JPH09203198A - 複合舗装材 - Google Patents

複合舗装材

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Publication number
JPH09203198A
JPH09203198A JP1105896A JP1105896A JPH09203198A JP H09203198 A JPH09203198 A JP H09203198A JP 1105896 A JP1105896 A JP 1105896A JP 1105896 A JP1105896 A JP 1105896A JP H09203198 A JPH09203198 A JP H09203198A
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JP
Japan
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base
substrate
composite
soft material
composite paving
Prior art date
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Pending
Application number
JP1105896A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sekiguchi
攻 関口
Kazuyuki Kawai
和之 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Publication of JPH09203198A publication Critical patent/JPH09203198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行感が良く、しかも施工したときに剥れに
くく且つ浮き上りにくい複合舗装材を提供する。 【解決手段】 コンクリート又はセラミックス板よりな
る基板17の上面に硬質ゴム又はウレタン樹脂よりなる
軟質材層18を介してタイル19を貼着した複合舗装材
16。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路や床などの舗装
に用いられる複合舗装材に係り、特にコンクリート又は
セラミックス板よりなる基板と、該基板の一方の板面に
設けられた石質板とを有する複合舗装材に関する。
【0002】
【従来の技術】第5図に示すように、コンクリート等よ
りなる硬質で剛性を有した基板1と、該基板1の上面に
貼り付けられたタイル2とからなる複合舗装材3が既に
市販されている。この第5図の複合舗装材3は、基板1
上に1枚のタイル2が設けられているが、第6,7図の
ように1個の基板上に複数枚のタイルを設けることもあ
る。
【0003】このような複合舗装材は、例えば第6,7
図のように施工される。
【0004】第6図は、一般歩道や建築外構に好適な施
工例を示すものであり、路床4の上に50〜150mm
厚にクラッシャラン5が設けられ、その上に30〜50
mm厚に空練りモルタルクッション又は砂クッション6
を介して複合舗装材7が配設されている。なお、複合舗
装材7は基板8に複数枚のタイル9を貼り付けたもので
ある。
【0005】第7図は、歩道・車道兼用の場合に好適な
施工例を示すものであり、路床4上に100〜150m
m厚にクラッシャラン5が設けられ、その上に50〜1
50mm厚にコンクリート10が打設され、その上に3
0〜50mm厚の空練りモルタル11を介して複合舗装
材7が配設されている。なお、符号12は伸縮目地を示
す。
【0006】別の複合舗装材として、特開平4−250
254号公報には、第8図のように、ウレタン系樹脂1
3によって複数の石質板14を一体化させた石材パネル
15が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第5〜7図に示すよう
にコンクリート等でタイルを裏打ちした複合舗装材は、
歩行感が硬い。
【0008】第8図の石材パネル15にあっては、歩行
感は柔らかいが、施工したときに下地のモルタル層6,
11とウレタン系樹脂13との接合性(なじみ)が乏し
く、石材パネル15が路盤から剥れ易いという短所があ
る。さらに、樹脂13が軽量であるために、石材パネル
14が剥れたときに該石材パネル15が浮き上り易いと
いう短所がある。
【0009】本発明は、歩行感が良く、しかも施工した
ときに剥れにくく且つ浮き上りにくい複合舗装材を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の複合舗装材は、
コンクリート又はセラミックス板よりなる基板と、該基
板の一方の板面に設けられた石質板とを有する複合舗装
材において、該基板と石質板との間に軟質材層を設けた
ことを特徴とするものである。
【0011】この石質板としては、タイル、天然石板な
どを用いることができるが、タイルが好適である。
【0012】この軟質材としては、軟質ゴム、ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン
ゴムなどが好適である。
【0013】かかる複合舗装材にあっては、基板がコン
クリート又はセラミックス板よりなるため、施工された
際に下地のモルタル層とのなじみが良く、路盤から剥れ
にくい。また、基板の重量が大きいため、路盤から浮き
上ることもない。
【0014】この基板とタイル等の石質板との間に軟質
材層が介在されているため、歩行感が良好である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は第1の実施の形態に係る複
合舗装材16の断面図であり、コンクリート又はセラミ
ックス板よりなる基板17の上面に硬度60〜99°の
硬質ゴム又はウレタン樹脂よりなる軟質材層18を介し
てタイル19が貼着されている。
【0016】この基板17の厚さは25〜80mmとり
わけ50〜70mm程度が好適であり、軟質材層18の
厚さは1〜20mmとりわけ3〜10mm程度が好適で
あり、タイル19の厚さは3〜30mmとりわけ10〜
20mm程度が好適である。
【0017】この複合舗装材16は、前述の第6図又は
第7図のように舗装施工される。
【0018】この複合舗装材16にあっては、基板17
がコンクリート又はセラミックス板よりなるため、施工
された際に下地のモルタル層とのなじみが良く、路盤か
ら剥れにくい。また、基板17の重量が大きいため、路
