JPH06306808A - モザイクタイル形成用小板 - Google Patents
モザイクタイル形成用小板Info
- Publication number
- JPH06306808A JPH06306808A JP9627193A JP9627193A JPH06306808A JP H06306808 A JPH06306808 A JP H06306808A JP 9627193 A JP9627193 A JP 9627193A JP 9627193 A JP9627193 A JP 9627193A JP H06306808 A JPH06306808 A JP H06306808A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small plate
- mosaic tile
- forming
- pattern
- mosaic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モザイクタイルを形成可能なモザイクタイル
形成用小板を提供すること。 【構成】 平面視正多角形の薄肉板に形成した小板本体
の表面に模様を施したモザイクタイル形成用小板であっ
て、小板本体の表面の円周方向に一つおきの角部に、連
続模様の一部を施し、モザイクタイル形成時にモザイク
タイルに連続模様が形成されるようにしたこと。
形成用小板を提供すること。 【構成】 平面視正多角形の薄肉板に形成した小板本体
の表面に模様を施したモザイクタイル形成用小板であっ
て、小板本体の表面の円周方向に一つおきの角部に、連
続模様の一部を施し、モザイクタイル形成時にモザイク
タイルに連続模様が形成されるようにしたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モザイクタイル形成用
小板に関するものである。
小板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、公園やコミュニティー広場等にお
いて、コンクリート製のタイルを敷設して、雨水等の水
はけを良くすると共に、同タイルに線状の溝部を形成し
て、すべり止め効果と美観の向上を図ったものがある。
いて、コンクリート製のタイルを敷設して、雨水等の水
はけを良くすると共に、同タイルに線状の溝部を形成し
て、すべり止め効果と美観の向上を図ったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したコ
ンクリート製タイルの場合、単に線図を施しているだけ
であるために、美的外観効果において、今一つものたり
なさがあった。
ンクリート製タイルの場合、単に線図を施しているだけ
であるために、美的外観効果において、今一つものたり
なさがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、平
面視正多角形の薄肉板に形成した小板本体の表面に模様
を施したモザイクタイル形成用小板であって、小板本体
の表面の円周方向に一つおきの角部に、連続模様の一部
を施し、モザイクタイル形成時にモザイクタイルに連続
模様が形成されるようにしたことを特徴とするモザイク
タイル形成用小板を提供せんとするものである。
面視正多角形の薄肉板に形成した小板本体の表面に模様
を施したモザイクタイル形成用小板であって、小板本体
の表面の円周方向に一つおきの角部に、連続模様の一部
を施し、モザイクタイル形成時にモザイクタイルに連続
模様が形成されるようにしたことを特徴とするモザイク
タイル形成用小板を提供せんとするものである。
【0005】また、本発明では、小板本体は、平面視正
六角形の薄肉板に形成したこと、小板本体は、コンクリ
ート又はモルタルにより成形したこと、小板本体は、高
比強度無機材料により成形したことにも特徴を有するも
のである。
六角形の薄肉板に形成したこと、小板本体は、コンクリ
ート又はモルタルにより成形したこと、小板本体は、高
比強度無機材料により成形したことにも特徴を有するも
のである。
【0006】
【作用】公園やコミュニティー広場等の地面上にモザイ
クタイルを敷設する際には、本発明に係るモザイクタイ
ル形成用小板を均平にした地面上に一枚一枚設置しなが
ら、各側端面を当接させて、各モザイクタイル形成用小
板の表面に施した模様が連続した模様になるようにす
る。
クタイルを敷設する際には、本発明に係るモザイクタイ
ル形成用小板を均平にした地面上に一枚一枚設置しなが
ら、各側端面を当接させて、各モザイクタイル形成用小
板の表面に施した模様が連続した模様になるようにす
る。
【0007】この際、モザイクタイル形成用小板は、小
板本体を平面視正多角形の薄肉板状に形成して、同小板
本体の表面の円周方向に一つおきの角部に連続模様の一
部を施しているために、例えば、平面視正六角形の小板
本体では、三個の小板本体の角部を突き合わせて360
度連続するように接続すれば、同接続部に連続模様を形
成することができる。
板本体を平面視正多角形の薄肉板状に形成して、同小板
本体の表面の円周方向に一つおきの角部に連続模様の一
部を施しているために、例えば、平面視正六角形の小板
本体では、三個の小板本体の角部を突き合わせて360
度連続するように接続すれば、同接続部に連続模様を形
成することができる。
【0008】しかも、モザイクタイル形成用小板の小板
本体は、コンクリート又はモルタルにより安価に大量生
産することができる。
本体は、コンクリート又はモルタルにより安価に大量生
産することができる。
【0009】さらに、モザイクタイル形成用小板の小板
本体を、高比強度無機材料、すなわち、熱硬化性メラミ
ン樹脂をセメント・微粒シリカ・特殊添加材を配合した
