JP2019175352A - 工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】命令コードが、回転テーブルの回転を伴い、ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断する判断部と、命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、回転テーブルの回転量を用いることなく、主軸ヘッドの移動量を用いて、主軸ヘッドの直線軸方向への移動速度と、回転テーブルの回転軸回りの回転速度とを算出する算出部と、算出部により算出した移動速度及び回転速度に基づき、移動機構及び回転機構を駆動制御する駆動制御部とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
工作機械は例えば直線軸三軸と回転軸との制御により、回転テーブルに取り付けたワークに対して工具を相対移動して加工を行う。特許文献1に記載の5軸制御加工機は、互いに直交する直線軸三軸に回転軸二軸を付加したものであり、回転テーブルを備える。5軸制御加工機は回転テーブルを任意に回転することで、回転テーブル上に治具等を用いて設置したワークを任意方向に傾けることができる。工作機械の各軸はベースを介して螺子で締結するので、直線軸三軸と回転軸二軸の相互の位置関係は固定である。
特開2012−164306号公報
従来の工作機械では、加工経路を直線により補間する直線補間命令が与えられた場合、直線軸の単位(ミリメートル)と回転軸の単位(度)とが異なっているにも関わらず、直線軸及び回転軸の合成移動量から各軸の送り速度を決定する。このため、回転軸の移動距離(回転角度)に大きな値が入力された場合、合成移動量の値が大きくなり、合成移動量から決定される各軸の送り速度は遅くなるという問題点を有している。
本発明の目的は、回転軸の回転を伴う直線補間命令が与えられた場合であっても、回転軸の回転角度に起因して各軸の送り速度が低下することを抑制することができる工作機械、工作機械の制御方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係る工作機械は、工具が装着される主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、前記工具により加工されるワークを回転可能に支持する回転テーブルと、該回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械において、前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断する判断部と、前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出する算出部と、該算出部により算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する駆動制御部とを備える。
上記一態様によれば、回転を伴う直線補間命令の場合、回転テーブルの回転量を用いることなく、主軸ヘッドの直線軸方向への移動速度及び回転テーブルの回転軸回りの移動速度を算出する。回転テーブルの回転量を含む合成移動量に基づいて各軸の移動速度を算出する従来の手法では、合成移動量が大きな値となる場合には、この合成移動量を進む各軸の移動時間が長くなるため、移動速度を低い値として算出する。これに対し、上記一態様では回転軸回りの回転量を用いないため、従来の算出手法と比較して各軸の移動速度を高い値として算出する。
本発明の一態様に係る工作機械は、前記算出部により算出した回転速度が閾値速度を超過する場合、警報を出力する警報出力部を備える。
上記一態様によれば、算出した回転速度が閾値速度を超過する場合、警報を出力するので、条件の見直し等が必要であることをユーザに報知する。
本発明の一態様に係る工作機械は、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する第1算出手法と、前記主軸ヘッドの移動量及び前記回転テーブルの回転量の双方を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する第2算出手法との何れか一方の選択を受付ける受付部を備え、前記受付部にて前記第2算出手法の選択を受付けた場合、前記算出部は、前記主軸ヘッドの移動量及び前記回転テーブルの回転量の双方を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する。
上記一態様によれば、ユーザは、回転軸回りの回転量を用いずに各軸の移動速度を算出する本願の算出手法、又は回転軸回りの回転量を含む合成移動量に基づいて各軸の移動速度を算出する従来の算出手法の何れかを選択することができる。
本発明の一態様に係る工作機械は、前記直線軸及び前記回転軸をそれぞれ複数備え、前記算出部は、各直線軸方向の移動速度及び各回転軸回りの回転速度を算出する。
