JPH09204284A - 画像移動表示装置及び表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、表示画像の移動速度を微調整し、
操作性の向上を図る。 【解決手段】 画像速度入力手段（１０，１１）が、外
部から加えられる力に対応して表示画像の移動速度を示
す画像速度設定信号を入力し、画像速度制御手段（１
３，１４）が、この画像速度入力手段から入力される画
像速度設定信号に基づいて表示画像の移動速度を制御す
る画像移動表示装置及び表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラントの
状態を示す画像を移動可能に表示するための画像移動表
示装置及び表示装置に係わり、特に、操作者の加える力
に対応して移動速度を変化させることにより、操作性を
向上し得る画像移動表示装置及び表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば各種のプラントをグラフィ
ック表示により監視する分野では、プラントの状態を示
す画像として、Ｐ＆ＩＤ（Piping And Instrumentation
Diagram）と呼ばれるプロセスの配管計装線図のフロー
が広く用いられている。このフローは、通常、プロセス
の変化データと共にグラフィック表示されている。

【０００３】また、この種の監視分野では、このような
Ｐ＆ＩＤのフローを例えば表示面積よりも大きい面積で
作成し、コンソール上のキーボードを用いたスクロール
操作により、表示領域を移動させて表示し得る画像移動
表示装置が広く用いられている。

【０００４】図５はこの種の画像移動表示装置の概略構
成を示す模式図である。この画像移動表示装置は、所定
の表示面積をもつ２１インチのＣＲＴディスプレイ１を
有し、このＣＲＴディスプレイ１の表示面積の４倍の面
積を有して図示しないメモリに記憶されたプロセスグラ
フィックフロー２をその１／４の面積だけＣＲＴディス
プレイ１に表示させている。

【０００５】また、この画像移動表示装置は、キーボー
ド３上に設けられて８方向を個別に示す８つのスクロー
ルキー４のいずれかを選択的に押す操作により、押され
たスクロールキー４の示す方向に沿ってプロセスグラフ
ィックフロー２の表示領域を移動させ、また、この移動
中にキーボード３上のファストモードキー５を押す操作
により、プロセスグラフィックフロー２の移動速度を増
加可能としている。

【０００６】これにより、画像移動表示装置では、スク
ロールキー及びファストモードキーが適宜操作されるこ
とにより、プロセスグラフィックフローを一端から他端
に素早く移動させたり、また、移動途中で停止させて注
目監視対象点を表示させる等の種々の動作が行なわれて
いる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな画像移動表示装置は、プロセスグラフィックフロー
２の移動速度をノーマルとファストの２モードしか選択
できないことから、表示画面上で注目監視対象点や操作
対象点のループを探す場合、移動速度が遅すぎたり速す
ぎたりしており、操作性の向上が望まれている。

【０００８】例えば、ノーマルモードではプロセスグラ
フィックフロー２の端部に到達するには遅すぎており、
ファストモードではプロセスグラフィックフロー２の端
部に到達するには速くて良いが、注目監視対象点を見落
とさずにサーチするには速すぎるといった問題がある。

【０００９】また、表示画面上で注目監視対象点などに
カーソルを接近させる場合、カーソルの移動速度も遅す
ぎたり速すぎたりしており、同様に操作性の向上が望ま
れている。

【００１０】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、表示画像の移動速度を微調整でき、操作性を向上し
得る画像移動表示装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、カーソルの移動速度を微調整
でき、操作性を向上し得る表示装置を提供することにあ
る。

【００１１】

【課題を解決するための手段】請求項１に対応する発明
は、表示画像を保持して表示装置に表示させると共に、
制御指令の入力により、前記表示画像を移動させて表示
可能な画像移動表示装置において、外部から加えられる
力に対応して前記表示画像の移動速度を示す画像速度設
定信号を入力する画像速度入力手段と、この画像速度入
力手段から入力される画像速度設定信号に基づいて前記
表示画像の移動速度を制御する画像速度制御手段とを備
えた画像移動表示装置である。

【００１２】また、請求項２に対応する発明は、請求項
１に対応する画像移動表示装置において、前記画像速度
入力手段としては、圧力を電気信号として検出するため
の圧電素子を備えている画像移動表示装置である。

【００１３】さらに、請求項３に対応する発明は、表示
画像を保持して表示装置に表示させると共に、制御指令
の入力により、カーソルを移動させて表示可能な表示装
置において、外部から加えられる力に対応して前記カー
ソルの移動速度を示すカーソル速度設定信号を入力する
カーソル速度入力手段と、このカーソル速度入力手段か
ら入力されるカーソル速度設定信号に基づいて前記カー
ソルの移動速度を制御するカーソル速度制御手段とを備
えた表示装置である。

【００１４】従って、請求項１に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、画像速度入力手段が、
外部から加えられる力に対応して表示画像の移動速度を
示す画像速度設定信号を入力し、画像速度制御手段が、
この画像速度入力手段から入力される画像速度設定信号
に基づいて表示画像の移動速度を制御するので、表示画
像の移動速度を微調整でき、操作性を向上させることが
できる。

【００１５】また、請求項２に対応する発明は、請求項
１に対応する画像速度入力手段が、圧力を電気信号とし
て検出するための圧電素子を備えているので、請求項１
に対応する作用に加え、容易且つ確実に実施することが
できる。

【００１６】さらに、請求項３に対応する発明は、カー
ソル速度入力手段が、外部から加えられる力に対応して
カーソルの移動速度を示すカーソル速度設定信号を入力
し、カーソル速度制御手段が、このカーソル速度入力手
段から入力されるカーソル速度設定信号に基づいてカー
ソルの移動速度を制御するので、カーソルの移動速度を
微調整でき、操作性を向上させることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。 （第１の実施の形態）図１は本発明の第１の実施の形態
に係る画像移動表示装置の概略構成を示す模式図であ
り、図２はこの画像移動表示装置の構成を示すブロック
図であって、図５と同一部分には同一符号を付してその
詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。

【００１８】すなわち、本実施の形態装置は、表示画像
の移動速度を微調整可能とすることにより操作性の向上
を図るものであり、外観的には図５に比べてファストモ
ードキーの省略されたものであって、具体的には、図２
に示すように、移動速度決定部１１及び移動方向指示部
１２を有する操作部１０と、この操作部１０から受ける
信号に従って画像を表示制御する転送制御部１３と、こ
の転送制御部１３の制御により画像の移動を制御する画
像移動部１４と、転送制御部１３の制御により画像を表
示する表示部１５とを備えている。

【００１９】ここで、移動速度決定部１１は、スクロー
ルキー４の押される力に対応して表示領域の移動速度を
示す画像速度設定信号を転送制御部１３に入力する機能
を有し、例えば圧電素子が使用可能となっている。

【００２０】移動方向指示部１２は、上下左右斜めの８
方向を個別に示すスクロールキー４のうち、押されたス
クロールキー４の示す方向に対応して移動方向を示す移
動方向設定信号を転送制御部１３に入力する機能をもっ
ている。

【００２１】転送制御部１３は、移動速度決定部１１か
ら入力される画像速度設定信号及び移動方向指示部１２
から入力される移動方向設定信号に基づいて、表示領域
を移動させる旨の制御信号を画像移動部１４に与える機
能と、画像移動部１４から与えられる画面内容データを
表示部１５に与える機能とをもっている。

【００２２】画像移動部１４は、プロセスグラフィック
フロー２を表示するための画面内容データを保持し、且
つ転送制御部１３から与えられる画像速度設定信号及び
移動方向設定信号に基づいて、全ての画面内容データか
ら表示画面の面積に相当する表示領域を逐次選択する画
像移動処理を実行し、この画像移動処理された画面内容
データを転送制御部１３に与える機能をもっている。

【００２３】表示部１５は、転送制御部１３から与えら
れる画面内容データに基づいて、画像を表示するもので
あり、ここではＣＲＴディスプレイ１が用いられてい
る。次に、このような画像移動表示装置の動作を説明す
る。

【００２４】いま、表示部１５では、プロセスグラフィ
ックフロー２のうちのある領域が表示されている。ここ
で、操作者の押し操作により、例えば右方向を示すスク
ロールキー４_R が軽い力Ｐで押されたとする。

