JP3015309B2 - 魚種の選別装置 - Google Patents

魚種の選別装置

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JP3015309B2
JP3015309B2 JP8303786A JP30378696A JP3015309B2 JP 3015309 B2 JP3015309 B2 JP 3015309B2 JP 8303786 A JP8303786 A JP 8303786A JP 30378696 A JP30378696 A JP 30378696A JP 3015309 B2 JP3015309 B2 JP 3015309B2
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捷一 大島
憲壮 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚を種類別に選別
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】巻き網等で魚を捕獲すると、種々の魚が
一緒に混在する状態で捕獲される。捕獲された魚は、手
作業で魚種別に選別して出荷している。魚の選別は極め
て手間のかかる作業である。さらに、鮮度が低下しない
ように短時間で処理する必要があって、多くの人手を必
要とする。このことは、選別コストを高くして、魚の販
売価格を高くする原因となっている。
【0003】魚種を選別するために、魚の外形全体をイ
メージとしてカメラでコンピューターに入力し、コンピ
ューターが入力された画像情報を演算して、魚種を特定
する装置が開発されている。ただ、この装置は、魚全体
の外形イメージをコンピューターで演算するので、演算
処理が複雑となって魚種の特定に高速演算できる高価な
コンピューターを必要とし、設備全体のコストが相当に
高くなる欠点がある。さらに、装置が高価になるにもか
かわらず、魚の外形イメージを演算する方法は、高速処
理できるコンピューターを使用しても、演算時間を短縮
するのが難しい。このため、時間当りの処理能力が低
く、多量に捕獲される魚を迅速に選別するのが難しい欠
点がある。さらに、この装置は、魚を一匹一匹に分離し
て供給する必要がある。複数の魚が一緒に供給される
と、魚の外形イメージから魚種を演算できなくなるから
である。
【0004】さらに、魚種を摩擦係数の違いで選別する
装置も開発されてる(特公昭61−41534号公
報)。この公報に記載される選別装置は、図1に示すよ
うに、ベルトコンベア1を、水平から次第に傾斜が大き
くなるように配設している。この装置は、ベルトコンベ
ア1に魚を供給すると、摩擦係数の小さい滑りやすい魚
は、ベルトコンベア1から早く滑り落ち、滑り難い魚は
ベルトコンベア1に載せて遠くまで運ばれる。このた
め、ベルトコンベア1の移送方向に魚を摩擦係数で分離
できる。魚は、魚種によって摩擦係数が異なる。たとえ
ば、巻き網で捕獲される魚に多く混在するアジとサバ
は、ベルトコンベア1に対する摩擦係数が違う。サバは
アジに比較して滑りやすい。このため、図1に示す装置
に、アジとサバを供給すると、サバは手前でベルトコン
ベア1から落下し、アジはベルトコンベア1で遠くに運
ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、図1に示
す装置は、簡単な構造で魚種を選別できる特長がある。
ただ、この構造の選別装置は、ベルトの幅を広くするの
が難しい。それは、ベルト幅を広くすると、魚が横に滑
り落ちるまでに長く移送されて、ベルトコンベアの全長
が長くなるからである。さらに、ベルト幅を広くする
と、ベルトは、中央と両側とで移送路の全長が大きく異
なることになる。ベルトを捻って傾斜させているからで
ある。ベルトの中央は、両側縁に比較して移送路が短く
なる。このため、ベルトは両側縁が伸ばされる状態とな
って、ベルトの損傷が甚だしくなる。
