JPH07207609A - 舗装用ブロック材 - Google Patents
舗装用ブロック材Info
- Publication number
- JPH07207609A JPH07207609A JP2308294A JP2308294A JPH07207609A JP H07207609 A JPH07207609 A JP H07207609A JP 2308294 A JP2308294 A JP 2308294A JP 2308294 A JP2308294 A JP 2308294A JP H07207609 A JPH07207609 A JP H07207609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block material
- paving
- pavement
- metal plate
- metallic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 安価で経済的であるが、極めて高級観を有
し、凍結よっても足が滑らず、又雨水や融水の排水良好
であると共に地中への滲透水をより増大せしめ得る舗装
用ブロック材を提供する。 【構成】 適宜平面形状を有する金属板１の上面部に適
宜複数の突起２を形成し、他方コンクリ−ト又は軽石や
発泡コンクリ−トを主材とする本体４とからなり、当該
本体上面に前記金属板を剥離不可能に貼布してなる構成
を有することを特徴とする。
し、凍結よっても足が滑らず、又雨水や融水の排水良好
であると共に地中への滲透水をより増大せしめ得る舗装
用ブロック材を提供する。 【構成】 適宜平面形状を有する金属板１の上面部に適
宜複数の突起２を形成し、他方コンクリ−ト又は軽石や
発泡コンクリ−トを主材とする本体４とからなり、当該
本体上面に前記金属板を剥離不可能に貼布してなる構成
を有することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レンガや敷石などにみ
られる舗装用ブロック材の改善に関するものである。
られる舗装用ブロック材の改善に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】舗装用ブロック材には、適宜面積を有す
るコンクリ−ト製ブロック板、適宜大きさのレンガや天
然石の敷石又は擬石やタイルなどがあり、これらの舗装
用ブロック材を目地を設け又は目地を設けないでその形
状にあわせて組み付け舗装していた。又最近では汚泥を
原材料としたレンガも舗装用ブロック材として製造され
ているが、これら従来の舗装用ブロック材はすべてその
製造原材料特有の特色を生かすか、その形状（意匠）に
特色を持たすことによって当該ブロック材の特色として
いた。然しながら、天然大理石であれば高級イメ−ジは
あってもコスト高となり一般的ではなく、従ってその用
途方面に普遍性がなく、コンクリ−ト製各材やレンガで
あれば一般的普遍的ではあるが高級イメ−ジがなく顧客
の出入が多い玄関内外、ロビ−などには不似合いであ
り、タイルは高級イメ−ジがあっても滑ることが多く、
又従来の各製品では路面の舗装に使用した場合はその多
くは冬期舗装材面が凍結して歩行者がすべることが多い
という欠点がある。
るコンクリ−ト製ブロック板、適宜大きさのレンガや天
然石の敷石又は擬石やタイルなどがあり、これらの舗装
用ブロック材を目地を設け又は目地を設けないでその形
状にあわせて組み付け舗装していた。又最近では汚泥を
原材料としたレンガも舗装用ブロック材として製造され
ているが、これら従来の舗装用ブロック材はすべてその
製造原材料特有の特色を生かすか、その形状（意匠）に
特色を持たすことによって当該ブロック材の特色として
いた。然しながら、天然大理石であれば高級イメ−ジは
あってもコスト高となり一般的ではなく、従ってその用
途方面に普遍性がなく、コンクリ−ト製各材やレンガで
あれば一般的普遍的ではあるが高級イメ−ジがなく顧客
の出入が多い玄関内外、ロビ−などには不似合いであ
り、タイルは高級イメ−ジがあっても滑ることが多く、
又従来の各製品では路面の舗装に使用した場合はその多
くは冬期舗装材面が凍結して歩行者がすべることが多い
という欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来品の
不都合な点に鑑み、従来の原材料と金属板の組み合せに
より、玄関の内外やロビ−又は公園の園路等に使用して
も四季を通じて歩行者が滑ることなく、更に高級イメ−
ジ感を常に有し且つ価格の安価な舗装用ブロック材を提
供しようとするものである。
