JPH09200859A - 着呼ボイスメール等の代理応答装置及びその代理応答方法 - Google Patents

着呼ボイスメール等の代理応答装置及びその代理応答方法

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JPH09200859A
JPH09200859A JP8008092A JP809296A JPH09200859A JP H09200859 A JPH09200859 A JP H09200859A JP 8008092 A JP8008092 A JP 8008092A JP 809296 A JP809296 A JP 809296A JP H09200859 A JPH09200859 A JP H09200859A
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call
voice mail
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JP8008092A
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English (en)
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Tetsuo Tanaka
哲夫 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の基地局に音声データが集中的に溜まり
易くし、センターへアップロード回数を低減し通信費の
削減を行える伝送効率に優れた着呼ボイスメール等の代
理応答装置及びその代理応答方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 無線通信を用いて通話が可能な移動局2
と、着呼ボイスメール等を音声データを蓄積可能な基地
局3a〜3eと、センター4と、基地局3a〜3eに着
呼ボイスメール等の送信を行う電話交換網5と、電話機
6と、を備えた着呼ボイスメール等の代理応答装置1A
であって、移動局2が電話機6からの着呼が不可能であ
る時、各基地局3a〜3eが呼設定受付データ7a〜7
e内に音声データの蓄積があるか否かを示し電話交換網
5に伝送する呼設定受付データ伝送制御部8a〜8e
と、音声データの有無により基地局3a〜3eのいずれ
かに着呼ボイスメール等の送信する着呼ボイスメール送
信制御部9と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線回線を有する
移動電話等の着呼ボイスメール等の音声データが効率的
に特定の基地局に溜まる着呼ボイスメール等の代理応装
置及びその代理応答方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線回線を有する移動電話等に対
し種々のサービスが求められてきている。特に、着呼ボ
イスメールは、一般の多機能電話における留守番電話と
ほぼ同じ機能があり、利用価値が高くなっている。着呼
ボイスメール機能とは、ボイスメール装置を備え、かつ
所定の通信エリアを有する基地局に移動局を収容する電
話交換システムにおいて、移動局が基地局の通信圏外に
ある場合に、その移動局への着信呼を基地局が自動受信
し、後刻、移動局に伝送することにより、発呼者の通信
内容を移動局に伝達可能とする機能である。
【0003】以下に従来の着呼ボイスメールにおける代
理応答方法について説明する。従来の基地局の代理応答
方法は、基地局が電話交換網からの呼設定を受信してか
ら一定時間(例えば5秒)以内に呼設定受付を電話交換
網へ送信しなければならず、ここで一番最初に電話交換
網へ呼設定受付を送信した基地局に対して着呼ボイスメ
ール等の音声データが蓄積されていた。このようにして
基地局に対して蓄積された音声データは、一定時間、例
えば30分経過後、或いはある定数個、例えば3個の音
声データが蓄積された後、電話交換網を経由してセンタ
ーへアップロードがされる。従来基地局が、着呼ボイス
メール等の音声データの代理応答を行うため、基地局上
や基地局と電話交換網間又は電話交換網上に対して、あ
る特定の基地局に着呼ボイスメール等の音声データを集
中的に蓄積させるための技術がなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この着呼ボイスメール
の代理応答方法では、ある特定の基地局に着呼ボイスメ
ール等の音声データを集中的に蓄積させる技術がないた
めに、ある定数個の音声データが基地局に蓄積される前
に一定時間が経ち、一つの基地局に対して少数の音声デ
ータしか蓄積されていない状態でセンターへアップロー
ドする基地局が多く存在し、アップロードの回数が多い
という問題点を有していた。従って、アップロード時の
通信費が多くかかるため、通信費の低減が要求されてい
た。
【0005】本発明は、特定の基地局に音声データが集
中的に溜まり易くし、センターへアップロード回数を低
減することにより、通信費の削減を行い、伝送効率に優
れた着呼ボイスメールの代理応答装置及びその代理応答
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の着呼ボイスメール等の代理応答装置は、無線
通信を用いて通話が可能な移動局と、移動局と無線通信
により接続され移動局への着呼ボイスメール等の音声デ
ータを代理応答により蓄積可能な基地局と、基地局から
アップロードされた着呼ボイスメール等の音声データを
蓄積するセンターと、センター及び基地局と接続され代
理応答により基地局に着呼ボイスメール等の送信を行う
ことが可能で基地局に蓄積された着呼ボイスメール等を
センターへ送信を行うことが可能な電話交換網と、電話
交換網及び基地局を介して移動局と通話を行うことが可
