JPH09204174A - 演奏システムおよび音源装置 - Google Patents

演奏システムおよび音源装置

Info

Publication number
JPH09204174A
JPH09204174A JP8031197A JP3119796A JPH09204174A JP H09204174 A JPH09204174 A JP H09204174A JP 8031197 A JP8031197 A JP 8031197A JP 3119796 A JP3119796 A JP 3119796A JP H09204174 A JPH09204174 A JP H09204174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound source
tone
sound
tone color
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8031197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3168900B2 (ja
Inventor
Taro Tokuhiro
太郎 徳弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP03119796A priority Critical patent/JP3168900B2/ja
Publication of JPH09204174A publication Critical patent/JPH09204174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168900B2 publication Critical patent/JP3168900B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】新たに取得した音源をネットワークに接続する
だけで、音色ごとに最も高品位の音源から発音できるよ
うにする。 【解決手段】双方向伝送路5に自動演奏装置4と、音源
1〜音源3を接続する。そして、各機器の電源を投入す
ると、初期設定処理が開始される。この初期設定処理に
おいて、各音源は自機より高品位の音源が有する音色情
報を得ることにより、自機で代理発音できる音色の発音
を禁止するようにする。これにより、自動演奏装置4か
ら供給された演奏データを音源1〜音源3が受信した時
に、指定された音色を最も高品位の音源から発音するこ
とができる。また、指定された音色がない場合は、代理
発音できる音源がその音色の楽音を発音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、双方向のネットワ
ークを通じて自動演奏等を行うことのできる演奏システ
ム、および、演奏システムに接続可能な音源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、異なる電子楽器間やシーケンサ
ー、コンピューター、ミキサー等を相互に結合する通信
手段としてMIDI方式が知られている。これらのMI
DI機器には、前段からのMIDIケーブルを接続する
MIDI IN端子と、機器内で処理したMIDIメッ
セージを外部へ出力するMIDI OUT端子と、入力
されたMIDIメッセージをそのまま出力するMIDI
THRU端子を有している。このMIDI方式におい
ては、MIDIメッセージを非同期のシリアル転送で一
方向に転送しており、例えばシーケンサーから演奏情報
のMIDIメッセージを送信し、これを音源により受信
して発音するようにすると、自動演奏を行うことができ
る。
【0003】ところで、最近楽器の物理的挙動をシミュ
レートすることにより楽音を生成するようにしたVA音
源等の高品位の音源が出現しており、このような音源を
用いて自動演奏等が行われている。しかしながら、高品
位の音源は特定の音色用の音源とされており、多くの音
色、例えばGM(General MIDI)規格を満足する多数の
音色の発音をすることができない。そこで、高品位の音
源と、GM規格等を満足する多くの音色を発音すること
のできる汎用音源とをシーケンサーにMIDIにより接
続するようにして、高品位の音源が発音できる音色は高
品位の音源で発音させ、高品位の音源が発音できない音
色は汎用音源で発音させることが考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MID
I方式は前述したように一方向にしかメッセージ等を転
送することができず、新たに取得した高品位の音源を既
設の自動演奏システムに接続するだけでは、上記したよ
うに音色を振り分けて高品位の音源が発音できる音色は
高品位の音源で発音させ、高品位の音源が発音できない
音色は汎用音源で発音させることができない。すなわ
ち、ユーザが個々の音源が発音できる音色を調べた上
で、MIDIチャンネル等を設定し直すことにより、音
