JPH0920274A - 自転車の発光標識システム - Google Patents

自転車の発光標識システム

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Publication number
JPH0920274A
JPH0920274A JP7173213A JP17321395A JPH0920274A JP H0920274 A JPH0920274 A JP H0920274A JP 7173213 A JP7173213 A JP 7173213A JP 17321395 A JP17321395 A JP 17321395A JP H0920274 A JPH0920274 A JP H0920274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
generator
headlight
light
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP7173213A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujisawa
賢一 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KKS KK
S K K KK
Original Assignee
KKS KK
S K K KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KKS KK, S K K KK filed Critical KKS KK
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Publication of JPH0920274A publication Critical patent/JPH0920274A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発電機を駆動することなく前照灯を点灯でき、
また、後方および前方からの自動車等の運転者によって
自転車の存在が確実に確認される。 【解決手段】発電機21によって点灯される前照灯22
が、切り換えスイッチ27を操作することにより、バッ
テリーによって点灯される。また、切り換えスイッチ2
7の切り換え操作によって、ハンドル11の両端部に設
けられた各車幅ライト13および14のそれぞれの発光
ダイオードと、後部フェンダー19に設けられたテール
ライト15の各発光ダイオードが点灯される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の発光標識
システムに関し、特に、夜間において自転車が走行して
いることを後方および前方から確実に確認することがで
きる自転車の発光標識システムに関する。
【0002】
【従来の技術】人力にて走行する自転車では、夜間に走
行する際に、前照灯を点灯することが義務付けられてい
る。前照灯は、通常、自転車の前輪に接触して駆動され
る発電機の電力によって点灯されるようになっている。
【0003】また、自転車の後部フェンダーには、反射
板が取り付けられており、後方から来る自動車や自転車
のヘッドライトが照射されると、照射されるヘッドライ
トの光を反射するようになっている。これにより、自動
車や自転車の運転者は、前方を自転車が走行しているこ
とを確認することができ、自転車を追い越す際に徐行す
る等の安全のための処置を取ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発電機によって発電さ
れる電力により前照灯が点灯するようになっていると、
発電機によって電力を発電するためには、発電機が接触
した前輪を回転させなければならない。このため、前輪
には、通常の走行時よりも大きな負荷が加わり、ペダル
を漕ぐ運転者の足には、大きな力が必要になる。その結
果、夜間に、前照灯を故意に点灯しないで走行する例も
多くみられ、走行する自転車同士の衝突、走行する自転
車と歩行者との接触等の事故が多発している。特に、暗
闇を疾走する無灯火の自転車は、歩行者にとって非常に
危険な凶器になっており、社会的な問題になっている。
【0005】また、自転車の後部に反射板が設けられて
いる場合には、後方から来る自動車や自転車のヘッドラ
イトの反射光によって自転車の存在が確認される。しか
し、無灯火の自転車が後方から接近して来る場合には、
反射板によって反射される光がなく、前方を走行する自
転車の存在を確認することが困難になる。このために、
自転車同士が衝突するおそれがある。
【0006】しかも、反射板は、通常、自転車の後部フ
ェンダーにしか設けられていないために、後方から来る
自動車等の運転者は、自転車の存在を確認できても、自
転車の車幅がどの程度か確認することができないおそれ
もある。さらに、反射板は、自転車の前部には設けられ
ていないために、無灯火で走行している自転車は、前方
から接近する自動車や自転車の運転者によって確認され
ず、無灯火で走行している自転車が、自動車や自転車と
衝突するおそれもある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、前照灯を点灯するために運転者に
多大な労力を強いることがなく、また、前方および後方
から接近する自動車や自転車の運転者に、その存在を確
実に知らしめることができる自転車の発光標識システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自転車の発光標
