JPH09202456A - 船艙内ばら物貨物の荷揚げ装置 - Google Patents
船艙内ばら物貨物の荷揚げ装置Info
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- JPH09202456A JPH09202456A JP1310396A JP1310396A JPH09202456A JP H09202456 A JPH09202456 A JP H09202456A JP 1310396 A JP1310396 A JP 1310396A JP 1310396 A JP1310396 A JP 1310396A JP H09202456 A JPH09202456 A JP H09202456A
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- grab bucket
- ship
- unloading device
- unloading
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運搬船に積載された木材チップなどのばら物
貨物を、任意の船艙より効率良く荷揚げすることが可能
な荷揚げ装置を提案する。 【解決手段】 甲板上を船体の長手方向に移動可能な走
行台車上に、舷側方向に移動可能な横行台車を設け、前
記横行台車からグラブバケットを吊り下げ、このバケッ
トにより荷揚げ作業を行う構成とし、また荷揚げ作業を
プログラムコントロールによる全自動運転により連続的
に行う。さらに船艙内壁に付着した貨物の棚落とし、お
よび船底に残留した貨物の底さらえを行うため、グラブ
バケットに各作業用の金具を着脱可能に設ける。
貨物を、任意の船艙より効率良く荷揚げすることが可能
な荷揚げ装置を提案する。 【解決手段】 甲板上を船体の長手方向に移動可能な走
行台車上に、舷側方向に移動可能な横行台車を設け、前
記横行台車からグラブバケットを吊り下げ、このバケッ
トにより荷揚げ作業を行う構成とし、また荷揚げ作業を
プログラムコントロールによる全自動運転により連続的
に行う。さらに船艙内壁に付着した貨物の棚落とし、お
よび船底に残留した貨物の底さらえを行うため、グラブ
バケットに各作業用の金具を着脱可能に設ける。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船艙内に積み込まれ
た、木材チップ等のばら物貨物の荷揚げ作業を行うため
の装置に関するものである。
た、木材チップ等のばら物貨物の荷揚げ作業を行うため
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材チップ等のいわゆるばら物貨物は、
石炭、鉱石などの一般粉粒物とは異なり、航海中の動揺
によって凝縮されて固まり、また流動性がないため、比
較的切り崩しにくい性質を有している。
石炭、鉱石などの一般粉粒物とは異なり、航海中の動揺
によって凝縮されて固まり、また流動性がないため、比
較的切り崩しにくい性質を有している。
【0003】このため、従来のばら物貨物の荷揚げにお
いては、荷揚げ作業前に船艙にブルドーザーおよび作業
員を入れ、このブルドーザーおよび作業員により船艙内
のチップの掻き寄せ、馴らし、および船艙の内壁や補強
材に付着、残留した貨物の棚落とし、ならびに船艙底部
に残留した貨物の底さらえ作業を行い、これと並行して
貨物の搬出を行っている。
いては、荷揚げ作業前に船艙にブルドーザーおよび作業
員を入れ、このブルドーザーおよび作業員により船艙内
のチップの掻き寄せ、馴らし、および船艙の内壁や補強
材に付着、残留した貨物の棚落とし、ならびに船艙底部
に残留した貨物の底さらえ作業を行い、これと並行して
貨物の搬出を行っている。
【0004】従来、ばら物貨物の荷揚げ作業は、グラブ
バケット式、バキューム式などにより行われている。こ
の内グラブバケット式では、例えばジブクレーンのブー
ム先端からワイヤロープによりバケットを吊り下げてい
るが、上げ下ろしの動作の他、旋回および起伏動作があ
るため荷役効率が低く、自動化も難しい。また、グラブ
バケットの移送中に一部荷こぼれが発生し、これが粉塵
となって飛散して大気および海洋汚染の一因となる。さ
らにクレーン作業は熟練者を必要とする。
バケット式、バキューム式などにより行われている。こ
の内グラブバケット式では、例えばジブクレーンのブー
ム先端からワイヤロープによりバケットを吊り下げてい
るが、上げ下ろしの動作の他、旋回および起伏動作があ
るため荷役効率が低く、自動化も難しい。また、グラブ
バケットの移送中に一部荷こぼれが発生し、これが粉塵
となって飛散して大気および海洋汚染の一因となる。さ
らにクレーン作業は熟練者を必要とする。
【0005】一方バキューム式は、凝縮性があり、かつ
流動性の無い貨物に対しては、ブルドーザーまたは人力
による貨物の掘削作業を並行して行う必要があるため、