色の振り分けを行う必要がある。しかしながら、このよ
うな設定を行うにはユーザがMIDI規格および音源の
十分な知識を有していなければならないと共に、その設
定が煩雑であるという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、演奏データを供給する
演奏情報送出装置が接続されているネットワークに新た
に取得した音源を接続するだけで、最も高品位の音源を
用いて楽音を発音できるようにした演奏システムおよび
音源装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の演奏システムは、複数の音源と、各種演奏
メッセージを供給する演奏情報送出装置がネットワーク
で接続され、個々の音源が、自機が発音する音色の楽音
より上位の品質の音色の情報を他機から上記ネットワー
クを通じて取得することにより、上記複数の音源の中
で、各音色毎に最も高品位な音色を有する音源が特定さ
れると共に、代理発音できる音源の該音色における発音
が禁止されるように制御されるものである。
【0007】また、上記目的を達成するために、本発明
の音源装置は、演奏情報送出装置が接続されているネッ
トワークに接続可能とされ、自機が発音する音色の楽音
より上位の品質の音色の情報を他機から上記ネットワー
クを通じて取得する手段を有し、該取得した音色の情報
に基づいて、各音色毎に最も高品位な音色を有する音源
を特定すると共に、該音色の代理発音を禁止するように
自機を制御するようにしたものである。
【0008】このような本発明によれば、ネットワーク
に接続されている個々の音源が、他機も含めた音色情報
を取得するようにしたので、音源をネットワークに接続
するだけで、各音色毎に最も高品位な音色を有する音源
から発音することができるようになる。また、音源装置
が、他機の音色情報を取得できる手段を有しているの
で、音源装置をネットワークに接続するだけで、各音色
毎に最も高品位な音色を有する音源から発音することが
できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の音源装置がネットワーク
に接続された、本発明の演奏システムの実施の形態の例
を図1に示すが、この例は自動演奏システムの例であ
る。この図において、5は双方向伝送路であり、この双
方向伝送路5に音源1,音源2,音源3と、演奏データ
を音源1〜音源3に供給する自動演奏装置4が接続され
ている。これらの音源1,音源2,音源3の音色リスト
の一例を図2に示すが、音源1はVA音源であり最も高
品位の音色を発音することができる。音源1の発音でき
る音色は、例えば、Alto Sax,Violine,Guitar,Flute の
4音色とされている。
【0010】音源2もVA音源であり次に高品位の音色
を発音することができる。音源2の発音できる音色は、
例えば、Alto Sax,Guitar,Tenor Sax,Flute の4音色と
されている。音源3は、波形メモリ音源であり3つの音
源の中では最も低品位の音色を発音するものである。音
源3の発音できる音色は、例えば、Alto Sax,PIANO,Vio
line,Guitar,Tenor Sax,Flute の6音色とされている。
このように、各音源で発音できる楽音の品質は、図2に
示す矢印で示すように左に位置する方が高品質とされて
いる。
【0011】次に、図1に示す自動演奏システムの動作
を説明すると、双方向伝送路5に自動演奏装置4および
音源1,音源2,音源3を接続してから、各機器の電源
を投入する。これにより、各機器では初期設定が開始さ
れて、音源1,音源2,音源3は双方向伝送路5を介し
て他の音源の音色情報を取得する。この場合、個々の音
源は、自機が発音できる音色の楽音より高品位の音色の
楽音を発音できる音源のみの音色情報を取得するように
する。そして、取得した音色情報に基づいて音色毎に自
機が発音できる対応音色を調べる。その結果、対応音色
がある場合は、高品位の音源に替わって代理発音が可能
であり、演奏データが供給された時に同時に発音されて
しまうので、この音色が自機から発音されることを禁止
するようにする。
【0012】このような初期設定後に、自動演奏装置4
は演奏データ等の演奏メッセージを双方向伝送路5を介
してすべての音源1〜音源3に供給する。個々の音源は
この演奏メッセージを受信して、自機にメッセージで指
定された音色がある場合には、その音色のパートの発音
メッセージ等を受信して発音するようになる。また、指
定された音色が自機にない場合、その互換音色の有無を
調べて互換音色がある場合に、その発音が初期設定処理
で禁止されていない場合は、発音するようにし、その発
音が禁止されている場合は発音が禁止される。
【0013】このように個々の音源1〜音源3が動作す
ることにより、指定された音色を発音することのできる
最も高品位の音源装置から、指定された音色の楽音が発
音されるようになる。この場合、新たに音源を取得した
場合には、双方向伝送路5に接続して各機器の電源を投