能な電話機と、を備えた着呼ボイスメール等の代理応答
装置であって、移動局が電話機からの通信において着呼
が不可能である時、各基地局から電話交換網に代理応答
が可能なことを示す呼設定受付データ内に各基地局が音
声データの蓄積が現在あるか否かを示すデータを加えて
電話交換網に伝送する呼設定受付データ伝送制御部と、
電話交換網が呼設定受付データ内の音声データの有無を
検知し複数の基地局のいずれかに着呼ボイスメール等の
送信制御を行う着呼ボイスメール送信制御部と、を備え
るように構成した。
【0007】又、本発明の着呼ボイスメール等の代理応
答方法は、無線通信を用いて通話が可能な移動局と、移
動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール等の音
声データが蓄積可能な複数の基地局と、基地局からアッ
プロードされた着呼ボイスメール等の音声データを蓄積
するセンターと、センター及び基地局と接続され基地局
に蓄積された着呼ボイスメール等をセンターへ送信可能
な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して移動局
と通話を行うことが可能な電話機と、を備え、移動局へ
の着呼ボイスメール等の音声データを代理応答により基
地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答方法であ
って、移動局が電話機からの通信において着呼が不可能
である時、各基地局から電話交換網に代理応答が可能な
ことを示す呼設定受付データ内に各基地局が音声データ
の蓄積が現在あるか否かを示すデータを加えて電話交換
網に伝送し、電話交換網が呼設定受付データ内の音声デ
ータの有無を検知し複数の基地局のいずれかに着呼ボイ
スメールの送信制御を行うように構成した。
【0008】これにより、着呼ボイスメール等の音声デ
ータの代理応答において、特定の基地局に着呼ボイスメ
ール等の音声データが集中的に蓄積され易くし、複数の
基地局から音声データをセンターへアップロードする
際、アップロード回数を低減し、伝送効率を向上させる
ことができ、通信費の削減を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の着呼ボ
イスメール等の代理応答装置は、無線通信を用いて通話
が可能な移動局と、移動局と無線通信により接続され移
動局への着呼ボイスメール等の音声データを代理応答に
より蓄積可能な基地局と、基地局からアップロードされ
た着呼ボイスメール等の音声データを蓄積するセンター
と、センター及び基地局と接続され代理応答により基地
局に着呼ボイスメール等の送信を行うことが可能で基地
局に蓄積された着呼ボイスメール等をセンターへ送信を
行うことが可能な電話交換網と、電話交換網及び基地局
を介して移動局と通話を行うことが可能な電話機と、を
備えた着呼ボイスメール等の代理応答装置であって、移
動局が電話機からの通信において着呼が不可能である
時、各基地局から電話交換網に代理応答が可能なことを
示す呼設定受付データ内に各基地局が音声データの蓄積
が現在あるか否かを示すデータを加えて電話交換網に伝
送する呼設定受付データ伝送制御部と、電話交換網が呼
設定受付データ内の音声データの有無を検知し複数の基
地局のいずれかに着呼ボイスメール等の送信制御を行う
着呼ボイスメール送信制御部と、を備えたものであり、
着呼ボイスメール等の音声データを集中して特定の基地
局に蓄積させることができ、複数の音声データを同時に
センターへアップロードすることができるという作用を
有する。この結果、アップロードの際の通信効率を向上
させ、通信費用を削減することができる。
【0010】請求項2に記載の着呼ボイスメール等の代
理応答装置は、無線通信を用いて通話が可能な移動局
と、移動局と無線通信により接続され移動局への着呼ボ
イスメール等の音声データを代理応答により蓄積可能な
基地局と、基地局からアップロードされた着呼ボイスメ
ール等の音声データを蓄積するセンターと、センター及
び基地局と接続され代理応答により基地局に着呼ボイス
メール等の送信を行うことが可能で基地局に蓄積された
着呼ボイスメール等をセンターへ送信を行うことが可能
な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して移動局
と通話を行うことが可能な電話機と、を備えた着呼ボイ
スメール等の代理応答装置であって、移動局が電話機か
らの通信において着呼が不可能である時、各基地局が、
移動局の代理応答により蓄積している着呼ボイスメール
等の音声データの数に応じて、各基地局から電話交換網
へ呼設定受付データを送信する際の応答時間を制御する
構成を備えたものであり、音声データを多く蓄積してい
る基地局ほど、呼設定受付データの送信のタイムアウト
時間が短く設定されるため、これらの基地局からの呼設
定受付データが最初に電話交換網に受信され易いという
作用を有する。この結果、音声データを蓄積している基
地局ほど、次からの音声データが蓄積され易くなる。
【0011】請求項3に記載の着呼ボイスメール等の代
理応答装置は、無線通信を用いて通話が可能な移動局
と、移動局と無線通信により接続され移動局への着呼ボ
イスメール等の音声データを代理応答により蓄積可能な
基地局と、基地局からアップロードされた着呼ボイスメ
ール等の音声データを蓄積するセンターと、センター及
び基地局と接続され代理応答により基地局に着呼ボイス
メール等の送信を行うことが可能で基地局に蓄積された
着呼ボイスメール等をセンターへ送信を行うことが可能
な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して移動局
と通話を行うことが可能な電話機と、を備えた着呼ボイ
スメール等の代理応答装置であって、移動局が電話機か
らの通信において着呼が不可能である時、電話交換網
が、着呼ボイスメール等の呼設定要求又は呼設定受付を
行う主制御部と基地局とのインターフェースを行う基地
局管理制御部を備え、基地局管理制御部が、 a.各基地局毎の管理を行うために主制御部からの呼設
定要求を受ける呼設定受信部と、呼設定要求を基地局に
送信する呼設定送信部と、呼設定要求を受けた基地局か
ら送信される呼設定受付データを受信する呼設定受付受
信部と、呼設定受付データを主制御部に送信する呼設定
受付送信部と、を有する通話接続部と、 b.各基地局からの呼設定受付データを選択するための
優先順位が設定される優先順位部と、 c.着呼ボイスメール等がセンターにアップロードされ
た基地局の優先順位部に対して着呼ボイスメール等を送
信する優先順位を変更するアップロード管理部と、を備
えたものであり、蓄積された着呼ボイスメール等の音声
データがセンターへアップロードされることにより、ア
ップロードされた基地局には音声データが蓄積されてい
ないため、この基地局への代理応答における優先順位を
下げることにより、電話交換網の通話接続部の呼設定送
信部からの呼要求がなされる順位が下げられるため、着
呼ボイスメール等の音声データが他の基地局へ集中して
蓄積させることができるという作用を有する。
【0012】請求項4に記載の着呼ボイスメール等の代
理応答方法は、無線通信を用いて通話が可能な移動局
と、移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、基地局か
らアップロードされた着呼ボイスメール等の音声データ
を蓄積するセンターと、センター及び基地局と接続され
基地局に蓄積された着呼ボイスメール等をセンターへ送
信可能な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して
移動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備え、移
動局への着呼ボイスメール等の音声データを代理応答に
より基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答方
法であって、移動局が電話機からの通信において着呼が
不可能である時、各基地局から電話交換網に代理応答が
可能なこを示す呼設定受付データ内に各基地局が音声デ
ータの蓄積が現在あるか否かとを示すデータを加えて電
話交換網に伝送し、電話交換網が呼設定受付データ内の
音声データの有無を検知し複数の基地局のいずれかに着
呼ボイスメールの送信制御を行う構成を備えたものであ
り、着呼ボイスメール等の音声データを集中して特定の
基地局に蓄積させることができ、複数の音声データを同
時にセンターへアップロードすることができるという作
用を有する。この結果、アップロードの際の通信効率を
向上させ、通信費用を削減することができる。
【0013】請求項5に記載の着呼ボイスメール等の代
理応答方法は、無線通信を用いて通話が可能な移動局
と、移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、基地局か
らアップロードされた着呼ボイスメール等の音声データ
を蓄積するセンターと、センター及び基地局と接続され
基地局に蓄積された着呼ボイスメール等をセンターへ送
信可能な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して
移動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備え、移
動局への着呼ボイスメール等の音声データを代理応答に
より基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答方
法であって、移動局が電話機からの通信において着呼が
不可能である時、各基地局が、移動局の代理応答により
蓄積している着呼ボイスメール等の音声データの数に応
じて、各基地局から電話交換網へ送信する呼設定受付デ
ータの応答時間を制御する構成を備えたものであり、音
声データを多く蓄積している基地局ほど、呼設定受付の
送信のタイムアウト時間が短く設定されるため、これら
の基地局からの呼設定受付データが最初に電話交換網に
受信され易いという作用を有する。
【0014】請求項6に記載の着呼ボイスメール等の代
理応答方法は、無線通信を用いて通話が可能な移動局
と、移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、基地局か
らアップロードされた着呼ボイスメール等の音声データ
を蓄積するセンターと、センター及び基地局と接続され
基地局に蓄積された着呼ボイスメール等をセンターへ送
信可能な電話交換網と、電話交換網及び基地局を介して
移動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備え、移
動局への着呼ボイスメール等の音声データを代理応答に
より基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答方
法であって、電話交換網が、着呼ボイスメール等がセン
ターにアップロードされた基地局に対して、移動局が電
話機からの通信において着呼が不可能である際の着呼ボ
イスメール等を基地局に送信する優先順位を変更する構
成を備えたものであり、蓄積された着呼ボイスメール等
の音声データがセンターへアップロードされることによ
り、アップロードされた基地局には音声データが蓄積さ
れていないため、この基地局への代理応答における優先
順位を下げることにより、電話交換網の通話接続部の呼
設定送信部からの呼要求がなされる順位が下げられるた
め、着呼ボイスメール等の音声データが他の基地局へ集
中して蓄積させることができるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1実施の形態の着呼
ボイスメール等の代理応答装置の構成を示すブロック図
である。図2は、本発明の第1実施の形態の着呼ボイス
メール等の代理応答装置における基地局と電話交換網で
の代理応答の際の呼設定受付データの送信状態を示す模
式図である。図1及び図2において、1Aは着呼ボイス
メール等の代理応答装置、2は無線通信を用いて通話が
可能な移動局、3a〜3eは移動局2と無線通信により
接続され移動局2への着呼ボイスメール等の音声データ
を代理応答により蓄積可能な基地局、4は基地局3a〜
3eからアップロードされた着呼ボイスメール等を蓄積
するセンター、5はセンター4及び基地局3a〜3eと
接続され基地局3a〜3eに代理応答により着呼ボイス
メール等の送信や基地局3a〜3eに蓄積された着呼ボ
イスメール等をセンター4への送信を行うことができる
電話交換網、6は電話交換網5及び基地局3a〜3eの
いずれかを介して移動局2と通話を行うことができる電
話機である。7a〜7eは移動局2が電話機6からの通
信において通話が不可能である時各基地局3a〜3eか
ら電話交換網5に代理応答が可能なことを示す基地局3
a〜3eから電話交換網5に送信される呼設定受付デー
タである。8a〜8eは各基地局3a〜3eが音声デー
タの蓄積が現在あるか否かを示すデータを呼設定受付デ
ータ7a〜7e内に加えて電話交換網4に伝送する呼設
定受付データ伝送制御部、9は電話交換網5が呼設定受
付データ内の音声データの有無を検知し複数の基地局3
a〜3eのいずれかに着呼ボイスメールの送信制御を行
う着呼ボイスメール送信制御部である。
【0016】以上のように構成された本発明の第1実施
の形態の着呼ボイスメール等の代理応答装置について、
以下その動作方法を示す。図2に基地局3a〜3eが代
理応答を行う場合の例として、基地局3a〜3eと電話
交換網5における呼設定受付データ7a〜7eの通信方
法を示す。各基地局3a〜3eが着呼ボイスメール等の
音声データを代理応答する方法は、各基地局3a〜3e
が電話交換網5から送信される二度目の呼設定を受信し
た後、一定時間(例えば5秒)以内に呼設定受付データ
7a〜7eを返送する必要がある。ここで、基地局3a
〜3eからの呼設定受付データ7a〜7e内に、基地局
3a〜3eに蓄積されている着呼ボイスメール等の音声
データが存在するかどうかを示す値が書き込まれてい
る。この時、一番最初に電話交換網5に届いた呼設定受
付データ7a〜7eのいずれかを送信した基地局3a〜
3eに対して、音声データを蓄積させる代理応答先の選
択が行われる。これにより、電話交換網5は従来のよう
に最初に受信した呼設定受付を確保し、更に、呼設定受
付をした呼設定受付データの順番を記憶するとともに、
全基地局3a〜3eから送信された呼設定受付データ7
a〜7e内に書き込まれた音声データの蓄積の有無情報
を調べる。各基地局3a〜3eから順次送信された呼設
定受付データ7a〜7eにおいて、音声データの蓄積が
有ることを示す値「1」を調べて行き、最後まで「1」
が無ければ最初に受信した呼設定受付データの基地局を
選択し、いずれかの呼設定受付データ7a〜7eに
「1」が有れば、最初に受信した値「1」を有する呼設
定受付データ7a〜7eを送信した基地局3a〜3eの
選択を行う。すなわち、電話交換網5は、各基地局3a
〜3eから送信される呼設定受付データ7a〜7e内に
書き込まれた音声データの蓄積の有無の値(音声データ
有りの値「1」,無しの値「0」)により音声データを
どの基地局へ蓄積する(代理応答先)を決定する。呼設
定受付データ7a〜7eの音声データの蓄積の有無の値
が全て「0」の場合、すなわち、音声データを蓄積した
基地局が存在しない場合、従来例のように最初に受信し
た呼設定受付データにより、着呼ボイスメール等の音声
データを蓄積させる基地局を決定する。又、各基地局3
a〜3eにおいて、音声データの蓄積の有無の値が全て
「0」ではない場合、すなわち、音声データを蓄積した
基地局が存在する場合、音声データを蓄積している基地
局の中で、最初に受信した呼設定受付データの基地局に
着呼ボイスメール等の音声データを蓄積させるように決
定する。ここで、代理応答が行われない他の全ての基地
局からの呼設定受付に対して、電話交換網5が通話路を
切断していく。図2に、各基地局3a〜3eからの呼設
定受付データ7a〜7eの例を示しているが、この場
合、基地局3a,3dからの呼設定受付データ7a,7
dに現在音声データの蓄積が有ることを示しているが、
この内最初に電話交換網5の着呼ボイスメール送信制御
部9に受信されたものが、着呼ボイスメールの代理応答
先に決定される。
【0017】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における着呼ボイスメール等の代理応答装置につい
て、以下その代理応答方法について処理の流れを説明す
る。図3は本発明の第1実施の形態の着呼ボイスメール
等の代理応答方法において電話交換網の処理の流れを示
すフローチャートであり、図4は本発明の第1実施の形
態の着呼ボイスメール等の代理応答方法において基地局
の処理の流れを示すフローチャートである。図3及び図
4において、電話交換網5は、まず電話機6からの着呼
ボイスメールを受信した場合、各基地局3a〜3eに対
して一度目の呼設定送信を行う(S101)。この時、
各基地局3a〜3eは電話交換網5からの呼設定を受信
し(S201)、基地局のいずれかが移動局2に着呼要
求を行い(S202)、移動局2からの着呼確認があれ
ば(S203)、電話機6と移動局2が接続され通話が
可能となる(S204)。移動局2が不在の場合、着呼
確認がなされず(S203)、電話交換網5において、
各基地局3a〜3eに二度目の呼設定送信が行われる
