JPH09201310A - 身体障害者用の便座付き携帯椅子 - Google Patents
身体障害者用の便座付き携帯椅子Info
- Publication number
- JPH09201310A JPH09201310A JP1252496A JP1252496A JPH09201310A JP H09201310 A JPH09201310 A JP H09201310A JP 1252496 A JP1252496 A JP 1252496A JP 1252496 A JP1252496 A JP 1252496A JP H09201310 A JPH09201310 A JP H09201310A
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- JP
- Japan
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- seat
- chair
- toilet
- frame
- handicapped person
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 身障者用のトイレが無い場所でも、なるべく
人目を憚らずに、楽に用を足せ、休息用にも使える身体
障害者用の便座付き携帯椅子を提供する。 【解決手段】 折畳式椅子の座部Aに、用便の為の刳抜
孔2を設けると共に、この刳抜孔の下側に垂設する受袋
Dの口縁部を着脱自在に係止する係止部材4を設ける構
成とした。そして、座部の後縁部には、椅子の背もたれ
等の役割も兼ねる休息用座板Cを、ヒンジ部を介して取
着するとよい。又、座部を取付ける椅子フレームBは、
座部の左右両側に設けた座部フレーム3と、夫々パイプ
材をコ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚
12、背部フレーム13及びリンク部材14を、リンク
機構が形成される様に連結した構成にするとよい。
人目を憚らずに、楽に用を足せ、休息用にも使える身体
障害者用の便座付き携帯椅子を提供する。 【解決手段】 折畳式椅子の座部Aに、用便の為の刳抜
孔2を設けると共に、この刳抜孔の下側に垂設する受袋
Dの口縁部を着脱自在に係止する係止部材4を設ける構
成とした。そして、座部の後縁部には、椅子の背もたれ
等の役割も兼ねる休息用座板Cを、ヒンジ部を介して取
着するとよい。又、座部を取付ける椅子フレームBは、
座部の左右両側に設けた座部フレーム3と、夫々パイプ
材をコ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚
12、背部フレーム13及びリンク部材14を、リンク
機構が形成される様に連結した構成にするとよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体障害者がマイ
カー等に乗って外出した場合に、身障者用のトイレが無
い所で用を足したい時や、行楽地等で楽な姿勢で休息し
たい時等に便利に使える、身体障害者用の便座付き携帯
椅子に関する。
カー等に乗って外出した場合に、身障者用のトイレが無
い所で用を足したい時や、行楽地等で楽な姿勢で休息し
たい時等に便利に使える、身体障害者用の便座付き携帯
椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の公共施設は、殆どと言って良い位
に、身障者用のトイレが設けられている。然し、身体障
害者の日常の行動範囲は、勿論、公共施設に限られない
ので、外出先で、トイレが無くて困惑する場合も少なく
なかった。
に、身障者用のトイレが設けられている。然し、身体障
害者の日常の行動範囲は、勿論、公共施設に限られない
ので、外出先で、トイレが無くて困惑する場合も少なく
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、外出先で、身障者用のトイレが設置されていない場
所でも、なるべく人目を憚らずに、又、楽に用を足せ、
併せて、山野等に出掛けた時の休息椅子としても役立
つ、身体障害者用の携帯椅子を提供するにある。
は、外出先で、身障者用のトイレが設置されていない場
所でも、なるべく人目を憚らずに、又、楽に用を足せ、
併せて、山野等に出掛けた時の休息椅子としても役立
つ、身体障害者用の携帯椅子を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による身体障害者用の便座付き携帯椅子は、
折畳式椅子の座部Aに、用便の為の刳抜孔2を設けると
共に、該刳抜孔2の下側に垂設する受袋Dの口縁部を着