上記一態様によれば、直線軸及び回転軸のそれぞれについて移動速度を算出する。
本発明の一態様に係る工作機械の制御方法は、工具が装着される主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、前記工具により加工されるワークを回転可能に支持する回転テーブルと、該回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械の制御方法において、前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断し、前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出し、算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する。
上記一態様によれば、回転を伴う直線補間命令の場合、回転テーブルの回転量を用いることなく、主軸ヘッドの直線軸方向への移動速度及び回転テーブルの回転軸回りの移動速度を算出する。回転テーブルの回転量を含む合成移動量に基づいて各軸の移動速度を算出する従来の手法では、合成移動量が大きな値となる場合には、この合成移動量を進む各軸の移動時間が長くなるため、移動速度を低い値として算出する。これに対し、上記一態様では回転軸回りの回転量を用いないため、従来の算出手法と比較して各軸の移動速度を高い値として算出する。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、工具が装着される主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、ワークを回転可能に支持する回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械の動作を制御するコンピュータに、前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断し、前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出し、算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
上記一態様によれば、回転を伴う直線補間命令の場合、回転テーブルの回転量を用いることなく、主軸ヘッドの直線軸方向への移動速度及び回転テーブルの回転軸回りの移動速度を算出する。回転テーブルの回転量を含む合成移動量に基づいて各軸の移動速度を算出する従来の手法では、合成移動量が大きな値となる場合には、この合成移動量を進む各軸の移動時間が長くなるため、移動速度を低い値として算出する。これに対し、上記一態様では回転軸回りの回転量を用いないため、従来の算出手法と比較して各軸の移動速度が高い値として算出する。
本発明にあっては、回転軸の回転を伴う直線補間命令が与えられた場合であっても、回転軸の回転角度に起因して各軸の送り速度が低下することを抑制することができる。
実施の形態1に係る工作機械の概略構成を示す斜視図である。 工作機械の制御系の構成を示すブロック図である。 加工プログラムの一例を示す概念図である。 比較例における送り速度の算出手法を説明する説明図である。 本実施の形態における送り速度の算出手法を説明する説明図である。 実施の形態1に係る工作機械の制御部が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る工作機械の制御部が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態3に係る工作機械の制御部が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る工作機械100の概略構成を示す斜視図である。以下では、図1の矢印により示される前後、左右、上下の各方向を用いて、工作機械100の構成について説明する。
図1に示す如く、工作機械100は前後に延びた矩形の基台1を備える。支持台2は基台1上部の後側に設け、立柱4を支持する。
Y軸方向移動機構10は支持台2上部に設け、移動板16を前後方向に移動する。Y軸方向移動機構10は前後に延びた二つの軌道11、Y軸螺子軸12、Y軸モータ13、軸受14を備える。軌道11は支持台2上部の左と右に設ける。Y軸螺子軸12は前後に延び、二つの軌道11の間に設ける。軸受14はY軸螺子軸12の前端部と中途部(図示略)に設ける。Y軸モータ13はY軸螺子軸12後端部に連結する。ナット(図示略)はY軸螺子軸12に転動体(図示略)を介して螺合する。転動体は例えばボールである。複数の摺動子15は各軌道11に摺動可能に設ける。移動板16は水平方向に延び、ナットと摺動子15上部に連結する。Y軸螺子軸12はY軸モータ13の回転で回転し、ナットは前後方向に移動し、移動板16は前後方向に移動する。
