JPH09200066A - サービス情報受信装置及び記録媒体 - Google Patents
サービス情報受信装置及び記録媒体Info
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- JPH09200066A JPH09200066A JP8021910A JP2191096A JPH09200066A JP H09200066 A JPH09200066 A JP H09200066A JP 8021910 A JP8021910 A JP 8021910A JP 2191096 A JP2191096 A JP 2191096A JP H09200066 A JPH09200066 A JP H09200066A
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Abstract
者にとって利用料金の支払い処理が簡略であり、事業者
にとって不正利用を防止しつつ利用者を管理することが
できるようにする。 【解決手段】 SC6では、暗号解読処理を行った取込
データであるカード認証データCCDが、サービス情報
受信装置側のマスクROMに記憶されているカード認証
確認データCDと同一であるか否かを判別する。この判
別の結果、取込データ(CCD)≠CDであれば、現在
サービス情報受信装置の装着されているICカード2
は、サービスセンターから正規に発行されたものではな
く、当該サービス情報受信装置に使用不可能なカードで
ある。そして、このように不正規のICカードが装着さ
れている場合には、表示部に「このカードはご使用にな
れなせん」と表示して、有料のサービス情報の表示を禁
止する。
Description
る有料のサービス情報の受信に好適なサービス情報受信
装置及び記録媒体に関する。
ビス情報を多重させて送信し、そのサービス情報を受信
側に設けた表示手段に表示させるFM放送電波を媒体と
したサービスが行われている。このサービスは、いわゆ
る移動体FM文字多重放送とも称され、見えるラジオ
(Visual Information Radi
o)として実用化されている。
のFM放送電波に文字や数字等の表示情報を多重化させ
た電波を送信し、受信側に設けた液晶ディスプレイ付き
FMラジオにより前記電波を受信して、FM放送電波と
文字や数字等の表示情報等とを分離し、表示情報を文字
コードに変換して液晶ディスプレイに表示し利用者の視
認に供するようにしたものである。これにより、利用者
は例えば天気予報、交通情報等を文字により視認するこ
とが可能となる。この移動体FM文字多重放送において
は、無料のサービス情報の提供の他、特定のサービス情
報については有料化することが考えられている。
字多重放送における有料サービス情報を利用者に提供す
る場合、この移動体FM文字多重放送を営む事業者は何
等かの方法で利用者から利用料金を徴収する必要があ
る。しかし、単純に事業者と利用者との間の料金月払い
契約等で徴収しようとすると、利用者側の支払い滞納等
が生じ易く、利用者の管理が煩雑になるのみならず、不
正利用を防止できない。しかも、サービス情報を提供す
る事業者は、複数存立することが予測されることから、
各事業者が自己のサービスの利用者を特定して、料金を
徴収することは実際上不可能である。また、利用者側に
してみれば、事業者又は金融機関等へ利用料金を支払い
に行かなければばならず、利用者側の負担が大きいとい
う問題がある。更に、移動体FM文字多重放送の場合、
FM放送電波を利用する関係上支払い滞納の利用者のみ
サービス情報の提供を中止することもまた実際上不可能
である。
放送を行う際に、利用者にとって利用料金の支払い処理
が簡略であり、事業者にとって煩雑さを伴うことなく不
正利用を防止しつつ利用者を管理することのできるサー
ビス情報受信装置及び記録媒体を提供することを目的と
するものである。
本発明にかかるサービス情報受信装置にあっては、送信
局から送信される有料のサービス情報を受信し表示する
サービス情報受信装置において、固有の識別情報が記録
される記録媒体を着脱可能とする装置本体と、この装置
本体に装着された前記記録媒体に記録されている前記固
有の識別情報と、前記装置本体に設定されている固有の
識別情報とを比較する比較手段と、この比較手段による
比較の結果、前記両識別情報が一致した場合にのみ、前
記有料のサービス情報の取得を許容する制御手段とを有
している。かかる構成において、つまり、このサービス
情報受信装置においては、例えば当該サービス情報受信
装置に使用する記録媒体を販売する際等において、記録
媒体に当該記録媒体が使用されるサービス情報受信装置
の識別情報を書き込む。これにより、サービス情報受信
装置と記録媒体とが識別情報を介して、1対1の関係に
設定され、同一の記録媒体の各装置間での使い回しを防
止する体制が確立する。
情報受信装置にあっては、送信局から送信される有料の
サービス情報を受信し表示するサービス情報受信装置に
おいて、前記有料のサービス情報を取得し得る期間を算
出する算出手段とこの算出手段により算出された前記期
間を所定の記録領域に書き込む書込手段とを有する記録
媒体を着脱可能とする装置本体と、この装置本体に装着
された前記記録媒体の前記算出手段に前記期間の算出を
指示するとともに、前記書込手段に書き込みを指示する
指示手段と、前記記録媒体に記録されている期間内にお
いてのみ前記有料のサービス情報の取得を許容する制御
手段とを有している。つまり、装置本体からは書き込み
の指示を行うが、実際の書き込みは記憶媒体の内部にお
いて書込手段が行う。したがって、外部からの不正な書
き込みが困難となり、前記期間を長期化するような改竄
が防止される。
は、送信局から送信される有料のサービス情報を受信し
表示するサービス情報受信装置に着脱可能とされている
記録媒体であって、各サービス情報受信装置に設定され
ている固有の識別情報を記録するための記録領域が設け
られている。したがって、この記憶領域に識別情報を書
き込むことにより、記録媒体とサービス情報受信装置と
を1対1の関係にすることができ、同一の記録媒体の各
装置間での使い回しの防止が可能となる。
にあっては、送信される有料のサービス情報を受信し表
示するサービス情報受信装置に着脱可能であって、前記
有料のサービス情報を取得し得る期間を算出する算出手
段と、この算出手段により算出された前記期間を、所定
の記憶領域に書き込む書込手段とを有している。つま
り、他の装置に依存することなく、記録媒体の内部にお
いて有料のサービス情報を取得し得る期間を算出し、こ
れを書き込んで記憶する。したがって、外部からの書き
込みが困難となり、その結果前記期間の改竄も困難とな
る。
に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態を適用
した移動体FM文字多重放送のシステム構成を示すもの
である。
は、有料及び無料のサービス情報を多重化したFM放送
電波を送信する事業者であるFM放送局3と、このFM
放送局3からのFM放送電波を受信する本実施の形態に
かかるサービス情報受信装置1と、このサービス情報受
信装置1において、有料のサービス情報を受信する際に
用いる記録媒体であるICカード2、及びこのICカー
ド2の販売を行うコンビニエンスストア等の販売店4を
有してなり、この販売店4はサービスセンター91と所
定のカード売買契約等を交わしている。
発行会社であるとともに、有料のサービス情報の製作会
社でもある。そして、このサービスセンター91で製作
された有料のサービス情報は、FM放送局3に送られ有
料のサービス情報として、FM放送局3等が製作した番
組あるいは無料のサービス情報とともに送信される。な
お、サービスセンター91からFM放送局3への有料の
サービス情報の移送は、有線、無線、あるいは磁気テー
プに記録して搬送する等の種々の方法を採用し得る。
て、図2及び図3を参照して説明する。このサービス情
報受信装置1には、図2に示すように、略直方体状の装
置本体1Aの表面に、キー入力部5、サービス情報等を
表示する表示部6が設けられている。キー入力部5に
は、文字削除キー7、機能選択キー8、ひらがな、カタ
カナ及び数字を選択する文字・数字選択キー9、絵文字