不都合な点に鑑み、従来の原材料と金属板の組み合せに
より、玄関の内外やロビ−又は公園の園路等に使用して
も四季を通じて歩行者が滑ることなく、更に高級イメ−
ジ感を常に有し且つ価格の安価な舗装用ブロック材を提
供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は適宜の広さと厚
み及び所定の平面形状を有し且つ片面に複数の突起を設
けてなり、当該突起部面を表面となし裏面にはアンカ−
を固着させてなる構成を有する金属プレ−トと、他方金
属プレ−トと平面同形状を有する舗装用ブロック材本体
との組合せ構造からなり、当該ブロック材本体内に金属
板プレ−トの下面に設けたアンカ−を挿入固着すると共
に該プレ−ト裏面を舗装用ブロック材本体上面に貼着固
定し、舗装用ブロック材と該本体上面に複数エンボスを
有する金属板を剥離不可能に貼着することによって本発
明の目的を実現した。
み及び所定の平面形状を有し且つ片面に複数の突起を設
けてなり、当該突起部面を表面となし裏面にはアンカ−
を固着させてなる構成を有する金属プレ−トと、他方金
属プレ−トと平面同形状を有する舗装用ブロック材本体
との組合せ構造からなり、当該ブロック材本体内に金属
板プレ−トの下面に設けたアンカ−を挿入固着すると共
に該プレ−ト裏面を舗装用ブロック材本体上面に貼着固
定し、舗装用ブロック材と該本体上面に複数エンボスを
有する金属板を剥離不可能に貼着することによって本発
明の目的を実現した。
【０００５】
【実施例】図１乃至図３は本発明の第１実施例で、図１
はステンレス製金属プレ−トの平面説明、図２は側面説
明図であり、図３は舗装用ブロック材の側面説明図であ
る。ステンレス製金属プレ−ト（１）は長方形にして適
宜広さを有し半球状エンボス加工により適宜配列の突起
（２）が設けられている。又ステンレス製金属プレ−ト
（１）の下面には二本のアンカ−（３）が斜めに形成固
着されている。舗装用ブロック材本体（４）は、ステン
レス製金属プレ−ト（１）と平面形状が同形にして、該
本体（４）は通常のコンクリ−ト又は軽石を主材とした
コンクリ−ト又は発泡コンクリ−トをもってその材料と
してある。該本体（４）の材料が前記のものであるか
ら、本発明の舗装用ブロック材(５）を製するときは型
枠を使用し、型枠に本体材料を投入し、その上面からア
ンカ−（３）を差込みステンレス製金属プレ−ト（１）
を貼着する。セメントと金属は親和性があるから両者
（１）（４）は固着するが、なおこの固着を確かなもの
にするためステンレス製金属プレ−ト（１）の裏面に接
着剤を例えばエポキシ系接着剤を塗布してもよい。次い
で本体材料を養生脱型すれば本発明舗装用ブロック材
（５）が得られる。
はステンレス製金属プレ−トの平面説明、図２は側面説
明図であり、図３は舗装用ブロック材の側面説明図であ
る。ステンレス製金属プレ−ト（１）は長方形にして適
宜広さを有し半球状エンボス加工により適宜配列の突起
（２）が設けられている。又ステンレス製金属プレ−ト
（１）の下面には二本のアンカ−（３）が斜めに形成固
着されている。舗装用ブロック材本体（４）は、ステン
レス製金属プレ−ト（１）と平面形状が同形にして、該
本体（４）は通常のコンクリ−ト又は軽石を主材とした
コンクリ−ト又は発泡コンクリ−トをもってその材料と
してある。該本体（４）の材料が前記のものであるか
ら、本発明の舗装用ブロック材(５）を製するときは型
枠を使用し、型枠に本体材料を投入し、その上面からア
ンカ−（３）を差込みステンレス製金属プレ−ト（１）
を貼着する。セメントと金属は親和性があるから両者
（１）（４）は固着するが、なおこの固着を確かなもの
にするためステンレス製金属プレ−ト（１）の裏面に接
着剤を例えばエポキシ系接着剤を塗布してもよい。次い
で本体材料を養生脱型すれば本発明舗装用ブロック材
（５）が得られる。
【０００６】
【実施例】図４乃至図６は本発明の第２実施例で、図４
は金属製プレ−トの平面説明図で図５は側面説明図、図
６は舗装用ブロック材の側面説明図である。この実施例
においても金属プレ−ト（１）はステンレス製としてあ
り、舗装用ブロック材本体の材料も実施例１と同様であ
る。この実施例においてはステンレス製金属プレ−ト
（１）に吸水穴（６）を又舗装用ブロック材本体（４）
には吸水孔（７）を形成し、吸水穴（６）と吸水孔
（７）の位置を一致させて舗装用ブロック材を構成して
いる。
は金属製プレ−トの平面説明図で図５は側面説明図、図
６は舗装用ブロック材の側面説明図である。この実施例
においても金属プレ−ト（１）はステンレス製としてあ
り、舗装用ブロック材本体の材料も実施例１と同様であ