X軸方向移動機構20は移動板16上面に設け、立柱4を左右方向に移動する。X軸方向移動機構20は左右に延びた二つの軌道21、X軸螺子軸22、X軸モータ23(図2参照)、軸受24を備える。軌道21は移動板16上面の前と後に設ける。X軸螺子軸22は左右に延び、二つの軌道21の間に設ける。軸受24はX軸螺子軸22の左端部と中途部(図示略)に設ける。X軸モータ23はX軸螺子軸22の右端部に連結する。ナット(図示略)はX軸螺子軸22に転動体(図示略)を介して螺合する。複数の摺動子26は各軌道21に摺動可能に設ける。立柱4はナットと摺動子26上部に連結する。X軸螺子軸22はX軸モータ23の回転で回転し、ナットは左右方向に移動し、立柱4は左右方向に移動する。
Z軸方向移動機構30は立柱4の前面に設け、主軸ヘッド5を上下方向に移動する。Z軸方向移動機構30は上下に延びた二つの軌道31、Z軸螺子軸32、Z軸モータ33、軸受34を備える。軌道31は立柱4前面の左と右に設ける。Z軸螺子軸32は上下に延び、二つの軌道31の間に設ける。軸受34はZ軸螺子軸32の下端部と中途部(図示略)に設ける。Z軸モータ33はZ軸螺子軸32上端部に連結する。ナット(図示略)はZ軸螺子軸32に転動体(図示略)を介して螺合する。複数の摺動子35は各軌道31に摺動可能に設ける。主軸ヘッド5はナットと摺動子35の前部に連結する。Z軸螺子軸32はZ軸モータ33の回転で回転し、ナットは上下方向に移動し、主軸ヘッド5は上下方向に移動する。
上下に延びた主軸51は主軸ヘッド5内に設ける。主軸51は軸回りに回転する。主軸モータ6は主軸ヘッド5上端部に設ける。主軸51下端部は工具を装着する。主軸51は主軸モータ6の回転で回転し、工具は回転する。回転した工具は回転テーブル7で保持したワークを加工する。
回転テーブル7は基台1上部の前側に設ける。回転テーブル7は加工対象のワークを保持する。A軸回転機構70は回転テーブル7の右側に設ける。A軸回転機構70は左右に延びたA軸の回りに回転テーブル7を回転させるA軸モータ71を備える。C軸回転機構80はA軸回転機構70の下側に設ける。C軸回転機構80は上下に延びたC軸の回りに回転テーブル7を回転させるC軸モータ81を備える。
なお、工作機械100は工具を交換する工具交換装置(図示略)を備えてもよい。工具交換装置は工具マガジン(図示略)に収容した工具と主軸51に装着した工具を交換する。
また、工作機械100は上記の構成に限定されるものではなく、例えば工具を装着してワークを加工する昇降可能な主軸ヘッドと、主軸ヘッドを支持するコラムとを備え、このコラムをX軸方向及びY軸方向に移動する移動機構を設けた構成であってもよい。
図2は工作機械100の制御系の構成を示すブロック図である。工作機械100は、制御部101、記憶部102、入力部103及び出力部104を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。制御部101が備えるROMは、上記ハードウェア各部の動作を制御するための制御プログラム等を記憶する。制御部101内のCPUは、ROMが記憶する制御プログラム及び後述する記憶部102に記憶する各種プログラムを実行し、上記ハードウェア各部の動作を制御する。制御部101が備えるRAMは、各種プログラムの実行中に一時的に利用されるデータを記憶する。
なお、制御部101は上記の構成に限定されるものではなく、シングルコアCPU、マルチコアCPU、マイコン、揮発性又は不揮発性のメモリ等を含む1又は複数の処理回路又は演算回路であればよい。また、制御部101は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部102は、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなどを用いた記憶装置を備える。記憶部102は、制御部101に実行させる各種プログラム、及び各種プログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。記憶部102に記憶されるプログラムは、ワークの加工手順を定める加工プログラムを含む。
なお、記憶部102が記憶するプログラムは、当該プログラムを読み取り可能に記録した記録媒体Mにより提供されてもよい。記録媒体Mは、例えば、SD(Secure Digital)カード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの可搬型のメモリである。この場合、制御部101は、不図示の読取装置を用いて記録媒体Mに記録されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムを記憶部102に記憶させる。また、工作機械100が外部通信装置と通信する機能を有する場合、記憶部102に記憶されるプログラムは通信により提供されてもよい。この場合、制御部101は、外部通信装置との通信によりプログラムを取得し、取得したプログラムを記憶部102にインストールする。