脱自在に係止する係止部材4を設ける構成とした。そし
て、前記座部Aの後縁部に、椅子の背もたれ等の役割も
兼ねる休息用座板Cを、ヒンジ部を介して取着するとよ
い。前記座部Aを取付ける椅子フレームBは、座部Aの
左右両側に配設した座部フレーム3と、夫々パイプ材を
コ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚1
2、背部フレーム13及びリンク部材14との組合わせ
から成り、此等の各構成部材3、11〜14を、リンク
機構が構成される様に連結することにより、各構成部材
を偏平に積み重ねた状態でコンパクトに折畳める様にす
るとよい。
の、本発明による身体障害者用の便座付き携帯椅子は、
折畳式椅子の座部Aに、用便の為の刳抜孔2を設けると
共に、該刳抜孔2の下側に垂設する受袋Dの口縁部を着
脱自在に係止する係止部材4を設ける構成とした。そし
て、前記座部Aの後縁部に、椅子の背もたれ等の役割も
兼ねる休息用座板Cを、ヒンジ部を介して取着するとよ
い。前記座部Aを取付ける椅子フレームBは、座部Aの
左右両側に配設した座部フレーム3と、夫々パイプ材を
コ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚1
2、背部フレーム13及びリンク部材14との組合わせ
から成り、此等の各構成部材3、11〜14を、リンク
機構が構成される様に連結することにより、各構成部材
を偏平に積み重ねた状態でコンパクトに折畳める様にす
るとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の一実施例を説明する。図1に示した様に、この実施
例の便座付き携帯椅子100(以下、単に椅子と言う)
の概略の構成は、用便の為の刳抜孔2を設けた座部A
と、座部Aを取付ける為の3つ折り状に折り畳める椅子
フレームBと、座部Aの後縁部にヒンジ部を介して回動
自在に取着されて、椅子の背もたれ等の役割も兼ねる休
息用座板Cとを備えている。
明の一実施例を説明する。図1に示した様に、この実施
例の便座付き携帯椅子100(以下、単に椅子と言う)
の概略の構成は、用便の為の刳抜孔2を設けた座部A
と、座部Aを取付ける為の3つ折り状に折り畳める椅子
フレームBと、座部Aの後縁部にヒンジ部を介して回動
自在に取着されて、椅子の背もたれ等の役割も兼ねる休
息用座板Cとを備えている。
【0006】次に、椅子100の細部の構造を順次説明
する。座部Aは、合成樹脂や木等で作られた略矩形状の
座板1を本体とし、その真ん中には用便の為の刳抜孔2
を設けている。座板1の下面には、左右の両縁部に沿わ
せて、アングル材から成る座部フレーム3を夫々取着し
ている。
する。座部Aは、合成樹脂や木等で作られた略矩形状の
座板1を本体とし、その真ん中には用便の為の刳抜孔2
を設けている。座板1の下面には、左右の両縁部に沿わ
せて、アングル材から成る座部フレーム3を夫々取着し
ている。
【0007】又、図3,4に示した様に、座板1の裏側
には、刳抜孔2の周縁部の複数箇所に、用足し時の排泄
物を受け入れる受袋Dを係脱自在に垂設する為の、係止
部材4を取着している。この実施例では、係止部材4と
して、先端の尖った鉤状フックを用いている。そして、
手近にあるビニール袋等を受袋Dとして流用し、その口
縁部の複数箇所に鉤状フック4を挿し通して引っ掛ける
様にしている。
には、刳抜孔2の周縁部の複数箇所に、用足し時の排泄
物を受け入れる受袋Dを係脱自在に垂設する為の、係止
部材4を取着している。この実施例では、係止部材4と
して、先端の尖った鉤状フックを用いている。そして、
手近にあるビニール袋等を受袋Dとして流用し、その口
縁部の複数箇所に鉤状フック4を挿し通して引っ掛ける
様にしている。
【0008】次に、椅子フレームBは、夫々パイプ材を
コ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚12
及び背部フレーム13と、上記の座部フレーム3と、リ
ンク部材14とを、リンク機構が形成される様に連結し
て構成されている。それによって、椅子フレームBは、
図3に示した様に、此等の各構成部材を三重に積重ねた
極めてコンパクトな形態に折畳むことが出来る。
コ字形に折曲した如き形態を備える前脚11、後脚12
及び背部フレーム13と、上記の座部フレーム3と、リ
ンク部材14とを、リンク機構が形成される様に連結し
て構成されている。それによって、椅子フレームBは、
図3に示した様に、此等の各構成部材を三重に積重ねた
極めてコンパクトな形態に折畳むことが出来る。
【0009】この椅子フレームBの細部の構成を、図5
〜7を参照しながら説明する。座部フレーム3の後端に
