JPH09201074A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH09201074A
JPH09201074A JP8035329A JP3532996A JPH09201074A JP H09201074 A JPH09201074 A JP H09201074A JP 8035329 A JP8035329 A JP 8035329A JP 3532996 A JP3532996 A JP 3532996A JP H09201074 A JPH09201074 A JP H09201074A
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diode
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switching element
diodes
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育男 中澤
Seiji Sakuma
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Hitachi Lighting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】誘導性負荷40に安定な高周波負荷電流140
を供給し、かつ交流電源20の入力力率を高くする。 【解決手段】順直列に接続され交互に導通するように制
御される第1および第2のスイッチング素子51・52
を備える。順直列に接続された第1および第2のダイオ
ード31・32を備える。一対のダイオード31・32
を含む回路を一対のスイッチング素子51・52を含む
回路に対して逆並列となるように接続する。第1スイッ
チング素子51と逆並列に接続されたダイオード61を
備え、第2スイッチング素子52と逆並列に接続された
ダイオード62を備える。交流電源20と直列に挿置さ
れた補助インダクタ29を備える。第1および第2のス
イッチング素子51・52の接続中点と第1および第2
のダイオード31・32の接続中点との間に接続された
誘導性負荷40を備える。誘導性負荷40と直列に挿置
されたコンデンサ49を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は順直列に接続され交
互に導通するように制御される第1および第2のスイッ
チング素子を備えたインバータ装置に関する。特に用い
る交流電源の入力力率向上策に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示す従来のインバータ装置につ
いて説明する。本装置は直列に接続されたコンデンサ1
10・120を備える。順直列に接続されたダイオード
310・320を備える。コンデンサ110・120の
回路とダイオード310・320の回路は並列に接続さ
れ、かつ各回路内部の各接続中点相互の間に交流電源2
0を接続する。順直列に接続され、交互に導通するよう
に制御される第1および第2のスイッチング素子51・
52を備える。第1スイッチング素子51と逆並列に接
続されるダイオード61を備える。第2スイッチング素
子52と逆並列に接続されるダイオード62を備える。
各コンデンサ110・120の直列回路と各スイッチン
グ素子51・5の直列回路は並列に接続される。各コン
デンサ110・120の接続中点と各スイッチング素子
51・52の接続中点との間に誘導性負荷40を接続す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10装置のインバー
タ動作は周知の通りであり、コンデンサ110・120
の両端に形成される直流電圧の下で、各スイッチング素
子51・52が交互に導通し、誘導性負荷40に対して
高周波負荷電流を供給する。誘導性負荷40に安定な交
流電流を供給するためには、コンデンサ110・120
の静電容量を大きくしなければならない。しかし、静電
容量を大きくすると交流電源20の入力力率が低下す
る。本発明は誘導性負荷に安定な高周波負荷電流を供給
し、かつ交流電源の入力力率を高くすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】各請求項の発明は、順直