【0006】さらに、この構造の選別装置は、魚種の選
別精度を高くして、魚を魚種別に正確に選別するのが難
しい欠点もある。それは、幅の狭いベルトの横に魚を滑
り落として選別するからである。たとえば、ベルトのA
点に摩擦係数の大きいアジが供給されると、少し横に滑
ってベルトから滑り落ちるので、摩擦係数の小さいサバ
が落下される部分に滑り落ちることがある。反対にベル
トのB点に摩擦係数の大きいサバが供給されると、この
魚はベルトを端から端に滑らないと落下しなので、ベル
トで長く移送されて、摩擦係数の大きいアジが滑り落ち
る部分に落下することがある。
【0007】さらに、図1に示す装置は、ベルトの幅を
広くすることが難しいので、時間当りの処理能力を大き
くするのが難しい。魚種の選別装置は、巻き網で捕獲さ
れた魚の選別に多用される。このため、短時間に多量の
魚を正確に選別することが要求される。選別に時間がか
かると、魚の鮮度が低下してしまうからである。したが
って、魚種の選別装置は、短時間に、多量に選別できる
ことが極めて大切である。
【0008】本発明は、図1に示す魚種の選別装置が有
するこれ等の欠点を解決することを目的に開発されたも
のである。本発明の重要な目的は、多量の魚を能率よく
正確に魚種別に選別できる選別装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
する魚種の選別装置は、魚を載せて移送するベルトコン
ベア1を備え、ベルトコンベア1を、魚の移送方向と直
交する方向に傾斜させて、魚とベルトコンベア1との摩
擦係数で魚種を選別する装置を改良したものである。こ
の選別装置は、魚に対する摩擦係数の異なる複数列のベ
ルトコンベア1が互いに平行に隣接して魚の移送方向に
向かって下り勾配に傾斜して配設されている。ベルトコ
ンベア1は、摩擦係数の小さいベルトコンベア1から摩
擦係数の大きいベルトコンベア1に向かって下り勾配に
傾斜している。
【0010】魚は、摩擦係数の小さいベルトコンベア1
に供給されて移送される。ベルトコンベア1で移送され
る魚は、移送途中で摩擦係数の小さい滑りやすいベルト
コンベア1から摩擦係数の大きい滑りにくいベルトコン
ベア1に滑り落ちて、魚種別に選別して排出される。
【0011】この選別装置は、魚に対する摩擦係数が相
違する複数列のベルトコンベア1を互いに平行に隣接し
て配設している。複数列のベルトコンベア1は、別々に
分離された摩擦係数の違う複数条のベルト3で構成する
こともできる。ただ、複数列のベルトコンベアは、摩擦
係数の違う領域に分離した1条のベルト3で構成するこ
ともできる。
【0012】さらに、本発明の請求項2に記載する魚種
の選別装置は、魚を供給する供給側ベルトコンベア1に
隣接して、このベルトコンベア1と平行に、1列以上の
ベルトコンベア1を互いに平行に配設している。供給側
ベルトコンベア1から隣接するベルトコンベア1に向か
って下り勾配に傾斜されて、水平面に対して滑り角
(α)傾斜されている。供給側ベルトコンベア1は、最
も急峻な滑り角(α)で傾斜され、供給側ベルトコンベ
ア1から離れるベルトコンベア1に向かって滑り角
(α)は次第に小さくなっている。
【0013】魚は、供給側ベルトコンベア1に供給して
移送され、移送途中で滑り角(α)の大きいベルトコン
ベア1から滑り角(α)の小さいベルトコンベア1に滑
り落ちて、魚種別に選別して排出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための魚種の選別装置を例示す
るものであって、本発明は選別装置を下記のものに特定
しない。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0016】図2の平面図と、図3の断面図に示す魚種
の選別装置は、魚に対する摩擦係数の異なる3列のベル
トコンベア1を、互いに平行に隣接して配設している。
ベルトコンベア1は、両端のローラー2に無端ベルト3
