JPH0920250A - 移動装置 - Google Patents

移動装置

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Publication number
JPH0920250A
JPH0920250A JP7195847A JP19584795A JPH0920250A JP H0920250 A JPH0920250 A JP H0920250A JP 7195847 A JP7195847 A JP 7195847A JP 19584795 A JP19584795 A JP 19584795A JP H0920250 A JPH0920250 A JP H0920250A
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JP
Japan
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steering angle
angle
steering
transmission member
rotation angle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7195847A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Yasuda
智之 保多
Norio Yamamura
則夫 山村
Kenzo Sato
賢蔵 佐藤
Takaharu Koshima
隆治 越馬
Ryoji Yamashiro
亮治 山城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH0920250A publication Critical patent/JPH0920250A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行時の良好な直進性及び追従性を確保しつ
つ、最小旋回半径を小さくしかつ旋回性の向上を図った
移動装置を提供する。 【構成】 操作者2の動きを装置本体へ伝達する伝達部
材3と、伝達部材の左右への操舵角を検出する左右方向
ポテンショメータ12と、操舵輪を回転させるモータド
ライバー9と、ポテンショメータ12により検出された
操舵角に応じてモータドライバーを制御するCPU14
とを備えた移動装置1において、CPU14は、操舵角
が所定値以下のときには操舵輪が操舵角と同じ角度だけ
回転し、かつ操舵角が所定値より大きいときには操舵輪
が操舵角より大きい角度で回転するように、モータドラ
イバー9を制御する。走行時に移動装置1が蛇行しにく
く、直進性がよいと共に、走行時に移動装置が伝達部材
を介して伝達される操作者の動きになめらかに追従し、
走行時の追従性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は操作者に追従して移動
する移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような移動装置として、特開
平7ー52687号公報に開示されたものがある。この
従来の移動装置は、伝達部材を介して伝達される操作者
の動きに追従して移動装置が移動するもので、伝達部材
を左右に操作すると、その回転角度に比例して操舵輪の
角度が変化し、操舵が行われるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、伝
達部材の左右への回転角度に比例して操舵輪の回転角度
が変化するので、下記の問題が発生するおそれがある。
【0004】(1)伝達部材の回転可能な角度の最大値
(伝達部材の最大回転角度)と操舵輪の回転可能な角度
の最大値(操舵輪の最大回転角度)とが等しい場合に
は、伝達部材の回転角度(以下、操舵角という)と操舵
輪の回転角度とを等しくすれば、操舵輪をその最大回転
角度まで回転させることができて最小旋回半径を最小限
まで小さくすることができると共に、走行時の直進性及
び追従性がよい。しかし、この場合には、移動装置を大
きな角度で旋回させるときに、伝達部材をその角度と同
じ大きな角度で回転させなければならないので、操作性
が良くない。
【0005】(2)機構上の理由から、伝達部材の最大
回転角度が操舵輪の最大回転角度より小さくなってしま
う場合に、最小旋回半径を最小限まで小さくすることが
できるように、伝達部材と操舵輪とをある一定の比例係
数により直線的に関係づけると、伝達部材の僅かな角度