る。この実施例においてはステンレス製金属プレ−ト
（１）に吸水穴（６）を又舗装用ブロック材本体（４）
には吸水孔（７）を形成し、吸水穴（６）と吸水孔
（７）の位置を一致させて舗装用ブロック材を構成して
いる。
【０００７】以上の実施例１及び２に示すような構造を
有する舗装用ブロック材（５）を使用して舗装する場合
はこの種従来の舗装材の施工方法と変わらないが目地は
伸縮目地としモルタルなどで目地を閉ざさないようにす
る。次にステンレスはその金属肌が滑らかで水の流れ
（例えば雨水、融雪水、打ち水等の流れ。）がスム−ス
で、更に吸水穴（６）吸水孔（７）は前記の水を速やか
に地中に吸いこむ作用をなす。又半球状突起（２）は靴
裏との摩擦を大にして歩行容易という作用を有する。
有する舗装用ブロック材（５）を使用して舗装する場合
はこの種従来の舗装材の施工方法と変わらないが目地は
伸縮目地としモルタルなどで目地を閉ざさないようにす
る。次にステンレスはその金属肌が滑らかで水の流れ
（例えば雨水、融雪水、打ち水等の流れ。）がスム−ス
で、更に吸水穴（６）吸水孔（７）は前記の水を速やか
に地中に吸いこむ作用をなす。又半球状突起（２）は靴
裏との摩擦を大にして歩行容易という作用を有する。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のような構成と作用を有す
るから、従来の舗装用ブロック材と異なり、該ブロック
材の表面が実施例のようにステンレスを使用したときは
舗装面（施工面）が高級感をもって観取されるという心
理的な効を奏すること絶大であり、然も現在ステンレス
板は極めて安価であるから経済的で舗装用材として採用
し易いというメリットがある。次にステンレス（金属）
面は平滑であるから雨水や融雪水或は打ち水等の排水性
が良好であるから冬期に舗装面が凍結して滑ることを可
能な限り予防することができるという効を奏し、又吸水
穴及び吸水孔はこの排水作用を効率化するので舗装面の
溜水をなくし又舗装面の冬期凍結度を小として滑ること
をより防止するのに役立ち歩行を容易にする（例えばタ
イル舗装は滑って歩行困難であること多くの人が経験す
るところである。）勿論エンボス加工による突起部面自
体靴の滑りを止め歩行を容易にするという効を奏するも
のである。又突起は半球状であるから靴底面を傷めるこ
ともない。次に金属プレ−ト裏面にはアンカ−が形成さ
れているので金属プレ−トと舗装材本体とは完全に固着
一体化し、金属プレ−トの裏面に接着剤を使用した場合
は更にこの一体化をより効果的なものとし、金属プレ−
トは舗装材本体と剥離することがないという効を奏す
る。次に舗装材本体に軽石や発泡コンクリ−トを使用す
るときは舗装材が軽量となり作業性に富み、更に吸水穴
及び吹水孔へ流れ込み或は目地から滲みこむ水分を吸収
保水するので舗装施工面の排水をより効果的ならしめる
ばかりでなく、地下への滲透水量を増加する（地下水の
補給効果）という効をも奏する。
るから、従来の舗装用ブロック材と異なり、該ブロック
材の表面が実施例のようにステンレスを使用したときは
舗装面（施工面）が高級感をもって観取されるという心
理的な効を奏すること絶大であり、然も現在ステンレス
板は極めて安価であるから経済的で舗装用材として採用
し易いというメリットがある。次にステンレス（金属）
面は平滑であるから雨水や融雪水或は打ち水等の排水性
が良好であるから冬期に舗装面が凍結して滑ることを可
能な限り予防することができるという効を奏し、又吸水
穴及び吸水孔はこの排水作用を効率化するので舗装面の
溜水をなくし又舗装面の冬期凍結度を小として滑ること
をより防止するのに役立ち歩行を容易にする（例えばタ
イル舗装は滑って歩行困難であること多くの人が経験す
るところである。）勿論エンボス加工による突起部面自
体靴の滑りを止め歩行を容易にするという効を奏するも
のである。又突起は半球状であるから靴底面を傷めるこ
ともない。次に金属プレ−ト裏面にはアンカ−が形成さ
れているので金属プレ−トと舗装材本体とは完全に固着
一体化し、金属プレ−トの裏面に接着剤を使用した場合
は更にこの一体化をより効果的なものとし、金属プレ−
トは舗装材本体と剥離することがないという効を奏す
る。次に舗装材本体に軽石や発泡コンクリ−トを使用す
るときは舗装材が軽量となり作業性に富み、更に吸水穴
及び吹水孔へ流れ込み或は目地から滲みこむ水分を吸収
保水するので舗装施工面の排水をより効果的ならしめる
ばかりでなく、地下への滲透水量を増加する（地下水の
補給効果）という効をも奏する。
【図１】第１実施例におけるステンレス製金属プレ−ト
の平面説明図。
の平面説明図。
【図２】図１の側面説明図。