は、軸受板5を、その一部が座部フレーム3の上方に突
出した状態で取着している、この軸受板5には、上下2
箇所に連結ピン6及び連結ピン7を組付けるピン孔を設
けている。座部フレーム3と軸受板5とは、一体に作っ
てもよい。
〜7を参照しながら説明する。座部フレーム3の後端に
は、軸受板5を、その一部が座部フレーム3の上方に突
出した状態で取着している、この軸受板5には、上下2
箇所に連結ピン6及び連結ピン7を組付けるピン孔を設
けている。座部フレーム3と軸受板5とは、一体に作っ
てもよい。
【0010】略矩形板状をしたリンク部材14には、そ
の長手方向の前後両端に、連結ピン7及び後述する連結
ピン17を組付ける夫々ピン孔を設けている。又、その
長手方向には、後述する連結棒15を遊嵌させる長孔8
を設けている。そして、リンク部材14は、連結ピン7
の周りに回動可能に、軸受板5に連結させている。
の長手方向の前後両端に、連結ピン7及び後述する連結
ピン17を組付ける夫々ピン孔を設けている。又、その
長手方向には、後述する連結棒15を遊嵌させる長孔8
を設けている。そして、リンク部材14は、連結ピン7
の周りに回動可能に、軸受板5に連結させている。
【0011】夫々上向きコ字形をした前脚11と後脚1
2とは、夫々の両脚部分の中間箇所同士を、連結ピン1
6,16の周りに回動可能に連結させている。前脚11
の両脚の上端は、リンク部材14の前側(椅子を展開さ
せた状態での)のピン孔に組付けた連結ピン17に連結
させている。又、後脚12の両脚の上端は、座部フレー
ム3の前端に組付けた連結ピン18に連結させている。
2とは、夫々の両脚部分の中間箇所同士を、連結ピン1
6,16の周りに回動可能に連結させている。前脚11
の両脚の上端は、リンク部材14の前側(椅子を展開さ
せた状態での)のピン孔に組付けた連結ピン17に連結
させている。又、後脚12の両脚の上端は、座部フレー
ム3の前端に組付けた連結ピン18に連結させている。
【0012】下向きコ字形をした背部フレーム13の両
脚は、その下方部分を前側にく字形に折曲させている。
そして、両脚の下端から所定距離隔てた箇所に夫々設け
たピン孔に、連結ピン6を挿通させることにより、回動
可能に軸受板5に連結させている。又、両脚の各下端間
に跨設した連結棒15を、各リンク部材14の各長孔8
に遊嵌させている。更に、両脚の上端部には、図2に示
した様に、背板19を跨設している。
脚は、その下方部分を前側にく字形に折曲させている。
そして、両脚の下端から所定距離隔てた箇所に夫々設け
たピン孔に、連結ピン6を挿通させることにより、回動
可能に軸受板5に連結させている。又、両脚の各下端間
に跨設した連結棒15を、各リンク部材14の各長孔8
に遊嵌させている。更に、両脚の上端部には、図2に示
した様に、背板19を跨設している。
【0013】次に、休息用座板Cは、図1,2に示した
様に、座部Aを構成する座板1と相似した形状を備えて
おり、その上面には、図示は省いたが、クッション材で
覆っている。この休息用坐板Cと、座板1とは、図2に
示した様に、夫々の後端部同士を蝶番20により連結さ
せている。
様に、座部Aを構成する座板1と相似した形状を備えて
おり、その上面には、図示は省いたが、クッション材で
覆っている。この休息用坐板Cと、座板1とは、図2に
示した様に、夫々の後端部同士を蝶番20により連結さ
せている。
【0014】次に、椅子100の使い方を説明する。こ
の椅子は、不使用時には、図3に示した様に、椅子フレ
ームBを三段に折り重ねた、極めてコンパクトな形態に
折畳むことが出来るので、マイカー等に乗せて携行する
のにすこぶる便利である。尚、図3は、折畳んだ椅子1
00を、表裏反転状態で示している。
の椅子は、不使用時には、図3に示した様に、椅子フレ
ームBを三段に折り重ねた、極めてコンパクトな形態に
折畳むことが出来るので、マイカー等に乗せて携行する
のにすこぶる便利である。尚、図3は、折畳んだ椅子1
00を、表裏反転状態で示している。
【0015】折畳んだ椅子100を、図1又は図2に示
した使用状態に展開させるには、図3の状態を表裏反転
させた通常の状態(図5参照)で、背部フレーム13の
上端に手を掛けて引き上げると、図6に示した様に、背
部フレーム13が連結ピン6の周りに上向きに回動され
る。
した使用状態に展開させるには、図3の状態を表裏反転
させた通常の状態(図5参照)で、背部フレーム13の
上端に手を掛けて引き上げると、図6に示した様に、背
部フレーム13が連結ピン6の周りに上向きに回動され
る。
【0016】それに伴って、リンク部材14の長孔8内
を摺動させられた連結棒15が、前脚11を、リンク部