変化に対して操舵輪が必要以上に大きく回転してしま
う。その一例として、伝達部材の最大回転角度が±40
度で、操舵輪の最大回転角度が±80度である場合を考
えると、伝達部材を1度回転させたときに操舵輪は2度
回転することになる。そのため、走行時に移動装置が蛇
行しやすくなり、走行時の直進性及び追従性が悪くなる
おそれがある。
【0006】(3)また、伝達部材の最大回転角度が操
舵輪の最大回転角度より小さい場合に、走行時の追従性
をよくするために操舵角と操舵輪の回転角度とを等しく
すると、操舵輪をその最大回転角度まで回転させること
ができない。上記一例の場合を考えると、操舵輪を±4
0度までしか回転させることができない。そのため、最
小旋回半径が大きくなってしまい、旋回性が悪くなるお
それがある。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は走行時の良好な直進性及び追従性
を確保しつつ、最小旋回半径を小さくしかつ旋回性の向
上を図った移動装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の移動装置は、移動体の動きを装
置本体へ伝達する伝達部材と、前記伝達部材の左右方向
への操舵角を検出する角度検出手段と、操舵輪を回転さ
せる駆動手段と、前記検出手段により検出された前記操
舵角に応じて前記駆動手段を制御する制御手段とを備え
た移動装置において、前記制御手段は、前記操舵角が所
定値以下のときには前記操舵輪が前記操舵角と同じ角度
だけ回転し、かつ前記操舵角が所定値より大きいときに
は前記操舵輪が前記操舵角より大きい角度で回転するよ
うに、前記駆動手段を制御する。
【0009】請求項2記載の発明の移動装置は、前記制
御手段は、前記検出手段により検出された前記操舵角を
所定値と比較し、前記操舵角が所定値以下のときには第
1の出力値を、前記操舵角が所定値より大きいときには
第2の出力値をそれぞれ出力する操舵角判定部と、前記
第1の出力値が入力されたときには前記操舵角と同じ角
度の操舵角制御信号を、前記第2の出力値が入力された
ときには前記操舵角より大きい角度の操舵角制御信号を
前記駆動手段へそれぞれ出力する操舵角演算部とを有す
る。
【0010】請求項3記載の発明の移動装置は、前記伝
達部材の操舵角の変化量に対する前記操舵輪の回転角度
の変化量の割合は、前記操舵角が所定値から最大値まで
変化する範囲で一定である。
【0011】
【作用】請求項1記載の移動装置では、伝達部材の操舵
角が所定値以下のときには、操舵輪が操舵角と同じ角度
だけ回転するので、走行時に移動装置が蛇行しにくく、
直進性がよいと共に、走行時に移動装置が操作者の動き
になめらかに追従し、走行時の追従性がよい。
【0012】伝達部材の操舵角が所定値より大きいとき
には、操舵輪が操舵角より大きい角度で回転するので、
伝達部材の回転可能な角度の最大値が操舵輪の回転可能
な角度の最大値より小さい場合でも、操舵輪がその最大
回転角度まで回転するように、操舵角の変化量に対する
操舵輪の回転角度の変化量の割合を設定することができ
る。
【0013】また、伝達部材の操舵角が所定値より大き
いときには、操舵輪が操舵角より大きい角度で回転する
ので、旋回性がよい。そのため、移動装置を大きい角度
で回転させる際の操作が楽になると共に、狭い場所での
方向転換や収納操作が楽になる。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置
の概略構成を示しており、図2は操作者が移動装置を操
作している様子を示している。
【0016】図2に示すように、移動装置1は、操作者
2の動きを伝達部材3を介して検出し、この検出結果に
基づき駆動手段4が駆動されることにより、操作者2に
追従して移動するものである。この移動装置1は、例え
ば鉄道駅構内や空港、港湾、工場、工事現場、遊園地、
ゴルフ場等で用いる自走式の物品搬送車として使用可能
である。
【0017】移動装置1は、図1に示すように、移動装
置本体(図2参照)1aと、駆動手段4と、操作者2の
動きを伝達部材3を介して検出する検出手段5と、検出
手段5の検出結果に基づき駆動手段4を制御する制御手
段6とを備えている。
【0018】駆動手段4は、走行機構7、操舵機構8、
モータドライバー9、及びサーボドライバー10を有す
る。
【0019】検出手段5は、操作者2と移動装置本体
(以下、単に本体という)1aとの間の距離の変化を検
出する前後方向ポテンショメータ11、及び伝達部材3
の左右方向の回転角度(操舵角)を検出する左右方向ポ