キー10、“あ”〜“わ”のひらがな及び“1”〜
“0”の数字を入力するひらがな・数字入力キー群1
1、放送電波のチューニングを行うチューニングキー1
2、ラジオ/情報切換キー13、読み出しキー14等が
設けられている。また、装置本体1Aの一方の側面1B
には、ICカード2を着脱可能なスロット22が設けら
れている。
造を示すブロック図であり、FM放送電波を受信し対応
する音声を発音するFMラジオ部30と、このFMラジ
オ部30により受信したFM放送電波に多重化されてい
る有料、無料のサービス情報の受信に対する各種の処理
を行うサービス情報受信部40とを有している。
受信するアンテナ31と、FM放送電波のチューニング
を行うFMチューナ32と、FM信号の復調を行うFM
復調器33と、復調されたFM信号をステレオ信号にす
るステレオ復調器34と、このステレオ復調器34の出
力信号を増幅する一対のアンプ35a,35bと、アン
プ35a,35bで増幅された信号を音声として出力す
る一対のスピーカ36a,36bとを具備している。な
お、図示しないステレオヘッドホン用ジャックにステレ
オヘッドホンを装着して、FMステレオ放送を聴取する
ことも勿論可能である。
復調器33に接続され、前記FMステレオ放送のL、R
信号の変調度に対して多重信号の大きさ(レベル)を4
〜10%まで変化させるデジタル変調を行いFM放送電
波に多重化されているサービス情報を分離するL−MS
K(Level Controlled Minimum Shift Keying)復調器4
1と、誤り訂正復号器42と、このサービス情報受信装
置1において必要となる全ての処理及び制御を実行する
制御部43とを有している。
るフローに従って動作することにより、本実施の形態に
おいて指示手段、比較手段、制御手段、判別手段、及び
本体算出手段を構成するものであり、内部時計を有して
いる。この制御部43に対して、後述するデータを格納
したEE−PROM44と、処理プログラム及び後述す
るデータを格納したマスクROM45と、前記キー入力
部5及び表示部6と、カード処理部45とが接続されて
おり、このカード処理部45は前記ICカード2と接続
されるコネクターとI/Oポートとを有している。さら
に制御部43に対して、受信データ(受信情報)を記憶
する受信データメモリ47及び前記キー入力部5からの
入力データ(入力情報)を記憶する入力データメモリ4
8と、制御部43の処理結果に応じて警報を発するブザ
ー等の報音部49と、前記キー入力部5におけるチュー
ニングキー12の操作に応じて前記FMチューナ32の
受信チューニングを行う受信制御部50とが接続されて
いる。
ロック図であり、このICカード2は、スロット22へ
の装着に伴って前記カード処理部45側のコネクターと
接触するコネクター51と、このコネクター51に接続
されたLSI52とを有している。LSI52は、I/
Oポート53、後述する各種レジスタで構成されるレジ
スタ群54を有するCPU55、及びEE−PROM5
6とマスクROM57とを有している。このCPU55
は、後述するフローに従って動作することにより、本実
施の形態において書込手段及び算出手段を構成するもの
である。
図5(A)に示すように、使用開始日データ書き込み領
域56aと使用終了日データ書き込み領域56b、及び
使用端末IDデータ書き込み領域56cが設けられてい
る。使用開始日データ書き込み領域56aには、後述す
る処理により使用開始年データSKYDと、使用開始月
日データSKDDとが書き込まれる。使用開始年データ
SKYDは、1994年から2009年まで示す4ビッ
トデータで書き込まれ、使用開始月日データSKDD
は、1日から365日に対応する0〜364の9ビット
データで書き込まれる。したがって、例えば使用開始日
が1995年12月31であるとすると、SKYDとし
て“1995”を示す4ビットデータが書き込まれ、S
KDDとして12月31日に対応する“364”を示す
9ビットデータが書き込まれることとなる。
も、後述する処理により使用終了年データSSYDと、
使用終了月日データSSDDとが、同様にして各々19
94年から2009年まで示す4ビットデータと、1日
から365日に対応する0〜364の9ビットデータで
書き込まれる。使用端末IDデータ書き込み領域56c
は24ビットからなり、当該ICカード2の使用開始時
に装着したサービス情報受信装置1の固有のIDデータ
が、使用端末IDデータSIDとして書き込まれる。な
お、工場出荷時には、各EE−PROM56の各領域5
6a〜56cの全ビットに“1”がセットされている。
は、図5(B)に示すように、有効期間相対値データ記
憶領域57aとカード認証データ記憶領域57bとが設
けられている。有効期間相対値データ記憶領域57aに
は、有効期間相対値データUDが予め記憶されている。
この有効期間相対値データUDは、“日”を単位として
1〜365のいずれかの相対有効期間を示す9ビットデ
ータで構成され、例えば6ケ月であれば“182”を示
すデータが、12ケ月であれば“365”を示すデータ
が、工場出荷時等において予め記憶されている。また、
この有効期間相対値データUDの値は、ICカード2の
販売価格に応じて異なり、販売価格の高いICカード2
ほど大きな値からなる有効期間相対値データUDが記憶
されている。カード認証データ記憶領域57bは16ビ
ットからなり、前記サービスセンター91から発行され
たICカード2に共通するカード認証データCCDが記
憶されている。
PROM44には、図6(A)に示すように、端末ID
データ記憶領域44aが設けられており、この端末ID
データ記憶領域44aには、端末IDデータIDが記憶
されている。この端末IDデータIDは、各サービス情
報受信装置1毎に異なる24ビットのデータからなる。
また、サービス情報受信装置1側のマスクROM46に
は、前記処理プログラムを記憶した領域とともに、カー
ド認証確認データ記憶領域46aが設けられており、こ
のカード認証確認データ記憶領域46aには、カード認
証確認データCDが記憶されている。このカード認証確
認データCDは、前記カード認証データCCDと同一の
データであって16ビット構成である。
ービス情報送信装置70を示すものであり、このサービ
ス情報送信装置70は、送信部71と、多重化処理部7
2と、後述するような有料、無料のサービス情報を多重
化処理部72に送り出す送信処理部73、及び多重放送
年月日データHDを発生する計時部74を具備してい
る。送信部71は、音声情報のステレオ変調を行うステ
レオ変調器75、FM変調器76、送信器77、及び送
信アンテナ78とを具備している。多重化処理部72
は、符号化部82、多重化部79、誤り訂正付加器8
0、及びL−MSK変調器81を具備している。
は、有料のサービス情報、無料のサービス情報、多重放
送年月日データHD等で構成され、有料のサービス情報
にあっては先頭に有料であることを示す識別コードが付
加されて送信される。
を図8〜18に示したフローチャートに従って説明す
る。なお、以下のフローに従った処理に際して制御部4
3は、下記に示すデータ及びレジスタを用いる。 多重放送年月日データHD:前記使用終了年データSS
YD及び使用終了日データSSDDと同様に、1994
年から2009年までを示す4ビットデータと、1日か
ら365日に対応する0〜364の9ビットデータとか
ら構成される。 現在年データレジスタGYR:4ビット構成であって、
内部時計に基づいてカウントアップされている1994
年から2009年までの現在年を格納する。 現在月日データレジスタGDR:9ビット構成であっ
て、内部時計に基づいてカウントアップされている1日
から365日に対応する0〜364の現在月日を格納す
る。(なお、GRにより、GYR及びGDRの両レジス
タを示す。) 年演算レジスタNZR:演算した使用終了年を示すデー
タを格納する。 日演算レジスタHZR:演算した使用終了日を示すデー
タを格納する。 年シフトフラグNFS:セットされて年データの値を繰
り上げることを示す。
御部43は、電源の投入に伴って図8に示すメインフロ
ーに従って動作を開始し、先ず内部時計修正処理(SA
1)を実行する。次に、スロット22にICカード2が
装填されたか否かを判別し(SA2)、装填されていな
い場合には、以降の処理を実行することなく、SA1→
SA2→SA1のループを繰り返す。また、ICカード
2が装填されたならば、後述するカード認証処理(SA
3)、及び有料サービス受信関連制御処理(SA4)を
順次実行する。
に示すフローに従って行われ、多重放送年月日データH
Dの受信を監視する(SB1)。そして、多重放送年月
日データHDが受信されると、この多重放送年月日デー
タHDをGRに格納する(SB2)。ここで、GRは前
記のようにGYR及びGDRの両レジスタを示すことか
ら、この受信した多重放送年月日データHDのうち、4
ビットの現在年データが現在年データレジスタGYRに
格納され、9ビットの現在月日データが現在月日データ
レジスタGDRに格納される。
に示すフローに従って行われ、先ずタイミングクロック
の出力を開始する(SC1)。次に、カード認証データ
CCDの送信要求をカード処理部45のI/Oポートか
ら出力した後(SC2)、タイミングクロックを5個出
力するまで待機する(SC3)。そして、タイミングク
ロックを5個出力した時点で、ICカード2側から出力
されたデータをカード処理部45のI/Oポートから取
り込み(SC4)、この取り込んだデータの暗号解読処
理を行う(SC5)。さらに、この暗号解読処理を行っ
た取込データ、つまりカード認証データCCDが、サー
ビス情報受信装置1側のマスクROM46に記憶されて
いるカード認証確認データCDと同一であるか否かを判
別する(SC6)。
CDであれば、現在サービス情報受信装置1のスロット
22に装填されているICカード2は、サービスセンタ
ー91から正規に発行された当該サービス情報受信装置
1に使用可能なカードである。そして、このように正規
のICカード2が装填されている場合には、図8のメイ
ンフローにリターンして、次の有料サービス受信関連制
御処理(SA4)を実行する。
れば、現在サービス情報受信装置1のスロット22に装
填されているICカード2は、サービスセンター91か
ら正規に発行されたものではなく、当該サービス情報受
信装置1に使用不可能なカードである。そして、このよ
うに不正規のICカード2が装填されている場合には、
表示部6に「このカードはご使用になれなせん」と表示
した後(SC7)、図8のメインフローの「ストップ」
処理にリターンする。したがって、正規にサービスセン
ター91から発行されたものでないICカード2あるい
はCCDを改竄したICカード2を使用した場合は、後
述するように、有料のサービス情報の利用が不可能とな
る。これにより、不正規のICカード2を用いたサービ
ス情報の不正利用を防止して、ユーザーが購入した正規
のICカード2の使用による間接的な料金徴収が可能と
なるとともに、前記表示により正規のICカード2の購
入を促すこともできる。
認証データCCDとカード認証確認データCDとを同一
データとし、SC6で両者の一致の有無を判別するよう
にしたが、共通の要素を有するデータを用いて、要素の
一致性つまり部分的一致により、SC6の判別を行うよ
うにしてもよい。
4)は、図11に示すフローに従って行われ、カード書
き込みエリアビット確認処理(SD1)、カード使用書
き込み指示処理(SD2)、カード使用端末判定処理
(SD3)、期限管理データ正誤判断処理(SD4)、
適正有効期間管理処理(SD5)を順次実行する。
(SD1)は、図12及び図13に示す一連のフローに
従って行われ、先ずタイミングクロックの出力を開始す
る(SE1)。引き続き、使用端末IDデータSIDの
送信要求をカード処理部45のI/Oポートから出力し
た後(SE2)、タイミングクロックを8個出力するま
で待機する(SE3)。そして、タイミングクロックを
8個出力した時点で、ICカード2側から出力されたデ
ータをカード処理部45のI/Oポートから取り込み
(SE4)、この取り込んだデータの暗号解読処理を行
う(SE5)。次に、この暗号解読処理を行った取込デ
ータ、つまり24ビットで構成される使用端末IDデー
タSIDの全ビットが“1”であるか否かを判別する
(SE6)。このとき、このICカード2が正規に購入
された未使用の真正品であれば、前述のようにSIDの
全ビットは“1”である。したがって、SIDの全ビッ
トが“1”ではなく、全ビットの何れが“0”であった
場合には、使用開始済みの真正品、偽造あるいは改竄さ
れた痕跡であると推定することができる。そして、この
判別の結果、SIDの全ビットの何れかが“0”であっ
て、装填されているICカード2が使用開始済みのもの
あるいは偽造、改竄されたものであると推定し得る場合
には、図11のフローにおいてSD2のカード書き込み
指示処理を行わずに、SD3からの処理を開始すべく、
このSE6からSD3にリターンする。なお、ICカー
ド2が使用開始済みの真正品である場合には、SE6で
必ずNOと判別されるので、この時点でSE6からSD
3にリターンする しかし、SIDの全ビット=1であれば、現在スロット
22に装填されているICカード2は、使用開始済みの
ものあるいは偽造、改竄されたものではなく、正規に購
入された未使用の真正品であるものと一応識別すること
ができる。そこで、より確実にICカード2が正規に購
入された未使用の真正品であるか否かを識別すべく、さ
らに、SE7以降の処理を実行する。すなわち、使用開
始年データSKYDの送信要求をカード処理部45のI
/Oポートから出力した後(SE7)、この送信要求の
後に出力したタイミングクロックが18個となるまで待
機し(SE8)、タイミングクロックを18個出力した
時点で、ICカード2側から出力されたデータをカード
処理部45のI/Oポートから取り込み(SE9)、こ
の取り込んだデータの暗号解読処理を行う(SE1
0)。引き続き、この暗号解読処理を行った取込デー
タ、つまり4ビットで構成される使用開始年データSK
YDの全ビットが“1”であるか否かを判別する(SE
11)。このとき、前述と同様にこのICカード2が正
規に購入された未使用の真正品であれば、SKYDの全
ビットは“1”であり、何れかのビットが“0”となっ
ている場合には、このICカード2に偽造、改竄の痕跡
がある。そして、このように、当該ICカード2に偽
造、改竄の痕跡がある場合には、このSE11から、図
11のSD3にリターンする。
には、使用開始月日データSKDDの送信要求をカード
処理部45のI/Oポートから出力した後(図13SE
12)、この送信要求の後に出力したタイミングクロッ
クが12個となるまで待機し(SE13)、タイミング
クロックを12個出力した時点で、ICカード2側から
出力されたデータをカード処理部45のI/Oポートか
ら取り込み(SE14)、この取り込んだデータの暗号
解読処理を行う(SE15)。引き続き、この暗号解読
処理を行った取込データ、つまり4ビットで構成される
使用開始月日データSKDDの全ビットが“1”である
か否かを判別する(SE16)。このとき、前述と同様
にこのICカード2が未使用の真正品であれば、SKD
Dの全ビットは“1”であり、何れかのビットが“0”
となっている場合には、このICカード2に偽造、改竄
の痕跡があり、この場合には、図11のSD2のカード
使用書き込み指示処理を行わずに、SE16から、図1
1のSD3にリターンする。
には、使用終了年データSSYDの送信要求をI/Oポ
ートから出力した後(SE17)、この送信要求の後に
出力したタイミングクロックが20個となるまで待機し
(SE18)、タイミングクロックを20個出力した時
点で、ICカード2側から出力されたデータをI/Oポ
ートから取り込み(SE19)、暗号解読処理を行う
(SE20)。引き続き、この暗号解読処理を行った取
込データ、つまり4ビットで構成される使用終了年デー
タSSYDの全ビットが“1”であるか否かを判別する
(SE21)。この判別の結果、SSYDの全ビットの
何れかが“0”であって、装填されているICカード2
に偽造、改竄の痕跡がある場合には、このSE21か
ら、図11のSD3にリターンする。
合には、使用終了月日データSSDDの送信要求をI/
Oポートから出力した後(SE22)、この送信要求の
後に出力したタイミングクロックが13となるまで待機
し(SE23)、タイミングクロックを13個出力した
時点で、ICカード2側から出力されたデータをI/O
ポートから取り込み(SE24)、暗号解読処理を行う
(SE25)。引き続き、この暗号解読処理を行った取
込データ、つまり4ビットで構成される使用終了月日デ
ータSSDDの全ビットが“1”であるか否かを判別す
る(SE26)。この判別の結果、SSDDの全ビット
の何れかが“0”であって、装填されているICカード
2に偽造、改竄の痕跡がある場合には、このSE26か
ら、図11のSD3にリターンする。
DDの全ビット=1であれば、前述したSID,SKY
D,SKDD,SSYD,SSDDの全ビット=1であ
り、現在スロット22に装填されているICカード2
は、正規に購入された未使用の真正品であることが確実
となった。そして、このように装填されているICカー
ド2が未使用の真正品であることが確実となった場合に
は、図11のSD2にリターンして、次のカード使用書
き込み指示処理を実行する。
2)は、図14に示すフローに従って行われ、先ずタイ
ミングクロックの出力を開始する(SF1)。次に、期
限設定命令をカード処理部45のI/Oポートから出力
した後(SF2)、タイミングクロックを6個出力する
まで待機する(SF3)。そして、タイミングクロック
を6個出力した時点で、現在年データレジスタGYRに
格納されている4ビットからなる現在年データを暗号化
処理する(SF4)。引き続き、この暗号化処理した現
在年データレジスタGYRの現在年データを、カード処
理部45のI/Oポートから出力する(SF5)。
したタイミングクロックが2個となるまで待機する(S
F6)。そして、タイミングクロックを2個出力した時
点で、現在月日データレジスタGDRに格納されている
9ビットからなる現在月日データを暗号化処理する(S
F7)。引き続き、この暗号化処理した現在月日データ
レジスタGDRの現在月日データを、カード処理部45
のI/Oポートから出力する(SF8)。さらに、この
SF8の処理の後に出力したタイミングクロックが7個
となるまで待機し(SF6)、タイミングクロックを7
個出力した時点で、前記端末IDデータ記憶領域44a
に記憶されている端末IDデータIDを暗号化処理する
(SF10)。次に、この暗号化処理した端末IDデー
タIDを、カード処理部45のI/Oポートから出力し
(SF11)、このSF11の処理の後に出力したタイ
ミングクロックが24個となるまで待機する(SF1
2)。そして、タイミングクロックを24個出力した時
点で、ICカード2側から出力されたデータをカード処
理部45のI/Oポートから取り込み(SF13)、こ
の取り込んだデータの暗号解読処理を行う(SF1
4)。さらに、この暗号解読処理を行った取込データが
所定の設定完了記号であるか否かを判別する(SF1
5)。
のサービス情報受信装置1側から出力された前記GYR
に格納されていた現在年データ、GDRに格納されてい
た現在月日データ、端末IDデータ記憶領域44aに記
憶されていた端末IDデータIDが全て適正に、ICカ
ード2側のEE−PROM56に書き込まれた場合に、
ICカード2側から出力される記号である。したがっ
て、取込データ≠設定完了記号であって、この時点でI
Cカード2から設定完了記号が出力されない場合には、
スロット22に装填した当該ICカード2は、不良品で
ある等が想定される。よって、この場合には、このSF
15から、図10のSC7にジャンプして、表示部6に
「このカードはご使用になれません」と表示する。しか
し、取込データ=設定完了記号であるならば、これら各
データが適正にICカード2側に書き込まれたことを意
味し、この場合には、図11のSD3にリターンして次
のカード使用端末判定処理を開始する。
は、図15に示すフローに従って行われ、先ずタイミン
グクロックの出力を開始する(SG1)。次に、ICカ
ード2側のEE−PROM56において、使用端末ID
データ書き込み領域56cに書き込まれている使用端末
IDデータSIDの送信要求をカード処理部45のI/
Oポートから出力する(SG2)。引き続き、タイミン
グクロックを8個出力するまで待機し(SG3)、タイ
ミングクロックを8個出力した時点で、I/Oポートか
らのデータを取り込み(SG4)、暗号解読処理を行う
(SG5)。
ータが、サービス情報受信装置1側のEE−PROM4
4の端末IDデータ記憶領域44aに記憶されている端
末IDデータIDと一致するか否かを判別する(SG
6)。この判別の結果、取込データ(SID)≠IDで
ある場合には、ICカード2に偽造、改竄の痕跡がある
場合の外に、他のサービス情報受信装置1で使用開始さ
れたICカード2が、使い回しされて当該サービス情報
受信装置1に装填された場合や、使用期間が満了する前
に紛失あるいは盗難にあったICカード2を不正使用し
ている場合が想定される。よって、この場合には、図1
1のフローにリターンすることなく、このSG6から、
図10のSC7にジャンプして、表示部6に「このカー
ドはご使用になれません」と表示する。
ICカード2の使用を開始したサービス情報受信装置1
においてのみ、当該ICカード2の継続使用が許容さ
れ、使い回しは禁止される。この使い回しの禁止によ
り、販売したICカード2とサービス情報受信装置1と
を1対1の関係に拘束して、ICカード2を介したサー
ビス情報利用者の管理を適正に行うことができるととも
に、盗難等に伴うICカード2の不正利用をも防止する
ことができる。
て、使用開始時のサービス情報受信装置1に当該ICカ
ード2が装填されている場合には、図11のフローにリ
ターンして、次の期限管理データ正誤判断処理(SD
4)を開始する。
4)は、図16及び図17に示す一連のフローに従って
行われ、先ず年シフトフラグNSFをリセットする(S
H1)。引き続き、タイミングクロックの出力を開始す
るとともに(SH2)、有効期間相対値データUDの送
信要求をカード処理部45のI/Oポートから出力した
後(SH3)、タイミングクロックを9個出力するまで
待機する(SH4)。そして、タイミングクロックを9
個出力した時点で、ICカード2側から出力されたデー
タをカード処理部45のI/Oポートから取り込み(S
H5)、この取り込んだデータの暗号解読処理を行う
(SH6)。
送信要求をカード処理部45のI/Oポートから出力し
た後(SH7)、この送信要求の後に出力したタイミン
グクロックが12個となるまで待機する(SH8)。そ
して、タイミングクロックを12個出力した時点で、I
Cカード2側から出力されたデータをカード処理部45
のI/Oポートから取り込み(SH9)、この取り込ん
だデータの暗号解読処理を行う(SH10)。
有効期間相対値データUDに、SH10で暗号解読処理
を行った使用開始月日データSKDDを加算し、その値
を日演算レジスタHZRに格納する(SH11)。引き
続き、HZRの値が364以下であるか否かを判別する
(SH12)。ここで、HZRの値が364以下であれ
ば、“年”の値を繰り上げる必要がないことから、SH
13及びSH14の処理を行うことなく、SH15に進
む。しかし、SH12での判別の結果、HZRの値が3
64を超える場合には、“年”の値を繰り上げなけれ
ば、1日から365日に対応する0〜364の数値で使
用終了日を表すことができない。そこで、年シフトフラ
グNSFをセットして、“年”の値を繰り上げることを
示すとともに、HZRに格納されている“有効期間相対
値データUD+使用開始月日データSKDD”から36
4を減じて、その値にHZRを更新する(SH14)。
信要求をカード処理部45のI/Oポートから出力した
後(SH15)、この送信要求の後に出力したタイミン
グクロックが13個となるまで待機し(SH16)、タ
イミングクロックを13個出力した時点で、ICカード
2側から出力されたデータをカード処理部45のI/O
ポートから取り込み(SH17)、この取り込んだデー
タの暗号解読処理を行う(SH18)。引き続き、この
暗号解読処理を行った取込データつまり使用終了月日デ
ータSSDDと、前記日演算レジスタHZRに格納され
ている値とが等しいか否かを判別する(SH19)。こ
の判別の結果、SSDD≠HZRであった場合には、こ
のSH19から、図10のSC7にジャンプし表示部6
に「このカードはご使用になれません」と表示する。
“有効期間相対値データUD+使用開始月日データSK
DD”が格納されたままか、若しくはSH14で年を繰
り上げした後の“有効期間相対値データUD+使用開始
月日データSKDD−364”の値が格納されている。
そして、このHZRの値は、当該ICカード2の使用終
了月日を示すことから、有効期間相対値データUD、使
用開始月日データSKDD及び使用終了月日データSS
DDの何れも改竄されていない場合は、必ずSSDD=
HZRとなるはずである。しかるに、SSDD≠HZR
となった場合は、ICカード2の有効期間を引き延ばす
べく、有効期間相対値データUD、使用開始月日データ
SKDD及び使用終了月日データSSDDの何れかを改
竄して、この改竄したICカード2を用いている場合で
ある。よって、この場合には、前記表示を行った後、図
8のメインフローの「ストップ」処理にリターンする。
これにより、有効期間相対値データUD、使用開始月日
データSKDD及び使用終了月日データSSDDの改竄
が行われたICカード2を用いたサービス情報の不正利
用を未然に防止することができる。
は、タイミングクロックの出力を開始するとともに(図
17SH20)、使用開始年データSKYDの送信要求
をカード処理部45のI/Oポートから出力した後(S
H21)、タイミングクロックを18個出力するまで待
機する(SH22)。そして、タイミングクロックを1
8個出力した時点で、ICカード2側から出力されたデ
ータをカード処理部45のI/Oポートから取り込み
(SH23)、この取り込んだデータの暗号解読処理を
行う(SH24)。
信要求をカード処理部45のI/Oポートから出力した
後(SH25)、この送信要求の後に出力したタイミン
グクロックが20個となるまで待機し(SH26)、タ
イミングクロックを20個出力した時点で、ICカード
2側から出力されたデータをカード処理部45のI/O
ポートから取り込み(SH27)、この取り込んだデー
タの暗号解読処理を行う(SH28)。
ているか否かを判別し(SH29)、セットされている
場合には、SH24で暗号解読処理を行った使用開始年
データSKYDに“1”を加算して、その値を年演算レ
ジスタNZRに格納し(SH30)、セットされていな
い場合には、使用開始年データSKYDをそのまま年演
算レジスタNZRに格納する(SH31)。引き続き、
この年演算レジスタNZRに格納されている値と、前記
使用終了年データSSYDとが等しいか否かを判別する
(SH32)。この判別の結果、NZR≠SSYDであ
った場合には、このSH32から、図10のSC7にジ
ャンプし表示部6に「このカードはご使用になれませ
ん」と表示する。
Rの値が364を超える場合であって、“年”の値を繰
り上げなければ、1日から365日に対応する0〜36
4の数値で使用終了日を表すことができない場合に、S
H30の処理が実行されて“SKYD+1”が格納され
ており、この処理が実行されていない場合には“SKY
D”が格納されている。したがって、NZRには、この
ICカード2の使用終了年を示すデータが格納されてい
る。一方、SSYDは、後述するようにこのICカード
2の使用終了年を示すデータであるから、SSYDが改
竄されていない場合は、必ずNZR=SSYDとなるは
ずである。しかるに、NZR≠SSYDとなった場合
は、ICカード2の有効期間を引き延ばすべく、使用終
了年データSSYDを改竄し、この改竄したICカード
2を用いている場合である。よって、この場合には、前
記表示を行った後、図8のメインフローの「ストップ」
処理にリターンする。これにより、使用終了年データS
SYDを改竄したICカード2を用いたサービス情報の
不正利用を未然に防止することができる。
終了年データSSYDが改竄のないICカード2が装填
されている場合には、図11のフローにリターンして、
次の適正有効期間管理処理(SD5)を開始する。
図18に示すフローに従って行われ、使用終了年データ
SSYDとGYRに格納されている現在年データとの関
係が、SSYD>GYRであるか否かを判別する(SI
1)。この判別の結果、SSYD>GYRであれば、こ
の時点で当該ICカード2は使用終了日の満了前である
ことが明らかであり、よって、有料サービス受信モード
を設定し(SI4)、SI1からの処理を繰り返す。ま
た、この判別がNOであった場合には、SSYD=GY
Rか否かを判別する(SI2)。このSI2での判別の
結果SSYD≠GYRであれば、必然的にSSYD<G
YRであり、当該ICカード2は既に使用終了日を経過
したものである。よって、SC7にジャンプし表示部6
に「このカードはご使用になれません」と表示する。
YRであった場合には、使用終了年データと現在年デー
タとが一致している。そこで、次に、使用終了月日デー
タSSDDとGDRに格納されている現在月日データと
の関係が、SSDD≦GDRであるか否かを判別する
(SI3)。この判別の結果、SSDD≦GDRであれ
ば、当該ICカード2の使用終了月日と現在月日とが一
致しているか、若しくは使用終了日を経過している場合
であり、よって、この場合には前述と同様に、SC7に
ジャンプして表示部6に「このカードはご使用になれま
せん」と表示する。しかし、SI3での判別の結果SS
DD>GDRであれば、このICカード2は使用終了日
前であることから、有料サービス受信モードを設定する
(SI4)。
19〜22に示すフローチャートに従って動作する。な
お、以下のフローに従った処理に際してCPU55は、
下記に示すレジスタを用いる。 クロックカウントレジスタCCR:サービス情報受信装
置1から入力されたタイミングクロックをカウントす
る。 日付演算レジスタSHZR:9ビット構成であって、1
日から365日に対応する0〜364の値を格納する。
は、該ICカード2がスロット22に装填され、コネク
タ51を介してサービス情報受信装置1側から電源を供
給されることにより、図19に示すメインフローに従っ
て動作を開始し、先ずクロックカウントレジスタCCR
をリセットし(SJ1)、サービス情報受信装置1側か
らのタイミングクロックが来るまで待機する(SJ
2)。次に、サービス情報受信装置1側から出力された
データをI/Oポート53を介して取り込んだ後(SJ
3)、この取り込んだデータがデータ送信要求であるか
否かを判別し(SJ4)、送信要求でなかった場合に
は、さらに期限設定命令か否かを判別する(SJ6)。
そして、このSJ4又はSA7での判別の結果、データ
送信要求であった場合には、データ送信処理(SJ5)
を、期限設定命令であった場合には、期限設定処理(S
J7)を各々実行し、スロット22に装填されている
間、SJ1からの処理を繰り返す。
に示すフローに従って行われ、サービス情報受信装置1
からの要求が、カード認証データCCDの送信要求であ
るか否かを判別する(SK1)。そして、CCDの送信
要求であった場合には、クロックが来る毎にクロックカ
ウントレジスタCCRをカウントアップし(SK8,S
K9)、CCR=5となった時点でCCDを暗号化処理
し(SK10,SK11)、I/Oポート53からこの
暗号化処理したCCDデータを出力する(SK12)。
また、CCD送信要求でなかった場合には、使用端末I
DデータSIDの送信要求か(SK2)、有効期間相対
値データUDの送信要求か(SK3)、使用開始月日デ
ータSKDDの送信要求か(SK4)、使用終了月日デ
ータSSDDの送信要求か(SK5)、使用開始年デー
タSKYDの送信要求か(SK6)、使用終了年データ
SSYDの送信要求か(SK7)を各々判別する。そし
て、各ステップでの判別がYESである場合には、CC
Rの値が8,9,12,13,18,20の何れか各送
信要求に対応する所定値となるまで、前述したSK8〜
SK10と同様の処理を実行し、所定値となって時点
で、SK11及びSK12と同様に、暗号化処理を行っ
てI/Oポート53から対応するデータを出力する。
いては前述したように、各データ要求を送信した後所定
数のクロック(8,9,12,13,18,20)を出
力した時点で、データの取り込みを行うことから、サー
ビス情報受信装置1側から要求したデータに対応してI
Cカード2側から出力されるデータを誤りなく取り込む
ことができる。したがって、要求したデータに対応しな
い異種データを取り込んでしまうことがなく、サービス
情報受信装置1側から要求したデータと、ICカード2
側から供給されるデータとを精度よくマッチングさせ
て、誤りのないデータの授受を行うことができる。
21及び図22に示す一連のフローに従って行われ、ク
ロックが来る毎にクロックカウントレジスタCCRをカ
ウントアップし(SM1,SM2)、CCR=6となっ
た時点でI/Oポート53からデータを取り込む(SM
3,SM4)。次に、この取り込んだデータを暗号解読
処理し(SM5)、この暗号解読処理した取込データ
を、使用開始年データSKYDとして、EE−PROM
56の使用開始日データ書き込み領域56aに書き込む
(SM6)。このとき、前述した図14のSF5におい
て、サービス情報受信装置1側からはクロックが6個出
力された時点で、現在年データレジスタGYRに格納さ
れている現在年を示すデータが出力される。したがっ
て、このフローのSM4で取り込まれたデータは現在年
を示すデータであり、SM6では現在年を示すデータが
使用開始年データSKYDとして、EE−PROM56
の使用開始日データ書き込み領域56aに書き込まれる
こととなる。なお、SM6の処理を行った際、及び後述
するSM12,SM18の処理を行った際にはCCRを
リセットする。
はクロックが来る毎にCCRをカウントアップし、CC
R=2となった時点でI/Oポート53からデータを取
り込む(SM9,SM10)。次に、この取り込んだデ
ータを暗号解読処理し(SM11)、この暗号解読処理
した取込データを、使用開始月日データSKDDとし
て、EE−PROM56の使用開始日データ書き込み領
域56aに書き込む(SM12)。このとき、前述した
図14のSF8において、サービス情報受信装置1側か
らはクロックが2個出力された時点で、現在月日データ
レジスタGDRに格納されている現在月日を示すデータ
が出力される。したがって、このフローのSM10で取
り込まれたデータは現在月日を示すデータであり、SM
12では現在月日を示すデータが使用開始月日データS
KDDとして、EE−PROM56の使用開始日データ
書き込み領域56aに書き込まれることとなる。
クロックが来る毎にCCRをカウントアップし、CCR
=7となった時点でI/Oポート53からデータを取り
込む(SM15,SM16)。次に、この取り込んだデ
ータを暗号解読処理し(SM17)、この暗号解読処理
した取込データを、使用端末IDデータSIDとして、
EE−PROM56の使用端末IDデータ書き込み領域
56cに書き込む(SM18)。このとき、前述した図
14のSF11において、サービス情報受信装置1側か
らはクロックが7個出力された時点で、端末IDデータ
IDが出力される。したがって、このフローのSM16
で取り込まれたデータは端末IDデータIDであり、S
M18ではこの端末IDデータIDが使用端末IDデー
タSIDとして、EE−PROM56の使用端末IDデ
ータ書き込み領域56cに書き込まれることとなる。
効期間相対値データUDに前述のSM12で書き込んだ
使用開始月日データSKDDを加算し、その値を日付演
算レジスタSHZRに格納する。引き続き、SHZRの
値が364以下であるか否かを判別する(SM20)。
ここで、SHZRの値が364以下であれば、“年”の
値を繰り上げなくても、有効期間相対値データ+使用開
始月日データで、使用終了日を示すことができる。よっ
て、この場合には現在年を示すデータである使用開始年
データSKYDを使用終了年データSSYDとして、E
E−PROM56の使用終了日データ書き込み領域56
bに書き込むとともに(SM21)、SHZRに格納さ
れている“有効期間相対値データ+使用開始月日デー
タ”を使用終了月日データSSDDとして、使用終了日
データ書き込み領域56bに書き込む(SM22)。
Rの値が364を超える場合には、“年”の値を繰り上
げなければ、1日から365日に対応する0〜364の
数値で使用終了日を表すことができない。そこで、現在
年を示すデータである使用開始年データSKYDの値を
インクリメントして、このインクリメントした値を使用
終了年データSSYDとして、使用終了日データ書き込
み領域56bに書き込む(SM23)。引き続き、SH
ZRに格納されている“有効期間相対値データ+使用開
始月日データ”から364を減じて、その値を使用終了
月日データSSDDとして、同使用終了日データ書き込
み領域56bに書き込む(SM24)。しかる後に、ク
ロックが来る毎にCCRをカウントアップし(SM2
5,SM26)、CCR=24となった時点でI/Oポ
ート53から設定完了信号を出力する(SM28)。す
ると、前述した図14のSF13で、この設定完了信号
が取り込まれて、SF14及びSF15の処理が実行さ
れることとなる。
3は、図8に示したメインフローに従った処理とパラレ
ルに、図23のフローに示すサービス情報受信処理を実
行する。すなわち、前述したように、FM放送電波に多
重化される情報は、有料のサービス情報と無料のサービ
ス情報とからなり、SN1では何れかのサービス情報が
受信したか否かを判別する。そして、サービス情報を受
信したならば、このサービス情報に有料であることを示
す識別コードが付加されているか否かに基づき、有料の
サービス情報であるか否かを判別する(SN2)。この
判別の結果、無料のサービス情報である場合には、SN
3及びSN4の処理を行うことなく、受信したサービス
情報を受信データメモリ47に記憶させるとともに(S
N5)、該サービス情報を表示部6に表示させる。した
がって、ICカード2がスロット22に装填されている
か否かを問わず、無料のサービス情報に関しては、これ
を受信データメモリ47に記憶させておいて、読み出し
キー14の操作により読み出して表示部6に表示させた
り、SN6の処理によりリアルタイムで表示させること
ができる。
ビス情報であった場合には、スロット22のICカード
2が装填されているか否かを判別し(SN3)、装填さ
れている場合には、有料サービス情報受信モードが設定
されているか否かを判別する(SN4)。ここで有料サ
ービス情報受信モードは、前述した図18のフローにお
けるSI4で設定されるモードであり、ICカード2に
前述した改竄がなされておらず、且つ有効期間内である
場合に設定されるモードである。したがって、ICカー
ド2に改竄がなされておらず、且つ有効期間内である場
合にのみ、有料のサービス情報を受信データメモリ47
に記憶させておいて(SN5)、読み出しキー14の操
作により読み出して表示部6に表示させたり、SN6の
処理によりリアルタイムで表示させることができる。
填されていても、有料サービス受信モードが設定されて
いない場合、つまり当該ICカード2に前述した改竄が
なされていたり、有効期間を経過している場合には、S
N5及びSN6の処理を行うことなく終了する。これに
より、改竄されたあるいは有効期間を過ぎたICカード
2を用いた有料のサービス情報の利用が禁止されること
となる。
ビス受信モードが設定されていない場合には、有料のサ
ービス情報の受信データメモリ47への記憶を禁止すよ
うにしたが、記憶は許容し読み出しキー14の操作に伴
う表示部6への表示を禁止する構成としてもよい。かか
る構成により、期限切れのICカード2を装填して有料
のサービス情報を受信した場合であっても、後に有効な
ICカード2を装填して、読み出しキー14を操作する
ことにより、記憶されている有料のサービス情報を利用
することも可能となる。また、有料サービス受信モード
が設定されていない場合には、有料のサービス情報の受
信自体を禁止するようにしてもよいし、有料のサービス
情報がスクランブルのある情報である場合には、スクラ
ンブルを解除せずに表示部6に出力するようにしてもよ
い。また、本発明は、移動体FM多重放送のシステムに
適用する他、無線通信を利用するページングシステム等
や、各種の通信、放送に幅広く適用できることは勿論で
ある。
すものであり、記録媒体としてバーコードが印刷された
カードを用いるようにしたものである。すなわち、サー
ビス情報受信装置1には、前述した第1の実施の形態に
おけるカード処理部45に代えて、バーコード検出部6
1とカードデータメモリ62及び判定回路63が設けら
れている。また、マスクROM46には、処理プログラ
ムとともに製品IDデータが記憶されている。
挿入可能な大きさからなり、所定位置にはカードIDと
有効期限とがバーコードにより記録されている。ここ
で、このカード64に記録されているカードIDと有効
期限とは、図1に示した販売店4にて、ユーザーがカー
ド64を購入する際に、該販売店4に設置されている専
用の書込装置により書き込まれたものである。すなわ
ち、カード64を購入するに際して、ユーザーはカード
64を装着するサービス情報受信装置1を販売店4に持
参する。すると、販売店4では、マスクROM46に記
憶されている製品IDデータを前記書込装置が読み取っ
て、これをカードIDとしてカード64に記録するとと
もに、支払われた対価に応じた有効期限をカード64に
記録して交付する。
ト22に差し込むと、バーコード検出部61はバーコー
ドを読み取って、カードIDデータと有効期限データ
(使用終了日データ)に変換し、カードデータメモリ6
2へ出力する。すると、カードデータメモリ62は、カ
ードIDデータと有効期限データとを記憶するととも
に、必要に応じてこのカードIDデータと有効期限デー
タとを、判定回路63に送出する。他方、制御部43
は、年月日データHDを受信する都度、該年月日データ
HDとマスクROM46に記憶されている製品IDデー
タとを判定回路63に送出する。判定回路63は、年月
日データHDと製品IDデータとが入力される毎に、カ
ードデータメモリ62より有効期限データとカードID
データとを読み出す。
Dとを比較することにより、有効期限内である否かを判
定するとともに、製品IDデータとカードIDデータと
が一致しているか否かを判定する。この判定の結果、有
効期限内であって製品IDデータとカードIDデータと
が一致している場合には制御部43にOK信号を入力
し、これ以外の場合、つまり有効期限外である場合及び
製品IDデータとカードIDデータとが不一致である場
合にはOK信号の入力を停止する。すると、制御部43
は、OK信号が入力されている場合には前記有料サービ
ス受信モードを設定し、OK信号が入力されていない場
合には該有料サービスモードの設定を禁止する。
カード64に記録されているバーコードが示す有効期間
においてのみ、有料サービス受信モードでの受信が許容
されるとともに、カード64の使い回しが禁止される。
しかも、この実施の形態においてカード64は、バーコ
ードを厚紙やプラスチックに印刷形成した簡易なもので
あればよいのであるから、低コストにて製造することが
できる。
すものであり、サービス情報受信装置1には、前述の第
2の実施の形態として示した構成に加えて、バーコード
記録部65が設けられている。一方、カード66は、前
記スロット22に挿入可能な大きさからなり、所定位置
には有効期限がバーコードにより記録されているととも
に、前記マスクROM46に記憶されている製品IDデ
ータをカードIDデータとして記録可能な空きエリアが
設けられている。
ト22に差し込むと、バーコード検出部61はバーコー
ドを読み取って、有効期限データ(使用終了日データ)
に変換しカードデータメモリ62へ出力する。また、バ
ーコード検出部61は、前記空きエリア内にバーコード
が記録されているか否かを検知した後、バーコードが記
録されていない場合には、バーコード記録部65に記録
開始信号を送出する。すると、バーコード記録部65
は、制御部43に指示してマスクROM46から製品I
Dデータを読み出させ、この読み出させた製品IDデー
タをカード66の前記空きエリアにバーコードで記録
し、記録が終了するとバーコード検出部61に記録終了
信号を送出する。バーコード検出部61は、この記録終
了信号を受信すると、再度カード66の空きエリアを読
み取り、直前にこの空きエリアに記録されたバーコード
を読み取って、記録されているデータをカードIDデー
タに変換し、このカードIDデータを前記有効期限デー
タ(使用終了日データ)とともに、カードデータメモリ
62へ出力する。
と同様であり、判定回路63は、有効期限データと年月
日データHDとを比較することにより、有効期限内であ
るか否かを判定するとともに、製品IDデータとカード
IDデータとが一致しているか否かを判定する。この判
定の結果、有効期限内であって製品IDデータとカード
IDデータとが一致している場合には制御部43にOK
信号を入力し、有効期限外である場合及び製品IDデー
タとカードIDデータとが不一致である場合にはOK信
号の入力を停止する。
に、空きエリアにバーコードが記録されているカード6
6がスロット22に装填された場合には、空きエリアへ
のバーコードの書き込みは行わないもの、他の動作は前
述と同様である。したがって、この実施の形態において
も、カード66に記録されているバーコードが示す有効
期間においてのみ、有料サービス受信モードでの受信が
許容される。また、この実施の形態の場合も、カード6
6に記録させた製品IDデータと、当該サービス情報受
信装置1の製品IDデータとが一致しないと、有料サー
ビス受信モードが設定されないことから、カード66の
使い回しが不可能となり、ユーザーが購入した販売した
カード66とサービス情報受信装置1とを1対1の関係
に拘束することができる。
報受信装置は、記録媒体に書き込まれている識別情報と
当該記録媒体が装着されている装置本体の識別情報とを
比較して、両識別情報が一致した場合にのみ、有料のサ
ービス情報の取得を許容する構成としたことから、記録
媒体とサービス情報受信装置とを1対1の関係にするこ
とができる。その結果、記録媒体の使い回しによる有料
のサービス情報の不正利用を防止して、各記録媒体を介
した適正な料金徴収が可能となる。 また、装置本体に
装着された記録媒体の記録領域に、当該サービス情報受
信装置に設定されている固有の識別情報を書き込む書込
手段を設けるようにした。よって、別途専用の書込装置
を用いずとも、サービス情報受信装置と記録媒体とを識
別情報を介して、1対1の関係にして、記録媒体の使い
回しによる有料のサービス情報の不正利用を防止するこ
とができる。
は、装置本体に装着された記録媒体の算出手段に有料の
サービス情報を取得し得る期間の算出するとともに、そ
の書き込みを指示する指示手段を設けるようにしたこと
から、装置本体からは書き込みの指示を行うが、実際の
書き込みは記憶媒体の内部において行われることとな
る。したがって、外部からの不正な書き込みが困難とな
り、これにより有料のサービス情報を取得し得る期間を
長期化するような改竄が防止して、有料のサービス情報
の不正利用を防止できる。
態であるか否かを識別して、所定の初期状態であると識
別された場合に、識別情報や有効な期間の書き込みを指
示するようにしたことから、改竄した記録媒体を用いた
場合には書き込み指示がなされず、この改竄した記憶媒
体を用いた有料のサービス情報の利用が不可能となり、
その結果改竄による不正利用を防止できる。
が正しいか否かを判別するようにしたことから、この判
別により当該記録媒体が改竄されたものであるか否かを
識別でき、改竄した記録媒体を用いた有料のサービス情
報の不正利用は未然に防止できる。このとき、本体算出
手段により、有料のサービス情報を取得可能な期間を算
出して、記録媒体側の期間と比較することにより、改竄
の有無を適正に発見できる。さらに、所定の記憶領域に
書き込まれている前記期間が誤っている場合、つまり改
竄されたのもである場合には、有料のサービス情報の取
得を禁止するようにしたことから、例え当該記録媒体が
本来有効期間内のものであっても、改竄を行えば、これ
を用いて有料のサービス情報を利用できなくなり、改竄
予防効果を発生させることもできる。また、記録媒体に
書き込まれている識別情報と当該記録媒体が装着されて
いる装置本体の識別情報とが一致した場合にのみ、有料
のサービス情報の取得を許容する構成により、記録媒体
の使い回しによる不正なサービス情報の取得や、改竄し
た記録媒体を用いての不正なサービス情報の取得を防止
することができる。
報受信装置に設定されている固有の識別情報を記憶する
ための記憶領域を設けたことから、この記憶領域に識別
情報を書き込むことにより、記録媒体とサービス情報受
信装置とを1対1の関係にすることができる。これによ
り、同一の記録媒体の各装置間での使い回しを防止する