【００２５】移動速度決定部１１は、スクロールキー４
_R の押された軽い力Ｐに対応した大きさの移動速度ｖ_p
で表示領域を移動させるための移動画像速度設定信号を
転送制御部１３に入力する。また、移動方向指示部１２
は、右方向を示すスクロールキー４_R が押されたため、
表示領域を右方向に移動させるための移動方向設定信号
を転送制御部１３に入力する。

【００２６】転送制御部１３は、この画像速度設定信号
及び移動方向指示部から入力される移動方向設定信号に
基づいて、表示領域を移動させる旨の制御信号を画像移
動部１４に与える。

【００２７】画像移動部１４は、この画像速度設定信号
及び移動方向設定信号からなる制御信号に基づいて、全
ての画面内容データから表示画面に相当する領域を逐次
選択する画像移動処理を実行し、この画像移動処理され
た画面内容データを転送制御部１３に与える。

【００２８】転送制御部１３はこの与えられた画面内容
データを表示部１５に与える。これにより、表示部１５
では、この画面内容データに基づいて、右方向に移動速
度ｖ_p にて表示領域の移動する表示画像が表示される。

【００２９】次に、操作者の押し操作により、この右方
向を示すスクロールキー４_R が軽い力Ｐの２倍の力“２
Ｐ”で押されたとする。すると、前述同様に、移動速度
決定部１１は、スクロールキー４_R の押された力“２
Ｐ”に対応した大きさの移動速度２ｖ_p の移動画像速度
設定信号を転送制御部１３に入力する。なお、移動方向
指示部１２は、右方向を示す移動方向設定信号を転送制
御部１３に入力し続けている。

【００３０】すなわち、前述した動作のうち、転送制御
部１３に与えられる移動画像速度設定信号が２倍になっ
ているため、表示部１５では、右方向に移動速度２ｖ_p
にて表示領域の移動する表示画像が表示される。

【００３１】このように、スクロールキー４を押す力Ｐ
の大きさに対応して表示画像の表示領域の移動速度を変
化させることができる。上述したように第１の実施の形
態によれば、移動速度決定部１１が、外部から加えられ
る力に対応して表示領域の移動速度を示す移動画像速度
設定信号を入力し、画像移動部１３が、この画像速度設
定信号に基づいて表示領域の移動速度を制御するので、
表示画像の移動速度を微調整でき、操作性を向上させる
ことができる。

【００３２】例えば、操作者の要求する速度に対応し
て、表示領域の移動速度（いわゆるスクロール動作速
度）を任意に選択することができるため、所定の画面部
分に到達するときには遅すぎることなく、また、注目監
視対象点を見落とさずにサーチしようとするときには速
すぎることなく、表示画像のスクロール操作を実行する
ことができる。

【００３３】また、操作者の所望する移動速度で表示領
域を移動できることにより、操作者の生理的・心理的な
ストレスを低減し、監視操作の運転負荷を減少させるた
め、操作ミスをも防止でき、もって、プラントの安全あ
るいは操業率向上を期待することができる。

【００３４】さらに、本実施の形態によれば、移動速度
決定部１１が、圧力を電気信号として検出するための圧
電素子を備えているので、容易且つ確実に実施すること
ができる。 （第２の実施の形態）次に、本発明の第２の実施の形態
に係る表示装置について図３を用いて説明する。図３は
この表示装置の概略構成を示す模式図である。この表示
装置は、第１の実施の形態の変形構成であり、第１の実
施の形態における表示領域の移動速度の制御方式をカー
ソルの移動速度の制御に適用させたものであり、具体的
には、図３に示すように、移動速度決定部２１及び移動
方向指示部２２からなる操作部２０と、この操作部２０
から受ける信号に従って画像及びカーソルを表示制御す
る転送制御部２３と、この転送制御部２３の制御により
画像とカーソルの移動とを制御する画像移動部２４と、
転送制御部２３の制御により画像及びカーソルを表示す
る表示部２５とを備えている。

【００３５】ここで、移動速度決定部２１は、カーソル
移動キー２６の押される力に対応してカーソルの移動速
度を示すカーソル速度設定信号を転送制御部２３に入力
する機能を有し、例えば圧電素子が使用可能となってい
る。