(S103)。各基地局3a〜3eにおいて、二度目の
呼設定を受信する(S205)と、各基地局3a〜3e
の呼設定受付データ伝送制御部8a〜8eにおいて、呼
設定受付データ7a〜7eの作成を行う。まず、呼設定
受付データ伝送制御部8a〜8eは現在音声データを蓄
積しているかどうかを調べる(S206)。音声データ
を蓄積している場合、呼設定受付データ内に「1」を書
き込む(S207)。音声データを蓄積していない場
合、呼設定受付データ内に「0」を書き込む(S20
8)。次に、各呼設定受付データ伝送制御部8a〜8e
は、電話交換網5に呼設定受付データ7a〜7eを送信
し(S209)、電話交換網5の代理応答先に選択され
るかどうかを待機する。電話交換網5の着呼ボイスメー
ル送信制御部9は各基地局3a〜3eからの呼設定受付
データ7a〜7eを受信する(S103)。ここで、受
信した呼設定受付データ7a〜7eにおいて、音声デー
タの蓄積が全て「0」かどうかを調べる(S104)。
音声データの蓄積した基地局がある場合、「1」を有す
る呼設定受付データの中から最初に受信した基地局に対
して代理応答先としての選択を行い、呼設定受付を行う
(S105)。音声データを蓄積して基地局がまったく
ない場合、全ての呼設定受付データの中から最初に受信
された基地局に対して代理応答先としての選択を行い、
呼設定受付を行う(S106)。次に、呼設定受付によ
り選択された基地局に対して、音声データの送信を行い
(S107)、電話交換網5と応答先の基地局との呼出
及び応答が行われる(S108,S210)。ここで、
代理応答が行われない他の全ての基地局からの呼設定受
付に対して、電話交換網5が通話路を切断していく。図
2において、電話交換網5が各基地局3a〜3eからの
呼設定受付7a〜7eを受信した場合、基地局3aの呼
設定受付7aを受信し、他の全ての呼設定受付7b〜7
eの通話路を切断する。ここで、値「1」の呼設定受付
が来るのをずっと待ち、最初に来た値「0」の呼設定受
付以外は全て切断され、値「1」の呼設定受付が来る
と、この後の全ての呼設定受付と最初の値「0」の呼設
定受付データの基地局との接続を切断するように処理の
流れを構成してもよい。もし、値「1」の呼設定受付デ
ータが来なければ、最初の値「0」の呼設定受付データ
が受信される。
【0018】以上のように本実施の形態によれば、音声
データの蓄積がある基地局に対して、次回から電話交換
網からの音声データの蓄積が集中するように構成した。
この結果、集中的に音声データが特定の基地局に蓄積さ
れ、各基地局に蓄積された音声データを基地局からセン
ターへ音声データをアップロードする際、アップロード
回数を低減し伝送効率を向上させることができ、通信費
の削減を行うことができる。
【0019】(実施の形態2)図5は本発明の第2実施
の形態における着呼ボイスメール等の代理応答装置の構
成及び処理の流れを示す模式図である。図5において、
1Bは本発明の第2実施の形態の着呼ボイスメール等の
代理応答装置である。2は移動局、3a〜3eは基地
局、4はセンター、5は電話交換網、6は電話機であ
る。これらは実施の形態1と同様のものなので、同一の
符号を付して説明を省略する。本実施の形態2が実施の
形態1と異なるのは、各基地局3a〜3eの呼設定受付
データ伝送制御部8a〜8eが、移動局2の代理応答に
より蓄積している着呼ボイスメール等の音声データの数
に応じて各基地局3a〜3eから電話交換網5へ送信す
る呼設定受付データの応答時間を制御する構成を備えた
点であり、基地局の代理応答において、着呼ボイスメー
ル等の音声データがある基地局に集中して溜まるという
作用を有する。
【0020】以上のように構成された本発明の第2実施
の形態における着呼ボイスメール等の代理応答装置処理
の流れについて、以下に図5及び図6を用いて説明す
る。図6は本発明の第2実施の形態における着呼ボイス
メール等の代理応答装置の基地局における呼設定受付デ
ータの処理の流れを示すフローチャートである。ここ
で、図5において、電話交換機5より移動局2へ電話し
た場合、移動局2が受信不可能であるとき、基地局3a
〜3eのいずれかが代理応答し、音声データを受信して
いることを示しており、音声データを蓄積している基地
局は、基地局3aと基地局3dである。図6において、
図4と同一である符号は実施の形態1と同様なものなの
で説明を省略する。図において、電話交換網5から二度
目の呼設定を受信した基地局3a〜3e(S206)
は、蓄積している音声データの数を調べ、基地局3a〜
3eに蓄積されている音声データの数に応じて、呼設定
受付送信のタイムアウト時間を変化させることにした
(S206,S211〜S214)。図5に例をとる
と、音声データの蓄積数を2個有している基地局3aに
対しては、タイムアウト時間を例えば2秒とし(S21
2)、1個を有している基地局3dに対してはタイムア
ウト時間を例えば2.5秒(S213)とし、音声デー
タを有していない基地局3b.3c.3eに対してはタ
イムアウト時間を例えば3秒と設定する(S214)。
タイムアウト時間が設定された後、各基地局3a〜3e
は呼設定受付データの送信を行い、電話交換網5はその
中から最初に呼設定受付を受信した基地局3b〜3eに
対して音声データを蓄積する。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、音声
データを多く蓄積している基地局ほど、呼設定受付の送
信のタイムアウト時間が短く設定されるため、これらの
基地局からの呼設定受付が最初に電話交換網に受信され
やすくなる。この結果、音声データを蓄積している基地
局ほど、音声データの代理応答先として選択され易くな
る。従って、各基地局に蓄積された音声データを基地局
からセンターへ音声データをアップロードする際、特定
の基地局に音声データの蓄積が集中しているため、アッ
プロード回数を低減し伝送効率を向上させることがで
き、通信費の削減を行うことができる。
【0022】(実施の形態3)図7は本発明の第3実施
の形態の着呼ボイスメール等の代理応答装置において電
話交換網の構成を示すブロック図である。図7におい
て、3.1〜3.i〜3.nは基地局、5は電話交換網
である。電話交換網5は、移動局が電話機からの通信に
おいて着呼が不可能である時、着呼ボイスメール等の呼
設定要求又は呼設定受付を行う主制御部10と基地局
3.1〜3.i〜3.nとのインターフェースを行う基
地局管理制御部11.1〜11.i〜11.nを備えて
いる。各基地局管理制御部11.1〜11.nは、基地
局数に合わせてそれぞれに通話路接続部12と優先順位
部13とアップロード管理部14とから構成される。更
に、通話路接続部12は、ある基地局の管理を行うため
に主制御部10からの呼設定要求を受ける呼設定受信部
15と、呼設定要求をある基地局に送信する呼設定送信
部16と、呼設定要求を受けたある基地局から送信され
る呼設定受付データを受信する呼設定受付受信部17
と、呼設定受付データを主制御部に送信する呼設定受付
送信部18と、から構成される。優先順位部13は、基
地局からの呼設定受付データを選択するための優先順位
が設定される。アップロード管理部14は、着呼ボイス
メール等がセンターにアップロードされた基地局の優先
順位部に対して着呼ボイスメール等を送信する優先順位
の変更及びアップロードの管理を行う。
【0023】以上のように構成された本発明の第3実施
の形態の着呼ボイスメール等の代理応答装置における電
話交換網の処理方法について、以下に説明する。図8は
本発明の第3実施の形態の着呼ボイスメール等の代理応
答装置の電話交換機において着呼ボイスメール等の音声
データを蓄積する基地局を選択する処理の流れを示すフ
ローチャートであり、図9は本発明の第3実施の形態の
着呼ボイスメール等の代理応答装置の電話交換機におけ
る基地局管理制御部での代理応答するための基地局を選
択する優先順位を決定する処理の流れを示すフローチャ
ートであり、図10は本発明の第3実施の形態の着呼ボ
イスメール等の代理応答装置の電話交換機において基地
局を選択する優先順位を決定する際の処理方法を示す状
態図である。図10において、着呼ボイスメール等の音
声データが基地局からセンターへアップロードされた場
合、各基地局3.1〜3.nに対する優先順位の変化を
表している。
【0024】図7において、電話交換網5の主制御部1
0から各基地局3.1〜3.nに対して代理応答のため
に呼設定を送信する際、まず、電話交換網5の各基地局
管理制御部11.1〜11.n内の呼設定受信部15に
より呼設定要求が受信される。この時、例えば、基地局
管理制御部11i(iは、1以上n以下の整数)が受信
した呼設定要求は、呼設定送信部から基地局3iに送信
される。基地局管理制御部11.1〜11.nから送信
された呼設定を受信した基地局3.1〜3.nは、代理
応答が可能であれば、通話路接続部12の呼設定受付受
信部17へ呼設定受付データを送信する。通話路接続部
12が呼設定受付データを受信する際、基地局管理制御
部11.1〜11.nにおける優先順位部13の値によ
り、優先順位に応じてある特定の基地局を選択し、その
基地局に対応した基地局管理制御部11.1〜11.n
内のいずれかの呼設定受付送信部18より主制御部10
へ呼設定受付の送信を行う。ここで、優先順位部13
は、通話路接続部12が基地局3.1〜3.nから受信
した呼設定受付のうち主制御部10に対して送信する呼
設定受付を決定する為の順位を示している。優先順位の
最も高い1位の基地局からの呼設定受付を主制御部10
に対して送信することが最も理想的であるが、1位の基
地局から通話路接続部12が呼設定受付を受信しなかっ
た場合、2位の基地局から受信した呼設定受付を主制御
部10に対して送信する。又、2位の基地局からも受信
していなければ、同様に優先順位の1つ低い基地局から
呼設定受付を受信しているかどうかを調べる。この処理
を繰り返し行い、通話路接続部12が呼設定受付データ
を受信した中で最初の基地局が、代理応答先として選択
され、主制御部10へ呼設定受付を呼設定受付受信部1
8から主制御部10へ送信する。
【0025】図8において、電話交換網5の主制御部1
0から基地局管理制御部11.1〜11.nに呼設定が
送信される(S110)と、初期値として最も優先順位
iが高い1位である基地局管理制御部が選択され(S1
11)、それが管理している基地局から基地呼設定受付
データを受信したかどうか調べる(S112)。このと
き優先順位の1位の基地局からの呼設定受付データを受
信できなければ、優先順位iの順位を1つ繰り下げ(S
113)、2位の基地局を受信する。以下2位の基地局
からもなければ3位へと、優先順位が1つずつ下げられ
て行く。
【0026】又、(S112)で呼設定受付データを受
信できたと判断されると、この時設定されている優先度
iの基地局への呼設定受付の送信が行われる(S11
4)。その後、基地局との接続のため一連の処理(接続
制御)と行う(S115)。
【0027】この一連の動作により、基地局管理制御部
11.l〜11.nの中で呼設定データが受信できた最
も優先度の高い基地局との接続を行う様になる。
【0028】次に、アップロード管理部の動作について
説明する。図9に示すように、アップロード管理部14
は基地局3.1〜3.nのいずれかから着呼ボイスメー
ル等の音声データがセンター1へアップロードされたこ
とを検知する(S120)。次に、基地局3.jにおい
てアップロードが行われた場合、基地局3.jの優先順
位を最下位とする。まず、アップロードが行われた基地
局3.jの優先順位をn+1位とする(S121)。次
に,このn+1位の基地局の番号を調べ(例えば、3.
5の場合5番,3jの場合j番,3nの場合n番)、ア
ップロードが行われた基地局の番号をj番であるので、
j+1番以上n番以下の基地局の優先順位を1つずつ繰
り上げる。次に、アップロードが行われた基地局の優先
順位をn位(最下位)に設定する(S122)。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、優先
順位の高い基地局ほど音声データが蓄積されやすく、基
地局からセンターへのアップロード後に優先順位の変更
処理を行うことにより、次に音声データが多く蓄積され
ていると思われる基地局の優先順位を上げることがで
き、効率的に着呼ボイスメール等の音声データの代理応
答を集中させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、着呼ボイスメー
ル等の音声データの代理応答において、ある特定の基地
局に対して着呼ボイスメール等が集まり易く、その基地
局から電話交換網を経由してセンターへアップロードす
る際の通信効率を向上させ、通信費用を削減することが
できる着呼ボイスメール等の代理応答装置及びその代理
応答方法を実現することができるという有利な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答装置における基地局と電話交換網での代理応
答の際の呼設定受付データの送信状態を示す模式図
【図3】本発明の第1実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答方法において電話交換網の処理の流れを示す
フローチャート
【図4】本発明の第1実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答方法において基地局の処理の流れを示すフロ
ーチャート
【図5】本発明の第2実施の形態における着呼ボイスメ
ール等の代理応答装置の処理の流れを示す模式図
【図6】本発明の第2実施の形態における着呼ボイスメ
ール等の代理応答装置の基地局における呼設定受付デー
タの処理の流れを示すフローチャート
【図7】本発明の第3実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答装置において電話交換網の構成を示すブロッ
ク図
【図8】本発明の第3実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答装置の電話交換機において着呼ボイスメール
等の音声データを蓄積する基地局を選択する処理の流れ
を示すフローチャート
【図9】本発明の第3実施の形態の着呼ボイスメール等
の代理応答装置の電話交換機における基地局管理制御部
での代理応答するための基地局を選択する優先順位を決
定する処理の流れを示すフローチャート
【図10】本発明の第3実施の形態の着呼ボイスメール
等の代理応答装置の電話交換機において基地局を選択す
る優先順位を決定する際の処理方法を示す状態図
【符号の説明】
1A,1B 着呼ボイスメール等の代理応答装置 2 移動局 3a〜3e,3.1〜3.n 基地局 4 センター 5 電話交換網 6 電話機 7a〜7e 呼設定受付データ 8a〜8e 呼設定受付データ伝送制御部 9 着呼ボイスメール送信制御部 10 主制御部 11.1〜11.n 基地局管理制御部 12 通話路接続部 13 優先順位部 14 アップロード管理部 15 呼設定受信部 16 呼設定送信部 17 呼設定受付受信部 18 呼設定受付送信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され前記移動局への着
    呼ボイスメール等の音声データを代理応答により蓄積可
    能な基地局と、前記基地局からアップロードされた前記
    着呼ボイスメール等の音声データを蓄積するセンター
    と、前記センター及び前記基地局と接続され代理応答に
    より前記基地局に前記着呼ボイスメール等の送信を行う
    ことが可能で前記基地局に蓄積された前記着呼ボイスメ
    ール等を前記センターへ送信を行うことが可能な電話交
    換網と、前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移
    動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備えた着呼
    ボイスメール等の代理応答装置であって、前記移動局が
    前記電話機からの通信において着呼が不可能である時、
    前記各基地局から前記電話交換網に代理応答が可能なこ
    とを示す呼設定受付データ内に前記各基地局が音声デー
    タの蓄積が現在あるか否かを示すデータを加えて前記電
    話交換網に伝送する呼設定受付データ伝送制御部と、前
    記電話交換網が前記呼設定受付データ内の音声データの
    有無を検知し複数の前記基地局のいずれかに前記着呼ボ
    イスメール等の送信制御を行う着呼ボイスメール送信制
    御部と、を備えたことを特徴とする着呼ボイスメール等
    の代理応答装置。
  2. 【請求項2】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され前記移動局への着
    呼ボイスメール等の音声データを代理応答により蓄積可
    能な基地局と、前記基地局からアップロードされた前記
    着呼ボイスメール等の音声データを蓄積するセンター
    と、前記センター及び前記基地局と接続され代理応答に
    より前記基地局に前記着呼ボイスメール等の送信を行う
    ことが可能で前記基地局に蓄積された前記着呼ボイスメ
    ール等を前記センターへ送信を行うことが可能な電話交
    換網と、前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移
    動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備えた着呼
    ボイスメール等の代理応答装置であって、前記移動局が
    前記電話機からの通信において着呼が不可能である時、
    前記各基地局が、前記移動局の代理応答により蓄積して
    いる前記着呼ボイスメール等の音声データの数に応じ
    て、前記各基地局から前記電話交換網へ前記呼設定受付
