JPH0920113A - リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置 - Google Patents

リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置

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Publication number
JPH0920113A
JPH0920113A JP17355995A JP17355995A JPH0920113A JP H0920113 A JPH0920113 A JP H0920113A JP 17355995 A JP17355995 A JP 17355995A JP 17355995 A JP17355995 A JP 17355995A JP H0920113 A JPH0920113 A JP H0920113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caster
pin
leg
suspension device
lower link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17355995A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Sakakibara
直之 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP17355995A priority Critical patent/JPH0920113A/ja
Publication of JPH0920113A publication Critical patent/JPH0920113A/ja
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、簡単な構造で容易に組付できる
と共に製造コストの低減を図ることができるリーチ型フ
ォークリフトのリヤサスペンション装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 車体のフレーム20に揺動自在に設けら
れたロワーリンク18に鉛直方向のキャスターピン22
が固定され、キャスタータイヤ19を保持するキャスタ
ーレグ26がキャスターピン22の回りに回転自在で且
つキャスターピン22に沿って上下動自在に設けられ、
さらにロワーリンク18とキャスターレグ26との間に
キャスターレグ26の上下動を緩衝させる緩衝材23が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リーチ型フォー
クリフトのリヤサスペンション装置に係り、特に従動輪
を保持するキャスター機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリーチ型フォークリフトのリヤサ
スペンション装置を図4及び図5に示す。車体の後部に
はドライブタイヤ1とキャスタータイヤ2とが設けられ
ている。ドライブタイヤ1はドライブユニットギヤ3を
介してモータ4に連結されており、これらによりドライ
ブユニット5が構成されている。ドライブユニット5は
ドライブユニットサスペンション6に支持され、ドライ
ブユニットサスペンション6はアッパーリンク7及びロ
ワーリンク8と共に平行リンクを構成して上下方向に移
動自在に取り付けられ、スプリングアジャスタ9を介し
て車体フレームに固定された輪圧調整スプリング10に
より常時下方に付勢されている。ロワーリンク8は車体
フレームに固定されたシャフト11を中心として揺動自
在に設けられると共にシャフト12によりドライブユニ
ットサスペンション6の下端部と回動自在に設けられて
いる。また、シャフト11を中心として揺動自在にキャ
スターリンク13が設けられ、このキャスターリンク1
3にキャスタータイヤ2が取り付けられている。
【0003】図6に示されるように、ロワーリンク8と
キャスターリンク13との間に緩衝用のスプリング14
が設けられており、これによりキャスターリンク13に
取り付けられたキャスタータイヤ2はロワーリンク8に
対して上下動可能となり、路面の凹凸等によるキャスタ
ータイヤ2の振動がスプリング14に吸収される。キャ
スタータイヤ2を保持するキャスターレグ15は、図7
に示されるように、ボールベアリング16により鉛直軸
17の回りに回転し得るようにキャスターリンク13に
取り付けられている。
【0004】図4において、リヤ荷重は揺動中心となる
シャフト11を介してロワーリンク8に加わった後、ド
ライブタイヤ1とキャスタータイヤ2とに分割される。
さらに、ドライブユニット5の自重及び輪圧調整スプリ
ング10のスプリング力もドライブタイヤ1に負荷さ
れ、地面との摩擦力により機台が走行可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リヤサスペンション装置においては、キャスタータイヤ
2の路面振動を吸収するために、ロワーリンク8とは別
にキャスターリンク13を設けてこのキャスターリンク
13にキャスタータイヤ2を取り付け、ロワーリンク8
とキャスターリンク13との間に緩衝用のスプリング1
4を配設しているので、部品点数が多く、組付に多大の
手間と時間を要すると共に製造コストが高くなるという
問題点があった。
【0006】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、簡単な構造で容易に組付できると
共に製造コストの低減を図ることができるリーチ型フォ
ークリフトのリヤサスペンション装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリーチ型
フォークリフトのリヤサスペンション装置は、車体の後
部に駆動輪と従動輪とを備えたリーチ型フォークリフト
のリヤサスペンション装置において、車体のフレームに
揺動自在に設けられたロワーリンクに鉛直方向のキャス
ターピンを固定し、従動輪を保持するキャスターレグを
キャスターピンの回りに回転自在で且つキャスターピン
に沿って上下動自在に設け、さらにロワーリンクとキャ
スターレグとの間にキャスターレグの上下動を緩衝させ
る緩衝材を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の一実施形
態に係るリーチ型フォークリフトのリヤサスペンション
装置を示す。車体の後部に駆動輪となるドライブタイヤ
1と従動輪となるキャスタータイヤ19とが設けられて
いる。ドライブタイヤ1はドライブユニットギヤ3を介
してモータ4に連結されており、これらによりドライブ
ユニット5が構成されている。ドライブユニット5はド
ライブユニットサスペンション6に支持され、ドライブ
ユニットサスペンション6はアッパーリンク7及びロワ
ーリンク18と共に平行リンクを構成して上下方向に移
動自在に取り付けられ、スプリングアジャスタ9を介し
て車体フレームに固定された輪圧調整スプリング10に
より常時下方に付勢されている。ロワーリンク18は車
体フレーム20に固定されたシャフト11を中心として
揺動自在に設けられると共に一端部にシャフト12を介
してドライブユニットサスペンション6の下端部が回動
自在に連結されている。ロワーリンク18の他端部には
キャスタータイヤ19を有するキャスター機構21が取
り付けられている。
【0009】図2及び図3にキャスター機構21の構造
を示す。ロワーリンク18に鉛直方向に垂下するように
円柱状のキャスターピン22が固定されている。このキ
ャスターピン22に例えば20〜30mm厚のゴム等か
らなる環状の緩衝材23及びワッシャ24を介して摺動
自在なスラストベアリング25が嵌合されている。キャ
