JPH09204323A - 車両用情報伝達装置 - Google Patents
車両用情報伝達装置Info
- Publication number
- JPH09204323A JPH09204323A JP8032746A JP3274696A JPH09204323A JP H09204323 A JPH09204323 A JP H09204323A JP 8032746 A JP8032746 A JP 8032746A JP 3274696 A JP3274696 A JP 3274696A JP H09204323 A JPH09204323 A JP H09204323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- vehicle
- multiplex communication
- meter
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用情報伝達装置の信頼性を向上すること
を目的とする。 【解決手段】 各個所に設置された複数のセンサ２ｃ及
び各種スイッチ２ｄからなる検出手段からバスライン１
を介して多重通信により信号が送られる。メータ多重ノ
ード３である多重通信計器は、この信号の状況に応じて
制御回路３ｂからなる制御手段で所定の表示を行うよう
に制御する。制御回路３ｂは、前記信号による受信デー
タが実動作上異常ありと認識される場合には、異常に対
する所定の処理を行う。
を目的とする。 【解決手段】 各個所に設置された複数のセンサ２ｃ及
び各種スイッチ２ｄからなる検出手段からバスライン１
を介して多重通信により信号が送られる。メータ多重ノ
ード３である多重通信計器は、この信号の状況に応じて
制御回路３ｂからなる制御手段で所定の表示を行うよう
に制御する。制御回路３ｂは、前記信号による受信デー
タが実動作上異常ありと認識される場合には、異常に対
する所定の処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
用いられる情報伝達装置に関する。
用いられる情報伝達装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両の各個所に設置された複数の検出手
段から多重通信により送られる信号の状況に応じて表示
手段が所定の表示を行うシステムは、例えば、特開平６
−２７６５７１号公報，米国特許明細書第４５９４５７
２号で知られている。斯るシステムは、ワイヤーハーネ
スの削減と、これに伴う軽量化に大きな効果があり、近
年の車両において積極的に用いられている。
段から多重通信により送られる信号の状況に応じて表示
手段が所定の表示を行うシステムは、例えば、特開平６
−２７６５７１号公報，米国特許明細書第４５９４５７
２号で知られている。斯るシステムは、ワイヤーハーネ
スの削減と、これに伴う軽量化に大きな効果があり、近
年の車両において積極的に用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような情報伝達装
置では、一般に通信データの構成は、スタートビット，
データビット，パリティビット，ストップビットから構
成され、エラー検出としては、パリティチェックを用い
ている。このパリティチェックでは、１（奇数）ビット
誤りの場合はエラー検出できるが、２（偶数）ビット誤
りの場合にはエラー検出はできず、偶数個のビット誤り
が存在するデータを受信しても誤った受信データ通りに
処理が行われ、誤った表示等を行うこととなる。
置では、一般に通信データの構成は、スタートビット，
データビット，パリティビット，ストップビットから構
成され、エラー検出としては、パリティチェックを用い
ている。このパリティチェックでは、１（奇数）ビット
誤りの場合はエラー検出できるが、２（偶数）ビット誤
りの場合にはエラー検出はできず、偶数個のビット誤り
が存在するデータを受信しても誤った受信データ通りに
処理が行われ、誤った表示等を行うこととなる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、各個所に設置された複数の検出手段から
バスラインを介して多重通信により送られる信号の状況
に応じて制御手段で所定の表示を行うように制御する多
重通信計器において、前記制御手段は、前記信号による
受信データが実動作上異常ありと認識される場合には、
異常に対する所定の処理を行うものである。
め、本発明は、各個所に設置された複数の検出手段から
バスラインを介して多重通信により送られる信号の状況
に応じて制御手段で所定の表示を行うように制御する多
重通信計器において、前記制御手段は、前記信号による
受信データが実動作上異常ありと認識される場合には、
異常に対する所定の処理を行うものである。
【０００５】また、前記異常に対する所定の処理として
は、前回の受信データに基づき再処理を行うものであ
る。
は、前回の受信データに基づき再処理を行うものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】各個所に設置された複数のセンサ
２ｃ及び各種スイッチ２ｄからなる検出手段からバスラ
イン１を介して多重通信により送られる信号の状況に応
じて制御回路３ｂからなる制御手段で所定の表示を行う
ように制御するメータ多重ノード３である多重通信計器
において、制御回路３ｂは、前記信号による受信データ
が実動作上異常ありと認識される場合には、異常に対す