列に接続され交互に導通するように制御される第1およ
び第2のスイッチング素子を備える。順直列に接続され
た第1および第2のダイオードを備える。前記一対のダ
イオードを含む回路を前記一対のスイッチング素子を含
む回路に対して逆並列となるように接続する。前記第1
スイッチング素子と逆並列に接続されたダイオードを備
える。前記第2スイッチング素子と逆並列に接続された
ダイオードを備える。前記第1ダイオードを介して交流
電源で充電される第1コンデンサを備える。前記第2ダ
イオードを介して前記交流電源で充電される第2コンデ
ンサを備える。前記交流電源と直列に挿置された補助イ
ンダクタを備える。前記第1および第2のスイッチング
素子の接続中点と前記第1および第2のダイオードの接
続中点との間に接続された誘導性負荷を備える。請求項
1の発明においては、前記誘導性負荷と直列に挿置され
たコンデンサを備える。請求項2の発明においては、前
記第2ダイオードと並列に接続されたコンデンサを備え
る。前記第1ダイオードと前記第2ダイオードは対称な
関係にあり、そのいずれにコンデンサを接続しても等価
であるが、ここでは前記コンデンサを並列に接続した方
のダイオードを第2ダイオードと定義する。請求項3の
発明においては、前記交流電源と前記補助インダクタの
全体を跨ぐ位置に接続されたコンデンサを備える。請求
項4の発明においては、前記一対のダイオードを含む回
路を前記一対のスイッチング素子を含む回路に対して逆
並列となるように接続する閉回路の往路・帰路のそれぞ
れに順方向極性となるように挿置されたダイオードを備
え、かつ前記各ダイオードと並列に接続されたコンデン
サを備える。
【0005】各請求項の発明について補足する。各請求
項に特有なコンデンサは誘導性負荷を流れる高周波負荷
電流を付勢するためのものである。各請求項の発明は高
周波負荷電流と交流電源側の低周波負荷電流との間に周
波数の違いに基づく過不足の関係を生み出し、その過不
足に応じて前記第1ダイオード・第2ダイオードを高周
波周期で交互にオンオフさせる。第1ダイオード・第2
ダイオードは交互に導通する一種のスイッチとして機能
する。このスイッチ機能は交流電源の入力力率を高め、
かつ高周波負荷電流を持続するように作用する。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に係る発明の図1の実施
形態について説明する。図1のインバータ装置は、順直
列に接続され交互に導通するように制御される第1およ
び第2のスイッチング素子51・52を備える。スイッ
チング素子51・52のためのスイッチング制御回路は
周知であるので、図示および説明を省略する。順直列に
接続された第1および第2のダイオード31・32を備
える。一対のダイオード31・32を含む回路を一対の
スイッチング素子51・52を含む回路に対して逆並列
となるように接続する。本実施形態における各スイッチ
ング素子51・52はトランジスタである。第1スイッ
チング素子51と逆並列に接続されたダイオード61を
備え、第2スイッチング素子52と逆並列に接続された
ダイオード62を備える。ダイオード61・62は、前
記トランジスタ51・52がMOS−FETである場合
は、その寄生ダイオードで済む。第1ダイオード31を
介して交流電源20で充電される第1コンデンサ11を
備える。第2ダイオード32を介して交流電源20で充
電される第2コンデンサ12を備える。交流電源20と
直列に挿置された補助インダクタ29を備える。第1お
よび第2のスイッチング素子51・52の接続中点と第
1および第2のダイオード31・32の接続中点との間
に接続された誘導性負荷40を備える。本実施形態の誘
導性負荷40は予熱形放電灯41予熱形放電灯41の非
電源側端子間に並列に接続される予熱コンデンサ42、
予熱形放電灯41と直列のバラストインダクタ43を含
む放電灯点灯回路である。図1の実施形態においては誘
導性負荷40と直列に挿置されたコンデンサ49を備え
る。コンデンサ49は誘導性負荷40を流れる高周波負
荷電流I40を付勢するように作用する。コンデンサ4
9および誘導性負荷40を含む直列回路はなお誘導特性
を保持する。図1装置の回路動作について説明する。交