    データを送信する際の応答時間を制御することを特徴と
    する着呼ボイスメール等の代理応答装置。
  3. 【請求項3】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され前記移動局への着
    呼ボイスメール等の音声データを代理応答により蓄積可
    能な基地局と、前記基地局からアップロードされた前記
    着呼ボイスメール等の音声データを蓄積するセンター
    と、前記センター及び前記基地局と接続され代理応答に
    より前記基地局に前記着呼ボイスメール等の送信を行う
    ことが可能で前記基地局に蓄積された前記着呼ボイスメ
    ール等を前記センターへ送信を行うことが可能な電話交
    換網と、前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移
    動局と通話を行うことが可能な電話機と、を備えた着呼
    ボイスメール等の代理応答装置であって、前記移動局が
    前記電話機からの通信において着呼が不可能である時、
    前記電話交換網が、前記着呼ボイスメール等の呼設定要
    求又は呼設定受付を行う主制御部と前記基地局とのイン
    ターフェースを行う基地局管理制御部を備え、前記基地
    局管理制御部が、 a.各基地局毎の管理を行うために前記主制御部からの
    呼設定要求を受ける呼設定受信部と、前記呼設定要求を
    前記基地局に送信する呼設定送信部と、前記呼設定要求
    を受けた前記基地局から送信される呼設定受付データを
    受信する呼設定受付受信部と、前記呼設定受付データを
    前記主制御部に送信する呼設定受付送信部と、を有する
    通話接続部と、 b.前記各基地局からの前記呼設定受付データを選択す
    るための優先順位が設定される優先順位部と、 c.前記着呼ボイスメール等が前記センターにアップロ
    ードされた前記基地局の前記優先順位部に対して着呼ボ
    イスメール等を送信する優先順位を変更するアップロー
    ド管理部と、を備えたことを特徴とする着呼ボイスメー
    ル等の代理応答装置。
  4. 【請求項4】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
    等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、前記基地
    局からアップロードされた前記着呼ボイスメール等の音
    声データを蓄積するセンターと、前記センター及び前記
    基地局と接続され前記基地局に蓄積された前記着呼ボイ
    スメール等を前記センターへ送信可能な電話交換網と、
    前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移動局と通
    話を行うことが可能な電話機と、を備え、前記移動局へ
    の前記着呼ボイスメール等の音声データを代理応答によ
    り前記基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答
    方法であって、前記移動局が前記電話機からの通信にお
    いて着呼が不可能である時、前記各基地局から前記電話
    交換網に代理応答が可能なことを示す呼設定受付データ
    内に前記各基地局が音声データの蓄積が現在あるか否か
    を示すデータを加えて前記電話交換網に伝送し、前記電
    話交換網が前記呼設定受付データ内の音声データの有無
    を検知し複数の前記基地局のいずれかに前記着呼ボイス
    メールの送信制御を行うことを特徴とする着呼ボイスメ
    ール等の代理応答方法。
  5. 【請求項5】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
    等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、前記基地
    局からアップロードされた前記着呼ボイスメール等の音
    声データを蓄積するセンターと、前記センター及び前記
    基地局と接続され前記基地局に蓄積された前記着呼ボイ
    スメール等を前記センターへ送信可能な電話交換網と、
    前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移動局と通
    話を行うことが可能な電話機と、を備え、前記移動局へ
    の前記着呼ボイスメール等の音声データを代理応答によ
    り前記基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答
    方法であって、前記移動局が前記電話機からの通信にお
    いて着呼が不可能である時、前記各基地局が、前記移動
    局の代理応答により蓄積している前記着呼ボイスメール
    等の音声データの数に応じて、前記各基地局から前記電
    話交換網へ送信する前記呼設定受付データの応答時間を
    制御することを特徴とする着呼ボイスメール等の代理応
    答方法。
  6. 【請求項6】無線通信を用いて通話が可能な移動局と、
    前記移動局と無線通信により接続され着呼ボイスメール
    等の音声データが蓄積可能な複数の基地局と、前記基地
    局からアップロードされた前記着呼ボイスメール等の音
    声データを蓄積するセンターと、前記センター及び前記
    基地局と接続され前記基地局に蓄積された前記着呼ボイ
    スメール等を前記センターへ送信可能な電話交換網と、
    前記電話交換網及び前記基地局を介して前記移動局と通
    話を行うことが可能な電話機と、を備え、前記移動局へ
    の前記着呼ボイスメール等の音声データを代理応答によ
    り前記基地局に蓄積する着呼ボイスメール等の代理応答
    方法であって、前記電話交換網が、前記着呼ボイスメー
    ル等が前記センターにアップロードされた前記基地局に
    対して、前記移動局が前記電話機からの通信において着
    呼が不可能である際の着呼ボイスメール等を前記基地局
    に送信する優先順位を変更することを特徴とする着呼ボ
    イスメール等の代理応答方法。
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