入力部103は、キーボード、タッチパネル等の入力装置を接続する入力インタフェースを備える。入力部103は、入力インタフェースに接続された入力装置を通じて、ユーザによる各種操作を受付ける。
出力部104は、主軸モータ6、X軸モータ23、Y軸モータ13、Z軸モータ33、A軸モータ71及びC軸モータ81を接続する出力インタフェースを備える。制御部101は、各モータの駆動を制御するための制御信号を出力部104から出力することにより、各モータの駆動制御を行う。
図3は加工プログラムの一例を示す概念図である。加工プログラムは、行番号と、行番号に関連付けて記述される命令コードとを含む。加工プログラムの一例はNC(Numerical Control)プログラムであり、命令コードは例えばGコード、Mコード等である。図3に示す例において「N1」及び「N2」は行番号である。行番号N1の「G94」は毎分送りモードを指定する命令コードである。行番号N2の「G91」はインクリメンタル距離モードを指定する命令コードである。続く「G01」は直線補間により加工を行うことを指定する命令コードである。更に「X100」、「Y200」、「A200」は終点の位置を表し、「F10000」はフィードレートを表している。すなわち、行番号N1,N2の命令コードは、現在位置からX軸方向へ100mm、Y軸方向へ200mm、A軸回りに200度だけ回転した位置まで、毎分10000mmの送り速度で直線補間により加工せよという命令を与える。このような加工プログラムは、記憶部102に予め記憶されていてもよく、入力部103を通じて入力されるものであってもよい。
工作機械100の制御部101は、図3に示すような加工プログラムを読み込み、読み込んだ加工プログラムに基づいて各モータの駆動制御を行う場合、各直線軸方向への送り速度(移動速度)と、各回転軸回りの送り速度(回転速度)とを算出する。
比較例として、従来の算出手法について説明する。
図4は比較例における送り速度の算出手法を説明する説明図である。図4に示す加工プログラムは、終点の位置及びフィードレートの値を一般化して示している。具体的には、X軸方向の終点の位置をα、Y軸方向の終点の位置をβ、Z軸方向の終点の位置をγ、A軸回りの終点の角度をδ、C軸回りの終点の角度をε、フィードレートをfとしている。δ又はεに0以外の値がセットされている場合、図4に示す加工プログラムはワークの回転を伴う直線補間命令を表す。
工作機械は、直線補間命令に基づいて加工を行う場合、各軸の移動時間が全ての軸で同じ時間となるように各軸の送り速度を算出する。各軸の移動時間をT=L/fとした場合、従来では、A軸回りの回転量(=δ)とC軸回りの回転量(=ε)とを含めた合成移動量をL=(α2 +β2 +γ2 +δ2 +ε21/2 により算出する。
工作機械は、算出したL値を用いて、XYZ各軸の送り速度Vx,Vy,Vzをそれぞれα/L・f,β/L・f,γ/L・fにより算出する。また、工作機械は、XYZ各軸の送り速度から算出される各軸の移動時間Tを用いて、A軸回りの送り速度Vaをδ/Tにより算出し、C軸回りの送り速度Vcをε/Tにより算出する。なお、直線補間命令が与えられた場合、移動時間Tは各軸で共通である。
比較例における送り速度の算出手法では、L値にA軸回りの回転角度及びC軸回りの回転角度が含まれるため、回転角度の単位が360度表記である場合、L値は比較的大きな値となり得る。この結果、XYZ各軸の送り速度は比較的に低い値として算出され、回転軸回りの回転を伴う直線補間命令に基づき工作機械が加工を行う場合、加工速度が遅くなる原因となる。
次に、本実施の形態の算出手法について説明する。
図5は本実施の形態における送り速度の算出手法を説明する説明図である。図5に示す加工プログラムは、比較例と同様に、終点の位置及びフィードレートの値を一般化して示している。具体的には、X軸方向の終点の位置をα、Y軸方向の終点の位置をβ、Z軸方向の終点の位置をγ、A軸回りの終点の角度をδ、C軸回りの終点の角度をε、フィードレートをfとしている。δ又はεに0以外の値がセットされている場合、図5に示す加工プログラムは、ワークの回転を伴う直線補間命令を表す。
本実施の形態に係る工作機械100が直線補間命令に基づいて加工を行う場合、制御部101は、各軸の移動時間が全ての軸で同じ時間となるように、各軸の送り速度を算出する。各軸の移動時間をT=L/fとした場合、制御部101は、A軸回りの回転量(=δ)とC軸回りの回転量(=ε)とを考慮せずに、XYZ各軸の移動量α,β,γのみを用いて、L値を(α2 +β2 +γ21/2 により算出する。
制御部101は、算出したL値を用いて、XYZ各軸の送り速度Vx,Vy,Vzをそれぞれα/L・f,β/L・f,γ/L・fにより算出する。また、制御部101は、XYZ軸方向の送り速度から算出される各軸の移動時間Tを用いて、A軸回りの送り速度Vaをδ/Tにより算出し、C軸回りの送り速度Vcをε/Tにより算出する。なお、直線補間命令が与えられた場合、移動時間Tは各軸で共通である。