識システムは、自転車の走行によって駆動される発電機
によって点灯される前照灯と、自転車の後部フェンダー
に設けられており、発光ダイオードによって点灯される
テールライトと、自転車のハンドルバーの両端部にそれ
ぞれ設けられており、発光ダイオードによってそれぞれ
点灯される一対の車幅ライトと、自転車の適所に取り付
けられたバッテリーと、前記前照灯と前記テールライト
および両車幅ライトとのいずれかに、そのバッテリーの
電力を選択的に供給するように切り換えられる切り換え
スイッチと、を具備することを特徴とするものであり、
そのことにより上記目的が達成される。
【0009】本発明の自転車の発光標識システムでは、
自転車の走行によって駆動される発電機によって前照灯
が点灯されるが、切り換えスイッチの操作により、バッ
テリーから供給される電力によっても前照灯は点灯され
る。その結果、自転車の走行に際して、ペダルを漕ぐ運
転者の足に負担をかけるおそれがない。従って、前照灯
を点灯しない無灯火での自転車の走行を大幅に減少させ
ることができる。また、切り換えスイッチの操作によっ
て、後部フェンダーに設けられたテールライトおよびハ
ンドルバーの各端部に設けられた各車幅ライトが点灯さ
れるために、後方および前方から接近する自動車や自転
車の運転者によって、自転車の存在および自転車の車幅
が確実に確認される。その結果、走行する自転車に対し
て、自動車や自転車の衝突を確実に回避し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の発光標識システムを有す
る自転車の斜視図である。この自転車は、ハンドルバー
11の左右の各グリップ12近傍に、自転車の車幅を示
すための車幅ライト13および14がそれぞれ取り付け
られており、また、後部フェンダー19には、テールラ
イト15が取り付けられている。
【0012】ハンドルバー11を支持するハンドルステ
ム16の下端部には、前輪18を回転可能に支持する二
股状になった前側フォーク17が設けられている。この
前側フォーク17は、一対の脚部17aを有する二股状
になっており、各脚部17a間に前輪18が回転可能に
支持されている。前側フォーク17の一方の脚部17a
には、前輪18の側面に圧接されて前輪18の回転によ
って駆動される発電機21と、この発電機21にて発電
される電力によって点灯される前照灯22とが、それぞ
れ取り付けられている。発電機21は、前輪18に接触
して駆動される発電状態と、前輪18に接触しない非発
電状態の2位置に姿勢が変更されるようになっている。
【0013】また、サドル23を支持する立パイプ24
とハンドルバー11を支持するハンドルステム16との
間を連結する上パイプ26には、3位置切り換え型の切
り換えスイッチ27が取り付けられている。この切り換
えスイッチ27のケース内には、バッテリー28(図2
参照)が内蔵されている。切り換えスイッチ27は、バ
ッテリー28によって前照灯22を点灯する切り換え位
置と、バッテリー28によって、各車幅ライト13およ
び14とテールライト15とをそれぞれ点灯する切り換
え位置と、バッテリー28によって前照灯22、各車幅
ライト13および14、テールライト15を点灯しない
中立位置との3位置に切り換えられるようになってい
る。
【0014】図2は、自転車に取り付けられた本発明の
発光システムの電気回路図である。前側フォーク17の
一方の脚部17aに取り付けられた発電機21の給電側
ラインには、ボディアースされた前照灯22が接続され
るとともに、3つの切り換え側端子27a、27b、お
よび27cを有する切り換えスイッチ27の一つの切り
換え側端子27aに接続されている。切り換えスイッチ
27の共通端子27dは、切り換えスイッチ27のケー
ス内に収容されたバッテリー28の正極に接続されてい
る。このバッテリー28の負極はボディーアースされて
いる。
【0015】切り換えスイッチ28の他の一つの切り換
え側端子28bは、空端子になっており、残りの一つの
切り換え側端子28cは、各車幅ライト13および14
に接続されている。各車幅ライト13および14は、一
対の発光ダイオード13aおよび14aをそれぞれ直列
に接続して構成されており、各発光ダイオード13aお
よび14aの直列回路同士が並列に接続されている。
【0016】車幅ライト13を構成する発光ダイオード
13aの直列回路と車幅ライト14を構成する発光ダイ
オード14aの並列回路は、一括されて、テールライト
15に接続されている。このテールライト15は、例え
ば10個の発光ダイオード15aが直列に接続されてい
る。そして、発光ダイオード15aの直列回路は、ボデ
ィアースされている。
【0017】このような構成の自転車は、昼間の走行で
は、通常、切り換えスイッチ27は中立状態とされて、
共通端子27dが切り換え側の空端子27bに接続され
た状態とされるとともに、発電機21も、前輪18に接
触しない非発電状態とされている。従って、前照灯2
2、各車幅灯13および14、テールライト15は、全
て消灯された状態になっている。
【0018】これに対して、自転車を夜間に走行させる
際には、例えば、切り換えスイッチ27が中立状態とさ
れた状態で、発電機21が前輪18に接触した発電状態
とされる。このような状態で自転車を走行させると、回
転する前輪18によって発電機21が駆動され、発電機
21によって発電された電力により、前照灯22が点灯
される。
【0019】しかしながら、このようにして、発電機2
1を駆動しつつ走行すると、前輪18には発電機21を
駆動するための負荷が加わるために、ペダルを漕ぐ運転
者の足に大きな負担が加わる。その結果、自転車を走行