る所定の処理を行う。
２ｃ及び各種スイッチ２ｄからなる検出手段からバスラ
イン１を介して多重通信により送られる信号の状況に応
じて制御回路３ｂからなる制御手段で所定の表示を行う
ように制御するメータ多重ノード３である多重通信計器
において、制御回路３ｂは、前記信号による受信データ
が実動作上異常ありと認識される場合には、異常に対す
る所定の処理を行う。
【０００７】前記異常に対する所定の処理としては、制
御回路３ｂは、前回の受信データに基づき再処理を行
う。
御回路３ｂは、前回の受信データに基づき再処理を行
う。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明する。
基づき説明する。
【０００９】図１は、本発明の第１実施例の構成を説明
するブロック図である。バスライン１に２個のノード
２，３が接続され、ノード２は、バスインターフェース
２ａ，制御回路２ｂ，車両の所定検出個所に設置され車
両状態や走行状態を検出するセンサ（検出手段）２ｃ及
び各種スイッチ（検出手段）２ｄからなるボディ系ノー
ドであり、ノード３は、バスインターフェース３ａ，制
御回路（制御手段）３ｂ及びメータ（表示手段）３ｃか
らなるメータ多重ノード（多重通信計器）であり、メー
タ３ｃには、速度計ＳＰ，エンジン回転計ＴＡ，燃料計
ＦＵ，温度計ＴＥ，積算計（オドメータとトリップメー
タ）ＯＤ及びシフトポジション等の各種項目を表示する
表示部ＷＡを備えている。なお、ノード２は、前記検出
個所に対応して車両の各個所に複数分散配置されている
が、同図では代表として１個のみ示している。
するブロック図である。バスライン１に２個のノード
２，３が接続され、ノード２は、バスインターフェース
２ａ，制御回路２ｂ，車両の所定検出個所に設置され車
両状態や走行状態を検出するセンサ（検出手段）２ｃ及
び各種スイッチ（検出手段）２ｄからなるボディ系ノー
ドであり、ノード３は、バスインターフェース３ａ，制
御回路（制御手段）３ｂ及びメータ（表示手段）３ｃか
らなるメータ多重ノード（多重通信計器）であり、メー
タ３ｃには、速度計ＳＰ，エンジン回転計ＴＡ，燃料計
ＦＵ，温度計ＴＥ，積算計（オドメータとトリップメー
タ）ＯＤ及びシフトポジション等の各種項目を表示する
表示部ＷＡを備えている。なお、ノード２は、前記検出
個所に対応して車両の各個所に複数分散配置されている
が、同図では代表として１個のみ示している。
【００１０】ノード３の制御回路３ｂは、例えばマイク
ロコンピュータにて構成されており、電力供給を制御す
るイグニッションスイッチ（図示しない）のオン時に電
源であるバッテリ（図示しない）からの電力供給を受け
ている間は、常時バスライン１からの信号の状況を監視
していると共に、前記信号の状況に応じた所定の表示を
メータ３ｃで行わせ、前記イグニッションスイッチのオ
フ時にはメータ３ｃの表示を停止させるが、以下の機能
を有している。
ロコンピュータにて構成されており、電力供給を制御す
るイグニッションスイッチ（図示しない）のオン時に電
源であるバッテリ（図示しない）からの電力供給を受け
ている間は、常時バスライン１からの信号の状況を監視
していると共に、前記信号の状況に応じた所定の表示を
メータ３ｃで行わせ、前記イグニッションスイッチのオ
フ時にはメータ３ｃの表示を停止させるが、以下の機能
を有している。
【００１１】ノード３の制御回路３ｂは、一定時間間隔
で繰り返し送られてくる受信データをシリアルからパラ
レルに変換し、パリティ等の一般的なエラー検出を行
う。そして、前記エラー検出において異常が発見されな
かった場合でも、受信データが実動作上異常ありと認識
される場合、例えば図２で示すように、シフトポジショ
ンのデータとして「Ｐ（パーキング）」と「Ｎ（ニュー
トラル）」とが同時に受信された場合（図２（ａ））
や、イグニスイッチオフ（イグニスイッチの「ＡＣＣ」
と「ＯＮ」の信号が共になし）のデータとシートベルト
装着のデータとが同時に受信された場合（図２（ｂ））
には、一般的なエラー検出で異常が発見されなくとも、
異常に対する所定の処理を行う。
で繰り返し送られてくる受信データをシリアルからパラ
レルに変換し、パリティ等の一般的なエラー検出を行
う。そして、前記エラー検出において異常が発見されな
かった場合でも、受信データが実動作上異常ありと認識
される場合、例えば図２で示すように、シフトポジショ
ンのデータとして「Ｐ（パーキング）」と「Ｎ（ニュー
トラル）」とが同時に受信された場合（図２（ａ））
や、イグニスイッチオフ（イグニスイッチの「ＡＣＣ」
と「ＯＮ」の信号が共になし）のデータとシートベルト
装着のデータとが同時に受信された場合（図２（ｂ））
には、一般的なエラー検出で異常が発見されなくとも、
異常に対する所定の処理を行う。
【００１２】前記異常に対する所定の処理としては、例
えば、受信データを無視することや、前回の受信データ
で再処理（再制御，再表示）を行うことが考えられる。
えば、受信データを無視することや、前回の受信データ
で再処理（再制御，再表示）を行うことが考えられる。
【００１３】なお、本発明は、この実施例に限定される
ものではなく、例えば、メータ多重ノード３の一部とし
て用意されている制御回路３ｂではなく、米国特許明細
書第４５９４５７２号で開示されているような独立した
制御手段（マイクロコンピュータ）で行う構成とするこ
とも可能である。
ものではなく、例えば、メータ多重ノード３の一部とし
て用意されている制御回路３ｂではなく、米国特許明細
書第４５９４５７２号で開示されているような独立した