テンショメータ12を有する。各ポテンショメータ1
1、12からは、検出値に応じた電圧値の電圧信号が出
力される。
【0020】制御手段6は、A/D変換器13、CPU
(中央演算処理部)14、D/A変換器15、及びデジ
タル出力器16を有する。ポテンショメータ11、12
からそれぞれ出力される電圧信号は、A/D変換器11
でデジタル値に変換された後CPU13に送られる。C
PU14は速度及び操舵角を演算し、演算された速度値
はD/A変換器15を経由してモータドライバー9へ、
演算された操舵角値はデジタル出力器16を経由してサ
ーボドライバー10へそれぞれ制御信号として出力され
る。
【0021】走行機構7は、図3に示すように、操舵輪
である1つの前輪21、2つの後輪22の合計3個の車
輪と、操舵輪21を駆動するモータ23とを有する。操
舵輪21は、操舵機構8の回転支持機構24を介して本
体1aに回転可能に支持されていると共に、回転支持機
構24と一体の車輪支持部材25に回転可能に支持され
ている。モータ23は、前記速度値の制御信号により制
御されるモータドライバー9によって駆動され、その回
転が不図示の減速機を介して操舵輪21に伝達される。
一方、2つの後輪22は、本体1aに固定された2つの
車輪支持部材26にそれぞれ回転可能に支持されてい
る。
【0022】操舵機構8は、前記回転支持機構24と、
モータ(図示略)と、このモータの回転を回転支持機構
24に伝達する不図示の減速機とを有する。そのモータ
は、前記操舵角値の制御信号により制御されるサーボド
ライバー10によって駆動され、その回転が不図示の減
速機を介して回転支持機構24に伝達される。これによ
って、操舵輪21が伝達部材3の回転角度θに応じた回
転角度αだけ回転支持機構24によって回転される。
【0023】伝達部材3を本体1aに左右方向に回転可
能に支持する回転支持機構を図4〜図6に基づいて説明
する。なお、伝達部材3には、その前後方向の移動量を
検出し、その移動量を前後方向ポテンショメータ11の
回転角に変換する機構(図示略)も設けられているが、
その機構についての説明はここでは省略する。
【0024】図4に示すように、伝達部材3は、回転支
持機構30の回転軸31及びベアリング32によりベー
ス33に支持されている。ベース33は前記本体1aに
固定されており、伝達部材3は回転軸31を回転中心と
して同図に示す矢印方向に回転可能になっている。回転
軸31の一端部には左右方向ポテンショメータ12の回
転軸が連結されている。ポテンショメータ12は本体1
aに固定されており、伝達部材3を回転するとポテンシ
ョメータ12の回転軸が回転し、その回転角度に応じた
電圧値の電圧信号が出力されるようになっている。伝達
部材3の回転角度(操舵角)θは下記の式1で求められ
る。
【0025】
【数1】 伝達部材3の端部にはスリットが形成されており、この
スリットの内部にコイルバネ35がある。コイルバネ3
5の両端部はバネ支持部材36、37に引っかけられて
いる(伝達部材3の端部の断面図である図5、図6参
照)。一方のバネ支持部材36は、伝達部材3の端部に
設けられた切り欠き38にはまりこんでおり、他方のバ
ネ支持部材37は切り欠き39にはまりこんでいる。伝
達部材3が中立位置、すなわち回転角度θが0の位置に
ある状態では、コイルバネ35がある初張力を持った状
態でバネ支持部材36、37をもって伝達部材3の端部
を挟んでいることになる。
【0026】ここで、図6に示すように、伝達部材3を
同図で示す矢印の方向に回転軸31を中心にして回転さ
せた場合を考える。このとき、バネ支持部材37は切り
欠き39に引っかかっているため、伝達部材3とともに
図中上方に移動する。一方のバネ支持部材36はベース
33に固定されたストッパ40のために、伝達部材3の
切り欠き38から外れる。その結果、図6に示すよう
に、コイルバネ35は図5に示す中立位置の状態から延
ばされ、伝達部材3には元の中立位置へ戻ろうとする力
がかかることになる。伝達部材3を図6に示す矢印方向
とは反対方向へ回転させたときも、同様の結果となる。
この場合には、バネ支持部材37が伝達部材3の切り欠
き39から外れる。
【0027】図3において、伝達部材3の回転角度(操
舵角)θと、操舵輪21の回転角度αとの関係を考え
る。通常、図2に示すようにして操作者2が移動装置1
をある速度で路面上を走行させる場合、急激な旋回操作
をしない限り、操舵輪21の回転角度αは大きくても±
30度(直進走行時を0度とする)の範囲内にある。こ