させるために多くの労力が必要になる。このために、ペ
ダルを漕ぐ運転者の足の負担を軽減するべく、発電機2
1が前輪18に接触しない非発電状態にするとともに、
切り換えスイッチ27を切り換え操作して、共通端子2
7dと、切り換え側端子27aとを接続状態とする。こ
れにより、バッテリー28の電力が前照灯22に供給さ
れて、前照灯22は、バッテリー28の電力によって点
灯された状態になる。このような状態では、発電機21
が非発電状態になっていることにより、発電機21を駆
動するために前輪18に加わる負荷が軽減され、運転者
は、走行のためにペダルを漕ぐ足の負担が軽減される。
【0020】特に、夜間に自転車を押して歩くような場
合には、発電機21を前輪18に接触させた発電状態と
しても、前輪18は高速で回転しないために十分な発電
量が得られず、前照灯22は十分な光を照射することが
できないおそれがある。このために、前方から接近する
自動車の運転者は、自転車を確認されことができない
が、このような場合には、切り換えスイッチ27を切り
換え操作して、共通端子27dと切り換え側端子27a
とを接続状態とすることにより、バッテリー28の電力
によって前照灯22が点灯される。これにより、前方か
ら接近する自動車の運転者は、自転車を確実に確認する
ことができる。
【0021】また、夜間走行に際して、車両の通行量が
多い自動車道を走行するような場合には、発電機21を
前輪18に接触した発電状態にするとともに、切り換え
スイッチ27の共通端子27dが切り換え側端子27c
に接触されるように、切り換えスイッチ27を切り換え
る。これにより、前照灯22は、走行状態の前輪18に
よって駆動される発電機21により点灯される。また、
バッテリー28の電力が、各車幅ライト13および14
を構成する各発光ダイオード13aおよび14aに供給
されるとともに、テールライト15を構成する各発光ダ
イオード15aにもそれぞれ供給されて、それらの発光
ダイオード13a、14a、および15aがそれぞれ点
灯される。
【0022】従って、後方から来る自動車や自転車の運
転者は、テールライト15、および各車幅ライト13お
よび14が点灯した自転車が前方を走行していることを
確実に確認することができる。その結果、後方から接近
する自動車や自動車の運転者は、前方を走行する自転車
を追い越す際に徐行したり、前方を走行する自転車接触
しないように間隔をあけたりすることができ、走行する
自転車の安全が確保される。前方から自動車や自転車が
接近する場合にも、その自動車や自転車の運転者は、点
灯した車幅ライト13および14によって、自転車の存
在を確認することができるとともに、自転車の車幅も確
認することができ、衝突を回避するための適切な処置を
取ることができる。
【0023】なお、上記実施形態では、切り換えスイッ
チ27を切り換えた際に、バッテリー28によって、各
車幅ライト13および14、テールライト15の各発光
ダイオード13a、14a、15aを、それぞれ連続的
に点灯する構成であったが、各発光ダイオード13a、
14a、15aを点滅させるように構成してもよい。
【0024】また、前照灯22と、各車幅ライト13お
よび14と、テールライト15とを全て同時に点灯し得
るようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の自転車の発光標識システムは、
このように、切り換えスイッチの操作によって、前照灯
を発電機による電力に替えて、バッテリーの電力によっ
て点灯することができ、ペダルを漕ぐ足の負担が著しく
軽減され、無灯火で自転車を走行することを抑制でき
る。また、切り換えスイッチの操作によって、車幅ライ
トおよびテールライトが点灯するために、後方から接近
する自動車や自転車の運転者によって、走行する自転車
の存在が確実に確認され、衝突等の事故が未然に回避さ
れる。前方から接近する自動車等の運転者も、自転車の
車幅ライトが点灯しているために、自転車の存在が確実
に確認されるとともに、自転車の車幅が確認できるため
に、自転車との接触を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光標識システムが設けられた自転車
の斜視図である。
【図2】その発光標識システムの電気回路図である。
【符号の説明】
11 ハンドルバー 13 車幅ライト 13a 発光ダイオード 14 車幅ライト 14a 発光ダイオード 15 テールライト 15a 発光ダイオード 17 前側フォーク 18 前輪 21 発電機 22 前照灯 27 切り換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の走行によって駆動される発電機
    によって点灯される前照灯と、 自転車の後部フェンダーに設けられており、発光ダイオ
    ードによって点灯されるテールライトと、 自転車のハンドルバーの両端部にそれぞれ設けられてお
    り、発光ダイオードによってそれぞれ点灯される一対の
    車幅ライトと、 自転車の適所に取り付けられたバッテリーと、 前記前照灯と前記テールライトおよび車幅ライトとのい
    ずれかに、そのバッテリーの電力を選択的に供給するよ
    うに切り換えられる切り換えスイッチと、 を具備することを特徴とする自転車の発光標識システ
    ム。
JP7173213A 1995-07-10 1995-07-10 自転車の発光標識システム Pending JPH0920274A (ja)

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