例えば、α=100、β=200、γ=0、δ=200、ε=0、f=10000とした場合、比較例の算出手法では、X軸方向の送り速度が3333.33mm/分、Y軸方向の送り速度が6666.67mm/分、A軸回りの送り速度が18.51回転/分となる。これに対し、本実施の形態による算出手法では、X軸方向の送り速度が4472.15mm/分、Y軸方向の送り速度が8944.30mm/分、A軸回りの送り速度が24.84回転/分となる。
以上のように、本実施の形態における送り速度の算出手法では、L値にA軸及びC軸の回転角度が含まれないため、L値は比較例と較べて小さな値となり、その結果、XYZ各直線軸方向への送り速度、及びAC各回転軸回りの送り速度は高くなる。このため、工作機械100が回転を伴う直線補間命令に基づいて加工を行う場合であっても、加工速度を高めることができる。
図6は実施の形態1に係る工作機械100の制御部101が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部101は、加工プログラムに基づく制御を行う場合、記憶部102に記憶された加工プログラム、又は入力部103を通じて入力された加工プログラムの読み込みを行う(ステップS101)。
次いで、制御部101は、読み込んだ加工プログラムに回転を伴う直線補間命令が含まれるか否かを判断する(ステップS102)。例えば、加工プログラムに「G01」の命令コードが含まれ、直線補間命令による移動量にAC軸の何れかの回転軸の回転角度が含まれる場合、その加工プログラムには、回転を伴う直線補間命令が含まれると判断することができる。一方、加工プログラムに「G01」の命令コードが含まれていない場合、若しくは、加工プログラムに「G01」の命令コードが含まれており、直線補間命令による移動量に回転軸の回転角度が定義されていない場合、その加工プログラムには、回転を伴う直線補間命令が含まれていないと判断することができる。
読み込んだ加工プログラムに回転を伴う直線補間命令が含まれると判断した場合(S102:YES)、制御部101は、XYZ各軸の移動量に基づき、XYZ各軸方向への送り速度を算出する(ステップS103)。このとき、制御部101は、(α2 +β2 +γ21/2 により算出されるL値を用いて、XYZ各軸方向への送り速度Vx,Vy,VzをそれぞれVx=α/L・f,Vy=β/L・f,Vz=γ/L・fにより算出する。
次いで、制御部101は、XYZ各軸方向の送り速度から移動時間Tを算出し、AC各軸回りの送り速度を算出する(ステップS104)。このとき、制御部101は、T=α/Vx(=β/Vy,γ/Vz)により各軸の移動時間を算出し、算出した移動時間Tを用いて、AC各軸回りの送り速度Va,VcをそれぞれVa=δ/T,Vc=ε/Tにより算出する。
なお、図6に示すフローチャートでは、XYZ各軸方向への送り速度を算出した後に、AC各軸回りの送り速度を算出する手順について説明したが、各軸の送り速度の算出手順は上記に限定されるものではない。例えば、制御部101は各軸に共通の移動時間TをT=L/fにより算出し、各軸の送り速度Vx,Vy,Vz,Va,VcをそれぞれVx=α/T,Vy=β/T,Vz=γ/T,Va=δ/T,Vc=ε/Tにより算出してもよい。
ステップS102において、読み込んだ加工プログラムに回転を伴う直線補間命令が含まれないと判断した場合(S102:NO)、制御部101は、加工プログラムに含まれる命令コードに応じて、各軸の送り速度を従来手法を用いて算出する(ステップS105)。
次いで、制御部101は、算出した各軸の送り速度に基づいて、各軸を駆動する駆動モータ用の制御信号を生成し、生成した制御信号を出力部104から出力することにより、各軸の駆動制御を行う(ステップS106)。
以上のように、本実施の形態では、AC各軸回りの回転量を考慮した合成移動量によりL値を定めていた従来の算出手法と比較して、各軸の送り速度を高めることができ、加工時間の短縮化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、直線軸を3軸、回転軸を2軸とした5軸制御の工作機械100を例にとり、各軸の送り速度の算出手法について説明したが、3軸の直線軸、2軸の回転軸(左右に延びたA軸及び上下に延びたC軸)に加え、前後に延びたB軸の回りに回転可能である6軸制御の工作機械、更に多くの回転軸を含む駆動軸を備えた工作機械に適用できることは勿論のことである。
また、本実施の形態では、直線軸方向の長さの単位をミリメートルとして説明を行ったが、長さの単位はミリメートルに限らず、インチであってもよい。直線軸の長さの単位をインチとした場合、直線軸の移動量に記載する値は小さくなるので、従来算出していた合成移動量に占める回転軸の移動量(回転角度)の割合は高くなる。この結果、合成移動量を用いて各軸の送り速度を算出した場合、フィードレートにより想定される各軸の送り速度よりも低くなる可能性がある。これに対し、本実施の形態では、合成移動量に回転軸の移動量を含めないので、各軸の送り速度を高めることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、算出した送り速度が閾値速度を超過した場合、警報を出力する構成について説明する。