をかけ、何れか片方のローラー2を駆動して、ベルト3
を魚の移送方向に移動させる。3列のベルトコンベア1
は、図3の断面図に示すように、最も摩擦係数の小さい
滑りやすいベルトコンベア1から、右側に配設される摩
擦係数の大きい滑り難いベルトコンベア1に向かって下
り勾配に傾斜させて、水平面に対して滑り角(α)傾斜
して配設している。図2に示すように、互いに平行に配
設される3列のベルトコンベア1は、図2の矢印で示す
魚の移送方向に向かって、図4に示すように下り勾配に
斜して配設される。
【0017】図3に示す選別装置は、最も左側に配設す
るベルトコンベア1に、魚に対する摩擦係数を最も小さ
いベルト3を使用し、最も右に配設されるベルトコンベ
ア1に、魚に対する摩擦係数が最も大きいベルト3を使
用し、中央のベルトコンベア1は、左右に配設されるベ
ルトコンベア1と中間の摩擦係数のベルト3を使用して
いる。3列のベルトコンベア1は、滑り角(α)を同じ
角度に配設している。滑り角(α)は、たとえば、約3
0度である。ただ、各ベルトコンベア1の滑り角(α)
は、ベルト3の材質や選別する魚の種類を考慮して、た
とえば、10〜45度の範囲で最適値に設定される。
【0018】魚に対するベルト3の摩擦係数は、ベルト
3の材質や表面状態で調整する。たとえば、最も摩擦係
数の小さい滑りやすいベルト3をプラスチックシートと
し、最も摩擦係数の大きい滑り難いベルト3をゴムベル
トとし、中間の摩擦係数のベルト3を、表面に微細な凹
凸を設けたプラスチックベルトで構成する。
【0019】これ等の図に示す選別装置は、図2に示す
ように、摩擦係数の最も小さいベルトコンベア1に供給
手段5で魚を供給する。供給された魚は、ベルトコンベ
ア1で移送される途中で、図の鎖線の矢印で示すよう
に、摩擦係数の小さい滑りやすいベルトコンベア1から
摩擦係数の大きい滑りにくいベルトコンベア1に滑りな
がら移送される。滑り難い魚は、最も摩擦係数の小さい
滑りやすいベルト3から隣接するベルト3に滑り落ちる
ことなく、供給されたベルト3に載せられて配設され
る。最も滑りやすい魚は、移送される途中で、摩擦係数
の小さいベルト3から横滑りして隣接するベルト3に滑
り落ちる。この魚は、さらに横滑りして最も摩擦係数の
大きい滑りにくいベルト3まで横滑りする。このベルト
3は、摩擦係数が大きいので、魚を横滑りさせることな
く、魚を載せて選別容器4に排出する。選別容器4は、
それぞれのベルトコンベア1から排出される魚を分離し
て収納する隔壁4Aを有する容器、あるいは、別々に分
離できる容器である。ベルト3に対する摩擦係数が中間
の魚は、最も摩擦係数の小さいベルト3を横滑りして、
隣接するベルト3に滑り落ちるが、このベルト3で排出
される。
【0020】以上のように、魚に対する摩擦係数が異な
る3列のベルトコンベア1を配設する選別装置は、たと
えば、アジのように滑り難い魚を、供給された最も摩擦
係数の小さいベルトコンベア1で排出し、サバのように
滑りやすい魚を、最も摩擦係数の大きいベルトコンベア
1で排出するように設計して、最も能率よく選別でき
る。中間のベルトコンベア1からは、アジとサバの混在
する少量の魚が排出されるが、この魚を手で選別して、
極めて正確にアジとサバ等を選別できる特長がある。
【0021】図に示す選別装置は、3列のベルトコンベ
ア1を平行に配設しているが、2列のベルトコンベアを
配設し、あるいは、4列以上のベルトコンベアを平行に
配設することもできる。
【0022】図5と図6に示すベルトコンベア1は、1
条のベルトを、摩擦係数の違う3列の領域に分離してい
る。この図のベルトコンベア1は、図5と図6におい
て、ベルト3を両側と中間の3列に分離している。図6
に示すベルト3は、左端部分を摩擦係数の最も小さい領
域とし、右端部分を摩擦係数の最も大きい領域とし、中
央部分を、中間の摩擦係数としている。このベルト3
は、全体をゴムやプラスチック製とし、表面に凹凸を設
けて、魚に対する摩擦係数を変化させている。最も摩擦