この場合も荷役効率が低く、荷揚げ装置として必ずしも
有効ではない。
流動性の無い貨物に対しては、ブルドーザーまたは人力
による貨物の掘削作業を並行して行う必要があるため、
この場合も荷役効率が低く、荷揚げ装置として必ずしも
有効ではない。
【0006】こうしたことから、最近、グラブバケット
式の荷揚げ装置において、船艙のハッチを跨ぎ、上甲板
上を船体の長手方向に移動可能な門型のフレーム、また
は門型のクレーンから、船艙の舷側方向の幅にほぼ等し
い幅を有するグラブバケットを吊り下げ、このグラブバ
ケットにより荷揚げした貨物を前記門型フレームまたは
門型クレーン直下のホッパーへ投入し、このホッパーか
らベルトコンベヤ等により船外へ搬出する装置が提案さ
れている(例えば、特開平5-331875および欧州特許出願
公開明細書第404273号参照)。
式の荷揚げ装置において、船艙のハッチを跨ぎ、上甲板
上を船体の長手方向に移動可能な門型のフレーム、また
は門型のクレーンから、船艙の舷側方向の幅にほぼ等し
い幅を有するグラブバケットを吊り下げ、このグラブバ
ケットにより荷揚げした貨物を前記門型フレームまたは
門型クレーン直下のホッパーへ投入し、このホッパーか
らベルトコンベヤ等により船外へ搬出する装置が提案さ
れている(例えば、特開平5-331875および欧州特許出願
公開明細書第404273号参照)。
【0007】こうした形式のグラブバケット式荷揚げ装
置の場合、前述の従来の装置と比較して作業の自動化が
可能であり、荷役効率が向上する。しかし、その反面、
グラブバケットの大きさには重量、機械的強度などの面
で限界がある。
置の場合、前述の従来の装置と比較して作業の自動化が
可能であり、荷役効率が向上する。しかし、その反面、
グラブバケットの大きさには重量、機械的強度などの面
で限界がある。
【0008】また、ばら積貨物船においては、貨物の荷
崩れを最小限にとどめ、かつバラストタンクを確保する
ために船体上方の甲板直下にトップサイドタンク(top s
idetank) を設けることがある。この場合、甲板上のハ
ッチの舷側方向の幅よりも船艙の幅が広くなるため、上
述の形式のグラブバケットでは対応が困難である。
崩れを最小限にとどめ、かつバラストタンクを確保する
ために船体上方の甲板直下にトップサイドタンク(top s
idetank) を設けることがある。この場合、甲板上のハ
ッチの舷側方向の幅よりも船艙の幅が広くなるため、上
述の形式のグラブバケットでは対応が困難である。
【0009】さらに、これまで述べたいずれの形式の荷
揚げ装置においても、船艙内壁および補強材に残留、付
着した貨物の棚落とし、および船艙底部に残留した貨物
のかき寄せ、底さらえ作業は人力およびブルドーザーに
頼らざるを得ないため、作業時の安全性が問題となる。
揚げ装置においても、船艙内壁および補強材に残留、付
着した貨物の棚落とし、および船艙底部に残留した貨物
のかき寄せ、底さらえ作業は人力およびブルドーザーに
頼らざるを得ないため、作業時の安全性が問題となる。
【0010】従って、これらの荷揚げ装置においては荷
役効率の向上には限界があり、そのため近年の港湾作業
者の人手不足および高齢化、また作業時の安全性への対
応などが問題となる。
役効率の向上には限界があり、そのため近年の港湾作業
者の人手不足および高齢化、また作業時の安全性への対
応などが問題となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消し、運搬船に積載された木材チップなどのばら
物貨物を、船艙より効率良く荷揚げすることが可能な荷
揚げ装置を提案するものである。
点を解消し、運搬船に積載された木材チップなどのばら
物貨物を、船艙より効率良く荷揚げすることが可能な荷
揚げ装置を提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による荷揚げ装置
においては、甲板上を船体の長手方向に移動可能な走行
台車と、走行台車上を舷側方向に移動可能な横行台車を
設け、前記横行台車からグラブバケットを昇降可能に吊
り下げ、このバケットにより荷揚げ作業を行う構成と
し、また荷揚げ作業をプログラムコントロールによる自
動運転により連続的に行う。
においては、甲板上を船体の長手方向に移動可能な走行
台車と、走行台車上を舷側方向に移動可能な横行台車を
設け、前記横行台車からグラブバケットを昇降可能に吊
り下げ、このバケットにより荷揚げ作業を行う構成と
し、また荷揚げ作業をプログラムコントロールによる自
動運転により連続的に行う。
【0013】また本発明による荷揚げ装置の好適な実施
形態においては、船艙内壁の補強材上に付着、残留した
ばら物貨物の棚落としのため、前記グラブバケット側部
に、前記グラブバケット側部から長手方向に外方へ延在
する支持部材と、一端が前記支持部材に支持され、他端
が外方に延在し、かつその先端を下方に折り曲げた板状