のとき、回転角度θと回転角度αとを等しくするのが、
走行時の直進性や追従性、及び走行中における旋回時の
安全性を考えると最も望ましい。
【0028】図3に示す操舵輪21は、旋回半径を最小
にするために、操舵輪21の回転角度αの最大値(操舵
輪21の回転可能な角度の最大値で、以下、最大回転角
度という)αmaxが±90度となっている。操舵輪2
1の回転角度αが±90度のとき、移動装置1は2つの
後輪22の中間点を回転中心として旋回可能となる。
【0029】この一実施例では、制御手段6のCPU1
4は、伝達部材3の回転角度(操舵角)θの変化に対す
る操舵輪21の回転角度αの変化を、図7に示すように
2段階に切り替えるように構成されている。
【0030】すなわち、CPU14は、回転角度θが所
定値β以下のときには、操舵輪21が回転角度θと同じ
角度だけ回転し、かつ回転角度θが所定値βより大きい
ときには、回転角度θの変化に対する回転角度αの変化
の比が1より大きくなるように(操舵輪21が回転角度
θより大きい角度で回転するように)、前記操舵角値
(操舵輪21の回転角度α)の演算処理を行ってその演
算値を出力するように構成されている。なお、この一実
施例では、CPU14は、回転角度θの変化量に対する
回転角度αの変化量の比を、回転角度θが所定値βから
最大値θmaxまで変化する範囲で一定にしている。
【0031】具体的には、図8に示すようにCPU14
は、操舵角判定部81と操舵角演算部82とを有する。
操舵角判定部81は、左右方向ポテンショメータ12か
ら出力される電圧信号がA/D変換器13でデジタル値
に変換された電圧値(伝達部材3の回転角度θに応じた
電圧値)を所定値βと比較し、回転角度θが所定値β以
下のときには第1の出力値を、回転角度θが所定値βよ
り大きいときには第2の出力値をそれぞれ出力するよう
に構成されている。
【0032】操舵角演算部82は、前記第1の出力値が
入力されたときには、下記の式2の演算を行うことによ
り回転角度θと同じ角度の操舵角値(回転角度α)を、
前記第2の出力値が入力されたときには、下記の式3の
演算を行うことにより回転角度θより大きい角度の操舵
角値αをそれぞれデジタル出力器16を経由してサーボ
ドライバー10へ出力するように構成されている。
【0033】
【数2】
【0034】
【数3】 所定値βは、ほぼ20度から40度の範囲内の値で、回
転角度θの最大値(伝達部材3の回転可能な角度の最大
値で、以下、最大回転角度という)θmaxや操舵輪2
1の最大回転角度αmaxを参考にして選ぶようにする
のがよい。すなわち、通常の走行の範囲では、伝達部材
3が回転する範囲は小さくて20度であり、大きくても
40度であるため、回転角度θが所定値β以下のときに
は、回転角度θの変化に対する回転角度αの変化の比は
1になっていたほうが、追従性を向上させる点から望ま
しいからである。また、回転角度θが40度以上の範囲
は通常の走行ではほとんど必要なく、この範囲ではむし
ろ低速度で移動装置1を小回りに旋回させることが重要
である。そのため、回転角度θが40度以上の範囲で
は、追従性よりも旋回性を重視して、操舵輪21を回転
角度θの変化に対する回転角度αの変化の比が1より大
きくなるように回転させる。
【0035】このように、上記一実施例では、伝達部材
3の回転角度(操舵角)θが所定値β以下のときには、
操舵輪21が回転角度θと同じ角度だけ回転するので、
走行時(特に直進走行時)に移動装置1が蛇行しにく
く、直進性がよい。また、走行時に移動装置1が伝達部
材3を介して伝達される操作者2の動きになめらかに追
従し、走行時の追従性がよいと共に走行時の安全性が確
保される。すなわち、走行中に方向を変えるとき、移動
装置1の向きが伝達部材3の回転角度θより大きく変わ
って人間や物にぶつかったりせず、安全であり、かつ操
作者2が操舵しやすい。
【0036】また、回転角度θが所定値βより大きいと
きには、操舵輪21が、回転角度θの変化に対する操舵
輪21の回転角度αの変化の比が1より大きくなるよう
に回転するので、機構上の理由から伝達部材3の最大回
転角度θmaxが操舵輪21の最大回転角度αmaxよ
り小さくなってしまう場合でも、操舵輪21がその最大
回転角度αmaxまで回転するように、回転角度θの変
化量に対する操舵輪21の回転角度αの変化量の比を設
定することができる。これによって、最小旋回半径を最
小限まで小さくすることができる。
【0037】また、回転角度θが所定値βより大きいと
きには、操舵輪21が、回転角度θの変化に対する回転
角度αの変化の比が1より大きくなるように回転するの