流電源20が投入されると、補助インダクタ29を介
し、さらに第1ダイオード31または第2ダイオード3
2を介して、第1コンデンサ11および第2コンデンサ
12が図示極性に充電される。交流電源20電圧が図示
極性であるものとすると、第1ダイオード31両端に逆
向きの低い電圧があらわれ、第2ダイオード32両端に
逆向きの高い電圧があらわれる。第1スイッチング素子
51と第2スイッチング素子52を図外のスイッチング
制御回路を付勢して交互に導通させると、第1ダイオー
ド31電圧と第2ダイオード32電圧を電源とするイン
バータ動作が進行し、誘導性負荷40に高周波負荷電流
I40が流れ始める。図示極性の交流電源20電圧が高
まると、補助インダクタ29を介して交流電源20に図
示右向きの低周波電源電流120が流れる。低周波電源
電流I20は第2スイッチング素子52のオン時に高周
波負荷電流I40を右向きに強め、コンデンサ49を左
向き極性に充電する。コンデンサ49電圧は第1スイッ
チング素子51のオン時に高周波負荷電流I40を左向
きに強めるように作用する。低周波電源電流120は緩
慢に変化する。高周波負荷電流I40は敏速に変化す
る。このため、低周波電源電流I20と高周波負荷電流
I40との間に周波数の違いに起因する過不足の関係が
生ずる。低周波電源電流I20が高周波負荷電流I40
より大きい場合は低周波電源電流I20の余剰分が第1
ダイオード31を上向きに流れる。低周波電源電流I2
0が高周波負荷電流I40より小さい場合は、高周波負
荷電流I40の余剰分が第2ダイオード32を上向きに
流れる。かくして、第1ダイオード31と第2ダイオー
ド32は高周波負荷電流I40にほぼ同期して交互に導
通するスイッチとして機能する。以下、第1ダイオード
31・第2ダイオード32の交互導通形のスイッチ作用
に留意してさらに説明を続ける。交流電源20側の電源
動作について説明する。交流電源20の電圧が図示極性
の状態で、第2ダイオード32が導通すると、低周波電
源電流I20は第2ダイオード32を下向きに流れる。
実際には右向き高周波負荷電流I40から右向き低周波
電源電流I20を減算した電流が第2ダイオード32を
上向きに流れるが、この条件が保持されている間は、低
周波電源電流I20は第2ダイオード32を高周波負荷
電流I40に重畳して下向きに流れるものと理解し、誘
導性負荷40のインピーダンスを無視し得る。この状況
下では、第2コンデンサ12電圧に交流電源20電圧を
足し加えた高い電圧が補助インダクタ29に左向きに印
加する。右向きの低周波電源電流I20は増加し、補助
インダクタ29の電磁エネルギは増加する。しばらくし
て第1ダイオード31が導通すると、低周波電源電流I
20は第1ダイオード31を上向きに流れる。この状況
下では、第1コンデンサ11電圧から右向きの交流電源
20電圧を差し引いたやや低い電圧が補助インダクタ2
9に右向きに印加する。右向きの低周波電源電流I20
は減少し、補助インダクタ29の電磁エネルギは減少す
る。かくして、低周波電源電流I20は短い高周波周期
での増減をともないながら、交流電源20の長い低周波
周期で緩慢に増減する。低周波電源電流I20が第2ダ
イオード32を下向きに流れる期間では、第2コンデン
サ12が放電する。第1ダイオード31を上向きに流れ
る期間では、第1コンデンサ11が充電する。これらの
充放電にともなう第1コンデンサ11・第2コンデンサ
12全体の静電エネルギは、交流電源20からの給電の
影響で次第に増加し、誘導性負荷40による消費電力等
の影響で減少し、定常状態においてはほぼ一定レベルに
バランスする。第1コンデンサ11・第2コンデンサ1
2の静電容量を適度に大きく選べば、それらの各電圧は
常にほぼ一定レベルに落ち着き安定する。第1コンデン
サ11電圧・第2コンデンサ12電圧は初期充電の段階
では交流電源20電圧の最大値を上限とするが、第1ダ
イオード31・第2ダイオード32の交互導通を交えた
前記電源動作によって、その後は初期状態よりも高い電
圧レベルを保持する。誘導性負荷40側のインバータ動
作について説明する。第2ダイオード32が導通する
と、第1ダイオード31の両端に第1コンデンサ11電
圧と第2コンデンサ12電圧を合計した高い電圧があら
われる。この第1ダイオード31電圧は、第1スイッチ
ング素子51のオン時にコンデンサ49を介して誘導性
負荷40に右向きに印加し、右向きの高周波負荷電流I
40を減少させるように作用する。第1ダイオード31
が導通すると、今度は第2ダイオード32両端に前記同
様の高い電圧があらわれる。この第2ダイオード32電
圧は第2スイッチング素子52のオン時にコンデンサ4
9を介して誘導性負荷40に左向きに印加し、右向きの
高周波負荷電流I40を増加させるように作用する。か
くして、高周波負荷電流I40は増減を繰り返し、交流
動作を保持する。ダイオード61・62は各スイッチン
グ素子51・52のターンオフ後の高周波負荷電流I4
0の電流経路を確保する。ダイオード61・62導通時
には、バラストインダクタ43の電磁エネルギの一部は
各コンデンサ11・12に帰還し、残りのほとんどはコ
ンデンサ49に移転する。交流電源20と直列の補助イ
ンダクタ29の役割について補足する。補助インダクタ
29は低周波に対しては低インピーダンスを示し、低周
波電源電流120の通過を許容する。高周波に対しては
高インピーダンスを示し、高周波負荷電流I40の流入
を緩和する。誘導性負荷40と直列のコンデンサ49の
役割について補足する。コンデンサ49は高周波に対し
ては低インピーダンスを示し、高周波負荷電流I40の
通過を許容する。低周波に対しては高インピーダンスを
示し、低周波電源電流I20の流入を緩和する。コンデ
ンサ49は前記補助インダクタ29と共に低周波電源電
流I20と高周波負荷電流I40の経路を区別してその
間に過不足の関係を生じさせ、第1ダイオード31と第
2ダイオード32を交互に導通させる役割を分担する。
交流電源20の電圧が図示極性の状態では高周波負荷電
流I40は右向きに優勢で、左向きに劣勢となる。コン
デンサ49はこの非対称性を緩和するように作用する。
コンデンサ49の平均電圧は優勢な右向き電流の影響で
左向きに偏充電した極性となり、そのために優勢な右向
き電流を制限し、劣勢な左向き電流を加増するように作
用する。コンデンサ49はバラストインダクタ43と共
に振動回路を形成する。各スイッチング素子51・52
をオンオフするスイッチング周波数を該振動回路の共振
周波数に近づければ高周波負荷電流I40は増加し、共
振周波数から離せば減少する。第1ダイオード31と第
2ダイオード32が高周波周期で交互に導通すると、交
流電源20電圧が高い場合はもとより低い場合であって
も、交流電源20による給電機会が確保され、交流電源
20の入力力率が向上する。ちなみに、前記図10の従
来装置の場合は、ダイオード310とダイオード320
が低周波周期で交互に導通するごく普通の低周期動作モ
ードとなる。図10の交流電源20電圧が図示極性の時
は、ダイオード310は常にオフ状態に保持される。ダ
イオード320の方は導通可能となるが、その導通角は
コンデンサ120電圧よりも交流電源20電圧が上回る
狭い範囲に制限されるので、入力力率が良くない。本発
明動作の特徴は第1ダイオード31と第2ダイオード3
2が高周波負荷電流I40に同期して交互に導通するこ
とである。この同期は不完全となることもあるが、支障
はない。ちなみに、図示右向きの低周波電源電流I20
が大きく、高周波負荷電流I40に対して常に過剰とな
る動作モード下では、しばらくは第1ダイオード31の
みが導通し、第2ダイオード32はオフ状態に保持され
る。しかし、それは第1ダイオード31を介してなされ
る交流電源20の給電モードであるので、高力率化を意
図する本発明の趣旨に適合する。そのような連続的な給
電モードは長くは続かず、補助インダクタ29の電磁エ
ネルギが適度に低減し、低周波電源電流I20がより小
さいレベルに落ち込んだときに、交互導通の動作モード
に復帰する。説明の便宜上、図1の交流電源20極性は
図示の通りとしたが、逆極性の動作も対称であり、前記
同様となる。図2に示す請求項2の発明の実施形態につ
いて説明する。図1同様の部品には図1同様の部品符号
を付して重複説明を割愛し、主として図1と異なる事項
について説明する。第2ダイオード32と並列に接続さ
れたコンデンサ39を備える。図1のコンデンサ49に
該当するものはない。以下、図2装置は次のように動作
する。第1スイッチング素子51がオンすると、第1コ
ンデンサ11電圧と第2コンデンサ12電圧を合計した
高い安定な電圧が、第1スイッチング素子51を介し、
かつコンデンサ39を介して誘導性負荷40に印加し、
左向きの高周波負荷電流I40を形成する。この過程で
コンデンサ39は上向き極性に充電される。コンデンサ
39電圧が極大値に達すると、それ以降は第1ダイオー
ド31が導通し、左向きの高周波負荷電流I40は第1
ダイオード31を経由するようになる。第1スイッチン
グ素子51がターンオフすると、ダイオード62が導通
し、バラストインダクタ43の電磁エネルギは主として
第1コンデンサ11・第2コンデンサ12へ帰還する。
前記帰還が進み前記左向きの高周波負荷電流I40がゼ
ロになると、第2スイッチング素子52がターンオン
し、右向の高周波負荷電流I40を形成する。この過程
でコンデンサ39電荷が放電し、高周波負荷電流I40
を右向きに付勢する。コンデンサ39放電後は第2ダイ
オード32が導通し、右向き高周波負荷電流I40の過
剰分は第2ダイオード32を経由する。第2スイッチン
グ素子52がターンオフすると、ダイオード61が導通
し、バラストインダクタ43の電磁エネルギは主として
第1コンデンサ11・第2コンデンサ12へ帰還する。
以下、同様の動作を繰り返す。図2装置においては、高
周波負荷電流I40とコンデンサ39電流の合計値が低
周波電源電流I20と比較され、その間の過不足に応じ
て第1および第2ダイオード31・32が交互に導通す
る動作モードとなる。第1および第2ダイオード31・
32の交互導通に伴う電源動作は前記とほぼ同様であ
る。図3は請求項3の発明に対応する実施形態である。
前記図1の部品符号をそのまま転用し、主として図1と
異なる点について説明する。図3装置は交流電源20と
補助インダクタ29の全体を跨ぐ位置に接続されたコン
デンサ91を備える。図1のコンデンサ49に該当する
ものはない。以下、図3装置の回路動作について説明す
る。第1スイッチング素子51がオンすると、第1コン
デンサ11電圧が第1スイッチング素子51を介し、か
つコンデンサ91を介して誘導性負荷40に印加し、左
向きの高周波負荷電流I40を形成する。この過程でコ
ンデンサ91電圧は右向きに充電される。コンデンサ9
1電圧が第1コンデンサ11電圧のレベルにまで上昇す
ると、第1ダイオード31が導通し、それ以降の左向き
高周波負荷電流I40は第1ダイオード31を経由す
る。第2スイッチング素子52がオンすると、第2コン
デンサ12電圧が第2スイッチング素子52を介し、か
つコンデンサ91を介して誘導性負荷40に印加し、右
向きの高周波負荷電流I40を形成する。この過程でコ
ンデンサ91電圧は左向きに充電される。コンデンサ9
1電圧が第2コンデンサ12電圧のレベルにまで上昇す
ると、第2ダイオード32が導通し、それ以降の右向き
高周波負荷電流I40は第2ダイオード32を経由す
る。コンデンサ91は高周波負荷電流I40のための経
路を提供し、かつ誘導性負荷40中のバラストインダク
タ43と適度に共振して高周波負荷電流I40のレベル
決定に関与する。図3装置においては、高周波負荷電流
I40とコンデンサ91電流の合計値が低周波電源電流
I20と比較され、その間の過不足に応じて第1および
第2ダイオード31・32が交互に導通する。第1およ
び第2ダイオード31・32の交互導通に伴う電源動作
はほぼ前記と同様である。図4の請求項4の発明に対応
する実施形態について説明する。前記図1の部品符号を
そのまま転用し、主として図1と異なる点について説明
する。一対のダイオード31・32を含む回路を一対の
スイッチング素子51・52を含む回路に対して逆並列
に接続する閉回路に注目する。図4装置はこの閉回路に
おける往路・帰路のそれぞれに順方向極性となるように
挿置されたダイオード71・72を備える。また、往路
・帰路の各ダイオード71・72と並列に接続されたコ
ンデンサ81・82を備える。図1のコンデンサ49に
該当するものはない。以下、図4装置の回路動作につい
て説明する。第2スイッチング素子52がオンすると、
第2コンデンサ11電圧と図示極性の交流電源20電圧
の合計電圧が、第2スイッチング素子52を介し、ダイ
オード72を介して誘導性負荷40に印加し、誘導性負
荷40に右向き電流を形成する。第2スイッチング素子
52がターンオフすると、誘導性負荷40中のバラスト
インダクタ43に蓄積された電磁エネルギが43−61
−81−11−12ー32−41−43の閉回路に放出
される。コンデンサ81容量は第1および第2コンデン
サ12の各容量よりも十分に小さいので、放出された電
磁エネルギのかなりの部分がコンデンサ81に蓄積し、
コンデンサ81に高い右向き電圧を形成する。第1スイ
ッチング素子51がオンすると、高いコンデンサ81電
圧が第1スイッチング素子を介し、さらに第1ダイオー
ド31等を介して誘導性負荷40に印加し、誘導性負荷
40に左向き電流を形成する。第1スイッチング素子5
1がターンオフすると、バラストインダクタ43に蓄積
された電磁エネルギが43−41−31−11−12−
82−62−43の閉回路に放出され、コンデンサ82
に左向きの高い電圧を形成する。第2スイッチング素子
52がオンすると、前記同様の動作を繰り返えし右向き
電流を形成するが、今度はその動作にコンデンサ82の
電荷放電作用が足し込まれる。コンデンサ82の高い左
向き電圧は誘導性負荷40に形成される右向き電流を付
勢する。以下、同様の動作を繰り返す。ダイオード71
・72は逆電流を阻止して、コンデンサ81・82に適
宜の極性の電荷を蓄積させる役割を負う。以上の経過を
辿り、バラストインダクタ43とコンデンサ81・82
との振動系に次第に大きな回路エネルギが保有されるよ
うになる。このため、定常状態においては、誘導性負荷
40を経由する所望レベルの高周波負荷電流I40が形
成される。図5は請求項1および2の各発明に適合する
実施形態である。これは図1のコンデンサ49と図2の
コンデンサ39を併用したものである。図6装置は請求
項1および2の各発明に適合する実施形態である。これ
は図5のコンデンサ39をコンデンサ37・38の二つ
に分けたものである。コンデンサ37は第1ダイオード
31と並列であり、コンデンサ38は第2ダイオード3
2と並列である。各コンデンサ37・38の合成並列静
電容量が図5のコンデンサ39の静電容量と等しいもの
とすると、図5回路と図6回路はほぼ等価となる。図7
は請求項2の発明に適合する実施形態である。図7装置
においてはコンデンサ38を第2ダイオードに、別のダ
イオード74を介して接続する。コンデンサ38は図2
の前記コンデンサ39と同様の役割を担う。さらに次の
ような新たな役割を負う。第1スイッチング素子51の
ターンオフにともない、左向きの高周波負荷電流I40
のほとんどは第1コンデンサ11・第2コンデンサ12
を下向きに経由しようとするが、ダイオード74に阻ま
れてそれができなくなる。このため、左向きの高周波負
荷電流I40の全部がコンデンサ38を経由するように
なる。バラストインダクタ43の電磁エネルギのほとん
どはコンデンサ38に移転し、コンデンサ38に高い上
向き電圧を形成する。この高い上向き電圧は次の第2ス
イッチング素子52のターンオン以降後の動作で、右向
きの高周波負荷電流I40を強めるように作用する。図
7の実施形態においては、第1コンデンサ31に対して
も、別のダイオード73を介して別のコンデンサ37を
並列に接続する。コンデンサ37は前記コンデンサ38
と対称であり同様に作用するが、こちらの方は左向きの
高周波負荷電流I40を強めるように作用する。図8の
請求項1および2の発明に適合する実施形態について説
明する。前記各図の交流電源20に高調波成分を軽減す
るためのフィルタ回路を付加することは有益である。図
8は図5装置に対してフィルターチョーク27・コンデ
ンサ28を含むローパスフィルター回路を追加した実施
形態である。図9は図8装置の動作波形図であり、誘導
性負荷40に属する放電灯41を40Wの環状蛍光ラン
プ(形式:FCL40)とした場合の実験例である。図
9における(a)は50H7H100Vの交流電源2
0電圧の波形であり、(b)は交流電源20を流れる低
周波電源電流I20の波形(入力波形)であり、(c)
は高周波負荷電流I40中の放電灯41電流(管電流)
の波形である。(b)の低周波電源電流I20は従来の
前記図10のものよりは正弦波形に近く、入力力率が向
上する。また、(c)の管電流はほぼ安定な連続性を保
持する。図8のコンデンサ49はコンデンサ39の後段
に接続されている。このコンデンサ49をコンデンサ3
9の前段となる位置に繋ぎ変えてもほぼ同効である。コ