【００３６】移動方向指示部２２は、上下左右の４方向
を個別に示すカーソル移動キー２６のうち、押されたカ
ーソル移動キー２６の示す方向に対応して移動方向を示
す移動方向設定信号を転送制御部２３に入力する機能を
もっている。

【００３７】転送制御部２３は、移動速度決定部２１か
ら入力されるカーソル速度設定信号及び移動方向指示部
２２から入力される移動方向設定信号に基づいて、カー
ソルを移動させる旨の制御信号を画像移動部２４に与え
る機能と、画像移動部２４から与えられる画面内容デー
タを表示部２５に与える機能とをもっている。

【００３８】画像移動部２４は、所定の画像及びカーソ
ルを表示するための画面内容データを保持し、且つ転送
制御部２３から与えられるカーソル速度設定信号及び移
動方向設定信号からなる制御信号に基づいて、画面内容
データ上においてカーソルの表示位置を逐次選択するカ
ーソル移動処理を実行し、このカーソル移動処理された
画面内容データを転送制御部２３に与える機能をもって
いる。

【００３９】表示部２５は、転送制御部２３から与えら
れる画面内容データに基づいて、画像及びカーソルを表
示するものである。次に、このような表示装置の動作を
説明する。

【００４０】いま、表示部２５では、所定の画像とそれ
に重畳させてカーソルとが表示されている。ここで前述
同様に、操作者の押し操作により、例えば右方向を示す
カーソル移動キー２６_R が軽い力Ｐで押されたとする。

【００４１】移動速度決定部２１は、カーソル移動キー
２６_R の押された軽い力Ｐに対応した大きさの移動速度
ｖ_p でカーソルを移動させるためのカーソル移動速度設
定信号を転送制御部２３に入力する。また、移動方向指
示部２２は、右方向を示すカーソル移動キー２６_R が押
されたため、カーソルを右方向に移動させるための移動
方向設定信号を転送制御部２３に入力する。

【００４２】転送制御部２３は、このカーソル速度設定
信号及び移動方向指示部２２から入力される移動方向設
定信号に基づいて、カーソルを移動させる旨の制御信号
を画像移動部２４に与える。

【００４３】画像移動部２４は、このカーソル速度設定
信号及び移動方向設定信号からなる制御信号に基づい
て、画面内容データ上においてカーソルの表示位置を逐
次選択するカーソル移動処理を実行し、このカーソル移
動処理された画面内容データを転送制御部２３に与え
る。

【００４４】転送制御部２３はこの与えられた画面内容
データを表示部２５に与える。これにより、表示部２５
では、この画面内容データに基づいて、右方向に移動速
度ｖ_p にてカーソルが移動する表示画像が表示される。

【００４５】次に、操作者の押し操作により、この右方
向を示すカーソル移動キー２６_R が軽い力Ｐの２倍の力
“２Ｐ”で押されたとする。すると、前述同様に、移動
速度決定部２１は、カーソル移動キー２６_R の押された
力“２Ｐ”に対応した大きさの移動速度２ｖ_p のカーソ
ル速度設定信号を転送制御部２３に入力する。なお、移
動方向指示部２２は、右方向を示す移動方向設定信号を
転送制御部２３に入力し続けている。

【００４６】すなわち、前述した動作のうち、転送制御
部２３に与えられるカーソル速度設定信号が２倍になっ
ているため、表示部２５では、右方向に移動速度２ｖ_p
にてカーソルの移動する表示画像が表示される。

【００４７】このように、カーソル移動キー２６を押す
力の大きさに対応して表示画像上におけるカーソルの移
動速度を変化させることができる。上述したように第２
の実施の形態によれば、移動速度決定部２１が、外部か
ら加えられる力に対応してカーソルの移動速度を示すカ
ーソル速度設定信号を入力し、画像移動部２４が、この
カーソル速度設定信号に基づいてカーソルの移動速度を
制御するので、カーソルの移動速度を微調整でき、操作
性を向上させることができる。