入するだけで、各音色を最も高品位の音源から発音する
ことができるようになる。
【0014】例えば、図2に示すような音色リストを有
する音源1,音源2,音源3が双方向伝送路5に接続さ
れている場合は、Alto Sax,Violine,Guitar,Flute のい
ずれかの音色が指定された場合は、音源1の音色リスト
に丸印が付されているように音源1から発音され、音源
2および音源2からの発音は禁止される。また、PIANO
の音色が指定された場合には、音源3の音色リストに丸
印が付されているように、音源3しかこの音色を有して
いないので音源3から発音される。さらに、Tenor Sax
の音色が指定された場合は、音源2の音色リストに丸印
が付されているように、この音色では音源2が最も高品
位とされるので音源2から発音されるようになる。
【0015】次に、図1に音源1〜音源3として示され
る本発明の音源装置の詳細な動作をフローチャートを参
照しながら説明する。図3は音源装置が実行する音源処
理のフローチャートであり、図4は音源処理のフローチ
ャート中で実行される初期設定処理のフローチャートで
あり、図5は初期設定処理で起動されるバックグラウン
ド処理のフローチャートである。音源装置の電源が投入
されると、音源処理が開始され、ステップS10にて初
期設定処理が実行される。
【0016】このステップS10にて実行される初期設
定処理を図4を参照しながら説明すると、ステップS3
0にてバックグランド処理が起動される。次いで、ステ
ップS31にてネットワークに接続されている全ての音
源のタイプをネットワークを通じて得るようにする。図
1に示すネットワークでは音源1〜音源3のタイプを得
ることになる。そして、ステップS32にて自機より高
品位の音源について、その音源が有している音色情報を
ネットワークを通じて得るようにする。この場合、ステ
ップS31にて得た音源のタイプにより、自機より高品
位の音源を知り、ネットワークを通じてその音源にアク
セスすることにより音色情報を得るようにする。
【0017】次いで、ステップS33にてネットワーク
上の自機を除く他の音源で発音可能な特殊音色テーブル
を作成する。例えば、音源2においては音源1が発音す
ることのできるAlto Sax,Violine,Guitar,Flute の特殊
音色テーブルが作成され、音源3においては、音源1が
発音することのできるAlto Sax,Violine,Guitar,Flute
と、音源2が発音することのできるTenor Sax からなる
特殊音色テーブルが作成される。なお、音源1において
はより高品位の音源が存在しないので特殊音色テーブル
は作成されない。
【0018】次に、ステップS34にて作成された特殊
音色テーブルから1つの特殊音色を選択し、ステップS
35にて自機において選択された特殊音色に置き換えら
れる音色を有しているか否かが判定される。個々で置き
換えられる対応の音色が音色リストにある場合は、YE
Sと判定されてステップS36に進む。そして、ステッ
プS36にて対応の音色により置き換えるか否かを示す
置き換え受信フラグをリセットして、ステップS37に
進む。また、対応の音色がない場合は、ステップS35
にてNOと判定されてステップS37に進む。
【0019】このステップS37にて全ての音色につい
て調べたが否かが判定され、調べていない音色がある場
合にはNOと判定されてステップS34に戻り、ステッ
プS34ないしステップS36の処理が行われる。この
結果、全ての音色についての処理が終了した場合は、ス
テップS37にてYESと判定されて、ステップS38
にてその他初期設定処理が行われてリターンされる。な
お、その他初期設定処理では、各種レジスタのクリアや
テンポの設定等が行われる。
【0020】これにより、初期設定処理が終了して図3
に示す音源処理のステップS11にリターンされ、入力
バッファのスキャンが行われるが、入力バッファにはバ
ックグラウンド処理によりメッセージが書き込まれるの
で、ステップS11の処理の説明に先立ち、図5に示す
バックグラウンド処理の説明を行う。初期設定処理のス
テップS30によりバックグラウンド処理が起動される
と、ステップS40にて通信インターフェース(I/
F)がスキャンされ、ステップS41にてメッセージが
あるか否かが判定される。ここで、メッセージが受信さ
れている場合は、YESと判定されてステップS42に
て受信されたメッセージがMIDIキーオン等の楽器制
御関係のメッセージか否かが判定される。
【0021】そして、楽器制御関係のメッセージが受信
された場合は、YESと判定されてステップS43にて
入力バッファに受信されたメッセージが書き込まれて、
ステップS40に戻るようになる。また、メッセージが
受信されていない場合はステップS41にてNOと判定
されて、ステップS40に戻る。さらに、メッセージが
受信されていたが、楽器制御関係のメッセージでない場
合は、ステップS42にてNOと判定されてステップS
44に分岐され、受信されたメッセージに対応した処理