ンデンサ39後段のコンデンサ49をそのまま残し、か
つコンデンサ39の前段となる位置に新たなコンデンサ
を付加してもほぼ同効となる。後者の3個のコンデンサ
を1箇所に集めると、スター形(Y形)の回路構成とな
るが、それらの3個のコンデンサをスター・デルタ形
(三角形)変換の要領でデルタ形に繋ぎ変えてもほぼ同
効である。図8装置における図9(c)の管電流波形
は、交流電源20周期の低周波振動成分を含む。この低
周波振動成分の山を下げ・谷を上げて均一化するよう
に、交流電源20電圧における山部と谷部で異なるスイ
ッチング周波数となるように、スイッチング周波数を2
段にあるいは連続的に変化させることも可能である。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、誘導性負荷に安定な高
周波負荷電流を供給し、かつ交流電源の入力力率を高く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1の実施形態を示す回路図であ
る。
【図2】本発明装置の第2の実施形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明装置の第3の実施形態を示す回路図であ
る。
【図4】本発明装置の第4の実施形態を示す回路図であ
る。
【図5】本発明装置の第5の実施形態を示す回路図であ
る。
【図6】本発明装置の第6の実施形態を示す回路図であ
る。
【図7】本発明装置の第7の実施形態を示す回路図であ
る。
【図8】本発明装置の第8の実施形態を示す回路図であ
る。
【図9】図8装置の動作波形図である。
【図10】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
11:第1コンデンサ、12:第2コンデンサ、20:
交流電源、29:補助インダクタ、31:第1ダイオー
ド、32:第2ダイオード、40:誘導性負荷、41:
予熱形放電灯、42:予熱コンデンサ、43:バラスト
インダクタ、51:第1スイッチング素子、52:第2
スイッチング素子、61・62:ダイオード、37・3
8・39・49・91:コンデンサ、71・72・73
・74:ダイオード、I20:低周波電源電流、I4
0:高周波負荷電流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順直列に接続され交互に導通するように制
    御される第1および第2のスイッチング素子(51・5
    2)を備え、順直列に接続された第1および第2のダイ
    オード(31・32)を備え、 前記一対のダイオード(31・32)を含む回路を前記
    一対のスイッチング素子(51・52)を含む回路に対
    して逆並列となるように接続し、 前記第1スイッチング素子(51)と逆並列に接続され
    たダイオード(61)を備え、前記第2スイッチング素
    子(52)と逆並列に接続されたダイオード(62)を
    備え、 前記第1ダイオード(31)を介して交流電源(20)
    で充電される第1コンデンサ(11)を備え、前記第2
    ダイオード(32)を介して前記交流電源(20)で充
    電される第2コンデンサ(12)を備え、 前記交流電源(20)と直列に挿置された補助インダク
    タ(29)を備え、前記第1および第2のスイッチング
    素子(51・52)の接続中点と前記第1および第2の
    ダイオード(31・32)の接続中点との間に接続され
    た誘導性負荷(40)を備え、 前記誘導性負荷(40)と直列に挿置されたコンデンサ
    (49)を備えたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】順直列に接続され交互に導通するように制
    御される第1および第2のスイッチング素子(51・5
    2)を備え、順直列に接続された第1および第2のダイ
    オード(31・32)を備え、 前記一対のダイオード(31・32)を含む回路を前記
    一対のスイッチング素子(51・52)を含む回路に対
    して逆並列となるように接続し、 前記第1スイッチング素子(51)と逆並列に接続され
    たダイオード(61)を備え、前記第2スイッチング素