制御手段（マイクロコンピュータ）で行う構成とするこ
とも可能である。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、各個所に設置された複数の検
出手段からバスラインを介して多重通信により送られる
信号の状況に応じて制御手段で所定の表示を行うように
制御する多重通信計器において、前記制御手段は、前記
信号による受信データが実動作上異常ありと認識される
場合には、異常に対する所定の処理を行うことにより、
一般的なエラー検出で異常が発見されなくとも、異常に
対する所定の処理を行うことができ、誤処理のない高い
信頼性を有するエラー検出が行われ、よって車両用情報
伝達装置の信頼性を向上することができる。
出手段からバスラインを介して多重通信により送られる
信号の状況に応じて制御手段で所定の表示を行うように
制御する多重通信計器において、前記制御手段は、前記
信号による受信データが実動作上異常ありと認識される
場合には、異常に対する所定の処理を行うことにより、
一般的なエラー検出で異常が発見されなくとも、異常に
対する所定の処理を行うことができ、誤処理のない高い
信頼性を有するエラー検出が行われ、よって車両用情報
伝達装置の信頼性を向上することができる。
【００１５】また、前記異常に対する所定の処理として
は、前回の受信データに基づき再処理を行うことによ
り、次回の信号を受信するまでは表示が変化せず、使用
者の見た目での違和感を与えることが少ないため、よっ
て車両用情報伝達装置の信頼性を向上することができ
る。
は、前回の受信データに基づき再処理を行うことによ
り、次回の信号を受信するまでは表示が変化せず、使用
者の見た目での違和感を与えることが少ないため、よっ
て車両用情報伝達装置の信頼性を向上することができ
る。
【図１】本発明の実施例の構成を示す概略説明図。
【図２】同上実施例における受信データの構成を示す説
明図。
明図。
１ バスライン ２ ボディ系ノード ２ｃ センサ（検出手段） ２ｄ スイッチ（検出手段） ３ メータ多重ノード（多重通信計器） ３ｂ 制御回路（制御手段） ３ｃ メータ（表示手段）
Claims (2)
- 【請求項１】 各個所に設置された複数の検出手段から
バスラインを介して多重通信により送られる信号の状況
に応じて制御手段で所定の表示を行うように制御する多
重通信計器において、前記制御手段は、前記信号による
受信データが実動作上異常ありと認識される場合には、
異常に対する所定の処理を行うことを特徴とする車両用
情報伝達装置。 - 【請求項２】 前記異常に対する所定の処理としては、
前回の受信データに基づき再処理を行うことを特徴とす
る請求項１に記載の車両用情報伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8032746A JPH09204323A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用情報伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8032746A JPH09204323A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用情報伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09204323A true JPH09204323A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12367421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8032746A Pending JPH09204323A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用情報伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09204323A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003267136A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-09-25 | Exon Science Inc | 車両用無線通信制御アセンブリ |
| JP2015020686A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 日本精機株式会社 | 車両用表示装置 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8032746A patent/JPH09204323A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003267136A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-09-25 | Exon Science Inc | 車両用無線通信制御アセンブリ |
| JP2015020686A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 日本精機株式会社 | 車両用表示装置 |
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