JPH0920217A - 車輌の挙動制御装置 - Google Patents
車輌の挙動制御装置Info
- Publication number
- JPH0920217A JPH0920217A JP19590795A JP19590795A JPH0920217A JP H0920217 A JPH0920217 A JP H0920217A JP 19590795 A JP19590795 A JP 19590795A JP 19590795 A JP19590795 A JP 19590795A JP H0920217 A JPH0920217 A JP H0920217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- control
- braking force
- wheel
- turning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
により、制動力を精度よく制御して車輌の旋回挙動を精
度よく制御する。 【解決手段】 車輌の旋回限界を検出し(ステップ20
〜130)、車輌の旋回限界が検出されたときには制動
力を制御することにより旋回挙動を安定化させる(ステ
ップ210〜240)。挙動制御による制動力が制御さ
れているときにはサスペンション特性をハード特性に設
定する(ステップ310、320)ことにより荷重移動
による車輪の支持荷重の変動を低減し、或いは4WDよ
り2WDに切換えたり(ステップ420〜450)自動
変速機の変速段を高速段又はニュートラルに切換える
(ステップ540〜590)ことにより駆動系の慣性を
低減し駆動系よりの外乱駆動トルクを低減する。
Description
旋回時に於けるドリフトアウトやスピンの如き好ましか
らざる挙動を抑制し低減する挙動制御装置に係る。
制御する装置の一つとして、例えば特開昭62−253
559号公報に記載されている如く、車輪の横力が限界
状態になる所謂車輌の旋回限界時には車輌の制動力若し
くはエンジンの駆動力を低減することにより車速を低下
させ旋回挙動を安定化させる装置が従来より知られてい
る。
時に制動力を制御することにより車速を低下させ旋回挙
動を安定化させるためには、車輪が路面に対し実際に発
生する制動力を精度よく制御する必要がある。しかし車
輌の旋回状態に応じて車輪の目標スリップ率を求め、車
輪のスリップ率が目標スリップ率になるよう制動圧を制
御しても、実際に発生する制動力はその車輪に加わる外
乱、例えば車輪の支持荷重の変動や駆動系よりの外乱ト
ルクによって変化し、そのため必ずしも精度よく旋回挙
動を制御することができない。
述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主
要な課題は、車輌の旋回限界時に車輪の制動力を制御し
て旋回挙動を安定化させるときには車輪に加わる外乱の
影響をできるだけ低減することにより、制動力を精度よ
く制御して車輌の旋回挙動を精度よく制御することであ
る。
は、本発明によれば、車輌の旋回限界を検出する手段
と、車輌の旋回限界が検出されたときには制動力を制御
することにより旋回挙動を安定化させる挙動制御手段
と、前記挙動制御手段により制動力が制御されていると
きにはサスペンション特性をハード特性に設定するサス
ペンション特性制御手段とを有する車輌の挙動制御装置
(請求項1の構成)、又は車輌の旋回限界を検出する手
段と、車輌の旋回限界が検出されたときには制動力を制
御することにより旋回挙動を安定化させる挙動制御手段
と、前記挙動制御手段により制動力が制御されていると
きには駆動系の慣性を低減する慣性低減手段とを有する
車輌の挙動制御装置(請求項2の構成)によって達成さ
れる。
起因して各輪の支持荷重が変動するが、サスペンション
特性がハード特性であり、ばね上とばね下との間の相対
変位が生じ難いほど荷重移動に起因する各輪の支持荷重
の変動が小さくなる。
回限界が検出され挙動制御手段により制動力が制御され
ているときには、サスペンション特性制御手段によりサ
スペンション特性がハード特性に設定され、荷重移動に
起因する各輪の支持荷重の変動が低減されるので、サス
ペンション特性がソフト特性である場合に比して制動力
が精度よく制御され、これにより旋回挙動が精度よく制
御される。
りの駆動トルクが外乱として車輪に作用し、かかる外乱
によって車輪の制動効果が変動するが、駆動系よりの駆
動トルクによる外乱は駆動系の慣性が小さいほど小さ
い。
の旋回限界が検出され挙動制御手段により制動力が制御
されているときには、慣性低減手段により駆動系の慣性
が低減されるので、駆動系より駆動輪に与えられる外乱
トルクの影響が低減され、これにより駆動輪の制動力が
精度よく制御されることによって車輌の旋回挙動が精度
よく制御される。
効果的に達成すべく、請求項2の構成に於いて、前記慣
性低減手段は車輌の旋回限界としてスピン状態が検出さ
れ前記挙動制御手段により制動力が制御されているとき
には自動変速機の変速段をニュートラル又は高速段に切
換えることにより駆動系の慣性を低減するよう構成され
る(請求項3の構成)。
限界としてスピン状態が検出され挙動制御手段により制
動力が制御されているときには、慣性低減手段により自
動変速機の変速段がニュートラル又は高速段に切換えら
れることにより駆動系の慣性が低減されるので、駆動系
より駆動輪に与えられる外乱トルクの影響が確実に低減
される。
効果的に達成すべく、請求項2の構成に於いて、前記慣
性低減手段は車輌の旋回限界としてドリフトアウト状態
が検出され前記挙動制御手段により制動力が制御されて
いるときには4WD状態より2WD状態に切換えること
により駆動系の慣性を低減するよう構成される(請求項
4の構成)。
限界としてドリフトアウト状態が検出され挙動制御手段
により制動力が制御されているときには、慣性低減手段
により4WD状態より2WD状態に切換えられることに
より駆動系の慣性が低減されるので、駆動系よりの外乱
トルクが確実に低減され、また4WD状態より2WD状
態に切り換えられることによってステア特性がオーバス
テア方向に変化されるので、車輌のドリフトアウト状態
が効果的に低減される。
の一つの好ましい態様によれば、請求項1又は2の構成
に於いて車輌の旋回限界を検出する手段は車輌の横すべ
りを表す物理量に基づき車輌の挙動がスピン状態か否か
を判別すると共に、車輌のヨーレートを表す物理量に基
づき車輌の挙動がドリフトアウト状態か否かを判別し、
車輌の挙動がスピン状態又はドリフトアウト状態である
場合に旋回限界であると判定するよう構成される。
ましい態様によれば、請求項1の構成に於いてサスペン
ション特性はショックアブソーバの減衰力若しくはサス
ペンションスプリングのばね定数であり、サスペンショ
ン特性制御手段はショックアブソーバの減衰力を高減衰
力に設定し若しくはサスペンションスプリングのばね定
数を高ばね定数に設定することによりサスペンション特
性をハード特性に設定にするよう構成される。
発明を実施例について詳細に説明する。
制御装置の一つの実施形態の制動装置を示す概略構成図
及び電気式制御装置を示すブロック線図である。
るブレーキペダル12の踏み込み操作に応答してブレー
キオイルを第一及び第二のポートより圧送するマスタシ
リンダ14を有し、第一のポートは前輪用のブレーキ油
圧制御導管16により左右前輪用のブレーキ油圧制御装
置18及び20に接続され、第二のポートは途中にプロ
ポーショナルバルブ22を有する後輪用のブレーキ油圧
制御導管24により左右後輪用のブレーキ油圧制御装置
26及び28に接続されている。また制動装置10はリ
ザーバ30に貯容されたブレーキオイルを汲み上げ高圧
のオイルとして高圧導管32へ供給するオイルポンプ3
4を有している。高圧導管32は各ブレーキ油圧制御装
置18、20、26、28に接続され、またその途中に
はアキュムレータ36が接続されている。
6、28はそれぞれ対応する車輪に対する制動力を制御
するホイールシリンダ38FL、38FR、38RL、38RR
と、3ポート2位置切換え型の電磁式の制御弁40FL、
40FR、40RL、40RRと、リザーバ30に接続された
低圧導管42と高圧導管32との間に設けられた常開型
の電磁式の開閉弁44FL、44FR、44RL、44RR及び
常閉型の電磁式の開閉弁46FL、46FR、46RL、46
RRとを有している。それぞれ開閉弁44FL、44FR、4
4RL、44RRと開閉弁46FL、46FR、46RL、46RR
との間の高圧導管32は接続導管48FL、48FR、48
RL、48RRにより制御弁40FL、40FR、40RL、40
RRに接続されている。
のブレーキ油圧制御導管16とホイールシリンダ38FL
及び38FRとを連通接続し且つホイールシリンダ38FL
及び38FRと接続導管48FL及び48FRとの連通を遮断
する図示の第一の位置と、ブレーキ油圧制御導管16と
ホイールシリンダ38FL及び38FRとの連通を遮断し且
つホイールシリンダ38FL及び38FRと接続導管48FL
及び48FRとを連通接続する第二の位置とに切替わるよ
うになっている。同様に40RL及び40RRはそれぞれ後
輪用のブレーキ油圧制御導管24とホイールシリンダ3
8RL及び38RRとを連通接続し且つホイールシリンダ3
8RL及び38RRと接続導管48RL及び48RRとの連通を
遮断する図示の第一の位置と、ブレーキ油圧制御導管2
4とホイールシリンダ38RL及び38RRとの連通を遮断
し且つホイールシリンダ38RL及び38RRと接続導管4
8RL及び48RRとを連通接続する第二の位置とに切替わ
るようになっている。
第二の位置にある状況に於いて開閉弁44FL、44FR、
44RL、44RR及び開閉弁46FL、46FR、46RL、4
6RRが図示の状態に制御されると、ホイールシリンダ3
8FL、38FR、38RL、38RRは制御弁40FL、40F
R、40RL、40RR及び接続導管48FL、48FR、48R
L、48RRを介して高圧導管32と連通接続され、これ
によりホイールシリンダ内の圧力が増圧される。逆に制
御弁が第二の位置にある状況に於いて開閉弁44FL、4
4FR、44RL、44RRが閉弁され開閉弁46FL、46F
R、46RL、46RRが開弁されると、ホイールシリンダ
は制御弁及び接続導管を介して低圧導管42と連通接続
され、これによりホイールシリンダ内の圧力が減圧され
る。更に制御弁が第二の位置にある状況に於いて開閉弁
44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46FL、4
6FR、46RL、46RRが閉弁されると、ホイールシリン
ダは高圧導管32及び低圧導管42の何れとも遮断さ
れ、これによりホイールシリンダ内の圧力がそのまま保
持される。
40FR、40RL、40RRが第一の位置にあるときにはホ
イールシリンダ38FL、38FR、38RL、38RRにより
運転者によるブレーキペダル12の踏み込み量に応じた
制動力を発生し、制御弁40FL、40FR、40RL、40
RRの何れかが第二の位置にあるときには当該車輪の開閉
弁44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46FL、
46FR、46RL、46RRを開閉制御することにより、ブ
レーキペダル12の踏み込み量及び他の車輪の制動力に
拘わりなくその車輪の制動力を制御し得るようになって
いる。
開閉弁44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46
FL、46FR、46RL、46RRは後に詳細に説明する如く
制動力制御用電気式制御装置70よりの信号に基づき電
気式制御装置50により制御される。電気式制御装置5
0はマイクロコンピュータ52を含み、マイクロコンピ
ュータ52は図2には詳細に示されていないが例えば中
央処理ユニット(CPU)と、リードオンリメモリ(R
OM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、入出
力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバス
により互いに接続された一般的な構成のものであってよ
い。
装置には車速センサ56より車速Vを示す信号、実質的
に車体の重心に設けられた横加速度センサ58より車体
の横加速度Gy を示す信号、ヨーレートセンサ60より
車体のヨーレートγを示す信号、操舵角センサ62より
操舵角θを示す信号、車輪速センサ64FL、64FR、6
4RL、64RRより対応する車輪の車輪速VFL、VFR、V
RL、VRRを示す信号が入力されるようになっている。尚
横加速度センサ58等は車輌の左旋回方向を正として横
加速度等を検出するようになっている。
ート装置は制動装置10を制御して各輪の制動力を制御
する制動力制御量電気式制御装置68、サスペンション
70のショックアブソーバの減衰力をサスペンション制
御用電気式制御装置72、センタディファレンシャル装
置(本明細書に於いては「センタデフ」と略称する)7
4の連結状態を制御するセンタデフ制御用電気式制御装
置76、自動変速機78の変速段を制御する自動変速機
制御用電気式制御装置80との間にて信号の入出力を行
うようになっている。
後述の如く図3の制御フロー及び図8、図9に示された
グラフに対応するマップを記憶しており、CPUは上述
の種々のセンサにより検出されたパラメータに基づき後
述の如く種々の演算を行って各輪の最終目標スリップ率
を演算し、制動力制御用電気式制御装置70等へ制御信
号を出力する。
電気式制御装置50と同様マイクロコンピュータを含
み、それぞれ図4乃至図7に示された制御ルーチンに従
って対応する制御を行うようになっている。尚図には示
されていないが、電気式制御装置50は車輌の旋回挙動
が不安定であるときには、即ち後述のフラグFs 若しく
はFd が0であるときには、スピンバリューSV若しく
はドリフトバリューDVに応じてサブスロットルバルブ
の開度を低減し、これによりエンジンの出力を低減する
ようになっている。
して図示の実施形態による車輌の旋回挙動制御の概要に
ついて説明する。尚図3に示されたフローチャートによ
る制御は図には示されていないイグニッションスイッチ
の閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行され
る。
6により検出された車速Vを示す信号等の読込みが行わ
れ、ステップ20に於いては横加速度Gy と車速V及び
ヨーレートγの積V*γとの偏差Gy −V*γとして横
加速度の偏差、即ち車輌の横すべり加速度Vydが演算さ
れ、この横加速度の偏差Vydが積分されることにより車
体の横すべり速度Vy が演算され、また車体の前後速度
Vx (=車速V)に対する車体の横すべり速度Vy の比
Vy /Vx として車体のスリップ角βが演算され、更に
車体のスリップ角βの微分値として車体のスリップ角速
度βd が演算される。
れ正の定数として車体のスリップ角β及びスリップ角速
度βd の線形和a*β+b*βd の絶対値としてスピン
バリューSVが演算され、ステップ40に於いてはスピ
ンバリューSVに基づき図8に示されたグラフに対応す
るマップより旋回外側前輪の目標スリップ率Rsfo が演
算される。
sfo が0であるか否かの判別、即ちスピンに対する制御
が不要であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われ
たときにはステップ60に於いてフラグFs が1にセッ
トされ、肯定判別が行われたときにはステップ70に於
いてフラグFs が0にセットされる。
ィファクタとし、Lをホイールベースとして下記の数1
に従って基準ヨーレートγc が演算されると共に、Tを
時定数としsをラプラス演算子として下記の数2に従っ
て目標ヨーレートγt が演算される。
γ、即ち目標ヨーレートγt の絶対値と車輌の実ヨーレ
ートγの絶対値との偏差|γt |−|γ|としてドリフ
トバリューDVが演算され、ステップ100に於いては
ドリフトバリューDVの絶対値に基づき図9に示された
グラフに対応するマップより車輌全体の目標スリップ率
Rdallが演算される。
スリップ率Rdallが0であるか否かの判別、即ちドリフ
トアウトに対する制御が不要であるか否かの判別が行わ
れ、否定判別が行われたときにはステップ120に於い
てフラグFd が1にセットされ、肯定判別が行われたと
きにはステップ130に於いてフラグFd が0にセット
される。
≦1)を前輪の分配係数とし、K2(0≦K2 ≦1)を
前輪ついての外輪の分配係数とし、K3 (0≦K3 ≦
1)を後輪ついての外輪の分配係数として、車輌全体の
目標スリップ率Rdallが下記の数3に従って旋回外側前
輪(fo)、旋回内側前輪(fi)、旋回外側後輪(ro)、
旋回内側後輪(ri)に分配される。
4 ≦0)を後輪の分配係数として、目標スリップ率Rsf
o に基づき下記の数4に従って旋回外側後輪及び旋回内
側後輪の目標スリップ率Rsro 及びRsri が演算され
る。
って旋回外側前輪、旋回内側前輪、旋回外側後輪、旋回
内側後輪の最終目標スリップ率Rfo、Rfi、Rro、Rri
が以下の如く設定される。
して図示の実施形態による制動力制御の概要について説
明する。尚図4に示されたフローチャートによる制御も
図には示されていないイグニッションスイッチの閉成に
より開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
Rfo、Rfi、Rro、Rri等の信号の読込みが行われ、ス
テップ210に於いては目標スリップ率Rfo、Rfi、R
ro、Rriの全てが0であるか否かの判別が行われ、肯定
判別が行われたときには、即ち目標スリップ率Rfo、R
fi、Rro、Rriの全てが0であるときにはステップ10
へ戻り、否定判別が行われたときには、即ち目標スリッ
プ率Rfo、Rfi、Rro、Rriの少なくとも一つが0では
ないときにはステップ220に於いて旋回内側前輪の車
輪速が基準車輪速Vb に設定される。
に基づき下記の数6に従って各輪の目標車輪速Vwtfo、
Vwtfi、Vwtro、Vwtriが演算される。
目標車輪速になるよう各輪の制動力が制御される。即ち
まずデューティ比Drfo 、Drfi 、Drro 、Drri が下
記の数7に従って演算される。尚下記の数7に於いて、
Vb は基準車輪速であり、Kp 及びKd は車輪速フィー
ドバック制御に於ける比例項及び微分項の比例定数であ
る。
(Vb −Vwtfo)/dt Drfi =Kp *(Vb −Vwtfi)+Kd *d(Vb −V
wtfi)/dt Drro =Kp *(Vb −Vwtro)+Kd *d(Vb −V
wtro)/dt Drri =Kp *(Vb −Vwtri)+Kd *d(Vb −V
wtri)/dt
弁40FL、40FR、40RL、40RRに対し制御信号が出
力されることによってその制御弁が第二の位置に切換え
設定されると共に、同じく各輪の開閉弁に対しデューテ
ィ比Drfo 、Drfi 、Drro、Drri に対応する制御信
号が出力されることにより各輪のホイールシリンダ38
FL、38FR、38RL、38RRに対するアキュームレータ
圧の給排が制御され、これにより各輪の制動圧が制御さ
れる。
基準値との間の値であるときには上流側の開閉弁が第二
の位置に切換え設定され且つ下流側の開閉弁が第一の位
置に保持されることにより、対応するホイールシリンダ
内の圧力が保持され、デューティ比が正の基準値以上の
ときには上流側及び下流側の開閉弁が図1に示された位
置に制御されることにより、対応するホイールシリンダ
へアキュームレータ圧が供給されることによってホイー
ルシリンダ内の圧力が増圧され、デューティ比が負の基
準値以下であるときには上流側及び下流側の開閉弁が第
二の位置に切換え設定されることにより、対応するホイ
ールシリンダ内のブレーキオイルが低圧導管42へ排出
され、これによりホイールシリンダ内の圧力が減圧され
る。
トを参照して図示の実施形態によるサスペンションの減
衰力制御、センタデフの連結状態の制御、自動変速機の
変速段の制御の概要について説明する。尚図5乃至図7
に示されたフローチャートによる制御も図には示されて
いないイグニッションスイッチの閉成により開始され、
所定の時間毎に繰返し実行される。
ンのステップ300に於いてはフラグFs を示す信号等
の読込みが行われ、ステップ310に於いてはフラグF
s 又はフラグFd が1であるか否かの判別、即ち車輌の
旋回挙動が不安定であるか否かの判別が行われ、否定判
別が行われたときにはステップ330へ進み、肯定判別
が行われたときにはステップ320に於いて四輪のショ
ックアブソーバの減衰力がハード(高減衰力)に設定さ
れる。
から0になった時点又はフラグFdが1から0になった
時点(両者の場合には遅い方の時点)より所定時間が経
過したか否かの判別が行われ、否定判別が行われたとき
にはステップ300へ戻り、肯定判別が行われたときに
はステップ340に於いて四輪のショックアブソーバの
減衰力が通常の減衰力制御ルーチンに従って車輌の走行
状態に応じて制御される。尚この場合の通常の減衰力制
御ルーチンは減衰力が車輌の走行状態に応じて制御され
る限り当技術分野に於いて周知の任意の制御ルーチンで
あってよく、またこのステップ340に於いては減衰力
がソフト(低減衰力)に設定されてもよい。
ステップ400に於いてはフラグFd を示す信号等の読
込みが行われ、ステップ410に於いては図には示され
ていない車輪速センサにより検出された左右前輪の回転
数の平均値Nf 及び左右後輪の回転数の平均値Nr に基
づき、Nr >Nf であるときには前輪への駆動トルク配
分が大きくなり、逆にNr <Nf であるときには後輪へ
の駆動トルク配分が大きくなるよう、センタデフ74の
目標クラッチ油圧Pc が演算される。
であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたとき
にはステップ430に於いて目標クラッチ油圧Pc が0
にセットされる。ステップ420に於いて否定判別が行
われたときにはステップ440に於いて後述の自動変速
機制御ルーチンによりセットされるフラグFt が1であ
るか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときには
ステップ430へ進み、否定判別が行われたときにはス
テップ450へ進む。ステップ450に於いてはセンタ
デフ74のクラッチ油圧が目標クラッチ油圧Pc になる
よう制御される。この場合油圧の増減はその勾配が車輌
の挙動を乱すことがない程度に制御される。
ステップ500に於いてはフラグFs を示す信号等の読
込みが行われ、ステップ510に於いては図には示され
ていないシフトポジションセンサにより検出されたシフ
トポジションに基づき自動変速機のシフトレバーがDレ
ンジにあるか否かの判別が行われ、否定判別が行われた
ときにはステップ520に於いて変速段フラグH、カウ
ンタのカウント値C、フラグFt がそれぞれ0にセット
される。尚変速段フラグHの0はニュートラル位置に対
応し、1〜4はそれぞれ1速、2速、3速、オーバドラ
イブの変速段に対応している。
たときにはステップ530に於いて図10に示されたグ
ラフに対応するマップより変速段フラグHが演算され、
ステップ540に於いてはフラグFs が1であるか否か
の判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ
550に於いてカウンタのカウント値Cが1インクリメ
ントされると共にフラグHが4にセットされ、否定判別
が行われたときにはステップ560に於いてカウント値
C及びフラグFt が0にリセットされる。
基準値Kc (正の一定の整数)を越えているか否かの判
別が行われ、肯定判別が行われたときにはフラグHが0
にリセットされると共にフラグFt が1にセットされ、
否定判別が行われたときにはそのままステップ590へ
進む。ステップ590に於いては自動変速機78の変速
段がフラグHに対応する変速段になるよう制御される。
尚この場合変速時の油圧は駆動トルクが急激に変化する
ことがないよう徐変される。
ップ20に於いて車体のスリップ角β及びスリップ角速
度βd が演算され、ステップ30に於いてこれらに基づ
きスピンバリューSVが演算され、ステップ40に於い
てスピンバリューSVに応じて旋回外側前輪の目標スリ
ップ率Rsfo が演算され、ステップ50〜70に於いて
車輌の旋回挙動が不安定でありスピン状態にあるときに
はフラグFs が1にセットされる。
レートγt が演算され、ステップ90に於いて目標ヨー
レートγt 及び実ヨーレートγに基づきドリフトバリュ
ーDVが演算され、ステップ100に於いてドリフトバ
リューDVに応じて車輌全体の目標スリップ率Rdallが
演算され、ステップ110〜130に於いて車輌の旋回
挙動が不安定でありドリフトアウト状態にあるときには
フラグFd が1にセットされる。
それぞれ目標スリップ率Rdall及び目標スリップ率Rsf
o が各輪に分配され、ステップ160に於いてそれらの
和として各輪の最終目標スリップ率Rfo、Rfi、Rro、
Rriが演算される。
は、制動力制御ルーチンのステップ210に於いて肯定
判別が行われ、従ってこの場合にはステップ220及び
230の挙動制御による制動力の制御は実行されず、こ
れにより各車輪の制動圧は運転者によるブレーキペダル
12の踏込み量に応じて制御される。またサスペンショ
ン制御ルーチンのステップ310に於いて否定判別が行
われると共にステップ330に於いて肯定判別が行わ
れ、これにより四輪の減衰力が車輌の走行状態に応じて
制御され、センタデフ制御ルーチンのステップ420及
び440に於いて否定判別が行われ、これにより車輌は
4WDモードにて駆動され、更に自動変速機制御ルーチ
ンのステップ540に於いて否定判別が行われ、これに
より自動変速機の変速段が車速V及びスロットル開度T
Aに応じて自動的に制御される。
不安定な状態にあるときには、ステップ210に於いて
否定判別が行われ、ステップ220〜240が実行され
ることにより挙動制御による制動力の制御が行われ、こ
れにより車輌がスピン状態にあるときには車輌にアンチ
スピンモーメントが与えられることによってスピンが低
減され、車輌がドリフトアウト状態にあるときには車輌
に旋回補助用モーメントが与えられると共に減速される
ことによってドリフトアウトが低減される。
プ310に於いて肯定判別が行われることにより四輪の
ショックアブソーバの減衰力がハードに設定され、車輌
の旋回に起因する荷重移動による各輪の支持荷重の変動
が低減される。またセンタデフ制御ルーチンのステップ
420に於いて肯定判別が行われ、ステップ430に於
いて目標クラッチ油圧Pc が0にセットされることによ
り、車輌が2WDモードにて駆動され、更に自動変速機
制御ルーチンのステップ540に於いて肯定判別が行わ
れ、所定時間経過後にステップ580に於いてフラグH
が0にリセットされ、これにより自動変速機の変速段が
ニュートラルに切換えられ、これにより駆動系の慣性が
低減される。
回挙動が不安定な状態になると、ショックアブソーバの
減衰力を自動的にハードに設定することによって荷重移
動に起因する各輪の支持荷重の変動を低減し、また駆動
系の慣性を自動的に低減することによって駆動系より駆
動輪に与えられる外乱トルクの影響を確実に低減し、こ
れにより各輪の制動力を挙動制御に必要な制動力に精度
よく制御し、旋回挙動を精度よく制御することができ
る。
ピンバリューSV、ショックアブソーバの減衰力、自動
変速機の変速段の変化の一例を示している。図11に於
いて、スピンバリューSVが図示の如く時点t1 に於い
て基準値SVo 以上になり時点t4 に於いて基準値以下
になったとすると、区間t1 〜t4 に於いてフラグFs
が1になる。図11より解る如く、ショックアブソーバ
の減衰力は時点t1 に於いてハードに設定され、時点t
4 より所定時間が経過する時点t5 に於いてソフト(通
常制御)に設定され、これにより時間t1 〜t5 の間荷
重移動による各輪の支持荷重の変動が低減される。
ューSVが基準値SVo 以下になる時点t4 に於いてソ
フトに切換えられるのではなく、時点t4 より所定時間
が経過する時点t5 に於いて、換言すれば車輌の旋回挙
動が十分安定な状態になった段階に於いてソフトに設定
されるので、減衰力がソフトに切換えられる際の車体の
揺り返しが確実に防止される。
り所定時間が経過する時点t5 に於いて減衰力がハード
よりソフトに切換えられるようになっているが、ΔSV
s を正の一定の定数としてスピンバリューSVが減少過
程に於いてSVo −ΔSVsになった時点に於いて減衰
力がハードよりソフトに切換えられてもよい。
て4速に切換えられ、時点t1 より所定時間経過する時
点t2 に於いてNレンジに切換えられ、時点t4 に於い
てDレンジに切換えられ、これにより駆動系の慣性が低
減される。また何れの切換えの場合にも自動変速機の油
圧は漸次変化され、これにより変速ショックが確実に防
止される。
点t1 に於いてDレンジよりNレンジに切換えられるの
ではなく、一旦4速に切換えられた後Nレンジに切換え
られるので、駆動力の急変に起因する車輌の好ましから
ざる挙動変化が確実に防止される。
点t4 に於いてNレンジよりDレンジに切換えられるよ
うになっているが、スピンバリューSVが減少する過程
に於いてスロットル開度が所定値以上のときには、運転
者の加速したいという意志が反映するよう、図11に於
いて一点鎖線にて示されている如く、ΔSVt を正の一
定の定数としてスピンバリューSVがSVo +ΔSVt
以下になる時点t3 に於いて変速段がDレンジより4速
に切換えられ、時点t4 又はそれ以降に於いてDレンジ
に切換えられてもよい。
フトバリューDV及び車輌の駆動モードの変化の一例を
示している。図12に於いて、ドリフトバリューDVが
時点t1 に於いて基準値DVo 以上になり、時点t4 に
於いて基準値以下になったとすると、区間t1 〜t4 に
於いフラグFd が1になる。
り2WDに切換えられ、これにより駆動系の慣性が低減
され、時点t4 に於いて2WDより4WDに戻される。
この場合時点t1 よりしばらくの間センタデフのクラッ
チの油圧が漸次変化されることにより4WDより2WD
へ漸次切換えられ、また時点t4 よりしばらくの間もク
ラッチの油圧が漸次変化されることにより2WDより4
WDへ漸次切換えられ、これにより駆動モードの急変に
起因する車輌の好ましからざる挙動変化が確実に防止さ
れる。
リューDVが基準値以上ではなくてもスピンバリューが
SVが基準値以上であり、自動変速機の変速段がニュー
トラルに切換えられているときには、図6のセンタデフ
制御ルーチンのステップ440に於いて肯定判別が行わ
れ、ステップ430に於いて目標クラッチ油圧Pc が0
に設定されることにより駆動モードが4WDより2WD
に切換えられ、駆動系の慣性が低減されるので、かかる
制御が行われない場合に比して車輌のスピン状態が効果
的に低減される。
ョン特性としてショックアブソーバの減衰力のみが制御
されるようになっているが、サスペンション特性として
サスペンションスプリングのばね定数が制御されてもよ
く、更にはショックアブソーバの減衰力及びサスペンシ
ョンスプリングのばね定数の両方が制御されてもよい。
図5乃至図7に示されたルーチンに従ってサスペンショ
ン特性制御、センタデフ制御、自動変速機制御が行われ
るようになっているが、必ずしもこれらの全ての制御が
行われる必要はなく、これらのうち一つ又は二つの制御
が省略されてもよい。
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
速機は制御信号によりレンジに切換えられるようになっ
ているが、自動変速機が制御信号によってNレンジに切
換えることができない構造の場合には、Dレンジのうち
最も高い変速段に切換えられるよう構成されてもよい。
明の請求項1の構成によれば、車輌の旋回限界が検出さ
れ挙動制御手段により制動力が制御されているときに
は、サスペンション特性制御手段によりサスペンション
特性がハード特性に設定され、荷重移動に起因する各輪
の支持荷重の変動が低減されるので、サスペンション特
性がソフト特性である場合に比して制動力を精度よく制
御することができ、これにより旋回挙動を精度よく制御
することができる。
ョン特性がハード特性に設定されることにより車輪のバ
ウンド量が低減され、バウンドストッパ当りが抑制され
るので、バウンドストッパ当りに起因する車輪の接地荷
重の急激な変化を防止することができ、また例えば車輌
の旋回限界を検出するために車体の加速度を検出する加
速度センサの出力が異常値になり、これにより誤って旋
回限界が検出されることを防止することができる。
限界が検出され挙動制御手段により制動力が制御されて
いるときには、慣性低減手段により駆動系の慣性が低減
され、駆動系より駆動輪に与えられる外乱トルクの影響
が低減されるので、駆動輪の制動力が精度よく制御する
ことができ、これにより車輌の旋回挙動を精度よく制御
することができる。
限界としてスピン状態が検出され挙動制御手段により制
動力が制御されているときには、慣性低減手段により自
動変速機の変速段がニュートラル又は高速段に切換えら
れることにより駆動系の慣性が低減されるので、駆動系
より駆動輪に与えられる外乱トルクの影響を確実に低減
することができ、これにより車輌のスピン状態を確実に
且つ精度よく制御することができる。
限界としてドリフトアウト状態が検出され挙動制御手段
により制動力が制御されているときには、慣性低減手段
により4WD状態より2WD状態に切換えられることに
より駆動系の慣性が低減されるので、駆動系よりの外乱
トルクを確実に低減することができ、これにより車輌の
ドリフトアウト状態を確実に且つ精度よく制御すること
ができ、また4WD状態より2WD状態に切り換えられ
ることによって車輌のステア特性がオーバステア方向に
変化されるので、車輌のドリフトアウト状態を効果的に
低減することができる。
制動装置を示す概略構成図である。
電気式制御装置を示すブロック線図である。
ーチャートである。
ローチャートである。
を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
ップ率Rsfo との間の関係を示すグラフである。
プ率Rdallとの間の関係を示すグラフである。
変速段Hとの間の関係を示すグラフである。
V、ショックアブソーバの減衰力、自動変速機の変速段
の変化の一例を示すタイムチャートである。
V及び車輌の駆動モードの変化の一例を示すタイムチャ
ートである。
Claims (4)
- 【請求項1】車輌の旋回限界を検出する手段と、車輌の
旋回限界が検出されたときには制動力を制御することに
より旋回挙動を安定化させる挙動制御手段と、前記挙動
制御手段により制動力が制御されているときにはサスペ
ンション特性をハード特性に設定するサスペンション特
性制御手段とを有する車輌の挙動制御装置。 - 【請求項2】車輌の旋回限界を検出する手段と、車輌の
旋回限界が検出されたときには制動力を制御することに
より旋回挙動を安定化させる挙動制御手段と、前記挙動
制御手段により制動力が制御されているときには駆動系
の慣性を低減する慣性低減手段とを有する車輌の挙動制
御装置。 - 【請求項3】請求項2の車輌の挙動制御装置に於いて、
前記慣性低減手段は車輌の旋回限界としてスピン状態が
検出され前記挙動制御手段により制動力が制御されてい
るときには自動変速機の変速段をニュートラル又は高速
段に切換えることにより駆動系の慣性を低減することを
特徴とする車輌の挙動制御装置。 - 【請求項4】請求項2の車輌の挙動制御装置に於いて、
前記慣性低減手段は車輌の旋回限界としてドリフトアウ
ト状態が検出され前記挙動制御手段により制動力が制御
されているときには4WD状態より2WD状態に切換え
ることにより駆動系の慣性を低減することを特徴とする
車輌の挙動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19590795A JP3324345B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車輌の挙動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19590795A JP3324345B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車輌の挙動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0920217A true JPH0920217A (ja) | 1997-01-21 |
JP3324345B2 JP3324345B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=16348976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19590795A Expired - Lifetime JP3324345B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車輌の挙動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324345B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003175745A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-24 | Nissan Motor Co Ltd | 4輪駆動車の駆動力配分制御装置 |
US6598946B2 (en) | 2000-07-31 | 2003-07-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular brake control apparatus and vehicular brake control method |
US6702717B2 (en) | 1999-06-08 | 2004-03-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle-behavior control apparatus and method |
WO2012005263A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 日産自動車株式会社 | 四輪駆動車両の駆動力配分制御装置 |
WO2012099138A1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-07-26 | 株式会社エクォス・リサーチ | 車両 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19590795A patent/JP3324345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6702717B2 (en) | 1999-06-08 | 2004-03-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle-behavior control apparatus and method |
US6598946B2 (en) | 2000-07-31 | 2003-07-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular brake control apparatus and vehicular brake control method |
JP2003175745A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-24 | Nissan Motor Co Ltd | 4輪駆動車の駆動力配分制御装置 |
WO2012005263A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 日産自動車株式会社 | 四輪駆動車両の駆動力配分制御装置 |
JP2012017052A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | 四輪駆動車両の駆動力配分制御装置 |
US8948991B2 (en) | 2010-07-09 | 2015-02-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Left-right wheel drive force distribution control apparatus for a vehicle |
WO2012099138A1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-07-26 | 株式会社エクォス・リサーチ | 車両 |
JP2012148631A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Equos Research Co Ltd | 車両 |
CN103328315A (zh) * | 2011-01-18 | 2013-09-25 | 株式会社爱考斯研究 | 车辆 |
US8831833B2 (en) | 2011-01-18 | 2014-09-09 | Equos Research Co., Ltd. | Vehicle |
CN103328315B (zh) * | 2011-01-18 | 2015-11-25 | 株式会社爱考斯研究 | 车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3324345B2 (ja) | 2002-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100217219B1 (ko) | 차량의 거동 제어 장치 | |
US5513108A (en) | System for controlling suspension in accordance with road conditions | |
KR100258046B1 (ko) | 차량 엔진의 흡기 스로틀 제어 장치 | |
JP3132371B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
EP0721877B1 (en) | Vehicle attitude control device capable of changing upper limit of its output depending upon whether another vehicle attitude control device is available | |
US5066041A (en) | Control system for stabilizing the rolling of a vehicle | |
JP3546830B2 (ja) | 車輌のロール挙動制御装置 | |
US6691017B2 (en) | Vehicle behavior control device | |
JP3509654B2 (ja) | 車輌の制御装置 | |
JP3257392B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP2000135974A (ja) | 車両の運動制御装置 | |
JPH09267733A (ja) | 後輪駆動車の制動力制御装置 | |
JP3116787B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
US5488557A (en) | Anti-skid controlling system and method for automotive vehicle | |
JP3869028B2 (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
JP3267137B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JPH09118214A (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP3324345B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JPH09109855A (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP3348579B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JPH09125999A (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP3248397B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP3275576B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JP3218885B2 (ja) | 車輌の挙動制御装置 | |
JPH08295216A (ja) | 車輌の挙動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |