JPH09200610A - 特殊効果装置 - Google Patents

特殊効果装置

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JPH09200610A
JPH09200610A JP8028632A JP2863296A JPH09200610A JP H09200610 A JPH09200610 A JP H09200610A JP 8028632 A JP8028632 A JP 8028632A JP 2863296 A JP2863296 A JP 2863296A JP H09200610 A JPH09200610 A JP H09200610A
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JP
Japan
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image
special effect
effect device
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JP8028632A
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Atsushi Imai
敦 今井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、モニタの画面上を移動する画像の軌
跡を容易に認識し得ると共に、所望のカーブに沿つて画
像を容易に動かせるようにする。 【解決手段】本発明は、時間の経過と共に変化する画像
の各瞬間における画像データの集合によつて構成される
キーフレームを複数連続して再生することにより、3次
元的に移動する特殊画像を生成する特殊効果装置におい
て、特殊画像が移動する単位時間ごとの画像位置を示す
軌跡データに応じたグラフをモニタに表示することによ
り、実際の再生画像を見なくても特殊画像の移動する軌
跡を認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図10) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊効果装置に関
し、例えば任意の画像に任意の動きをさせる特殊効果装
置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、特殊効果装置においては、複数の
フレームに亘つてフレーム点を設定したキーフレームを
形成し、このキーフレームのフレーム点を通過するよう
に画像を動かすキーフレーム処理を実行している。ここ
でキーフレームとは、時間と共に変化する画像の各瞬間
のデータ、すなわち画像を構成する最小単位時間当たり
のデータの集合から構成されている。
【0004】この特殊効果装置では、複数のキーフレー
ムを連続して再生することにより、特殊効果の施された
画像がモニタの画面に映し出される。このとき特殊効果
装置では、複数のキーフレームを連続して再生した場
合、モニタの画面上で画像がある点からある点までの距
離を移動するときの軌跡は、ユーザが選択したパラメー
タの数値を変更しながら調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
特殊効果装置においては、画像がある点からある点まで
の距離を移動するときの軌跡を表すスプラインカーブの
状態は、パラメータの設定する数値を変更しても、実際
に再生してみなければ画像の本当の動きは確認できない
という問題があつた。
【0006】また、この特殊効果装置では、ユーザが所
望したスプラインカーブに沿つて画像を動かすために、
選択したパラメータの数値を何回も変更し、その都度、
実際に再生して画像の動きを確認しなければならず、操
作に多くの時間を要するという問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、モニタの画面上を移動する画像の軌跡を容易に認識
し得ると共に、所望のカーブに沿つて画像を容易に動か
し得る操作性の良い特殊効果装置を提案しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、時間の経過と共に変化する画像の
各瞬間における画像データの集合によつて構成されるキ
ーフレームを複数連続して再生することにより、3次元
的に移動する特殊画像を生成する特殊効果装置におい
て、特殊画像が移動する単位時間ごとの画像位置を示す
軌跡データを生成する軌跡データ生成手段と、軌跡デー
タに応じたグラフを表示する表示手段とを設ける。
【0009】時間の経過と共に変化する画像の各瞬間に
おける画像データの集合によつて構成されるキーフレー
ムを複数連続して再生することにより、3次元的に移動
する特殊画像を生成する特殊効果装置において、特殊画
像が移動する単位時間ごとの画像位置を示す軌跡データ
に応じたグラフをモニタに表示することにより、実際の
再生画像を見なくても特殊画像の移動する軌跡を認識す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0011】図1においては、本発明による特殊効果装
置1の全体構成を示す。この特殊効果装置1は、所望の
スプラインカーブで画像を移動させるためにパラメータ
を選択するコントロールパネル2、コントロールパネル
2で選択したパラメータに応じた所望のスプラインカー
ブで画像を移動させる軌跡データを生成する軌跡データ
生成手段としてのコントローラ3、当該軌跡データに応
じた制御信号S1に基づいて画像に特殊効果を施す3次
元特殊効果部4、制御信号S1に応じた画像の軌跡をグ
ラフで表示するコントロールデイスプレイ5、3次元特
殊効果部4により特殊効果の施された実際の画像を映し
出すモニタ6から構成されている。
【0012】また特殊効果装置1は、コントローラ3内
にCPU7、グラフ表示回路8が組み込まれている。こ
れにより特殊効果装置1では、コントローラ3がユーザ
がコントロールパネル2に設けられたテンシヨン、バイ
アス、コンテニユイテイの各スイツチを選択してパラメ
ータの数値を設定して画像の動きを制御し、そのときの
画像の動く単位時間ごとの画像位置データを制御信号S
1としてコントロールデイスプレイ5に送出する。コン
トロールデイスプレイ5は、制御信号S1に基づいて単
位時間ごとの画像位置を点で表示することにより、画像
の移動する軌跡をグラフとして映し出すようになされて
いる。かくしてユーザは、モニタ6の画面上で実際の画
像を確認しなくても、コントロールデイスプレイ5に映
し出されたグラフで画像の移動する軌跡を認識し得るよ
うになされている。
【0013】図2(A)に示すように、特殊効果装置1
ではA、B及びCからなる3つのキーフレームを連続し
て再生すると、「A→B→C」という順序で奥側から手
前側に向かつて徐々に大きく変化しながら移動する画像
をモニタ6の画面に映し出す。このときの画像の移動す
る軌跡をグラフで表示するために、特殊効果装置1では
図2(B)に示すようにモニタ6上のキーフレームA、
B、Cが対応する位置を◎印でコントロールデイスプレ
イ5に表示して、この3つの◎印でなるA、B、C点間
をどのようなスプラインカーブで補間されたかを表す。
【0014】この際、特殊効果装置1は「A→B→C」
と移動している画像の単位時間ごとの位置を算出し、そ
の単位時間ごとの位置を点で結んで表示するようにす
る。例えば、0.1[秒] ごとに画像の位置を計算した場
合、特殊効果装置1はコントロールデイスプレイ5に画
像が移動する1秒間の軌跡を10個の点で結んで表示す
る。従つて特殊効果装置1では、画像が速く移動してい
る場所ではカーブ上の点の間隔が広くなり、画像がゆつ
くり移動している場所ではカーブ上の点の間隔が狭くな
る。すなわち、ユーザは軌跡を表す点の間隔を確認する
ことにより、画像が移動する速さを認識し得るようにな
されている。
【0015】次に、特殊効果装置1が画像の移動する
A、B、C点間をどのようなスプラインカーブで補間処
理するかを、図3(A)〜(C)に示すグラフによりテ
ンシヨン、バイアス、コンテニユイテイに分けて説明す
る。まず図3(A)に示すように、特殊効果装置1はテ
ンシヨン大で画像がA、B、C点間を直線的に移動する
軌跡を描くように補間処理し、テンシヨン小で画像が
A、B、C点間をゆるやかなカーブで移動する軌跡を描
くように補間処理する。
【0016】また図3(B)に示すように、特殊効果装
置1はバイアス大で画像がA、B点間を直線に近いカー
ブで移動し、B、C点間を外側に大きく膨らんだカーブ
で移動する軌跡を描くように補間処理し、バイアス小で
画像がA、B点間を外側に大きく膨らんだカーブで移動
し、B、C点間を直線に近いカーブで移動する軌跡を描
くように補間処理する。
【0017】さらに図3(C)に示すように、特殊効果
装置1はコンテニユイテイ大で画像がA、B点間、B、
C点間を共に外側に大きく膨らんだカーブで移動する軌
跡を描くように補間処理し、コンテニユイテイ小で画像
がA、B点間、B、C点間をコンテニユイテイ大と逆向
きの内側にたるんだようなカーブで移動する軌跡を描く
ように補間処理する。
【0018】実際上、図4(A)、(B)に示すよう
に、特殊効果装置1ではテンシヨン大の軌跡で画像を移
動させるようにすると、モニタ6の画面には「A→B→
C」と直線的に移動する画像が映し出され(図4
(A))、コントロールデイスプレイ5の画面にはA、
B、C点間を点で直線的に結ばれたグラフ(図4
(B))が表示される。かくしてユーザは、コントロー
ルデイスプレイ5でこのグラフを確認することにより、
画像が直線的に均一なスピードでA、B、C点間を移動
することを、モニタ6の画面で実際の画像を見なくても
認識し得るようになされている。
【0019】また図5(A)、(B)に示すように、特
殊効果装置1ではテンシヨン小の軌跡で画像を移動させ
るようにすると、モニタ6の画面には「A→B→C」と
外側(下側)にゆるやかなカーブを描いて移動する画像
が映し出され(図5(A))、コントロールデイスプレ
イ5の画面にはA、B、C点間をゆるやかなカーブに点
で結ばれたグラフ(図5(B))が表示される。かくし
てユーザは、コントロールデイスプレイ5でこのグラフ
を確認することにより、画像がゆるやかなカーブでか
つ、均一なスピードでA、B、C点間を移動すること
を、モニタ6の画面で実際の画像を見なくても認識し得
るようになされている。
【0020】さらに図6(A)、(B)に示すように、
特殊効果装置1ではバイアス小の軌跡で画像を移動させ
るようにすると、モニタ6の画面には「A→B」と外側
に膨らんだカーブを描いて移動し、「B→C」と直線に
近いカーブを描いて移動する画像が映し出され(図6
(A))、コントロールデイスプレイ5の画面にはA、
B点間を外側に膨らんだカーブに点で結ばれ、B、C点
間を直線に近いカーブに点で結ばれたグラフ(図6
(B))が表示される。かくしてユーザは、コントロー
ルデイスプレイ5でこのグラフを確認することにより、
画像がA、B点間を外側に膨らんだカーブでかつ、均一
なスピードで移動し、B、C点間を直線に近いカーブで
かつ、均一なスピードで移動することを、モニタ6の画
面で実際の画像を見なくても認識し得るようになされて
いる。
【0021】続いて図7(A)、(B)に示すように、
特殊効果装置1ではバイアス大の軌跡で画像を移動させ
るようにすると、モニタ6の画面には「A→B」と直線
に近いカーブを描いて移動し、「B→C」と外側(下
側)に膨らんだカーブを描いて移動する画像が映し出さ
れ(図7(A))、コントロールデイスプレイ5の画面
にはA、B点間を直線に近いカーブに点で結ばれ、B、
C点間を外側に膨らんだカーブに点で結ばれたグラフ
(図7(B))が表示される。かくしてユーザは、コン
トロールデイスプレイ5でこのグラフを確認することに
より、画像がA、B点間を直線に近いカーブでかつ、均
一なスピードで移動し、B、C点間をゆるやかなカーブ
でかつ、均一なスピードで移動することを、モニタ6の
画面で実際の画像を見なくても認識し得るようになされ
ている。
【0022】さらに図8(A)、(B)に示すように、
特殊効果装置1ではコンテニユイテイ大の軌跡で画像を
移動させるようにすると、モニタ6の画面には「A→
B」と外側に向けて膨らんだゆるやかなカーブを描いて
移動し、「B→C」と外側(下側)に向けて膨らんだゆ
るやかなカーブを描いて移動する画像が映し出され(図
8(A))、コントロールデイスプレイ5の画面には
A、B点間、B、C点間共に外側に向けて膨らんだゆる
やかなカーブに点で結ばれたグラフ(図8(B))が表
示される。かくしてユーザは、コントロールデイスプレ
イ5でこのグラフを確認することにより、画像がA、B
点間及びB、C点間共に外側に向けて膨らんだゆるやか
なカーブでかつ、均一なスピードで移動することをモニ
タ6の画面で実際の画像を見なくても認識し得るように
なされている。
【0023】最後に図9(A)、(B)に示すように、
特殊効果装置1ではコンテニユイテイ小の軌跡で画像を
移動させるようにすると、モニタ6の画面には「A→
B」とコンテニユイテイ大のときとは逆向きのカーブを
描いて移動し、「B→C」も同様のカーブを描いて移動
する画像が映し出され(図9(A))、コントロールデ
イスプレイ5の画面にはA、B点間及びB、C点間共に
コンテニユイテイ大のときとは逆向きのカーブに点で結
ばれたグラフ(図9(B))が表示される。かくしてユ
ーザは、コントロールデイスプレイ5でこのグラフを確
認することにより、画像がA、B点間及びB、C点間共
にコンテニユイテイ大のときとは逆向きのカーブでか
つ、均一なスピードで移動することをモニタ6の画面で
実際の画像を見なくても認識し得るようになされてい
る。
【0024】次に図10には、コントロールデイスプレ
イ5の画面に表示されたグラフに応じた特殊効果を画像
に施すための3次元特殊効果部4の構成を示す。この3
次元特殊効果部4は、複数のフレームに亘つて画像を移
動する位置にフレーム点を設定すると共に、当該フレー
ム点間の画像が移動する速度を設定するための位置/速
度設定回路11、位置/速度設定回路11により設定さ
れた画像の移動する位置を示す位置データ及び画像の移
動する速度を示す速度データを記憶するメモリ12、一
定の間隔で時間データを出力する時間歩進回路13、時
間歩進回路13から時間データ及びメモリ12から読み
出された位置データ、速度データに応じてフレーム間に
おける画像の補間処理により、画像の移動する軌跡を示
す軌跡データに応じた画像補間処理を行う画像補間回路
14、画像を移動する位置及び速度を設定する設定モー
ド時と、設定モード時に設定した位置及び速度で画像を
移動させる実行モード時とで切り換えを行う切り換えス
イツチ15、設定モード又は実行モードそれぞれのモー
ドに応じた画像データの処理を行う画像データ処理回路
16から構成されている。
【0025】3次元特殊効果部4では、まずユーザが画
像を移動する位置及び速度を設定するために設定/実行
切換スイツチ(図示せず)を操作して設定モードにす
る。これにより、3次元特殊効果部4では入力端子17
を介して設定モード時であることを示すデータが切り換
えスイツチ15に供給される。切り換えスイツチ15
は、設定モード時であることを示すデータが供給される
と、選択端子15aにより被選択端子15bを選択す
る。
【0026】次に、ユーザは位置/速度設定回路11を
操作して表示画面上を移動させる画像のキーフレームに
おける位置及び、画像を移動させる速度を設定する。こ
れにより3次元特殊効果部4では、表示画面上を移動さ
せる画像のキーフレームにおける位置を示すデータを位
置データとして、また画像を移動させる速度を示すデー
タを速度データとしてそれぞれメモリ12に供給すると
共に、切り換えスイツチ15を介して画像データ処理回
路16に供給する。
【0027】この設定モード時において、ユーザは位置
データ及び速度データをコントロールデイスプレイ5で
確認しながら各データを設定するようになされている。
画像データ処理回路16は、位置/速度設定回路11か
ら供給される位置データ及び速度データに設定モード時
用のデータ処理を施し、出力端子18を介してモニタ6
に供給する。
【0028】ユーザは、モニタ6の画面で画像を確認し
ながら複数のフレームに亘つて画像を移動させる位置を
設定すると共に、移動するフレーム点間の画像の速度を
設定する。上述の画像を移動させる位置は位置データと
して、また移動するフレーム点間の画像の速度は速度デ
ータとしてそれぞれメモリ12に記憶される。
【0029】このように画像の移動する位置及び画像の
移動する速度の設定が終了すると、ユーザは設定/実行
切換スイツチを操作して実行モードにする。このとき3
次元特殊効果部4では、入力端子17を介して実行モー
ド時であることを示すデータが切り換えスイツチ15に
供給される。切り換えスイツチ15は、実行モード時で
あることを示すデータが供給されると、選択端子15a
により被選択端子15cを選択する。
【0030】また、3次元特殊効果部4では、実行モー
ドになると時間歩進回路13から単位時間毎に時間デー
タが出力されると共に、メモリ12から設定モード時に
記憶された位置データ及び速度データが読み出される。
時間データ、位置データ及び速度データは、それぞれ画
像補間回路14に供給される。
【0031】画像補間回路14は、時間データ、位置デ
ータ及び速度データに応じてフレーム点間の画像を補間
し、画像の補間処理を行つたデータを補間データとして
切り換えスイツチ15を介して画像データ処理回路16
に供給する。画像データ処理回路16は、補間データに
実行モード用のデータ処理を施して出力端子18を介し
てモニタ6に供給する。これにより3次元特殊効果部4
は、コントロールデイスプレイ5に表示された画像の移
動する軌跡に応じた特殊効果の施された画像をモニタ6
の画面に映し出すようになされている。
【0032】以上の構成において、特殊効果装置1では
ユーザがコントロールパネル3に設けられたテンシヨ
ン、バイアス、コンテニユイテイの中からいずれかのパ
ラメータを選択して数値を設定すると、コントローラ3
から供給される制御信号S1に基づいて画像の移動する
軌跡をグラフとしてコントロールデイスプレイ5に表示
する。このとき特殊効果装置1では、3次元特殊効果部
4がコントローラ3からの制御信号S1に応じてコント
ロールデイスプレイ5に表示された軌跡を表すグラフと
同じスプラインカーブで移動する画像をモニタ6の画面
に映し出す。
【0033】またユーザは、選択したパラメータの数値
を変更したときの変更内容をコントロールデイスプレイ
5の画面で確認すると共に、画像がどのような動きをす
るかをコントロールデイスプレイ5に表示されたグラフ
で確認でき、所望のスプラインカーブで画像を移動させ
るためにグラフを見ながら何度でも選択したパラメータ
の数値を変更できる。
【0034】以上の構成によれば、特殊効果装置1では
画像を動かすためのパラメータを選択して数値を設定し
たときに、画像がある点からある点までの距離を移動す
るときのスプラインカーブの状態を、モニタ6の画面に
実際に連続して再生しなくてもコントロールデイスプレ
イ5に表示されたグラフを見ることにより認識すること
ができる。
【0035】また、特殊効果装置1では所望のスプライ
ンカーブで画像を移動させるために、コントロールデイ
スプレイ5に表示されたグラフを見ながら何度でもパラ
メータの数値を変更して調節できることにより、ユーザ
の操作時間を短縮することができる。
【0036】また、特殊効果装置1ではモニタ6の画面
に映し出される画像が3次元的に複雑な動きをしている
場合、ユーザは画像の動きを把握しにくいが、コントロ
ールデイスプレイ5に表示されたグラフを見ることによ
り、画像の動きを容易に認識することができる。
【0037】なお上述の実施例においては、A、B、C
点間を0.1[秒] ごとに画像の位置を算出して、点で結ぶ
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、画像の位置を算出する時間の間隔は表示するスプラ
インカーブに応じて任意に設定するようにしても良い。
【0038】また上述の実施例においては、表示手段と
してのコントロールデイスプレイ5に表示するグラフと
してテンシヨン、バイアス、コンテニユイテイの3種類
のパラメータを用いるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、種々のパラメータを設け
て、さらに複雑な動きにおいてもグラフとして表示する
ようにしても良い。
【0039】さらに上述の実施例においては、コントロ
ールデイスプレイ5に画像の移動する軌跡を示したグラ
フを表示し、モニタ6に実際に特殊効果の施された画像
を映し出すようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、グラフと実際の画像とを1つのモニタ6
だけで切り換えながら映し出すようにしても良く、また
1つのモニタ6内に小さなウインドウ画面を設けてグラ
フを表示し、同時にグラフと実際の画像とを映し出すよ
うにしても良い。この場合にも、上述の実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、時間の経
過と共に変化する画像の各瞬間における画像データの集
合によつて構成されるキーフレームを複数連続して再生
することにより、3次元的に移動する特殊画像を生成す
る特殊効果装置において、特殊画像が移動する単位時間
ごとの画像位置を示す軌跡データに応じたグラフをモニ
タに表示することにより、実際の再生画像を見なくても
特殊画像の移動する軌跡を認識し得る特殊効果装置を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による特殊効果装置の構成を
示すブロツク図である。
【図2】本発明の一実施例による画像の移動する軌跡を
表すグラフを示す略線図である。
【図3】本発明の一実施例によるグラフの示すスプライ
ンカーブの状態を表す略線図である。
【図4】本発明の一実施例による画像をテンシヨン大で
補間したときの軌跡を示す略線図である。
【図5】本発明の一実施例による画像をテンシヨン小で
補間したときの軌跡を示す略線図である。
【図6】本発明の一実施例による画像をバイアス小で補
間したときの軌跡を示す略線図である。
【図7】本発明の一実施例による画像をバイアス大で補
間したときの軌跡を示す略線図である。
【図8】本発明の一実施例による画像をコンテニユイテ
イ大で補間したときの軌跡を示す略線図である。
【図9】本発明の一実施例による画像をコンテニユイテ
イ小で補間したときの軌跡を示す略線図である。
【図10】本発明の一実施例による3次元特殊効果部の
構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1……特殊効果装置、2……コントロールパネル、3…
…コントローラ、4……3次元特殊効果部、5……コン
トロールデイスプレイ、6……モニタ、7……CPU、
8……グラフ表示回路、11……位置/速度設定回路、
12……メモリ、13……時間歩進回路、14……画像
補間回路、15……スイツチ、16……画像データ処理
回路、17……入力端子、18……出力端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間の経過と共に変化する画像の各瞬間に
    おける画像データの集合によつて構成されるキーフレー
    ムを複数連続して再生することにより、3次元的に移動
    する特殊画像を生成する特殊効果装置において、 上記特殊画像が移動する単位時間ごとの画像位置を示す
    軌跡データを生成する軌跡データ生成手段と、 上記軌跡データに応じたグラフを表示する表示手段とを
    具えることを特徴とする特殊効果装置。
  2. 【請求項2】上記グラフは、上記特殊画像が移動する単
    位時間ごとの上記画像位置を点で結んで表示されること
    を特徴とする請求項1に記載の特殊効果装置。
JP8028632A 1996-01-22 1996-01-22 特殊効果装置 Abandoned JPH09200610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113709389A (zh) * 2020-05-21 2021-11-26 北京达佳互联信息技术有限公司 一种视频渲染方法、装置、电子设备及存储介质

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113709389A (zh) * 2020-05-21 2021-11-26 北京达佳互联信息技术有限公司 一种视频渲染方法、装置、电子设备及存储介质

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