で、低速度で移動装置1を小回りに旋回させることがで
き、旋回性がよい。これによって、移動装置1を大きい
角度で回転させる際の操作が楽になると共に、狭い場所
での方向転換や収納操作が楽になる。
【0038】なお、上記一実施例では、走行機構7を、
操舵輪でありかつ駆動輪でもある1つの前輪21と、遊
輪である2つの後輪22とで構成したが、この発明はこ
れに限られない。例えば、図9に示すように、走行機構
7を、遊輪である2つの前輪22aと、操舵輪でありか
つ駆動輪でもある1つの後輪21aとで構成してもよ
い。ただし、この場合には、伝達部材3の回転方向と操
舵輪21aの回転方向都を逆にする必要がある。また、
操舵輪を2つにした場合にもこの発明は適用可能であ
る。要するに、この発明は操舵輪の数や位置に限定され
るものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の移動装置によれば、走行時の良好な直進性及び追従
性を確保しつつ、最小旋回半径を小さくしかつ旋回性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は操作者が移動装置を操作している様子を
示す斜視図である。
【図3】図3は移動装置を斜め下方から見た斜視図であ
る。
【図4】図4は伝達部材の回転支持機構を示す斜視図で
ある。
【図5】図5は図4に示す伝達部材の端部の断面図であ
る。
【図6】図6は図5と同様の断面図で、伝達部材を回転
させた状態を示す図である。
【図7】図7は一実施例における伝達部材の回転角度と
操舵輪の回転角度との関係を示すグラフである。
【図8】図8は図1に示す構成の主要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】図9は一実施例の変形例を示す図で、図3と同
様の斜視図である。
【符号の説明】
1 移動装置 2 操作者 3 伝達部材 9 モータドライバー(駆動手段) 12 左右方向ポテンショメータ(角度検出手段) 14 CPU(制御手段) 21 操舵輪 81 操舵角判定部 82 操舵角演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越馬 隆治 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 山城 亮治 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の動きを装置本体へ伝達する伝達
    部材と、前記伝達部材の左右方向への操舵角を検出する
    角度検出手段と、操舵輪を回転させる駆動手段と、前記
    検出手段により検出された前記操舵角に応じて前記駆動
    手段を制御する制御手段とを備えた移動装置において、 前記制御手段は、前記操舵角が所定値以下のときには前
    記操舵輪が前記操舵角と同じ角度だけ回転し、かつ前記
    操舵角が所定値より大きいときには前記操舵輪が前記操
    舵角より大きい角度で回転するように、前記駆動手段を
    制御することを特徴とする移動装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段により検
    出された前記操舵角を所定値と比較し、前記操舵角が所
    定値以下のときには第1の出力値を、前記操舵角が所定
    値より大きいときには第2の出力値をそれぞれ出力する
    操舵角判定部と、前記第1の出力値が入力されたときに
    は前記操舵角と同じ角度の操舵角制御信号を、前記第2
    の出力値が入力されたときには前記操舵角より大きい角
    度の操舵角制御信号を前記駆動手段へそれぞれ出力する
    操舵角演算部とを有することを特徴とする請求項1記載
    の移動装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達部材の操舵角の変化量に対する
    前記操舵輪の回転角度の変化量の割合は、前記操舵角が
    所定値から最大値まで変化する範囲で一定であることを
    特徴とする請求項1又は記載の移動装置。
JP7195847A 1995-07-07 1995-07-07 移動装置 Withdrawn JPH0920250A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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