が実行される。次いで、ステップS40に戻るようにな
る。このように、バックグラウンド処理は一度起動され
ると循環して実行されて、受信されたメッセージが入力
バッファに書き込まれたり、メッセージに対応した処理
が行われることになる。
【0022】前記したバックグラウンド処理により受信
メッセージが書き込まれた入力バッファを図3に示す音
源処理のステップS11にてスキャンして、ステップS
12にて書き込まれているメッセージがあるか否かが判
定される。そして、受信されたメッセージがある場合
は、YESと判定されてステップS13に進み、そのメ
ッセージが音色メッセージか否かが判定される。ここで
メッセージが音色メッセージの場合はYESと判定され
て、ステップS14に進みその音色メッセージで指定さ
れた音色が自機にあるか否かが判定される。そして、自
機の音色リストに指定された音色がある場合はステップ
S15に進み、音色メッセージに基づいて音色を変更
し、その音色が指定されているパートを受信することが
許可される。
【0023】また、入力バッファにメッセージが書き込
まれていない場合は、ステップS12にてNOと判定さ
れてステップS20にジャンプする。さらに、入力バッ
ファにメッセージが書き込まれているが、そのメッセー
ジが音色メッセージでない場合は、ステップS13にて
NOと判定されてステップS16にジャンプする。さら
にまた、自機に音色メッセージで指定された音色がない
場合は、ステップS14にてNOと判定されてステップ
S21に分岐される。そして、ステップS21にて指定
された音色に替わる互換音色があるか否かが判定され、
互換音色がある場合はYESと判定されてステップS2
2に進む。
【0024】このステップS22では、互換音色の置き
換え受信フラグがセットされているかリセットされてい
るかが判定され、受信フラグがセットされている場合は
ステップS15に進み、受信フラグがリセットされてい
る場合はステップS23に進むようになる。この場合、
ステップS15にては前述の処理が行われるが、ステッ
プS23では音色が指定されているパートの受信が禁止
される。これは、初期設定処理で説明したように、互換
音色があるが、より高品位の他の音源に指定されている
音色がある場合は、自機で発音することができないため
置き換え受信フラグをリセットしている。そこで、この
場合に発音を禁止するため、その音色が指定されている
パートの受信を禁止しているのである。
【0025】理解を早めるために例を上げてステップS
14からステップS15の間で実行される処理を説明す
る。例えば、音源3における音源処理である場合に、受
信された音色メッセージで波形メモリタイプのピアノが
指定されている場合は、ステップS14にてYESと判
定されて、次いでステップS15にてそのピアノのパー
トの受信が許可されるようになる。また、音色メッセー
ジでVA音源タイプのアルトサックスが指定された場合
は、ステップS14にてNOと判定され、ステップS2
1では互換音色があるためYESと判定される。次い
で、ステップS22にて置き換え受信フラグが調べられ
るが、高品位の音源1にてこの音色を発音することがで
きるため、受信フラグはリセットされており、ステップ
S23にてVA音源タイプのアルトサックスが指定され
たパートの受信が禁止されるようになる。
【0026】さらにまた、音色メッセージでVA音源タ
イプのピアノが指定された場合には、ステップS14に
てNOと判定され、次いでステップS21では互換音色
があるためYESと判定される。次いで、ステップS2
2にて置き換え受信フラグが調べられるが、音源1およ
び音源2ではピアノの音色がないため、受信フラグはセ
ットされており、ステップS15にてそのピアノのパー
トの受信が許可されるようになる。
【0027】次に、ステップS16の処理を説明する
が、このステップでは受信されたメッセージが受信メッ
セージか否かが判定され、発音メッセージである場合
は、YESと判定されてステップS17に進む。このス
テップS17では発音メッセージに対応するパートの受
信が許可されているか否かが判定され、許可されている
場合は、YESと判定されてステップS18に進む。そ
して、ステップS18にて発音メッセージに基づいて楽
音の発音制御が行われる。また、受信されたメッセージ
が発音メッセージでない場合は、ステップS16にてN
Oと判定されてステップS19にジャンプする。さらに
また、発音メッセージに対応するパートの受信が許可さ
れていない場合は、ステップS17にてNOと判定され
て、ステップS19にジャンプする。
【0028】これらのステップS16ないしステップ1
8の処理を例を上げて説明すると、例えば、音源3の音
源処理であり発音メッセージが波形メモリタイプのピア
ノに対する発音メッセージである場合には、ステップS
15でそのパートの受信が許可されているので、ステッ
プS17にてYESと判定され、次いでステップS18
にてピアノの発音制御が実行される。さらにまた、発音
メッセージがVA音源タイプのアルトサックスに対する