係数の小さい領域は表面を平滑面とし、最も摩擦係数の
大きい領域は、多数の凹凸を設け、中間の摩擦係数の領
域は凹凸を少なくしている。
【0023】この図のベルトコンベア1は、1条のベル
ト3に摩擦係数の違う領域を設けているので、全体の構
造を極めて簡単にできる特長がある。
【0024】さらに、図7と図8に示す魚種の選別装置
は、4列のベルトコンベア1を隣接して平行に配設して
いる。図7において最も上のベルトコンベア1、図8に
おいて最も左側のベルトコンベア1が、魚を供給する供
給側ベルトコンベア1である。3列のベルトコンベア1
は、供給側ベルトコンベア1から隣接するベルトコンベ
ア1に向かって下り勾配に傾斜されて、水平面に対して
滑り角(α)傾斜されている。供給側ベルトコンベア1
は、最も急峻な滑り角(α)で傾斜する。供給側ベルト
コンベア1から離れるベルトコンベア1に向かって滑り
角(α)は次第に小さくなっている。したがって、最も
右側のベルトコンベア1の滑り角(α)は最も小さい。
【0025】この構造の選別装置は、4列のベルトコン
ベア1のベルト3に同じ材質のものを使用できる。ベル
トコンベア1の滑り角(α)で、魚の滑り具合いを調整
できるからである。魚を供給するベルトコンベア1を最
も急峻に滑り角(α)に傾斜させて、滑りやすくし、供
給側ベルトコンベア1から離れるにしたがって、滑り角
(α)を小さくして滑り難くしている。
【0026】ただ、この構造の選別装置も、複数列のベ
ルトコンベア1のベルト3の摩擦係数を変更することも
できる。それは、魚の滑りやすさが、魚とベルト3の摩
擦係数と、ベルト3の滑り角(α)の両方で決定される
からである。したがって、ベルト3の摩擦係数と滑り角
(α)の両方を調整して、魚が供給されるベルトコンベ
ア1を魚が最も滑りやすい状態とし、このベルトコンベ
ア1から離れるに従って、魚を滑り難くすることもでき
る。
【0027】図7と図8に示す選別装置は、魚が供給側
ベルトコンベア1に供給されると、移送される途中で、
図7の鎖線の矢印で示すように、滑り角(α)の大きい
ベルトコンベア1から滑り角(α)の小さいベルトコン
ベア1に滑り落ちて、魚種別に選別して排出される。
【0028】したがって、この選別装置は、たとえば、
アジのように滑り難い魚を、滑り角(α)の最も大きい
供給側ベルトコンベア1で排出し、サバのように滑りや
すい魚を、最も滑り角(α)の小さいベルトコンベア1
で排出するように設計して、最も能率よく選別できる。
中間のベルトコンベア1からは、アジとサバの混在する
少量の魚が排出されるが、この魚は手で選別して、極め
て正確にアジとサバ等を選別できる。
【0029】さらに、図9と図10に示す選別装置は、
2列のベルトコンベア1と樋6を互いに隣接して平行に
配設している。2列のベルトコンベア1は、魚の滑りや
すいベルトコンベア1から滑り難いベルトコンベア1に
向かって下り勾配に配設し、魚が滑りにくいベルトコン
ベア1に隣接して、滑りやすいベルトコンベア1の反対
側に樋6を配設している。この構造の選別装置は、最も
滑りやすい魚を樋6で移送して排出できる。樋6は、滑
り込む魚を移送するために、魚の移送方向に向かって下
り勾配に傾斜し、あるいは振動で魚を移送させる。
【0030】魚は、ベルトコンベア1に供給される姿勢
によって滑りやすさが変動する。それは、うろこに方向
性があるからである。滑りやすさの変化は、魚の誤選別
の原因となる。この弊害を解消するために、図7に示す
選別装置は、整列ダクト7を介して魚をベルトコンベア
1に供給している。整列ダクト7は、魚を縦に並べてベ
ルトコンベア1に供給する複数のスリット8を有する。
魚がスリット8を通過すると、縦に並べられてベルトコ
ンベア1に供給される。この選別装置は、魚をより正確
に魚種に選別できる特長がある。
【0031】
【発明の効果】本発明の魚種の選別装置は、多量の魚を
能率よく正確に魚種別に選別できる特長がある。それ
は、本発明の選別装置が、複数列のベルトコンベアを互
