JPH09201743A - 稼働状態履歴表示装置 - Google Patents

稼働状態履歴表示装置

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JPH09201743A
JPH09201743A JP3278296A JP3278296A JPH09201743A JP H09201743 A JPH09201743 A JP H09201743A JP 3278296 A JP3278296 A JP 3278296A JP 3278296 A JP3278296 A JP 3278296A JP H09201743 A JPH09201743 A JP H09201743A
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Hajime Sakuraba
肇 櫻庭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】稼働状態の履歴データを記憶する記憶手段の記
憶容量が小さくて済み、稼働開始時から現在までの稼働
状態の履歴を1画面で表示することのできる稼働状態履
歴表示装置を提供する。 【構成】稼働状態履歴表示装置は、機械の稼働状態を表
すパラメータの経時変化を表示する表示装置であって、
表示手段の画面の解像度に応じ1画面で表示できる数で
あって、時間軸上に等間隔に分布するN個の点での前記
パラメータに関するデータを記憶する記憶手段と、前記
N個のデータに最新のデータが加わりN+1個のデータ
となった場合に、そのN+1個のデータを算術処理して
N個のデータに減数する演算手段と、前記N個のデータ
を表示する表示手段6とを有し、機械の稼働開始時から
現在までの稼働状態の履歴を前記N個のデータにより1
画面で表示することのできるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の機械
の稼働状態を表すパラメータの長期的な経時変化、経年
変化を表示する稼働状態履歴表示装置に関するものであ
り、特に、機械の稼働開始時から現在までの稼働状態の
履歴を1画面で表示することのできる稼働状態履歴表示
装置である。
【0002】
【従来の技術】旋盤、マシニングセンタ等の工作機械
は、テーブル、主軸頭等の移動部材の移動精度、位置決
め精度等に極めて高精度を要求される。これは、工作機
械が出荷され稼働を開始した時点だけでなく、工作機械
の長期的な経時変化、経年変化を考慮に入れて稼働中は
常に高水準の精度を保つ必要がある。そこで、ユーザー
は工作機械の稼働状態の経年変化を常に把握しているこ
とが望ましいが、従来、工作機械にはそのような機械の
稼働状態の履歴を表示する機能は付属していなかった。
ユーザーが工作機械の稼働状態の履歴を知るためには、
ユーザーが自ら工作機械の稼働状態を表すパラメータを
記録しておかなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は機
械の稼働状態の履歴を知るためにはユーザーが自ら稼働
状態を記録しなければならず、機械の経年変化等の把握
が困難であった。また、そのようなユーザーの作業を数
値制御装置の機能として組み込むことが考えられるが、
機械の稼働開始からのデータを全て記憶しておき、それ
を表示するためには、数値制御装置の記憶手段として莫
大な量の記憶容量を必要とし、数値制御装置のコストが
上昇してしまう。また、数値制御装置に用いる通常の表
示手段の解像度では、1画面で全てのデータを表示する
ことができず、画面をスクロールさせる等の必要が生
じ、稼働開始時から現在までの稼働状態の履歴の把握が
しにくくなる。
【0004】そこで、本発明は、稼働状態の履歴データ
を記憶する記憶手段の記憶容量が小さくて済み、稼働開
始時から現在までの稼働状態の履歴を1画面で表示する
ことのできる稼働状態履歴表示装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の稼働状態履歴表示装置は、機械の稼働状態
を表すパラメータの経時変化を表示する表示装置であっ
て、表示手段の画面の解像度に応じ1画面で表示できる
数であって、時間軸上に等間隔に分布するN個の点での
前記パラメータに関するデータを記憶する記憶手段と、
前記N個のデータに最新のデータが加わりN+1個のデ
ータとなった場合に、そのN+1個のデータを算術処理
してN個のデータに減数する演算手段と、前記N個のデ
ータを表示する表示手段とを有し、機械の稼働開始時か
ら現在までの稼働状態の履歴を前記N個のデータにより
1画面で表示することのできるものである。
【0006】また、上記稼働状態履歴表示装置におい
て、前記機械は工作機械であり、前記パラメータは機体
の温度の1日の間の最大値とすることができる。
【0007】また、上記稼働状態履歴表示装置におい
て、前記演算手段は、前記最新のデータが加わった時点
で時間軸を縮小し、最新のデータが加わる前と同じ時間
軸の表示幅とし、前記N+1個のデータを補間処理によ
りN個のデータに減数するものであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1に本発明の稼働状態履歴表示
装置を組み込んだ工作機械として、縦型マシニングセン
タ全体の構成を示す。ベッド1の上にはテーブル2が載
置されており、テーブル2上に固定した工作物を主軸4
に取り付けた加工工具により所望の形状に加工する。主
軸4が回転自在に軸支された主軸頭3とテーブル2と
は、主軸軸線方向を含む互いに直交する3方向に相対的
に移動可能である。工作機械には、図示しない数値制御
装置が設置されており工作機械を制御している。数値制
御装置の入出力装置として操作盤5が設けられている。
作業者は、操作盤5のフィルムキーボード等の入力手段
7によりデータやプログラムを数値制御装置に入力し、
数値制御装置からの情報を表示手段6に表示することに
より知ることができる。
【0009】工作機械の加工精度には、工作機械を構成
する各部材の熱変形が大きな影響を与える。特に加工精
度に影響の大きい送りネジ等の温度は温度センサによっ
て検出され、その温度情報が数値制御装置に入力されて
いる。工作機械の機体の温度情報は、工作機械の稼働状
態の長期的な推移を知る上でも重要な情報となる。そこ
で、数値制御装置は温度センサにより得られる数値に基
づいた温度の1日における最大値である最大温度を記録
する。最大温度とは、毎日の電源オンから電源オフまで
の温度の最大値のことである。
【0010】作業者は、操作盤5から指示することによ
り、工作機械が納入されて稼働を開始した日から現在ま
での最大温度の変化を1画面上で一覧することができ
る。図2が最大温度の履歴を表示した表示手段6の画面
を示す図である。CRT等の表示手段6の画面上には、
稼働開始日から現在までの最大温度の履歴が棒グラフに
より示されており、作業者が最大温度の推移を一目で把
握することができる。棒グラフのデータ数は表示手段6
の画面の解像度を考慮して61個とされている。表示6
1は工作機械が稼働を開始した日付を表し、表示62は
現在の日付を表している。
【0011】数値制御装置は61個の最大温度のデータ
を記憶するRAM等の記憶手段を有している。工作機械
の稼働日数が61日までは、それぞれの日の最大温度の
データが数値制御装置の記憶手段に記憶されるととも
に、それらのデータがそのまま棒グラフとして表示手段
6に表示される。稼働日数が62日以上の場合には、6
2番目のデータが数値制御装置に入力されるが、数値制
御装置は、この62個のデータに算術処理を施して61
個のデータに減数し、そのデータを記憶手段に記憶す
る。そして表示手段6にも減数した61個のデータを棒
グラフとして表示する。この減数処理は、時間軸に関し
て直線性を保つような処理とする。このような履歴デー
タの表示を行うことにより、作業者は工作機械の稼働期
間がどんなに長くとも、1画面で稼働開始時から現在ま
での工作機械の稼働状態の推移を把握することができ
る。
【0012】図3は、データの減数処理を説明するため
の図である。表示手段6に表示される61個のデータの
値を左からD(0,K),D(1,K),D(2,
K),…,D(60,K)とする。ここでKは、稼働開
始からK日目のデータ(稼働開始日を0日目とする)で
あることを表す。ただし、K≧61である。K日目のデ
ータは、(K−1)日目のデータD(0,K−1),D
(1,K−1),…,D(60,K−1)とK日目の最
大温度のデータから求めることができる。棒グラフ間の
距離をxとすると、棒グラフ全体の表示幅は60xとな
る。K日目のデータを表示幅60xに収めるには、(K
−1)日目の全データを時間軸方向に(K−1)/Kに
縮小して、最後にK日目の最大温度データを付け加えれ
ばよい。そうすると、左からJ番目のデータD(J,
K)の値は、次のように計算できる。
【0013】
【数1】 ただし、1≦J≦59である。また、 D(0,K)=D(0,K−1) D(60,K)=K日目の最大温度データ とすればよい。数1のD(J,K)の値は、(K−1)
日目の時間軸を縮小して位置のずれたデータD(J,K
−1),D(J+1,K−1)の位置とD(J,K)の
位置との距離にしたがって、D(J,K−1)とD(J
+1,K−1)の値を直線補間することにより導出され
る。このような減数および補間処理により、時間軸は直
線性を保ち、履歴データの全体形状の位置ずれもない。
なお、グラフに要求される精度によっては、このような
精密な補間処理を行う必要はなく、単純に両側のデータ
の値の平均値としたり、両側のデータの内で距離の近い
方のデータとする等の適宜の近似的処理を採用してもよ
い。
【0014】最新日の最大温度データが数値制御装置に
入力される度に、このようなデータの減数処理を行うこ
とにより、数値制御装置に必要とされる履歴データのた
めの記憶手段の記憶容量は常にデータ61個分で十分で
ある。何年分もの履歴データを表示するためにも、その
期間中の毎日のデータを記憶しておく必要はなく、1画
面に表示するための61個のデータだけを記憶しておけ
ばよい。このため、数値制御装置に履歴表示機能を付加
するのに必要な履歴データの記憶手段の記憶容量が少な
くて済み、数値制御装置のコストの上昇が抑えられる。
【0015】なお、この実施の形態では、時間軸上に等
間隔に分布するデータの個数Nを61個としたが、この
数は表示手段の画面の解像度に応じて適宜決定すればよ
く、1画面で表示できる個数とするのがよい。また、機
械の稼働状態を表すパラメータとして機体の温度を例に
挙げたが、この他にも振動、騒音のセンサ出力や主軸モ
ータ、各制御軸モータの負荷電流等をパラメータとして
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0017】稼働状態の履歴データを記憶する記憶手段
の記憶容量が小さくて済み、稼働状態履歴表示装置のコ
ストを低下させることができる。
【0018】機械の稼働開始時から現在までの稼働状態
の履歴を1画面で表示することができ、機械の稼働状態
の推移が容易に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の稼働状態履歴表示装置を組み
込んだ縦型マシニングセンタの全体図である。
【図2】図2は、表示手段6の画面を表す図である。
【図3】図3は、データの減数処理を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…ベッド 2…テーブル 3…主軸頭 4…主軸 5…操作盤 6…表示手段 7…入力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械の稼働状態を表すパラメータの経時変
    化を表示する表示装置であって、 表示手段(6)の画面の解像度に応じ1画面で表示でき
    る数であって、時間軸上に等間隔に分布するN個の点で
    の前記パラメータに関するデータを記憶する記憶手段
    と、 前記N個のデータに最新のデータが加わりN+1個のデ
    ータとなった場合に、 そのN+1個のデータを算術処理してN個のデータに減
    数する演算手段と、 前記N個のデータを表示する表示手段(6)とを有し、 機械の稼働開始時から現在までの稼働状態の履歴を前記
    N個のデータにより1画面で表示することのできる稼働
    状態履歴表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した稼働状態履歴表示装置
    であって、 前記機械は工作機械であり、 前記パラメータは機体の温度の1日の間の最大値である
    稼働状態履歴表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれか1つに記載した稼
    働状態履歴表示装置であって、 前記演算手段は、前記最新のデータが加わった時点で時
    間軸を縮小し、最新のデータが加わる前と同じ時間軸の
    表示幅とし、前記N+1個のデータを補間処理によりN
    個のデータに減数するものである稼働状態履歴表示装
    置。
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