【図３】第１実施例における舗装用ブロック材の側面説
明図。
明図。
【図４】第２実施例における金属製プレ−トの平面説明
図。
図。
【図５】図４の側面説明図。
【図６】第２実施例における舗装用ブロック材の側面説
明図。
明図。
１ ステンレス製金属プレ−ト ２ 突起（エンボス加工による） ３ アンカ− ４ 舗装用ブロック材本体 ５ 舗装用ブロック材 ６ 吸水穴 ７ 吸水孔
Claims (5)
- 【請求項１】 エンボス加工を施してなり突起部面を表
面としその裏面にはアンカ−を固着せしめてなる構成の
金属製プレ−トと、該プレ−トと平面同形状を有する舗
装用ブロック材本体とからなり、前記金属プレ−トのア
ンカ−を舗装用ブロック材本体内に介在固着せしめると
共にその表面に該プレ−トを貼着してなる構成を有する
ことを特徴とする補装材。 - 【請求項２】 金属プレ−トをステンレスを使用してな
ることを特徴とする前記請求項１記載の舗装材。 - 【請求項３】 舗装用ブロック材本体を発泡コンクリ−
トとしてなることを特徴とする前記請求項１又は２記載
の舗装材。 - 【請求項４】 舗装用ブロック材本体を軽石を主材とし
てなることを特徴とする前記請求項１又は２記載の舗装
材。 - 【請求項５】 ステンレス製プレ−ト及び舗装用ブロッ
ク材本体の適宜位置に吸水穴及び吸水孔を設けてなるこ
とを特徴とする前記請求項２又は３又は４記載の舗装用
ブロック材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2308294A JPH07207609A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 舗装用ブロック材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2308294A JPH07207609A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 舗装用ブロック材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07207609A true JPH07207609A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12100503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2308294A Pending JPH07207609A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 舗装用ブロック材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07207609A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055509A1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Stefan Aurelius | Method for manufacturing a paving stone and a paving stone |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH069363U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-02-04 | 充弘 藤原 | 駆動装置 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP2308294A patent/JPH07207609A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH069363U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-02-04 | 充弘 藤原 | 駆動装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055509A1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Stefan Aurelius | Method for manufacturing a paving stone and a paving stone |
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