部材とを具える棚落とし金具を着脱可能に設ける。これ
により、従来人手に頼っていた棚落とし作業を、グラブ
バケットの操作により行うことが可能となる。
形態においては、船艙内壁の補強材上に付着、残留した
ばら物貨物の棚落としのため、前記グラブバケット側部
に、前記グラブバケット側部から長手方向に外方へ延在
する支持部材と、一端が前記支持部材に支持され、他端
が外方に延在し、かつその先端を下方に折り曲げた板状
部材とを具える棚落とし金具を着脱可能に設ける。これ
により、従来人手に頼っていた棚落とし作業を、グラブ
バケットの操作により行うことが可能となる。
【0014】さらに、本発明に係る荷揚げ装置の好適な
実施形態においては、底さらえ作業のために前記グラブ
バケット先端の爪の谷部に底さらえ用の板状金具をヒン
ジ結合し、通常の荷揚げ作業時にはグラブバケット内側
方向に折り畳み、底さらえ作業時にはグラブバケット先
端方向に展開するように設けている。これにより、従来
ブルドーザーおよび人力で行っていた底さらえ作業につ
いても、グラブバケットの操作により行うことが可能と
なる。
実施形態においては、底さらえ作業のために前記グラブ
バケット先端の爪の谷部に底さらえ用の板状金具をヒン
ジ結合し、通常の荷揚げ作業時にはグラブバケット内側
方向に折り畳み、底さらえ作業時にはグラブバケット先
端方向に展開するように設けている。これにより、従来
ブルドーザーおよび人力で行っていた底さらえ作業につ
いても、グラブバケットの操作により行うことが可能と
なる。
【0015】また、本発明による荷揚げ装置の好適な実
施形態においては、グラブバケットに外部から供給され
た水を噴射するノズルを設け、このノズルから噴射され
た水流により棚落とし作業を行うことをも可能とする。
具体的には、前記走行台車にポンプおよび外部から水を
供給するための配管を、前記横行台車にホースリール
を、また前記グラブバケット両側面にノズルをそれぞれ
設け、かつ前記ノズルと前記ポンプとをホースにより接
続し、前記ホースを前記横行台車に設けたホースリール
により前記グラブバケットの上下移動に伴い巻き取りお
よび繰り出し可能とし、外部から供給した水を前記ポン
プおよび前記ホースを通して前記グラブバケットに設け
たノズルより噴射することにより、船艙内壁および補強
材上に付着、残留したばら物貨物の棚落としおよび船艙
内の洗浄を行う。
施形態においては、グラブバケットに外部から供給され
た水を噴射するノズルを設け、このノズルから噴射され
た水流により棚落とし作業を行うことをも可能とする。
具体的には、前記走行台車にポンプおよび外部から水を
供給するための配管を、前記横行台車にホースリール
を、また前記グラブバケット両側面にノズルをそれぞれ
設け、かつ前記ノズルと前記ポンプとをホースにより接
続し、前記ホースを前記横行台車に設けたホースリール
により前記グラブバケットの上下移動に伴い巻き取りお
よび繰り出し可能とし、外部から供給した水を前記ポン
プおよび前記ホースを通して前記グラブバケットに設け
たノズルより噴射することにより、船艙内壁および補強
材上に付着、残留したばら物貨物の棚落としおよび船艙
内の洗浄を行う。
【0016】以上により、本発明による荷揚げ装置にお
いては、荷役効率の向上、荷役時間の短縮、人手不足の
解消および作業環境の改善を図ることが可能となる。
いては、荷役効率の向上、荷役時間の短縮、人手不足の
解消および作業環境の改善を図ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について詳述する。
の形態について詳述する。
【0018】図1〜図3において、運搬船1には、木材
チップ等のばら物貨物の船艙2が複数設けられている。
図2では、上甲板3上に2台の荷揚げ装置4を設置して
いる。各荷揚げ装置は、走行台車5、横行台車6、グラ
ブバケット7、ホッパ8、フィーダーコンベヤ9を具え
ている。また甲板3上には、第一のベルトコンベヤ10、
第二のベルトコンベヤ11および貨物を船外へ排出するた
めのシャトルコンベヤ12を設置している。
チップ等のばら物貨物の船艙2が複数設けられている。
図2では、上甲板3上に2台の荷揚げ装置4を設置して
いる。各荷揚げ装置は、走行台車5、横行台車6、グラ
ブバケット7、ホッパ8、フィーダーコンベヤ9を具え
ている。また甲板3上には、第一のベルトコンベヤ10、
第二のベルトコンベヤ11および貨物を船外へ排出するた
めのシャトルコンベヤ12を設置している。
【0019】走行台車5は、船艙2のハッチ13を跨ぎ、
上甲板上に設置したレール14上を図示しない駆動手段に
より船体の長手方向に移動可能である。また走行台車5
上に設置した横行台車6は、走行台車の主桁上に設けた
レール15上を図示しない駆動手段により舷側方向に移動
可能である。
上甲板上に設置したレール14上を図示しない駆動手段に
より船体の長手方向に移動可能である。また走行台車5
上に設置した横行台車6は、走行台車の主桁上に設けた
レール15上を図示しない駆動手段により舷側方向に移動
可能である。
【0020】走行台車5にはまた、グラブバケット7か
らばら物貨物を受け取るホッパ8を設置している。この
ホッパ8は、走行台車5の脚部上に架設したレール16上
を図示しない駆動手段により船体の長手方向に移動可能
であり、またホッパ8直下にはフィーダコンベヤ9を具
えている。ホッパ8の移動はグラブバケット7の動作と
連動しており、グラブバケット7が上下動する際にはバ
ケットが通過できる位置まで移動し、またグラブバケッ
ト7が上限位置に達し、貨物を開放する際には、バケッ
トの真下に位置するように移動する。
らばら物貨物を受け取るホッパ8を設置している。この
ホッパ8は、走行台車5の脚部上に架設したレール16上
を図示しない駆動手段により船体の長手方向に移動可能
であり、またホッパ8直下にはフィーダコンベヤ9を具
えている。ホッパ8の移動はグラブバケット7の動作と
連動しており、グラブバケット7が上下動する際にはバ
ケットが通過できる位置まで移動し、またグラブバケッ
ト7が上限位置に達し、貨物を開放する際には、バケッ
トの真下に位置するように移動する。
【0021】横行台車6の上部張出部17からは、ワイヤ
ロープ18により木材チップ、穀物などのばら物貨物を掴
むグラブバケット7を吊り下げ、また横行台車6には、
このグラブバケット7を駆動する巻き上げウインチ19お
よびバケット開閉ウインチ20を設置している。
ロープ18により木材チップ、穀物などのばら物貨物を掴
むグラブバケット7を吊り下げ、また横行台車6には、
このグラブバケット7を駆動する巻き上げウインチ19お
よびバケット開閉ウインチ20を設置している。
【0022】グラブバケット7は、図1〜図3に示すよ
うに長手方向の大きさを横行台車6の長さよりも長く、
かつ船艙2のハッチ13の舷側方向の幅よりも短くし、荷
揚げ作業を走行台車5および横行台車6の移動と連動し
て行うこととしている。これにより、グラブバケット7
はその重量や強度などの制約を受けることがなく、また
船艙の幅に比してハッチの幅が狭い船舶に対しても対応
することができる。
うに長手方向の大きさを横行台車6の長さよりも長く、
かつ船艙2のハッチ13の舷側方向の幅よりも短くし、荷
揚げ作業を走行台車5および横行台車6の移動と連動し
て行うこととしている。これにより、グラブバケット7
はその重量や強度などの制約を受けることがなく、また
船艙の幅に比してハッチの幅が狭い船舶に対しても対応
することができる。
【0023】なお、グラブバケット7はシェル型グラブ
バケットで、後述する棚落とし用金具および底さらえ用
金具が装着可能なものであれば良い。
バケットで、後述する棚落とし用金具および底さらえ用
金具が装着可能なものであれば良い。
【0024】グラブバケット7からホッパ8に投入され
た貨物は、フィーダーコンベヤ9を経て甲板3上の第一
および第二のベルトコンベヤ10、11によって搬送され、
シャトルコンベヤ12より船外へ排出される。
た貨物は、フィーダーコンベヤ9を経て甲板3上の第一
および第二のベルトコンベヤ10、11によって搬送され、
シャトルコンベヤ12より船外へ排出される。
【0025】図4は、本発明による荷揚げ装置での荷揚
げ作業の手順の一例を模式的に示すものである。まず、
走行台車5を船艙ハッチ13上の記号Aで示す位置に移動
し、また横行台車6を図の記号aの位置に移動する。次
にこの位置でグラブバケット7を船艙内へ降ろし、荷揚
げ作業を行う。
げ作業の手順の一例を模式的に示すものである。まず、
走行台車5を船艙ハッチ13上の記号Aで示す位置に移動
し、また横行台車6を図の記号aの位置に移動する。次
にこの位置でグラブバケット7を船艙内へ降ろし、荷揚
げ作業を行う。
【0026】次に、走行台車5を船首方向にBの位置ま
で移動させ、この位置で荷揚げを行う。以下C、D、
E、…の順に走行台車5を移動させ、各位置において荷
揚げを行う。
で移動させ、この位置で荷揚げを行う。以下C、D、
E、…の順に走行台車5を移動させ、各位置において荷
揚げを行う。
【0027】位置Gでの作業が終了すると、走行台車5
を船尾方向に戻し、H、I、J、…の順に各位置で荷揚
げを行う。
を船尾方向に戻し、H、I、J、…の順に各位置で荷揚
げを行う。
【0028】位置aでの荷揚げ作業、すなわち走行台車
5が船艙ハッチ上を一往復すると、横行台車6を舷側方
向に位置bに移動し、前記と同様の手順で走行台車5を
往復させて荷揚げを行う。
5が船艙ハッチ上を一往復すると、横行台車6を舷側方
向に位置bに移動し、前記と同様の手順で走行台車5を
往復させて荷揚げを行う。
【0029】さらに位置bでの作業が終了すると、今度
は横行台車6は位置cへ移動し、前記と同様の手順で荷
揚げを行う。その後、再度位置aへ横行台車を移動す
る。なお、以上の手順はコンピュータ制御により自動化
して行うものとする。