発音メッセージである場合には、ステップS15でその
パートの受信が禁止されているので、ステップS17に
てNOと判定され、ステップS19にジャンプすること
になる。
【0029】また、発音メッセージがVA音源タイプの
ピアノに対する発音メッセージである場合には、ステッ
プS15でそのパートの受信が許可されているので、ス
テップS17にてYESと判定され、次いでステップS
18にてピアノの発音制御が実行される。これにより、
音源3にて代理発音されるようになるが、この場合はV
A音源特有のパラメータは無視して発音されるようにな
る。そして、ステップS19ではその他のメッセージ処
理が行われ、次いでステップS20にて通常楽器処理が
行われてステップS11に戻るようになる。これによ
り、ステップS11ないしステップS20の処理が循環
して実行されるようになる。
【0030】ところで、図1のネットワークにおいて音
源1が接続されていない場合に、VA音源タイプのバイ
オリンが音色メッセージで指定された場合は、音源3に
おける図3に示される音源処理のステップS14にてN
Oと判定されるが、続くステップS21では互換音色が
あるのでYESと判定される。次いで、ステップS22
では置き換え受信フラグが調べられるが、音源1が接続
されていないため、初期設定処理ではこの受信フラグが
セットされたままとされるので、ステップS15に進む
ようになる。これにより、音源3にて代理発音されるよ
うになるが、この場合はVA音源特有のパラメータは無
視して発音される。
【0031】以上の説明では、各音源が自機より高品位
の他の音源の音色情報を取得するようにしたが、電源投
入時に高品位とされる音源が自機の音色情報をブロード
キャストすることにより、他の音源がその音色情報を知
るようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、ネットワークに接続されている個々の音源が、他機
も含めた音色情報を取得するようにでき、音源をネット
ワークに接続するだけで、各音色毎に最も高品位な音色
を有する音源から発音することができるようになる。ま
た、音源装置が、他機の音色情報を取得できる手段を有
しているので、音源装置をネットワークに接続するだけ
で、各音色毎に最も高品位な音色を有する音源から発音
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワークに本発明の音源装置が接続され
た本発明の演奏装置の実施の形態の構成例を示す図であ
る。
【図2】 音源1〜音源3の音色リストの一例を示す図
である。
【図3】 本発明の音源装置の音源処理のフローチャー
トを示す図である。
【図4】 本発明の音源装置の音源処理における初期設
定処理のフローチャートを示す図である。
【図5】 本発明の音源装置のバックグラウンド処理の
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 音源1、2 音源2、3 音源3、4 自動演奏装
置、5 双方向伝送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音源と、各種演奏メッセージを
    供給する演奏情報送出装置がネットワークで接続され、
    個々の音源が、自機が発音する音色の楽音より上位の品
    質の音色の情報を他機から上記ネットワークを通じて取
    得することにより、上記複数の音源の中で、各音色毎に
    最も高品位な音色を有する音源が特定されると共に、代
    理発音できる音源の該音色における発音が禁止されるよ
    うに制御されることを特徴とする演奏システム。
  2. 【請求項2】 演奏情報送出装置が接続されているネ
    ットワークに接続可能とされ、自機が発音する音色の楽
    音より上位の品質の音色の情報を他機から上記ネットワ
    ークを通じて取得する手段を有し、該取得した音色の情
    報に基づいて、各音色毎に最も高品位な音色を有する音
    源を特定すると共に、該音色の代理発音を禁止するよう
    に自機を制御することを特徴とする音源装置。
JP03119796A 1996-01-26 1996-01-26 演奏システムおよび音源装置 Expired - Fee Related JP3168900B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03119796A JP3168900B2 (ja) 1996-01-26 1996-01-26 演奏システムおよび音源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03119796A JP3168900B2 (ja) 1996-01-26 1996-01-26 演奏システムおよび音源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09204174A true JPH09204174A (ja) 1997-08-05