【００４８】また、操作者の所望する移動速度でカーソ
ルを移動できることにより、第１の実施の形態と同様
に、操作者の生理的・心理的なストレスを低減し、監視
操作の運転負荷を減少させるため、操作ミスをも防止で
き、もって、プラントの安全あるいは操業率向上を期待
することができる。

【００４９】例えば、表示部におけるディスプレイ装置
がねじれ液晶方式の場合、画面の応答速度が遅いことに
起因して、速いカーソル移動が視覚的に見えなくなる旨
のいわゆる「サブマリーン現象」があるが、このサブマ
リーン現象に対しても適正速度を設定することができ
る。

【００５０】また、前述同様に、移動速度決定部２１
が、圧力を電気信号として検出するための圧電素子を備
えているので、容易且つ確実に実施することができる。 （その他の実施の形態）なお、上記第１又は第２の実施
の形態では、表示画像の表示領域又はカーソルのいずれ
か一方の移動速度を制御する場合を説明したが、これに
限らず、図４に示すように、両者を並列に組合せること
により、スクロールキー４を押し操作すると表示領域の
移動速度を制御でき、カーソル移動キー２６を押し操作
すると表示画像上のカーソルＣの移動速度を制御できる
構成としても、本発明を同様に実施してより一層操作性
を向上させることができる。その他、本発明はその要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。

【００５１】

【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、画像速度入力手段が、外部から加えられる力に対
応して表示画像の移動速度を示す画像速度設定信号を入
力し、画像速度制御手段が、この画像速度入力手段から
入力される画像速度設定信号に基づいて表示画像の移動
速度を制御するので、表示画像の移動速度を微調整で
き、操作性を向上できる画像移動表示装置を提供でき
る。

【００５２】また、請求項２の発明によれば、請求項１
の画像速度入力手段が、圧力を電気信号として検出する
ための圧電素子を備えているので、請求項１の効果に加
え、容易且つ確実に実施できる画像移動表示装置を提供
できる。

【００５３】さらに、請求項３の発明によれば、カーソ
ル速度入力手段が、外部から加えられる力に対応してカ
ーソルの移動速度を示すカーソル速度設定信号を入力
し、カーソル速度制御手段が、このカーソル速度入力手
段から入力されるカーソル速度設定信号に基づいてカー
ソルの移動速度を制御するので、カーソルの移動速度を
微調整でき、操作性を向上できる表示装置を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係る画像移動表示
装置の概略構成を示す模式図。

【図２】同実施の形態における画像移動表示装置の構成
を示すブロック図。

【図３】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置の概
略構成を示す模式図。

【図４】本発明の他の実施の形態に係る画像移動表示装
置の概略構成を示す模式図。

【図５】従来の画像移動表示装置の概略構成を示す模式
図。

【符号の説明】

１…ＣＲＴディスプレイ、 ２…プロセスグラフィックフロー、 ３…キーボード、 ４，４_R ，２６，２６_R …スクロールキー １０，２０…操作部、 １１，２１…移動速度決定部、 １２，２２…移動方向指示部、 １３，２３…転送制御部、 １４，２４…画像移動部、 １５，２５…表示部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表示画像を保持して表示装置に表示させ
   ると共に、制御指令の入力により、前記表示画像を移動
   させて表示可能な画像移動表示装置において、 外部から加えられる力に対応して前記表示画像の移動速
   度を示す画像速度設定信号を入力する画像速度入力手段
   と、 この画像速度入力手段から入力される画像速度設定信号
   に基づいて前記表示画像の移動速度を制御する画像速度
   制御手段とを備えたことを特徴とする画像移動表示装
   置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の画像移動表示装置にお
   いて、 前記画像速度入力手段は、圧力を電気信号として検出す
   るための圧電素子を備えていることを特徴とする画像移
   動表示装置。
3. 【請求項３】 表示画像を保持して表示装置に表示させ
   ると共に、制御指令の入力により、カーソルを移動させ
   て表示可能な表示装置において、 外部から加えられる力に対応して前記カーソルの移動速
   度を示すカーソル速度設定信号を入力するカーソル速度
   入力手段と、 このカーソル速度入力手段から入力されるカーソル速度
   設定信号に基づいて前記カーソルの移動速度を制御する
   カーソル速度制御手段とを備えたことを特徴とする表示
   装置。