組成物と混合して、熱処理して得られる無機材料により
成形した場合には、強度や耐久性がコンクリートやモル
タルに比べて非常に高いために、小板本体の肉厚を大幅
に、例えば、コンクリート製の場合の半分以下に薄くす
ることができて、小板本体を軽量化することができるた
めに、モザイクタイルの施工やモザイクタイル形成用小
板の運搬が楽になる。
本体を、高比強度無機材料、すなわち、熱硬化性メラミ
ン樹脂をセメント・微粒シリカ・特殊添加材を配合した
組成物と混合して、熱処理して得られる無機材料により
成形した場合には、強度や耐久性がコンクリートやモル
タルに比べて非常に高いために、小板本体の肉厚を大幅
に、例えば、コンクリート製の場合の半分以下に薄くす
ることができて、小板本体を軽量化することができるた
めに、モザイクタイルの施工やモザイクタイル形成用小
板の運搬が楽になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0011】図1に示すAは、本発明に係るモザイクタ
イル形成用小板であり、Mは、同モザイクタイル形成用
小板Aを連続的に敷設して形成したモザイクタイルであ
る。
イル形成用小板であり、Mは、同モザイクタイル形成用
小板Aを連続的に敷設して形成したモザイクタイルであ
る。
【0012】モザイクタイル形成用小板Aは、図2〜図
4に示すように、平面視正六角形の薄肉板に形成した小
板本体1の表面に模様を施している。
4に示すように、平面視正六角形の薄肉板に形成した小
板本体1の表面に模様を施している。
【0013】そして、小板本体1の表面の円周方向に一
つおきの三つの角部にそれぞれ連続模様の三分の一を形
成する連続模様分割形成部2,3,4を形成している。
つおきの三つの角部にそれぞれ連続模様の三分の一を形
成する連続模様分割形成部2,3,4を形成している。
【0014】このようにして、図1に示すように、モザ
イクタイル形成用小板Aを連続的に敷設した際に、隣接
する三個のモザイクタイル形成用小板A,A,Aの各連
続模様分割形成部2,2,2が連続して、一つの模様を
形成することができるようにしている。
イクタイル形成用小板Aを連続的に敷設した際に、隣接
する三個のモザイクタイル形成用小板A,A,Aの各連
続模様分割形成部2,2,2が連続して、一つの模様を
形成することができるようにしている。
【0015】上記したモザイクタイル形成用小板Aの製
造は、底部に模様成形部を具備する型枠内にコンクリー
トやモルタルを充填して固化させた後、脱型して行なう
ことができる。
造は、底部に模様成形部を具備する型枠内にコンクリー
トやモルタルを充填して固化させた後、脱型して行なう
ことができる。
【0016】この際、モザイクタイル形成用小板Aの表
面を顔料により着色させて、美観を高めると共に耐久性
を向上させることができる。
面を顔料により着色させて、美観を高めると共に耐久性
を向上させることができる。
【0017】ここで、顔料として、例えば、マックスト
ン(株)製の「マックストン アート顔料」(商品名)
を使用することにより、複数の着色を行なうことができ
ると共に、発色の安定性を確保することができ、しか
も、顔料の耐久性も良好に確保できる。
ン(株)製の「マックストン アート顔料」(商品名)
を使用することにより、複数の着色を行なうことができ
ると共に、発色の安定性を確保することができ、しか
も、顔料の耐久性も良好に確保できる。
【0018】また、コンクリートやモルタルに代えて、
高比強度無機材料、すなわち、熱硬化性メラミン樹脂を
セメント・微粒リシカ・特殊添加材を配合した組成物と
混合して、熱処理して得られる無機材料を使用すること
ができ、例えば、大成建設(株)製の「HMC(Heat Melem
ine Composite)](商品名)を使用することにより、コ
ンクリートやモルタルに比べて曲げ・圧縮強度を3〜4
倍(例えば、曲げ強度; 130〜210kgf/cm2 、圧縮強
度; 700〜1200kgf /cm2 )に高めることができ、強
度や耐久性が高いためにモザイクタイル形成用小板Aの
肉厚を大幅に薄く(例えば、7mm)することができる。
従って、モザイクタイル形成用小板Aが軽量となるため
に、モザイクタイルの施工性やモザイクタイル形成用小
板Aの運搬性を向上させることができる。
高比強度無機材料、すなわち、熱硬化性メラミン樹脂を
セメント・微粒リシカ・特殊添加材を配合した組成物と
混合して、熱処理して得られる無機材料を使用すること
ができ、例えば、大成建設(株)製の「HMC(Heat Melem
ine Composite)](商品名)を使用することにより、コ
ンクリートやモルタルに比べて曲げ・圧縮強度を3〜4
倍(例えば、曲げ強度; 130〜210kgf/cm2 、圧縮強
度; 700〜1200kgf /cm2 )に高めることができ、強
度や耐久性が高いためにモザイクタイル形成用小板Aの
肉厚を大幅に薄く(例えば、7mm)することができる。
従って、モザイクタイル形成用小板Aが軽量となるため
に、モザイクタイルの施工性やモザイクタイル形成用小
板Aの運搬性を向上させることができる。
【0019】なお、本実施例では、小板本体1を平面視
正六角形に形成しているが、これに限られるものではな
く平面視正多角形であればよい。
正六角形に形成しているが、これに限られるものではな
く平面視正多角形であればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【0021】すなわち、本発明では、モザイクタイル形
成用小板を連続的に敷設してモザイクタイルを形成する
ことにより連続模様を現出させることができ、公園やコ
ミュニティー広場の美観を高めることができる。
成用小板を連続的に敷設してモザイクタイルを形成する
ことにより連続模様を現出させることができ、公園やコ
ミュニティー広場の美観を高めることができる。
【0022】そして、小板本体を平面視正六角形の薄肉
板に形成した場合には、モザイクタイルの連続模様を現
出させるための施工が楽に行なえる。
板に形成した場合には、モザイクタイルの連続模様を現
出させるための施工が楽に行なえる。
【0023】また、小板本体は、コンクリートやモルタ
ルにより成形することにより、安価に大量生産すること
ができ、さらに、高比強度無機材料により成形した場合
には、コンクリートやモルタルよりも強度や耐久性を向
上させることができて、薄肉化と軽量化が図れ、モザイ
クタイルの施工性を向上させることができる。
ルにより成形することにより、安価に大量生産すること
ができ、さらに、高比強度無機材料により成形した場合
には、コンクリートやモルタルよりも強度や耐久性を向
上させることができて、薄肉化と軽量化が図れ、モザイ
クタイルの施工性を向上させることができる。
【図1】本発明に係るモザイクタイルに形成用小板によ
り形成したモザイクタイルの平面図。
り形成したモザイクタイルの平面図。
【図2】同モザイクタイル形成用小板の拡大平面図。
【図3】同モザイクタイル形成用小板の側面図。
【図4】同モザイクタイル形成用小板の底面図。
A モザイクタイル形成用小板 M モザイクタイル 1 小板本体 2 連続模様分割形成部 3 連続模様分割形成部 4 連続模様分割形成部
Claims (4)
- 【請求項1】 平面視正多角形の薄肉板に形成した小板
本体の表面に模様を施したモザイクタイル形成用小板で
あって、 小板本体の表面の円周方向に一つおきの角部に、連続模
様の一部を施し、モザイクタイル形成時にモザイクタイ
ルに連続模様が形成されるようにしたことを特徴とする
モザイクタイル形成用小板。 - 【請求項2】 小板本体は、平面視正六角形の薄肉板に
形成したことを特徴とする請求項1記載のモザイクタイ
ル形成用小板。 - 【請求項3】 小板本体は、コンクリート又はモルタル
により成形したことを特徴とする請求項1又は2記載の
モザイクタイル形成用小板。 - 【請求項4】 小板本体は、高比強度無機材料により成
形したことを特徴とする請求項1又は2記載のモザイク
タイル形成用小板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9627193A JPH06306808A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | モザイクタイル形成用小板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9627193A JPH06306808A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | モザイクタイル形成用小板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306808A true JPH06306808A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14160490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9627193A Pending JPH06306808A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | モザイクタイル形成用小板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06306808A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026117A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Toli Corp | 床タイルの施工方法 |
US20120317913A1 (en) * | 2011-06-15 | 2012-12-20 | Esquivel Krisann | Grooved Tiles, Grooved Tile Assemblies and Related Methods |
CN104328891A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 四川省明珠陶瓷有限公司 | 组合多边形立体瓷砖及其制作模具 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP9627193A patent/JPH06306808A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026117A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Toli Corp | 床タイルの施工方法 |
US20120317913A1 (en) * | 2011-06-15 | 2012-12-20 | Esquivel Krisann | Grooved Tiles, Grooved Tile Assemblies and Related Methods |
CN104328891A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 四川省明珠陶瓷有限公司 | 组合多边形立体瓷砖及其制作模具 |
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