    子(52)と逆並列に接続されたダイオード(62)を
    備え、 前記第1ダイオード(31)を介して交流電源(20)
    で充電される第1コンデンサ(11)を備え、前記第2
    ダイオード(32)を介して前記交流電源(20)で充
    電される第2コンデンサ(12)を備え、 前記交流電源(20)と直列に挿置された補助インダク
    タ(29)を備え、前記第1および第2のスイッチング
    素子(51・52)の接続中点と前記第1および第2の
    ダイオード(31・32)の接続中点との間に接続され
    た誘導性負荷(40)を備え、 前記第2ダイオード(32)と並列に接続されたコンデ
    ンサ(39)を備えたことを特徴とするインバータ装
    置。
  3. 【請求項3】順直列に接続され交互に導通するように制
    御される第1および第2のスイッチング素子(51・5
    2)を備え、順直列に接続された第1および第2のダイ
    オード(31・32)を備え、 前記一対のダイオード(31・32)を含む回路を前記
    一対のスイッチング素子(51・52)を含む回路に対
    して逆並列となるように接続し、 前記第1スイッチング素子(51)と逆並列に接続され
    たダイオード(61)を備え、前記第2スイッチング素
    子(52)と逆並列に接続されたダイオード(62)を
    備え、 前記第1ダイオード(31)を介して交流電源(20)
    で充電される第1コンデンサ(11)を備え、前記第2
    ダイオード(32)を介して前記交流電源(20)で充
    電される第2コンデンサ(12)を備え、 前記交流電源(20)と直列に挿置された補助インダク
    タ(29)を備え、前記第1および第2のスイッチング
    素子(51・52)の接続中点と前記第1および第2の
    ダイオード(31・32)の接続中点との間に接続され
    た誘導性負荷(40)を備え、 前記交流電源(20)と前記補助インダクタ(29)の
    全体を跨ぐ位置に接続されたコンデンサ(91)を備え
    たことを特徴とするインバータ装置。
  4. 【請求項4】順直列に接続され交互に導通するように制
    御される第1および第2のスイッチング素子(51・5
    2)を備え、順直列に接続された第1および第2のダイ
    オード(31・32)を備え、 前記一対のダイオード(31・32)を含む回路を前記
    一対のスイッチング素子(51・52)を含む回路に対
    して逆並列となるように接続し、 前記第1スイッチング素子(51)と逆並列に接続され
    たダイオード(61)を備え、前記第2スイッチング素
    子(52)と逆並列に接続されたダイオード(62)を
    備え、 前記第1ダイオード(31)を介して交流電源(20)
    で充電される第1コンデンサ(11)を備え、前記第2
    ダイオード(32)を介して前記交流電源(20)で充
    電される第2コンデンサ(12)を備え、 前記交流電源(20)と直列に挿置された補助インダク
    タ(29)を備え、前記第1および第2のスイッチング
    素子(51・52)の接続中点と前記第1および第2の
    ダイオード(31・32)の接続中点との間に接続され
    た誘導性負荷(40)を備え、 前記一対のダイオード(31・32)を含む回路を前記
    一対のスイッチング素子(51・52)を含む回路に対
    して逆並列となるように接続する閉回路の往路・帰路の
    それぞれに順方向極性となるように挿置されたダイオー
    ド(71・72)を備え、前記往路・帰路の各ダイオー
    ド(71・72)と並列に接続されたコンデンサ(81
    ・82)を備えたことを特徴とするインバータ装置。
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JP2005124371A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Harison Toshiba Lighting Corp 高周波インバータ装置および放電ランプ点灯装置

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