体制を確立し、利用者を個別管理して有料のサービス情
報不正利用を抑制し、記録媒体を介した適正な料金徴収
が可能となる。また、有料のサービス情報を取得できる
期間を算出するようにしたので、該期間を長期化するよ
うな不正な改竄を防止でき、その結果不正な有料のサー
ビス情報の利用も防止できる。
M多重文字多重放送のシステム構成を示す概略説明図で
ある。
びICカード斜視図である。
図である。
リ構成を示す説明図、(B)はマスクROMのメモリ構
成を示す説明図である。
Mのメモリ構成を示す説明図、(B)はマスクROMの
メモリ構成を示す説明図である。
である。
を示すフローチャートである。
である。
である。
フローチャートである。
を示すフローチャートである。
ローチャートである。
チャートである。
ローチャートである。
ャートである。
フローチャートである。
である。
ある。
ャートである。
情報受信装置の構成を示すブロック図である。
情報受信装置の構成を示すブロック図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 送信局から送信される有料のサービス情
報を受信し表示するサービス情報受信装置において、 固有の識別情報が記録される記録媒体を着脱可能とする
装置本体と、 この装置本体に装着された前記記録媒体に記録されてい
る前記固有の識別情報と、前記装置本体に設定されてい
る固有の識別情報とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記両識別情報が一致
した場合にのみ、前記有料のサービス情報の取得を許容
する制御手段と、 を有することを特徴とするサービス情報受信装置。 - 【請求項2】 前記装置本体に装着された前記記録媒体
の所定の記録領域に、当該装置本体に設定されている前
記固有の識別情報を書き込む書込手段と、この書込手段
に書き込みを指示する指示手段とを、更に有することを
特徴とする請求項1記載のサービス情報受信装置。 - 【請求項3】 送信局から送信される有料のサービス情
報を受信し表示するサービス情報受信装置において、 前記有料のサービス情報を取得し得る期間を算出する算
出手段とこの算出手段により算出された前記期間を所定
の記録領域に書き込む書込手段とを有する記録媒体を着
脱可能とする装置本体と、 この装置本体に装着された前記記録媒体の前記算出手段
に前記期間の算出を指示するとともに、前記書込手段に
書き込みを指示する指示手段と、 前記記録媒体に記録されている期間内においてのみ前記
有料のサービス情報の取得を許容する制御手段と、 を有することを特徴とするサービス情報受信装置。 - 【請求項4】 前記各記録領域が所定の初期状態である
か否かを識別する識別手段を更に有し、この識別手段に
より前記各記録領域が所定の初期状態であると識別され
た場合に、前記指示手段は、前記書き込みを指示するこ
とを特徴とする請求項2又は3記載のサービス情報受信
装置。 - 【請求項5】 前記所定の記録領域に書き込まれている
前記期間が正しいか否かを判別する判別手段を更に有
し、前記制御手段は、この判別手段により、前記所定の
記録領域に書き込まれている前記期間が誤っていると判
別された場合に、前記有料のサービス情報の取得を禁止
する手段を更に有することを特徴とする請求項3又は4
記載のサービス情報受信装置。 - 【請求項6】 前記判別手段は、前記有料のサービス情
報を取得し得る期間を算出する本体算出手段を有し、こ
の本体算出手段により算出された期間と前記所定の記録
領域に書き込まれている期間とを比較することにより、
前記判別を行うことを特徴とする請求項5記載のサービ
ス情報受信装置。 - 【請求項7】 送信局から送信される有料のサービス情
報を受信し表示するサービス情報受信装置に着脱可能と
されている記録媒体であって、 各サービス情報受信装置に設定されている固有の識別情
報を記録するための記録領域が設けられていることを特
徴とする記録媒体。 - 【請求項8】 送信局から送信される有料のサービス情
報を受信し表示するサービス情報受信装置に着脱可能と
されている記録媒体であって、 前記有料のサービス情報を取得し得る期間を算出する算
出手段と、 この算出手段により算出された前記期間を、所定の記録
領域に書き込む書込手段と、 を有することを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02191096A JP3743810B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | サービス情報受信装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02191096A JP3743810B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | サービス情報受信装置及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200066A true JPH09200066A (ja) | 1997-07-31 |
JP3743810B2 JP3743810B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=12068255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02191096A Expired - Fee Related JP3743810B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | サービス情報受信装置及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3743810B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004061679A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Konica Minolta Holdings, Inc. | データ記録プログラム及び情報記録媒体並びにデータ記録端末、データ記録システム、データ記録方法 |
KR100817654B1 (ko) * | 2000-07-28 | 2008-03-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 디지털 방송 수신장치 및 디지털 방송 수신방법 |
JP2009140398A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 外部メモリ、携帯端末装置、プログラムのロード方法、及びソフトロードプログラム |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP02191096A patent/JP3743810B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100817654B1 (ko) * | 2000-07-28 | 2008-03-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 디지털 방송 수신장치 및 디지털 방송 수신방법 |
WO2004061679A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Konica Minolta Holdings, Inc. | データ記録プログラム及び情報記録媒体並びにデータ記録端末、データ記録システム、データ記録方法 |
JP2009140398A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 外部メモリ、携帯端末装置、プログラムのロード方法、及びソフトロードプログラム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3743810B2 (ja) | 2006-02-08 |
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