スタータイヤ19を保持するキャスターレグ26はキャ
スターピン22への装着用の貫通孔27を有しており、
この貫通孔27内に嵌入されたブッシュ28を介してキ
ャスターピン22に取り付けられている。ブッシュ28
の内周面とキャスターピン22の外周面との間の摺動に
より、キャスターレグ26はキャスターピン22の回り
に回転自在で且つキャスターピン22に沿って上下動自
在になっている。キャスターピン22の下端部には、ブ
ッシュ28の下端部の径より大きい直径を有する円板2
9がボルトで固定されており、これによりキャスターレ
グ26の抜け落ちを防止している。また、ブッシュ28
の下端部と円板29との間には、緩衝材23の伸縮に伴
ってブッシュ28が上下動しても円板29に干渉しない
だけの間隔が設けられている。さらに、キャスターレグ
26の貫通孔27の下端部にはカバー30が取り付けら
れており、これにより下方から異物が貫通孔27内に侵
入することが防止され、キャスターピン22の回りの摺
動部が保護されている。
【0010】次に、このリヤサスペンション装置の動作
について説明する。リーチ型フォークリフトのリヤ荷重
はシャフト9を介してロワーリンク18に加わった後、
ロワーリンク18のシャフト11及び12間のリンク長
と、シャフト11とキャスターピン22の取り付け位置
との間のリンク長との比に応じてドライブタイヤ1とキ
ャスタータイヤ19とに分割される。さらに、ドライブ
タイヤ1には、ドライブユニット5の自重及び輪圧調整
スプリング10のスプリング力も負荷され、地面との摩
擦力により機台が走行可能となる。
【0011】機台の走行に伴ってキャスターレグ26は
ブッシュ28と共にキャスターピン22の回りに回転
し、これによりキャスタータイヤ19が機台の走行に見
合った方向に向けられる。また、路面の凹凸等に応じて
キャスタータイヤ19が上下方向に振動すると、キャス
ターレグ26及びブッシュ28がスラストベアリング2
5と共にキャスターピン22に沿って上下に摺動する。
このとき、ワッシャ24を介してロワーリンク18の下
面とスラストベアリング25との間に配置された緩衝材
23が鉛直方向の荷重を受けて伸縮して振動を吸収す
る。
【0012】このように、ロワーリンク18にキャスタ
ーピン22を鉛直に固定し、キャスターピン22の回り
に回転自在で且つキャスターピン22に沿って上下動自
在にキャスターレグ26を取り付け、さらにロワーリン
ク18とキャスターレグ26との間に緩衝材23を設け
たことにより、従来のようにロワーリンクとは別にキャ
スターリンクを設けなくても、十分な緩衝機能を有する
キャスター機構が実現される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るリ
ーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置におい
ては、ロワーリンクに鉛直方向のキャスターピンが固定
され、このキャスターピンの回りに回転自在で且つ上下
動自在にキャスターレグが設けられると共にロワーリン
クとキャスターレグとの間にキャスターレグの上下動を
緩衝させる緩衝材が設けられるので、従来のリヤサスペ
ンション装置で用いられていたキャスターリンクが不要
となり、構造の簡単化及び部品点数の削減がなされ、組
付が容易になると共に製造コストの低減を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るリーチ型フォーク
リフトのリヤサスペンション装置を示す側面図である。
【図2】この発明の一実施形態に係るリヤサスペンショ
ン装置に用いられたキャスター機構を示す縦断面図であ
る。
【図3】この発明の一実施形態に係るリヤサスペンショ
ン装置に用いられたキャスター機構を示す一部破断正面
図である。
【図4】従来のリーチ型フォークリフトのリヤサスペン
ション装置を示す側面図である。
【図5】従来のリヤサスペンション装置の分解斜視図で
ある。
【図6】従来のリヤサスペンション装置に用いられたキ
ャスター機構を示す一部破断側面図である。
【図7】従来のリヤサスペンション装置に用いられたキ
ャスター機構を示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
18 ロワーリンク 19 キャスタータイヤ 20 車体フレーム 21 キャスター機構 22 キャスターピン 23 緩衝材 24 ワッシャ 25 スラストベアリング 26 キャスターレグ 28 ブッシュ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部に駆動輪と従動輪とを備えた
    リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置にお
    いて、 車体のフレームに揺動自在に設けられたロワーリンク
    と、 前記ロワーリンクに固定された鉛直方向のキャスターピ
    ンと、 前記キャスターピンの回りに回転自在で且つ前記キャス
    ターピンに沿って上下動自在に設けられると共に従動輪
    を保持するキャスターレグと、 前記ロワーリンクと前記キャスターレグとの間に設けら
    れて前記キャスターレグの上下動を緩衝させる緩衝材と
    を備えたことを特徴とするリーチ型フォークリフトのリ
    ヤサスペンション装置。
JP17355995A 1995-07-10 1995-07-10 リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置 Pending JPH0920113A (ja)

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JP17355995A JPH0920113A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置

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JP17355995A JPH0920113A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0920113A true JPH0920113A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15962801

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17355995A Pending JPH0920113A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 リーチ型フォークリフトのリヤサスペンション装置

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JP (1) JPH0920113A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143204A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Tomakku:Kk キャスタ
JP2012240547A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sumitomonacco Materials Handling Co Ltd リーチ式フォークリフト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143204A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Tomakku:Kk キャスタ
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