なお、工作機械100の構成は実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図7は実施の形態2に係る工作機械100の制御部101が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部101は、加工プログラムに基づく制御を行う場合、記憶部102に記憶された加工プログラム、又は入力部103を通じて入力された加工プログラムの読み込みを行う(ステップS201)。
次いで、制御部101は、実施の形態1と同様の手順にて、XYZ各軸の送り速度とAC各軸の送り速度とを算出する(ステップS202〜S205)。
次いで、制御部101は、算出した各軸の送り速度が閾値速度を超過したか否かを判断する(ステップS206)。本実施の形態では、記憶部102が閾値速度を記憶する。ステップS206では、制御部101は、算出した各軸の送り速度と記憶部102から読み出した閾値速度との大小を比較し、各軸の送り速度が閾値速度を超過したか否かを判断する。なお、閾値速度は、直線軸と回転軸とで異なる値であってもよく、各軸で異なる値であってもよい。また、特定の軸ついてのみ閾値速度を設定してもよい。
閾値速度を超過していないと判断した場合(S206:NO)、制御部101は、算出した各軸の送り速度に基づいて、各軸を駆動する駆動モータ用の制御信号を生成し、生成した制御信号を出力部104から出力することにより、各軸の駆動制御を行う(ステップS207)。
一方、閾値速度を超過したと判断した場合(S206:YES)、制御部101は、出力部104から警報を出力する(ステップS208)。例えば、出力部104にブザーなどの警報器(不図示)を接続している場合、制御部101は、警報器から警報音を出力させる制御信号を出力部104から出力してもよい。また、出力部104に液晶モニタなどの表示装置(不図示)を接続している場合、制御部101は、送り速度が閾値速度を超過した旨の文字情報を出力部104から出力してもよい。
以上のように、本実施の形態では、演算によって求めた各軸の送り速度が閾値速度を超過する場合には、警報を出力してユーザに報知することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、各軸の送り速度の算出手法に係る選択を受付け、選択された算出手法を用いて各軸の送り速度を算出する構成について説明する。
なお、工作機械100の構成は実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図8は実施の形態3に係る工作機械100の制御部101が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。制御部101は、加工プログラムに基づく制御を行う場合、記憶部102に記憶された加工プログラム、又は入力部103を通じて入力された加工プログラムの読み込みを行う(ステップS301)。
次いで、制御部101は、読み込んだ加工プログラムに回転を伴う直線補間命令が含まれるか否かを判断する(ステップS302)。例えば、加工プログラムに「G01」の命令コードが含まれ、直線補間命令による移動量にAC軸の何れかの回転軸の回転角度が含まれる場合、その加工プログラムには、回転を伴う直線補間命令が含まれると判断することができる。
次いで、制御部101は、各軸の送り速度の算出手法として、従来手法を選択したか否かを判断する(ステップS303)。ここで、従来手法は、図4を用いて説明したように、AC各軸の回転角度を含む合成移動量の値を用いてXYZ各軸の送り速度及びAC各軸の送り速度を算出する従来の算出手法を表す。算出手法の選択は加工プログラムを読み込む前に事前に設定されていてもよく、回転を伴う直線補間命令が入力された場合に、ユーザによる選択を受付ける構成であってもよい。
従来手法を選択していないと判断した場合(S303:NO)、制御部101は、実施の形態1と同様の手順にて、XYZ各軸の移動量に基づきXYZ各軸の送り速度を算出し(ステップS304)、XYZ各軸の移動時間を用いて各回転軸の送り速度を算出する(ステップS305)。
一方、ステップS302で回転を伴う直線補間命令でないと判断した場合(S302:NO)、又はステップS303で従来手法を選択したと判断した場合(S303:YES)、制御部101は、従来手法を用いて各軸の送り速度を算出する(ステップS306)。
次いで、制御部101は、算出した各軸の送り速度に基づいて、各軸を駆動する駆動モータ用の制御信号を生成し、生成した制御信号を出力部104から出力することにより、各軸の駆動制御を行う(ステップS307)。