盤から浮き上ることもない。また、この基板17とタイ
ル19との間に軟質材層18が介在されているため、歩
行感が良好である。
【0019】この実施の形態にあっては、1枚の基板1
7の上に1枚のタイル19が設けられ、このタイル19
の全周にわたって基板17がタイル19よりも外方にま
ではみ出し、軟質材層18がタイル19と同一大きさの
ものとなっている。この複合舗装材16を施工すると、
隣接した複合舗装材16のタイル19同士の間に目地間
隙があくが、この間隙は空のままとしても良く、細かい
砂などの目地材を充填しても良い。
【0020】本発明においては、第2図の複合舗装材1
6Aのように、軟質材層18をタイル19の全周にわた
ってタイル19の外方にはみ出させても良く、さらに図
示の通りこの軟質材18の辺縁部18aが目地間隙に入
り込むようにタイル19の側端面に回り込ませても良
い。このようにすれば、複合舗装材同士を突き合わせる
と軟質材の辺縁部18aによって目地が形成されるよう
になる。
【0021】本発明では、第3図の複合舗装材16Bの
ように、タイル19の隣接する2辺においてのみ基板1
7がタイル19の側外方にはみ出すようにしても良い。
このようにすると、隣接する複合舗装材同士を当接させ
たときに、当接面がタイル19の辺の部分に位置し、空
目地とした場合でも該当接面が目立たないものとなる。
ちなみに、第1,2図の複合舗装材にあっては、隣接す
る複合舗装材同士の当接面が目地の幅方向の中央に位置
し、目地詰めしない場合この当接面が目立ち易くなる。
なお、第3図でも、軟質材層18の辺縁部をタイル19
の隣接する2辺においてタイル19の側端面に回り込ま
せ、軟質材辺縁部18aによって目地を形成可能として
いる。
【0022】本発明では第4図の複合舗装材16Cのよ
うに、1枚の基板17A上に軟質材層18を介して複数
枚のタイル19を配設しても良い。第4図の複合舗装材
16Cにおいても、基板17Aの隣接2辺部分において
軟質材辺縁部18aをタイル側端面に回り込ませ、複合
舗装材16C同士の当接面に軟質材辺縁部18aによっ
て目地を形成可能としている。
【0023】第4図のように1枚の基板上に複数枚のタ
イルを設ける場合も、基板の厚さは第1〜3図の場合と
同等で良い。なお、基板の平面寸法が大きくなった場
合、基板の割れを防止するために基板内部に補強材(例
えば鉄筋やメッシュ、繊維など)を配材しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明の複合舗装材は、施
工された場合に路盤から剥れたり浮き上ったりすること
が無く、耐久性に優れる。本発明の複合舗装材は、構成
が比較的簡易であり、製造が容易で製造コストも低廉で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る複合舗装材16の断面図であ
る。
【図2】実施の形態に係る複合舗装材16Aの断面図で
ある。
【図3】実施の形態に係る複合舗装材16Bの断面図で
ある。
【図4】実施の形態に係る複合舗装材16Cの断面図で
ある。
【図5】従来の複合舗装材3の斜視図である。
【図6】従来の複合舗装材の施工例を示す断面図であ
る。
【図7】従来の複合舗装材の施工例を示す断面図であ
る。
【図8】従来の石材パネル15の断面図である。
【符号の説明】
1,8,17,17A 基板 2,9,19 タイル 3,7,16,16A,16B,16C 複合舗装材 14 石質板 18 軟質材 18a 軟質材辺縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート又はセラミックス板よりな
    る基板と、該基板の一方の板面に設けられた石質板とを
    有する複合舗装材において、該基板と石質板との間に軟
    質材層を設けたことを特徴とする複合舗装材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記石質板はタイル
    又は天然石板であり、軟質材は硬質ゴム又はウレタン樹
    脂であることを特徴とする複合舗装材。
JP1105896A 1996-01-25 1996-01-25 複合舗装材 Pending JPH09203198A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1105896A JPH09203198A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 複合舗装材

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JP1105896A JPH09203198A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 複合舗装材

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JPH09203198A true JPH09203198A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11767426

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JP1105896A Pending JPH09203198A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 複合舗装材

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JP (1) JPH09203198A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2801662A3 (de) * 2013-05-06 2015-10-28 Markus Schuster Holzpflasterstein und zugehöriger Holzflächenbelag
CN105781067A (zh) * 2016-04-28 2016-07-20 梁燕珍 一种抗震陶瓷砖

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2801662A3 (de) * 2013-05-06 2015-10-28 Markus Schuster Holzpflasterstein und zugehöriger Holzflächenbelag
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