は横行台車6は位置cへ移動し、前記と同様の手順で荷
揚げを行う。その後、再度位置aへ横行台車を移動す
る。なお、以上の手順はコンピュータ制御により自動化
して行うものとする。
【0030】以上の手順を繰り返して、一つの船艙での
荷揚げを行う。荷揚げが終了すると、引き続き棚落とし
および底さらえ作業を行う。
荷揚げを行う。荷揚げが終了すると、引き続き棚落とし
および底さらえ作業を行う。
【0031】図5は、本発明による荷揚げ装置におけ
る、棚落とし作業用の金具21およびこの金具をグラブバ
ケット7の側部に取り付けた状態を示すものであり、図
5(a)は金具を上から見た図を、図5(b) は本金具をグ
ラブバケット7に取り付けた状態を側面から見た断面図
である。本金具は、箱型の支持部材22と、一端がこの支
持部材に挿入かつばねによって支持され、もう一方の端
部が外方へ延在し、かつその先端が下方に折れ曲がった
板状部材23とを具え、支持部材の一方の端部を、グラブ
バケット7の側部にボルト締めにより着脱可能に取り付
ける。
る、棚落とし作業用の金具21およびこの金具をグラブバ
ケット7の側部に取り付けた状態を示すものであり、図
5(a)は金具を上から見た図を、図5(b) は本金具をグ
ラブバケット7に取り付けた状態を側面から見た断面図
である。本金具は、箱型の支持部材22と、一端がこの支
持部材に挿入かつばねによって支持され、もう一方の端
部が外方へ延在し、かつその先端が下方に折れ曲がった
板状部材23とを具え、支持部材の一方の端部を、グラブ
バケット7の側部にボルト締めにより着脱可能に取り付
ける。
【0032】板状部材23は、支持部材22内部にばね24お
よび25を介して取り付けられている。これらのばねは、
板状部材22を支持すると共に、作業時に金具の損傷を防
ぐための緩衝部材として設けられているもので、板バ
ネ、コイルバネのいずれも使用可能である。また板状部
材23の先端部にも同様の目的でバッファー26を設けてい
る。このバッファーの材質としては、本例では硬質ゴム
を用いているが、この他弾性体であれば良い。本金具の
各断面を図6〜9に示す。
よび25を介して取り付けられている。これらのばねは、
板状部材22を支持すると共に、作業時に金具の損傷を防
ぐための緩衝部材として設けられているもので、板バ
ネ、コイルバネのいずれも使用可能である。また板状部
材23の先端部にも同様の目的でバッファー26を設けてい
る。このバッファーの材質としては、本例では硬質ゴム
を用いているが、この他弾性体であれば良い。本金具の
各断面を図6〜9に示す。
【0033】図10は、図5〜図9に示した棚落とし用金
具21を用いた棚落とし作業を示すものである。船体補強
材27上に堆積したばら物貨物28を、棚落とし用金具21を
取り付けたグラブバケット7を舷側方向および上下なら
びに船体の長手方向に移動させることにより、船底へ掻
き落とす。
具21を用いた棚落とし作業を示すものである。船体補強
材27上に堆積したばら物貨物28を、棚落とし用金具21を
取り付けたグラブバケット7を舷側方向および上下なら
びに船体の長手方向に移動させることにより、船底へ掻
き落とす。
【0034】このため貨物の棚落とし作業が、通常の荷
揚げ作業とほぼ同様の、走行台車、横行台車およびグラ
ブバケットの動作によって行うことが可能となる。
揚げ作業とほぼ同様の、走行台車、横行台車およびグラ
ブバケットの動作によって行うことが可能となる。
【0035】図11は、本発明による荷揚げ装置におけ
る、グラブバケット7のバケットシェル29先端に設ける
底さらえ作業用の板状金具30を示すものである。本金具
30は、バケットシェル29先端の爪の谷部にヒンジ31によ
り開閉可能かつ着脱可能に取り付ける。通常の荷揚げ作
業時には、図11(a) に示すように、金具30はバケット内
側方向に折り畳まれている。底さらえ作業時には、図11
(b) に示すように、金具29はバケット先端方向へ倒さ
れ、爪の谷部を覆うように位置する。
る、グラブバケット7のバケットシェル29先端に設ける
底さらえ作業用の板状金具30を示すものである。本金具
30は、バケットシェル29先端の爪の谷部にヒンジ31によ
り開閉可能かつ着脱可能に取り付ける。通常の荷揚げ作
業時には、図11(a) に示すように、金具30はバケット内
側方向に折り畳まれている。底さらえ作業時には、図11
(b) に示すように、金具29はバケット先端方向へ倒さ
れ、爪の谷部を覆うように位置する。
【0036】図12は、図11に示す底さらえ用金具30を取
り付けたグラブバケット7を閉じた場合の先端部の状態
を示すものである。通常の荷揚げ作業時にはグラブバケ
ット先端部は、図12(a) に示すように、先端部の爪が互
いに噛み合った状態になっている。一方底さらえ作業時
には、底さらえ金具30をバケット先端方向に倒すため、
バケット先端部の噛み合いは図12(b) のようになる。そ