以上のように、本実施の形態では、各軸の送り速度の算出手法をユーザが選択することが可能である。例えば、加工時間の短縮化を図る場合、ユーザはAC各軸の回転角度を考慮しない本願手法を選択することが可能である。また、閾値速度を超過しないように各軸の送り速度を設定したい場合には、ユーザは従来手法を選択することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
6 主軸モータ
13 Y軸モータ
23 X軸モータ
33 Z軸モータ
71 A軸モータ
81 C軸モータ
100 工作機械
101 制御部
102 記憶部
103 入力部
104 出力部

Claims (6)

  1. 工具が装着される主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、前記工具により加工されるワークを回転可能に支持する回転テーブルと、該回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械において、
    前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断する判断部と、
    前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出する算出部と、
    該算出部により算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する駆動制御部と
    を備える工作機械。
  2. 前記算出部により算出した回転速度が閾値速度を超過する場合、警報を出力する警報出力部
    を備える請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する第1算出手法と、前記主軸ヘッドの移動量及び前記回転テーブルの回転量の双方を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する第2算出手法との何れか一方の選択を受付ける受付部
    を備え、
    前記受付部にて前記第2算出手法の選択を受付けた場合、前記算出部は、前記主軸ヘッドの移動量及び前記回転テーブルの回転量の双方を用いて前記移動速度及び前記回転速度を算出する
    請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記直線軸及び前記回転軸をそれぞれ複数備え、
    前記算出部は、各直線軸方向の移動速度及び各回転軸回りの回転速度を算出する
    請求項1から請求項3の何れか1つに記載の工作機械。
  5. 工具が装着される主軸ヘッドと、該主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、前記工具により加工されるワークを回転可能に支持する回転テーブルと、該回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械の制御方法において、
    前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断し、
    前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出し、
    算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する
    工作機械の制御方法。
  6. 工具が装着される主軸ヘッドを直線軸方向へ移動させる移動機構と、ワークを回転可能に支持する回転テーブルを回転軸回りに回転させる回転機構とを備え、前記ワークの加工手順を定める命令コードに基づき、前記主軸ヘッドを前記ワークに対して相対的に移動させながら前記ワークを加工する工作機械の動作を制御するコンピュータに、
    前記命令コードが、前記回転テーブルの回転を伴い、前記ワークにおける加工経路を直線により補間する直線補間命令であるか否かを判断し、
    前記命令コードが前記回転テーブルの回転を伴う直線補間命令であると判断した場合、前記回転テーブルの回転量を用いることなく、前記主軸ヘッドの移動量を用いて、前記主軸ヘッドの前記直線軸方向への移動速度と、前記回転テーブルの前記回転軸回りの回転速度とを算出し、
    算出した移動速度及び回転速度に基づき、前記移動機構及び前記回転機構を駆動制御する
    処理を実行させるためのコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108073162A (zh) * 2016-11-11 2018-05-25 中国科学院沈阳计算技术研究所有限公司 一种通过插入运动段实现机器人平滑运动的控制方法
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