材14を介して、連結ピン17の周りに下向きに回動さ
せる様に作用する。そして、前脚11のこの動きは、連
結ピン16を介して後脚12に伝えられ、後脚12も、
連結ピン18の周りに下向きに回動する。
を摺動させられた連結棒15が、前脚11を、リンク部
材14を介して、連結ピン17の周りに下向きに回動さ
せる様に作用する。そして、前脚11のこの動きは、連
結ピン16を介して後脚12に伝えられ、後脚12も、
連結ピン18の周りに下向きに回動する。
【0017】その結果、背部フレーム13を完全に引き
上げた時、椅子100は図2に示した使用状態に展開さ
れる。この展開操作は、一方の手が不自由でも、片手だ
けで軽快に行うことが出来る。
上げた時、椅子100は図2に示した使用状態に展開さ
れる。この展開操作は、一方の手が不自由でも、片手だ
けで軽快に行うことが出来る。
【0018】この椅子100を、例えば、郊外等に出掛
けた時等に休息用として使う時には、刳抜孔2を設けた
座板1の上面を、休息用座板Cが覆った、図2の展開状
態のままで使えばよい。
けた時等に休息用として使う時には、刳抜孔2を設けた
座板1の上面を、休息用座板Cが覆った、図2の展開状
態のままで使えばよい。
【0019】次に、身障者用のトイレが無い場所で、用
を足したくなった時には、先ず、椅子100を折畳んだ
ままの状態で(又は、展開させた状態で)、座板1の裏
側の鈎状フック4を利用して、既述の如く、刳抜孔2の
下側に受袋Dを図4に示した様に取付ける。然る後、椅
子100を使用状態に展開させたうえ、休息用座板Cを
跳ね上げて、背部フレーム13にもたせ掛ければ、使用
の用意が整う。
を足したくなった時には、先ず、椅子100を折畳んだ
ままの状態で(又は、展開させた状態で)、座板1の裏
側の鈎状フック4を利用して、既述の如く、刳抜孔2の
下側に受袋Dを図4に示した様に取付ける。然る後、椅
子100を使用状態に展開させたうえ、休息用座板Cを
跳ね上げて、背部フレーム13にもたせ掛ければ、使用
の用意が整う。
【0020】用足し中は、立て掛けた状態にある休息用
座板Cは、人目を避ける為の衝立や、背もたれの役割を
果してくれる。用足し後の受袋Dは、そのまま持ち帰っ
て適宜に処分すればよい。
座板Cは、人目を避ける為の衝立や、背もたれの役割を
果してくれる。用足し後の受袋Dは、そのまま持ち帰っ
て適宜に処分すればよい。
【0021】用済みの椅子100を折畳む時には、上述
の展開時とは逆に、背部フレーム13の上端に手を掛け
て前方に押せば、片手だけのワンタッチ操作で、図3を
表裏反転させた状態に軽快に折畳むことが出来る。
の展開時とは逆に、背部フレーム13の上端に手を掛け
て前方に押せば、片手だけのワンタッチ操作で、図3を
表裏反転させた状態に軽快に折畳むことが出来る。
【0022】尚、上記構成に於いて、細部の構造は適宜
に変更しても本発明の目的は達成される。例えば、係止
部材4は、クリップの類いでもよい。又、背部フレーム
13の上端には、手掛部を設けてもよい等々である。
に変更しても本発明の目的は達成される。例えば、係止
部材4は、クリップの類いでもよい。又、背部フレーム
13の上端には、手掛部を設けてもよい等々である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明よって明らかな様に、本発明
による身体障害者用の便座付き携帯椅子は、以下に、列
挙した如き実用上の優れた効果を奏する。 (a) 若し、片手が不自由でも、残る片手だけによる
ワンタッチ操作で軽快に、然も、従来の折畳式椅子より
は遥かにコンパクトな形態に折畳むことが出来る。 (b) その為、極めて携行し易いし、マイカー等に乗
せても場所を取らなくて済む。 (c) 折畳み操作も、片手だけで極めて軽快に行え
る。 (d) 刳抜孔を設けた座板の上に休息用座板を覆せた
状態にすれば、休息用椅子としても便利に使える。 (e) 休息用座板を跳ね上げれば、直ちに、身体障害
者用の便器に早変わりする。 (f) その際に、背部フレームにもたれさせた休息用
座板は、人目を避ける衝立や、背もたれとしても役立
つ。
による身体障害者用の便座付き携帯椅子は、以下に、列
挙した如き実用上の優れた効果を奏する。 (a) 若し、片手が不自由でも、残る片手だけによる
ワンタッチ操作で軽快に、然も、従来の折畳式椅子より
は遥かにコンパクトな形態に折畳むことが出来る。 (b) その為、極めて携行し易いし、マイカー等に乗
せても場所を取らなくて済む。 (c) 折畳み操作も、片手だけで極めて軽快に行え
る。 (d) 刳抜孔を設けた座板の上に休息用座板を覆せた
状態にすれば、休息用椅子としても便利に使える。 (e) 休息用座板を跳ね上げれば、直ちに、身体障害
者用の便器に早変わりする。 (f) その際に、背部フレームにもたれさせた休息用
座板は、人目を避ける衝立や、背もたれとしても役立
つ。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、用足しに使う
時の、展開状態の斜視図である。
時の、展開状態の斜視図である。
【図2】同上、休息用に使う時の、展開状態の斜視図で
ある。
ある。
【図3】同上、折畳んだ状態を裏側から見た斜視図であ
る。
る。
【図4】同上、座部の刳抜孔の下側に受袋を垂設した状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図5】同上、折畳んだ状態の部分側面図である。
【図6】同上、折畳み状態から、展開し始めた状態を示
す部分側面図である。
す部分側面図である。
【図7】同上、完全に展開し終えた状態を示す部分側面
図である。
図である。
100 便座付き携帯椅子 A 座部 B 椅子フレーム C 休息用座板 D 受袋 1 座板 2 刳抜孔 3 座部フレーム 4 鈎状フック(係止部材) 5 軸受板 6,7 連結ピン 8 長孔 11 前脚 12 後脚 13 背部フレーム 14 リンク部材 15 連結棒 16,17,18 連結ピン 19 背板 20 蝶番
Claims (3)
- 【請求項1】 折畳式椅子の座部Aに、用便の為の刳抜
孔2を設けると共に、該刳抜孔2の下側に垂設する受袋
Dの口縁部を着脱自在に係止する係止部材4を設けたこ
とを特徴とする身体障害者用の便座付き携帯椅子。 - 【請求項2】 前記座部Aの後縁部に、椅子の背もたれ
等の役割も兼ねる休息用座板Cを、ヒンジ部を介して取
着したことを特徴とする請求項1記載の身体障害者用の
便座付き携帯椅子。 - 【請求項3】 前記座部Aを取付ける椅子フレームB
は、座部Aの左右両側に配設した座部フレーム3と、夫
々パイプ材をコ字形に折曲した如き形態を備える前脚1
1、後脚12、背部フレーム13及びリンク部材14と
の組合わせから成り、 此等の各構成部材3、11〜14を、リンク機構が構成
される様に連結することにより、各構成部材を偏平に積
み重ねた状態でコンパクトに折畳める様にしたことを特
徴とする請求項1又は2記載の身体障害者用の便座付き
携帯椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1252496A JPH09201310A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 身体障害者用の便座付き携帯椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1252496A JPH09201310A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 身体障害者用の便座付き携帯椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201310A true JPH09201310A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11807737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1252496A Pending JPH09201310A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 身体障害者用の便座付き携帯椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09201310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200006A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Takeuchi Kasei Kk | 携帯用簡易トイレ |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP1252496A patent/JPH09201310A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200006A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Takeuchi Kasei Kk | 携帯用簡易トイレ |
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