚種を判定して、魚を魚種に選別する。この方法は、
コンピューターで魚の外形から魚種をを演算する従来の
方法に比較して、体高と体幅から魚種を判定できるの
で、簡単な演算処理で、迅速に魚種を判定できる。魚の
正面または背面から見て、その外形をテレビカメラで投
影するには、たとえば、平行に並べられたローラーで魚
を移送しながら魚を特定の方向に並べる。移送される魚
の前方にテレビカメラを配設して、魚を前、または背面
から見ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の魚種の選別方法は、極めて簡単
な構造で多数の魚を能率よく魚種別に選別できる特長が
ある。それは、本発明の方法が、魚種を魚の体高と体幅
で特定するからである。魚の体高と体幅は簡単な装置で
能率よく検出できる。とくに、コンピューター等を使用
しないで、魚を連続して移送しながら体高と体幅に選別
できる。このため、コンピューターで魚の外形イメージ
を演算する方法とは比較にならない簡単な構造で、多量
の魚を能率よく短時間に魚種に選別できる。さらに、本
発明の選別方法は、コンピューターを使用して魚種を特
定する方法に採用しても、魚全体のイメージから複雑な
演算して魚種を特定する方法とは比較にならない極めて
簡単な演算で魚種を特定できる。このため、高速演算で
きる高価なコンピューターを使用することなく、多量の
魚を能率よく短時間で魚種選別できる。それは、本発明
の選別方法が、体高と体幅から魚種を選別するからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚を大小に選別する従来の選別装置の概略を示
す斜視図
【図2】本発明の選別方法で魚が魚種に選別できること
を示すグラフ
【図3】魚を体幅で選別する体幅選別装置の一例を示す
斜視図
【図4】魚を体高で選別する体高選別装置の一例を示す
平面図
【図5】図4に示す体高選別装置が魚を体高で選別する
原理を示す断面図
【図6】魚を体高で選別する体高選別装置の他の一例を
示す平面図
【図7】魚を体高で選別する体高選別装置の他の一例を
示す平面図
【図8】図6および図7に示す誘導片の下を魚が通過す
る状態を示す斜視図
【図9】魚を体高で選別する体高選別装置の他の一例を
示す平面図
【符号の説明】
1…ローラー 2…ローラー 3…選別ユニット 4…体幅選別装置 5…体高選別装置 6…台 7…側壁 8…ベルトコンベア 8A…ベルト 9…供給ガイド 9A…整列溝 10…センサー 11…回動プレート 12…マイコン 13…分別板 14…仕切壁 15…誘導片
フロントページの続き (71)出願人 596027047 株式会社フレッシュテクノ 徳島県徳島市川内町平石住吉209番地5 (72)発明者 大島 捷一 徳島県鳴門市撫養町北浜字宮の東139番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚を体幅と体高の両方で選別し、体幅と
    体高から魚種を特定して選別することを特徴とする魚種
    の選別方法。
JP4054596A 1996-02-03 1996-02-03 魚種の選別方法 Pending JPH09205981A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007519511A (ja) * 2004-01-16 2007-07-19 スタイル・イーエッチエフ 剛性ベルトの選別装置
JP2010240272A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Fujitsu Ltd 器具カウント装置

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