いに平行に隣接して配設すると共に、滑りやすいベルト
コンベアから滑り難いベルトコンベアに向かって下り勾
配に傾斜しており、魚を滑りやすいベルトコンベアに供
給して移送すると、移送途中で滑りやすいベルトコンベ
アから滑りにくいベルトコンベアに滑り落ちて、魚種別
にベルトコンベアで選別して排出されるからである。
【0032】とくに、本発明の選別装置は、処理能力を
高くして、正確に魚種に選別できる特長がある。それ
は、滑りやすさの違う複数のベルトコンベアを平行に並
べ、滑りやすいベルトコンベアに魚を供給して、滑りや
すいベルトコンベアから横に隣接する滑り難いベルトコ
ンベアに魚を横滑りさせながら移送して選別するからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の魚種の選別装置の平面図
【図2】本発明の実施例の魚種の選別装置の平面図
【図3】図2に示す装置の概略横断面図
【図4】図2に示す装置のベルトコンベアが魚の移送方
向に傾斜する状態を示す断面図
【図5】本発明の他の実施例の魚種の選別装置の平面図
【図6】図5に示す装置の横断面図
【図7】本発明の他の実施例の魚種の選別装置の平面図
【図8】図7に示す装置の概略横断面図
【図9】本発明の他の実施例の魚種の選別装置の平面図
【図10】図9に示す装置の概略横断面図
【符号の説明】
1…ベルトコンベア 2…ローラー 3…ベルト 4…選別容器 4A…隔壁 5…供給手段 6…樋 7…整列ダクト 8…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A22C 25/04,25/06 B07B 13/11

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚を載せて移送するベルトコンベア(1)
    を備え、ベルトコンベア(1)を、魚の移送方向と直交す
    る方向に傾斜させて、魚とベルトコンベア(1)との摩擦
    係数で魚種を選別する装置において、 魚に対する摩擦係数の異なる複数列のベルトコンベア
    (1)が互いに平行に隣接して魚の移送方向に向かって下
    り勾配に傾斜して配設されており、ベルトコンベア(1)
    は、摩擦係数の小さいベルトコンベア(1)から摩擦係数
    の大きいベルトコンベア(1)に向かって下り勾配に傾斜
    しており、魚が摩擦係数の小さいベルトコンベア(1)に
    供給されて移送され、移送途中で摩擦係数の小さいベル
    トコンベア(1)から隣に平行に配設している摩擦係数の
    大きいベルトコンベア(1)に滑り落ちて、魚種別に選別
    して排出されるように構成されてなる魚種の選別装置。
  2. 【請求項2】 魚を載せて移送するベルトコンベア(1)
    を備え、ベルトコンベア(1)を、魚の移送方向と直交す
    る方向に傾斜させて、魚とコンベアベルト(1)との摩擦
    係数で魚種を選別する装置において、 魚が供給される供給側ベルトコンベア(1)に隣接してこ
    のベルトコンベア(1)と平行に、1列以上のベルトコン
    ベア(1)が互いに平行に配設されており、供給側ベルト
    コンベア(1)から隣接するベルトコンベア(1)に向かって
    下り勾配に傾斜されて、水平面に対して滑り角(α)傾
    斜されており、供給側ベルトコンベア(1)が最も急峻な
    滑り角(α)で傾斜し、供給側ベルトコンベア(1)から
    離れるベルトコンベア(1)に向かって滑り角(α)は次
    第に小さくなっており、 魚が供給側ベルトコンベア(1)に供給されて移送され、
    移送途中で滑り角(α)の大きいベルトコンベアから滑
    り角(α)の小さいベルトコンベア(1)に滑り落ちて、
    魚種別に選別して排出されるように構成されてなる魚種
    の選別装置。
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