の結果、バケット先端部がほぼ直線状となり、船艙底部
の貨物のかき寄せおよび積み出し、すなわち底さらえ作
業がバケットの開閉動作のみで連続的に行うことが可能
となる。
り付けたグラブバケット7を閉じた場合の先端部の状態
を示すものである。通常の荷揚げ作業時にはグラブバケ
ット先端部は、図12(a) に示すように、先端部の爪が互
いに噛み合った状態になっている。一方底さらえ作業時
には、底さらえ金具30をバケット先端方向に倒すため、
バケット先端部の噛み合いは図12(b) のようになる。そ
の結果、バケット先端部がほぼ直線状となり、船艙底部
の貨物のかき寄せおよび積み出し、すなわち底さらえ作
業がバケットの開閉動作のみで連続的に行うことが可能
となる。
【0037】図13は、底さらえ用金具30のグラブバケッ
ト7先端への着脱を行う場合を示す図である。底さらえ
用金具30の取り付けは以下のようにして行う。まず、甲
板3上に複数設けた底さらえ金具着脱用架台32に、底さ
らえ用金具30をそれぞれ設置する。次にグラブバケット
7のバケットシェル29を開き、金具着脱用架台32上に移
動させる。さらにバケットシェル29の先端部を架台32に
差し込み、バケットシェルの爪の谷部のヒンジ31と底さ
らえ用金具30の穴とを合わせ、取り付けピン33により固
定する。その後、グラブバケットを上方へ移動し、架台
32より抜き取る。
ト7先端への着脱を行う場合を示す図である。底さらえ
用金具30の取り付けは以下のようにして行う。まず、甲
板3上に複数設けた底さらえ金具着脱用架台32に、底さ
らえ用金具30をそれぞれ設置する。次にグラブバケット
7のバケットシェル29を開き、金具着脱用架台32上に移
動させる。さらにバケットシェル29の先端部を架台32に
差し込み、バケットシェルの爪の谷部のヒンジ31と底さ
らえ用金具30の穴とを合わせ、取り付けピン33により固
定する。その後、グラブバケットを上方へ移動し、架台
32より抜き取る。
【0038】また、底さらえ用金具30の取り外しは、上
記と逆の手順で行う。
記と逆の手順で行う。
【0039】図14は、本発明による荷揚げ装置におけ
る、棚落とし作業のためのもう一つの例を示すものであ
る。本例はジェット水流により棚落とし作業を行うもの
で、走行台車5は水タンク34、ポンプ35および外部から
水を供給するための配管36を、横行台車6はホースリー
ル37、グラブバケット7は両側面にノズル38をそれぞれ
具える。またノズル38とポンプ35とを高圧ホース39で接
続し、ホース39はホースリール37によりグラブバケット
7の上下移動に伴って巻き取りおよび繰り出しが可能と
なっている。また、このとき、運搬船1の甲板3上に外
部から水を供給する配管40を設ける。
る、棚落とし作業のためのもう一つの例を示すものであ
る。本例はジェット水流により棚落とし作業を行うもの
で、走行台車5は水タンク34、ポンプ35および外部から
水を供給するための配管36を、横行台車6はホースリー
ル37、グラブバケット7は両側面にノズル38をそれぞれ
具える。またノズル38とポンプ35とを高圧ホース39で接
続し、ホース39はホースリール37によりグラブバケット
7の上下移動に伴って巻き取りおよび繰り出しが可能と
なっている。また、このとき、運搬船1の甲板3上に外
部から水を供給する配管40を設ける。
【0040】船外から船体側の配管40および走行台車側
の配管36を通して供給された水は、ポンプ35によって加
圧され、高圧ホース39を経てグラブバケット7のノズル
38からジェット水流41として噴出する。このジェット水
流41により船艙内壁の補強材27に付着、堆積した貨物28
の棚落としを行う。また、このジェット水流41は船艙内
の洗浄にも利用可能である。
の配管36を通して供給された水は、ポンプ35によって加
圧され、高圧ホース39を経てグラブバケット7のノズル
38からジェット水流41として噴出する。このジェット水
流41により船艙内壁の補強材27に付着、堆積した貨物28
の棚落としを行う。また、このジェット水流41は船艙内
の洗浄にも利用可能である。
【0041】グラブバケット7のノズル38としては、直
射型、扇型の両方を具え、貨物の付着、残留状況によ
り、いずれか一方を用いることとする。
射型、扇型の両方を具え、貨物の付着、残留状況によ
り、いずれか一方を用いることとする。
【0042】この場合においても、棚落とし作業は、通
常の荷揚げ作業とほぼ同様の、走行台車、横行台車およ
びグラブバケットの動作によって行うことが可能であ
る。
常の荷揚げ作業とほぼ同様の、走行台車、横行台車およ
びグラブバケットの動作によって行うことが可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明による荷揚げ装置
は、荷揚げ作業のみならず、棚落としおよび底さらえ作
業をも自動化して行うことが可能であることから、荷揚
げ作業の効率化を図ることが可能であり、かつ熟練作業
者を必ずしも必要としない少人数での作業をも可能とす
る。
は、荷揚げ作業のみならず、棚落としおよび底さらえ作
業をも自動化して行うことが可能であることから、荷揚
げ作業の効率化を図ることが可能であり、かつ熟練作業
者を必ずしも必要としない少人数での作業をも可能とす
る。
【図1】本発明による荷揚げ装置を貨物船上に設置した
状態を斜めから見た断面図である。
状態を斜めから見た断面図である。
【図2】本発明による荷揚げ装置を貨物船上に設置した
状態を示す断面図および上方から見た図である。
状態を示す断面図および上方から見た図である。
【図3】貨物船上に設置した本発明による荷揚げ装置を
側面から見た断面図である。
側面から見た断面図である。
【図4】本発明による荷揚げ装置による荷揚げ作業の手
順を模式的に示す図である。
順を模式的に示す図である。
【図5】本発明による棚落とし金具と、この金具をグラ
ブバケットに取り付けた状態を示す図である。
ブバケットに取り付けた状態を示す図である。
【図6】図5に示す棚落とし用金具のI−I線に沿った
断面図である。
断面図である。
【図7】図5に示す棚落とし用金具のII−II線に沿
った断面図である。
った断面図である。
【図8】図5に示す棚落とし用金具のIII−III線
に沿った断面図である。
に沿った断面図である。
【図9】図5に示す棚落とし用金具のIV−IV線に沿
った断面図である。
った断面図である。
【図10】図5に示す棚落とし用金具を用いた棚落とし
作業を示す、側面から見た断面図である。
作業を示す、側面から見た断面図である。
【図11】本発明による底さらえ用板状金具を示す図で
ある。
ある。
【図12】図11に示す底さらえ用板状金具を取り付けた
グラブバケット先端部の噛み合い状態を示す図である。
グラブバケット先端部の噛み合い状態を示す図である。
【図13】図11に示す底さらえ用板状金具のグラブバケ
ット先端部への着脱の状況を示す側面図である。
ット先端部への着脱の状況を示す側面図である。
【図14】本発明による荷揚げ装置において、ジェット
水流により棚落とし作業を行う場合の実施形態を示す、
側面から見た断面図である。
水流により棚落とし作業を行う場合の実施形態を示す、
側面から見た断面図である。
1 運搬船 2 船艙 3 甲板 4 荷揚げ装置 5 走行台車 6 横行台車 7 シェル型グラブバケット 8 ホッパ 9 フィーダーコンベヤ 10, 11 ベルトコンベヤ 12 シャトルコンベヤ 13 ハッチ 14, 15, 16 レール 17 横行台車の上部張出部 18 ワイヤロープ 19 巻き上げウインチ 20 グラブバケット開閉ウインチ 21 棚落とし用金具 22 棚落とし用金具支持部材 23 棚落とし用金具板状部材 24, 25 ばね 26 バッファー 27 船体補強材 28 ばら物貨物 29 バケットシェル 30 底さらえ用板状金具 31 ヒンジ 32 底さらえ用板状金具取り付け用架台 33 取り付けピン 34 水タンク 35 ポンプ 36, 40 配管 37 ホースリール 38 ノズル 39 高圧ホース 41 ジェット水流
Claims (5)
- 【請求項1】 船艙に積載されたばら物貨物を船外へ搬
出する荷揚げ装置において、 船艙のハッチを跨ぎ、上甲板上を船体の長手方向に移動
する走行台車と、 前記走行台車上を舷側方向に移動する横行台車と、 船艙内のばら物貨物を荷揚げするように前記横行台車上
から昇降可能に吊り下げたグラブバケットと、 前記グラブバケットから供給されるばら物貨物を搬送す
るように前記走行台車上を船体の長手方向に移動可能な
ベルトフィーダ付きホッパーと、 前記ホッパーより排出されるばら物貨物を船外へ移送す
るように上甲板上に設置したベルトコンベヤとを具えた
ことを特徴とする荷揚げ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の荷揚げ装置において、 前記グラブバケット側部に、前記グラブバケット側部か
ら長手方向に外方へ延在する支持部材と、一端が前記支
持部材に支持され、他端が外方に延在し、かつその先端
を下方に折り曲げた板状部材とを具える棚落とし金具を
着脱可能に設け、前記金具により船艙内壁および補強材
上に付着、残留したばら物貨物の棚落としを行うことを
特徴とする荷揚げ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の荷揚げ装置にお
いて、 前記グラブバケット先端の爪の谷部に板状金具を着脱可
能にヒンジ結合し、該板状金具を、荷揚げ作業時にはバ
ケット内側方向に折り畳み、底さらえ作業時には前記グ
ラブバケット先端方向に展開させて船艙底部に残留した
ばら物貨物の底さらえを行うことを特徴とする荷揚げ装
置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷
揚げ装置において、 前記グラブバケットに外部から供給された水を噴射する
ノズルを設け、該ノズルから噴射された水により船艙内
壁および補強材上に付着、残留したばら物貨物の棚落と
しおよび船艙内の洗浄を行うことを特徴とする荷揚げ装
置。 - 【請求項5】 請求項4記載の荷揚げ装置において、 前記走行台車にポンプおよび外部から水を供給するため
の配管を、前記横行台車にホースリールを、また前記グ
ラブバケット両側面にノズルをそれぞれ設け、かつ前記
ノズルと前記ポンプとをホースにより接続し、前記ホー
スを前記横行台車に設けたホースリールにより前記グラ
ブバケットの上下移動に伴い巻き取りおよび繰り出し可
能とし、外部から供給した水を前記ポンプおよび前記ホ
ースを通して前記グラブバケットに設けたノズルより噴
射することにより、船艙内壁および補強材上に付着、残
留したばら物貨物の棚落としおよび船艙内の洗浄を行う
ことを特徴とする荷揚げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310396A JPH09202456A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 船艙内ばら物貨物の荷揚げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310396A JPH09202456A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 船艙内ばら物貨物の荷揚げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202456A true JPH09202456A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11823824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1310396A Pending JPH09202456A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 船艙内ばら物貨物の荷揚げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09202456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005012149A1 (en) * | 2003-07-29 | 2005-02-10 | Han Ah Engineering Co., Ltd. | Apparatus for loading and unloading cargo at sea-side of ship |
KR100967540B1 (ko) * | 2008-07-23 | 2010-07-05 | 씨이테크주식회사 | 집진기의 덮개도어 리프팅장치 |
CN117446536A (zh) * | 2023-11-16 | 2024-01-26 | 中交广州航道局有限公司 | 一种海洋骨料采集船卸料系统及其输送方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719240A (en) * | 1980-06-23 | 1982-02-01 | Delattre Levivier | Extractor for bulk cargo |
JPS6288722A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 撒物清掃装置 |
JPH05331875A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Komatsu Doretsuji Syst Kk | 船槽の荷揚げ装置 |
JPH0723736B2 (ja) * | 1986-12-04 | 1995-03-15 | 日産自動車株式会社 | 排油弁 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP1310396A patent/JPH09202456A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719240A (en) * | 1980-06-23 | 1982-02-01 | Delattre Levivier | Extractor for bulk cargo |
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CN117446536A (zh) * | 2023-11-16 | 2024-01-26 | 中交广州航道局有限公司 | 一种海洋骨料采集船卸料系统及其输送方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980210 |