JP3168900B2 JP3168900B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=12324704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03119796A Expired - Fee Related JP3168900B2 (ja) 1996-01-26 1996-01-26 演奏システムおよび音源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168900B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328184A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Yamaha Corp 電子楽器本体装置及びそのプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328184A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Yamaha Corp 電子楽器本体装置及びそのプログラム
JP4572874B2 (ja) * 2006-06-08 2010-11-04 ヤマハ株式会社 電子楽器本体装置及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3168900B2 (ja) 2001-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6191349B1 (en) Musical instrument digital interface with speech capability
US5501130A (en) Just intonation tuning
JPH0816169A (ja) サウンド生成方法、サウンド生成装置、及びサウンド生成制御装置
JP2812222B2 (ja) 電子楽器および音源手段の置き換え方法
CN1770258B (zh) 表演风格确定设备和方法
US7557288B2 (en) Tone synthesis apparatus and method
WO2005115018A2 (en) Midi scalable polyphony based on instrument priority and sound quality
JP4848371B2 (ja) 楽音出力切り換え装置、楽音出力切り換え方法、楽音出力切り換えのためのコンピュータプログラム
JP3259846B2 (ja) 楽音信号形成装置
US10026386B2 (en) Apparatus, method and computer program for memorizing timbres
JP3168900B2 (ja) 演奏システムおよび音源装置
US5821444A (en) Apparatus and method for tone generation utilizing external tone generator for selected performance information
CN112447159B (zh) 共鸣音信号发生方法、共鸣音信号发生装置、记录介质及电子音乐装置
JP2605885B2 (ja) 楽音発生装置
US10805475B2 (en) Resonance sound signal generation device, resonance sound signal generation method, non-transitory computer readable medium storing resonance sound signal generation program and electronic musical apparatus
US6838609B2 (en) Communication setting apparatus and method for communicating tone performance data
JP3518716B2 (ja) 楽音合成装置
JPH0950284A (ja) 通信カラオケ装置
JP4802947B2 (ja) 奏法決定装置及びプログラム
JP3092588B2 (ja) 楽音発生装置
JP2003263160A (ja) 楽音信号生成装置及び楽音信号生成プログラム
JP3557647B2 (ja) 電子楽器およびネットワーク演奏システム
JP3580077B2 (ja) 電子楽器
JP3603750B2 (ja) 楽音発生装置
JP2022007182A (ja) カラオケ装置、電子打楽器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010213

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees